• 　「口内炎」についてのメールです。
  
  　口内炎に関して自分の経験ですが、以前は頻回に口内炎ができ、またほっぺや口唇を噛めば必ず出来て、５日間位は痛みで苦しんだものですが、糖質制限を初めて以来２年４ヶ月間、今日まで一度もできず、何度も口唇も噛みましたがそれでもできません。快適な日々を過ごしています。口腔ケアは、歯磨き粉なし歯ブラシ以外特に変わったことはしていません。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-05.htm#0530-09:30-1）

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• 　「口内炎」についてのメールです。
  
  　口内炎については、以前NHKのためしてガッテンで取り上げられていました。そちらのサイトを参照されると理由が詳しく書かれています。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-05.htm#0530-09:30-2）

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【08:00】

• 　口内炎についてのメールをいただきました。
  　内科医です。お聞きしたいのですが、経験として、繰り返していた口内炎が、リステリントータルケア（紫いろのもの）をつかうことにより治りが良くなった気がするのと、再発がへり、このごろはほっぺをかんでも口内炎ができなくなりました。きずの消毒はしないほうがいいということで実践していますが、これはどう説明したらいいでしょうか？
  　私はこういう経験はありませんが，皆様はいかがでしょうか。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-05.htm#0531-08:00-1）

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• 　「AGA(男性型脱毛症）」についてのメールです。
  
  　昨日北里大学薬学部の講義で【活性酸素から身を守るために　ヴィタミンEとセレン】を中心に、土壌にセレン（セレニュウム）必須微量元素（Se) が少ない地方には「禿げ」が異状に多いと中国の例が写真で～偶然にも、、。セレンは同時にヴィタミンEと一緒に摂取するとより効果的と言う事でした。
  　又、不妊症もこのセレンとヴィタミンEの欠乏が精子が少ない、女性も妊娠にはV・Eと言う事でした。私も初めての妊娠の際にV・Eが重要と言われました。
  　実際このセレンが添加された飲料水飲んだら、講義の博士は下痢をしたそうです、理由はセレン以外に汚染もあり得たかもと、。今は逆にセレンを土壌に添加し過ぎて問題だそうです。
  　講義の後に、セレンの体内濃度が血中か尿で分かるのかと聞いたら、キットを作ろうとしているとか、言明はありませんでした。妊活中の人には高い費用（保険外）無しで良いのではと感じました。
  　Wikipediaによるとセレンはセレノシステインとしてタンパク質に組み込まれ、主にセレノプロテインとして働く。セレンはビタミンEやビタミンCと協調して、活性酸素やラジカルから生体を防御すると考えられている。ここには禿の記載はありませんでした。セレンの摂りすぎは逆にリスクを高めるとあります。
  
  　又，ジェイン　プラント博士 CBE 地球科学（環境学）の「乳がんと牛乳」2000年発売201０年で世界で16カ国400万部の中（226p）の記載には、セレンは自然界では土壌に存在するが、アメリカでもセレンの土壌濃度の低い地域ではガンが多いとありました。イギリスでもセレンの摂取量は欠乏症に近いと、この博士も中国に実際に研究に行った経験が乳がん克服の発見だったと、乳製品の摂取が男性では前立腺ガンのリスクがとも記載されています。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-05.htm#0531-08:00-2）

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• 　「AGA(男性型脱毛症）」についてのメールです。
  
  　ほかの投稿者の方もおっしゃられているように、男性の加齢によるハゲが病気っていう考え方にびっくりしました。
  　欧米文化圏では、生え際が後退してきたり部分的に薄くなってくると、むしろ短く刈ってしまうか、いっそ剃ってしまうという人が多いです。有名人だけじゃなく、一般人や若い人でもそうです。そういう男性たちの写真がずらっとあります。
  　「西洋人は頭の形も顔のほりも違うじゃないか。日本人が普通にしている髪型を維持したい」、というご意見もあるでしょうが、日本人男性の普通の髪型って、ほんの１４０年くらい前までは、ちょんまげでしたし…。
  
  　別になくてもよいものは、いっそ切り捨てたほうが、楽じゃないですか？ そのほうが、いさぎよくてかっこいいですし、心身ともに健康にもなりそうな気もしますが。(糖質制限に通じる考えかも。関係なかったらすみません。）
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-05.htm#0531-08:00-3）

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• 　「スタンディングデスク」についてのメールです。
  
  　スタンディングデスクの情報、たいへん役に立ちました。ありがとうございます。考えた挙句、かさばる家具はどうしても増やしたくなかったので、先生が「こんなの買っちゃった」ページで紹介されていたZflex デスクを参考にして、ラップトップ用サイドデスク（約５千円）を買いました。
  　本来はベッドやソファでパソコンを使う時のためのものですが、自宅の仕事机にのせてみたら、立って作業するのに調度よい高さに設定できました。ジョイント式のものと比べると高さ調整に限りがありますが、ガタつきが心配だったので、こちらにしました。折りたたみ可能なので、パソコンをどけて本や資料を広げる必要があるときにも便利です。
  　ほんのちょっと視点や発想を変えるだけで、生活習慣って変わるものですね。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-05.htm#0531-08:00-4）

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• 　下腿潰瘍についての質問メールです。
  　治療に難渋しております。
  　　　　73歳男性
  　　　　#1.脳梗塞後遺症(H24年発症、左片麻痺)
  　　　　#2.下腿静脈瘤 　の患者です。
  
  　右下肢静脈瘤に対して、2012年1月、下腿上1/3から大腿部にかけて、ストリッピング、2013年8月6日に硬化療法を行われた患者です。足関節付近の潰瘍が悪化し、形成外科でアンテベート、アクトシンを塗布されつづけて、創が閉鎖しない状況でした。
  　当方は脳梗塞後遺症で通院困難のため、訪問診療にて対応していました。静脈瘤、皮膚潰瘍は本人の強い希望(生活保護であるため、本人、病院までタクシーで行ってそこでご飯を食べたりいろいろしていたもので、どうしても病院に行きたいという、ちょっとオイオイという感じの理由でした)で、病院に依頼せざるを得ない状況でした。
  　方針がありえない(アンテベート、アクトシン)ため、当方で診たい思いもありましたが、なかなか同意されませんでした。
  
  　本年2月になり、なんとか本人を説得して、当方にて湿潤療法を行いました。基本的にオムツ+穴あきゴミ袋で、壊死組織があれば適宜デブリドマンやワセリンを塗布し、自己融解させていました。4月ごろまで非常に順調な経過で、そろそろ完全に上皮化して、ゴールデンウイークぐらいには治療終了かなと思っていましたが、突然、潰瘍が悪化、線状のものを含めていくつか潰瘍が出現、悪化しています。
  　原因がいまひとつ、はっきりせず、先生のご意見をお伺いできれば幸いです。なぜ、線状に潰瘍ができるかも、いまひとつ理解できません。かゆみを伴い、掻破しているのではないかとも思うのですが、本人はしていないといい、かつ周囲の掻破痕が見当たりません。
  　　　　　⇒【Google drive】
  　経過写真を見ましたが，どういう病態で潰瘍が再発したのか，ちょっと考えつきません。このような下腿潰瘍の経験をお持ちの方はいらっしゃいますか？
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-05.htm#0531-08:00-5）

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• 　「糖質制限のレストラン」情報です。
  
  　糖質制限のレストラン「源喜」にいってきました。実は、私の実家から徒歩10分ぐらいのところでして、お店のオーナーさんは、中学高校時代の同級生のお姉さまでした。
  
  　前菜、サラダ、ハンバーグやらグラタンを食べながら赤ワイン、蒸留酒を飲んでいたわけですが、「糖質制限食」ということを聞かされないければ全く、そういう食事だということがわからないぐらい、良い内容でした。お値段も非常にお値打ちでした。
  　オーナーさんにいろいろとお話を伺ったのですが、地域の糖尿病の協会などで取り上げて欲しいといったところ門前払い状態だったようです。近くのクリニックはまだ糖質制限を支持するところがないようで、地域で糖質制限食が浸透するにはまだまだ時間がかかりそうともおっしゃられてました。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-05.htm#0531-08:00-6）

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• 　今日はこれから大阪に向かい「皮揚げ豚を食べる会 in 大阪」に参加します。久しぶりの大阪ですが，かなり暑そうです。
  　ちなみに，「豚皮揚げの会」は6月は山梨県の石和温泉，7月は名古屋での開催が決まっていて，「豚皮揚げ in 静岡」の計画も有志たちにより進められています。
  　この会は基本的に，「私とポークおじさんの予定が空いている土曜日か日曜日」，「ポークおじさんが日帰りできる場所」であれば開催できます。あとは，会場（キッチン付きレンタルスペース）を確保してもらうだけです。
  
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-05.htm#0531-08:00-7）

• 　［練馬光が丘病院での治療例］に3例追加。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-05.htm#0530-06:00-1）

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• 　【糖質制限：何食べてる？】に追加しました。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-05.htm#0530-06:00-4）

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• 　「AGA(男性型脱毛症）」についてのメールです。
  
  　ハゲは治らない病気．．．！？って、病気なんですか？
  　「ハゲなんか、気にしない」って治し方もありますよ。命にかかわらないことなのに、ずっと内服を続けることでの蓄積される副反応もこわくないですか。髪がフサフサかどうかなんて、本人以外気にしませんよ。
  
  　シミなんか気にしない。
  　白髪なんか気にしない。
  　それを気にしだすと、無用な化学物質に自分をさらすことになりそうで、私はそっちのが嫌です。
  　経年変化とか、年相応とか、自分の名誉の歴史、って思えばいいのにと思うのですが。
  
  　奥さまか彼女さんに「ハゲのあなたも、カッコイイ」と言ってもらってください。そういう路線で評価を得ている人だっていっぱいいますよ。ユル・ブリンナーさんとか。(古い！)
  　日本では一昔前，「デブ，ハゲ，ちび」なんて言葉がありました（今では死語だと思いますが・・・）。女性が男性を容姿・外見で値踏みする際の判断基準なんですが，その一つが「ハゲ」でした。一方で，「ハゲ」が否定的判断基準でない文化もたくさんあり，大雑把に言うと欧米文化圏では「ハゲだから格好悪い」という価値判断はないようです（欧米の映画を見ている限りでは・・・。映画に登場する男優の半分以上が「ハゲ」ですから）。
  　独断と偏見で言えば，「男性ホルモンがムンムン人種」の皆様は，体毛が濃い代わりに若い頃からハゲはじめ，「男性ホルモンがあまりムンムンしていない人種」の皆様は，中年以降も頭はフサフサですが体毛は若い頃から濃くないようです。大雑把に言えば「体全体の毛の総数は変わらず，男性ホルモンにより分布領域が異なるだけ」ということになります。
  　だから，前者が暮らす文化圏ではハゲるのは当たり前であり，それで人を差別する文化も生まれません。何しろ，そこら中に「ハゲ」がいますから・・・。一方，後者の文化では「ハゲ」は少数派ですから，差別の対象になります。差別というのは常に，多数派が少数派を異常とみなそうとすることから生じますから。
  　したがって，この問題は最後は人種差と，人種ごとの文化の相違に帰結するような気がしますが，いかがでしょうか。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-05.htm#0530-06:00-2）

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• 　「AGA(男性型脱毛症）」についてのメールです。
  
  　私は診断を受けておりませんのでAGAとは言えませんが、三十代後半から額が広くなりました。現在進行形です。だからといって、治療をしようとは思いません。
  　何故なら、「はげ」は治療を要する疾患と捉えられないからです。加齢と共に起こる「頭が薄くなる」、「しわが増える」等の外見の変化は病気ではありません。先生の「ミニエッセイ」の最後の記事にあるように、単に「加齢に伴う変化」と捉えるべきではないでしょうか？
  　薬事法上、医薬品の対象になりますが、本当に必要とされる薬ではないと思いますし、そもそも病気ではないと考えれば、治癒は望めないと考えます。
  
  　最後に一言、確かに「若はげ」の気持ちは痛いほど理解しています。人一倍、夏暑く、冬寒いのですから。
  　このメールを受けて，ちょっと大風呂敷を広げます。
  　疾患は2つに大別できます。
  

  ①	健康である状態と病的な状態が明確に分かれるもの（例：感染症，外傷）
  ②	明確に分けられないもの（例：変性疾患，代謝性疾患，加齢性変化）

   
  　①は「骨折しているか，していないか」は専門家なら明確に区別がつくし，「肺炎が起きているか，起きていないか」も同様です。感染症と外傷に関しては二者択一，1ビットの世界に近く，専門家であればほぼ明確に線引ができると思います。
  　そして，①は「完治可能」です。骨折は完治するし，感染症も完治可能です。完治すればギプスも要らないし，抗生物質を点滴する必要もありません（医者によっては長々と抗生剤を投与したりするけど，基本的には治れば抗生剤は不要というのが医学の常識ですよね）。
  
  　一方，②はどうかというと，どこかで人為的に線引する必要があります。「〇〇mg/dl以上は糖尿病」とか「〇〇mmHg以上は高血圧」とかはまさにそれであり，それを医学では「診断基準」と呼んでいます。この基準値は数万人，数十万人のデータから帰納されたものなので何となく確からしい数字ですが，「139.999999は正常で，140.0000001は異常というのはなんか変だよね」という不合理感は常につきまといます。なぜ不合理感がつきまとうかというと，本来は連続的数値で得られる血糖値や血圧に「異常と正常の境界線」を導入しているからです。研究者側・治療者からすれば，「どこかで黒白付けないと話が進まない」という裏事情も透けて見えます。
  　そして，この②の多くは「完治しない＝生涯にわたって薬物治療を要する」疾患です。これは加齢性変化についても同様です。
  
  　他方，製薬会社からすると①は儲けが少なく，②は儲けが大きくなります。①は完治するので治ればそれっきりですが，②は治らないので一生薬を飲んでくれるからです。
  　となると，製薬会社や研究者の中に，「これまで異常と思われなかった加齢現象を病気と名付けちゃえば一儲けできるんじゃね」と思いつく人が出るのは当然です。
  
  　「歳を取れば白髪になるのは当たり前」ではなく「白髪はみっともない」という意識を普及させれば「白髪治療」が飯のタネになるし，「ハゲるのは人間なんだから当たり前」という世界に「ハゲるのはみっともない」という意識を植え付けられたら，日本中が飯のタネ，宝の山になります。
  　しかも，白髪もハゲも明確な基準がありません。前述の「連続数値」だからです。しかし，黒髪から白髪への変化は連続的ですが，そのどこかに線を引いてしまえば，そこには「白髪患者」が生まれ，「白髪治療」の需要が生まれます。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-05.htm#0530-06:00-8）

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• 　「スタンディングデスク」についてのメールです。
  
  　「足がつった」と質問したものです。
  　以下、検討してみました。
  　　　　①運動不足である。⇒⇒運動をしているので否定的。
  　　　　②筋肉疲労⇒⇒可能性あり。
  　　　　③水分が不足している。⇒⇒否定的。
  　　　　④ミネラル不足⇒⇒否定的
  　　　　⑤糖尿病⇒⇒否定的。
  
  　よって、ミネラルなどの不足状態のところ、立位時間の著しい増加による筋肉の疲労が引き金となったのではと思いました。本日より、上記不足栄養素を必要分摂取できるよう、食生活を改善して経過を見ます。ちなみに、5/27（火）に両下腿１度ずつつってからは、まだつっておりません。
  　あ、あと、立位でのパソコン操作時、青竹踏みをしながら、または青竹乗り状態で行ってます。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-05.htm#0530-06:00-3）

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• 　「スタンディングデスク」についてのメールです。
  
  　透析患者です。保存期から腓返りとは長い付き合いです。スタンディングデスクとは直接関係ないのですが、腓返りについて思うところがありメールします。
  　それは発生予防と発生時の早期回復にふくらはぎマッサージが有効ということです。
  
  　従来は発生時に足関節背屈(伸展)にて下腿後面の筋肉を伸展して筋痙攣の停止を試みるのですが，感覚として有効率は50-60%程度で，下腿痛が数日遷延して歩行困難になることもありました。
  　ところがふくらはぎマッサージを寝る前にするようになってから発生率著減、発生してもあっさりと解除できるようになりました。ふくらはぎマッサージは末梢から中枢にむけてふくらはぎをもむ手技ですが、それによって主に細胞間質→静脈の循環が良くなって老廃物・発痛物質がドレナージされるからではないかと考えています。
  　特に臥位の立て膝で反対側の足を膝に乗せてもむと静脈がへこんでよりドレナージ効果が高いように思います。一日歩き通しだと痛いぐらい下腿浮腫に至ることもあるのですが、本法でかなり改善します。
  
  　ちなみに、下腿前面乾皮症が結構重傷で、粉ふき・強烈な痒み・引っ掻いてびらん多発にワセリンラップでしのいでいたのですが、本法をするようになってから症状著減しました。下腿の循環が悪いことが乾皮症を増悪させていたのではないかと考えています。
  　そこから発展して、治りにくい下腿潰瘍に本法を併用すると病悩期間の短縮になるのではないかと妄想しています。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-05.htm#0530-06:00-5）

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• 　「ローソンのブランパン」についてのメールです。
  
  　ローソンのブランパンの話題が今月も取り上げられておりましたが、リニューアルされたものを食べ血糖値を測定しました。以前も投稿しました旧ブランパンと比較しますと糖質1gあたりの血糖上昇が抑えられている結果となりました。（メトグルコ、グラクティブ服用でのデータですのでご注意ください。）　もちろんたった二回の結果ですのでまた追試したいと思います。
  　　　　⇒【ブランパン血糖推移20140529.xlsx (11KB)】
  
  　とりあえず旧ブランパンは表示以上に血糖値が上昇すると言う結果でしたが、新製品は以前より上昇しない傾向かもしれません。
  　米ブランに変わり食感もよくなりましたね。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-05.htm#0530-06:00-6）

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• 　「スタンディングデスク」についてのメールです。
  
  　足がつる件ですが、私もずいぶん悩まされました。
  　とある循環器の先生とお話していた時、患者さんの足のつりには「芍薬甘草湯（ツムラ68番）」が即効を示すよ、と教えていただきました。それから処方してもらい足がつった際に服用しておりますが、まず10～15分程度で症状が消えます。寝る前に予防的に飲むのもいいようです。
  
  　作用機序は芍薬に含まれるペオニフロリンによるCaイオンの細胞内流入抑制と、甘草に含まれるグリチルリチンによるKイオンの流出促進によりアセチルコリン受容体に作用して筋弛緩作用を示すようです。
  　　　　　⇒【ツムラのサイト】
  
  　市販の薬（コムレケア：小林製薬やサプリを薬局で勧められる）もありますが値段を考えると上記芍薬甘草湯を処方していただくのが一番だと思います。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-05.htm#0530-06:00-7）

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• 　「シリアルプロテイン？」についてのメールです。
  
  　さしでがましいようですが、この手の食品は、全力で避けることを強くおすすめします。
  　該当記事のコメント欄を読んでもわかるように、一食分あたり砂糖16 gとかありえないです。（この糖質量が牛乳を加えた場合のものなのか、また、一食分が何グラムをさすのか、記事の写真では見えないので判断できませんが）
  　そもそも、欧米でCheeriosブランドのシリアルなんか食べてるのって子供だけです。（あと、甘党の大人とか）。
  　この限られた顧客層を広げようとGeneral Mills（Cheeriosの製造会社）が必死なのがありありです。こんなマーケティング戦略にだまされてはいけません。（ちなみに当方、欧米の大学でビジネスを教えています。）
  
  　日本人はお米を含めて炭水化物全般が好き（「主食」と言う発想）なので、どうしても糖質論議が穀物に集中しがちですが、糖質の代表はいうまでもなく砂糖です。シリアルは、たとえそれが「たんぱく質が豊富！、カルシウムが豊富！、食物繊維が豊富！」と声高に宣伝されていても、実際には砂糖、人口甘味料、添加物が満載です。
  　朝食シリアル・バーの類いは「お菓子」であるという認識をもつべきでしょう。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-05.htm#0530-06:00-9）

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• 　私が愛聴しているマイナーなジャズトリオ。
  
  1. Leszek Mozdzer
  2. Jim Ridl Trio
  3. Jeremy Bruger Trio
  4. Esbjorn Svensson Trio
  5. Color Swing Trio
  6. Clara Haberkamp
  7. Bill Goodwin
  8. Big Apple Trio
  9. Andrzej jagodzinski Trio
  10. Amato Jazz Trio
  11. Roger Davidson Trio
  12. Sergi Sirvent
   
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-05.htm#0530-06:00-10）

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• 　こんなメールもいただきました。
  
  　従来同様、お医者様は高血糖の輸液をするのでしょうか？
  　　　　　⇒【心筋梗塞患者、高血糖で腎障害に　国循センター発表】
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-05.htm#0530-06:00-11）

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• 　【北京の駅が入場待ち通勤客で大行列、警備強化で身体検査導入】
  　北京市内の地下鉄駅がなんだかすごいことになっています。ボイススキャナーは中国語の発音により，少数民族を見分けるためなんでしょうか。
  　もしもこれでも「攻撃事件」が起きてしまったら，次は駅を封鎖するか地下鉄そのものを廃止するしか手段はないことになります。それでも「事件」が起きたら，最後は北京市から住民をすべて追い出して無人の都にすることしか手段はなくなります。
  　ちなみに，「中国国内における〇〇族によるテロ活動」を根絶する手段はあります。〇〇族の居住する自治区を分離独立させ，万里の長城を築いて封じ込め，中国に入ってこれないようにすることです。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-05.htm#0530-06:00-12）

• 　「スタンディングデスク」についてのメールです。
  
  　「足がつる」主な原因としては
  

  ①	運動不足である。
  ②	運動不足であるがゆえに、たまにした運動が引き起こす筋肉疲労。
  ③	水分が不足している。
  ④	ミネラルが不足している（カルシウム・マグネシウムなど）。
  ⑤	糖尿病である。

   

  　こちらのリンク、どうぞ。どれかが当てはまるんではないかと思います。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-05.htm#0529-10:00-1）

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• 　最近，MP3データで購入した「かなりマイナーなジャズトリオ」です。
  

  ①	Shahin Novrasli
  ②	Trio Shalva
  ③	Uri Caine

   
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-05.htm#0529-10:00-2）

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• 　［練馬光が丘病院での治療例］に3例追加。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-05.htm#0529-06:00-1）

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• 　【糖質制限：何食べてる？】に追加しました。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-05.htm#0529-06:00-2）

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• 　こんなメールをいただきました。
  
  　〇〇県で 内科の勤務医をしているものです。
  　以前から 先生の サイト 興味深く拝見していました。先日 外科系の病院から腹部の手術後の 創の 表皮欠損した人が 送られてきて かなりの範囲の広さと どうしたものかと思いましたが，消毒もせず ガーゼも当てず ハイドロコロイドを 張って湿潤いましたら 大変よくなりました。もう少しで 完治しそうで 患者さんも 喜んでいました。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-05.htm#0529-06:00-3）

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• 　【気になる！低カロリー炭酸飲料はダイエットに効果あり！と米調査】
  　「次第に消費が減ってきた炭酸飲料メーカーが，大学に資金を出してこんな珍妙な研究を発表させましたよ」的な研究ですね。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-05.htm#0529-06:00-4）

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• 　「シリアルプロテイン？」というメールです。
  
  　WSJ(ウォールストリートジャーナル)の記事ですが、プロテインを含んだチーリオス(朝食用シリアル？)を売り出すそうです。アトキンスダイエットに始まり、再度勢いを増してきたプロテインを多く含む朝食を好む消費者に対応するためのようです。
  　確実にトレンドになっていますね。今更かもしれませんが。しばらくすれば日本でも朝食で困らなくなるかもしれません(笑)。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-05.htm#0529-06:00-5）

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• 　「腸内環境」についてのメールです。
  
  　「一例」にはこの記事も該当するでしょうか。
  　この記事の内容自体に関しては、「体重1㎏あたり、1日に1.5gの肉」というのは少ないような気がするほかはさほど抵抗感はありません。また、著者の坪田氏も以前は卵6個/日を食べられていたようなので、たんぱく質を摂らない方ではないようです。
  　藤田紘一郎先生の本(脳はバカ、腸はかしこい」)によれば、腸がビタミン類を合成するためには、「腸内細菌によるビタミンB群の合成は、腸内細菌の餌であるセルロースの添加によって大幅に増強される」(pp.90)との記述があります。「セルロース」とはベジタブル由来でしょうか。
  　また、182ページには、腸が頼りにしているのは、ミトコンドリアエンジン(解糖系に対して)であるが、これの最大の弱点として、「フリーラジカル」という活性酸素が生じ、これが細胞内部のあらゆる物質と見境なしに反応してしまい、腸においては消化機能や免疫系の機能低下が起こるとされていて、
  

  腸が野菜や果物を必要としているのは、これらの食品に含まれているフィトケミカルという抗酸化物質を使うことにより、電子のリーク時に出るフリーラジカルを消すためだと考えられます

   

  と記されています。
  
  　続いて、小腸はグルタミン酸を、大腸は、単鎖脂肪酸を主なエネルギー源としていることが述べられ、「ヒトでも低カロリーで食物繊維の豊富な食生活であれば、(牛馬と同じように)単鎖脂肪酸がエネルギーとして使われます。腸が単鎖脂肪酸のもとである野菜や食物繊維を必要とするのはこれが理由です。」とあります。
  　これからすれば、肉類のみを食べるのはあまり好ましくないような気もします。しかしながら、MEC(ミート、エッグ、チーズ)食でも、少量の葉物野菜を摂ることは勧められていますし、さらにはマルチビタミン(サプリ)を保険として摂ることを進めているサイトもあります。「少量」で十分かとの話はあると思いますが。
  　最後に付け加えれば、藤田先生は立派な糖質制限派であるのは上記著書からもわかります。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-05.htm#0529-06:00-6）

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• 　「腸内環境」についてのメールです。
  
  　Grain Brain本、ようやく入手できて、読んでいるところなんですが、腸内環境のお話が出てきたので、著者の言うグルテン問題説をかいつまんで紹介しておきたいと思います。
  　グルテン過敏の人は、グルテン（胃で分解されて幾つかのたんぱく質になる）が小腸の内膜にダメージをあたえ、リーキーガット（Leaky Gut Syndrome、 腸管壁浸漏症候群）を起こし、大きい分子のたんぱく質や、排泄されるべき毒素が、血中に流れ込んでしまう。それが、各種炎症を起こすんだそうです。アトピーや関節リウマチの原因がたんぱく質なのは、ご存知の方も多いと思います。
  　グルテン問題について、日本語でわかりやすく説明してくださっている記事があります。
  
  　それを踏まえて、糖質制限（低炭水化物）と、高動物食化の腸内環境に与える影響は、大きく２点あると思います。
  　１つは、炭水化物を制限することで、食物繊維の摂取量が必然的に減るわけですが、それを補うための対策がなされていない場合、
  　2つ目は、肉など消化しづらい食物が、未消化のまま腸に送り込まれてしまうこと。私自身、ひき肉や薄切り肉のときは、それほど問題ないんですが、ステーキ・ローストビーフなど塊のお肉をいただくと、テキメンに胃もたれします。自然に、クレソンを一緒に食べると調子がいいことがわかり、いつも付け合せにしていましたが、クレソンのシニグリンという成分が、肉の消化促進の効果があるそうです。
  　後もう一つ、乳糖不耐症もあります。アジア人は人口の90%がそうらしいので、本人が気づいていないレベルで、腸で悪さをしている可能性が高い。
  　同じ方の記事で、プロビオティクス（腸内細菌）を多く含む食品を紹介してくださっています。
  
  　何事も、定説と思われていたことが数年後にひっくり返ったりするのはよくあるので、私は、リスク分散の考えで、特定の食材に集中しないよう、ローテーションするようにしています。毎日、長期にわたって摂取する食品、調味料やサプリは、オーガニックの品質にこだわったものを選んでます。
  　子供の頃から、食物アレルギーがひどかったので、自分の体の反応を観察する習慣が身についていたのも、今になれば良かったと思います。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-05.htm#0529-06:00-7）

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• 　こんなメールもいただきました。
  
  　ラードがいい、という話題が盛り上がっていた時、私も興味を持ちました。保湿より、クレンジング剤として優秀そうだなと。
  　ただ、あまり近所のスーパーにラードが置いてないこともあり、他になにかないかなと考えたところ、これはどうだろう、と台所の食用油（味の素の健康サララ）を手にとってみました。
  　普段はワセリンを薄く付けてベビーパウダーで済んでいたのでクレンジングの必要がなかったのですが、その状態で野外に長時間いたところ、すっかり日焼けしてしまいまして、保護のためにファンデーションを付けたため、それを落とすものが必要でして。
  
  　ワセリンと比べると、かなり乳化しやすいように感じました。使い方としては、入浴時に湯船でよく暖まって肌をふやかした後，油を顔に塗ってシャワーで落とすという感じです。ワセリンでもある程度温度で溶けて洗い流される感覚はありますが、食用油のほうがさらっと流れる感じでした。（乳化という表現で合っているのか分かりませんが、お湯と油を混ぜて洗い流せるのは、乳化したからってことですかね？）
  
  　ラードが特別優れているのか、油によって融点が違って、ワセリンの融点が高いからシャワーや体温じゃ溶けなくて馴染みづらいのか、色々妄想しましたが、理系じゃないのでよく分かりませんでした。
  　元々、肌や髪につける用の油は他にも色々ありますもんね。オリーブ油や椿油、馬油なんかもありますし。
  　とりあえず、落ちにくいという点でワセリンが保湿に優れているのは実感しました。毎日ワセリン塗ってたせいか、一週間で日焼け後は改善しましたし。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-05.htm#0529-06:00-8）

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• 　「完治とは何か」に関してのメールです。
  
  　私はAGA(男性型脱毛症）の治療を受けています。治療といっても、処方された薬（プロペシア）を飲むだけなのですが、薬の服用を始めてからこの２年間で髪は増えつつあります。
  　ここまでは良い話なのですが、AGA治療の問題点は２つ。
  　　　　①　保険適用外
  　　　　②　プロペシアの服用をやめると、AGAは再進行する。
  
  　①は金銭的な問題となるのですが、私にとっては②の方が重要な問題です。要は「完治していない」という事ですね。
  
  　先生には、「プロペシアの服用をやめてAGAが再進行するのならば、それは完治していない事ではないか」と尋ねた事がありました。
  　先生は以下のように返答されました。
  

  「一昔前ならばハゲは治らない病気であったのだが、現在はプロペシアの服用で抑えられているから、まだ良いではないか」

   

  更には、
  

  「そこまで言うのならば、一度プロペシアの服用をやめて、AGAを再進行させたらどうか」

   

  　と叱責される始末。腑に落ちないながらも、「まあ、そういうものなのかな」と、自身を納得させていました。
  
  　その後、夏井先生のサイトと出会い、「根源を除去しない限りは、完治した事にはならない」と認識させられる事に。夏井先生のように、「もう来なくても良いという時点で完治」というスタンスの方が、本来の治療かと思います。
  
  　確かに、AGAの治療はまだ発展途上のものです。先生がおっしゃるには、この治療に関しては、ようやく「縄文時代から弥生時代に変わった程度」との事です。
  　その主張に異論を申し上げるつもりは、毛頭ありません。ただ、AGAの先生には、「AGAは、現段階においてはまだ完治不可の病」という事実を、治療者として認識して頂きたいと思わずにはいられません。それにより、まだ発展途上であるAGAの治療の顛末が左右される可能性もあるかもしれないからです。
  
  　当サイトの趣旨である、糖質制限とは関連のない話で失礼致しました。ただ、治療者としてのあり方において、夏井先生と他先生方（糖尿病の権威の先生は特にですが）とは乖離している所があるので、お便りをさせて頂きました。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-05.htm#0529-06:00-9）

• 　「腸内環境」についてのメールです。
  
  一説によると動物食・乳製品の過剰摂取は腸内環境を悪くするそうです。

   

  　恐らく、大腸内視鏡の大家である新谷先生の『病気にならない生き方』を参考にされたのでしょうか。
  　この先生は、数多くの患者の大腸内視鏡を行った結果、「牛乳・乳製品は腸に悪い」との結論に至ったようです。残念ながら他の大腸内視鏡の専門家から同じ意見を聞いたことがありませんが。
  
  　他にも「日本人は緑茶を飲むので胃がんにかかりやすい」など、トンデモ説が満載です。新谷先生は内視鏡だけを行っていて、ピロリ菌のことはご存じなかったのでしょう。ちなみに、緑茶の胃がん予防効果は疫学調査で否定されていますが、逆に胃がんを起こしやすいわけでもありません。
  
  　一時期流行った「コーヒーによる腸内洗浄」もこの先生が勧めていましたが，便秘でグリセリン浣腸するのと何が違うのか未だに分かりません。腸の中に悪いものがあるというなら、大腸よりもずっと長い小腸まで洗ってほしいものですが、そこは放っておけるのも疑問です。
  
  　現在は、体重が減る酵素を売っているようです。下のサイトの解説を見ても「酵素」の意味が良く分からないのは私だけではないでしょう。
  　どうやらこの高名なお医者様は，酵素が蛋白質であり，経口摂取するとアミノ酸に分解されて酵素でなくなるという，科学の基礎もご存知ないお医者様のようです。こういう基礎科学の知識がない医者の言説は眉に唾をタップリ付けて読まないとダメですね。
  　というわけで，「動物食で腸内環境が悪化」というのは「大腸はたくさん見ているが科学の知識が欠落しているトンデモ医者のインチキ説」にすぎないようです。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-05.htm#0528-13:30-1）

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• 　「腸内環境」についてのメールです。
  
  　「腸内環境が悪くなる」かも、というのは、私が糖質制限を始めるにあたっての懸念のひとつでした。でも、そもそも腸内環境って何なのか、よくわからないまま不安がってたようにも思います。
  　このリンクによると、「便秘や下痢、体調不良、発がん物質の発生、肌荒れ」がおこると「腸内環境が悪い」ということになるようですが、私は、糖質制限を始めて便秘が治りました。葉野菜が好きで、けっこうな量のタンパク質(主に鶏肉・魚・チーズ）と一緒に野菜も食べるからかもしれません。（逆に便秘になったという方もおられるようですし、これについてはなんとも言えません。)
  
  　下痢はしたことないです。体調はあきらかに良くなりました。肌は劇的にきれいになりました。あと、「発がん物質」って、素人の私にとっては、「腸内環境」と同様に、その定義自体がよくわからないです。
  　牛乳はめったに飲みませんが(好きなんですけど)、ヨーグルトは無糖のものを毎朝食べています。脂質については、「過剰摂取」というほどではないものの、油は５種類を使い分けていて(オリーブオイル、ココナッツオイル、バター、ラード、ゴマ油）、毎食どれかを必ず摂取しています。脂質が多いといわれるナッツ類も大好きで、これも毎食たべます。
  
  　当方、もともと痩せていて、糖尿ではありませんが、ほぼスーパー糖質制限の生活をしています。体重の増減はほぼなく安定しています。
  　上記のような状態で、それでも腸内環境は悪いに違いない、というのであれば、大腸内視鏡検査をぜひとも受けてみたいです。　というか、「腸内環境」とやらは、絶好調な現状とひきかえにするほどの価値があるものなのか疑問です。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-05.htm#0528-13:30-2）

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• 　「腸内環境」についてのメールです。
  
  　善玉菌悪玉菌についてですが、ビオチン療法の提唱者である前橋賢先生は著書の中で、一般的に善玉菌の代表と思われている乳酸菌を悪玉菌と言っています。乳酸菌は増殖する際にビオチンを食べてしまうし、乳酸菌が増殖することによって、ビオチンを産生する酪酸菌の増殖を抑制してしまうからです。
  　善玉菌か悪玉菌なんて、その人、体調や食べ物の内容で変わってくるものだと思います。
  
  　明らかな病原菌は別として、腸内細菌を善玉菌と悪玉菌にわける考え方自体、古い間違ったパラダイムなのかもしれませんね。
  　悪玉菌，善玉菌という言い方は，一昔前の益虫か害虫か，という同じじゃないかと思います。イナゴは作物を食べるから害虫，そのイナゴを食べるカマキリは益虫，という考え方ですね。でも，そのカマキリがナナホシテントウを食べると今度は害虫になっちゃいます。ナナホシテントウは作物の害虫であるアブラムシを捕食するからです。同じカマキリなのにイナゴを食べたかナナホシテントウを食べたかで，害虫になったり益虫になったりするわけですよ。
  　生物にしても腸内細菌にしても，相互ネットワークの中で生きていて，単独で生きているものなんていないのです。1種類の生物を取り上げて「こいつはいいやつか悪いやつか」という議論は成り立たないと思います。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-05.htm#0528-13:30-3）

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【08:30】

• 　「腸内環境」についてのメールです。
  
  　腸内細菌は善玉菌、悪玉菌という言い方をされますが、その定義はなんでしょうか？
  　腸内細菌が正常のときは、善玉菌が優勢というのは何となく想像はつきますが、悪玉菌が優勢のときはどうなんでしょうか？ 腹部症状(下痢、便秘、腹痛など)が出ているときは悪玉菌が優勢ですか？ それとも感染症にかかりやすい状態ということでしょうか？
  　ロタやノロウィルスなどに感染している際、ウィルス感染により善玉菌が劣勢となり、悪玉菌が優勢になっているということでしょうか？
  　質問ばかりで申し訳ありませんが、ご回答いただけたら幸いです<(_ _*)>
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-05.htm#0528-08:30-1）

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【06:00】

• 　［練馬光が丘病院での治療例］に3例追加。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-05.htm#0528-06:00-1）

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• 　「熱傷を湿潤治療している医師」に，香川県坂出市のたかはし整形外科医院／髙橋裕彦先生を追加しました。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-05.htm#0528-06:00-2）

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• 　【糖質制限：何食べてる？】に追加しました。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-05.htm#0528-06:00-4）

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• 　「スタンディングデスク」についてのメールです。
  
  　先生に感化されて、先週の水曜日から始めたスタンディング生活。在宅時で座るのは、トイレと食事の時のみとなりました。
  　約一週間経とうとする早朝、いつも通り、猫が起こしにかかってくれている時に、左足の頸骨外側の筋肉がつりました。そのつり方は、通常ふくらはぎで起こる場合の「ギューッ！」ときて「ギャーッ！　つったーっ！　いてぇ～(≧ロ≦)」というものではなく、「ジワ～」と縮んでいるという感じで、痛みも「うーん、痛い…(￣ω￣;) 」というものです。
  　猫に餌をやって、二度寝していると、今度は８時くらいに反対の右足に同様のつりが来ました。左右どちらも同じ頸骨外側で、足の親指を持って反らせても全く効果無し。
  　ベッド上では、どういう体位でも緩和せず、更につりそうになるので、立ってみたところ、緩和し、消失していきました。
  　数年に１回レベルで、ふくらはぎがつることはあり、３月上旬からの糖質背限を始めても、一度はふくらはぎのつりはありました。しかし、この度のつりは初めてですので、約１週間のスタンディング生活による何かしらの影響かと考えております。
  
  　先生は、スタンディング生活を始めた当初、このような身体の変化はありませんでしたか？
  　私は自宅ではほとんどスタンディングワークですが，このようなトラブルは未経験です。皆様はいかがですか？
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-05.htm#0528-06:00-3）

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• 　【迫り来る食糧危機、対策は見い出せるか】
  　色々論じていますが，もっと本質的な問題があるだろ，とツッコミを入れたくなる記事です。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-05.htm#）

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• 　こんなメールをいただきました。
  
  　一説によると動物食・乳製品の過剰摂取は腸内環境を悪くするそうです。その意味では糖質制限ユーザーは決して恵まれた腸内環境でないかもしれません。
  　大腸内視鏡検査を受け動画を公開すれば新たな発見があるかもしれません。
  　「腸内環境の良し悪し」の定義は何なのか，何と比較しての「悪い」なのか，この「一節によると」は誰が言い出したものなのか，それは科学的な裏付けがある一節なのか，そもそも腸内環境は内視鏡でわかるものなのか・・・など，いくらでもツッコミが入れられると思いますが，いかがでしょうか。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-05.htm#0528-06:00-6）

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• 　貸低温熱傷について，滋賀県の岡田先生からの報告です。
  
  　Facebookで下肢低温熱傷の経過をアップしている方です。ほとんど上皮化しました。ご本人の了解を得ましたので夏井先生にご報告いたします。
  
  　下半身麻痺の53歳男性。ファンヒーターをつけっぱなしで、車いすの上で眠ってしまい。左足背を受傷。10日ほど皮膚科に通い消毒、ゲーベンクリームを塗布されていました。
  　かかりつけの歯科医から当院を紹介され来院されました。敦賀市在住の方で車で1時間近くかかります。モイスキンパッド+ワセリンで治療開始し、1週後再診し、その後は痛みがひどくなった3週後に診察しただけで、モイスキンパッドやズイコウパッドをネット通販で買って治療していました。経過はFBにアップされていたので、私はそれをみて「いいね」を押していただけです。2ヶ月後に一回顔見せに来られたきりです。
  右が初診時、左が３ヶ月後の現在の写真です。
  
  　長文ですがご本人のコメントをコピペします。
  

  　こりゃ大変な傷だったんだなと、改めて思わされる画像だ。しかし、３ヶ月かかったとは言え、この再生のスピードは素晴らしい。生体ってすごい。それと同時に、その生体の再生能力を邪魔することなくサポート出来ている、この湿潤療法が凄いと感じる。
  　昨年も、この傷口の１／５程度の低温やけどを負ったのだが、従来の治療方法（ゲーベンクリームとソフラチュール、生理食塩水で洗浄を毎日行った。入浴はビニールの袋で足を覆って防水した）では、治癒まで５ヶ月強必要だった事を思うと、今年のこれだけの傷が治癒するまでには、どれほどの時間を要したのか、想像するに恐ろしい。って、今年はまだ治癒してはいなんだけれどもｗ　
  　でも、もう後１週間でと期待している。
  
  　受傷後１０日間は、昨年と同じ治療方法で治療が進行していたのだが、毎晩の熱発（３７度５分から３８度５分）と傷口の強烈な痛みに悩まされていた。もちろん、受傷直後による感染症での熱発、痛みだったのかも知れない。
  　当時、この傷口の状態（９０日前）で、植皮手術を勧められていた。しかも植皮してもワーファリンを服用中のため、植皮が上手く行くかどうかはわからないとの見解だった。
  
  　しかし受傷後１０日目午後より、滋賀県今津の岡田小児科にて湿潤療法をスタートしてから、強烈な痛みはなくなり、熱発もなくなっている。湿潤療法を始めてからも、痛みが強くなった時期もあったが、それは湿潤療法を始めてから１ヶ月ほど経った頃からだ。
  　僕の治癒の経過を、従来の治療方法で治療している医師の方々はどう思われるのだろうか？　たまたま上手く行ったと言う見解になるのだろうか？
  
  　僕は、低温火傷を負った方々には、湿潤療法を強くお勧めする。
  　自分自身が今後火傷や傷を負った場合は、湿潤療法で治療していくし、従来の治療法で治療することはあり得ない。

   

  　それに対し私が
  

  　素晴らしい。私は初診時とその1w後、3w後、2ヶ月後の4回しか診察していません。
  　FBで経過見て「いいね」を押していただけです。

   

  　とコメントしました。それに対し以下のとおりコメントされました
  

  岡田先生には、本当にお世話になったと思っています。ありがとうございます。FBで見守って下さっていたからこそ、安心して自分で手当てが出来てきたのだと思っています

   

  　　　　⇒【Facebook】
  
  　「FBによる経過観察だけで、上皮化したⅢ度低温熱傷の一例」でしょうか、医者の手にかかるより、素人が行った正しい湿潤療法のほうがいいというのはもはや自明ですね。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-05.htm#0528-06:00-7）

• 　【糖尿病治療、患者の１割が１年で通院中断】についてのメールです。
  
  医者が「もう来なくていいよ」と説明しても，「また来週受診します」となかなか通院を止めなかったりします。自分が良くなっているという感動を，誰かに伝えたいからじゃないか

   

  　に大笑いしました。
  　私もそうなんです。半年～１年ごとの健康診断では、毎回結果を持ってかかりつけの先生へ受診しています。検査結果を見せちょっと先生と会話して、帰ってきます。
  

  ●	「心電図のＲ波増高不良って、大丈夫ですか」→波形を説明してくれて、「個性のようなものです」
  ●	「血清鉄が低いんですが」→「婦人科にも消化器にも出血がないならあとは食べ物。サプリ等どうですか？」→「何ともないのに、飲みたくないです」→経過観察になりました。

   

  　異常値がないときも多少あるときも、先生と話をすると気持ちがスッとします。たしかにそれは、「先生のおかげで(検査結果はともかく)私はこんなに元気ですよ」と言いたくて、表敬訪問しているのかもしれません。子どものようですね。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-05.htm#0527-09:00-1）

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【06:00】

• 　［練馬光が丘病院での治療例］に3例追加。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-05.htm#0527-06:00-1）

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• 　【糖質制限：何食べてる？】に追加しました。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-05.htm#0527-06:00-2）

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• 　「糖尿病治療、患者の１割が１年で通院中断」についてのメールです。
  
  　NHKでもニュースになっていました。
  　　　　　⇒【糖尿病治療の中断防げ 医師の取り組みは】
  　ニュースの中で書かれている、医師向けマニュアルがこれのようです。
  
  　忙しい、費用の面が中断の理由として多いようですが、それに対して色々と対策が書かれていますが、夜間や休日の診療、患者への連絡等、労力が大きい割には成果が少ないものばかりのような気がします。
  　糖質制限を行うことで、費用の面でも、時間の面でもクリアできることが多いのに、従来の治療にとらわれるのはもったいない事です。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-05.htm#0527-06:00-3）

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• 　糖質制限関連の論文紹介メールです。
  
  　ビーガンでも低炭水化物できるのですね、魚や肉も適量ならまったくもんだいないとおもいますが、ゼロでもできるのですね
  　　　　　⇒【低炭水化物完全菜食ダイエットは心臓病リスクと体重を減らす】
  　　　　　⇒【Effect of a 6-month vegan low-carbohydrate (‘Eco-Atkins’) diet on cardiovascular risk factors and body weight in hyperlipidaemic adults: a randomised controlled trial 】
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-05.htm#0527-06:00-4）

• 　［練馬光が丘病院での治療例］に3例追加。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-05.htm#0526-06:00-1）

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• 　湿潤治療・糖質制限の講演用スライドをマイナーバージョンアップしました。最新版は4月26日作成のものです。ご覧になりたい方は本名，所属を明記してメールでご連絡下さい。
  　なお，以前ダウンロードしたことがある方は同じアドレスからダウンロードできますのでご利用下さい。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-05.htm#0526-06:00-2）

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• 　「外傷を湿潤治療している医師」，「熱傷を湿潤治療している医師」，「湿潤治療の講演をしている医師」に，岡山市の岡山済生会総合病院 形成外科／小松星児先生を追加しました。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-05.htm#0526-06:00-3）

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• 　ちょっと前に紹介した『生命誕生 地球史から読み解く新しい生命像』という本ですが，これは面白かったです。私はこれまで「生命誕生」に関する本をさまざま読んできましたが，現時点ではこの本が提唱する仮説が最も優れているように思います。
  
  　最初，書店でこの本を見かけた時は「パッとしないタイトルだなぁ」と思いましたが，表紙見返しの著者プロフィールに「日本粘土学会会長」とあるのを見て，即座に購入しました。生物学系の先生ではなく，無機化学系の先生であり，しかも粘土の専門家だからです。ご存じの方にはいまさら言うまでもないと思いますが，生命誕生の場として粘土は極めて重要だからです。
  　しかしこれまで，粘土研究の専門家が書いた「生命誕生」の本はほとんどありませんでした。あるのは生物学の先生の書いた本ばかりです。そういう状況で，恐らく粘土研究の第一人者（と思われる）方が満を持して本を書いたのです（・・・多分）。これを読まずして，何を読めというのでしょうか。
  
  　この本のすごいところは，徹頭徹尾，化学的であるという点です。「地球は誕生以来，冷却の歴史を歩んでいる」という事実を根底に，原始地球と海洋で何が起こったかを化学的／物理的に再現し，それを模擬実験で検証していきます。その上で「生物進化は熱力学第二法則に反しているのはなぜか」と解き明かし，地球上に生命が誕生した奇跡のドラマを描き出していきます。
  　いずれ，本格的なレビューを書こうと思います。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-05.htm#0526-06:00-8）

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• 　「公立保育所でも湿潤治療」についてのメールです。
  
  　２２日の記事に、公立保育園でも湿潤療法・・・という記事がありましたが、昨日たまたま立ち寄った本屋さんで見た保育雑誌の本で、冒頭が擦り傷の手当てで、湿潤療法が書かれていました。
  
  　わたしは高校の養護教諭をしていますが、まだまだ「消毒してください」と保健室に来た生徒が多いので、小・中学校では消毒があたりまえなのだな・・・と思っていました。また養護教諭の研究冊子の表紙に、消毒しているイラストが使われていたりと、まだまだ養護教諭の勉強不足を感じる毎日です。
  
  　しかしこうやって保育園や幼稚園で最初に出会う「救急処置」が湿潤療法になることで、そのうち「先生、消毒はいけないんだよ！」と子供が養護教諭に教えるようになるかもしれません（笑）
  　なによりも、保護者が湿潤療法に理解してくれることで、学校での湿潤療法があっというまに当たり前になるのでは？？と期待しています。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-05.htm#0526-06:00-4）

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• 　「生理かぶれ」についてのメールです。
  
  　三砂ちづる先生の紹介がありましたが、以前先生の著者として紹介されていたおむつなし育児を実践しています。もちろんオムツを全く使用しないわけではなく、産まれて間もないころからオマルなどを使用してオムツ以外のところで排泄させるという考え方です。
  　我が家は二人目三人目の子供に生後2カ月からオマルでの排泄を試みました。二人目の2歳児はすでにオムツがはずれており、6カ月の三人目の子は排便はほぼオマルでできています。もちろん石鹸レスで育児しており、いままでオムツかぶれなどの皮膚トラブルになったことはありません。一人目の長男の時はおむつなし育児も石鹸レスもしていなかったせいか時々オムツかぶれに悩まされていましたが。
  
  　まだ私自身生理が再開していないのですが、ぜひ布ナプキンを使用してみようと思っています。布ナプキンを使用すると緊張感が増すため自然に骨盤低筋が鍛えられて、尿漏れや骨盤の歪みなどの改善にもなると骨盤体操の講師からも伺いました。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-05.htm#0526-06:00-5）

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• 　「生理かぶれ」についてのメールです。
  
  　「おまたぢから」で検索してみてください。経血をコントロールできるようです。
  　残念ながら、当方すでに閉経のため試せません。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-05.htm#0526-06:00-9）

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• 　「沖縄に糖質制限カフェ」というメールです。
  
  　「パスタのお店　ピキタン」，さいこうです
  　独自に作ってます
  　糖質制限ファクトリー，パン屋さん ，ドーナツもありますお店内でもたべれます
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-05.htm#0526-06:00-6）

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• 　【糖尿病治療、患者の１割が１年で通院中断】
  　先日の「糖尿病患者は嘘つきだ・・・と糖尿病の教授は教えた」と同じです。なぜ患者の1割が脱落するかというと，糖尿病専門医の指導する「糖尿病の治療」が辛くて面倒で実行不可能だからです。「この治療で良くなった」と実感できないからです。だから，通院を止めるのです。
  　多くの糖尿病患者は体調不良で病院を訪れるのでなく，健康診断などの検査で異常が指摘されて病院を受診します。呼吸が苦しいとか，足が痛くて歩けないとか，顔に大きなデキモノがあって人前に出られないとか，そういう自覚症状はなく，血液検査や尿検査の異常しかありません。
  　だから，治療（カロリー制限，運動，内服薬）を受けても，それで体調が良くなるわけではありません。病院に行って採血してもらわない限り，治療が奏功しているかどうかはわかりません。病院を受診し，医者がちらっと血液検査のデータを見て「良くなっていますね」と言い，30日分の薬を処方してもらうだけです。恐らく「糖尿病が良くなってきた」という実感は全くないはずです。
  　治療効果の実感がなければ，診察料と薬の代金は無駄に思えます。だから通院を止めます。「治療効果の実感のない治療」を続けるのはかなり辛いことじゃないかと思います。糖尿病の専門の先生はそこらへんがわかっていないようです。
  
  　その点，糖質制限による糖尿病治療には，確かな実感があります。1週間でズボンのベルトが緩くなったとか，食後に眠くならなくなったとか，寝覚めがスッキリしたとか，逆流性食道炎がなくなったとか，そういう「実感」があります。実感があるから続けられるし，もっと続けようと思います。
  　湿潤治療もそうですが，治療効果を患者さんが実感できる治療なら，治療継続に医者が努力したり工夫したりすることは不要です。医者が「もう来なくていいよ」と説明しても，「また来週受診します」となかなか通院を止めなかったりします。自分が良くなっているという感動を，誰かに伝えたいからじゃないかと思います。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-05.htm#0526-06:00-7）

• 　最近，低糖質食品を次々に商品化しているローソンについての情報です。
  
  　ローソンのブランパンシリーズがリニューアルし、糖質オフのお菓子も発売されているようです。
  　　　　　⇒【http://www.lawson.co.jp/company/news/090278/ 】
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-05.htm#0524-08:30-1）

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• 　「生理かぶれ」についてのメールです。
  
  　生理かぶれでどなたかも書かれていましたが、布ナプキンを私もオススメします。1枚の金額は高いのですが、元はすぐにとれます。私は昼用3枚、夜用2枚＋タオルハンカチを約10枚使用しています。布ナプキンは1日中下着につけっぱなしにし、タオルハンカチを2つ折りにしたものをあててこれを取り替えています。
  　使用後は軽く水洗いをしセスキソーダを溶かしたバケツにつけておいて、翌朝他の洗濯物と一緒に洗っています。
  
  　そういえば、先生が昔の方はコントロールできていたと書かれていましたが、私も布ナプを使うようになってトイレに行って力むとドロっとした固まりを出せるようになりました。なので、タオルハンカチは水っぽい血液がつくだけになりました。蒸れないからなのか、匂いもさほど気にならなくなりました。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-05.htm#0524-08:30-2）

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• 　こんなメールをいただきました。皆様はいかがでしょうか。
  
  　去年の秋から洗顔をやめて、ファンデーションも使わなくなりました。アイメイクだけのほぼすっぴん生活です。
  　しかし、暖かくなって顔の毛が気になっています。指の毛もなのですが、冬の間は目立たないのに暖かくなると毛が太くなって、毛穴もとても気になります。
  　顔剃りをこまめにして対応していますが、顔全体のことなので肌に悪いような気がしていますし、肌が赤らんできているような気がしています。いっその事、顔の毛の永久脱毛をしようか、すっぴんをやめてファンデーションである程度毛を隠そうか、悩んでいるところです。
  　私のように冬は薄く、夏は毛深い方はいらっしゃるのでしょうか。いろんな友人に聞いても、そんなこと はないと一年中一緒だと言われました。
  　半年続けたすっぴん生活がとても心地いいので、顔の毛で悩まされることが悲しいです。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-05.htm#0524-08:30-3）

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• 　「トップモデルも糖質制限食」というメールです。
  
  　先日の「モデルは糖質制限が常識！？」に引き続き、日米トップモデルのダイエット法（もちろん糖質制限食でした）についてです。
  　　　　　⇒【道端ジェシカさんもスワンポールさんも糖質制限食】
  
  　世の女性にはこれ以上無いアピールネタになるかと思います。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-05.htm#0524-08:30-4）

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• 　「スタンディングデスク」についてのメールです。
  
  　スタンディングデスク生活、わたくしも偶然１年前から行っていて大変具合が良いので、僭越ながらメールさせていただきました。
  　自分で部品を選んで組み立てるメタルシェルフで幅９０、奥行４０、高さ９０ほどのものを作り使用しています。机として使えるように天板を木製のものにしても２万円前後で作成できます。（ノートPCなのでこのサイズで十分ですが、デスクトップだと奥行がもう少し必要でしょうね）
  　たまには座りたい、という時のためにカウンターチェアもありますが、立って作業を始めると座るのを忘れますね。
  　以前、実習をさせていただいた病棟のナースステーションが「オールスタンディング」で、大変効率良く仕事ができている…と伺ったことから、自分でも家事の合間にPCを使えるようにと作ってみたのでした。因みに、設置場所はキッチンです。レシピを見ながら調理をしたり、アイロンを立ち上げながらメールチェックをしたりと重宝しております。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-05.htm#0524-08:30-5）

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• 　日本糖尿病学会の発表についてのメールです。
  
  　[I－P－362] 18:10～18:40
  　低炭水化物食が腎機能を悪化させたと考えられた2型糖尿病の2症例
  　座長：今野 英一 / 甲子園大学栄養学部
  　演者：岡本 真由美、江頭 富士子、東海林 忍、山口 賢、荒井 秀仁、小須田 南、石原 寿光 / 日本大学医学部内科学系糖尿病代謝内科学分野
  

  はじめに： 低炭水化物食が流行している．炭水化物（以下C）を減らせば蛋白質（P）脂質と（F）制限が不要だがP負荷が腎機能悪化を招く．低炭水化物食を患者自身が導入し，腎機能が悪化した2例を報告する．
  
  症例１： 69歳男．64歳30%超速効型インスリン導入．低炭水化物食（C90g，P100g，F125g）開始3か月で体重-5kg，HbA1c 8→6.9%，総インスリン量26→16U．尿蛋白+→3+，Cr0.7→0.9mg/dl．糖尿病腎症透析予防指導（C260，P80，F50）を行い，2か月間で回復した．
  
  症例２： 62歳男．高血圧合併．グリベンクラミド2.5mg，シタグリプチン50mg．低炭水化物食（C80g，P90g，F170g）開始3か月で下腿浮腫出現，HbA1c8→6.8％，尿蛋白+→4+，Cr0.9 →1.2 mg/dl．入院で糖腎食（C290，P50，F50）に変更し，尿蛋白は10.2→3.5g/日に改善したが，Crは不変であった．
  
  結語： 低炭水化物食は高蛋白食となり，腎機能が悪化したと考えられた．
  
  ＊学会当日(5/22)の発表内容は写真のとおり。症例2は不幸にも人工透析になってしまった
  
  質問: 腎機能悪化の原因は、蛋白質なのか食塩なのか、はっきりしないのでは。
  演者: そうです
  
  質問: 症例2では、蛋白質エネ比は約20％で、多すぎるとは言えないのでは
  演者: そうです。ただ、低炭水化物にした時が腎機能悪化の始まりで、激しい運動を始めたことも一因。

   

  　感想: 食塩については初めから分かっていたのに、抄録の結語に全く書かなかったのはあきらかにおかしい。論文とするには、高血圧治療の説明も必要だ
  
  　教訓: いくら糖質制限をしても、食塩制限をしていなければ何もならない
  　[I－P－360]
  　京都府立医大の発表ですが、炭水化物摂取量が少ないと、食塩摂取量が多くなる傾向です
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-05.htm#0524-08:30-6）

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• 　最近，他施設からの「脱走熱傷患者さん」がどんどん増えています。
  皆さん，湿潤治療については全く知らなかったが，とにかくスマホで必死に検索してみた，とのことで共通しています。
  スマホは確実に熱傷治療現場を変えているようです。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-05.htm#0524-08:30-7）

• 　「外傷を湿潤治療している医師」に，東京都杉並区の樺島病院　 整形外科／冨澤英明先生を追加しました。以前，外来見学にいらっしゃった先生です。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-05.htm#）

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• 　［練馬光が丘病院での治療例］に3例追加。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-05.htm#0523-06:00-1）

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• 　「生理かぶれ」についてのメールです。
  
  　生理かぶれについての話題がありましたので、かぶれを防止する観点からひとつ。
  　月経カップというのがあります。
  　　　　　⇒【月経カップ】
  　私も８年ほど前その存在を知り、なんでもっと早く使わなかったんだーと後悔した優れものです。
  　経血がものすごく多い方や出産経験のない女性の使用は難しいかもしれませんが、そもそもナプキンを使う必要がないのでかぶれません（あたりまえですけど）。日本で購入できないのが難点ですが、ごみも出ないし経済的だしいうことありません。８年間使ってますがまだくたびれてませんし、８年間生理用品を購入していません。
  　三砂ちづる先生の『オニババ化する女たち』に，「昔の女性は生理の血液を垂れ流さず，自分の意志で，小便を排泄するように排泄できた」というような一節があったように記憶しています。ご興味をお持ちの方は是非読んでみてください。
  　ちなみに，三砂先生とは光文社新書つながりということで，何度かお会いしたことがあります。いつも和服姿で凛とした佇まいの方です。
  
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-05.htm#0523-06:00-2）

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• 　「生理かぶれ」についてのメールです。
  
  　かぶれの話が出ていましたが、私は布ナプキンを使い始めてからかぶれはもちろんかゆみやにおいもなくなりました。（ちなみに経血量も減りました）
  　男女問わず局部など肌に直接触れるものを化学繊維から綿100％または絹100％に変えるだけでもかぶれに効果はあると思います。
  　もちろん合成洗剤や柔軟剤を使っての洗濯はNGです。
  　アトピーや大人ニキビで悩んでる方も肌着や寝具の素材に気を付けてみてはいかがでしょうか。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-05.htm#0523-06:00-3）

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• 　「生理かぶれ」についてのメールです。
  
  　実は私も生理時後半のナプキンかぶれがいやで，試行錯誤していました。
  　今，私がたどり着いた方法は「（吸収体）ナプキンの上に布をのせる」というものです。布は，Tシャツや肌着の着古しを10-20cm四方くらいに切ったもので，5×3cmくらいまで小さくたたんで当てます。もともと捨てるものなので，使用後は捨てます。
  　これだけのことで，市販のナプキンを全くかぶれに悩まされず使うことができるようになりました。
  　始めは古着のほうが先に尽きるかと思いましたが，子供の服，肌着，古くなったシーツなど，綿素材のものは何でも動員していたら，供給過剰なくらいです。
  
  　使ってみて分かったことは，「綿の方が断然吸収が速い」ということです。綿からあふれた分が仕方なく吸収体の方へいく，という感じです。綿のみ交換すれば大丈夫ということも多いです。
  　「プラスモイストトップ」の方が貼り付けられるので便利かもしれませんが，こんな方法もありますよ，ということで
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-05.htm#0523-06:00-4）

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• 　「スタンディングデスク」についてのメールです。
  
  　夏井先生のスタンディング作業記事を読んで、早速感化されました。
  　普段から、ゲーム系歩数計「てくてくエンジェル」の歩数を稼ぐため、足踏みング読書をしたりしておりましたが、思い切って先ほどパソコンモニターも移動させてみました。通常、炬燵の上に置いてある通称コタツトップパソコン。本体は炬燵の上のままで、リビングとキッチンを仕切る食器棚のカウンター部分に、モニター・マウス・キーボードを無理矢理設置。キーボードが若干低いので、通販で宅配に使われた段ボールを台に使用。
  　使用してみると、背筋が伸びたよい姿勢で安定しており、疲労感無し。かえって、コタツトップに向かい座椅子に座ってweb閲覧している方が、猫背になり、ドンドン座面が前へずれていき、尾骨部に褥瘡が出来そうで、疲労感もありました。
  　夏井先生の記事のおかげで、コスト０円で、快適環境が手に入りました。ただし、落下のリスク状態ではありますので、使用前にカウンターに設置、使用後は定位置に片付けるという手間が少々発生しますが（笑）。
  　立位だと姿勢がいいので、肩こり↓・腰痛↓効果、消費エネルギー量↑によるさらなるダイエット効果↑を期待しております。
  　私の場合は，2年前に東京のマンションに引っ越して，どこで仕事をしようかと悩みました。私のベッドのある部屋には本棚が4つあって仕事机を入れる余裕はないし，食卓のテーブルで仕事をしていたんですが，本棚の上が机代わりになることに気がついたんですよ。2段重ね方式のスライド本棚を上下分離して使っていたんですが，そこにノートパソコンを置いてみたらキーボードは打ちやすいし，液晶も見やすい高さなのです。しかも，スライド式本棚なので広くて奥行きがあり，安定感も抜群（3.11でもビクともしなかった！）。あとは，「仕事は座ってするものだ」という先入観を捨てるだけです。
  
  　「スタンディング方式」にしてから気がついたのですが，椅子に座って仕事をしてみると背筋が伸びずに猫背になっているんですよ。多分，座っていると自然に猫背になり，そのほうが体が楽なんでしょうね。
  　一方，立っていると自然に背筋が伸びています。恐らく，立位では背筋を伸ばしたほうが楽で，逆に，立位で猫背になろうとすると不自然な力が加わり，猫背を維持するのは難しいです。つまり，座位と立位では「力学的に安定した姿勢」が異なるわけですね。
  　そういうわけで，東京に引っ越してきてからはずっと「スタンディングデスク」方式で仕事をしています。
  
  　デスクの高さは「立位の肘の高さ」がベストでしょう。私（170センチ）の場合は100センチで，上記の本棚の高さは102センチと絶妙な高さでした。つまり，私と同じ身長だったら高さ100センチ前後の台なら，何でもスタンディングデスクに使えるということになります。
  　というわけで，自分の立位での肘の高さを測定し，ホームセンターのラックコーナーなどを探してみるといろいろ使えそうなものが見つかるはずです。東急ハンズのDIYコーナーで部品を調達してデスクを自作する，というのも可能です。病院の入院患者が使っているベッドデスクにも100センチまで上げられるものがあり，ネットで購入できます。あるいはビールケース（これもネットで売っている）を積み重ねるのもありでしょう。

  介護テーブル/補助テーブル/テーブル/サイドテーブル/高さ調整/高さ調節/キャスター付き/寝室/... 価格：6,650円（税込、送料別）

  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-05.htm#0523-06:00-5）

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• 　「スタンディングデスク」についてのメールです。
  
  　立って作業したほうが効率が良いだけでなく、実は健康にもいい、いうのは欧米ではしばらく前から言われていました。立つのと座るのとでは、体が糖質をどのように処理するか、が違うそうです。
  　　　　　⇒【Calorie burner: How much better is standing up than sitting?】
  　普段の生活の些細な習慣や活動が、ぜんぶリンクしていることに改めて驚かされます。
  
  　ちなみに、ノーベル文学賞作家のヘミングウェイやイギリスの政治家チャーチルも、立って執筆したそうです。１９世紀のイギリスでは、医師たちもコモンルームと呼ばれる公共のラウンジではみんな立ってたみたいです。
  　　　　　⇒【Could offices change from sitting to standing?】
  
  　とはいえ、立って作業する環境を作るには、机またはパソコン台を買い換える、ひい ては部屋の内装を変える、というちょっとした投資が必要なので、なかなか広まりませんが。（あと、当然のことながら、たいていの人間はとりあえず座りたが る、というのが浸透しない最たる理由でしょう。）
  　最近になって、デンマークでは、雇用者はオフィスワーカーに「sit-stand desks」を使う選択肢を与えることを義務化したそうで、うらやましい限りです。
  
  　「でも、たまにはやっぱり座って作業したい」という根性無しのために、高さ調節が自由自在のsit-stand desksがあります。（日本円にして13万円以上します。自宅導入は見送りました…。）
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-05.htm#0523-06:00-8）

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• 　「糖質制限と立ちくらみ」についてのメールです。
  
  　糖質制限の初期に立ちくらみ等の不調が出る件、Wikiに記述がありました。
  　　　　　⇒【Wikipedia】
  
  　主だった低炭水化物ダイエット法は、ビタミンやミネラルのサプリ摂取を指導している。一番の理由は、高炭水化物から低炭水化物への、ケトン食移行が急だと、一時的に、体が調整のために、より多くのビタミンミネラルを必要とするため。一時的に、体がショック状態になる。これは、低→高へ急激に戻す場合も、同じことが起こる。
  　2012年8月30日放送　クローズアップ現代　「糖尿病の“常識”が変わる」にも、自己流で糖質制限を始めた人が、2ヶ月以降に、急激に体調が悪くなった例も紹介しています。こちらは、自己流＆痩せ型の人だったので、という説明がされています。
  
  　糖質制限は、10年20年といった長期での観察がないから危険という意見に対しては、既にアメリカで20年以上の実績があります。90年代から非常に盛んに議論され、実践されてきた食事療法で、今でも静かに続けている人たちが多い。近年では、政府や、医学栄養学の団体も、徐々に低炭水化物食事療法を支持するようになってきている。
  　2010年、ハーバード大学による44,548人の男性と85,168人の女性による20年から26年間におよぶコホート調査では、動物食をベースとした低炭水化物ダイエットは男女とも全原因の死亡率を増加させ、植物をベースとした低炭水化物ダイエットは死亡率を低下させていた、とのことから、最近の提唱者は、肉・乳製品食を勧めていないのだろうと思われます。そこで、脂質は、オメガ3系のフィッシュオイルや、フラックスシード、9系のオリーブオイルを摂取するよう指導しています。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-05.htm#0523-06:00-6）

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• 　デジカメのSDカードがエラーでデータが読めなくなりました・・・が，以前教えてもらったZARというフリーソフトを速攻でインストールし，データ復旧成功！　この無料ソフトはすごいです。
  　ちなみに，下記のサイトに詳しい使い方が説明されていて，とても参考になりました。
  　　　　　⇒【破損したＳＤカードのファイルを復元・復旧する無料ソフト　ＺＡＲ】
  
  　ちなみに，データの復旧には結構時間がかかりますので，容量の大きなSDカードの修復では，コーヒーでも飲みながらのんびりと作業した方がいいです。途中で「アレっ，固まっているの？」という部分があるからです。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-05.htm#0523-06:00-7）

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• 　「難治性という病名について」というメールです。
  
  　だいぶ前，夏井先生が皮膚科の病名と症状の多さに言及されてましたが，皮膚科の病名って随分文学的ですね。尋常性とか難治性とか。尋常性はともかく難治性はまずいんじゃないんですか。要は治りませんよってことでしょう。
  　医学も科学のカテゴリーに入っているのですから最初から治すつもりはないと高らかに宣言しちゃっていいんでしょうかね？　今はダメだけどいつの日か必ず直してやる，というような思いはこの時点で無くなっているではないかと素朴に思います。
  　この難治性なんたらという病名を最初に患者さん告げた医師はどんなつもりだったのかとても興味があり ます。
  　「難治性〇〇」で私が最も関わりがあるのは「難治性下腿潰瘍」ですが，それには次の3つがあると考えます。
  

  ①	医原性難治性潰瘍 医者の治療が間違っているために難治化した潰瘍（例：ゲーベンクリーム性潰瘍・ユーパスタ性潰瘍）
  ②	原因放置型 or 原因看過型潰瘍 おおもとの疾患を見逃していたために難治化（例：下腿静脈還流異常を見逃していた）
  ③	病態不明・原因不明

   
  　私の経験では，最も多いのが①，その次が②。これらは「偽の難治性潰瘍」と呼ぶべきでしょう。③こそは「真の難治性潰瘍」ですが，数は多くないと思います。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-05.htm#0523-06:00-10）

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• 　【有櫛動物ゲノム、進化史の書換え迫る？】
  　私が『傷はぜったい消毒するな』で提示した「神経系発生仮説」とほぼ同じ内容で，今回新たに，神経系を持つクラゲと持たないクシクラゲが5億5000万年前に分離したことが示されました。前者の分散神経系が，三胚葉生物の中枢神経系の前身となります。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-05.htm#0523-06:00-11）

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• 　6月28日（土）14：00から山梨県石和温泉（いさわおんせん）で「豚皮揚げを食べる会 in 山梨」を開催しますが，次第に参加者も増え，残り枠2名となりました。
  　これまで参加された方でも参加できますので，参加ご希望の方は私にご連絡ください。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-05.htm#pork-kofu）

• 　「親子継承での開業」についてのメールです。
  
  　私は外科系開業医の父を継承して１４年になります。
  　投稿した先生と決定的に異なるのは、私の父は当時７０歳で、もう仕事を辞めたくて遊びたくて仕方ありませんでした(^^)　一日も早く息子の私に継承してもらい、家を飛び出し、遊びに行きたかったようです。
  
  　私がバリバリの消化器外科医の勤務医で日々前麻手術をしていた時でしたから、なかなかメスを置くのに勇気が要りました。
  　継承の１年前から週に１～２回、午前の外来だけ父の診療所の手伝いをして、システムとかやり方とかレントゲンの操作などを学びました。当時は私も湿潤治療など知りませんでしたから、イソジン、ゲーベン、こめガーゼなど普通でした。
  
  　そして、新年度から私が継承したわけですが、父は早々に撤退。しかし、従業員はそのまま。８月くらいから私のやる最新の治療や薬の使い方などで意見がぶつかるようになり、その結果８月末日をもってスタッフ全員が退職するという事件がおこりました。
  　私は必死でスタッフをさがし、９月１日にはまるで別人のスタッフが常連の患者さんを向かい入れるということになりました。古くからの常連は「よくあの古だぬきを追い払ったなあ~(^^)」などと励まされました。
  　そして翌年「日経メディカル」の夏井先生の湿潤治療の記事に出会い、外傷治療を含めかなりの変化が起こりました。
  
  　「親子継承での開業」についてを投稿された先生はそれくらいの覚悟で臨んで欲しいものですね。
  　親子で開業して、やり方が違うと１診、２診で親子喧嘩してて、不評の診療所もありますからね。
  
  　以上、私見と自分の経験を述べさせてもらいました。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-05.htm#0522-12:00-1）

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• 　『炭水化物が人類を滅ぼす』についてのメールです。
  
  　3日前、帰宅中の東京メトロ有楽町線でボ～と、車内のモニター画面を見ていたところ、先生のお顔が視界に飛び込んできました。「炭水化物が人類を滅ぼす」の広告でした。
  　以来、もう一度拝見したいと、車中で一点凝視ししておりますが、なにせ一区間しか通常は乗らないために、出会えません。モニターを見ている乗客の方たちの表情など、観察したいところなのですが・・・
  　世間に広く周知され、ひとりでも多くの方が、糖質制限の恩恵が受けられるよう、願っております。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-05.htm#0522-12:00-2）

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• 　「公立保育所でも湿潤治療」というメールです。
  
  　 昨日、子どもが通う公立保育所からの配布物にて、「保育所では消毒薬は使用しておりません」という傷の手当て方法の紹介がございましたのでお知らせします。（最後のパラグラフの「傷の様子によって消毒を使用することもありますが・・・」の一文が少し心配ではありますが、他の箇所は夏井先生のサイトを引用されているようです）
  　　　　　⇒【傷の手当方法について】
  
  　「公立保育所保健師看護師連絡会」からの文書となっており、単独の保育所のみの話ではなさそうです。３年くらい前に子どもが擦りむいたときは「消毒しました」と連絡帳に書かれていましたので、最近のパラダイム・シフトの拡がりをとてもうれしく思っております。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-05.htm#0522-12:00-3）

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【10:00】

• 　「親子継承での開業」についてのメールです。
  
  　私は医院継承ではなく新規開業でしたが、開業する際、恩師よりこのような言葉をもらいました。
  

  「開業とは100％の自由と100％の責任だ」

   

  　この言葉通り100％自由にやらせてもらっています。私にとって100％の自由がない開業なんて意味ないです。それが許されないなら、自分のためにも、患者さんのためにもやめたほうがいいですよ。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-05.htm#0522-10:00-1）

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• 　「ワセリンで水疱」についてのメールです。
  
  　難治性の湿疹に竹酢液を塗布する、、、旨の投稿がありました。
  　ガーゼと消毒は×を掲げ、皮膚にirritateな処置を避ける、、を信条としているこのサイトで取り上げるのはいかがなものでしょうか？
  　竹酢液はその製造過程から石炭酸と類似のものと思われます。フェノールが含有しているようです。りっぱな消毒、殺菌薬ですね。
  
  　自由な意見を取り交わすこの掲示板の意義は大変大きいのですが、先生が取り上げられた＝”竹酢液が皮膚病変に有効”のような印象をうけてしまうのではないでしょうか？
  　ちょっと気になってメールいたしました。
  　私は逆に「ワセリンで治らなかった湿疹が竹酢液で治ったら面白いな」って思っちゃいますけどね。
  　「乾燥させてはいけない」は創傷治癒の大原則なんですが，アトピー性皮膚炎の患者さんでは「ワセリンでも治らない，乾燥を防いでいるのに治らない」という患者さんが少数（？）ながらいらっしゃることも事実なんですよ。
  　私は臨床医であって宗教家ではないので，「原則守って患者治らず」ではなく，「原則を破っても治る患者がいたらそれでよし」と考えます。臨床の世界は「勝てば官軍」的なところがありますからね。
  　それより何より，本当に竹酢液で治ったら，いろいろなことを考えるきっかけになります。例えば，次のような可能性が浮かびます。
  
  1. 湿潤治療は人類の大多数に適応できる治療法だが，すべての人類に適応できるわけでないのかもしれない。一部の遺伝子を持つ人は湿潤状態で創傷治癒が進まないのかもしれない。
  2. 難治性アトピーの創面では，何か未知の現象が起きているのかもしれない。
  3. 竹酢液は一種のショック療法みたいなもので，ゴチャゴチャになっているものをリセットする作用があるのかもしれない。
  4. となると，竹酢液でなくても有効なものがあるかもしれない
  5. となると，難治性潰瘍の治療に応用できるかも？
   
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-05.htm#0522-10:00-2）

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【06:00】

• 　［練馬光が丘病院での治療例］に3例追加。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-05.htm#0522-06:00-1）

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• 　「生理とプラスモイストTOP」について伊藤先生からのメールです。
  
  きよすクリニックの伊藤先生から、女性の生理時に発生する局部のカブレに，生理用ナプキンの表面にＴＯＰを貼たものが著効を示す旨聞いています。

   

  　→生理の出血が多い時期は皮膚がナプキンに直接接触しないのでかぶれないのですが、出血が少なくなるとかぶれるそうです。
  　私自身は試していません（試せません）が、試してもらった女性（複数名）の話では、出血が多い時期にプラスモイストトップをナプキンに貼ったところ、血液を吸収しきれなかったとのことですので、念のため注意を喚起しておきます。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-05.htm#0522-06:00-2）

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• 　本の紹介メールです。
  　先日本屋でおもしろい本が平積みになってました。この方もきっと夏井先生の本などに影響されているのでしょうね。
  

  「男が育休を取ってわかったこと」
  　　　　　皮膚科医　池田大志著

   

  　自ら育休をとって、２４時間　あかちゃんと過ごしたことで診察室じゃわからない。アトピーの原因にきづかれたそうです。
  　夏井先生の主張と同じ内容を著書で展開されています。
  

  ・	湿疹が治らない理由は「洗いすぎ！」
  ・	入浴回数減らせば肌バリア機能は回復する
  ・	ベビーソープもベビー石けんもいらない
  ・	お風呂に長く浸かると乾燥肌になる
  ・	ほんとうは、入浴は月に２，３回でいい。
  ・	ガーゼタオルでこすると角質はがれる。
  ・	洗濯もＮｏ洗剤で。などなど

   

  　ちょっとおもしろかったのは、この本がセブン＆アイ出版。なんですが、「洗剤無しで洗濯」とか「ボディソープもシャンプーもいらない！」とか、モノを買わないでいいよ！という本の内容。
  　「モノを売ってなんぼ」のセブンイレブングループのイメージですが、出版編集者の中にもいい意味で、「新人類世代」が活躍してるのかもしれません。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-05.htm#0522-06:00-3）

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• 　「癌と糖尿病と糖質制限」についてのメールです。
  
  　入院した際の食事について考えてみました。
  　糖質制限を理解していない医師や、栄養士にはいくら言っても受け入れられません。彼らは健康のプロ、栄養学の専門家を自負しています。その彼らの信じることと正反対の健康や栄養のことを言っても無駄です。
  　アレルギーという嘘をつくのも問題があると思います。
  
  　そこで、考えました。
  　もしムスリムの方が入院されて「豚肉及び豚の入ったものは食べれない」と仰ったら、ヒンディーのかたが入院されて「牛は神聖なので食べない」と仰ったら、対応するのではないでしょうか。また、輸血を拒否する宗教の方のいうことも聞いているはずです。
  　ならば「信条により、糖質は食べられません。ブドウ糖の点滴も信条により拒否します。このことにより、健康上の不利益があったとしても私の責任であり、貴院や医師に何ら責任を問うことはいたしません。」というのはどうでしょう。
  
  　コメを食わなければならないというのが、彼らは自覚していないですが、宗教ですよね。それを論理的に説得しようとしても無理です。いかがでしょう
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-05.htm#0522-06:00-4）

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• 　「親子継承での開業」についてのメールです。
  
  　外科勤務医として過ごすのは今年度で終わりにして、父の診療所を継承するつもりでいて、昨年末からいろいろと情報を集めたり父と話をしたりしました。
  　が、その結果、開業医になる気が萎えてしまいました。
  　原因はいろいろあります。
  
  　自宅併設の診療所で立地を半永久的に動かせず、スタッフや診療スタイルも引き継がざるを得ないのです。私の得意分野は乳腺甲状腺+消化器なのですが、永らく開業医としてやっていきた父はインチキ整形外科（湿布はったりブロックしたり、簡単な整復固定したり）です。少ない接点は創傷治療なのですが、これがまるで考えが異なり困ります。
  　私は、外来で治療する創傷は、原則自宅で自己処置、週に2回程度の通院がbestであると思っています。何よりも「入浴禁止の刑」だけは避けたいと思っています。しかし父は「そんなことしたら開業医はやっていけん！」の一点張りであり、来る日も来る日もキズにイソジンをぬって患者に入浴を禁じています。おそらくこれは今後も変わらないでしょう。70歳を超えた父にやり方をかえろというのも現実的でなく、これはおそらくやめるまで一緒と思います。
  　感染性粉瘤など、私が診ると、初診時に切開+被膜除去、翌日に止血確認+自己処置指導、10日後くらいに治癒確認、で終了であり、通院は3-4回です。しかしバカな医者が診ると、毎日毎日イソジン消毒、こめガーゼで、1か月以上毎日通院、入浴禁止で す。患者の医学的利益と、医師の経済的利益がまったく相反します。
  
  　さらに今まで積み上げてきた乳腺診療を捨てる気になれないのですが、実際に今のスペースで乳腺を診ようとすると大きな設備投資をせざるを得ません。しかもそれをしたところで患者が来るとは限らない。世間の見た目から入る浅慮なオバサンたちは、大通りから奥まった古びた診療所で乳腺専門医である私に診られるよりも、小奇麗なレディースクリニックで婦人科の片手間に乳腺を診ている女医に診られることを選びます。
  　しかもマンモグラフィの機械がとても高く、場所をとる。乳房を鷲掴みにして撮影するので女性技師を雇わないといけないのですが、また間の悪いことに今の父の診療所に十年以上勤務している常勤の男性放射線技師がいたりします。
  
  　そもそも医者が開業するということは、誰にも邪魔をされず自分のやりたい診療をする、そのかわりすべての責任は自分が負う、ということだと思います。やりたい診療ができない開業に、いったい何の意味があるのでしょうか。
  　勤務医をしていても困らないだけの収入はあるし、今の仕事は面白くやり甲斐もあるし、外科医としての進歩が常人より遅くてようやく卒後15年で独り立ちに手が届いてきたところです。
  　生涯賃金を考えれば開業が良いと父は言いますが、安定性は勤務医でしょう。外科医は何でもできる、とかつては言われていました。しかしそれは過去の話であり、外科医の傲慢な思い上がりです。外科医は病院から離れると役にたたぬ生物です。
  
  　親子継承というのは新規開業よりも難しいと思います。
  　そういうわけで、継承計画は無期延期ということにしました。継がなければ親不孝かもしれませんが、ほかのことで親孝行をするようにします。
  　実際に開業なさっている先生方やこれから開業を考えていらっしゃる先生方，いかがでしょうか。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-05.htm#0522-06:00-5）

• 　先ほどのNHKの「まちかど情報室」で「疲れてきたらデスクを高くして立って作業」というオフィス用デスクが紹介されていましたが，私は自宅では基本的に立って作業していて，座ることは滅多にありません。19:30頃に夕食が終わり，その後は自分の部屋でホームページの更新記事を書いたり，症例写真を整理したりして23:00過ぎまで休みなしに「飲酒しながらお仕事モード」ですが，1.2mくらいの棚の上にパソコンを置いてあるので立って作業するのにちょうどいいんですよ。
  　もちろん，ちょっと足は疲れるけど，作業効率の良さは抜群です。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-05.htm#0521-07:00-1）

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• 　【糖質制限：何食べてる？】に追加しました。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-05.htm#0521-06:00-1）

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• 　［練馬光が丘病院での治療例］に3例追加。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-05.htm#0521-06:00-2）

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• 　「熱傷を湿潤治療している医師」，「粉瘤の治療をしている医師」，「糖質制限で糖尿病治療をしている医師」に，愛知県岡崎市の高木外科内科医院／高木輝秀先生を追加しました。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-05.htm#0521-06:00-3）

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• 　「ヘモスタパッド^(R)で止血」についてのメールです。
  
  　昨日の追加症例拝見しました。
  　５７歳女性の背部粉瘤ですが、ヘモスタパッド^(R)がドレインにもなっているとの理解で宜しいでしょうか？
  　ヘモスタパッドのベージュの防漏フォルム側を二つ折りにして背面を合わせるという、夏井先生の発想力に脱帽致しました。流石です。ドレインと止血が一発完了という画期的な症例ですね！！
  　正確に言うと，「膿瘍腔に入れやすく，取り出しやすく，固定もしやすい挿入法」を試行錯誤しているうちに，この二つ折り方式に落ち着きました。そして，絆創膏固定したヘモスタパッドの上を紙オムツで覆いますが，ご指摘のように，背面シートの間がはからずもドレーンのようになり，良好なドレナージが得られます。もちろん，ヘモスタパッドのアルギン酸塩被覆材（＝これ自体が高い吸水力を持つ）による吸収も大きく関与していますが，背面シートのドレナージ効果も高いです。
  　以前は，このような粉瘤切開後にはカルトスタットのような不織布タイプのアルギン酸塩被覆材を入れていましたが，浸出液や出血が多い場合には，表面を覆う防水フィルムで全部覆わないようにするなどの工夫が必要でした。しかし，このヘモスタパッドにしてからは，そういう工夫は過去のものになりました。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-05.htm#0521-06:00-7）

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• 　「糖尿病専門の教授は，糖尿病患者は嘘つきだと教えてくれた」というメールです。
  
  　私が大学で臨床実習を受けた糖尿病専門の教授はよく「糖尿病の患者は嘘つきだ」と学生に対して言っていました。
  

  「糖尿病が治らないのは患者が食事療法をきちんと守らないからだ。それなのに守っていると嘘をつく。」

   

  　で、私もずっとそのように思っていました。
  　整形外科なので、今まで何度も糖尿病患者さんの足の切断をしてきました。そのたびに、「この人は医師の指示を守れない嘘つきなので、足が無くなっても自業自得だ」と思っていました。
  
  　でも、糖質制限と出会って、この考えが間違いであることを知りました。
  　つらい食事療法を守っても、そもそも食事療法が間違っていたのだから、治るはずがなかったのです。足を切断された患者さんは、嘘つきでも自業自得でもなく、間違った治療の犠牲者だったのです。
  
  　現在も間違った食事療法のせいで、足の切断や人工透析になってしまう患者さんがたくさんいます。糖質制限の20年後の安全性が確立されていないと言われますが、現在の食事療法の20年後は安全どころか、足の切断、失明、人工透析などの危険性が極めて高いことが臨床データーとして確立されていると思います。
  　糖尿病の患者さんが自ら調べ考えて、自ら糖質制限を選択されることを願います。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-05.htm#0521-06:00-4）

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• 　「5/18夜 7：00のNHKニュース」というメールです。
  
  　降圧剤の効かない高血圧について放送されました。
  　仕事がら関心があったのでHDレコーダーに記録、ネット検索してみると真っ先に同じNHKのためしてガッテンの特集記事が出てきました。なんと放送日は2010.2.10と4年も前でした。好きな番組なのですがこの回は知りませんでした。
  　あらためてニュースの持つ報道力と、ある情報が一般に報道されるまでのタイムラグにも驚きました。
  
  　翻って糖質制限も一部のバラエティー番組や報道特集、そういえばクローズアップ現代等で動画を見たことは有ります。ですがこれらは関心のある人が見る番組だと思います。
  　確かNHKのニュースでは糖質制限の危険や最近では糖尿病学会が一部軟化したかのような報道はされていたようですね。
  　まともな報道がされるのはあと何年先なのでしょうか？
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-05.htm#0521-06:00-5）

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• 　「遅延型の反応」についてのメールです。
  
  　【American Academy of Allergy, Asthma & Immunology】にあるようにIgGの検査は臨床での有用性はなく米国アレルギー学会は検査しないようにと消費者に薦めています。
  　遅延型の反応はありますが、血液検査では検査できず，除去試験　負荷試験を繰り返す　できればダブルマスクで繰り返すしかないと思います。
  　【Quackwatch】といういかさま医学のサイトで　IgG　で検索するといくつか出てきます。
  
  　検査が存在し　それらしい数字が出てくるということと，その検査に意味があるということはまったく別です。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-05.htm#0521-06:00-6）

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• 　「お尻の汗疹対策」について，瑞光メディカルからのメールです。
  
  　パンツに患部が接する部分にプラスモイストＴＯＰを貼ってはどうでしょうか？
  　きよすクリニックの伊藤先生から、女性の生理時に発生する局部のカブレに，生理用ナプキンの表面にＴＯＰを貼たものが著効を示す旨聞いています。また、同様におむつカブレにも、患部が当接する部分にＴＯＰを貼ると軽快するとも聞いています。
  
  　もしご本人が試したいということであれば、何時でもサンプルをお送りすることができますので、弊社に連絡してもらって下さい。
  　ということですので，もしもプラスモイストTOPを使ってみたいという場合は，私にメールでご連絡ください。私の方から瑞光メディカルに連絡します。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-05.htm#0521-06:00-8）

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• 　「人柱覚悟の新し物好き」についてのメールです。
  　私は、糖質制限（スーパー制限）を開始してから４ヶ月が経ちます。この間、現在に至るまで（これからもですが）、糖質制限を人に勧めたりはしていません。自分で必要だと判断して勝手に実施し、試行錯誤（傍から見ればあがいているだけですが）して、自身で調べたり、または夏井先生に質問したりしている次第です。
  
  　糖質制限は「宗教」ではないので、人に「布教」するつもりは毛頭ありません。（もっと言えば、「宗教」ではないので「殉教」もしたくありませんが）
  　だから、新興宗教でありがちな、後で「実は自分は騙されていた」という事も言いたくありませんし、仮に今後糖，質制限と決別する事があっても、誰も責めたくありません。
  
  　よくよく考えれば、今まで自分自身が実施した変わった事？はみなそのようなスタンスの上でした。自分で勝手にやって、且つ誰にも勧めない。
  　もっと言えば、糖質制限をしない人の批判すらしません。（逆に、批判されたら話は別ですが）
  　これからもそうでありたいと思います。まあ、少なくともやるのなら「楽しく」やりたいところです（生粋の「糖質ジャンキー」のためか禁断症状？に辟易としていますが）。当サイトも、他のセイゲニストの方々と同様に、楽しく関わっていきたいものです。
  
  　あと、思わぬ点に気づきました。自分自身では、「変化をあまり好まない」と思っていたのですが、現段階で糖質制限を実施している自体が、結局は「人柱覚悟の新し物好き」であるという事です。
  　お気付きの方もいらっしゃると思いますが，私の文章中の「人柱」はデジタルガジェットやフリーソフトの世界で使われる用語です。つまり，素性がはっきりしないフリーソフトとか，ちょっと便利そうだけどなんか危なそうなシェアウェアとか，出荷前のα版やβ版のソフトウェア（＝動作はメーカーが保証していない）などを危険承知で真っ先に自分のコンピュータにインストールしたり，製造メーカーが書かれていないんだけど面白そうなデジタルガジェットをアキバの裏通りにあるパーツ屋さんで見つけて購入して自分のパソコンにつないでみたりするマニアたち，それを「人柱」と呼びます。
  　その結果，すごく便利なツールに出会ったりするんですが，ヘタするとウィルスも一緒に入ってきたり，システムファイルが破壊されてパソコンが起動しなくなったりするわけです。でも，そういう「ヒトバシラー」がいて，他の多くのユーザーは危険を回避できるわけですね。
  　そして，ヒトバシラーもそういう危ない目にあって初めて，危険察知能力を研ぎ澄まし，コンピュータ・スキルに磨きをかけていくわけです。
  
  　私はこれまで，フリーソフトを後先考えずにインストールしたり，使い道がよくわからないデジタルガジェットを買ったりしてきました。痛い目にあったのも一度や二度じゃございません。
  　今でこそ iPod などのデジタル音楽プレーヤーは押しも押される有力商品ですが，私が最初に買ったのは聞いたこともないメーカーのもので，CDの半分も入れられない中途半端な商品でした。その後，「コンパクトフラッシュ（CF）にデータが入れられます」というのを買いましたが，「メーカー純正のCFでないと正常に動きません」という注意書きを敢えて無視して他社製のCF（こっちのほうが超安かったから・・・）を入れ，購入したその日にゴミ箱行きにしたこともあります。
  　そういえば，聞いたこともないピアノ曲の楽譜を楽器店で見かけ，譜面がきれいで格好よさ気だから，という理由で購入し，弾いてみたらオイオイ，ということも一度や二度じゃなかったですね。
  　持って生まれた「人柱気質」ってやつかもしれません。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-05.htm#0521-06:00-9）

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• 　【この写真どう思う？「服を買いに行ったら、やけに現実的なマネキンを見かけた…」】
  　この写真を見て笑えるような体型になれて，心底，幸せ！　太った豚より，痩せたソクラテス！
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-05.htm#0521-06:00-10）

• 　「外傷を湿潤治療している医師」，「熱傷を湿潤治療している医師」，「糖質制限で糖尿病治療をしている医師」に，新潟県柏崎市の柏崎厚生病院　精神科／吉田龍平先生を追加しました。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-05.htm#0520-06:00-6）

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• 　［練馬光が丘病院での治療例］に3例追加。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-05.htm#0520-06:00-1）

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• 　【糖質制限：何食べてる？】に追加しました。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-05.htm#0520-06:00-12）

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• 　「お尻の汗疹対策」についてのメールです。
  
  　お尻の汗疹対策の話ですが、空調ざぶとんをお勧めします。私も２年前に導入して以来汗疹知らずで快適に過ごしております。車やデスクで座りっぱなしの方には是非試してみていただきたいです。
  　また、デスクの高さが自由に変更できるのであれば、立って作業するのも良いかも知れません。座りっぱなしだとそれなりに腰への負担もありますし。
  
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-05.htm#0520-06:00-2）

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• 　「ワセリンで水疱」についてのメールです。
  
  　私も長らく手湿疹です。水泡あり。湿疹というのは、軽視されがちな疾患ですが、あの痒み、痛み、不快感は本当にひどいものですね。
  

  解決方法１：

  1. 金属アレルギーの検査後に、銀歯をレジン（樹脂系詰め物）に変えたら治りました。
  2. ただし、金属アレルギーのパッチテストを的確に判断できる皮膚科医は少なそうです。
  3. また、詰め物の害について真剣に聞いてくれる歯科医もほんとに少なかったです。（理解してくれる歯医者を探すのに苦労しました）</li>

   

  ■アトピーがひどく、脱ステ（ステロイド使用を止めること）し、その後、糖質制限のためナッツを食べていたら手湿疹が再発
  

  解決方法２：

  1. 竹酢液が効果ある。とのことで、試しています。
  2. 竹酢液はいろいろ種類があります。
     　（①ホームセンターの園芸コーナーで販売しているモノ（安価・水増しものかも）
     　②田舎の野菜産直場で売っている地元の農家さんがつくったもの（安価・品質悪そうに見える）
     　③竹炭専業者がネット販売しているもの（とても高い）
     　（写真左から①②③）
  3. ①よりも②が効果ありました。③はこれから試す予定です。
  4. 湿疹患部にコットンパフを置いて、そこに竹酢液をたらし数分間放置。その後水洗いをして乾燥させます。
  5. 気が狂いそうな痒みは激減しました。グジュグジュ系もおさまり、乾燥気味になります。
  6. なお、湿疹（アトピー）と竹酢液については女歯科医さんのブログ、本を参考にしています。
  7. このブログの通り、最初の数回は、叫びたいほどの痛み、しみる。です(T_T)。
     　　　⇒【バイバイ★アトピー】
     　　　⇒【ハワイでアトピーがなおった】

   

  
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-05.htm#0520-06:00-3）

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• 　「ワセリンで水疱」についてのメールです。
  
  　水泡については、まず、合成洗剤をやめることから始めてはいかがでしょう。私も大変な手荒れ、アトピー持ちですが、洗剤レスが症状軽減には大事と感じています。台所では重曹とふつうの石鹸、クエン酸、熱湯、ひどい油汚れには消毒用エタノールを使います。(身体の傷は消毒しませんが。) 衣類には洗剤は部分汚れのみ手でふつうの固形石鹸と重曹で洗ったあと、洗濯機では水と洗濯ボールのみです。トイレ掃除も石鹸のみです。
  　その上で、応急の手当として、尿素水(尿素とグリセリンを1:1で混ぜたものを水道水で5倍に希釈)を塗ってみる。その上で、他の方おすすめの油分を足す、ということはいかがでしょう。
  　なお、尿素だけを5倍の水で溶かしたものをまず塗ってから、トラブルの起きない油で油分補給、というのも策と思います。
  　私は最初は尿素水に頼っていましたが、今はこちらです。手にはラードが一番良いみたいです。オリーブオイルも(私は100均のものです)トラブルは起きませんでした。ワセリンは伸びが手には今一つだったので、続きませんでした。（顔には絶対ワセリンです)。これらはすべて300円前後です。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-05.htm#0520-06:00-4）

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• 　「シャンプーレスなのにフケが出る」についてのメールです。
  
  　シャンプーレスによるフケにも、私は上記の尿素水を頭皮にふりかけました。1－2回でフケは消えました。フケは気になりますが、フケが出ている時には頭皮をこするのはよくないみたいです。頭皮にお湯を十分に当てる、頭髪はお湯でよく流す、という洗い方をしています。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-05.htm#0520-06:00-5）

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• 　【窒素固定の起源は35億年前の深海か】
  　メタン生成菌，ｷﾀ━━━━(ﾟ∀ﾟ)━━━━!!
  　私たち，真核生物はメタン生成菌とα-プロテオバクテリアの細胞内共生関係から誕生しましたが，この高貴なるメタン生成菌は窒素固定の偉大なる祖でもあったのです。これに興奮せずに，何に興奮しろというのでしょうか。
  
  　地球上のあらゆる生命体は窒素なしには存在できません。蛋白質もDNAも窒素なしには作れないからです。一方，窒素は大気の78％を占めますが，大気中の窒素分子は極めて反応性に乏しく，そのままでは利用できません。実際，人間が大気中の窒素からアンモニアを合成できるようになったのは20世紀初めのハーバー・ボッシュ法の開発からであり，それには600℃＋数百気圧という条件を必要としました。それほど窒素固定は困難だったと言えます。
  
  　今回の研究では，深海底の熱水噴出孔に棲息する超好熱性メタン生成菌と好熱性メタン生成菌が，地球初期の海水の条件でも高い窒素固定能力を持っていることが明らかにされました。しかも，その年代は35億年前と生命誕生から数億年を経過したばかりと，極めて早い時期であり，それは最初の光合成細菌であるシアノバクテリア（32億年前に誕生？）の誕生より早いのです。
  　これまでは，シアノバクテリアが光合成とともに窒素固定能力も持つため，光合成と窒素固定は同時に発生したのでは，という説がありましたが，これで，窒素固定が先で光合成は後，という前後関係がはっきりするかもしれません。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-05.htm#0520-06:00-7）

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• 　先日，糖質制限について講演してきましたが，ここでも「糖質制限を長期間続けた場合の安全性」についての質問をいただきました。私はこんな風に回答しました。
  
  　現在は，糖質制限ってちょっと面白そう，と考える個人が自発的に糖質制限をしているだけで，あくまでも個人の判断，自己責任で行っています。いわば覚悟の上の人柱です。自分が人柱になってもいいと考えているから，長期的安全性なんて気にせずに糖質制限しているのです。
  　こういう自己責任の精神がわかっている人間数千人～数万人が自発的に糖質制限を続け，10年経過すれば10年間の安全性がわかるし，20年経てば20年間の安全性が確立します。
  　私たち糖質セイゲニストは，他人に糖質制限をしろと命令したこともないし，糖質制限を強制したこともありません。だから，自己責任という意味がわからない人は糖質制限には手を出さない方がいいです。自分勝手に始めたのに，健康被害があったら誰から助けてくれるはず，という考えの人も糖質制限はしないでください。
  　人々の先頭に立って人柱になってもいい，と覚悟を決めている人だけが糖質制限しましょう。
  　10年後，20年後の安全性が確認されなければ安心できない，という人は，私たちが10年後，20年後にデータを出しますから，それまで糖質制限はしないでください。20年後に安全というデータが出てから糖質制限しましょう。
   
  　安全性がわからなくても手を出してしまう私のような人間は，いわば人柱覚悟の新し物好きです。だから，今後たとえ，糖質制限で体調が不良になったり病気になったとしても，糖質制限しているのに癌が見つかっても，江部先生に文句を言うつもりはないし，他人に責任転嫁しようとも思いません。自分が一人で判断して勝手に始めたことだから，何か起きても自分の判断で何とかします。それが自己責任というものです。糖質セイゲニストを名乗るのは，そういう心意気を持っている新しもの好きでしょう。
  
  　もう一度，このサイトの2011年11月からの糖質制限の記事を読み返してみてください。そこには「自分の体にはこんな変化があった」という個人からの報告はありますが，「だから糖質制限しなければいけない」という記述はないし，「私はこんなに痩せたけど，あなたも痩せなければいけない」という記述もないはずです。個人が自分の変化について報告し，それを個人が読み，個人の判断で嘘か本当かを判断し，実行するかどうかを決めるのも個人です。そしてこれこそが，このサイトの基本的精神でもあります。
  
  　繰り返しになりますが，糖質制限食の長期安全性のデータがほしいという人はあと10～20年待ってください。その頃には，人柱たる私たちの長期データが出ます。恐らく，2024年とか2034年ころでしょう。慎重派の人は2034年のデータを見た上で，糖質制限するかどうかを個人で判断してください。2034年まで待てないよ，という人は，個人の判断と自己責任で糖質制限を自己責任で実行してみましょう。
  
  　糖質制限には20年後の安全性のデータがないからと糖質を食べ続け，糖尿病になって下肢切断するのも人生なら，自己責任で糖質制限して痩せて健康になるのも人生です。人生の岐路で，熟慮を重ねて間違った判断をするのも人生なら，面白半分にノリで道を選んで大成功・大失敗するのも人生です。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-05.htm#0520-06:00-8）

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• 　「ワセリンで水疱」についてのメールです。
  
  　水泡の正体は、長年放置されている何かの毒（湿疹のもともとの原因）がワセリンの使用で刺激されて動き出し、体が排除しようとしている証だと思います。
  　　　　　⇒【蔡篤俊（さい とくしゅん）医学博士のサイト、】
  　殊にそのご著書の『新医療革命』でも読んでみてください。
  
  　蔡先生は、私が訴えている重金属毒問題には気づいていらっしゃらないみたいですが、現代医学の根本の嘘は はっきり理解なさってそこから離れ、今の治療法を確立された方です。
  
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-05.htm#0520-06:00-9）

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• 　「依存症と嗜好性」というメールです。
  
  　糖質摂取の過剰摂取をしたGW中の１泊２日の帰省から、少し日にちが経ちました。通常の糖質制限（スーパー制限）に戻り、体重も元に戻りました。
  　それでも、糖質への渇望は相変わらずですが、もうこれはほとんど嗜好性ではなく「依存症レベル」です。同様に嗜好性が高いアルコールやカフェインの摂取に関しては、最近徐々に辛くなってきたのですが（カフェインは口に残る感じが苦痛）、それとは反する現象です。相当の「依存症」だと思います。
  　私は喫煙をしませんが、糖質制限を始める前から「タバコを吸っていたら絶対禁煙できないだろう」と思っていました。甘い物の摂取が止められない者が、依存性レベルの物を止められるはずがないからです。
  
  　「CHAGE and ASKA」のASKA氏が覚醒剤所持容疑で逮捕されました。覚醒剤の依存性は強烈なもので、自分の意思で止められるものではありません。
  　これは世間一般では常識レベルの事ですが、糖質含有物も同様です。私は糖質制限を行なっているものの、先般の帰省での糖質多量摂取が苦痛に思う事はありませんでした。
  　糖質を日常的に摂取している方々と私との違いは、「糖質は依存性が高いものである」と気づいているかどうかの差でしかないかもしれません。
  　まさに［糖質＝新型コカイン］ですね。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-05.htm#0520-06:00-10）

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• 　「糖質制限食摂取とその後の血糖の推移」というメールです。
  　Ⅰ型（暫定）糖尿病の夫と共に血糖測定をしてみました。その結果をご報告します。
  　夫は本日、糖尿病受診の日でHbA1c5.6（←2/17：6.7←2/6：8.6）と改善し、普通状態となっていました。
  

  13：30	私：ケンタチキン（小）２ 夫：ケンタチキン（大）２＋コールスロー
  15：30	BS119
  15：45	ウォーキング（買い出し込み60分）
  18：15	夕食前血糖測定

  　夕食後の血糖値の推移は概ね同じですが、夕食全血糖で私が101。15分後には摂取中にも拘わらず低下を示しています。
  　これは、測定直前まで調理に携わっており、調理が嫌いな私にとって、調理とはメンタルストレスとなるものであり、それによってアドレナリンやコルチゾールが分泌され、高めとなっていたと推測されます。調理に携わっておらず、安静待機していたら、90代前半だったのでは（そうであってほしい）。
  　昼食後２時間血糖が、私の方が明らかに摂取量が少ないのにも拘わらず、高値であることが納得いきません。これって、私が隠れ糖尿病ということでしょうか？
  
  　昨年10月はHgA1cが5代半ばで正常、今年４月も5.5と正常ですが、今年３月から糖質制限をしていなければ、この４月の健診でHgA1cが上昇していたかもしれません。
  　自宅で砂糖を75gを炭酸水に溶かして、飲用後の血糖を計れば判明すると思いますが、して「糖尿病確定」でも、しなくて「糖尿病かも？」でも、食生活は変らないので、しないでいっかーと思っています。どのように思われますか？
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-05.htm#0520-06:00-11）

• 　今晩のテレビについてのメールをいただきました。
  
  　以下２点について、サイトでご紹介いただけますと助かります。
  
  　①TBSニュース２３について
  　今夜TBSテレビ系列のニュース２３にて、「アトピー性皮膚炎問題」が取り上げられる予定です。
  　内容は、先日横浜市で発生した「山口医院ーステロイド入り漢方薬処方事件」です。その中で、ステロイドのあり方、患者を抱える家族の苦悩（とくに新生児、幼児）についても取り上げられる予定です。
  
  　②ステロイドだけに頼らない治療を皮膚科学会に求める署名活動について
  　「皮膚科学会とステロイドの使用是非」について、いろいろと問題がありますが、個人的、また多くの仲間の経験上
  

  ①	『ステロイドで治る患者（完治しないがやり過ごせる患者）』とともに
  ②	『ステロイドで悪化する患者（ステロイドを止めると治る患者）』がいることが明確にわかっています。

   

  　わたしは、後者でした。
  　そのような実態を日本皮膚科学会に理解していただきたく、アトピー性皮膚炎治療ガイドラインの改訂をお願いする署名活動を患者有志で始めました。（ステロイドを使用しない治療方法を選択する権利を認めてもらうものです）
  　下記のサイトで、ネット署名ができます。（氏名のみの記載で可能なものです）
  　　　　⇒【日本皮膚科学会作成 「アトピー性皮膚炎診療ガイドライン」の内容を改訂する事を要求します 】
  　もしもご賛同いただける方がおりましたら、署名頂けますとたいへんありがたいです。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-05.htm#0519-14:00-1）

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【08:30】

• 　「タイの豚皮揚げ」についてのメールです。
  
  　この週末、代々木公園で開催されたタイフェスに行きましたが、そこで豚皮揚げスナックを発見しました。タイでは一般的なオツマミだそうです。タイ料理は魅力的なジャスミンライスがつきもので糖質制限には合わないと思っていましたが、唐揚げや蒸し鶏のように鳥料理を選べばいけそうです。
  　結構薄味で美味しかったですよ。
  
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-05.htm#0519-08:30-1）

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• 　書店で見かけた面白そうな本。似たような本はたくさん読んでいますが，ちょっとでも新しい視点・新しいヒントが得られればそれでいいので，多分読むことになるでしょう。
  
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-05.htm#0519-07:00-1）

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• 　［練馬光が丘病院での治療例］に3例追加。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-05.htm#0519-06:00-1）

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• 　「外傷を湿潤治療している医師」，「熱傷を湿潤治療している医師」に，東京都港区の芝皮フ科クリニック／須階 富士雄先生を追加しました。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-05.htm#0519-06:00-2）

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• 　「癌と糖尿病と糖質制限」についてのメールです。
  
  　江部先生のブログ、2013.3.31日付けに、
  

  　２０１２年１２月放送の米国のCBSニュースで、転移性ガンで余命３ヶ月と宣告された人が「ケトン食（脂質80％の超厳格糖質制限食）」で、ガンが消失して、その後１年以上経過して再発の兆候はないそうです。
  　さらに長期の経過観察が必要なのは勿論ですが、末期の転移ガンが消えただけでも奇跡的で素晴らしいことです。
  　【http://merx.me/archives/31221】のサイトで、ニュースの日本語和訳と英語動画を見ることができます。テレビのニュースですので、エビデンスレベルとは言えませんが、１例とはいえ興味深い事実ですね。
  　2011年8月から米アイオワ大学とNIHが共同研究でステージ４の肺がんで「放射線治療」「化学療法」後にケトン食を導入した臨床試験が開始されています。
  　2012年2月からは、ステージ４の膵がんでも、同様の臨床試験が開始されています。
  　ケトン食、とても注目に値します。

  
  　もう一つ、2014.4.16日付に、以下の記事があります。
  

  　がんになりたいなら炭水化物
  
  　米国で1、2を争う癌専門病院 ニューヨークメモリアルスローンケータリング癌センターのセンター長兼CEO　Craig.Thompson 博士の講演
  　　　　⇒【Why We All Don't Get Cancer】
  　どのタイプの食物を過剰に食べると癌のリスクを高めるか?

  • fats 脂質
  • carbohydrates 糖質
  • proteins たんぱく質

  　「脂質を多く食べても癌のリスクは全く上昇しません 。糖質を多く食べると癌のリスクを著しく高めます 。タンパク質はその中間に位置します」

  　という記事があります。
  　糖質制限、高脂肪（ケトン食）でがんが治るとまで言えないかもしれませんが、「先生はがんの専門家ということは、こういうことも”当然”存知でしょうね？」と尋ねてみてはいかかでしょうか？
  　日本でも中鎖脂肪酸によるケトン食でがん治療を行っている医療機関はあるようです。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-05.htm#0519-06:00-3）

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• 　神戸逓信病院外科の安藤先生からのお礼メールです。安藤先生はこれまで3回ほど外来見学にいらっしゃっていて，「遠方からの外来見学回数最多」の記録保持者です。
  
  　お陰様で、当院の傷治療外来の新患は、大半がネット検索か口コミによる受診者となっているのが現状です。近隣に湿潤療法をされておられる施設がないなどの理由で、県外からの受診者も多いです。
  　当院は外科として、また病院全体として湿潤療法を一貫しているところが魅力なのかもしれません。
  
  　先日の湿潤療法での夏井先生のTV出演をご覧になられて湿潤療法を初めて知り、受診された方もおられます。マスコミやICT効果って凄いですね。夏井先生、大変お忙しいなか、今後も糖質制限のみならず、是非また「傷の湿潤治療」でのご出演等よろしくお願いします。
  
  　多くの傷症例を診てますと、創傷治癒経過に関して時々患者様から貴重な情報を得ることがあり、私自身の新たな治験、知識として学び得ることが多々あります。まさに患者様は、わたくしの「師」であります。先日、先生の「練馬光が丘病院の治療例」でご紹介された症例、6歳10ヶ月女児の顔面・前胸部・上腕熱傷の長期経過写真、および48歳男性の広範囲熱傷・皮膚移植後の経過など、私にとってはこれからの診療に際して大変参考になる貴重な症例と拝見させていただきました。
  　今度また、挫創・裂創などに対して縫合しないで（テーピングで）治癒した症例の傷の長期経過記録に関して機会がありましたらご提示いただければ嬉しいです。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-05.htm#0519-06:00-4）

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• 　「ワセリンで水疱」についてのメールです。
  
  　50代後半女性です。
  　半年ほど前にファンデーションをやめポイントメイクだけにしました。
  　洗顔は市販の洗顔料を推奨使用量の5分の1ほど使用し、洗顔後はスクワランオイルを3滴ほど手のひらに取って広げてから顔全体につけています。最初はてかった感じがしますがすぐになじんで気にならなくなります。
  　以前はワセリンを使っていましたがこのオイルの方がさらっとして気に入っています。もちろん体中に使えます。
  
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-05.htm#0519-06:00-5）

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• 　「ワセリンで水疱」についてのメールです。
  
  　私も同じような状態になります。
  　私は大変残念なことにワセリンとあまり相性がよくないようで、顔にワセリン（プロペト）を塗ると赤くなったりします。手の湿疹（乾燥鱗状）にワセリンを塗ると、同じように水泡となり、尋常ではないカユミに襲われます。
  　ただ、ワセリンで水泡ができるのか、ワセリンによって（乾燥した固い皮膚で隠れていた）水泡が顕在化したのかは判断できません。
  　一瞬楽になっても、しばらくすると激烈なカユミにおそわれるんですよねー。乾燥の方がまだラクなので、手湿疹のワセリン療法ができず、もどかしく思っています。他の方ではとても効果を示しているようなので、とても残念です。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-05.htm#0519-06:00-6）

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• 　「集団的自衛権」に関連してのメールです。
  
  　安倍晋三首相の集団的自衛権に関する憲法解釈のニュースも新しいので、それに便乗します。
  

  憲法１３条
  　すべての国民は、個人として尊重される。
  　生命、自由及び幸福追求に対する国民の権利については、
  　公共の福祉に反しない限り、立法その他の国政の上で、
  　最大限の尊重を必要とする。

  　これは、お上と個人のありようを言ってるんですが、間接応用も当然ありです。憲法の大きな価値「個人の尊重」は当然民間人同士でも外れません。もちろん、お医者～患者間だってそうです。
  
  　訴訟せよと言ってるんじゃないです。
  　＝当然の権利がある＝と自覚することが、何かを思考・言動するときの、心の後ろだてになったらと思い、書きました。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-05.htm#0519-06:00-7）

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• 　「癌と糖尿病と糖質制限」についてのメールです。
  
  　以下のサイトが参考になるかも知れません。ちょっと専門的ですが・・・
  　　　　⇒【ケトン体の健康作用と抗がん作用 】
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-05.htm#0519-06:00-8）

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• 　「ワセリンで水疱」についてのメールです。
  
  　何か、アレルギーが隠れているということはないでしょうか。
  　私（30代女性）は赤ん坊の頃からアトピー性皮膚炎と診断され、今も症状は続いています。
  　小学校高学年から手に湿疹が現れ、乾燥したり水疱ができたりの繰り返しで、症状がひどいときは指の曲げ伸ばしで激痛を感じていました。
  
  　2年ほど前に貴サイトでワセリンによるスキンケア、シャンプーレス・石鹸レスを知り、実行してみました。
  　結果、アトピーの無い顔の肌はファンデーションを塗らなくても見た目ではわからないほど綺麗になりましたが、残念ながらアトピーはなかなか改善しませんでした。
  　糖質制限については胃腸の具合は良くなり、体重は減りましたがやはりアトピーは改善しませんでした。
  
  　近所の医療機関でアレルギー検査 (IgE抗体）を受けたら、ダニ・ハウスダスト・スギ花粉・生卵白の数値が高いとわかりました（卵黄・加熱した卵白・乳製品の数値は普通です）。昔から生卵を食べると喉がイガイガした感じになっていたけど加熱した卵は平気で食べていたので、この結果には納得しました。
  　ところがつい最近、アレルゲンを摂取後、数時間から数日後に症状が出る遅延型アレルギー(IgG抗体)があることを知り、米国のアンブロシア社から検査キットを取り寄せ検査を受けました。（近所の医療機関では遅延型アレルギー検査を受けられるところがなかったため）
  　私が受けたのはIgG96スタンダード・フード・パネルで、価格は税込26,600円です。96種類の食物アレルギーの検査ができます。
  　送られてきたキットで指から採血し、アンブロシア社に郵送して約2週間後に結果が届きました。
  　結果、除去が必要なレベルⅣ以上の食品が、卵白・卵黄・乳製品全般（カゼイン・チーズ・牛乳・ホエイ・ヨーグルト）・さとうきびでした。それまでは即時型アレルギー検査で数値が普通だった乳製品や加熱した卵を毎日食べていたので、さっそく食べるのをやめて様子を見ました。
  
  　1週間後、完全に手のアトピーが治ったわけではありませんが、乳製品・卵を食べていた頃に比べ湿疹は激減しました。
  　現在、除去食を開始して2週間で、手指に乾燥は残っていますがこまめにワセリンを塗ってケアをしています。激痛やかゆみに悩まされることはなくなりました。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-05.htm#0519-06:00-9）

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• 　「ワセリンで水疱」についてのメールです。
  
  　イタリア在住です。
  　私一個人として、ほぼ同様の皮膚のトラブルを抱えていました。
  　同時に爪白癬も持ち合わせていて、数ヶ月前に治療を決断し、フルコナゾールを経口で摂取しはじめてから、数日で皮膚症状が劇的に改善しました。菌培養試験をやってないので状況証拠のみですが真菌症であったと思います。
  　現在フルコナゾールを継続中ですが、皮膚のトラブルはほとんど気にならない状態です。
  
  　p.s.フルコナゾール 高いですねえ（涙）
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-05.htm#0519-06:00-10）

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• 　「お尻の汗疹対策」という相談メールです。
  
  　職業柄、長時間椅子に座ったままの事が多いせいで、お尻に汗疹ができます。特に、肛門付近にできる湿疹は浸出液を伴いますので不快です。
  　対処法と予防法について教えていただけないでしょうか。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-05.htm#0519-06:00-11）

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• 　そういえば，土曜日（17日）の日テレ「ぶらり途中下車の旅」で『サンドピクチャー』が紹介されていましたね。私の外来診察室にもあって（9,500円の「アース」），毎日，サラサラと流れ続けては幻想的な風景を作っています。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-05.htm#0519-06:00-12）

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• 　「糖質制限レシピ集発見」というメールです。
  
  　下記サイトを見つけました。
  　　　　⇒【糖質制限でヘビロテできるおすすめレシピ10】
  　サイト運営者の寄金 佳一さんは、夏井先生の著書等でかなり糖質制限食について勉強されてる様子です。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-05.htm#0519-06:00-13）

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• 　「モデルさん達には糖質制限は常識！？」というメールです。
  
  　面白い記事がありましたので、報告させてもらいます。
  　太ることが死活問題になりかねないだけに、結果に対してシビアな彼女たちの意見は重要かと思います。
  　　　　⇒【押切もえ、山田優らモデルたちのスタイルキープ＆美容法を一挙公開】
  

  低炭水化物ダイエットが注目されるようになって久しい今日。モデルの押切もえも一番効果があったダイエットにあげたのが「夜の炭水化物を減らすこと」だ。元AKB48の板野友美も「ちょっと太ったかなと思ったら夜ご飯、特にお米を少なくしたりとかしています」と自身のスタイルキープ術を紹介した。このほか、マギー、西内まりやなど、多数のモデルたちの間で「炭水化物を控えめにしている」といった声が聞かれた。

   
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-05.htm#0519-06:00-14）

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• 　「ワセリンで水疱」についてのメールです。
  
  　以前いた職場で、ワセリン・プロペトでもかぶれてしまう患者さんがおられました。この方は色々なアレルギーもあり、オムツも決まった物だけでした。たとえ一度でも違う物を使うと真っ赤にかぶれてしまいます。
  
  　ワセリンは、私もこの数年手放せない物となり、リップクリームより潤いを与え、ハンドクリームより翌朝まで手のかさつきを抑えてくれるので本当に使いかってが良いです。
  　ただ、やはり一部の方には合わないのかもしれませんね。夏井先生のファンであれば少しショックかもしれませんが、私なら、違う物を探します。
  　私がワセリン以外で愛用してるのは、薬局で売ってるワセリンと同じ位の値段のオリーブオイル！　これは以前の職場で痒みの強い患者さんに低コストで潤いを与えられて広範囲に使いやすい物をと考えて自分を実験に使ってみたのですが、広範囲の保湿に優れて非常に使い勝手が良いです。
  　ワセリンとオリーブオイルを使うまではずっと、某無添加化粧品のスクワランオイルでした。こちら20年近く愛用してますが、固形も液体もあり、本当に一生使い続けたいほどに大好きでお肌にも優しい使い心地だと思っています。（現在は、用途に応じて3種類を使い分けてます。）
  
  　私は夏井先生も新しい創傷治療のホームページも大好きですが、自分自身が100％その考えに共感出来るか、自分に当てはまるかというとそう言うわけではありません。人それぞれだと思うので。
  　ただ、ある意味その合わない事さえも良い研究材料になるなと思って、色々試しています。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-05.htm#0519-06:00-15）

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• 　「ワセリンで水疱」についてのメールです。
  
  　麦門冬湯が効きます。咳止めの漢方薬ですが皮膚病全般に効きます。なぜ効くかは謎です。ドルナーみたいなものかと。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-05.htm#）

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• 　「洗顔フォーム」についてのメールです。
  
  　以下のような記事を見つけました。
  　　　　　⇒【試す価値あり! 「洗顔フォーム」を一切やめたら意外にも“美肌”になった】
  
  　ニキビは、洗顔フォームでは無く、水・湯で洗ったら軽快したという内容に絡めて、「ニキビには糖質制限もいいらしい」とも書かれています。また、夏井先生の「傷はぜったい消毒するな」からも引用文を使用しています。
  　この記事で、20・30代の人が糖質制限に関心を持ってくれたら、と思いました。
  
  　『炭水化物が人類を滅ぼす』」、近所の本屋ではまだまだ売れ筋ランキング一位健在です。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-05.htm#0519-06:00-17）

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• 　「ローソンの鳥の皮で包んだ餃子」というメールです。これは美味しそうです。
  
  　たまたまローソンに寄ったら、鳥の皮で包んだ餃子を見つけました。中身が詰まっていて美味しかったです！
  　また、ちょっとひねったツナ缶もありました。
  　前からある低糖質のブランパンは、ココナツオイルを大さじ1杯乗っけて電子レンジでチンすると、バターよりさっぱりで、したも美味しく腹持ちがよいです。
  
  　ちょっと前からローソンは低糖質食品の開発で頑張っていますね。他にもいろいろな企画を考えているという情報も小耳に挟んでいます。
  　唯一の悩みの種は，私の自宅周囲にローソンがないことです。セブンとファミマはあるんだけど・・・。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-05.htm#0519-06:00-18）

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• 　【甘党のみなさんは注目!! 「このスイーツってお砂糖何個分？」が一目でわかる画像】
  　明らかに炭水化物が多い野菜なのに角砂糖が少ないのは，加熱前のデンプン（＝βデンプン）量だからかな？　いずれにしても強烈な画像です。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-05.htm#0519-06:00-19）

• 　「癌と糖尿病と糖質制限」というメールをいただきました。
  　30代の弟が進行食道癌と診断されました。小さな肺癌もあります。糖尿病+肥満であり、この年齢で重複癌という比較的稀な状況を鑑みるに、糖尿と癌には密接な関係があるのかなと思います。
  
  　さて、そんな弟に糖質制限を勧めてみました。
  　診断時のHbA1cは8.8で、これをどうにかしないと抗癌剤に耐えられない可能性が高く、手術の合併症も怖いし、脂肪が多いと手術も難しい、ということだったので、本人と、同居する両親にできる限りの説明をして、まずは試してもらうことにしたわけです。結果、10日で8.0まで落ちました。
  　癌を見てもらう病院の糖尿病の医者からは、「この短期間で一体何をやったの？HbA1cは追随が遅いから、実際の血糖値は相当良くなっていると思うけど」と聞かれ、素直に「炭水化物を断ちました」と答えたわけですが、「最近いろいろ本とか出て目につきますよね」「医学的根拠はありません」「痩せはするだろうけどそれだけ」「やってる人もアメリカには居るみたいですけど」等々言われ、明らかに不愉快な様子。
  　入院中の食事や点滴に配慮をおねがいしたのですが、「医学的根拠のある方法を取りますので我々におまかせください」「血糖はインスリンで抑えれば大丈夫です」と言われました。治療を拒否されれば元も子もないので、引き下がることにしました。
  　食事は自衛する手段もありますが、食道癌手術の後の輸液はどうにもなりません。インスリンは余った糖を脂肪に変換させるわけで痩せる邪魔になるでしょうし、癌を促進するという話も聞きます。この緊急事態を考えればHbA1cが減って痩せればそれでいいと思うんですけどね。年単位の安全性を気にする余裕はないわけで。
  
  　なお、SU剤を飲んでいないことを確認したつもりだったのですが見落としがあり、この診察の時にSU剤も処方されていることに気づきました。医者には「家で炭水化物を食べないのはいいんですよね」と念を押したのですが、SU剤はそのまま飲み続けるように指示されました。
  　しかしSU剤+糖質制限は低血糖が危険なはずです。「糖尿病診療ハンドブック」にも「食事を抜いた時には薬を飲むなと指導しろ」とあります。
  　他の医者に相談している暇もないため、素人判断の危険を覚悟の上で、本人にはSU剤は飲まない方がいいと伝えました。高血糖の影響が出てもすぐにどうなるわけではありませんし、そもそも糖質制限していれば血糖は上がりません。
  　仮に上がったとしてもDPP4阻害薬で抑えられる程度ならどうにかなるでしょう。この10日では何故か体重が落ちていませんでしたが、SU剤によるインスリンで脂肪合成が促されているせいであれば、これからは体重も落ちるのではないかと期待しています。
  
  　ちなみに、腫瘍内科の先生にも「澱粉を食べないのをどう思いますか」と聞いてみたところ、「勝手なことをしないで糖尿病専門医の指導に従え」と言われました。誰か糖尿病専門医の方に「この患者には糖質制限させなさい」と一筆書いてもらえればいいのかなあと思いますが、きっとそうしても「糖質制限しろと言うような医者はダメだ」と言われますよね。
  　こういう場合，どうするのが一番いいのかなぁ？　難しい問題です。「肥満には糖質制限が一番だし，減量に最も安全」というのが世の中の常識になってしまえば問題解決なんですが・・・。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-05.htm#0517-08:00-3）

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• 　こんなメールもいただきました。
  
  　エライ先生方がよくやりそうなものです。
  　　　　⇒【「首つり自殺数」と「アメリカの科学・宇宙・テクノロジーに関する支出」など無関係のデータ同士で相関性をむりやり発見する「Spurious Correlations」】
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-05.htm#0517-08:00-1）

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• 　ワセリンに関する質問をいただきました。私はこのような症例は経験したことがないのですが，皆様はいかがでしょうか。
  
  　長年手湿疹に悩む40代主婦です。
  　乾燥して鱗状に皮膚がめくれ上がった部分にワセリンを刷り込むと確かに皮膚に潤いが戻るのですが、今度はその潤った部分に水疱ができ、尋常ではない痒みに襲われます。これを掻き壊して、破壊された皮膚が乾燥し鱗状に戻ることを繰り返しています。
  　つまり、ワセリン不使用では鱗状の乾燥状態、ワセリン使用では潤うものの、水疱で痒さに苦しむ状態のどちらかなのです。
  　水疱ができずに潤いを保つにはどうすればいいのでしょうか。そもそも水疱の正体は何でしょうか。
  　現在、ワセリン以外の保湿剤は不使用です。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-05.htm#0517-08:00-2）

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• 　「糖質制限と立ちくらみ」についてのメールです。
  
  　疲労感と手足・口のぴりぴり感は、単にビタミンB群が不足しているだけかもしれません。ご飯をやめることによって、ご飯の友的なおかず類も自然と食べなくなり、知らずに海草類（昆布だしのワカメの味噌汁、ひじきの惣菜など）を取らないのではないかと考えていました。海草や味噌で補っていた、ミネラルやビタミン、それにヨウ素も不足しているかもしれません。
  
  　手っ取り早いのは、焼き海苔・味付け海苔を、おやつとして、ばりばり食べる。焼き海苔には、マグネシウム、リンをはじめ、微量元素、ビタミンB群も各種多く含まれていて、効率がいいです。
  　こちらの、栄養素別の食品一覧が参考になります。
  
  　うつ病に関しては、9年も投薬治療を続けていて効果がないのは、別の原因かもしれません。こちらの内科医の方が、データを送れば、メール・電話でも診療してくださっています。その場合は自由診療になると思います。
  
  　ちなみに私も、高緯度地域に引っ越して、冬うつを発症したり、元々睡眠障害があったので、幾つかの医者にかかりましたが（睡眠導入剤やProzac処方）、婦人科の定期検査で、その話をしたら、しっかりと血液検査（甲状腺等）をしてもらい、ビタミンD不足とのことで、毎日サプリを取るよう指導されました。睡眠も気分もすっかりよくなり、爪も丈夫になって、あっけなかったです。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-05.htm#0517-08:00-4）

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• 　「１日２食が２型糖尿病に効く」というメールをいただきました。
  
  　一日あたりの摂取カロリーが同じなら、小分けにして摂取するよりも、一日２回、まとめて食べるほうが体重を減らしやすい、という実験報告です。
  　被験者グループは、次の二通りの食事を体験します。
  

  1700カロリーを一日６回に分けて摂取。
  同量のカロリーを朝と昼の２回に分けて摂取。

   

  　結果は、後者のほうが痩せたらしいです。ただし、食事の内容は記事からははっきりとは分かりません。必ずしも糖質制限ではないようです。食べる時間も重要なようです。
  　まとめ食いは太る、というのがダイエットの定説ですが、どうなんでしょう。そもそも、ちまたにあふれるダイエットの常識って根拠があるんでしょうか。
  
  　私は糖尿病ではないですが、ほぼスーパー糖質制限の生活です。確かに、糖質制限食をしっかり食べると、消化にエネルギーを使っている気がしますし、ぜんぜん太りません。ただ、私の場合はあいかわらず食欲旺盛なので、今のところ一日３食たべてますし、同量を１日２食にすると、一回で食べる量が半端でないので、この実験を自分で試そうとは思いませんが。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-05.htm#0517-08:00-5）

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• 　「湿潤治療と保険診療」についてのメールです。
  　当院（神戸市）では、創傷被覆材の使用に際しての病名は「外傷性皮膚欠損」「皮膚潰瘍」「熱傷潰瘍」とし（原則「真皮に至る」or「皮下組織に至る」を付記）、今まで保険審査で切られたことはありません。
  　かなり以前には「擦過傷」でも通っていましたが、今では「擦過傷」では通らないと思います。
  　また、患者さん各々創傷範囲はさまざまです。創傷被覆材は、1cm3当たりの単価が決まっているようですが、当科ではほとんどの場合、1/2～1枚単位で患者様に提供しています。基本的に処置法は単純であり、ご自宅でも可能であるため、毎日通院する必要のない方がほとんどです。
  　ただ、原則として毎日交換するように指示するため、余分に被覆材をお渡ししています。それで、その都度「自宅処置用皮膚被覆材持ち帰り」のコメントを付記しています。
  　同被覆材の使用期間は、初回使用時から2～3週間を一応遵守しています。更に継続したい場合は、ズイコウハイドロコロイド包帯等を紹介します。通常の外傷で浅い傷の場合、湿潤療法を行えば早期に上皮化しますので、問題はないと思います。そうでない傷の場合は、プラスモイストや穴あきパッド等で治療を開始しています（プラスモイストは適宜購入していただきます）。
  　私の使い方，病名の付け方はこのメールとほぼ同じですね。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-05.htm#）

• 　「湿潤治療と保険診療」についてのメールです。
  　私（東京）は幸い査定されたことはありません。どんな傷でも病名欄には怪我なら「皮膚外傷」、適応欄には添付文書に従って「真皮に至る創傷につき」と書いています。
  　釈迦に説法ですが、擦過傷＝表面の擦り傷　ですからいくら「真皮に至る」と書いてもダメなのかもしれません。
  
  　開業したての頃「花粉症」と書いて抗アレルギー薬の査定の嵐をくらってから，添付文書に忠実にしています。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-05.htm#0516-08:30-1）

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【06:00】

• 　［練馬光が丘病院での治療例］に3例追加。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-05.htm#0516-06:00-1）

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• 　【糖質制限：何食べてる？】に2件追加しました。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-05.htm#0516-06:00-2）

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• 　「湿潤治療と保険診療」についてのメールです。
  
  なお、デュオアクティブETを使っても、病状詳記に「真皮に至る擦過創」とかいておけば切られることは無いはずです。

   

  　はい、そのようにコメント入れましたが、見事に切られました。これが開業医に対する保険審査の現実の一面であります。
  　以前から，「きちんと保険病名を付け使用期間も2週間以内なのに，保険審査で切られた」という問題が時々起きています。私が山形県の病院にいた頃，秋田県の先生から「どういう病名を付けても，いくらコメントを付けても，1枚の使用でも切られてしまうため，治療に使用できない」と相談を受けたことがありましたが，同時期の山形，そしてその後の長野県でも，かなりの枚数を一度に使っても，保険審査で切られることはほとんどありませんでした。どうも県によって認める・認めないの基準がバラバラなようです。
  　この問題，どうしたらいいのでしょうか？
  
  　ちなみに，「創傷被覆材＠使用は連続2週間以内」という基準が決まった経緯について某社に聞いてみたことがあります。その某社は日本で最初にハイドロコロイド被覆材を販売するに当たり，当時の厚生省から「どういう治療材料と同じ範疇に属するものなのか」と質問され，「乾燥豚皮のような治療材料です」と答えたそうです。その結果，「乾燥豚皮といえば熱傷採皮創に使う治療材料。熱傷採皮創の治療なら2週間で十分ですね」ということになったそうです。そして，その後販売されたアルギン酸塩被覆材でもポリウレタンフォームでもこの基準が適応され続けたというわけです。
  
  　ちなみに，日本褥瘡学会の設立当初からの目標の一つが，この「2週間の期限」撤廃でした。学会として厚労省と交渉すれば期限撤廃，あるいは最悪でも3ヶ月程度までは延長できるだろう，と目論んでいたようですが，未だにこの目標は達成されていません。
  
  　ちなみに，上記のメールでは「ディオアクティブ」と記載されていましたが，正しい商品名は「デュオアクティブ Duoactive」です。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-05.htm#0516-06:00-3）

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• 　最近，Kindleで読んだコミックです。どれも面白かったな。
  
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-05.htm#0516-06:00-4）

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• 　「関節リウマチの治療」についてのメールです。
  
  　以前相談した関節リウマチの家内のその後です。
  　手指が痛む家内に、パソコンで情報収集させるのも酷なので、自分が使用していたネクサス7（2012）を渡し、アクテムラ治療を受けている患者さんのブログを読むようにして貰いました。今までリウマチ治療の情報源が、担当医、看護師、かかりつけ薬局くらいだったのですが、同じ境遇の患者さんの情報に触れたことで、生物学的製剤を受けてみようと前向きになったようです。いわゆる「情報弱者」から解放されつつあるのだろうと思います。
  　アドバイスをくださった方々に、この場をお借りしてお礼を申し上げます。ありがとうございます。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-05.htm#0516-06:00-5）

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• 　「2-6-2の法則」についてのメールです。
  
  　法研が出版している「ヘルスアンドライフ5月号」にて、相変わらず糖質制限に対し、「長期予後がわからない」、「糖質、脂質を減らす」との立場の方がいらっしゃいました。しかも自信なさげに、文末にちょこっとだけ。
  　これ、職場で配布されるのですが、殆ど読まずに、ポイッとしてました。今回も捨てようとしたときに目を通して気づきました。これも「2-6-2の法則」のダメな2が真ん中の6を引き留めようとしているのかもしれません。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-05.htm#0516-06:00-6）

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• 　「糖質制限と立ちくらみ」についてのメールです。
  
  　私が糖質制限を始めてからの心身の変化についてです。
  　糖質制限を始めたのは、2013年12月からです。所謂ダイエット目的ではありません。そもそも、私は身長171㎝、体重53㎏とるいそう、ガリガリですのでダイエットの必要はありません。ただ仕事上のトラブルからうつ病を発症、さらに両親の逝去、異動による職場環境の変化、アルコール依存症の罹患により、うつの投薬治療を9年に亘り行ってましたが、改善の兆しが見えませんでした。ネットで調べているうちに目に飛び込んできたのが先生のホームページでした。
  　早速、プチ糖質制限を始めたところ、2週間ほどで心身の変化を感じました。
  
  　具体的には朝の目覚めがよくなった（これは一日の始まりとしてはとても重要です、とくにうつの方にとっては）、散歩もできるようになった、精神的にもうつうつとする時間が少なくなりました。
  　そうすると欲が出てきたのが、もっと良くなりたいとスーパー糖質制限に取り組みました。具体的には「日本人だからこそ『ご飯』を食べるな（渡辺信幸先生著）」を参考に、
  

  朝食はゆで卵2個にチーズ（6pの一つ）、昼食は定食屋に行って「ご飯抜き」で焼き魚や唐揚げ、とんかつなどの定食、夕食は毎日野菜炒め、間食にはナッツ。

   

  　その直後の血液検査結果は異常値なし。
  　一月末ころから何となく足のしびれを感じましたが、生来冷え性であることから、冬だからいつものことと判断していました。
  
  　時間の経過とともにとても気持ちが前向きになり、
  　これはいいぞと思っていた矢先、今年3月15日にインフルエンザBを発症し寝込むことに。これ以降、倦怠感が抜けずに五十肩の痛み、両足の土踏まずから指先へのピリピリ、ジンジンするしびれ、手の指先のしびれ、唇および口腔内のピリピリ感、さらに多汗、ちょっとした動きの後の疲労感に苛まれました。
  　その頃の結果が2014年3月1日に該当します。ここで初めてカリウムの異常に気づきました。メルクマニュアルにもあるように、もしかしたらインスリン分泌の低下による細胞内カリウムの取り込みが機能しなくなったためなのかも知れません。或いは既出の甲状腺機能低下症の可能性も考えられなわけではないのですが、検査結果ではそのようには見受けられません。ごく最近の4月19日においてもカリウム値は高いまま（多少改善してきているようでもありますが）推移しています。
  
  　この結果に私は、うつから回復したいあまりに行った性急な糖質制限が悪かったのかと反省しています。糖質制限に問題があるのではなく、私の糖質制限のやり方に問題があったと思います。これからはちょこちょこご飯やうどん、そばも口にしようと、そう思います。
  
  　糖質制限反対派の方に塩を送るような内容を報告するようでとても恐縮しています。高カリウム血症が立ちくらみを起こすことはないようですし、またお困りの方は糖尿病で定期的な検査を受けられているようですから、今一度、検査結果を振り返られたらどうでしょうか？
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-05.htm#0516-06:00-7）

• 　朝の記事に対するメールです。
  
  実際はデュオアクティブＥＴ等使って湿潤療法でやって、請求はイソジン＋ゲンタシン軟膏で請求しています。

   

  　はまずいと思います。いわゆる付け替え請求で療養担当規則違反として保険診療としてはやってはならないことだと言われかねません。
  　なお、デュオアクティブETを使っても、病状詳記に「真皮に至る擦過創」とかいておけば切られることは無いはずです。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-05.htm#0515-11:30-1）

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【06:00】

• 　『素粒子論はなぜわかりにくいのか』についてのレビューを追加しました。
  　これは本当に素晴らしい本です。凡百の入門書を100冊読むより，この本一冊を読んだほうがいいです。この本が一冊あれば，他に何も要りません。それほど，この本に惚れ込みました。
  　例えば，「場の理論」を「液晶画面の画素」で説明していますが，これが感動的なほどわかりやすく脱帽モノ・鳥肌モノです。なるほど，「場」とはこういうものだったのか，と初めて納得できました。「場」についての明確なイメージさえできてしまえば，あとは楽勝です。これまで，何冊本を読んでも難解すぎて理解できなかったヒッグス場とか，ボソンとフェルミオンとか，相対性の破れなどの概念が，自然に頭に入ってきます。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-05.htm#0515-06:00-5）

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• 　［練馬光が丘病院での治療例］に3例追加。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-05.htm#0515-06:00-1）

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• 　本日（15日）朝8：30ころから別所哲也さんのラジオ番組「J-WAVE TOKYO MORNING RADIO」の『MORNING INSIGHT』に生出演します。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-05.htm#0515-06:00-2）

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• 　エミリオ森口クリニックの望月先生からのメールです。
  
  　甲府に住んでいる従姉妹が4/22に天ぷら油で火傷を負い、甲府には湿潤治療をしている病院が無いので私がメール(創の写真を一日置きに送ってもらいました)と電話で問診しながら治療。
  　痛みなく、キズがきれいになったのでびっくりしていました。参考までにワードで作った経過を添付します。
  　　　　　⇒【火傷経過.docx (112KB)】
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-05.htm#0515-06:00-3）

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• 　昨日の治療例についてのメールです。
  
  　「顔面を湿潤治療してほしいといったがこの病院ではできないと言われ」ですが、私ができないよという理由を挙げるとするなら
  

  まともにやっても請求で減点されるから。（←これは患者さんには言えないですね）

   

  　もしくは
  

  被覆材は仕入れ値が高いので当院では仕入れていないから。（←これも言えないです）

   

  　のどちらかが考えられるかもしれません。
  　私も勤務医時代は平気で被覆材を買ってもらっていましたが、いざ自分が開業してやるとなると、請求時に「皮膚欠損創」等の病名をつけても削られたこともありますし、購入するのも高いしでやっぱりちょっと厄介だなぁと思っています。
  
  　実際はデュオアクティブＥＴ等使って湿潤療法でやって、請求はイソジン＋ゲンタシン軟膏で請求しています。
  　それが現実でもあるんです。。。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-05.htm#0515-06:00-4）

• 　「乳児の保湿はクリーム？」についてのメールです。
  
  　今朝の「研究の比較対象がいいかげん。」という意見に追記すれば，「なにも塗らない」という対象の設定こそが必要かと。
  　「くじ引き！」で、生まれた直後から「保湿クリーム」を塗りたくられた子どもたちが、このまま保湿依存（保湿クリームを塗ったがために生じる乾燥肌・習慣・塗らずにはいられなくなる心理状態）にならないことを願うばかりです。
  
  　界面活性剤の善し悪しを明確にする研究が待たれます。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-05.htm#0514-10:30-1）

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• 　「今朝の治療例を見て」というメールです。
  　本日の治療例の中で「顔面を湿潤治療してほしいといったがこの病院ではできないと言われ」これってどういうことなんでしょうか？
  

  ①	知っているけどやったことないし問題起こるとイヤだからやらない。
  ②	知ってるけどどう考えても間違った方法だ、だからうちではやらない。
  ③	湿潤療法？何だそれ？怪しい民間療法か？
  ④	うちのやり方に文句付けるやつはほっとけ。

   

  　このうちのどれなんでしょうか？
  　最近は患者さんから湿潤療法の要望も多いはず。だとしたら知らないとすればあまりにも怠慢。まず自分で実験してみないのも怠慢。どちらにしても科学者として探求心、知識欲のかけらもないダメ医者。それともほんのちょっと勉強する暇もないほど忙しいんでしょうかねぇ。
  
  　そうやって患者が少しづつ少しづつ離れていくのも気づかないんでしょうね。
  　とはいうものの私も他山の石としたいと思います。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-05.htm#0514-10:30-2）

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【06:00】

• 　［練馬光が丘病院での治療例］に3例追加。これで600例になりました。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-05.htm#0514-06:00-1）

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• 　「外傷を湿潤治療している医師」，「熱傷を湿潤治療している医師」，「粉瘤の治療をしている医師」に，東京都足立区の井上医院／井上泰介先生を追加しました。今週の月曜日，火曜日と2日連続で見学に来られた先生です。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-05.htm#0514-06:00-9）

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• 　「外傷を湿潤治療している医師」に，大阪市城東区の森之宮病院　外科／大沢常秀先生を追加しました。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-05.htm#0514-06:00-2）

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• 　「乳児の保湿はクリーム？」についてのメールです。
  
  　論文を読んでいただけると聡明な先生ならすぐわかると思いますが、研究の比較対象がいいかげんです。ワセリンは乾燥部位だけ、保湿剤は全身です。塗る部位を統一しないと意味のない研究だと感じました。ワセリンに対して悪意を感じると思いました。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-05.htm#0514-06:00-4）

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• 　「傷が治る過程を記録しました」というメールです。
  
  　大した怪我ではなかったのですが、治療の経過を写真に撮って追ってみました。何かの参考になれば幸いです。
  　今回初めて創傷の治り具合を、湿潤状態を保った場合と、乾燥させて場合とで比較できたのですが、そこで感じたのは、記事の最後にも書いたとおり、「湿潤環境を保つことが治癒を促進する」というよりも、「乾燥させることで状態が悪化するor治癒を阻害している」ということでした。
  　　　　　⇒「乾燥は傷の状態を悪化させることがわかる画像」
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-05.htm#0514-06:00-5）

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• 　「怪我が治りました」というメールです。
  
  　我が家では、ここ3週間で2件の怪我が発生し、湿潤療法のおかげでいずれも完治いたしました。すっかり忘れていて写真を撮っていなかったのがとても残念ですがご報告させていただきます。
  
  　まず1件目は私自身(37歳)。4/26(土)午後に、掘ったタケノコを大釜で湯がいていた時にお湯が跳ね、右足甲を火傷しました。すぐにピンセットで薄皮を除去しプラスモイストで覆いました。夜の入浴時は変化なし。
  　翌日4/27(日)の昼過ぎから違和感が発生。夜には発赤と熱感、痛みを感じ、少量ですが出血もみられ、感染の兆候が出てきました。予定していた外出を強行して歩き回ったのが良くなかったのでしょう。
  　4/28(月)は朝からかなりの痛みとなっていたため、急遽リスト掲載医の整形外科くどうクリニック受診。壊死組織の除去後水綿球で洗浄してプラスモイストで処置。抗生物質を2日分いただきました。その際にも「1日分で効いたら飲み切らなくても大丈夫です」と言っていただき、素人の私がいうのもなんですが、本当に期待していたとおりで、信頼できる先生にお会いできたなと実感しました。
  　創面は結構えぐれていたのですが、あっという間に平らになり、上皮化も順調に進んだようで(乾燥が原因なのか瘡蓋っぽくなったので5/5(月)からはハイドロコロイド包帯に切り替え、5/7には接触性皮膚炎っぽくなったので再度プラスモイストに変更)、5/8(木)には完治しました。場所的に靴で遮光されますので、特に対策はしない予定です。
  
  　2件目は娘(3歳)。5/8(木)夕方に転倒し、左目下に直径2cm大、両膝にも多少の擦傷。
  　すぐに水洗いをし、ハイドロコロイド包帯を張り付け。入浴時、翌朝に交換。5/9(金)幼稚園から帰ってきたときに、浸出液がはみ出していたのでその後はプラスモイストで被覆。昨日5/12(月)朝にハイドロコロイド包帯に変更しています。あと数日で完治しそうです。完治後はエアウォールUVで遮光予定です。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-05.htm#0514-06:00-6）

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• 　【赤ワインのポリフェノールに健康への効果確認できず、研究】
  　最近，長年信じられてきた「〇〇は健康によい」，「△△は健康に悪い」という常識が次々に否定されていますが，今回は赤ワインのポリフェノールです。
  　私はもちろん，赤ワインのポリフェノールに健康効果があろうとなかろうと，変わらず飲み続けますけどね。健康のためにワインを飲んでないもんね。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-05.htm#0514-06:00-7）

• 　こんなメールもいただきました。
  　かねがね思っていることです。
  

  ①	臨床現場で手術を多くこなし良い実績を上げているが、研究は（あまり）していない医師
  ②	研究論文に詳しく、大規模臨床試験の統括者として活躍しているが、臨床現場での症例経験数が少ない医師

   

  　もし自分が診療を受けるなら、どちらを選ぶか？　大きな手術なら迷わず①の医師ですし、風邪でも①の医師を選ぶでしょう。
  　いくら知識に優れていても、実際の診療の場での「勘」は臨床現場でしか養われません。皆、このことを忘れていませんか？
  　もちろん、エビデンスは大切で、あるにしたことはないですが、新しいことにはエビデンスがないことは当然です。
  　「エビデンスがない」とか学会の重鎮や大学教授が「○○という研究結果がある」という意見は重視するが、研究での実績はないが臨床経験豊富な医師の意見は軽視する風潮は、おかしいことに気づきたいものです。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-05.htm#0513-10:30-1）

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• 　こんなメールもいただきました。
  　昨日，訪問移動中にＴＢＳたまむすびを聞いていたところ，おもしろい大人というコーナーで小田嶋隆さんがでていたのですが，その中で”炭水化物が人類を滅ぼす”というキーワードが出てきていました。読んでるんですね。
  文脈としては，炭水化物が人類を滅ぼすって言う人もいれば，それと反対の人もいて，しかもその両方が専門家だったりして，素人にはわからないことがある．．．ということだったと思います。売れっ子コラムニストにも，必携の図書と言うことですね。
  
  先生の”傷は絶対消毒するな”を出版時に大人買いして，複数施設の看護師にあげて，褥瘡その他の参考にするように　と指導してきたつもりだったのですが，昨日施設事務所の本棚に置いてあるのを見たらほぼどこの施設も，注文カードが入ったままで，全く読んでいないようでした(T_T)。
  まあ，忙しいからしょうが無いのですが，知的興味が無いのかぁと思ってがっかりしました。
  完全に素人の人に勧めた方が，興味津々でした。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-05.htm#0513-10:30-2）

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• 　6月28日（土）14：00から「豚皮揚げを食べる会 in 甲府」を開催します。参加希望の方は私までご連絡ください。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-05.htm#0513-08:30-1）

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【10:00】

• 　「今朝の中日新聞に江部先生が」というメールです。
  
  　「糖質制限食で血糖安定」というタイトルで、江部先生の顔写真が載っています。きよすクリニックでの取材内容も少し掲載されています。
  　湿潤療法でおなじみの林勝さんが書いた記事です。
  　　　　⇒【「糖質制限食」で血糖安定　糖尿病に効果上げる】
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-05.htm#0513-10:00-1）

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【06:00】

• 　［練馬光が丘病院での治療例］に3例追加。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-05.htm#0513-06:00-1）

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• 　「外傷を湿潤治療している医師」に，福岡県宗像市のあかま整形クリニック／松久保 耕作先生を追加しました。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-05.htm#）

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• 　昨日から今日にかけて，足立区の井上先生が見学にいらっしゃっています。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-05.htm#0513-06:00-3）

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• 　「乳児の保湿はクリームがいい？」についてのメールです。
  
  　成育医療センタ--ではヒルドイドを山のように処方するそうです。
  　　　　⇒【洗い方】
  　マルホとの利益相反調べられませんでした。
  　小児科医です。
  　あの記事は何度か読み返してみましたが、保湿クリームとワセリンの優越を比べているものではなく、要は、皮膚の弱いと思われる赤ちゃんでは、症状がなくても全身に毎日塗る方が、カサカサが気になったところにワセリン塗るよりいいと言っているだけです。
  　生育医療センターに通っている親御さんだし、上のお子さんがアトピー性皮膚炎ということで、塗り残しはないかと思いますが、塗り薬をお渡しして、塗布範囲を親御さんにまかせると、塗り足りないということはよくおこります。クリームの方が伸びがいいので、全身に塗りやすいということもあるでしょう。
  
  　元々は生育医療センターにいらした山本一哉先生が、アトピー性皮膚炎の発症をおさえるために新生児からできることはないかということで、保湿クリームでのスキンケアを始められたと以前お聞きしました。石鹸の使用に関して言及はなかったように記憶しています。記事にも1日1回以上の入浴とだけ書かれていました。
  
  　新生児からのスキンケアは、石鹸不使用に勝るものはないと思います。お金もかからないし、入浴も簡単で親御さんも楽、皮膚も乾燥しにくいと、一石三鳥です（足りなければあと油を塗ればいいし）。
  　小児科では岡田先生のご尽力で少しずつ浸透してきていますが、なにせ小児科に来るのは生後2か月になってからのことが多く、新生児に関われる小児科医は結構少ないのが難点です。助産師さんを巻き込むしかないですね。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-05.htm#0513-06:00-2）

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• 　「グルテンフリー」についてのメールです。
  
  　グルテンフリー云々よりも、最近の日本の食品産業による「低糖質食品」のマーケティングのほうが気にかかります。なんだか、「糖質を制限する」ことよりも「低糖質食品をもっと摂る」ことをすすめているかのような印象があります。（まぁ、それがマーケティングの役割りですが）
  
  　グルテンフリーや低糖質食品はあくまでも、どうしても必要な場合やがまんできない時の「助っ人」としてたまに使うものでしょう。家族全体の食生活を担っておられるお母さん方は本当に大変だろうとお察しします。ただ、「アレルギー反応しないなら食べたって良い」というのは、やや即断のきらいがあるように思います。それを言い出したら、極端に言うと、糖質もタバコも麻薬も、「体が欲しがってるんだし、現時点では発作もでてないんだし、別にいいじゃん」ってことになります。
  
  　また、例えば、アル中患者にとっては「節酒」をするのはむしろ難しく、きっぱり「断酒」（期限付き禁酒ではなく）するのが最善策だと言われるように、糖質も「なるべるなら控える」というのは、実際にはかなり困難で、結局だんだん量が増えたり、あるいはドカ食いしたりします。グルテンと違ってアレルギー症状がでないだけに、目的意識がはっきりしてないと、糖質コントロールはしづらいでしょう。
  
  　私の場合は祖父が反面教師になっています。私の祖父は白米、パン、甘いもの、加えてお酒が好きでしたが、太らない体質で糖尿病とも無縁でした。「肥満しらず、病気しらずなんだし、何を食べたって良い」というスタンスでしたが、晩年は、80歳で亡くなるまでの約10年間、長期にわたって重度の認知症でした。体は元気なだけに、暴れだすと誰も手がつけられませんでした。
  
  　炭水化物・糖質と認知症の因果関係は、Grain Brain の著者以外によっても指摘されています。とすれば、たとえ肥満・糖尿病でなくても、いろんな負の要素をかんがみると、やはり糖質は摂らないほうがいいという結論に至るのではないでしょうか。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-05.htm#0513-06:00-5）

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• 　「2型糖尿病患者に対する炭水化物食と低脂肪食の比較」というメールです。
  
  　2型糖尿病患者に地中海式低炭水化物食と低脂肪食をさせた場合、4年後の結果で地中海式低炭水化物食をさせたほうが寛解率が高かったという論文です。
  　アブストラクトしか読めていませんので低炭水化物というのが実際どの程度の炭水化物摂取量かわかりませんが、、、
  　　　　⇒The Effects of a Mediterranean Diet on Need for Diabetes Drugs and Remission of Newly Diagnosed Type 2 Diabetes: Follow-up of a Randomized Trial
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-05.htm#0513-06:00-6）

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• 　「昆虫食」についてのメールです。
  
  　ウジよりはましかも。先生のアイデアも具体的になってました。
  　　　　⇒【昆虫を育てて食糧にする「食用昆虫栽培装置」ではチキン味のパテが作れるそうです】
  　人間の廃棄食品をアブの幼虫に与えて育て，終齢幼虫を加工してタンパク源に，というシステムのようです。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-05.htm#0513-06:00-7）

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• 　こんなメールもいただきました。
  　GWの帰省中に大量摂取したであろう糖質（主食は抜いていましたが、天ぷらやビールはいただきました）のおかげ？か、短期間で１．５Kgの体重増（６０Kg→６１．５Kg）。
  　東京に戻ってから糖質制限を再開し、増えた分は元通り（６０Kg）。結局、元のさやに戻ったわけですが、体重増になった時間と減の時間には差異がありました。増えるまでの時間よりも、減る時間の方が長くかかったような気がします。セイゲニストの皆様はいかがでしょうか？
  
  　余談ですが、先生の御著書『炭水化物が人類を滅ぼす』は普段バックの中に入れ、通勤中にも読んでいますが、それそろ痛みが激しくなってきました。「読み込んでいる」というほど、知識が定着している自信はありません。ただ、御著書の文体を楽しんでいたいというだけですね。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-05.htm#0513-06:00-8）

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• 　【摂取する食事とガンの発生リスクにはほとんど関連性がないことが判明】
  　「緑黄色野菜の摂取はがんの発生を低下させない」，「脂肪分の高い食物と直腸がん発生に関連性はない」という発表です。
  　唯一，関連性が認められたのは肥満なんだそうです。ということは・・・糖質制限のみがガン発生の有効，ってことになるのかな？
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-05.htm#0513-06:00-9）

• 　日経新聞の記事についてのメールです。
  
  　日経5月11日「糖類との付き合い　甘くない」記事です。
  　　　　⇒【糖類との付き合い 甘くない】
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-05.htm#0512-10:30-1）

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【06:00】

• 　［練馬光が丘病院での治療例］に3例追加。これまで1日4例ずつ追加していましたが，さすがに1日4例は負担になってきたので，とりあえず1日3例でいってみようと思います。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-05.htm#0512-06:00-1）

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• 　11月9日（日）に日本プライマリ・ケア連合学会で講演することが決まりました。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-05.htm#0512-06:00-9）

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• 　湿潤治療の講演用スライドですが，45分バージョン，60分バージョンもバージョンアップし，更に90分バージョンも手を加えてみました。ご覧になりたい方は本名，所属を明記してメールでご連絡下さい。
  　なお，以前ダウンロードしたことがある方は同じアドレスからダウンロードできますのでご利用下さい。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-05.htm#0512-06:00-8）

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• 　昨日の「日本プライマリ・ケア学会」のシンポジウムで，フロアから「人類がここまで増えたのも，日本人がここまで増えたのも全て穀物を主食としたからだ。それなのに，穀物を食べない食生活を推奨するのはおかしくないか」という発言がありました。テレビの討論番組でも反対派から必ず出される意見でもあります。これに対しては次のように考えます。
  

  ①	平均寿命が短い時には糖質食は何の問題も生じなかったが，平均寿命が伸びて成人病（例：糖尿病）発症期まで人間が生きるようになると糖質摂取による様々な問題が生じた。
  ②	人類が穀物を食べ始めたのは，それが体にいい食物だと思ったからではなく，とりあえず空腹を満たせ，大量に採れ，しかも食味が良かったから。「空腹を満たせて大量にあって食味が良い食物」＝「体に害がない食べ物」ではない。

   
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-05.htm#0512-06:00-3）

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• 　「グルテン」についてのメールです。
  
  　Grain Brainについて、本が入手困難なので、私も著者のサイトを見ていたんですが、もともと小麦アレルギーとはまた別の、グルテン不耐症の人が、じわじわと体内で炎症をおこして、慢性疾患を起こしているという説があります。
  　低炭水化物ダイエットも、次々にでてくるので、Grain Brainの認知症予防については、もう単なるマーケティング上の切り口と言う気もします。そして、こういう食事療法論は、かならずサプリビジネスに帰着します。だったら、普通にターメリックと魚を食べていればいいってことになる。
  
  　グルテンを排除する食事法は、だいぶ前から浸透していて、地元スーパーでも、グルテンフリーのコーナーがあります。米粉、玄米粉のパスタや、パン（グルテンの代わりに、植物性ガムを使います）、スナック（米せんべい）が簡単に手に入ります。
  
  　こちらの投稿でも、しばらく糖質制限をしていた方が、ある日小麦のうどんを食べたら、全身かゆみが出たという例がありましたが、アレルギー症状がはっきり出ていますよね。
  　日本人の戦後の食生活の一番大きな変化は、雑穀がアメリカ産小麦製品に置き換わった点だと思うので、日本人でもかなりの人が、グルテン不耐症なのではないかとも思います。糖質制限で効果の出ている方は、隠れグルテン不耐症で、効果の出ない人は、たんぱく質や脂質不耐症なのかもしれません。
  
  　最初に、炭水化物過剰によって体内で炎症が起こることを説いていたBarry Searsも、最近は脂肪の質を言い出して、オメガ6系を減らして、オメガ3系オイルを積極的にとるように言っていたり、Grain Brainの著者も、肉は必要ない、どうしても食べるなら、Grass-fedのものと指示しています。要は、穀物と、穀物をえさにしている肉・乳製品は食べない、というのが結論です。
  　で、ぽろっと伝統的な和食を勧めていたりします。
  　ターメリックがここ10年ほど盛んに研究されているのも、沖縄の長寿を調査して、沖縄の長寿村の人が毎日ウコン茶を飲んでいることに着目したからだと思われます。インドの平均寿命は最近ようやく65歳で、以前はそれほど注目されていなかったはずなので。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-05.htm#0512-06:00-2）

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• 　「グルテンフリー」についてのメールです。
  
  　Googleで「グルテン」と検索すると簡単にヒットしました。
  　　　　⇒【グルテンって本当にカラダに悪いの？】
  
  　グルテンが良くないと訴える理由を要約すると、
  

  ・	セリアック病などの腸疾患を始めとする病気の原因である
  ・	機序はヒトの消化酵素で分解できないモノに対するアレルギー性である
  ・	罹患率は0.7(日本)～1.0(米+英)%だが半世紀前より４～５倍に増えている
  ・	親近者に罹患者が多い事から遺伝性であると考えられる

   

  　つまりは食物アレルギーの一種ですし、似たような事象がいくつか思い浮かびますよね。例えば、花粉症やアトピー性皮膚炎のような…
  　「diet」は訳すと「1:日常の食事　2:栄養法・食事療法」と出てくるので、必ずしも外来語として使われる「痩身法」を指すわけでは無いことを考慮すると、「グルテンフリーダイエット」は「グルテン無し健康法」と言ったところでしょうか。健康法ブーム次第で儲けが左右される側の意図もあると思います。
  
  　敬虔な糖質セイゲニストにとってはパンすら嗜好品かと推測しますが、糖質制限開始から日が浅かったり、スーパーに移行しきれないスタンダード程度だったりすると特に(今の私がこの程度なので)だと思いますが、無性に糖質が恋しくなる時があります。
  　また、糖質制限に対する家族の理解が得られなくて困ってるお母さん方が家族の糖質を減らしたい時に、代替食品として重宝するのがブランパンだと思うのです。その気になればホームベーカリー(機械で自動)で作れますしね。
  
  　こうして「アレルギー反応しないなら食べたって良いじゃない！」と言い訳してしまう私は甘いのかもしれません。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-05.htm#0512-06:00-10）

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• 　「アトピーにはワセリンではなく保湿クリーム」という新聞記事についてのメールです。
  
  　9日の朝日新聞朝刊です。
  　国立成育医療研究センターによると、「アトピーのリスクを減らすのはワセリンではなく保湿クリーム」、と言う研究結果が出たそうです。本当でしょうか。
  　　　　⇒【新生児から保湿】
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-05.htm#0512-06:00-4）

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• 　「登山における魔の午後二時」というメールです。
  
  　登山ガイドを資格を持っているものです。
  　中高年登山一般において、よく言われるのが「魔の午後二時」と言う言葉です。これは、登山終盤の午後四時時ころではなく、二時に事故が集中することを意味します。「登山　午後二時」でググるとたくさんヒットします。
  
  　ご承知のように、登山ではエネルギー消費が多いため、炭水化物をたっぷり摂ることが良く行われます。またそのように登山教室でも栄養士から指導されます。とにかく糖分を含むものを食べます。カーボローディングも勧められます。
  　しかし私の考察は、
  

  昼に糖分を多く食べる→消化されて一時的に高血糖→インシュリン分泌→急激に血糖値が下がる→一時的に低血糖→判断力・集中力の低下→事故の発生

   

  　です。
  　私がガイドする場合、クライアントには「魔の午後二時」のことを伝え、昼食にはナッツ類やチーズなどを勧めています。しかしクライアントは、やはり炭水化物に拘りがあるようです。
  　行動食に以前はマヨネーズを食べること、ペミカンを齧ることも行われていました。
  
  　別に昼に食事を摂らなくとも、休憩（約一時間）ごとにナッツ類やチーズ、低GIの炭水化物を取り、高血糖にならないように心掛けるだけでも、事故は減らせるような気がします。
  　このWebの投稿を読んでいるとマラソン等も炭水化物を減らしても問題なく完走できることがうかがい知れます。
  
  　昔は、登山中は水分を取るなと指導されました。しかし今では、喉が渇いたと感じる前に飲めです。登山の食事の在り方のパラダイムシフトができる可能性が、このWebを読んでいると感じます。
  　一度簡易型の血糖測定装置を山に持ち込み経時的に血糖測定を行ってみようかなと考えている今日この頃です。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-05.htm#0512-06:00-5）

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• 　こんなメールもいただきました。
  
  　大型連休中に、友人たちと６泊８日のバリ島女子３人旅行をしました。バリがどんだけおもしろい国かはさておいて、旅にこそ糖質制限をとつくづく思えたので見聞録を送ります。
  
  　Aホテル３泊、Bコテージ３泊で、３人一緒の１日観光日あり自由行動日ありで適当に過ごしました。
  　全員での会食では、私は糖質セイゲニストの食選択に準じ、オーダーにえびアボカドサラダや、カンクンゴレン(バリ料理の青菜炒め)などを頼みました。バイキングの場合も、自分の皿に載せるお惣菜はセイゲニスト基準です。
  　その他、その土地のスーパーマーケットを物色して、ミニトマト、チーズ、ヨーグルト、マンゴスチン、パッションフルーツなどなどを買い置きました。
  　飛行機が機内食のないLCCだったので、往復の機内持ち込みの食糧はミニトマト、チーズ、ナッツ類。機内で買うのはミネラルウォーターでした。
  
  　他の２人は旅行中グルメ・スウィーツ三昧です。私はセイゲニスト歴も長く、２人が食べている糖質に目がくらむことは全くありませんでした。
  　で、どういうことになったかというと、毎朝６時半ころのビーチからの日の出を見ようと約束しても私しかその時間に起きられない。(私は５時ころには起きてしまい、外のポーチで日の出時間を待っている。)
  　夕方ホテルのプールで泳ぐのは私だけ。(あとの２人はエステか部屋でごろごろしてリラックス。でもだんだん、疲れた疲れたと言い始める)　私は全く疲れず、プールで泳いで毎日スカッとする。
  　自由行動日には２人が寝ている朝８時にホテルにタクシーを頼んでバリ動物園見学に出かける。空港の込み合うエスカレーターを避け階段を選ぶのは私だけ。
  　帰りの機内、座位の体勢であっても、ぐっと２時間くらい寝たらとってもスッキリ。(他の２人は、２時間しか眠れなかった。寝不足～と言う)
  　１人の友人は私の生活を見て感じるものがあったのか、旅行の後半にはミニトマトを買っていました。(感化できたらうれしいわ)
  
  　やっぱり、糖質制限をしてよかったです。旅もとっても楽でした。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-05.htm#0512-06:00-6）

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• 　こんなメールもいただきました。
  
  　日本内分泌学会においても、糖質制限に関する発表はさかんです
  　　　　⇒【抄録】
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-05.htm#0512-06:00-7）

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• 　こんなメールもいただきました。
  
  　透析外来に勤務しているヒラの看護師です。
  　もちろん糖尿病性腎症の方もおりまして、このサイトで見られる透析患者のケトン食寄りの糖質制限の実践報告や、糖尿病性壊疽に対する湿潤療法の経過を大変有難いデータに感じている日々です。
  
  　が、しかし。勤務先での皮膚の処置は乾燥療法寄り(ゲーベンもユーパスタもケラチナミンもウレパールもヒルドイドも健在、良くてアズノール+ガーゼやハイドロコロイド・ハイドロサイト)です。糖尿病食をカロリー制限で、腎臓食を高糖質高脂質で過ごしてきているだけに糖質制限も信じませんし、便秘にラードをオススメしたところ「良いとは聞くけど油脂を食べると血中の脂肪分が増えて血管が詰まるから」と拒否されました。
  
  　レセプト作成と診療報酬の関係上、「軟膏処置や糖尿病治療薬の処方は(病院が)儲かるから止められない」というのは理解できなくもないのですが、苦しむのは患者さんですし、処置が増える分看護師の労力も必要になりますし、報酬も元を辿れば私達の払う税金ですし、現実を見据えた治療をして欲しいと祈るばかりです。
  　一昨日の「日本プライマリ・ケア学会」のシンポジウムで「欧米ではすでに血中脂質濃度と虚血性疾患・動脈硬化の発生は無関係，コレステロールは危険ではない，が常識になっている。ところが日本だけガラパゴス化していて，血中脂質とコレステロールを危険視している」という大櫛陽一先生（東海大学名誉教授）がありました。
  　よく，「欧米の医学常識が変化すれば日本も変化する。欧米が変化しない限り，日本は変化しない」という先生方がいますが，実際には「欧米はすでに変化しているのに，日本だけが昔の知識を引きずってガラパゴス状態」なんですね。アメリカ糖尿病学会ではすでに治療の一つとして糖質制限を認めているのに，それを頑として認めない日本糖尿病学会，というのも同じ構図です。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-05.htm#）

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• 　こんなメールもいただきました。
  
  　文春6月号のp194に 桐山秀樹氏の記事
  

  医師が体験した「糖質制限ダイエット」

   

  　が載りました。夏井Drの11kg減8cm減等のコメントも載ってます。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-05.htm#0512-06:00-12）

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• 　【不可能なことなんてない。手のないピアニストが奏でる人生の調べ】 　おそらく先天性の異常で両側上肢の短縮と手指欠損で生まれた方でしょう。そんな彼が見事なピアノ演奏をしています。その神々しいばかりの演奏と，彼の体が生み出す美しい音楽に涙が止まりません。本当に素晴らしいです。
  　そして，演奏が終わってから「こんなのどうってことないさ」と表情ひとつ変えずに椅子から立ち上がる様子が最高に格好いいです。
  
  　この人がこれほどの演奏をするためにどれほど努力と工夫を重ねたのでしょうか。それに比べたら，私なんてなんにも努力をしていないのと同じです。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-05.htm#0512-06:00-13）

• 　「湿潤治療講演スライド 90分バージョン」ですが，当方の手違いで古いファイルにリンクしていましたので，リンク情報を修正しておきました。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-05.htm#）

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• 　『Grain Brain』という本についての情報です。
  
  　"Grain Brain" (Perlmutter, 2013) という本がアメリカで出版されました。糖質制限・高脂肪の食事の有効性を説いています。
  　日本で広まりつつある糖質制限とは違って、糖尿病や肥満ではなく、アルツハイマー、パーキンソン病、痴呆など、炭水化物が「脳」に及ぼす悪影響に焦点をあてています。著者は、穀物は、たとえ全粒穀物であっても脳に良くないとしており、穀物の胚乳から生成されるグルテン (gluten) がとくに悪いとしています。
  
  　グルテンってパンを焼くときに使われるものだと理解してるんですが（間違ってたらご指摘ください）。だとしたら、「ブランパン」とかってどうなんでしょう。 糖質セイゲニストの中で、お決まりのようにブランパンを食べている方がいますが、あれ、本当に必要でしょうか。
  　未練がましくコスパのわるいパンをみみっちく食べるより、いっそすっぱり切り捨てたほうがすっきりするんではないか、と老婆心ながら思います。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-05.htm#0510-06:00-2）

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• 　「何のために常識を学ぶか」についてのメールです。
  
  　思い出したことがあります。
  　子ども電話相談室で、無着成恭さんが『型破りと形無しの違いはなんですか？』の質問に対して
  

  型がある人間が型を破ると『型破り』、型がない人間が型を破ったら『形無し』ですよ

   

  　とお答えになったことです。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-05.htm#0510-06:00-3）

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• 　「糖尿病の講演を聞いてきました」というメールです。
  
  　昨晩、糖尿病の研究会がありましておエラい先生の講演を聞いてきました。今後の学会の方針みたいなものを話していました。面白かったというかなんというか
  

  【１　今後も基本は「食品交換表」を使用するということ】
  →カロリーからの呪縛からは抜けられそうもないようです。もっとも何かを指標にしないと何も出来ないという事情もあるのでしょう

   

  【２　低糖質食が血糖を下げることは一応は理解している】
  →病院で主食抜きの食事をだしたところ血糖値はさがっており、炭水化物が血糖を上げることはわかっているようでした

   

  【３　現在、炭水化物の量を６０，５５，５０％の３者で検討していきたいとのこと】
  →これは委員でも４０％から　６０％までイロイロ意見があり一致していないそうです。私からすると６０％も５０％も 調理する側からすれば差はあるのかしら？と思ってしまいます

   

  【４　病院食で低炭水化物食にしようとするとコストが問題になる】
  →これが本音ではないでしょうか？安い米飯でカロリーを稼ぐことができなくなりますから，長い目で見れば　［ 低炭水化物食→血糖改善→治療薬も減らすことができる→全体としては医療費の軽減につながる］　のですが、独立採算制？の病院からすれば食費がかかり、薬剤収入が減り儲からないことになりますね。
  低炭水化物食などで糖尿病が改善すればするほど病院が儲かるようにしない限りは変わらないかもしれませんね

   

  【５　糖質制限でやせたのカロリーが減ったからではないか？とのご意見】
  →それならそれでいいではないかと開き直ってしまってはダメでしょうか？べつにそれで不具合はないのですが

   

  　糖尿病学会から古いアタマの先生方が引退しない限りは今後も現在とそれほどガイドラインは変わらないだろうなあと思った次第です
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-05.htm#0510-06:00-4）

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• 　「管理栄養士と糖質制限」というメールです。
  
  　管理栄養士をしております。
  　昨年から、遅ればせながら「糖質制限」を知り、実践してみたところ、今までの常識が全く違うことに衝撃を受けております。（何となく変だなと感じていたことがすっきり解消しました。）
  
  　カロリー重視で教育されてきましたし、仕事柄、国の施策に沿って業務を行ってはいますが、目的は県民の健康づくりなので、どうにかしなければいけないと思っています。
  　〇〇県は糖尿病が多く、透析導入率全国２位という問題をかかえています。
  　管内の病院食で糖質制限をしているところはありませんが、個別に聞いてみると患者さんの要望で主食を抜いて豆腐を出す対応をしているところはあるようです。
  　しかし、糖尿病学会の食事交換表で高糖質食の指導をしているところがほとんどです。私は施設の管理栄養士や栄養士に話をさせていただく機会がありますので、今年度は情報提供という形で徐々に「糖質制限」を広めていければと策を練っているところです。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-05.htm#0510-06:00-5）

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• 　「糖質制限で糖尿病患者を治療してみました」というメールです。
  
  　妻のダイエットをきっかけに、先生のサイトでも取り上げられています糖質制限を４月より夫婦で開始しました。１か月で６kg体重減のペース、体調すこぶる良好で継続しております。
  
  　これならば糖尿病専門医でもない自分でも，自院に通院する糖尿病を持つ患者さんにも勧められるのではと思い、５年以上コントロール不良(HbA1c　8.0)の一人の患者にMEC食と合わせて試してみましたところ、低血糖などの不具合なく約１カ月でHbA1c 5.9まであっさり低下しました。
  　当然患者さんは喜び、私は喜びもさることながら驚愕いたしました。
  
  　これならば広めずにはいられないと存じます。今後も糖質制限を安全に症例に続けていきたいと考えております。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-05.htm#0510-06:00-6）

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• 　「湿潤治療でよかった」というメールをいただきました。
  
  　我が家の6歳の娘が太ももにやけどをしました。以前に上の子が顔に大きなすり傷をした時に整形の先生が湿潤療法をしてくださり大変きれいになりました。
  　今回も同じ先生にと思いましたがやけどは皮膚科の先生の方がいいのではという家族の意見もあり受診したところ消毒にガーゼでこどもは消毒の痛さとガーゼを剥がす痛さに泣いてしまいました。
  　やっぱり湿潤療法で治したいと夏井先生のサイトを見るとやけどを湿潤療法で治してくださる医院がみつかり受診しました。処置に泣くこともなくその後の痛みもないようです。
  　あのまま最初の皮膚科に通い続けていたらと思うと先生のサイトには本当に感謝しています。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-05.htm#0510-06:00-7）

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• 　「2014年 日本糖尿病学会」についてのメールです。
  
  　今年の糖尿病学会、近づきました
  　なんと言っても一番のハイライトはこれです
  

  Controversy2「低炭水化物食は有益か有害か?」
  2014年5月22日(木)15:20～16:20
  山田 悟(北里大学北里研究所病院 糖尿病センター)
  福井 道明(京都府立医科大学大学院医学研究科 内分泌代謝内科学)

   

  　シンポジウム23「糖尿病の食事療法の課題と展望」も注目です、食品交換表7版とCKD診療ガイド2012は蛋白制限に関して食い違う内容であり、どのような整合性が得られるか注目!
  　その他魅力ある発表があります
  

  【糖尿病の食事療法の課題と展望】
  【抄録】
  【低炭水化物食は有益か有害か？】

   
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-05.htm#0510-06:00-8）

• 　【メルケル首相が１０キロ減量　クッキーやめ、野菜かじる 】
  　クッキーだけで10キロって，それまでどんだけクッキーを食べてたの？
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-05.htm#0509-08:30-1）

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• 　【飽和脂肪酸「悪玉論」のウソ―過小摂取に思わぬリスクも】
  　最初の嘘のデータによるインチキ発表があり，それが検証されないまま世の中に流布し，検証された頃には常識として強固な地位を占めている・・・というのは，これまで何度もありましたね。ダイオキシン騒動とか環境ホルモン騒動とか。いずれも，危険性が「世の常識」として定着してしまい，修正困難な状況になっています。しかも，マスコミは「〇〇は危険だ」という研究には飛びつくけど，「〇〇は実は危険でなかった」という情報はまず取り上げません。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-05.htm#）

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【07:30】

• 　「糖質制限の講演用スライド」をマイナーバージョンアップしました（9枚目に新しいスライド挿入）。最新版は5月9日作成のものです。ご覧になりたい方は本名，所属を明記してメールでご連絡下さい。
  　なお，以前ダウンロードしたことがある方は同じアドレスからダウンロードできますのでご利用下さい。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-05.htm#0509-07:30-1）

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【06:00】

• 　［練馬光が丘病院での治療例］ですが，これまで公開した症例のその後の写真が撮影できた4例です。
  　「6歳：顔面と上肢の熱傷」は2年後の写真を追加しましたが，この症例では上皮化直後からプールに入ったり外遊びをさせたりして，直射日光浴びまくり生活だったそうですが，色素沈着などはなく，全くわからない状態になっています。「熱傷患部は直射日光に当てない」というのが医学の常識ですが，この症例の経過を見ていると，これも一種の都市伝説なのかも，と思ってしまいます。
  　また，「両側上肢の瘢痕拘縮」の症例は自力で両腕が完全に挙上できるようになっています。毎日，鉄棒にぶら下がるなどのリハビリをしたそうですが，これも形成外科医から見ると驚きの経過です。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-05.htm#0509-06:00-1）

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• 　【糖質制限：何食べてる？】に夕食を追加しました。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-05.htm#0509-06:00-2）

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• 　5月15日に出演する別所哲也さんのラジオ番組についてのメールです。
  
  　５月１５日のラジオ出演楽しみにしています。
  　私たまたまj-waveを聞く機会があり、「中々硬派な話題が多いな」と個人的に関心していました。今回の夏井先生の出演が実現したのも先進的なプロデューサーさんがいらっしゃるからではないでしょうか？
  
  　あとネットユーザーの方々もこちらのサイトで夏井先生の声を聞くことができることをお伝えしておきます。
  　　　　⇒【Radiko.jp】
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-05.htm#0509-06:00-3）

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• 　「シャンプーレスなのにフケが出る」についてのメールです。
  
  　洗髪については頭皮と髪の毛と分けて考える必要があるのではないでしょうか？
  
  　フケとは頭皮が古くなって剥がれ落ちた老廃物とすれば、誰しも必ず持っているものだとわかります。ただし、丸刈りやハゲ（失礼）だと風で自然に吹き飛ばされるので悩まされることが無い。
  　髪の毛が長いと髪の毛の中に老廃物が滞留してしまい、それが「フケ」として認識されるものになり厄介者扱いされるわけです。
  
  　そのため対策は、2つの観点から考えられます。
  

  1.まめな洗髪
  　髪の毛の中に滞留しがちなフケを【マメ】に洗い流す。以前サイトでも取り上げられていたかと思いますが、長めのシャワーで流すのが一番でしょうか？
  
  2.頭皮のケア
  　今までシャンプーを使っておられた方は、頭皮がシャンプー（界面活性剤等）で痛めつけられているかと思います。そのため突然シャンプーのみをやめると頭皮が正常に回復するまでは皮膚の更新が通常より早いサイクルで行われると考えます。またシャンプーを使わない分髪の毛の中を洗い流しにくくなるので、「シャンプーをやめたとたんフケが多くなった」と考えるのではないでしょうか？

   

  　もともとシャンプーは表面積の広い髪の毛についた酸化した古い油脂のにおいや吸着したにおいを洗い流したいがために使われ始めたんじゃないかと思いますが、残念ながら髪の毛は頭皮から生えており、まさし「切っても切れない関係」なので、髪の毛のことだけを考えた商品がいかに優れていたとしても頭皮に悪影響かもしれません。
  　シャンプーレスの議論にしても一緒くたにして考えて折られるような人が多いような気がしましたのでメールさせていただきました。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-05.htm#0509-06:00-4）

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• 　こんなメールもいただきました。
  
  　糖質制限歴3ヶ月です。
  　開始から5キロの減量で体調は絶好調です。洗髪も日々の水洗のみでこれまた無問題です。
  　きっかけは1月末のTVタックルです。先生の身を削るようなTV出演のおかげです。ありがとうございました。
  
  　以下はとあるブログの一部をコピペしたものです。面白かったので貼らせていただきました。
  

  　僕が呼ぶ「アホ医者」は、医学部で国の指針に従って教育を受けて国家試験をパスした医者のことを意味します。なぜならば、医学部の教育レベルで間違いを教えて、それを試験で答えさせて、その間違った知識を書いたら合格で、そして免許を与えているのですから。この意味で、アホ医者は「全員」になってしまいます。
  
  　しかし、その後5年、あるいは20年間位アホ医者をやって、その後、何かの理由で「アホじゃない医者に」変身した医者が、日本に少し存在しているというわけです。
  　夏井さんだって、江部さんだって、ナベちゃんだって、みんなアホ医者だったんですよ。
  　その証拠に、彼らが、今や反対を唱え、忌み嫌っている従来の、傷創治療、糖尿病治療、肥満治療を「アホ医者時代」には盛んにやっていたんですから。
  
  　でも、あるキッカケがあって、自分で考えさせられるチャンスが到来して、この3人はアホから脱したのです。

   
  　マンガの『ドラゴン桜』だったと思いますが，「なぜお前たちは常識を学ばないといけないのか？ それは将来，非常識な発想ができる大人になるためだ」というようなニュアンスのセリフがあったと記憶しています。
  　学校教育も医学教育は「常識ある人間」「常識ある医者」を作るためのシステムです。なぜこのような教育が必要かというと，最低限の「常識」を持った人間が多数を占めていないと社会が維持できないからです（特に人口密度が高い地域では）。これは，「交通ルールの常識」を持たないドライバーが多数を占めるようになったらどうなるかを考えると，よくわかります。地域社会にしろ国家にしろ，安定して維持していくためには「常識（＝社会のルール）を教える手段としての教育」は絶対に必要なんですね。
  
  　「常識を守って暮らす」のは多少息苦しいし，「制度化された常識」というものは融通が効かず，面白みに欠けますが，その範囲で暮らしていこうと決めれば安逸な生活が約束されます。自分の頭で考えなくてもなんとかなるからです。
  
  　しかし，そういう常識集団にもヘソマガリ，アマノジャクが一定数います。これがならず者，アウトローであり，場合によっては革命家とか改革者と呼ばれます。そして往々にして，アウトローと改革者は紙一重です。両者の違いは，アマノジャク的発想を言葉や理論で説明できるかできないか，説得力があるかないかだけです。
  　この「説得力」を生む出すのが，教育で獲得した「常識」です。つまり，「常識はずれのアマノジャク的発想」を常識人に納得してもらうためには，それを「常識の言葉」に翻訳しないといけないからです。
  　そして「説得力」とは総合力です。「医学の常識」だけでは不十分で，「科学の常識」「日本語の常識」「文学の常識」「歴史の常識」「地理の常識」など，持っている「常識」が広範で多いほど「説得力」は強力になります。
  
  　「将来，非常識な発想ができる人間になるため，常識を学べ」という言葉の本質は，ここにあるんじゃないかと思います。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-05.htm#0509-06:00-5）

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• 　「シャンプーレスなのにフケが出る」についてのメールです。
  
  　お手軽なのは小麦粉シャンプーかと思います。ひと手間いりますが。
  　　　　⇒【小麦粉シャンプーの作り方】
  　このリンク以外にも、「小麦粉シャンプー」でググるといっぱいでてきます。
  
  　私もシャンプーレスにした当初は、小麦粉シャンプーを隔週に一回くらい作って使ってました。ちょっと面倒ですが、今ではもう必要ないです。
  　なくても毎日一回、お湯のシャワーにかかるだけで、びっくりするくらいサラサラの髪です。シャワーの前に髪をブラッシングする、また、ふけやかゆみがあるようなら、シャワーしながら櫛でとく、のがポイントです。
  
  　あと、投稿された方が
  

  「面倒くさがりなので二三日おきの洗髪です。毎日洗えばなくなるのでしょうか」

   

  　と書かれていましたれていましたが、そうだと思います。ふけがなくなって、サラサラ状態をいったん獲得したら、二三日おきでも平気かと思いますが。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-05.htm#0509-06:00-6）

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• 　「インスリン治療中のＤＭ患者さんに対しての糖質制限治療導入＠外来」というメールです。
  
  　今、インスリン治療中のDM患者さんに糖質制限治療を導入しています。
  　一日計30数単位の即効型インスリンを食後に打っています(食後10数単位を３回打ち、夜だけミックス型インスリン)。それでもHbA1cが8.5から9.0でした。食後の2時間血糖値が300-350程度でした。
  　おっかなびっくりで(本当に糖質制限が出来ると低血糖になるので)食後血糖値を頻回に測ってもらいながら(メール等で連絡を取りながらです)、インスリンを減量しました。一度だけ、低血糖になりかかりましたが、事なきを得ています。
  　現在、持続型インスリン14-16単位を一回/日に減量できています。
  　本来なら入院して加療ですが、入院させて糖質制限治療をしてくれる病院は限られますし、仕事が忙しく、入院できないとの事で、外来インスリン減量治療をしました。朝方はインスリンが切れてくるので早朝空腹時血糖がいつも高値(１５０－２００)でした。今は、スーパー糖質制限+持続型インスリンで早朝空腹時血糖が70-120ときわめて安定しています。
  
  　よく考えると、カロリーベースで糖質が50-60%以上の食事を食べさせて無理矢理即効型インスリンで食後高血糖を押さえるのは本当に変です。火をつけて(糖質を食べさせ)、水をまく(即効型インスリンを打つ)、水が効き過ぎてはいけない(低血糖が起きる)ので沢山火をつける。これを1日3回も行っているのだから、これこそマッチポンプの究極型だと思います。
  
  　外来でインスリン減量を行うのは当方の心臓に悪いです。何をどれだけ食べるかわからないので低血糖の危険があるからです。多くのインスリン導入をされたDM患者さんに糖質制限治療が行われないのはこういう背景もあるからだと思いました。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-05.htm#0509-06:00-7）

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• 　［練馬光が丘病院での治療例］に4例追加。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-05.htm#0508-06:00-1）

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• 　【糖質制限：何食べてる？】に追加しました。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-05.htm#0508-06:00-7）

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• 　今日は沖縄の町田先生が見学に来られる予定です。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-05.htm#0508-06:00-2）

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• 　「軟膏ガーゼで治療された症例」についてのメールです。
  
  　練馬光が丘病院での治療例の「軟膏ガーゼで治療された症例」を拝見しました。
  　今までに見たものですが、改めてまとめるとあまりのひどさに愕然とします。特に半分以上が子供の症例で、この子たちは一生瘢痕と付き合い、夏のプールや温泉、大人になってからのパートナーと出会った後のことなど、見ていて涙が出てしまいました。中でも３才女児の胸の瘢痕などは、本当につらい。理解あるパートナーに巡り合うことを祈ります。
  　そして１日でも早くこのようなひどい治療を行う医師が絶滅することを願います。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-05.htm#0508-06:00-3）

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• 　「シャンプーレスなのにフケが出る」についてのメールです。
  
  　フケには、ツバキ油（なければオレイン酸系オイル、オリーブ、白ゴマ、ココナッツオイルなど）がいいと思いますよ。指先に少量つけて、頭皮をマッサージしてみてください。頭皮にだけ油をつけていても、自然に髪のほうも潤ってきて、艶々になってきます。それから、洗髪時には、クエン酸やレモン汁、お酢など、酸性の液体で、頭皮をよくリンスしてみてください。
  
  　以前、昔の人は、どういう洗髪・手入れをしていたのかと調べたことがあります。シャンプー登場前、何を使っていたのか。
  
  　洗髪は、日本では、ふのり（海草）を煮溶かしたものが主流だったようすが、最近になって、海草のフコイダンが、外用でも育毛・白髪予防にいいことがわかってきているので、昔の人は知っていた！ということになります。母親に聞いたときは、昔周囲の大人は、うでんのゆで汁（打ち粉の溶液？）で洗髪していたと言ってました。
  　こちらの記事ですが、戦前戦後の洗髪法について詳しく調べられた方がいらっしゃいました。洗髪の頻度も、１ヶ月に1度とか、そんなんだったようです。日本髪を結うのも、そうそう頻繁ではないだろうと思ってはいましたが。
  　　　　⇒【戦前戦後の洗髪とシャンプー】
  
  　インドでは、フケには、酸性のもので頭皮マッサージをする。アムラ（日本の梅のようなものと想像しています）という実が、ヘアケア製品には必ず入っています。レモン汁、お酢もいいそうです。
  　そのほかに、フェヌグリークというスパイスも、頭皮のフケ、抜け毛にいいそうで育毛ハーブミックスには必ず入ってます。最近アメリカでも、ヘアケア用品に配合されてます。このスパイス（種子）は、水に一晩つけておくと粘性がでてきて、塗りやすく、日本でも増粘剤・乳化剤として化粧品等の材料になってます。
  　伝統的なシャンプー剤としては、シカカイという実を、水や米のとぎ汁で溶かした液で洗髪する。私も使っていますが、髪がつるつるに仕上がります。サポニンが入っているとのことなので、日本ではあずき粉など代用できるかと。
  
  　ヨーロッパハーブでは、ゴボウ（Burdock root）がヘアケアの王道です。食べるのではなく、外用です。オーガニック系のヘアオイルには、必ずゴボウ精油が入っています。それ以外には、ローズマリーも有名。オイルは高価なので、現物を水で煮て煎じた液体を、頭皮に揉みこむといいんではないかと思います。
  
  　アメリカのネイティブインディアンは、yuccaの根を使って洗髪していたそうで、サポニンが多い。シャンプー等にも配合されていて、日本で一時期ブームになったインディアンシャンプーは、これです。育毛発毛効果はないと思います。
  　インディゴ（木藍）が、インドアーユルベーダで、禿にも毛が生える生薬として認められています。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-05.htm#0508-06:00-4）

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• 　ちょっと嬉しいメールをいただきました。
  
  　ここは、岡山市の南部にある、割と大型な書店です。
  　先日までは5月位でしたが、今来てみれば、堂々の一位です！ 当たり前といえば当たり前ですが、嬉しいものですヽ(^o^)丿
  　来週には、江部先生の講演もあります。岡山に、糖質セイゲニストがさらに増えんことを！
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-05.htm#0508-06:00-5）

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• 　こんなメールもいただきました。
  
  　「肥満、第３の要因に「腸内細菌の変化」　伝統的な和食で予防可能 」というmixiニュースの報告です。
  　　　　⇒【肥満、第３の要因に「腸内細菌の変化」　伝統的な和食で予防可能】
  
  　何故、ヒトと食べる物が違うマウスの腸で実験するのか、疑問です。
  　そして、出た！　テッパンの「伝統的な和食」！　60％近くを糖質で摂り、インスリンがドバドバ出て、余剰エネルギーを脂肪にバンバン変えていく、あの食事ですね。
  　『肥満の原因となる細菌は「食事で摂取した糖類などの分解を促進し、体内により吸収しやすい形にする働きがある。そういう菌が高脂肪食を好み、それを餌に増えるのではないか」』というのも、よくわかりません。
  　そういう菌が増えても、身体が必要としていない糖質を摂らなければいいだけの話では。炭水化物+糖質という美味しいものに耽溺して、身体が処理できる以上のエネルギーをそれで摂っているのに、太る理由を腸内細菌叢のせいにするのもどうかと思います。
  
  　まぁ、人間、自分がやってることが問題だと認識したくないですもんね。自分はそんなに食べてないのに、腸内細菌がよくないからだという免罪符を手に入れて、ますます炭水化物+糖質を食べてもいいでしょう。
  　それらの生産・加工・流通・販売などに関わる人達の生活を、健康を犠牲にして支えてくれ、我々セイゲニストのエンゲル係数の増加を抑制してくれているのですから。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-05.htm#0508-06:00-6）

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• 　昨日，ちょっと紹介した本についての情報です。
  
  　「ダーウィンを数学で証明する」は、「書店で見かけた」と書かれていますが、購入されたのでしょうか。
  　出版された当時、広告を見て早速書店でチラ見をしたのですが、とても歯が立ちませんでした。著者の提唱する原理(定理？)を遺伝子の突然変異の存在可能性証明に当てはめようとしたのでは、との印象を得るのが精一杯でした。
  　何か「エピゲノムと生命」(ブルーバックス)的な本を想像していたのですが、きわめて抽象的で全く予想と違っていました。いまだアマゾンに書評も上がっていないようですね。
  　この本は「ノリで注文」してしまいました。まだ届いていません。多分，理解できないんだろうなぁ。でも，「自分が理解できない抽象的思考」に触れてみたい，という気分もあるんですよ。リゲティのエチュードは難しすぎて歯がたたないことはわかっているんだけど，楽譜は所有したい・・・みたいな感じでね。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-05.htm#0508-06:00-8）

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• 　こんなメールもいただきました。
  
  　私はGW中は帰省しておりました。
  　実家では食べきれないほどのご馳走が出ました。供された夕食で、ご飯ものは採りませんでしたが、、天ぷらやビールをかなり多くいただきました。１泊２日の滞在だったのですが、体重は１．５Kg増量しました（６０→６１．５Kg）。食事量もさることながら、糖質摂取量も多かったのでしょう。
  
  　自宅に戻って来てから、早速普段の食事に。肉やチーズが多く、傍から見ればこちらのほうが体重増量となりそうな内容なのですが、少なくとも疲れません。
  　天ぷらにしろビールにしろ、「胃滞留時間が長い」と思われるものは疲れます。肉やチーズ、脂分はその逆ですね。
  
  　私は糖質制限（スーパー制限）を始めてから、今でも糖質への渇望は止みませんが、今回の帰省で多糖質のものは少し疲労感を覚えるようになりました。
  　ラーメン店にも入ったのですが、食したラーメンは砂糖が多かったのでしょう。同伴した家族（糖質制限を知らない）は食事後に「疲れた」と言っておりました。
  
  　さて、普段の生活に戻りますが、同時に「疲れない」肉摂取に戻ります。体重は元に戻るかどうか・・・？
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-05.htm#0508-06:00-9）

• 　［練馬光が丘病院での治療例］に4例追加。
  　なお，左側のカラムに「軟膏ガーゼで治療された症例」をまとめてみました。熱傷患者さんから「湿潤治療と普通の治療（＝軟膏ガーゼ治療）ではどのくらい違うのですか？　皮膚移植ってどういう手術ですか？」と質問された時などに使えるかもしれません。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-05.htm#0507-06:00-1）

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• 　7月5日（土）の午後，第８回日本旅行医学会 登山医学セミナーで湿潤治療について講演することが決まりました。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-05.htm#0507-06:00-2）

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• 　【糖質制限：何食べてる？】に追加しました。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-05.htm#0507-06:00-3）

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• 　糖質制限の講演用スライド，湿潤治療の講演用スライドを基本的デザイン部分から全面的・大幅に書き変えました。後者については，とりあえず「15～20分バージョン」と「90分バージョン」のみで，「その他の尺」については順次変更する予定です。ご覧になりたい方は本名，所属を明記してメールでご連絡下さい。
  　なお，以前ダウンロードしたことがある方は同じアドレスからダウンロードできますのでご利用下さい。
  　誤字・脱字などを発見されたり，「説明がおかしい」という部分を発見された方は，是非ご一報ください。
  
  　ちなみにこの4連休は，このスライド作りで終わりました。気が付いたら，他に何もしていません。休みなしモードでパソコンとにらめっこでした。
  　スライドの基本的デザイン部分をいじりだすと，全体の整合性を持たせるためにあらゆる部分を修正せざるを得ず，全面的に書き換えることになってしまうんですね。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-05.htm#0507-06:00-4）

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• 　ＧＷ中に57歳になりました。父親は68歳で肝臓がんで死んでいますので，私が父親と同じ年齢まで生きられるとして，あと11年です。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-05.htm#0507-06:00-10）

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• 　書店で見かけて気になった本。何しろ著者はあの『メタマス！』のチャイティンです。面白くないわけがない・・・はずです（・・・多分）。
  
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-05.htm#0507-06:00-5）

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• 　「糖質制限と立ちくらみ」についてのメールです。
  
  　私は2年前に、スーパーで糖質制限を始めましたが、開始から3ヶ月程度は何度か立っていられないくらいの立ちくらみがありました。その後落ち着いて現在は大丈夫です。当時、立ちくらみの原因をいろいろ考えてみましたが、よくわかりませんでした。
  
  　最近考えてみたのは、糖質制限により脂肪組織が現象していくわけですが、脂肪組織内の毛細血管が同じ速度で現象していかないのでは、ということです。血管がある以上、血液が回るわけですが、脂肪組織が減ったことで毛細血管を圧迫するものが減っています。そうすると血液が流れやすくなっているので、必然と血圧が下がるような状況になっていないだろうか、と考えてみました。毛細血管に流れ込む血液量が血圧にどのくらい影響を与えるものか知らないので、トンチンカンかもしれません。
  　あまり脂肪が多くなかった人でも同じように強い立ちくらみが生じるようであれば、無関係かと思いますが。
  
  　私の場合、気がついたら立ちくらみがなくなりました。ただ、一月単位で時間がかかる、というのが私の経験です。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-05.htm#0507-06:00-6）

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• 　「過剰に摂取した脂質」についてのメールです。
  
  　渡辺信幸先生［日本人だからこそ「ご飯」を食べるな］からの引用です(p112)。
  

  コレステロールを食べると太る、などという心配はありません。生活習慣病にもなりません。食べ過ぎた脂質は人体には吸収されず、最終的には水分と二酸化炭素として排出されてしまうので、多くは下痢をしておしまいです。
  (中略)
  さらにいえば、コレステロールはドロドロした物質ではありません。語尾が同じことから連想できると思いますが、実はアルコールの仲間。「ドロドロとして怪しい物質」とのイメージは、真実から全くかけ離れた誤解なのです。

   

  　個人的には年齢のせいもあるかと思いますが、皮膚が脂でギトギトすることはないように思います。体重は若干(4㎏程度)減りましたが、体調には特に変化は感じません。
  　ただ、空腹感は割とありますね。6pチーズ2個とナッツ少々というわけにはいかないようです。
  
  　また、傳田さんの皮膚関係の本には、皮膚の老化はコレステロール不足も原因の一つとの記述もあったような気もします(申し訳ありませんが、本が手元にないので確認できません)。コレステロールを補う化粧品はその点から有効らしいのですが、イメージが悪いのか出す会社はないだろうとのこと。この点からは乾燥するよりは良いのかもしれません。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-05.htm#0507-06:00-7）

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• 　「MEC食の援軍現る？」というメールです。
  
  　WSJの記事です。
  　　　　⇒【The Questionable Link Between Saturated Fat and Heart Disease】
  
  　飽和脂肪酸(と訳すのでしょうか。Saturated Fatです)と植物油の危険性に関する記述は渡辺先生の本と同じ趣旨のような。実際、Are butter, cheese and steak really bad for you?　という副題がついてます。
  
  　次のような本も出版されるそうで、というよりこの本の内容に基づいた記事のようです。
  

  Ms. Teicholz has been researching dietary fat and disease for nearly a decade. Her book, "The Big Fat Surprise: Why Butter, Meat and Cheese Belong in a Healthy Diet," will be published by Simon & Schuster on May 13.

   
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-05.htm#0507-06:00-8）

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• 　「冷え性」についてのメールです。
  
  　今年の2月5日に冷え性が改善したとお知らせしましたことについて続報をお知らします。
  
  　残念ながらあの後また冷え症です。どうも改善しない５％くらいのうちの一人のようです。二月の段階でオパルモン錠のジェネリック、ゼフロプト（５μｇ）でしたのでこれを１日６錠分三（一回２錠１日３回）で開始。七日目にようやく、足先の冷たさがなくなりました。用心に八日間内服していったん終了しました。
  　が一日おいてまた冷えを感じましたので同じ方法で再開しました。症状は同じように七日目になくなりましたが、五日目から胃痛が出現し七日目で内服を中止し、ガストローム内服しました。
  　その後胃痛が恐ろしくてそのままにしておりました。このまま治ればいいなあと思っていましたがやはり足先が冷たくなり、暖房をつけなくなった今ではまたチアノーゼが出ております。
  
  　手先はずいぶんよくなったと思うのですが、足先は困難なようです。夏井先生の経験された男性のように足がポカポカするといった感覚はありませんでした。冷えなくなったという程度なのが、やはり難治性の程度だからかなあと思います。
  　今後も糖質制限を続けるので少しずつでも改善があればいいと思います。
  
  　今冷え症のほか気になっているのは頭のフケとかゆみです。
  　ノーシャンプーノー石鹸になってからもう何年になるか忘れましたが、2007年にはもうはまっておりました。糖質制限は2011年12月からです。
  　かゆみも頭のフケも減ったとは思いますがまだ人よりは多いと思います。面倒くさがりなので二三日おきの洗髪です。毎日洗えばなくなるのでしょうか。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-05.htm#0507-06:00-9）

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• 　「褥瘡処置の時の不毛な会話の報告です」というメールです。
  
  　看護師です。職場（療養型病院で、患者はほぼ寝たきり・経管栄養）であったことを報告させて下さい。
  　この病院では被覆材はあるものの、何故か医師の指示でもないのに褥瘡などの傷には「ガーゼ+〇〇シュガー」を貼りつけるようなところです。湿潤療法の理論を理解している人はいないなーと思いつつ、自分が処置する時は被覆材や「プロペト+フィルム」などをコソコソ使っておりました。
  
  　本日、ケアとの時に、私の受持ち患者の患者に褥瘡ができており、CGFが貼られているのを発見しました。便がしばしば出るので、コストをかけず簡便にと思い、「プロペト+穴開けフィルム+ガーゼ」を貼ろうと思って準備していました。
  　そこに入ってきた本日担当看護師が褥瘡対策委員を呼んできました。
  

  「便がしょちゅう出るんで、プロペト+フィルムを貼ろうと思うんですけど」
  「いや、ガーゼにしましょう」
  「ガーゼですか？　傷が乾燥しますよ。湿潤にした方がいいと思うんですけど」
  「CGFとかだと、粘着力が強くて、剥がす時に余計悪くなる」
  「だから、プロペトとフィルムなんですけど」
  「いや、余計悪くなる」
  「なんでですか？　湿潤にした方が傷は治りがいいと思いますけど」
  「いや、乾燥させた方がいいです」
  「なんで、乾燥させた方がいいですか？」
  「・・・（しばしの沈黙）」

   

  　もう時間の無駄だなと思ったので、「お二人とも乾燥させたいんですね。じゃあいいです、どうぞ。ガーゼ貼って下さい」と退室しました。
  
  　私は冗談で「湿潤療法教」の教徒を名乗っていますが、彼女らの科学的根拠を伴わない「傷には乾燥」という主張は、まさに「乾燥療法教」という宗教なのだと思いました。
  　向こうからしてみれば、こちらも「自分たちには理解できない『傷を乾燥させない』ということ」を主張している湿潤療法教の教徒なのでしょう。
  　本当の異教徒同士であれば、「自分は自分、他人は他人。お互い、相手の宗教を否定せず、自分の宗教を押しつけず、仲良くやりましょう」ということも可能ですが、医療は科学なのでそういうわけにはいかず。患者には「痛いわ、治らんわ。ろくでもない処置して申し訳ないな」と思いました。
  　が、褥瘡委員があれだし、委員を統括している外科医はヨボヨボの定年してプラス10年近いおじいちゃんでゲーベン・〇〇シュガー愛好家なので、彼らがいなくならない限り、この病院に湿潤療法を普及させるのは大変困難なことです。
  　正しい理論が理解できない人達に真っ向からぶつかって疲弊したくないので、彼らがいなくなった頃合いを見計らって、徐々に普及させていこうと思っています。
  　へっぽこ湿潤教徒ですみませんm(_ _)m　
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-05.htm#0507-06:00-11）

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• 　「ジュリア・ロバーツは歯磨き粉を使わない」というメールをいただきました。
  
  　イギリス在住の40代、女性です。
  　糖質制限を前提とした場合、歯磨きはそんなにしなくても大丈夫、また、歯磨き粉が歯に悪いかも、ということが書かれていましたが、かのアメリカ女優ジュリア・ロバーツは歯磨き粉を使わないそうです。〔糖質制限をしているかどうかな定かではありませんが〕　彼女は代わりに重曹で磨くそうです。
  

  【Julia Roberts Doesn't Use Toothpaste for That Megawatt Simale】
  【Julia Roberts Uses Sodium Bicarbonate (Baking Soda)】

   

  
  　後者の記事を書いた医師（たぶんアメリカ人）は、歯茎の後退している人についてはココナッツオイルを使うことを提案していましたが、その根拠はわかりません。（ところで、彼は炭水化物についても言及していて、白米や砂糖、精製したパン・パスタなどは「毒性がある」と指摘しています。）
  
  　翻って、イギリスの Sugar Nutrition UK は、「砂糖などの炭水化物を頻繁にとると虫歯になる可能性があります」（頻度についてのみで、量については言及なし）と認めてはいるものの、その対策として、１日2回はフッ素入りのは歯磨き粉で磨きましょう、と薦めています。残念ながら、この手の業界団体の説明が論理的に破綻しているのは、日本もイギリスも同じなようです。
  　心配なのは、フッ素入りの歯磨き粉の効果が疑問視されるのみならず、実はそれが子供の糖尿病に悪影響を与えている恐れがある点です。
  　　　　　⇒【fluoridealert.org】
  　糖質制限をするにあたって、歯磨き粉の使用を止める、というのは、単にひとつのオプションではなく、必須なのではないかと感じました。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-05.htm#0507-06:00-12）

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• 　こんなメールもいただきました。
  
  　5月5日掲載の，ドクターコウノの認知症ブログに江部先生のコメントと宗田先生の発表が掲載されました。
  　　　　【ドクターコウノの認知症ブログ】
  　この日の分の後半部分です。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-05.htm#0507-06:00-13）

• 　「過剰に摂取した脂質」についての質問メールです。
  
  　糖質制限を始めてから、浴びるほど（？）肉と脂分を摂取しておりますが、体重は若干の上下はあるものの６０Kgのままです。
  　脂分はかなり摂取していると思います。最近汗ばむような気温になってきましたが、それに伴い体表面は脂でギトつくようになりました。脂が体表面に浮き出てきたのでは、と推察しております。
  
  　水分は過剰に摂取しても、余剰分は尿や汗として排出されますが、糖質制限をしていると、同じように脂も余剰分は排出されるという事なのでしょうか？（体重はほぼ変動がないので）
  　ギトつくのはあまり心地良いものではありませんので、脂分の摂取を控えめにしています（今日からですが）。
  
  　同じような体験をされている方がいらっしゃたら、お知らせ頂ければと思います。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-05.htm#0503-06:00-1）

• 　「糖質制限と立ちくらみ」についてのメールです。
  
  　まず知りたいのは、糖質制限前と後の血圧の変化です。降圧剤を飲んでいるようであれば、糖質制限によって血圧が正常に戻るため、血圧が下げ過ぎになっている可能性があるかもしれません。
  
  　あとは、HbA1cや血糖値の変化です。低血糖は起きていないでしょうか？
  
  　最後に、甲状腺機能低下症の可能性です。筋力低下と共に立ちくらみが起こる患者がいます。厳格な糖質制限を行うと、一部の患者に甲状腺機能低下症が起きることが報告されていますので、この場合には糖質制限を緩和する必要があります。詳しくは以下のサイトを御覧ください。
  　　　　⇒【http://低糖質.com/review/cat18/post_179.html 】
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-05.htm#0502-12:30-1）

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【11:00】

• 　「糖質制限と立ちくらみ」についての質問メールをいただきました。皆様，いかがでしょうか。
  
  　今年の1月8日から糖質制限ダイエットをしています。糖尿病で経口治療をしています。飲んでいる薬はリオベル配合錠と、メトグルコです。年初は4種類の薬を飲んでいましたが、今は10ｋｇほど体重も減り、薬も二種類まで減りました。
  
  　相談したいのは体調についてです。江部先生はじめ、オヤジダイエットなど何種類もの本を読みましたら、いまいち自信が持てないのです。
  　それはたちくらみです。糖尿の先生に話しても、そんなバカなダイエットするなと一蹴されてしまいます。思い切って薬をやめようかと思っていますが、踏み出せません。
  
  　体重はもちろんのこと、HbA1ｃも高かった肝臓の数値も順調に下がっています。先生は薬のおかげもあるから続けなさいといいますが、自分の不摂生のためもありますが、7年前に糖尿病と診断されて以来、右肩上がりの数値が下がったこともなく、今回の糖質制限が初めてです。
  　たちくらみ、貧血で悩む糖質セイゲニストはいらっしゃるのでしょうか？
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-05.htm#0502-11:30-1）

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• 　「怪我の回復の様子を動画にしました」というメールをいただきました。
  
  　左足の脛の怪我をラップとワセリンで治して1年経ちましたので動画を作成しました。
  　ニコニコ動画ですが下記のURLからログイン無しに視聴できます。再生アイコンにカーソルをのせてクリックして下さい。
  　　　　⇒【ラップとワセリンで怪我の治療をしてみる】
  
  　実験の追試の話がありましたが湿潤治療の一般家庭での追試例は相当な数になっていると思います。普及は相当進んできているのではないでしょうか。
  　治療手法を公開していただきありがとうございます。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-05.htm#0502-08:30-1）

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【06:00】

• 　［練馬光が丘病院での治療例］に4例追加。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-05.htm#0502-06:00-1）

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• 　【糖質制限：何食べてる？】に朝食とオヤツを追加しました。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-05.htm#0502-06:00-2）

• 　「田中秀臣教授の主張」についてのメールです。
  
  　私のメールでのお知らせの仕方が、誤解を招いてしまったようです。
  
  　まず、夏井先生の本の引用をなさってるのは、田中先生、ご自身ではなく、「質問者２」さんという方です。（引用した投稿文の前に、投稿者のお名前があります）
  　あの、投稿を田中先生のツイッターのページで見つけ、そして、田中先生もリツイートなさってたようなのですが、投稿自体は、他の方がなさったものです。
  
  　そして、あの投稿が、どのような場面でのものなのかということを説明しようとして、田中先生をご紹介したのですが、それが、よけいに誤解を招いたようで、申し訳ありません。
  　投稿主である、「質問者２」さんの投稿の真意といいますか夏井先生の本を引用した真意は、私にも分かりませんが、決して、「公共事業＝糖質」ということをおっしゃりたかったのではないと思います。
  
  　先のメールにも書きましたように、私は、全く異なる分野の、全く異なる議論においても、「共通する大きな問題」が見て取れるのが、非常に興味深い、ということを、あの投稿に感じ取ったことと、そのような、「糖質制限」がメインの話題になっているのではないような場面にも、夏井先生の著作が引用されていることが、「糖質制限」そのものがいかに、知られるようになってきたかの証拠の一つではないかという思いでお知らせした次第です。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-05.htm#0501-12:00-1）

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• 　「ラードで便秘解消」というメールです。
  
  　「糖質制限食をしていると便秘なる」という悩みがあったかと思いますが、ラードを積極的に摂取すると、快便になるそうです。以下、ラードの摂取で便秘を改善されたブログ記事です。
  

  【http://ameblo.jp/lowcarblife2012/entry-11828851112.html】
  【http://ameblo.jp/mogmoglowcarbo-diet/entry-11727284875.html】
  【http://plaza.rakuten.co.jp/nkawagohan/diary/201311250000/】

   
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-05.htm#0501-12:00-2）

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【06:00】

• 　［練馬光が丘病院での治療例］に4例追加。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-05.htm#0501-06:00-1）

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• 　【糖質制限：Before & After】に追加しました。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-05.htm#）

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• 　「田中秀臣教授の主張に対する反論」というメールです。
  　「公共事業＝糖質」という比喩に基づく田中秀臣教授の主張は、着眼点としては確かに面白いのですが、誤解または確信犯的な詭弁のように思います。
  
  　まず、糖質を制限しなければならない理由は、人間の代謝機能が糖質に対応しておらず、摂取した糖質が人間に有害に働くからです。従って、仮に人類が（突然変異や遺伝子操作か何かで）糖質を代謝する機能を獲得すれば、摂取した糖質をエネルギー源として正常に活用できるでしょう。
  　言い換えれば、糖質という物質自体に「悪」がある訳ではなく、言わば（現在の）人類の生理との「相性の問題」です。
  
  　公共事業にも同じことが言えます。デメリットは年度ごとの予算の使い切りや事業者選定といった制度設計を改善すれば済む話で、公共事業そのものに悪がある訳ではありません。そもそも公共事業の必要性は、経済学で「市場の失敗」や「コモンズの悲劇」といった形で示されており、経済学者である田中教授が否定できる話ではありません（これを否定のは、医師が生理学の基本を否定するようなものです）。
  　つまり、田中教授の主張は糖質制限を換骨奪胎した解釈に基づき「公共事業＝悪」とのレッテルを貼ろうとするものであり「正面からの議論を避け」ているように思えます。
  
  　政治とは、さまざまな選択肢のメリットを最大化しデメリットを最小化する方策を考えつつ、代替案と比較しながら少しでもベターな選択肢を選び直すプロセスです。そこには絶対的な善も悪も存在しません。デメリットだけをあげつらった公共事業不要論は、人を殺せばガン死亡率はゼロにできるという主張と同じように無意味です。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-05.htm#0501-06:00-3）

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• 　「関節リウマチの治療」についてのメールです。
  
  　関節リウマチの治療に以下のような治療法があるそうです。日本でこれをやると、確実に懲役刑を食らいます（実際そうなった人もいます）。
  

  最新科学文献レビュー　２０００～２００９ : 投稿者 : THC編集部 投稿日時： 2009-09-24
  
  　関節リウマチは、関節に炎症を引き起こす疾患で、痛み、筋肉のこわばり、腫れを特徴とし、最終的に手足の機能が低下する。約１％の人が関節リウマチに苦しんでいると推計されているが、その多くは女性となっている。
  　関節リウマチの治療に大麻を使った研究は、普通、患者の証言を集めたものになっている。２００５年にオーストラリアで医療大麻患者を対象に行われた匿名アンケート調査では、２５％の人が関節リウマチの治療にカナビノイドを使っていた、と報告している^[1]。また、イギリスの医療大麻患者の調査では、２０％以上が関節炎に大麻を使っていたと報告している^[2]。だが、それにもかかわらず、関節リウマチに大麻を使った臨床研究についてはごく僅かしか見られない。
  　初めての臨床対照試験は、２００６年１月に発表されたイギリス・ロイヤル国立リウマチ病院の研究チームによるもので、天然の大麻抽出液を関節リウマチに使って、カナビノイドによる関節炎の治療に成功したとしている^[3]。論文によると、大麻抽出液を５週間投与したところ、運動にともなう痛み、安静時の痛み、睡眠の質、炎症、痛みの強度でプラセボ対照群よりも統計的に著しい改善がみられ、深刻な副作用もなかった。以前にも小規模な臨床実験（フェーズ２）が行われているが、関節リウマチ患者に大麻抽出液を経口投与して同じような結果が得られている^[4]。
  　臨床前研究でも、カナビノイドが関節リウマチの進行を抑えることが示されている。アメリカ科学アカデミー紀要の２０００年８月号では、ロンドンのリウマチ・ケネディ研究所の研究チームが、生体外実験および動物実験で、ＣＢＤ（カナビジオール）が関節炎の進行を抑制したと報告している^[5]。症状の発症後にＣＢＤを投与したところ、深刻な損傷から関節を保護し、「関節炎の進行を効果的に防止した」としている。また、合成カナビノイド・アゴニストのＨＵ３２０を動物に毎日投与したところ、関節の損傷も起こらずに関節炎が改善したという報告もある^[6]。
  　２００５年９月に発行された神経免疫学ジャーナルでは、東京の国立神経科学研究所の研究チームが、以前に発表された科学文献を調べてサマリーを作成し、「関節炎に対するカナビノイド治療には、関節の痛みや腫れといった症状を軽減させるほか、関節の損傷や病状の進行を抑える可能性が認められる」 と結論を書いている^[7]。
  
  参考文献 ^[1] Swift et al. 2005. Survey of Australians using cannabis for medical purposes. Harm Reduction Journal 4: 2-18.
  ^[2] Ware et al. 2005. The medicinal use of cannabis in the UK: results of a nationwide survey. International Journal of Clinical Practice 59: 291-295.
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