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2025/10/13

【全治療例の経過】




【いろいろな小ネタ系】
  1. 高校の文化祭、模擬店にキャッシュレス化の波 小銭管理の負担軽減
     お釣りを渡す手間も、小銭を大量に準備しとく手間も不要、お金の管理も要らないと開催側には大好評。お祭りの屋台なんかもいずれ、こうなるんだろうな。

  2. 「スマホが前提なんて…」行きつけ飲食店を失ったシニアも セルフレジに「戸惑う」
     私の行きつけの一つ、門前仲町の串屋横丁は1年くらい前にQRコード注文になりましたが、常連客から「使いにくい」という文句でもあったのか、カウンター(7割以上が常連客)は口頭注文となりました。おかげで私も安心してカウンターに座ってはホッピーセットとレバーフライなんかを注文しています。

  3. トランプ大統領、ノーベル平和賞不発に「それでも数百万人救ったので幸福」
     トラ爺様、とても殊勝なことをおっしゃられております。なんだか調子が狂っちゃうな。ジャイアンはジャイアンらしく振る舞ってほしいものです。

  4. トランプ氏は平和に尽力 「ノーベル賞委の権威失墜」―プーチン氏
     これぞロシア流の「トラをおだてて木に登らせる」作戦か。

  5. たった3万画素。撮影画像をスーファミ風ドット絵にするデジカメ
     なんと、ドット絵作成カメラ。面白いか面白くないかで言えば面白いけど、欲しいか欲しくないかと問われたら欲しくはない。
     ちなみにこの手のツール・アプリはたくさんありますね。

  6. 折りたたみキーボードでフルサイズ、しかも小さい。作家にとってこれがお外最強なヤツ【ProtoArc XK01】
     私がこれから本の原稿を書く機会があればこのキーボードは欲しいな。これと7インチくらいのAndroidタブレットがあれば原稿書きには十分でしょう。

  7. 【明日閉幕】大阪万博の象徴だった「大屋根リング」保存に問題山積。すでに腐食が始まっている部分も…財源すら「未定」
     すでに腐食が始まっている木材をどうやって保存するつもりなんでしょうか。ただでさえ、海水に囲まれて腐りやすいのに・・・。しかもここに来て、本命のIR建設に邪魔、という声も。
     そう言えば、工事費未払問題も全く解決していないぞ。多分、万博が終わったら有耶無耶にするつもりなんだろうな。さすがは維新の会、やることがエゲツナイ。

  8. 「大学は圧倒的に東大・京大だが…」ノーベル賞受賞者28人のほとんどが“地方の公立高校”出身である理由 なぜ東京の高校から“圧倒的才能”が輩出されないのか
     

  9. 「異常気象は温暖化のせい」ってホント?京大名誉教授が解説「現在の地球は氷河時代」
     地質学の定義からすると、氷河期とは地球のどこかに氷河や氷床が存在する時期、間氷期は氷河や氷床が地球上から消える時期、という感じだったかな。これからいうと、現在の地球は立派な「氷河期」です。
     でも、こういう地質学的な知識を振り回せば、「現在より温暖な時期は何度もあった」とか、「地球全体が凍りついた全球凍結も5回あった」とか、「ジュラ紀の酸素濃度は30%近かった」とか、「ペルム紀末の酸素濃度は15%前後まで低下した」とか、いくらでも数字は出てくるわけですよ。でも、そういう太古の地球の気候変動を持ち出して、「現在の地球は温暖化と言えるほどではない」と結論づけるのはおかしいと思います。わたしたちは地質学的なタイムスパンで生きているわけではなく、この数年間の異常な暑さの連続に体が変調をきたしていて、それで困っているのですから。
     「今から2億年後には大陸はまた一つになって超大陸が生まれ、超大陸内部は気温60℃を超えるので、現在は大したことはない」なんて、もはや机上の空論同様なのです。わたしたちは2億年後まで生きて困ることなんてドーデもいいけど、10年後、更に熱くなったらものすごく困るのです。北極海から氷が全て消えたのに「500万年後にはまた氷河期になって北極の氷が復活します」なんて説明されても役に立たないのです。




【医学の話題など】
  1. 厳しい“病院経営”…「何とか残してくれ」新潟県立松代病院の“入院機能”存続求め約1万6300筆の署名提出 医師会連合会は“経営危機”訴えて“緊急支援策”求める決議採択
     もともとは病床数40床の病院ですが、夜間の看護師や検査技師、医師の配置ができなくなったのかな? 人件費ばかりかかって診療報酬が追いつかなくなったか。




【今日の胸突き八丁】
日本の四季から「秋」が消滅寸前。秋物衣料が売れなくなりました

秋がないので数でこなせず

商いは数でこなせ

これまでの胸突き八丁


2025/10/12

【全治療例の経過】




【いろいろな小ネタ系】
  1. 月に約1300の新商品を発売するダイソー…業界売上シェア62%以上、消費者から圧倒的に支持されるワケ
     いつ行っても同じ物しか売っていないまいばすけっとと異なり、いつ行っても何かしら新しいものが見つかるのがダイソーですが、その商品開発の過程を紹介。面白いです。

  2. サザエさん一家にはないが野比家にはある…社会学者が指摘する「家族を持つ逃げられないリスク」
     これも面白い記事でした。「8050問題」と無縁の磯野家と、早晩「8050問題」に直面するであろう野比家。なるほどなぁ。

  3. 増殖する「ゾンビ井戸」 米シェール革命の“代償”
     アメリカでシェール革命が起きた頃、私は何度も「地下深くに大量の水と化学物質を注入して大丈夫なのか?」と書きましたが、やはり、かなりヤバいことになっているようです。そりゃ、当たり前だろ、ってな感じ。シェールオイル採掘場所から離れた場所で地震が起き、古い井戸がゾンビ化しています。

  4. トランプ氏、新型コロナとインフルのワクチン接種受ける 今年2回目の健康診断で
     あらあら、なんとトラ爺様がコロナワクチンを接種! ケネディ長官、全力で阻止してください。ワクチンなんか打ったら、トラ爺様が健康を害して自閉症になっちゃいますよ。

  5. 私たちはなぜ「運転」に甘く、タバコに厳しいのか? 「車は特別」という大勘違い! 優遇バイアスを考える
     車を必要としない東京に住んでいると、「車の横暴と横柄さ」を日々体験します。まさに、「人間様が車に遠慮しながら生きている」状態です。特に歩道橋しか横断手段がない道路では、「なんで人間様が長い階段を登り降りするんだよ。車が登れよ」と毒づきたくなります。

  6. 無料アダルト動画見ていたら…突然「登録完了」→50万円請求 国民生活センターが注意喚起
     昔のエッチ無料動画界隈はおおらかだったなぁ。

  7. 「海抜0m」「蛇行道路」に挑んだ東西線! 都心~千葉を結ぶ首都圏通勤輸送の大動脈誕生、その軌跡とは
     私は1年365日東西線を利用していますが、それは難工事の連続だったようです。東陽町駅が深い理由を初めて知りました。




【糖質制限・食の話題】
  1. 中国人が便利な「調理済み食品」を嫌うトホホな理由とは?
     糖質制限についてネットで書き始めた頃、「人間は宗教と食生活において最も保守的でとなる」ことを悟りました。日本人がコメを食べなくなることは、改宗して他の神様を拝むのと同レベルに困難らしいのです。日本人が神社を神聖視するように、日本人はコメを神聖視しています。だから、コメの販売価格がちょっとでも上がると上から下への大騒ぎになります。「コメなんて食材の一つだろう」と言ったら袋叩きです。
     この記事で紹介されている「調理済食品の拒絶」も中国4000年の歴史を持つ食習慣なのでしょう。




【今日の胸三寸】
滋賀県といえば「飛び出し坊や」

路地から坊や

口から高野

これまでの胸三寸


2025/10/11

【全治療例の経過】




「タトーの問題点 先生の見解は?」というメール。
 最悪の場合、死に至る…日本人タトゥー人口急増で医師が警鐘「多くの人が知らない施術後の2大リスク」
 

 私は「絶対にタトゥーを入れるな」と全力で阻止しますね。理由は簡単で、除去するのに金も時間もかかり、しかも醜い跡がほぼ確実に残ること。これだけでも、全力阻止する理由は十分でしょう。
 浅い墨彫りの場合はレーザーで消えることもありますが、少し深く墨が入っているとそれなりに痕は残ります。アメリカンな原色系多色彫りの場合はレーザーで消えない色があります。もちろん、保険も効かないし。
 次に、タトゥーを外科的に切除する場合ですが、これも自費診療で切除することになり、タトゥーの面積と同じ面積の皮膚腫瘍切除に準じた値段か、それ以上が請求されると思いますが、全額自費だとかなり高くなります。しかもそれに、皮膚移植の値段も追加。これが馬鹿みたいに高くなります。しかも、採皮部(背部とか臀部とか)に広範囲な傷跡が残り、これは一生消えません。また、移植皮膚も非常に醜く(一般的な感覚からすると、皮膚移植前と後でどちらがきれいと言われても答えようがないレベルの醜さ)、こちらもきれいになることは絶対にありません。
 切除後に湿潤治療で上皮化させる手もありますが、上皮化までに1年以上かかり、しかも傷跡はかなり目立ちます(皮膚移植よりはマシだけど)


【いろいろな小ネタ系】
  1. トランプ大統領ノーベル平和賞受賞ならず「自分がノーベル平和賞に最もふさわしい」主張も
     トラ爺様、「ノーベル賞が盗まれた。MAGAは盗まれたノーベル賞を奪還せよ」と命令を出しました。数年前の大統領選挙後の混乱と暴動を彷彿とさせます。
     また、スウェーデンに対し、全面報復もじさない構えで同国に対する超高関税を課す模様。

  2. ノーベル平和賞「トランプ氏にささげる」 受賞のマチャド氏投稿
     「トランプ氏に捧げる」でなく、「私はノーベル賞を辞退し、私の替わりにトランプ氏に受賞の権利を譲ります」と言ってください。世界平和のためです。

  3. 日本人の半数が“半年に1冊も本を読まない”!? 読書離れが止まらない衝撃データ
     私も最近は、美術史系の本とか物理学系・人類史系の本しか読まなくなりました。昔はあれほどむさぼり読んでいたのに、嘆かわしいものです。

  4. ガウスが日記に残した記号「△+△+△」の正体は…? フェルマーも愛した三角数のふしぎ
     こういう記事、大好きです。三角数は小学生にも理解できますが、奥が深いのです。

  5. 「陰毛ウィッグ」がロシア女性に人気沸騰中…永久脱毛で“ツルツル”はもう古い?
     ロシア人女性の間で永久脱毛が流行しすぎたための反動とか。

  6. 今年は10~11月が「蚊に刺され」のピーク! 専門家が教える予防法3選 「汗拭き」が効果的も拭く場所が間違っている!?
     7~9月は暑すぎて「蚊も飛べない」状態でした。蚊の稼ぎ時はこれからです。蚊取り線香が売れるのはこれからです。




【今日の舌先三寸】
かつて、肥満が富の象徴だった時代がありました。今は昔の物語。

体重は富裕ならず

大雄は勇ならず

これまでの舌先三寸


2025/10/10

【全治療例の経過】




 「骨折の接着剤治療」に付いてのメールです。
 Bone-02について調べました。まだ、論文にはなっていません。本当かな?というのが、現時点での感想です。
 凄い凄いと報道されているけれど、論文がない「ハートシート」のようなモノかもしれません。。
 

 このような「革命的治療」は時々発表されますが、それが実用化されたという話はほとんど聞きません。前評判を煽って投資家から金を集めてその後・・・という商売かもしれません。
 「革命的な速さで傷を治す」という治療材料や治療法は数年に一度くらいのペースで発表されますが、いつまで経っても実用化されないまま話題にも登らなくなり、そして次なる「革命的治療」が鳴り物入りで発表されます。


【いろいろな小ネタ系】
  1. 「ヒトラーも色あせるほどだ」北朝鮮代表が7年ぶり国連総会で演説 イスラエルによるガザ侵攻を批判
     北朝鮮がすごくまともなことを言っています。世界中(アメリカを除く)の国連代表が密かに喝采を贈ったんじゃないでしょうか。

  2. 温暖化で陸地の10%に山火事のリスク。被害額が大きい山火事の43%が直近10年に集中
     熱く乾燥しているんだから火災が起きやすいのも、火災が大規模化するのも当然至極の自然現象。日本でも、もともと湿度が高い傾向にある海岸沿いでも大規模山火事が起きているのですから異常事態です。

  3. ノーベル賞科学分野はゼロなぜ 美容大国・韓国の憂鬱
     10月6日に始まる「ノーベル週間」はお隣韓国では「憂鬱な1週間」となります。短期的成果を求める姿勢と、粘り強い基礎研究に重きを置くノーベル賞は水と油かも。

  4. 「えっ…!?」昭和生まれに対する “とんでもない誤解” がSNSで拡散…!? あす【昭和100年10月10日】で浮き彫りに
     令和世代からすると、昭和時代は戦争、焼け跡闇市、リンゴの唄、貧乏人は麦を食え・・・という時代なんです。ちなみに私の息子も「ぎりぎり昭和生まれ」だったかな。

  5. トウモロコシが悲鳴を上げると豆が害虫駆除の昆虫軍団を呼ぶと判明
     とうもろこしのはを食料とするヨトウガの幼虫が来ると、とうもろこしの隣のマメ科植物がヨトウガ幼虫寄生蜂を呼び寄せていた、という研究。自然はすごいのだ。




【糖質制限・食の話題】
  1. そろそろ「学校給食」は限界ではないか…“宗教”や“食物アレルギー”への対応を回避するアメリカではポピュラーな“方法”とは
     これほど食物アレルギーが増えてきたら、全ての子どものアレルギーに学校側で対応するのは現実的に不可能です。カフェテリア方式が正解かどうかはまた別の話ですが、食事も教育もしつけも何でもかんでも学校に丸投げってのはもう無理っしょ。




【今日の仏頂面】

学びても意図分からず、教えても意図汲めず

学びて厭わず誨えて倦まず

これまでの仏頂面


2025/10/09

【全治療例の経過】




【いろいろな小ネタ系】
  1. トランプ氏とグレタさんの対立再燃 「怒りの制御を」「あなたも」
     トラ爺さまに怒りの制御させるのは、3歳児に『失われし時を求めて』を読み聞かせるより難しい。

  2. 高市氏が総理就任しても“土俵は女人禁制?”相撲ファンの疑問続出…相撲協会は「何も分からない」不明瞭回答
     「女を土俵に上げない」という角界の伝統を死守するため、日本相撲協会は来場所から「優勝力士を決めない」という対策を検討中。小学校の運動会の「順位を決めない徒競走」を参考にしたもので、具体的には全ての取り組みを同体として勝敗を決めず、その結果として優勝力士も存在しなければ優勝力士の表彰もない、となる模様。

  3. 竹由来のプラスチックは高強度なのに50日で土に還る
     日本各地で厄介者となっている竹の有効利用になるか? 「土に埋めると自然に分解される」ということですが、大気中では強度を保つのかな?

  4. 園長の狂気で復活した旭山動物園の復活ストーリーをずんだもんで再現してみた
     これを「狂気」と呼ぶのが適切かどうか怪しいですが、内容は極めて感動的。既成概念にとらわれずんk動物園再生にかけた園長の粘り強さと信念の強さに胸が熱くなります。周囲の職員からすれば「狂った園長」に見えたんだろうな。

  5. ちくわ40本分のもちふわ「おひるねちくわクッション」発売 - 紀文のロングセラー商品を完全再現
     紀文と言えば糖質セイゲニストにとっては「糖質0g麺の紀文」ですが、お昼寝用に欲しいかも。

  6. メキシコからアメリカへの不法越境者、過去50年以上で最も低い水準に
     不法越境者が激減しているのにフェンタニルの流通量がむしろ増加しているのはなぜか。理由は簡単で、普通のアメリカ人旅行客がメキシコ旅行の帰りに持ち込んでいるから。つまり、正規のルート、正規の手段で国境を超えている人々が運んでいるんですね。

  7. “天国行き”狙い?トランプの善人アピールにネット「手遅れ」
     大丈夫です。トラ爺様はアメリカを神の国に導いた聖人として崇め奉られることになるでしょう。もうすでに、天国行きの特別機のファーストクラスのチケットが用意されていますので、いつ死んでも大丈夫ですよ。

  8. 韓国、政府のオンラインストレージが火災で焼失 8年分の業務資料858TBが消滅か バックアップなく「気が遠くなる」 現地報道
     政府職員が利用する業務用クラウドストレージのバッテリー交換をバイト君に任せただけなのに858TBの業務資料が燃えちゃいました。しかもバックアップなし!




【医学の話題など】
  1. 骨折部に注射してたった3分で固定可能! 中国で革命的な接着剤が開発され大注目
     骨折部位に注入すると3分で骨がくっついちゃう、という夢のようなお話。すでに150例の臨床例があるとのことですが、外固定とか要らないの? 骨折部位の上下にある筋肉の動きで外れないの? 元論文を誰か読んでください。




【今日の野暮天】
ブダイの干物を作っていたらトビにかっさらっていきやがった

塩水のブダイに鳶舞い降りる

清水の舞台から飛び降りる

これまでの野暮天


2025/10/08

【全治療例の経過】




【いろいろな小ネタ系】
  1. 土中に埋まる「コスパ抜群栄養源」で肉の味を覚える…木の実で満足できない「グルメ化グマ」が大量発生するワケ
     「森のくまさんたちは森でドングリが不作のため、お腹をすかして里に降りてきているのです。だから、森にどんぐりの実を撒けばくまさんたちは森に帰っていきます」・・・ってなメルヘン系自然保護愛好家の皆様の考えがいかに現実を無視したものかを教えてくれる記事。
     言われてみれば当然のことで、ドングリしか食べるものがないから選択の余地なくドングリを食べていただけのことで、畑に柔らかくて美味しい野菜がたくさん植えられていればドングリに見向きもせずに野菜をパクパクするし、渋柿と甘柿を並べたら甘柿を選ぶし、はちみつよりバニラアイスクリームを好むのは当たり前です。同様に、消化にエネルギーが必要な植物食より、食べればすぐに消化吸収される蛋白質と脂質のほうが脂肪蓄積には手っ取り早いし、余計なエネルギーもかかりません。
     クマは雑食とは言え、分類上は哺乳綱食肉目クマ科、つまり御先祖様は肉食獣であり、消化管の構造は基本的には肉食動物であって牛などの草食動物とは似ても似つかぬ構造をしています。だから、肉や脂肪は効率よく接種できます。要するに、クマはドングリ食に最適化された生物ではないのです。

  2. “セクハラ” に揺れる南城市 市議会解散は古謝市長の正当な権限か、乱用か…市議選に2000万円超は税金の無駄? 専門家が語る「制度の想定外」
     東海地方にも「市長暴走解散」がありましたね。この記事にもあるように、議会解散は確かに法律で定められたものだけど、法律制定当初はこういうムチャクチャでお馬鹿な使い方をする市長が登場するなんて想定の範囲外だったんですよ。あの「ラブホ市長」だって「そんなに私をいじめるなら議会解散よ!」と言い出さないとも限りません。
     ヒトがどんどん愚かになっているんだから、それに合わせて法律も変えていく必要があるんでしょう。

  3. 「ここまで露骨にやるのか」副総裁も幹事長も総務会長も「麻生派」 “解党的出直し”掲げる中「派閥政治の回帰」と批判の声 高市・新執行部始動
     第二次麻生内閣、ということでよろしいかと。

  4. 旧さくら野百貨店、来月からようやく解体 仙台駅前で8年手つかず
     仙台駅のペデストリアンデッキを降りて徒歩20秒という超一等地にありながら、長らく幽霊ビルだった巨大な建物が、ようやく解体されることになりそうです。その前身は丸光デパートでしたっけ?

  5. 「トランプとマスクをまとめて宇宙に打ち上げたい」著名な霊長類学者の生前の言葉、亡くなった後に公開される
     アメリカ中の科学者が激しく同意!

  6. ウクライナ戦線でトヨタ「ランドクルーザー」が脚光を浴びる意外な理由 物資の限られた戦場では「戦車より使い勝手がいい」と評価されることも
     乗り心地はベストじゃないけど、とにかく丈夫で頑丈で故障知らずで、故障しても修理が容易。突発事故が多い戦場では、特殊部品の塊である戦車より頼もしい相棒です。

  7. 米国産アルコール飲料のボイコット、バーボン含む米蒸留酒輸出を直撃
     トラ様はアルコール類を一切嗜まれない聖者・仙人ですから、アルコール産業については考えが及ばなかったのでしょう。もしかしたら、「アルコール産業は神の国アメリカにふさわしくない」とお考えなのかも。

  8. ふるさと創生資金活用し8000万円で整備した中之島天文台、来場者なく維持費に年130万円 財政難の十島村は廃止検討
     懐かしいなぁ、ふるさと創生事業。竹下内閣(DAIGO様のお祖父様にあらせられます)が1988年から翌年にかけて、日本全国の全市町村にそれぞれ1億円をばら撒いたというそれはそれはバブリーな時代の政策でございました。それで金塊を買ったり、要りもしないハコモノを作ったりしたものです。あの頃は景気が良かったなぁ。
     「ふるさと創生事業の35年後」という検証番組を作って欲しいです。




【今日の意馬心猿】

嫌な気で暗いっす

柳で暮らせ

これまでの意馬心猿


2025/10/07

【全治療例の経過】




【いろいろな小ネタ系】
  1. 論文の「撤回」10年で5倍超 中国が桁違いに多く米国・インドが次ぐ 日本では1人が100本以上撤回で全体数を押し上げ 文部科学省 科学技術・学術政策研究所
     本来のEBMの考えや思想が忘れられて、現在では「論文がある=エビデンスがある」と捉える医者が大多数となりましたが、「論文=エビデンス」の根幹を揺るがす研究結果です。デヴィッド・サケットが嘆いています。
     そういえば、サケット先生の名前を見ることがすっかりなくなったな。お元気でしょうか。

  2. EVシフトを凍らせる「寒波」の呪い! 中国293都市の冷厳データが暴く、冬季1回で販売「10.1%減」の衝撃
     「温暖化すれば寒冷に弱いEVの天下になる」かと思われましたが、温暖化のために極渦の流れが乱れ、それに連動して偏西風も大きく蛇行するようになったため、極寒と暖冬が交互に襲ってくる事態となりました。その結果、中国でEVが売れなくなったとさ。

  3. 「麻生政権ではないか」「派閥政治に逆戻り」冷ややかな声も…高市新執行部発足へ
     現時点では、「麻生総理 & 高市副総理」という感じです。派閥は強し!

  4. 「アメリカ中の家族が崩壊」“ゾンビタウン”生んだフェンタニル超えるニタゼンがアメリカを蝕む…日本にもリスクが
     なぜアメリカはこれほどまでに薬剤依存社会になったのか、という歴史的経緯については様々な解説動画がありますが、理由の一つは昔からこの国では、「病気になったら薬を買って自分で治す」のが社会常識になったから、ということがあります。そういえば、『遥かなるセントラルパーク』というアメリカ横断ウルトラマラソンを描いた傑作小説がありますが、大不況時代のアメリカの「怪しげな薬売り」がドクターと名乗って商売していた様子が生き生きと描かれています。
     そして、医療費が高すぎて普通の人は医者にかかれない、という医療保険の脆弱さも「病気になったら薬局で薬を買って自分で治す」習慣を後押しします。その「薬屋で売っている薬」の中に、鎮痛剤や麻酔系の薬剤が加わっただけです。
     ということはトラ様には悪いけど、合成麻薬の取締やアメリカ国内への流入を断ち切ろうとしてもほとんど効果がないと思われます。「原因と結果」で言えば、麻薬流入は「原因」でなく「結果」だからです。

  5. プーチンが頭を抱える姿が目に浮かぶ…「ソ連崩壊直後に逆戻り」小麦と中国車を"物々交換"するロシアの窮状
     戦時経済状態がずっと続いているロシアでは、民生部門の生産を全て打ち切って軍需産業に全振りしているらしいと言われていますが、やはり無理に無理を重ねているようです。ルーブルの信用がなくなれば物々交換しか貿易の決済手段がなくなります。

  6. ガーディアン紙が警鐘「トランプ2.0時代」は『愚かさの制度化』が進行中 AI全盛でも試されるのは人間の想像力
     方やアメリカは「愚かさの時代」に。




【医学の話題など】
  1. 「本当に怖いのは“がん”ではなく、“がん治療”なのではないか」和田秀樹医師の主張 がんとの共存共栄は可能、無理に闘わず楽しく過ごすことも選択肢
     とりあえず私は、健康診断を受けたこともなければ、病院を受診したこともほとんどありません。血液検査も受けていないし、レントゲンを撮ることもなし。だから、ガンが見つかることもないし、抗がん剤治療も放射線治療も受ける心配もありません。




【今日の威風堂々】
フジバカマは今や絶滅危惧種です。これを食草とするアサギマダラも風前の灯。残念なことです

荒野のフジバカマ

紺屋の白袴

これまでの威風堂


2025/10/06

【全治療例の経過】




Fire HDについてのメールです。情報、ありがとうございます。
 2021年のセールで8 Plusを8,900円弱、それとワイヤレス充電対応スタンド(これが意外と高かったけど)買って使ってます。Microsoft365に課金しているので、Office(主にExcelですが)製品が動くので、雛形をPCで作って入力だけという運用で重宝しています。スタンドで充電中はEchoモードでAlexa使えるし。8 Plusが8,000円なら間違いなく買いでしたけど、Plus無くなっちゃったみたいだし。無印HD 8でも買いだと思います。7のバッテリー交換代と思えば。
 
 ううむ、一気に購入に傾いてきたぞ。


【いろいろな小ネタ系】
  1. 「仕事早すぎ」高市早苗新総裁誕生→当日に“いらすとや”新作更新 ネット驚き「一目でわかる」「相変わらず爆速」
     毒も風刺も悪意もない極めてシンプルな絵柄なのに、日本人100人に見せたら100人が「これは高市姫様でしょう?」って答えるでしょう。

  2. ガザの病院はなぜ2度爆撃されたのか 覆されたイスラエル軍の主張
     殺戮するのが楽しくて楽しくてしょうがないユダヤの皆様。

  3. 3つの宗教が集まった理由!聖地「エルサレム」の起源と歴史
     ユダヤ民族の誕生から現在までを、エルサレムという都市を通して語り尽くす秀逸な歴史動画解説。アラブ民族とユダヤ民族が共存するか戦争するかは、結局はイスラエルの政治指導者次第だったようです。オスロ合意の頃が懐かしいです。

  4. トランプ氏「平和賞」は望み薄? ノーベル各賞、6日から発表―ノルウェー
     ノーベル賞の選考過程は長期間にわたって行われていますから、ぽっと出のトラ様はそもそも候補にすら上がっていないはず。
     というわけで、10月10日のノーベル平和賞発表当日、自分の名前が呼ばれないと知ったトラ様はキレまくりだろうなぁ。「ノーベル平和賞は武力で勝ち取るものだ」とか言い出して、ノルウェーに宣戦布告するんじゃないだろうな。

  5. 30代女性とAI「ウィルソン」の不思議な関係 1日6時間会話し「バカなの? イライラする!」となじっても「ベストフレンド」
     「自分が求める言葉だけを返してくれる」って、占い師と同じテクニックだな。「良薬口に苦し/忠言耳に逆らう」と対極の存在。

  6. 高市氏の「WLB捨てる」発言 過労死遺族は驚き「影響力考えて」
     史上初の「仕事をしすぎて過労死した総理大臣」を目指しておられるようです。

  7. 日本の信者に献金を求める懸念も…旧統一教会 「韓鶴子総裁」逮捕で″これから日本で起きること″
     「韓鶴子総裁の保釈に多額の現金が必要です」と信者から金を巻き上げる詐欺がありそう。

  8. 【日本初のタワマン】埼玉「与野ハウス」、築50年でヒビだらけでも「建て替え」ができない「地獄のような現状」
     築50年か。インフラ系はボロボロだろうし、21階建てだと外装の修繕だけでも大変です。高齢者が多いので、「あと10年住めればいいです」という高齢者も多そう。

  9. 「先祖の墓参り=日本の伝統」は大間違い…江戸時代になるまで「遺体を埋めたら終了」だった民俗学的理由
     昨年1月に妻が急死しましたが、なぜかその頃から「お墓問題」系の記事が多くなりました。ちなみに私は、「お墓は要らない」派です。




【今日の塗炭の苦しみ】

伊万里の子豚

イベリコ豚

これまでの塗炭の苦しみ


2025/10/05

【全治療例の経過】




【いろいろな小ネタ系】
  1. Fire HD 8タブレットが50%OFF、間違いなくマストバイです #Amazonプライム感謝祭
     Fire HDの完全Android化の噂が流れている中、もしかしたらこれが「最後の投げ売りセール」? 3GB/32GB、800×1280だけど7,999円はやはり破格です。私が現在使っているFire7よりRAMが多いんだよ。ちょっと欲しいかも。どうしようかなぁ~。でも、Fire7で事足りているしなぁ~。

  2. トランプ大統領、「戦艦を復活させたい」と語る
     どうやら、トラ様の歴史認識は1970~1980年ころで停止しているようです。軍事素人でもわかるけど、現在の戦争は戦艦の時代じゃないよね。

  3. トランプ氏の顔を1ドル硬貨に 米財務省が計画、法律違反の指摘も トランプ氏が「死亡する必要」
     トラ様、ますます治外法権化。

  4. もし「高市総理」なら…どうなる大相撲の大臣杯「土俵は女人禁制」問題
     ・・・というわけで、高市総理誕生と相成った次第ですが、11月の九州場所で総理大臣杯は誰が渡すのか、今からワクワクしています。もしも総理大臣が総理大臣杯を手渡せないとなると、海外メディアが「女性蔑視の国 日本」と大騒ぎしそう。

  5. 悠仁さまの成年式を機に海外メディアが相次いで“男性しか継承できない”日本の現行制度を不可解だと指摘 皇位継承から除外されている愛子さまの存在もクローズアップ
     ・・・となると、当然のことながら、海外メディアはこのお方にも注目する次第と相成ります。

  6. 「0800」からの電話、なぜ出ない人が増えている?「080」との違いと迷惑電話への対策まとめ
     皆様、よくご存知と思いますが、0800には出ちゃダメ。




【糖質制限・食の話題】
  1. 野生のチンパンジーは1日に「ビール1杯分のアルコール」を摂取しているとの研究結果
     ヒトがアルコール大好きになった起源か、という研究。となると、よりヒトに近いと考えられているボノボはどうなんだろうか。チンパンジー同様、アルコールを嗜んでいたりして・・・。




【医学の話題など】
  1. 【危険】健康情報を拡散する元東大病院の医師→実は生成AIで作成したニセモノ⁉動画内では漢字の読み間違いも多発…その驚きの目的とは?
     コロッと騙される人がいるんだろうな。




【ミニエッセイ】
 引っ越しの準備でいろんな物を捨てまくっていますが、ついにテレビも廃棄しました。これでNHK受信料ともおさらばです。ああ、スッキリした!




【今日の粘り腰】

自供自白

自縄自縛

これまでの粘り腰


2025/10/04

【全治療例の経過】




 「先日読んだ本」というメールです。
 昨日でご開業8周年(9年目突入)だったでしょうか?
 先日、図書館で借りて読んだ本(患者が知らない開業医の本音:千葉大松永正訓先生著書)に夏井先生の事が載っておりましたので懐かしく思い出しました。
 



【いろいろな小ネタ系】
  1. イスラム教の「ハラル」を自治体が強要してはいけない
     とても面白い分析記事。
     キリスト教は大雑把に言って、[初期は社会の文盲率が高いため教義はラテン語が読める聖職者が独占]⇒[グーテンベルグの活版印刷で聖書が大量の印刷されて識字率が上がる]⇒[聖書と聖職者の言動が一致しないことが顕に]⇒[聖書だけを信じよ、とプロテスタントが誕生]⇒[プロテスタント vs カトリックの宗教戦争]⇒[350年かかった両者は共存する知恵をつけて抗争終焉]・・・という歴史を辿っていますが、イスラム教の場合、インターネットがグーテンベルグ活版印刷に相当し、誰もがコーランを読めるようになり、その結果としてコーランのみを金科玉条とする原理主義が台頭した、と解釈できます。つまり、プロテスタントに相当するのが原理主義です。そういえば、プロテスタントも成立初期は極めて好戦的で、カトリックを殲滅するためには手段を選ばず、なんて喚き立てていましたね。

     この記事にもあるように、イスラム教はキリスト教の500年遅れで同じ道を辿っているように見えます。つまり、「伝統的なムスリム vs 原理主義」の抗争が落ち着くまであと150年くらいかかる・・・と。それまでは、決して他の宗教も他の文化も受け入れない/受け入れることができない原理主義が、異文化/異宗教に対して「我々の神だけを信じよ。信じなければ殺す」という態度を取り続けるんでしょう。原理主義ってのは、それ以外の選択肢を最初から否定していますから。

     そういえば、初期には超戦闘的で先鋭化していたプロテスタントも、次第に疲れてきたのか穏健化路線に方向転換して、やがて「カトリックを気にしない」と考えを変えて共存の道を歩むわけですが、そうなると、そういう穏健路線が許せないピュアな原理主義者はより先鋭的/排他的になって「正教徒」を名乗るわけですが、彼らはドイツを追い出され、なんとかたどり着いた先のイギリスでも迫害され、居場所がなくなって新大陸を目指すわけです。その結果できたのがアメリカ。要するに「原理主義者の安住の地」ですね。そう考えると、異なった考えを殲滅することしか考えないトラ様ってのは、実は清教徒の正当/正統な後継者と言えなくもないです。

  2. 「違法では?」トランプ大統領の18歳孫娘めぐり物議…ホワイトハウス内で自身立ち上げのアパレルブランドのPR写真撮影
     トラ様御一家は治外法権です。アメリカの法律は適応されません。トラ様と御一家は法律を超越した絶対神だからです。

  3. 自身の裁判を念頭に置いた?韓国大統領、検察に激怒「1審無罪、2審有罪。逆なら無罪ではないか、運次第だ」
     皆様御存知の通り、現在の韓国の大統領閣下は公職選挙法違反で1審では有罪、2審では無罪、そして最高裁では逆転有罪となり確定しています。おそらく大統領は、司法の独立とか三権分立の意味がわかっていないようです。
     まぁ、犯罪者でも大統領になれる自由の国、という言い方もできるけどね。

  4. なぜAIが黙り込む?『トランプ 認知症』検索に異変
     生成AIは国家機密をバラしてはいけないのだ。そういう生成AI自らの自己規制ですね。さすがは生成AI様です。

  5. トランプ氏の国名混同を欧州首脳らが冗談に アルバニア首相「まだ和平を祝ってもらっていない」
     やはり認知症か?
     もちろん、固有名詞が咄嗟に出てこないことは高齢おじいちゃんでは珍しいことではありませんが、いやしくも大統領様なんだから、国名くらいは正確に言えるようにしとこうね。

  6. 田久保市長、会見後の衝撃“イジワル”投稿に「されてるのは市民」猛批判
     ところで、あの「19.2秒ちら見せ東洋大学卒業証書」はどうなったのでしょうか? 御本人はすっかり忘れてしまっているようです。トラ様と同じ認知症かな?

  7. 農家が「ジャムの加工販売」安易にすべきでない訳
     これも、記事タイトルから自分で答えを出してから答え合わせとして記事を読んだほうが面白いです。
     要するに、売り手側の都合に合わせて商品開発するな、ってことです。

  8. 金色のトランプ像再び現れる 米政府機関の一部閉鎖のなか
     予算不成立による政府機関の閉鎖も悪いことばかりじゃなさそうです。嗚呼、仲良きことは美しき哉。

  9. チタン×トゥールビヨンの贅沢仕様だけど手が届きます。ドイツ製「WALDHOFF」に新作登場
     ブルーのフルスケルトン・トゥールビヨン、格好いいなぁ。欲しいなぁ。どっかの竹藪に20万円落ちていないかなぁ~。

  10. 14歳以下で妊娠する少女が急増、カトリック信仰の厚い国が陥る社会的緊急事態
     宗教、特に一神教とか絶対神とか唯一神が絡むと碌なことがないことがよくわかります。

  11. 「老後が怖い」…韓国で“無料食堂”に並ぶ高齢者が語ったリアルすぎる本音
     明日は我が身・・・か。




【糖質制限・食の話題】
  1. 「フツーの人」と「デブ」の食意識の違いをイラストで可視化 あなたはどっち?
     私は食欲的には「フツーの人」であることが判明しました。




【ミニエッセイ】
 先日、「足を擦りむいたのでChatGPTで治療法を調べたら【消毒して乾燥させる】とあったのでそのとおりにしてみたが、いつまでも治らない」、という患者さんが受診されました。「ChatGPTは常に最新の正しい情報を教えてくれる」と信じています、とのことだった。
 要するに、ChatGPT様がいくら超高性能のコンピュータであっても、世界のありとあらゆる教科書や論文、学会の治療ガイドラインを全てお勉強したとしても、そこで得られる知識は「傷は消毒して乾燥」なんですね。それが多数派の考えだからです。要するに、ChatGPTは「多数派の考え」を要約してくれるだけです。多数派が正しければ正しい答えを教えてくれますが、多数派が間違っていれば間違った答えを教えてくれます。
 この患者さんのように、ChatGPTに全面の信頼をおいている人は少なくないと思いますが、ChatGPTは「教科書通り・ガイドライン通りの答えしか知らない」ことは予め知っておいたほうが良さそうです。
 教科書の知識がほぼ永遠に正しいのは基礎物理と基礎化学、そして基礎生物学の世界だけであり、医学においては治療ガイドラインは10年くらいの頻度で全面書き換えされています。つまり、「医学の正しさ」の寿命はせいぜい10~30年くらいです。そこが基礎物理や基礎化学と異なっています。




【今日の豪奢】
石田禮助(第5代国鉄総裁)の生涯を描いた城山三郎の小説

粗相して邪魔だが気にしない

粗にして野だが卑でない

これまでの豪奢


2025/10/03

【全治療例の経過】




【いろいろな小ネタ系】
  1. 「子供がSNS中毒」、アメリカで事業者提訴1961件…「たばこ産業の手法取り入れている」
     大儲けするためには「それなしではいられない」という中毒患者を大量に作ることが重要。そのために最も有効なのが、子どものうちから中毒者にしてしまうこと。
     かつて、欧米での宣伝が禁止されたフィリップモリスが東南アジアでの宣伝に切り替えたのは有名な話です。そのため、東南アジアでは10代前から喫煙するのが大流行しました。SNSもそれと同じっすね。頭が良い業界です。
     中毒者は「自分が中毒である」ことはなかなか自覚できません。それにつけ込むわけです。

  2. 山形市の山寺の岩窟にサルが侵入し発見された大量の木札 江戸時代に作成された10万点 国内最多
     「サル、山寺、仏教の経文」という三題噺めいたニュース。仏教に深く帰依した山寺のサルが、ヒトに仏教の教えを広めるために山寺に残された資料をヒトに知らしめた、ということらしいです。
     ちなみに、山寺(宝珠山立石寺)は登山口から奥之院まで1時間ほど石造りの階段を登り続けなければたどり着けませんが、たどり着いたものしか目にできない絶景が素晴らしいです。

  3. 全住戸24時間楽器可の防音マンション  ピアノの音を雪降るレベルに
     楽器演奏家やレスナーにとってはまさに夢のようなマンション。ライブハウスのメッカ、下北沢も徒歩圏内なので需要はありそう。

  4. まさかの理由で中止「よこすか開国花火大会」トレンドに「まじいい加減にしてほしい」SNS嘆く
     数日前から報じられている「アメリカ共和党と民主党の対立から予算案が通らず、政府機関が続続と閉鎖」の一環として、横須賀の花火大会も中止された、ってことらしいです。

  5. 「本好きの子どもの学力は明らかに高い」調査が明らかにした読書の効果
     せめて自分の孫だけは、本が読める子、本を読むのが好きな子に育ってほしいと思っています。そして、私が死んだ後、本棚に古ぼけた新書を見つけ出し、「これっておじいちゃんが書いたの?」と息子に尋ねる・・・なんて事があったら嬉しいな。
     これは死後の楽しみとして取っておきましょう。

  6. 「無言の帰宅」の意味を誤解してしまう人が増えたのは何故か…SNSでコミュニケーションが崩壊した”本当の理由”と馬鹿にされないために”必須な能力”
     そして、「無言の帰宅」の意味を正しく理解できる子ども・大人に育って欲しい。

  7. ピアニストの「タッチ」で音色が変わる 100年の謎をソニーCSLらが科学的解明
     昔のピアニストにはウィルヘルム・ケンプなどは鼻濁音のような音と独特の歌い回しが魅力でしたが、その音色の秘密がついに解き明かされたようです。納得の内容。

  8. W杯開催都市を変更するというトランプ大統領にFIFA「それは我々の権限」
     民主党支持者の多い都市でのワールドカップ開催は認めない、といきまくトラ様を、TIFA様が「喝!」。トラ様、TIFAに関税を課すと脅しをかける模様。

  9. 「ファック・トランプ!」と叫んだ男性を警備隊が追走→シカゴの街で撮影された映像に、「何の罪で逮捕するつもり?」
     ついにアメリカは、「トランプのアホ」ということも許されない世界になりました。冷戦時代のソビエト、プーさん時代の中国と同じレベルです。




【医学の話題など】
  1. 国立大学病院“過去最悪”赤字へ 昨年度を大幅に超える見通し
     毎年のように安い方に見直される診療報酬。しかも、連日進む物価高。真面目に保険診療している病院は潰れるしかありません。そのうち、日本から「保険診療をする病院」が消えて、自費診療の美容外科と美容皮膚科だけになっちゃうんじゃないの?




【今日の瀟洒】

コネを止めれば穀潰しが青ざめる

猫が肥えれば鰹節が痩せる

これまでの瀟洒


2025/10/02

【全治療例の経過】




【いろいろな小ネタ系】
  1. ノーベル平和賞「絶対ない」 トランプ氏、不満表明
     ある意味、毎日毎日「ノーベル平和賞が欲しいよぉ。死んでもいいからノーベル平和賞が欲しいよぉ!」と言い続けるトラ様の底しれぬパワーは見習いたいものです。

  2. 米政権、16州への80億ドルの気候関連資金打ち切りへ=予算局長
     「アメリカに気候変動も異常気象も温暖化も起きていない」と高らかに宣言する我らがトラ様。気象学の専門家はそろそろアメリカから逃げ出した方がいいと思うよ。いずれトラ様は、気候変動の研究者の逮捕に踏み切るんじゃないでしょうか。

  3. 大阪万博“逃げ切り閉幕”を許すな! パビリオン工事費「未払い問題」に主催者ソッポの非情
     工事未払金を万博事務所が肩代わりしてせっかくの黒字が吹っ飛んで赤字になることを恐れている模様。何しろこの万博、黒字化することが最大の目的ですから。

  4. 東京モノレール“新愛称”にSNS賛否「何とも良い味」「東京さくらトラムとE電の轍を…」
     「東京パノラマライン」・・・か。ちょっと、というかかなり微妙。
     パノラマラインというと、ニセコとか嬬恋とかにありますが(秋田の寒風山パノラマライン、ってやつもあったな)、これらの「パノラマ」感が東京モノレールには全然ないんだよな。

  5. まるで赤狩り!トランプの左派弾圧指令でアメリカはさらに危険な国になる
     1950年代の赤狩りを率いたのは共和党議員のマッカーシーで、当時の大統領のトルーマンはその活動を黙認していましたが、21世紀の赤狩りを主導するのはなんと大統領閣下御本人。
     ちなみに、前回のマッカーシー旋風は1950年2月に始まり、1954年12月までの4年半以上も続きましたが、この4年半はまさに狂気の世界でした。現在のアメリカは、大統領閣下が自ら、アメリカを狂気の世界に引きずり込もうとしています。

  6. プーチンですら想定外…ロシアが「2年連続の大増税」、戦費が足りないのに戦争をやめられない政権の末期症状
     ロシア人民はロシア革命以前は農奴として搾取されまくり、ソビエト連邦時代の後半は耐乏生活に次ぐ耐乏生活でした。そのため、ロシア人は「世界一窮乏生活に強い国民」と言われています。だから、全くのモーマンタイ。

  7. イランは「世界で最も深刻な地盤沈下スポット」のひとつになっているとの研究結果
     もちろん、原因は地下水の汲み上げ。以前にも書いたように、地下水(帯水層)は非常に長い年月(アメリカ中西部のオガララ帯水層は100万年かかった形成された)をかけて形成されたもので、有限資源です。だから、使えばなくなります。




【今日の瀟洒】
ガザのイスラエル人

無限の蹂躙

無限の住人

これまでの瀟洒


2025/10/01

【全治療例の経過】




【いろいろな小ネタ系】
  1. トランプ氏、民主党幹部の偽動画を投稿 人種差別的内容に「正気を失っている」と批判
     この「聖なる爺さま」に良識とか節制を理解させるのは、ラクダをナノチューブに通すより難しい。

  2. 世界初、キノコで動く水なしトイレ「MycoToilet」を開発【画像あり】
     きのこなどの菌類は樹木のリグニンさえ分解できる「分解の帝王」ですが、もちろん、人の排泄物を分解するなんざ朝飯前。細菌や微生物に分解してもらうより効率的かも。

  3. 「死ぬにも死ねない」“火葬料高騰”東京23区は9万円…今年度中に実態調査へ
     東京都にお住いの方は今は死ぬ時期じゃないです。今死んだら火葬場代で丸損です。もうちょっと粘れば値下げされるかも。それまで死なないように頑張りましょう。

  4. なぜトランプ氏は「タイレノールが自閉症の原因」と発言したのか?専門家報酬、訴訟、SNS…科学的根拠なき主張の裏側を徹底解剖
     自閉症ビジネス、自閉症訴訟ビジネスの臭いがプンプン。無理を通せば道理が引っ込み、妄想を通せば科学が引っ込みます。

  5. アラスカに突然現れた新しい島「プロウノブ」 ─ 氷河後退が示す不吉な“兆候”
     どうやら、氷河の消失によってそれまで地続きのように見えた島が陸地から切り離された形となり、新しい島として姿を表した・・・というかなりヤバイ話題。
     また、アラスカでは川がオレンジ色に変色。こちらは、永久凍土に含まれていた硫化物が凍土融解で水や酸素と接触して金属が溶出したためとのこと。こちらも嬉しくないニュースです。

  6. 「自分の遺骨は拾えない」高齢化日本の現実 身寄りなき死…参列者ゼロ葬儀が次々と
     連れ合いも子どももなく、兄弟や親戚は遠くに住んでいて長年疎遠・・・な~んて高齢者は少なくないです。まぁ、死ぬ時は誰でも一人。




【糖質制限・食の話題】
  1. 【ゆっくり解説】人類を中毒にした炭酸飲料…「コーラ」はなぜここまで広まったのか?を解説/進化が決めた味覚の罠…砂糖・カフェイン・炭酸が脳をハックするメカニズムとは
     砂糖と炭酸とカフェインがドーパミンをドバドバと出し、香料そのものも人を虜にし、「コーラは爽やかな青春の味」という巧妙な宣伝戦略がさらなるコーラ中毒者を生んでいることを解説する動画。

  2. スーパーで買って生のまま食べるだけ…糖尿病専門医が教える「糖質の心配ゼロ、老化を予防する最強食材」
     

  3. 【マーガリン vs バター】食べるプラスチックだと言われる理由【ずんだもん&ゆっくり解説】
     糖質制限が人口に膾炙し始めた頃にこの「マーガリンは食べるプラスチック」という言葉が盛んに使われていました。どうやらこれは「plastic」を形容詞でなく名詞として翻訳した誤訳が原因だったようです。というわけで、私は超お高いバターではなく、マーガリン派です。




【今日の絵空事】

イワシのバーガー

イワンの馬鹿

これまでの絵空事


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