2014/06/30

【06:00】

• 　［練馬光が丘病院での治療例］に3例追加。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-06.htm#0630-06:00-1）

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• 　「粉瘤の治療をしている医師」に，熊本県玉東町の安成医院／安成英文を追加しました。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-06.htm#0630-06:00-12）

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• 　先日収録した東京FMの放送日が決まったそうです。以下，ラジオ局からのメールです。
  
  ▼コーナー番組名：ベストセラーズチャンネル
  
  ▼インターネットラジオ放送：2014年8月末日配信開始（予定），※番組サイト
  
  ▼地上波ラジオ放送（全国のコミュニティＦＭで聴取可能）：
  7月5日（土曜日）am5：00～am6：00 全国のコミュニティＦＭ「ビジネスプロフェッショナル」内のコーナーにて
  ※放送局一覧
  
  ＜番組聴取方法＞
  番組を聞く方法は次の４つがあります。
  １，ラジオ（地上波）で聞く方法
  　放送時間になりましたら、お手元のFMラジオのチャンネルを下記のコミュニティFM局の周波数に合わせて聴取ください。
  　全国の放送局一覧と周波数
  
  ２，パソコンで聞く場合
  　1.サイマルラジオにアクセス。
  　2.放送時間になりましたら、「FMゆーとぴあ（秋田県）」「FMいわき（福島県）」「FMぱるるん（茨城県）」「FM戸塚（神奈川県）」のいずれかの「放送を聴く」ボタンを押してください。
  　※番組サイトへのリンクボタンではなく「放送を聴く」のボタンを押してください。
  　※全国各地のFM局のうち、パソコンからは上記のFM局での聴取がベストです。
  
  ３，スマートフォンで聞く方法
  　＜iPhoneから聞く場合＞
  　1.App Storeから「Tune In Radio」と検索して、アプリをインストールし、起動する
  　2.放送時間になりましたら、ローカルラジオ局から「エフエム戸塚」を選択し、聴取する
  　※iPhoneからは「エフエム戸塚」での聴取がベストです。
  
  ＜Andrioidから聞く場合＞
  　1.GooglePlayから「サイマルラジオ」と検索し「サイマルラジオ for Android」をインストールし、起動する
  　2.放送時間になりましたら「FMゆーとぴあ（秋田県）」「FMいわき（福島県）」「FMぱるるん（茨城県）」「FM戸塚（神奈川県）」のいずれかを選択し、聴取する
  　※Androidからは上記のFM局での聴取がベストです。
   
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-06.htm#0630-06:00-2）

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• 　こんなメールをいただきました。
  
  　四国で外科内科医院を開業しております。
  　私、もともと食道外科医ですので、糖尿病治療には全く関わりなかったためイドラインに疑問を持つことなく外来診療しておりました。
  
  　先生の湿潤療法の理論は８年ほど前から実践しておりましたが、先生のサイトをきっかけに糖尿病治療に疑問を抱き、江部先生のブログ、渡辺先生のMEC食も参考にしつつまずは自ら３か月前よりスーパー糖質制限を自分で実践しております。
  　その結果３か月で体重１０Kg減、体調良好でその威力のすごさを自身で実感しており、私の変化をみた職員も次第に糖質制限を始めだした次第です。
  
  　そこで外来の糖尿病、肥満の人に少しずつ糖質制限の説明しておりますが、ほぼ１か月で全員体重減、血液検査データの改善を認めました。効果をさらに確信しております。
  　すると、他院で改善しなかった糖尿病、ダイエットしてはリバウンドばかりの体重増が改善するため、口コミで当院外来に相談に来られる患者さんが増えつつあります。
  　うれしいかぎりですが、糖質制限を細かく説明するのには外来で患者一人当たりの時間がかかりますし、その結果効果が出れば次第と糖尿病薬だけでなく降圧剤も減って行きますから、医院経営上は不利なことが多いのかなと苦笑しています。
  
  　ただ、湿潤療法と同様、同じ患者さんが同じ病気でのリピーターとなることはほとんどないですが、治療結果の評判を聞いた家族、知り合いが受診してくれ、みなさん満足してくれますので、手間多く売り上げ少なくともこれが健全な医療の形であると自分で満足しています。
  
  　夏井先生や江部先生の受け売りで甚だ恐縮ですが、喜んでくれる患者さんがいる限り四国の片隅で地道に実践させていただきたいと思っております。
  　これからも情報発信していただけるとありがたいです。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-06.htm#0630-06:00-3）

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• 　「糖質ゼロ」についてのメールです。
  
  　ご存じない方もあろうかと思い、私の邪推で味付けした釜池先生と江部先生の関係について論じて見たいと思います。
  
  　江部先生の現在があるのは・・・＞「いまや糖質制限に関する日本の第一人者」
  　そして釜池先生はその生みの親なのです。つまり親と子です。
  　江部先生が「これや！これでいくぞ！」と兄上へ相談されたとき、その兄上からは釜池先生にはしっかり仁義を切ってやれよと忠告された。
  
  　江部先生がご自身で「糖質制限」の効果を体験されて確信を抱き、それが未だ釜池先生の元にある火種でしかないと知り、ある「野心」が芽生えた。
  　ブログ開設に当たっては原則年中無休でやったる！と。
  　IPS細胞研究やSTAP細胞の話題からでも垣間見られるように、「野心」と「競争」そしてなにより「独創性」（差別化）　第一人者を目指しての「野心」と「競争」そう２番じゃ駄目なんです、そしてそれは善なのです。
  　その江部先生の努力のお陰様で皆さんの今があるのですから。
  
  　親である釜池先生はご存知の通りの方であり、（江部先生の兄上も学者肌の方のようで）つまり子である江部先生が「糖質制限の公宣流布担当」として最も適役であり、どんどん一人立ちして行かれたという結果なのです。
  　そうなると親である釜池先生にも江部先生との「差別化」へと向かうバイアスが働いてきます。近すぎるモノ同士には斥力が働き、ある閾値圏内でなら斥力より引力が勝る。そして閾値圏外へ離れると無視相関となる。
  　「生身の人間ですもの」
  
  　「糖質ゼロ」は釜池先生の専売特許なのです。（ゼロの定義に関しては様々な実証研究を踏まえなければ特定できません。釜池先生が「ある量」とされているように。更に個人差によるブレも大きいでしょうし。）　だから江部先生は釜池先生の許諾なくその「ゼロ」へ踏み込むことができない。黙殺しているわけではありません。
  　本来は「糖質ゼロの概念」を確立すべく共に研究して行かれることが望ましいのですが。
  　釜池先生も江部先生の正バイアスの対手として負バイアスの過激な方へ追い込まれてしまっている。親子の確執から兄弟間の確執へと移行してしまい、とうとう袂を分かたれた。
  
  　江部先生の行間を読むと、１番推奨されているのは「スーパー糖質制限」です。原則朝食抜きの１日1.5食です。
  　１食当たりの糖質目安量が10g~20g「以下」です。「以下」ということは明示して「以上」という文言は決して使われません。つまり限りなくゼロも当然言外へ含まれているのです。
  
  　「糖質制限派」と「糖質ゼロ派」の対立なんて無益な話題です。
  　本日も江部先生のブログコメントにある
  

  「ご本人が、糖質制限食という考え方を理解し納得されたなら、実践されればいいですし、ご本人が、嫌ということなら強制することではありません。」

   

  　というスタンスも１０年以上様々に知見を積み重ねられて来られた悟り？の境地からであると推察するのです。
  　釜池先生もだからこその「術」・・糖質ゼロの食事「術」として敢えて示されているのであって強制とか原理主義的とは迂遠です。
  　ともあれ「糖質ゼロ」の概念確立は江部先生こそ望まれていることと思います。
  
  　以上　邪推妄想の談でした。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-06.htm#0630-06:00-4）

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• 　「糖質ゼロ」についてのメールです。
  
  　糖質ゼロvs糖質制限問題ですが、私は6月21日の先生のご意見に全面賛成です。
  
  　現状を見て思うに「糖質だけが血糖を上げる、いくらカロリーが高くても脂質を摂っても上がらない」ということを知っている医療従事者がはたして現在日本にどのくらいいるのか…　まずはここからだと思います。
  　こんな重大なことを知っているのが、糖質制限に興味があって自分もセイゲニストの人だけで、糖尿病の専門家やら一般の内科医やらがインスリンをパカスカ処方している現状が一番怖いです。江部先生曰く「目隠しして車の運転をしている」状態です。「自分は糖質制限など知らないけど、血糖を上げるのは糖質だけってことは知っていたよ」、という人がいたら教えてほしいくらいです。私も糖質制限を知るまで知りませんでした。夏井先生はご存じでしたか？　
  
  　ほとんど大部分の医療従事者（私の周りでは100%）が、この紛れもない事実を知らない。いいか悪いかではなく、生理学的事実でいつでもだれでも確かめられます。それなのに、私のように医学生時代にさぼりまくっていた不真面目人間だけじゃなく、ピンからキリまでご存じない。こんな基本の基本を教えないで何が栄養学だぁ、責任者出てこい!と言いたい。
  
  　糖質制限批判の方々の主張を聞いていると、この事実を否定はしないものの（たぶん知らなかったけど今更そうなんですか？とは言えない…）、すぐに糖質制限の長期安全性が保障されていない、などのいちゃもんに持ち込むのですよね。糖質制限や糖質ゼロの批判はいいから、「本当に怖いのはこの事実を全面に出さないことだ」と常々思っています。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-06.htm#0630-06:00-5）

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• 　「糖質ゼロ」についてのメールです。
  
  　「糖質ゼロ」は「糖質制限」の延長線上にあって、よりストイックにしただけで、体内の血糖値も、摂取した糖質量に比例するかというと、そう単純ではないと思います。
  
  　低血糖になるとグルカゴンが分泌され、血糖値を上げますが、それとは別に、たんぱく質によってもグルカゴンが発動されるので、高たんぱく食ではグルカゴンが過剰に分泌され、高血糖になってインシュリンも発動し、上下変動を繰り返すことになります。すい臓に余計な負荷がかかることになり、インシュリンも出るので、脂肪も貯めこまれます。
  　この辺について日本語でまとめてくださっている記事があります。
  　　　　　⇒【炭水化物は本当に悪者なの？】
  　　　　　⇒【高蛋白食では健常者と糖尿病患者のいずれにおいても、血漿グルカゴン濃度は上昇します。それはアミノ酸がグルカゴン分泌を直接刺激するからです。】
  
  　では、一般的な日本人の３大栄養素摂取量はどれくらいか。
  　＊「日本人の食事摂取基準（2010年版）」より、『身体活動レベル「ふつう」』の場合の食事摂取基準です。年齢30代～40代、炭水化物と脂質は、エネルギー量のパーセンテージより計算。

  エネルギー	女性2000	男性2650
  炭水化物 50%以上70未満	250g	464g
  たんぱく質	50g	60g
  脂質　20%以上25未満	44g	74g

  　次に、低炭水化物ダイエット提唱者による1日の炭水化物推奨量
  

  Atkins	20g（最初の2週間）から、徐々に増やしていく
  Perlmutter(GrainBrain)	30-40g（最初の４週間）その後、60gで固定
  江部先生スーパー制限	30-60g＋間食　「糖尿病がどんどんよくなる糖質制限食」より
  Sears（Zone Diet）	50-100（GL値）＊間食込み
  アメリカのフードピラミッド推奨値	200ｇ
  実際のアメリカ人平均	300g以上

  　江部先生のスーパーと、SearsのZone Dietが、方法論からしても近いと思うんですが、江部先生はたんぱく質量について、特に数量的な目標はおっしゃっていないのに対し（「糖尿病がどんどんよくなる糖質制限食」）、Searsは、個々人のLean Body Mass(体脂肪を除いた残りの体重）に、活動量を掛け合わせた計算式で、一日のたんぱく質必要量を出しています。炭水化物、脂肪は、たんぱく質量から自動的に算出できます。興味のある方は、SearsのHPにある無料ツールで、ご自分の身長体重等から、必要なたんぱく質摂取量がわかります。
  　どちらがいい、ということではなく、江部先生は、できるだけわかりやすく誰にでも簡単に実践できる方法に徹していて、Searsは逆に厳密で、食事の間隔まで設定していて難しいです。ただ、どちらも同じことを目指しているのはよくわかります。
  
  　代謝作用は個人差が大きいところですし、何のために糖質制限をするのか、それぞれの目的も違うので、目的や体質に応じて、必要な炭水化物量を、各人が見極めていくことだと思います。
  　私個人は、すい臓癌が一番危険と思っているので、すい臓を疲弊させないこと、長期的には、脳の機能を維持すること（認知症と脳梗塞を予防）が最大の目標です。
  　先日、Grain Brainを読んだので、試しにグルテン完全除去、穀物餌の肉なし食を1ヶ月ほどやっています。 炭水化物は10年ほど節制していましたし、サプリ類も、元々同じようなものを摂取していたので、考え方は近いと思います。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-06.htm#0630-06:00-6）

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• 　「糖質ゼロ」についてのメールです。
  
  　江部先生のスーパー糖質制限のPFCバランスは、脂質56%、たんぱく質32%、糖質12%だったかと思います。
  　また、『ヒトはなぜ太るのか？』には、高たんぱく質・低脂質の食事は、悪心・吐き気を起こすとの記述があったかと。糖質制限を始めた頃に、脂質の取り方大事と、先輩方がブログのコメント欄でお述べになっていたことが、今になって得心に至っております。
  　アミノ酸スコアと同じ位、飽和・不飽和であったり、オメガ３:オメガ6など脂質の摂取比率は大事のように思います。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-06.htm#0630-06:00-7）

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• 　「撓骨神経麻痺」についてのメールです。
  
  　橈骨神経麻痺、回復に1月～2月ほどかかるみたいですね。お大事になさってください（お医者さんに向かって言うのも変ですが）
  　と、同時に、夏井先生の思考のロジックが非常にタメになるなと感心しました。
  

  ～前略～なんておバカでノンキなことを考えたりしています
  右手は今は使えないので，今はこれで頑張るしかない，とわかってしまえば，結構それなりに工夫するものである。

   

  　現実を受け止め、その状態の最高を目指す姿勢は見習わなくてはいけないと思いました。あと、この病気でもだましだまし動かしていた方がいいのですかね？使わない筋肉は痩せるといいますし。
  　もし気力とお時間があったら、橈骨神経麻痺が治るまでのレポートを作っていただけたら喜ぶ方が居そうです。（ネットで軽く検索しても画像つきの治り方は載っていないようなので、今後の橈骨神経麻痺の患者さんの参考になるかなと）
  　撓骨神経麻痺が焦ったり，悲しんだり，大騒ぎしたりすると早く治る疾患なら，焦ったり大騒ぎしますが，どうやらそういうものではないようなので，騒いだりしていません。
  　30日朝の時点では，症状に変化はなく，手関節背屈も全指の伸展もできません。手関節を軽度背屈位にするスプリントを装着しています，
  　これで仕事が暇だったら，ピアノに向かいながら『左手のためのラフマニノフの第2番第1楽章』の編曲に挑戦するところなんですが・・・。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-06.htm#0630-06:00-8）

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• 　「糖質ゼロ」についてのメールです。
  
  　まず、私の言葉足らずの投稿を皆様へお詫びすると共に補足させて頂きます。
  
  　『全ての薬を直ちに止める』
  

  ①	ここでの薬とは『食の不自然が原因による病気で服用している薬』を指します。例えば外科手術の際使用する麻酔と言った類の薬に関しては釜池先生は言及されてません。
  ②	『全ての薬を直ちに止める』のは、(私の知人のように)食の不自然が原因で病気になっている方々に対してであり、『糖質ゼロ』が大前提です。『糖質制限』や一般的な食事内容の皆様はきちんとお薬の服用をお願い申し上げます。

   

  
  　次に、『日野原先生糾弾の件』
  　ただ日々の食事を披露されているだけの日野原先生を糾弾する必要性は全くないと私は思います。日野原先生が『私は糖質制限をしており糖質制限と糖質ゼロに大差はないと考える』等の主張をされているのでしょうか？日野原先生の食事で着目すべき点は一回の糖質摂取量が少ない事、糖質の頻回摂取が無い事によりその長寿を保たれている点だと私は考えます。さて2014年6月28日朝日新聞で大動脈弁狭窄症が発見されたと述べられてます。『大動脈弁狭窄症は、大動脈弁の性質が硬化し、血液の通過できる面積が狭くなる病気』だそうです。これは『糖質制限』のような糖質摂取量を減らすだけでは、糖質による害の進行速度を単に『遅らせる』だけ、糖質制限の恩恵は『限定的』である事の表れであると考えます。ゆっくりと確実に動脈硬化が進んでいたと言う証明です。日野原先生には是非今からでも『糖質ゼロ』の実践をお願いしたいです。
  
  　脳梗塞の件
  　脳梗塞のリスクは『糖質ゼロの実践』により下がると私は考えます。以下は『糖質ゼロの食事術』及び『糖質ゼロの健康法』から学んだ事を基にしたその理由です。
  

  脳梗塞とは血栓が流れて脳血管を閉塞して引き起こす。血栓は『動脈硬化』が進み血管壁に『プラーク』が形成されることで発生しやすくなる。

  1. 動脈硬化の原因→グルコーススパイク。高脂血症。酸化LDL
  2. プラークの中心はマクロファージの死骸の山
  3. マクロファージは生体にとって不安・危険なものを処分。それは、LDLコレステロールの中でも酸化変性した『酸化LDL』のみ
  4. LDLコレステロールを酸化変性させる物質は『活性酸素』

  
  糖質ゼロの実践で脳梗塞のリスクは下がる。『根本的な原因』が取り除かれるからである。故に薬も不要となる。

  1. 糖質ゼロの実践で高脂血症は速やかに解決。(糖質ゼロの食事術p.164)
  2. 糖質ゼロはグルコーススパイクを最小に抑える事が出来る。(糖質ゼロの健康法p.82)
  3. 糖質ゼロでヒトの主たるエネルギー源がブドウ糖から脂質へ『エネルギー基質転換が起こる』。脂質で特に重要なのが『3-ヒドロキン酪酸』。
  4. 3-ヒドロキン酪酸がエネルギー源として使われるとブドウ糖を使うより酸素消費が少ない。そして最も重要なのは、3-ヒドロキン酪酸が使われると『活性酸素の発生が少ない』こと。(糖質ゼロの健康法p.86)
  5. 糖質ゼロ実践で増えた3-ヒドロキン酪酸は糖質を摂取するとインスリンの働きで途端に激減する。(糖質ゼロの健康法p.87)故に、急性インスリン応答を起こさない糖質ゼロ食が重要。糖質ゼロとは数学的ゼロではなく、急性インスリン応答を起こさない糖質摂取量の食事を意味し、その量は個人差がある。その目安が5g未満と言うこと。

   

  　知人も始まりは一種類の薬でした。そしてその薬を止められる事なく2種類3種類と増えて行き現在に至りました。いつかその病気が治ると信じながら。7種類の薬のうち一つは血栓を防ぐバファリンを服用。バファリン、ワーファリンの服用がその病気を治すことは100%ないです。そして知人は万一出血の事態が起きたら血がなかなか止まらない恐怖に悩まされながら日々を生活してます。根本原因を正さない限り、死ぬまでその恐怖から逃れられません。薬では健康体を取り戻す解決には100%なりません。
  
  　また、私の親戚には糖尿病悪化の末、人工透析、障害者1級になってしまった者もおります。身近過ぎて家族には認知しにくくても頻繁には会えない私だからこそ、その症状の悪化に『危機感』を感じます。今すぐ糖質ゼロを実践してくれたら身体は元の健康体に完全には戻らないけど、少なくとも今以上決して悪化することはないし、ほんの少しでも状態が改善する可能性が希望が出てきます。
  
  　そして、最も危機的状況にあると考えるのは『子供』達です。糖質まみれで狂った代謝の親から生まれた子供達。私の子供の頃からは考えられない程心と身体にトラブルを抱える子が増加していると感じます。幼子がちょっとでも無図がるとことを許容出来ない大人の為に親は『糖質』を与え黙らせます。子供や孫の喜ぶ顔が見たいからと『糖質』を与えます。保育園等ではおやつと称して『糖質』を与えます。加えて現在は糖質の質も砂糖以上に悪影響があると思われる『(遺伝子組み換えが原料の可能性の)ブドウ糖果糖液糖』が蔓延してます。かつてからは考えられない程の半端のない糖質の頻回摂取です。2007年発行の『糖質ゼロの食事術』には『かまいけ式糖質ゼロ食は乳幼児を除く万人にとって正しい食事法』と記述がありますが、私は身体の基礎が作られる乳幼児・子供達にこそ 糖質ゼロが必須であると考えます。歯止めの掛からない地球環境の悪化にこれからの子供達の身体は耐え抜くことが果たして出来るのでしょうか。その事を思うと涙が出てくる私は大袈裟に考えすぎですか？もっと楽観的に考えるべきですか。どうぞ無知な私に御教授下さい。私は安心を得たいです。
  
  　これまでに何度も糖質制限と糖質ゼロの違いの具体例等を提示するよう求められてきましたが、一般人の私に医学的なデータをお示しすることは、申し訳ありませんが出来ませんし、今後も出来ません。私には医学的知識も全くありませんから、データを示されたところでその反論は出来ません。(スーパー糖質制限で効果が限定的だった事例は『糖質ゼロの健康法p.134参照』)
  
  　それでも私は糖質が『ヒトが摂取すべき物では無い』と確信しています。膨大な医学等の知識が無いからこそ見えてくることもあります。
  
  　先日ペットのデンタルケアと言う記事を見かけました。根本的な考え方が間違ってます。ペットが虫歯になるような餌を与える事が間違いです。本来肉食の犬や猫に糖質を与えるから虫歯になります。食を正せば(自然に戻せば)ペットには虫歯も糖尿病も起こりません。野生動物で歯磨きする動物なんて聞いたことがありません。それでも虫歯の発生は少ないでしょう。それはその種にとって『正しいエサのみ』を摂取しているからです。野生動物が虫歯になれば病気になる以前に歯がボロボロになりエサが食べられなくなり死に直結です。そして私たち人間も自然界における『ヒト』と言う種です。歯ブラシが無く、歯を治療する技術も仮になかったら現代の私達はどうなりますか。遥か昔野生動物同様ヒトがまだ自然と密接に共生していた頃。歯を清潔に保つ手段が無いのに糖質を摂取していたら、果たしてヒトは生き延びることが可能だったのでしょうか。これが皆さんがトンデモ呼ばわりなさる釜池先生の述べる『シゼン・フシゼン』私なりの説明です。宗教ではありません。私は盲信せず自分なりに釜池先生の主張を基に考え続けてきたつもりです。そして、これらを生化学的に説明したものが『釜池氏の食事・エネルギー代謝理論』です。
  
  　エビデンスのない主張をされる釜池先生を皆さんは無責任だと大非難なさる。そんな事をして何か起きれば訴訟を起こされると言います。全くその通りです。そんな大きなリスクを背負ってまで主張を続ける事は釜池先生にとってどんなメリットがあると思いますか。何も無いですよ。先生は百も承知です。そのようなリスクを背負ってまで主張を続けるのは、私の知人のような『食の不自然で健康体を損ない、更に医療を受けて悪化の一途を辿らせられ苦しむ方々へ、根本原因の食を正せば、理論上、少なくとも今以上悪化する事が無くなり、医療で更に病気にさせられること(医原病:『人殺し医療』ベンジャミン・フルフォード著)も無くなる』事を伝えたいから。患者さんを思って、皆さんが医原病にかかる事を未然に防ぐ為だけ、ただそれだけの理由で今日まで訴え続けているのです。そして、ご自身の理論を身を持って証明されようともなさってます。多数の人私自身含めまずは自己保身が第一でしょう。訴訟を起こされないように断りを述べて予防線を貼ることでしょう。でも釜池先生は違いました。私の糖質ゼロの投稿をこちらへお願いした理由の一つは、夏井先生の姿勢に、サイトの文面を通じて釜池先生に共通するものを私は感じたからです。
  
  　以上、私が皆様に正確に理解して頂きたいと述べる『制限とゼロが似て非なるもの』の考えです。この真実を踏まえた上で、糖質とどのように向き合うかは個人の価値観であり私に口出しする権利はなく、口出しする気持ちも毛頭ありません。現代は歯を清潔に保つ術もあります。病気になった際症状の進行を遅らせる薬もあります。それなりの健康体でもある。だから自分は糖質制限で満足なんだという価値観・選択を私は否定しません。しかしながら、糖質摂取について考え続ける事は止めないで下さい。最後に、糖質制限と糖質ゼロに大差は無いと『考え』を述べられるのは結構ですが、『断言』されるのは糖質ゼロを実践されたことのない方にはお控え願いたいと存じます。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-06.htm#0630-06:00-13）

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• 　「ホンマでっかテレビのおおたわ史絵先生の発言」についてのメールです，
  
  　ほんまでっかテレビ　６月２５日　ダイエットの回を観て、内容に合点がいかず、ネット検索したところ、あるブログを見つけました。以下はそのコピペです。
  

  「糖質制限」はダイエットに効果的です。
  「カロリー制限」を推奨していた「おおたわ史絵」は間違っています。
  炭水化物は食べないのが正解です。
  これで「内科医」とは聞いて呆れます。
  「糖質制限」の認識がこれでは、糖尿病の患者はおそらく一人も完治していないはずです。
  普通の人間なら10年も同じ治療をすれば気がつくものです。
  「この治療法で治るのか？」
  疑問さえ抱かずに治らない治療を永遠にし続ける。
  ある意味、本当に素晴らしい「思考停止」です。
  こんなのがテレビで最もらしくしゃべるのは困りものです。

   

  　高視聴率であるこのバラエティー番組はいろんな方が観るので、正しい情報を流せば、自分もやってみようという人が増えパラダイムシフトへ前進したのではないかと思うと残念でなりません。
  　以前，「テレビに出演している人は芸能人，文化人，一般人の3枠があり・・・」と書きましたが，おおたわ史絵先生はオフィス・トゥー・ワンという芸能プロダクションに所属しているタレント，つまり枠としては「芸能人」です。従って，彼女のテレビ番組での発言は医者としての発言ではなく，芸能人としての発言と見るべきです。つまり，バラエティ番組制作プロダクションから渡された台本通りの喋っているだけで，プロの芸能人としては当然のことです。番組収録が始まる前にプロデューサーから渡された台本を頭に叩き込んでから収録に臨んでいるはずです。タレントが自由に喋ったら番組が成り立ちません。
  　このあたりは，ホリプロ所属の西川史子先生も同様で，西川先生は芸能人として台本の通りにトークしているはずです。
  
  　同様に，「本当は糖質オフの食事をしているはずのタレントが番組ではご飯を食べていると発言」するのも，タレント本人の意志ではなく，自分が出演しているコマーシャルのスポンサーとか，その番組のスポンサーの意向が台本のセリフとして書かれているからでしょう。もしも，お菓子のコマーシャルに出ているのに「甘いモノを食べると太りますよね」と口走ってしまったら，契約違反で恐らく数千万単位の違約金を払うことになります。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-06.htm#0630-06:00-10）

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• 　こんなメールもいただきました。
  
  　糖質制限も先生のホームページからハマりましたので日々感謝がたえません。
  　前はインスリンは増やす一方でしたが、今では中止できる例も多くなってきています。先生の講演に行った栄養士も栄養指導をしていて手応えがあると言っております。
  
  　私は産業医をとっていますのでたまに資格更新のため講演を受けております。先日の産業医への講演で、糖質制限への言及がありました。大学病院、それも糖尿病科の元教授の方の講演でした。
  　どんな批判をするのかな、と思って聴いていましたら
  

  糖尿病がとても良くなった患者さんがいて、その理由を訊いたら夕食のみの糖質制限をしていた、といった例を経験したそうです。「これについては食事療法がうまくいったと思っています」との事でした。

   

  　他にも、ADAの「糖尿病では唯一の食事療法はない」にも言及したりと、意外にも糖質制限に前向きな評価をされていました。
  　専門医の中でも少しずつ認識が変わってきているようです。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-06.htm#0630-06:00-11）

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2014/06/27

【09:00】

• 　「糖質ゼロ」についてのメールです。
  
  　糖質０食が理解できているわけではないのですが、「『糖質制限』では対応出来ないのならば『糖質ゼロを速やかに実践すべき』とアナウンスすればよいだけ」との絶対的な主張・表現に怖さを感じます。人の体に対して絶対なんてあるのでしょうか。
  　江部先生がブログで繰り返しアナウンスされるのは「患者としてみている人に対しては自分自身が何かあればフォローすることができるがブログ読者すべてに対してフォローは無理なことがわかっているから」ではないですか。
  　『全ての薬は毒である』、糖質摂取量云々以前に『全ての薬を直ちにゼロにするべき』と言われました。とありますが患者の状態も診ずメールでそのようなことを言われるなんて非常識だと思ったのは私だけでしょうか。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-06.htm#0627-09:00-1）

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【06:00】

• 　［練馬光が丘病院での治療例］に3例追加。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-06.htm#0627-06:00-1）

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• 　昨日からの撓骨神経麻痺ですが，依然として drop wrist + drop finger の状態ですが（これぞ「手の尖足位」），とりあえず安静にしていれば治る麻痺ではなさそうなので，騙し騙し仕事をしています。今日はこれから沖縄ですが，撓骨神経麻痺があっても飛行機搭乗手続きはできそうなので，沖縄に向かう予定です。
  　撓骨神経麻痺だとマウスのダブルクリックができないとか（シングルクリックはできる），指が伸ばせないためエレベータのボタンが押せないとか（パソコンのキーボードは軽いので大丈夫），ハサミを使えないとか，さまざまな不自由があることを知りました。患者さんの苦しみを実感しています。
  　いずれ自然に治る麻痺と思われますので（治らなければ外科医を続けるのは不可能！），今のうちにその不便さと苦しみを十分体験しておこうと思います。
  
  　新米患者＠撓骨神経麻痺が感じたことです。
  

  ①	麻痺しているのは橈骨神経のみで，正中神経も尺骨神経も正常なのに，右手指に全く力が入らず，バッグからスマホも取り出せません。指の動きがいかに高度・複雑精妙に制御されているかを思い知らされました。
  ②	右手でキーボードを押せるのは示指と母指のみ。示指は示指固有伸筋があるためかな？　左手と右示指があればそれなりのスピードで文字入力できることがわかりました（だからこの文章を書いています）。
  ③	しかし，右手でペンを持っても字を書く，なんてことは全く不可能。というよりペンが持てない。ホテルでチェックインできるんだろうか？
  ④	逆に左手はいつもより器用に動いている感じ。食事は左手でお箸を使っていますが，結構使えています。 今なら，Chopin-Godowskyの『左手のための「革命エチュード」，「エオリアン・ハープ』が弾けるんじゃないだろうか，なんておバカでノンキなことを考えたりしています。
  ⑤	見事に ulnar deviation している自分の手首を見て，解剖学という学問の正しさを再確認。
  ⑥	右手は今は使えないので，今はこれで頑張るしかない，とわかってしまえば，結構それなりに工夫するものである。もちろん，動かない手を無理やり使うので，疲れるけど。

   
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-06.htm#0627-06:00-2）

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• 　「糖質ゼロ」についてのメールです。
  
  　しつこくてスミマセン。
  　昨日のメールで日野原先生関連のブログ内容を紹介しました。「理事長の食事日記」に以下のくだりがあります。
  

  Date: 2010/11/25(木)
  追記：
  1. 日野原重明先生は拙著「糖質ゼロの食事術」を読み、礼状を書かれました。（添付ファイル）
  日野原先生の食事は、「セミ・かまいけ式」です。
  「朝食は、植物油を垂らしたジュースと牛乳たっぷりのコーヒーだけ。昼もクッキー数枚と牛乳のみだ。夕食は、大好きな肉と魚、茶わん半分のご飯とボウル1杯の緑黄色野菜。以上で計1300キロカロリー」　（朝日新聞から）

   

  →重箱の隅をつつくようかもしれませんが、「糖質ゼロと糖質制限は違う！」と主張するのであれば、日野原先生の食事は糖質ゼロではないので、日野原先生を厳しく糾弾スべき、ということになるはずですが、していません。
  
  　ところが、日野原先生の食事よりもはるかに糖質を制限することを主張している江部先生については、
  

  先日、徳洲会病院の管理栄養士から聞いた話。
  【入院中は「かまいけ式」で、高血糖が著しく改善した患者さんが、退院して「江部式」に切り替えたところ、元の木阿弥になってしまった。】
  実害が出ています。これを許すわけにはいきません。
  
  判決：「主食を抜けば糖尿病は良くなる！」は、「羊頭狗肉」の罪で、「廃刊」の刑に処する
  理由：「糖質制限」と懸げているが、内容は「炭水化物制限」である
  
  Date: 2010/11/06(土)

   

  　と厳しく糾弾しています。明らかに矛盾しています。
  
  　次に、6/24 6:00の更新履歴
  

  「糖質制限」では、脂質摂取量が増え、なおかつ、「ある量以上」の糖質を摂取します．脂質異常症が進行してもおかしくありません．

   

  　についてですが、釜池先生とは逆に、厳しい糖質制限はすべきでない！と緩やかな糖質制限を主張し、これまた江部先生を厳しく批判している灰本先生の論文では、
  

  HDLは有意に上昇
  LDLは有意に低下
  TGは有意差なしだが低下

   

  　とあります。
  　　　　　⇒【Nutrition & Metabolism 2009, 6:21 doi:10.1186/1743-7075-6-21, (Table 4, Fig.3, 4)。】
  　実際のところ、緩やかな糖質制限を主張する立場での論文でも、脂質異常症は進行するどころか改善しています。
  
  　※江部先生は糖質制限ではメジャーになったので批判の対象になりやすいのでしょう。ぜひとも釜池先生と灰本先生とでやりあってほしいものです。
  　メジャーになると批判の矢面に立つようになります。
  　人間の場合、理論的に正しいと思われることでも、うまくいかない場合は必ずあります。批判する立場にある時は気楽ですが、いざメジャーになるとそれまでわからなかった批判を浴びるようになるでしょう・・・かつての民主党のように。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-06.htm#0627-06:00-3）

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• 　「歯磨き粉のラウリル硫酸ナトリウム」についてのメールです。
  
  　歯磨き粉に言及されたコメントへの横レスですが、ラウリル硫酸ナトリウムは危ないですよ。歯医者さんもおっしゃってます。
  
  　インターネットは膨大な情報であふれており、また玉石混合です。だからこそ、綿密かつ総合的な研究と、自分でよく考えることが必要なのです。
  　ググって一部の説をチラ見することを「調べた」とは言いません。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-06.htm#0627-06:00-4）

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• 　「糖質ゼロ」についてのメールです。
  
  　基本的な質問かもしれませんが、日本の糖質制限ではタンパク質と脂質のどちらを重要視しているのでしょう。
  　少し前までは、欧米でも単に「Low-carb（糖質制限）」というあいまいな表現が多かったですが、最近では、Low-carbohydrate high-protein (LCHP) 、またはLow- carbohydrate high-fat (LCHF)　と明記するものが多いです。ちなみに、後者の「低糖質・高脂質」のほうが、「低糖質・高タンパク質」よりも主流になってきています。（日本の、いわゆるMEC食のかたは前者の「高タンパク質」を推してらっしゃるようですが、タンパク質に偏った食事を疑問視する声もあります。一方で、脂質偏重の食事は長期的には無理があるという声もあります。いずれにしても、当然のことながら、糖質制限した上での話です。）
  
  　糖質ゼロについてのコメントが物議を醸しているようですが、その中の、骨密度や筋肉力への言及は傾聴に値すると思います。さらに、体重や血糖値だけではなく、腎臓機能や脳神経など総合的に考慮した場合、タンパク質と脂質のどちらを優先すべきなのでしょう。
  
  　食事のメニューを考える上でも、タンパク質と脂質の割合がどうあるべきなのか、またどのように摂取すべきなのか、大変重要だと思うのですが、その辺がいまいち分からないのでご意見をお伺いしたいです。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-06.htm#0627-06:00-5）

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• 　「糖質制限でじんましん？」についてのメールです。
  
  　以前、ワセリンアレルギーで投稿させて頂いたものです。
  　その後、患部周囲は色素性痒疹様となっており、上腕～肩甲骨上部までの範囲で同様の皮膚症状があります。(色素性痒疹様とはネットで画像検索し、判断しました)
  　糖質制限も同時期に開始し、遅延型アレルギーかとも思いましたが(卵・乳製品の摂取量が以前に比べ増えた為)、範囲が全身ではないので様子をみています。膨隆疹でもない為、先にコメントされた方同様、色素性痒疹ではないかと思います。ネットで画像検索してみてはいかがでしょうか？
  　私は、皮膚科に行っても色々な投薬で試されるだろうし自身の体調を自身で把握するしかないと考えます。とは言え、不安になることも多々あります。そんな時、夏井先生のホームページで検索し、安心を得ているのが現状です。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-06.htm#0627-06:00-6）

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• 　「糖質制限でじんましん？」について最初に質問された方からのメールです。
  
  　この度は、私のじんましんの質問をHPのせていただきまして、みなさまの意見が聞けてよかったです。
  　私の状態としましては、メールを送った直後、仕事中に全身にじんましんがでてしまったので、結局皮膚科へ行きました。皮膚科の先生からはじんましんの原因はわからないことが多いんですよ~と言われて飲み薬（オロパタジン）を出されて終わりました。（食事のことはいいませんでした…）
  　この時点でも、全身じんましんだったので、すぐに1錠飲んだら、2時間後には治まりました。
  　その後、朝夜と薬を1錠ずつ飲むように言われていましたが、１錠飲んだきり薬は飲んでいません。またじんましんが出たら飲もうと思いましたが、翌日じんましんは出ませんでした。
  
  　そして、夏井先生のHPにじんましんの質問について、いくつかお答えガあった中の、オメガ３をとったほうがいいという意見を参考にしまして、食事法については、変えていませんが（糖質ほぼゼロ食の1日1.5食）夕食に生野菜を少し、くるみを5粒ほど食べるようにしました。
  
  　全身にじんましんがでた日からまだ3日目ですが、あれからじんましんは出ていません！すごく気持ち悪かったし、かゆかったので今のところ出なくなってうれしいです。このまま、様子をみてみたいと思います。
  　ありがとうございました。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-06.htm#0627-06:00-7）

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• 　「糖質ゼロ」についてのメールです。
  
  　6/25に、じんましんについてのメールを取り上げていただいた４０代のおっさんです。誤解があってはいけないと思い補足します。
  
  　糖質制限前から減薬に取り組んでいましたが、その時はアレロック5ｍｇを半錠に割って１日効くくらいでした。肥満による肝機能異常・脂質異常を健診で指摘され糖質制限を始めたのですが、開始後は今まで以上に肉食になりました。それでもじんましんの症状が悪化することはなかったです。で、今は1/4錠服用ですが、糖質制限のお陰で肝機能異常・脂質異常は解消しております。私自身は、時々チョコや白米を口にする「なんちゃって」スーパー糖質制限の部類です。
  　上記の体験から、「動物性たんぱく質や脂質が体に悪い」ということは私にとっては「大嘘」です。
  
  　夏井先生も書評で取り上げていらっしゃる『ヒトはなぜ太るのか?』にスタンフォード大学のATOZ研究の紹介があり、その「Z」がゾーンダイエットだったかと思います。アトキンスダイエットと比べ、毒にも薬にもならないような結果だったと記憶しています。
  　プチよりも「相当緩い」糖質摂取量なので、１食ごとの血糖値の乱高下は避けられないのでないでしょうか。意味があるとすれば、運動量の激しい方たち向けと言えるのかもしれません。
  
  　今回の「糖質ゼロ」の方からの問題提起は、「危機感と守備範囲の違い」が根底にあると感じております。「糖質ゼロ」を実践する方がフルボッコの様相ではありますが。
  　釜池先生の著作は１冊しか目を通しておりませんが、「糖質ゼロ+α」とか、「fasting」を「断食・絶食」だけでなく「空腹時・食間」をも意味するという解釈は知性の奥深さを感じます。
  　「糖質ゼロ」はスーパー糖質制限でも救いきれないほど(タンパク質制限も必要なぐらい)重篤な糖尿病患者を多く指導されているから、BMI20くらいで「やせなきゃ」という方たちとは、「糖質摂取」に対する危機感が全く違うのだと思います。
  
  　ただ、「人を見て法を説け」という言葉のとおり、どのような身体状況にあるかで、ものの言い方は変わるのではないでしょうか。重篤な糖尿病患者に「プチ制限でじっくりと」などと言っているうちにお迎えが来てしまう場合もあります。逆に、夜に糖質を控えるだけで代謝機能が正常化する人に対して「１日１食、糖質ゼロ」はエベレストより敷居が高いと思います。
  
  　（なんちゃってではありますが）低糖質な食生活を実践する一人として、糖質制限の「原理・原則」はしっかり押さえておかなければ、いずれ勝手なマイルールでグダグダになると思います。なので、基本書やブログ等の読み込みは必要で、勘所がつかめて来たら自分の体調に合わせて試行錯誤を繰り返すのがよいかと感じております。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-06.htm#0627-06:00-8）

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• 　「糖質制限＋SGLT2阻害薬」というメールです。
  
  　糖質制限していれば不要と言われるSGLT2阻害薬ですが、糖質制限しつつSGLT2阻害薬(フォシーガ)を飲んでいる弟に尿糖を測らせたところ、常にユーチェックの測定限界である2000ml/dlとなり、実際に糖を捨てていることが確認できます。
  　主食を完全に断っていてもなお糖を捨てているわけで、手術前などで迅速に減量+血糖改善が必要な場合には、改善を加速するかもしれません。
  　実際どの程度加速されたのかは今となってはわかりませんが、2ヶ月弱でHbA1cは8.8→6.7、体重は80kg→70kgとなりました。
  
  　ところで、以前掲載されていた周術期に糖質制限を応用した論文は，糖尿病医に話を聞いてもらうのに役に立ちました。ありがとうございます。
  　今度は外科医に話を聞いてもらうのに使わせていただきます。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-06.htm#0627-06:00-9）

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• 　「糖質ゼロ」についてのメールです。
  
  　おそらく以前糖質ゼロについて投稿された方から今回も再度問題提起？がありました。夏井先生のおっしゃる通り馬を射るのに胴体だ目だと言っている場合ではないとは思うのですが、いくつか思いついたことをお伝えします。
  
  　今回の話の発端は人工甘味料の話から派生し、糖質ゼロはハードルが高くなかなか認知されにくいけれど、それがだめだと言ってるわけではないですよって言うところでしょうか。
  　糖質が実は人体に有害だからそれを広めるには「1食でもいいから主食を抜いてみたらどうでしょうか」というスタンスっていいよねって言う話しですよね。
  
  　そこでいきなり糖質ゼロしか救えない患者はどうするんだと言われてもそういった患者さんの話をしている訳じゃないと思います。
  　そもそもその危機的状態の患者さんとはどういう患者さんなんでしょうか？
  　また糖質ゼロで即刻救われる人があると糖質制限者は判っているというお話ですが、少なくとも私は判っていないんで是非ご教示いただきたいです。
  
  　そしてご投稿者は釜池氏の著作を読め、糖質ゼロを皆さんももっとアナウンスしろと言ってるようにしか思えないんですが違和感ありありです。
  　たとえば湿潤療法にしたって糖質制限にしたって夏井先生はだれにも無理強いはしていない、取捨は聞いた本人がすればいいとお考えだと思うんです。
  　ですから糖質制限ではなくゼロを周知したいのならそれをするのはゼロの実践者であって糖質制限実践者ではないんじゃないかと思います。
  
  　そして私は釜池氏の本は2作読んでおりますが、残念ながらゼロにしないといけないとは感じませんでした。釜池理論では糖質は5g以下にしないといけない、それ以上だと急性インスリン応答が起きてしまうという事だったと思うのですが、私自身が千回以上血糖自己測定をしていますし、いろいろなデータを見ていますがここがよくわからない。
  　たとえば5gを超え6gの糖質摂取で急性インスリン応答が起こり大量のインスリンが分泌されるとしたらそこで急激な血糖値の低下がみられるはずです。少なくとも私の自己測定では摂取した糖質に比例して血糖値が上昇しているように見えますし、急性インスリン応答が起きているにもかかわらず糖質の摂取がそこで終了してしまえば、（上の例でいえば6gの糖質摂取で終了した場合では）むしろ低血糖あるいは少なくとも急激な血糖低下起きそうなものですがそういったことは経験しておりません。
  
  　釜池氏の最新理論では江部式ではエネルギー代謝が不自然（フシゼン？）になり例えば脂質異常症になる可能性があるといいますが、きちんと糖質制限していれば通常ほとんどすべての検査値が改善し、体重は減少、血糖値は言うまでもなく正常域になると思われます。
  　もし可能であれば江部式糖質制限をきちんと実行した上で、脂質摂取が上昇し江部式のせいで脂質異常症になったケースをお示しいただきたいと思います。
  
  　どうもご投稿者の方は選択肢に糖質ゼロを選択肢に加えろと言いながら糖質ゼロの方が正しい糖質の摂取の仕方だと言いたいように思えるんですが…。
  　そもそも江部先生も夏井先生も釜池理論は理想的で本来はそれが正しいかもしれないと言っていますが、釜池氏の方が江部式は甘い、それではだめだと否定しているように思うんですがどうでしょう。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-06.htm#0627-06:00-10）

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2014/06/26

【14:00】

• 　実は今日の朝，突然，右撓骨神経麻痺になってしまいました。同僚の神経内科の先生に診てもらったところでは圧迫による麻痺だろう，とのことです。
  　麻痺は現在も続いていて，マウス操作とキーボード入力が不可能ではないものの結構大変です（カルテを書くのに一苦労！）。この記事もやっとの思いで書いている次第です。
  　そういう事情ですので，さまざまな話題についてのメールや，怪我についてのメールを頂いていますが，返事やこのコーナーでの紹介がちょっと滞るかもしれません。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-06.htm#0626-14:00-1）

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【06:00】

• 　［練馬光が丘病院での治療例］に3例追加。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-06.htm#0626-06:00-1）

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• 　「薬局泣かせの糖尿病専門医」というメールをいただきました。
  　関東の某県の薬局です。
  　千代田区〇〇町まで電車を乗り継いで糖尿病専門医に通っている患者さんがいます。HbA１cは５．２で特に問題なくコントロールできていたのですが、スーグラが発売されたらエクアからスーグラに変更になりました。患者さんは特にかえる理由は聞かされませんでした。
  　2週後に来局した時に、自分はスーグラで副作用は出ていないけれどスーグラで副作用が出たからルセフィに変えるということで処方が変わりました。
  　その2週後にフォシーガに薬が変更になりました。今回は患者さんの家族が処方箋を持ってきたので理由は聞けませんでした。スーグラの副作用はほとんど皮膚科系の発疹関係でした。勿論、頻尿、脱水もありました。
  
  　新薬なので2週間までしか処方できず患者さんは2週おきに通い、薬代はあがり、患者さんにとっていいことあるのかなと思いました。
  　不思議なことにSGLT－２阻害薬はそれぞれ成分、規格が違うのにスーグラ・ルセフィ・フォシーガ・アプルウェイ・デベルザ（アプルウエイとデベルザは同じもの）値段はすべて同じで２０５円50銭／錠です。
  　フォシーガは30錠包装がありますが、それ以外は100錠包装しかないので1箱２万円もする箱を開け、その後でなければ不動在庫になってしまいます。箱を開けたら返品できないので、喜ぶのはメーカーと問屋さんだけです。
  
  　糖質制限すれば解決することを有益性のない費用をかけています。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-06.htm#0626-06:00-5）

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• 　「糖質ゼロ」についてのメールです。
  
  　昨日の更新履歴、9:00のところに、
  

  「頂いたご意見の中には質問のような文章も見受けられましたが、その方へのお返事はもう一度『糖質ゼロの食事術』及び『糖質ゼロの健康法』を読んで頂きご自身で答えを見つけて下さいと言うことです。」

   

  　→私は釜池先生にお尋ねしているのではなく、この方の考えをお尋ねしたつもりでした。○○を読めでは答えになりません。
  　それに著書を出版後も新たな発見があったり、考えが変わることがあるのは当然です。変わらないほうがおかしいです。
  
  　釜池先生のブログ、「理事長の食事日記」に以下のくだりがあります。
  

  Date: 2010/11/25(木)
  　　　　中略
  　追記：
  　1. 日野原重明先生は拙著「糖質ゼロの食事術」を読み、礼状を書かれました。（添付ファイル）日野原先生の食事は、「セミ・かまいけ式」です。
  

  「朝食は、植物油を垂らしたジュースと牛乳たっぷりのコーヒーだけ。昼もクッキー数枚と牛乳のみだ。夕食は、大好きな肉と魚、茶わん半分のご飯とボウル1杯の緑黄色野菜。以上で計1300キロカロリー」　（朝日新聞から）

   

   

  　→重箱の隅をつつくようかもしれませんが、「糖質ゼロと糖質制限は違う！」と主張するのであれば、日野原先生の食事は糖質ゼロではないので、日野原先生を厳しく糾弾スべき、ということになるはずですが、していません。
  
  　以下は参考までに。
  

  2010年11月17日　2:49
  私の、「食餌・エネルギー代謝理論」の根幹は、脂肪酸・ケトン体（酪酸などの短鎖脂肪酸）がヒトを含む哺乳動物の基本的エネルギー源である。ブドウ糖は、赤血球などミトコンドリアをもたない細胞、ごく短時間非常に強度の高い運動をするときの筋肉、のエネルギー源である。（脳の主要エネルギー源も短鎖脂肪酸です）
  しかし、糖質主体の食餌を頻回に行っていると、もっぱらブドウ糖をエネルギー源として利用し、短鎖脂肪酸（ケトン体）が使えない状態が「常態」になります。・・・

   
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-06.htm#0626-06:00-2）

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• 　「糖質ゼロ」についてのメールです。
  
  　「シゼン」「フシゼン」とか私にも生理的に受け付けられない発語もありますが、釜池先生の「toshitu -zero」は「糖質・制限」とは全く異なる概念であると思います。
  
  　私も江部先生のブログから、（これでよろしかったでしょうかしら？）の糖質制限もどきをスタートして６ヶ月目以降～８年目の間HbA1C の数値はずっと4.5~4.3です。私も当初は釜池先生が何を噛みつかれているのかピンと来ていませんでした。（結局それは私の読解力不足でした）
  　私は急性心筋梗塞を発症し、その退院後直ぐに糖質制限もどきをスタートしたのですが、退院から３～４年後思い立って、５種類の投薬をすべて止めました。切掛けは当時通院していた大学病院の担当医との「糖質・制限」を巡る大バトルと、自分の息子が鬱病と診断されたとしてその処方薬に依存していたことです。
  　通常６ヶ月後にカテーテル検査がセットだということでしたが、私は緊急時のカテーテル施術以降１度もカテーテル検査しないで、現在８年目です。投薬無しで３年程経ちます。
  　私が投薬を止めるに当たり、釜池先生のブログを熱心に追っかけてみました。そうしてある日漸く鈍い私の脳がピンときたのです。釜池先生の怒気が憑依したかのように、「toshitu -zero」と「糖質・制限」は全く異なるのものだと得心したのです。私は「糖質ゼロ実践・を目指す者」で有る限り確信を抱いて生きています。
  
  　そして「糖質・制限ニスト」であろうが相撲取りであろうがそれぞれお好きで良いんです、今後なにかしらの一歩手前まで行ったとしても、それからでも大丈夫なのですから（運次第ですが）。
  　そのときこそピンチはチャンスです。私がその一例です。50歳まで酷い飲食生活だった身でありながら。「「糖質・制限」から「toshitu -zero」を知り幽霊の影に怯えることなくあれから８年も生きてこられたのです。
  　現在「糖質・制限」を知りそれをそれぞれの嗜好で実践されて方々は「後悔先に立たず」を死語とできる幸運な選ばれし人々です。
  　「toshitu -zero」は私のように「後悔先に立たず」として呆然と立ち尽くす者への最後の切り札です。

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  　誤解無き様補足させていただきます。当然ですが、単細胞的な発想で私が投薬を止めたわけでは有りません。急性期においての話とその後の是々非々で別けた話です。
  　３～４年経過してこの薬はいつまで飲み続けるのか？と問うとそれはガイドラインに記載されていないらしく、「？？？」　おそらくガイドラインには「出来るだけ予防的側面からも長期投与が望ましい・・・」ではないだろうか。
  
  　そもそも薬剤師から訝ってこの薬は未だ処方されているのですか？と小首をかしげられちゃ患者は混乱するでしょう。「予防的にだって」？これ夏井先生の嫌いな言葉では！？　予防的に処方された薬を自己責任で忌避してどんなもんだい。
  　留置されたステントの血管内画像やその経過などや，投薬されている薬に関すること。どう考えてもその副作用と見られる自身への反応，疑問を問うてもあんぽんたんな返答しかできないばかやろうを相手にして愛想尽かしてネットで調べまくって良しとした決断。
  　もちろん自己責任。そういうバカもいるよと言うと、世の中にはもっとバカがいるのだ！　そのバカが真似して不具合になったらどう責任とれるのだと騒ぐ。
  　それこそ余程他者を愚弄して観ている目線の発想である。
  　自己に起こる薬の副作用を訝っても思考の辿り口が見つからないで悶々としなければならない。
  　認知症のドクターコウノ先生のブログ見ると「薬＝毒」も使いようなんだと面白い。しかしよくある「薬」の処方に関しては「即退場！」宣言。釜池先生がどこぞでそう吠えられたとういう逸話からその言葉を捉えてるけど、普通だれでもそんな単細胞では応じないと思うけど。

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  　３～４年経過時点で、処方されていた薬の目的について十二分に検討の結果出した結論が、（当時直ぐにできるあちこちの内出血などで、あきらかに？かもという疑念が強かった）「糖質ゼロ実践者・を目指す者」であることを前提としてなら、（ならばこそ成立する事として）急性期を過ぎて、もやは予防的に処方されている薬は（そもそもそれは常識的な食生活者を前提としている）止めて良い。でした。
  　医家にご相談できるわけが無い事なので、人体実験に挑む覚悟で始めた次第です。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-06.htm#0626-06:00-3）

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• 　「糖質ゼロ」についてのメールです。
  
  　私は、江部先生と釜池先生の本、読むつもりはさらさらありません。（気が向いたら読むかもしれませんが）
  　私は夏井先生の「やってみよう」というのに釣られて、体重が落ちて、胴回りが減り（少々）、空腹時血糖値が下がる、とうのができればいいなあ。と思って糖質制限を初めたのです。
  　とりあえず、スタンダート糖質制限で開始しましたら、すぐ上記の数値改善達成しました。体重は最高１０kg、今６kgぐらい減少。胴回りはGパン32インチ→30インチ。空腹時血糖値は110→79
  
  　これで目的達成継続中です。ゆえに満足しており、原理原則がどうあれ目的を達成したのだから問題ありません。本を読んで、「正しい糖質制限」なんて興味ありません。別に病気の治療してるわけではなく、趣味のダイエット程度です。
  
  　なんで全ての糖質制限する人が原理原則読まなければならないのか理解できません。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-06.htm#0626-06:00-6）

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• 　こんなメールをいただきました。
  　糖質制限初心者向けに、ツアーを企画しました。
  　　　　　⇒【おいしい糖質制限合宿】
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-06.htm#0626-06:00-7）

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• 　「糖質ゼロ」についてのメールです。
  
  　昨日取り上げられたメール。いささかおかしなところがあるので一言。
  

  炭水化物の摂取を極限まで減らしても、体内ではグルカゴンが分泌されて、グルコースが生成され、血糖値が上がるので、結局、糖質ゼロを目指すことに、どれだけ意味・必要性があるのか

   

  　グルカゴンが分泌されても医学的に正常範囲に血糖が保たれるだけで、つまり、生理学的な糖新生が行われるだけです。高血糖になるわけではありません。
  　糖質制限ないし糖質ゼロが目指すのは、「インスリンの追加分泌をひきおこさないこと」です。糖質制限にも糖質ゼロにも大きな意味があります。
  

  また、じんましんができるまで極端な制限

   

  　糖質制限とじんましんが同じ時期に重なったからといって、因果関係があるとは言えません。また、因果関係がないとも言えません。
  

  炎症を抑えることを目的としたZone Dietを提唱しているBarry Searsは、炭水化物の重量ではなくて、Glycemic Load値（GI値×重量(g)/100 ）で、一日、50-100g を推奨しています。これくらいの摂取量が、インシュリン・グルカゴン・コルチゾールのバランスを最適化するそうです。

   

  　これを実践した方の健康ないし、健診データはどのようなものなのでしょうか。糖質制限（ゼロも）に求められているのは「それを実行したらどうなったか」です。実行しないで特定の論説を推奨するなら、それは宗教と同じです。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-06.htm#0626-06:00-8）

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• 　「小学生むけの湿潤治療講座」についての告知です。
  　対象は小学生。
  　７月１２日(土)　午後３:００～　講義は３０分弱、実技練習付のミニ講座です（参加費無料）。
  　　　　　⇒【http://ameblo.jp/momo-clinic/entry-11880022046.html】
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-06.htm#0626-06:00-9）

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2014/06/25

【12:00】

• 　「糖質ゼロ」についてのメールです。
  
  　糖質ゼロに関する投稿と、じんましんの投稿が同時に来たことに、非常に興味深く感じています。
  　実際問題として、糖質ゼロの食事法はかなり難しく、野菜・果物、豆、ナッツ類ほぼ炭水化物を含んでますので、じんましんが出られた方のように、動物性食材だけを摂取する、ということになります。
  　てんかん患者など、ケトン食を余儀なくされている人もいらっしゃるのは承知していますが、一般の健常人が、普通の社会生活を営みながら、糖質ゼロ食を実践するのは不可能で、釜池先生方式も、一食あたり５ｇ程度の炭水化物食は認めていらっしゃるようです。江部先生のスーパーでも、一食10-20g程度は含まれているとのこと。
  
  　炭水化物の摂取を極限まで減らしても、体内ではグルカゴンが分泌されて、グルコースが生成され、血糖値が上がるので、結局、糖質ゼロを目指すことに、どれだけ意味・必要性があるのか、また、じんましんができるまで極端な制限をして、本来の美容目的から外れたことになっているのに、なぜ固執するのかが、私には理解できません。
  
  　＞『糖質ゼロ』のみでしか救われない危機的状況にある方達
  　こうした人たちは、すでに何らかの医療を受けていらっしゃるでしょうし、何を食べるべきか、よくご存知のはず。
  　治療食であってもなくても、何を食べて、何を食べないかの取捨選択は、各個人の自己判断・責任だと思います。あくまでも「目的」があっての食事法だと思うので、糖質摂取のｇ数自体が目的になってしまっては、本末転倒です。
  
  　炎症を抑えることを目的としたZone Dietを提唱しているBarry Searsは、炭水化物の重量ではなくて、Glycemic Load値（GI値×重量(g)/100 ）で、一日、50-100g を推奨しています。これくらいの摂取量が、インシュリン・グルカゴン・コルチゾールのバランスを最適化するそうです。出典；Anti Inflammation Zone, 2005
  　結局のところ、糖質制限の目的は何かに尽きますし、そんなの人それぞれでしょう。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-06.htm#0625-12:00-1）

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• 　「糖質ゼロ」についてのメールです。
  
  　＞『全ての薬は毒である』、糖質摂取量云々以前に『全ての薬を直ちにゼロにするべき』
  
  　こういう決めつけをするから釜池先生はトンデモ呼ばわりをされるのだと思います．
  　例えば，心房細動の患者さんに対するワーファリン投与をなされていると仮定します．それもでワーファリンを止められたら，脳梗塞の発症率は10数倍上昇します．心臓を診ている医師なら周知の事実です(世界中で沢山の研究があり，決着も付いています)．
  　理由無く，ワーファリンを止めて脳梗塞が発症したら，間違いなく訴えられます．
  
  　ワーファリンだけではありません．他にも有用な薬は沢山有ります．
  　『全ての薬を直ちにゼロにするべき』＝２００％間違いです．それはあっちの世界です．残念ですが，こういう主張をする釜池医師の言うことを聞こうと思いません．
  
  　『全ての薬を直ちにゼロにするべき』を聞く人がいるとは思いませんが，，，心配です
  　『全ての薬は毒である』発言を本当になさっているとしたら，残念ながら釜池先生は大間違いをなさっています。それとも釜池先生は，抗生物質も麻酔薬も利尿剤も抗不整脈剤も鎮痛剤もない世界が理想だとお考えなのでしょうか。釜池先生にとっては理想の世界かもしれませんが，それは私達にとっては地獄のような世界です。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-06.htm#0625-12:00-2）

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【09:00】

• 　「糖質ゼロ」についてのメールです。
  
  　皆様ご意見頂きまして本当にありがとうございます。
  　江部先生のご著書、釜池先生のご著書等を『きちんと読んで比較』して頂いた事を前提としてのご意見と捉えてますので、私としては肯定も否定も致しません。ちゃんと本を読んで頂いた上で、江部式も釜池式もやはり大差なかったと解釈する方ももちろんあるでしょう。同じ本を読んでも解釈の仕方は人それぞれ、必ずしも一致しませんし、また解釈の仕方を押し付ける権利も私にはありません。
  
  　私が強調したい事は、ご自身で各先生のご著書を通読して自分の考えを持って頂きたい、考え続けて頂きたい。他人が『釜池式は単にストイックすぎるだけだよ。』→自分で本も読まずに『ああ、そうなんだ。』で終わりにしないで頂きたい。ただそれだけです。
  
  　その上で皆様が糖質摂取にどう向き合うか、プチ制限なのか、スーパーなのか、はたまた釜池式、mec式等々を選んで頂ければよいのです。なお、頂いたご意見の中には質問のような文章も見受けられましたが、その方へのお返事はもう一度『糖質ゼロの食事術』及び『糖質ゼロの健康法』を読んで頂きご自身で答えを見つけて下さいと言うことです。
  
  　最後に一点、私が高血圧を始めとする7～8種類もの薬を服用する知人の事で釜池先生にメールで質問した際強調されたことがありました。それは、『全ての薬は毒である』、糖質摂取量云々以前に『全ての薬を直ちにゼロにするべき』と言われました。その上で、どの食材に糖質が含まれるか順々に教えるのが良いでしょうとご回答頂きました。糖質摂取即刻ゼロにすべしとは言われませんでした。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-06.htm#0625-09:00-1）

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【06:00】

• 　［練馬光が丘病院での治療例］に3例追加。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-06.htm#0625-06:00-1）

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• 　10月26日（日）の午後，富山市鍼灸マッサージ師会で糖質制限の講演をすることが決まりました。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-06.htm#0625-06:00-2）

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• 　糖質制限アンケートも着実に回答が増え，もうちょっとで1500です。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-06.htm#0625-06:00-11）

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• 　「糖質制限でじんましん？」についてのメールです。
  
  　診ないとわかりませんが、「色素性痒疹」ではないでしょうか？　無理なダイエットが原因、と３０年以上前の皮膚科の教科書にも載っています。治療はダイエットをやめさせることと書いてあります。ミノマイシンが有効と書いてある本もあり、私の場合は３週間ほどで食事は変えないで落ち着きました、ご参考まで。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-06.htm#0625-06:00-3）

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• 　「糖質制限でじんましん？」についてのメールです。
  
  　40代のおっさんです。
  　糖質制限を始める前から「刺激性のじんましん」に悩まされております。20代後半からでかれこれ15年以上の付き合いです。ジルテックやアレグラなどの抗ヒスタミン剤は一通り服用し、現在はアレロックを服用しております。
  　糖質制限開始前から減薬には取り組んでおりましたが、今のところ、アレロック5ｍｇを1/4に割って服用し1日もつぐらいです。
  
  　調べた限りじんましんは、腸内環境やアマルガムなどの金属アレルギー、甲状腺機能異常や他に重篤な疾患が隠れているなど様々あるので、原因を特定することはなかなか難しいと思います。
  　ご質問された方は糖質制限開始後からのじんましんなので、ご自分の代謝機能の変化に体がついていけてないか、リーキーガット等、腸内環境が原因なのかもしれません。
  
  　ちなみに私は根がズボラなので、少量の薬で抑えられているならそれでもいいかとも考えておりますが、分子整合栄養医学が役に立つのか否か「人柱」になって試したい気持ちが湧き上がってきている状態です。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-06.htm#0625-06:00-4）

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• 　「糖質制限でじんましん？」についてのメールです。
  
  　じんましんの件に関しまして、自分の体験で思ったことがあったのでメールさせていただきました。
  
  　私が糖質制限を始めたとき、頭皮がものすごく痒くなったり口内炎ができたりしました。肉も卵も炎症を促す脂肪酸（オメガ６）が多く含まれているようなので、炎症を抑える脂肪酸（オメガ３）を補助食品で食べ、生野菜も食べたらどちらも収まりました。生の葉物にはオメガ３脂肪酸も含まれますし、加熱した肉や卵の消化を助けてくれる酵素も含まれるので、私は肉・魚・卵と生の葉野菜を一緒に食べるのが一番調子が良いです。今でも生野菜が減るとすぐに口内炎ができてしまいます。
  　じんましんがどういうメカニズムか知らないのですが「炎症」の類に入るものなら、脂肪酸バランスがオメガ６に傾きすぎのせいもあるんじゃないかと思ったのですが・・・。
  　あと、タンパク質をしっかり摂るようになって代謝が良くなったせいか、大きなリンパ節のある辺りにブツブツが出てきて痒くなったこともあったので（３か月くらいしたら自然に引っ込みました）今まで細胞が溜め込んでいた毒が出てきている、という可能性もあるかも知れませんね。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-06.htm#0625-06:00-10）

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• 　「糖質制限でじんましん？」についてのメールです。
  
  　蕁麻疹ですが、私は糖質制限４ヶ月めですが発症したことはありません。
  　しかし、２年ほど前に発症しました。眠前に全身出て、大変痒みが強く、クーリングで凌ぎ、翌日皮膚科に受診しました。皮膚科の医師よりは以下のような説明でした。
  

  「このような蕁麻疹は、大量に原因となるものを取り込まないとならないので、食べ物が原因。古くなった食材や油が引き起こすので、屋台の食べ物などは危険。昼間は蕁麻疹の出現を抑える物質の分泌があるので、夕方から晩にかけて出ることが多い」

   

  　治療は、抗アレルギー剤を「毎晩服用（２ヶ月くらい）→隔日服用」と減らしていき、５ヶ月くらいで終了したと思います。それっきり出ていません。
  　ケトン体などとの関連はなさそうに思います。
  　魚な肉に傷みが少ないうちに食べきられているか、検討されてみてはと思います。
  　また、薬剤服用はしなくていいならしない方がいいですが、蕁麻疹による苦痛があるなら、適切な使用をされてコントロールした方がいいと思います。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-06.htm#0625-06:00-15）

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• 　「糖質ゼロ」についてのメールです。
  
  　糖質ゼロですが、ひとくくりに「糖質制限」と一緒にしないでくれということなんでしょうか？
  　私から見れば、分子整合栄養医学も糖質制限もMECも糖質ゼロも「主食を食わない(もしくは控える)」で低糖質な食事がベースなんだから同じでしょ、個々人の食生活・好みや身体の状況は全く違って、糖質摂取の裁量は個人による(決める)もので、「これじゃなきゃダメ」とするのはどうなのかと思います。第一、江部先生は「テーラーメード」の「糖質制限」を謳っており、釜池先生の「糖質ゼロ」も否定はされていません。
  
  　低糖質の食事は、カロリー制限よりはるかに健康に良いのだから「自分の健康に留意しながら、糖質摂取量は慎重に見極めてね」ぐらいにとらえておけばよいのだと思います。
  　「糖質を少しでも摂ることは許されない」とか「『糖質制限』と制限する方に力点を置くのではなく必須栄養素を摂ることに主眼を置いた方がよい」とかいうのは自由ですが、彼我の差を設け対立を作り出すことが「低糖質の食事方法」の普及に役立つとは思えません。補い合えばよいだけの話のように思います。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-06.htm#0625-06:00-5）

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• 　「糖質ゼロ」についてのメールです。
  
  　「糖質ゼロ実践者・目指す者」以下～について激しく同意。全く同意見です。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-06.htm#0625-06:00-6）

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• 　「糖質ゼロ」についてのメールです。
  
  　昨日の更新履歴に
  

  21日のご投稿『糖質制限原理主義に陥らないようにする』
  このような『糖質ゼロ実践者・目指す者』に対する認識は、大変悲しく、非常に残念でなりません。

   

  　についてです。
  
  １．

  下記の文章は江部先生のブログから抜粋させて頂きました。
  2014.4.19江部先生のブログより
  

  また、どのような食事療法でも合う合わないがあります。糖質制限食もその一つですので、合わないとご自分で判断されたら中止していただけば幸いです。

   

  この文章、本当に必要ですか。
  『糖質制限は万人に正しい』とされながら、なぜこのような断りを度々入れるのでしょうか。『糖質制限』では対応出来ないのならば『糖質ゼロを速やかに実践すべき』とアナウンスすればよいだけのことではないのでしょうか

   

  　肝硬変や膵疾患、脂肪酸代謝異常症など以外にも未知の疾患、病態により、糖質制限がうまくいかない場合があると考えられます。「原理的に正しくても、例外がある」というスタンスは変ではないと思います。
  
  ２．釜池式が唯一無二の食事であるならば、糖質を少なからず摂取している（はずの）１００歳以上の方の存在はどのように説明されるのでしょうか？
  
  ３．人の人生は、健康であることが第一目標なんでしょうか？　例えば短命であるとわかっていても、力士になりたい！　という希望は否定されるのでしょうか？　たとえ釜池式が正しいと理解できてもその実行が却ってストレスになる場合もあるでしょうし、実際、ストイックに糖質制限をすると体調が悪くなると言われる方は少なくありません。
  
  ４．糖質ゼロを主張する方は江部先生の糖質制限を批判しますが、一方、緩やかな糖質制限食を主張し江部先生が主張する「厳しい」糖質制限は批判する方もあります。
  　メジャーになるとそれを否定する人も増えるのでしょう。一度、糖質ゼロ派と緩やかな糖質制限食派とで思う存分議論されたらいかがでしょうか？
  
  ５．
  

  「糖質制限」では、脂質摂取量が増え、なおかつ、「ある量以上」の糖質を摂取します．脂質異常症が進行してもおかしくありません．

   

  　おかしくありませんとのことですが、事実として脂質異常症が進行するのでしょうか？
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-06.htm#0625-06:00-7）

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• 　「糖質ゼロ」についてのメールです。
  
  　昨日の最初のメールでうひゃ～と思いました。
  　色々な考えはあって別にいいんですけど、私は今スタンダート糖質制限で、昼は炭水化物食べています。
  
  　なぜか。
  　私は糖質制限が目的ではなく、
  　　　　●体重を落とす
  　　　　●腹回りを減らす
  　　　　●糖尿病から遠くに位置する 　というのが目的であり、スタンダート糖質制限でとりあえず目的達成継続中です。なので全然フル糖質制限しようと思っていません。これも個人の考え方ですよね。
  
  　また別件ですが、歯磨きペーストで味蕾をおかしくする、というのがありましたね？　あれ心配だったのでやめようかなあ、と思ったのですが、まず調べて納得しよう。とググったっら、すぐ出てきますね。アメリカで調査して問題はないとの結果。
  　そもそもラウリル硫酸ナトリウムではなく、ペパーミント等の香料で、舌がしばらくその味を強く感じる。ということのようです。
  　話はロハスな方面、なんでも自然主義な方たちが言っているようです。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-06.htm#0625-06:00-8）

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• 　「糖質ゼロ」についてのメールです。
  
  　「糖質制限」と「糖質ゼロ」は似て非なるもの、まで言い切れるのでしょうか。私には単に、どこまで厳密に制限をするか、という「縛り」の程度の違いにしか感じません。どちらも基本は「糖質を摂取しない」ことですが、つまるところ食事の都合、どの程度の糖質摂取を許容するのか、でしかないでしょう。夏井先生のサイトを愛読している糖質セイゲニストは、糖質ゼロを排除するとか、否定するとかそんな意識はないように思います。ただ、「糖質制限」と「糖質ゼロ」は似て非なるものです、とまで主張されると原理主義じゃないのか、というご意見が出てくるのも最ものように思います。
  
  　江部先生の「食事療法には体質に合う、合わないがあります」、という表記は加えるべきものと、私は思います。人類が完全なクローンで、自己の意識だけが違う、というわけではありませんから、100%誰でも問題なく適用するもの（こと）、などはありません（もちろん心臓が止まれば死ぬ・・・はずですが）。
  
  　糖質制限・糖質ゼロがどんなに理論として正しいとしても、現状は普及の過渡期であり、実践した人だけがハッピーになれる、という域を出ていないのだ、という意識は持っている必要があると思います。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-06.htm#0625-06:00-9）

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• 　『世にも恐ろしい「糖質制限食ダイエット」(幕内秀夫)』についてのメールです。
  
  　立ち読み(目次と気になる章の斜め読み)程度で申し訳ないのですがレビューさせてください。
  
  　そもそも、帯に書いてある「美食家で大酒飲みのメタボ男性しかできない」っていうところから既にツッコミ所ではあると思うのですが(成功者ならメタボは回避済だろうし、メタボに甘んじる男性なら酒のシメにラーメンとかお茶漬けとか欠かさないだろう的な意味で)、筆者が糖質制限を１週間体験して「肉・卵・ナッツに居酒屋メニューなんて、余程の酒好きでもないと無理だ、居酒屋に通い詰めるなんて金持ちだけだろう(自身は肉が嫌いで、ご飯が大好きで、一口ご飯を食べたら止まらなくなってリバウンドした)」と言う感想に基づく批判だそうです。
  　内容は糖質制限を推奨する本の揚げ足取り本として綴られている様子なのですが…
  
  　「主食抜きダイエットの失敗例」を「糖質制限の失敗例」に分類しているからなのか、結論ありきで文章を作るために辻褄の合っていないところがあるのか、何処か説得力に欠けて腑に落ちないところがチラホラ。
  　また、「女性達は糖質制限ダイエットを始めても甘いものをやめられずに失敗してリバウンドするか栄養失調になるものだ」と言わんばかりの偏見を堂々と宣うのにはやや腹が立ちました。元々甘いものが好きではない女性もいるでしょうし、何より甘いものがやめられない「からこそ」甘味料を用いたスイーツで切り抜けようと努力するセイゲニスト達に失礼だと思います。
  
  　夏井先生の「炭水化物が人類を滅ぼす」の後半部分を陰口的に批判する部分もありました。(本文中では「とある・・・な本では～」のような攻撃する対象をぼかした表現だったように思います)
  　「穀物が有ったから人類は現代に繋がる高度な文明を築くことが出来た」と言う歴史を私は否定しませんし素晴らしい幸運だとも思いますし感謝もします。が、穀物生産に要する資源の消費から予測される問題を認識した上で「穀物が今まで必要だったんだから、これからも必要なんだ！」と叫ぶのだとしたら流石にバカバカしいと感じます(もっとも、将来的な食料問題を解決するには天動説が地動説に変わる以上のパラダイムシフトが必要かと思いますが)。
  　関連する章の目次に「酒も肉も穀物でできている」という風な部分があったと思うのですが、穀物が無ければ果実で酒を作れば…っていう屁理屈はさておいて。畜産飼料用の穀物ですが「人間の食料にするには低級品過ぎる」という余り物の穀物のはずです。「草食獣を食べた肉食獣は草を食べたことになるのか？」という観点のズレなのでしょうか、それとも「人類(の栄養)に穀物は不要」と「人類(の生活)に穀物は不要」を読み違えているのでしょうか、批判するための問題として提起されていること自体が私には理解できませんでした。「グラスミート(草食で育てられた肉)が良い」というのは聞いたことがありますが、お財布事情のために気にしないことにしていましたので、知識のある方ご教授お願いします。
  
  　その他、抗生剤を含む飼料で育成された肉だか、お惣菜に含まれる食品添加物だか、精製糖質と精製脂質がどうだか、何か書いてあったように思いますが、「糖質摂取に依るリスクとの比較を棚に上げちゃダメだろう」とか「脂質に文句があるならトランス脂肪酸の表記義務化しようよ」とかイライラし始めたところで読む気は欠片も無くなってしまいました。
  
  　…といった所で、「買う価値無し」と判断して去りました。詳細な反証は検索すれば何件かヒットすることでしょう(一先ず１件、たがしゅう先生のブログで見かけました！)から、素人はお暇します。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-06.htm#0625-06:00-12）

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• 　「糖質制限本を見つけました」というメールです。
  
  　ネットブックですが「伝説のグラビアアイドル名波はるか実践！ 魔性のカラダを2週間で手に入れる！」というのを発見しました。
  　グラビア写真付きの糖質制限レシピ本なのですが、写真がビフォーアフターではないのと、厚揚げ推し(どころか、のみ？)なのがやや不満な所ですが、グラビアでの美魔女っぷりに勇気が貰えます。
  
  　宣伝側は「(今月上旬配信なので)夏に向けて！」という売り文句なのですが、本の内容が2週間短期集中だとしても、実際は6月に始めて9月まで継続できないと途中でリバウンドに泣くのかもしれませんが…。
  　しかし夏バテで冷麺などが恋しくなるような季節に厚揚げの冷製メニュー…例えば、冷蔵庫に作り置きした肉味噌乗せるだけでも美味しそうですよね！彩り兼薬味のネギやおろし生姜等を添えれば居酒屋レベルに！発想を頂く意味でも美味しいと思います。
  
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-06.htm#0625-06:00-13）

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• 　「無糖炭酸水の飲み方提案」というメールです。
  
  　元々ビールも缶チューハイも小さな一缶が飲み干せないくらいアルコールには弱いのですが、キリンの「世界のキッチン・ディアボロジンジャー」でノンアルコール飲料(主にビール風)&ジンジャーエールにハマり、「のんある気分」やら「キリンの泡」やら飲んでいたのですが、糖質制限を始め、やがてオールフリーの甘さすら邪魔くさく感じるようになり、無糖炭酸の風味(香料)付きにシフトしました。
  　最近は風味付きの無糖炭酸の種類が増えてきて嬉しい限りなのですが、出会ってしまいました「グリーンシャワー(ポッカ)」、ホップの香る無糖炭酸水！ウィルキンソン系より柔らかく、クリスタルガイザー系に近い感じでしょうか、「ビール風好き」の色眼鏡も掛かっているとは思いますが飲みやすくて美味しいです。
  　また、ホップと言えばビールの苦味の主成分、これで蒸留酒(麦焼酎がベスト？)を割れば「無糖ビールもまだ甘い！ハイボールは何か違う！」という人も満足できるのでは？と思うものの下戸の私にはビールについて語るほどの味覚も無いので、既に試されている方もいらっしゃるかもしれませんが提案させて頂きたく書き込みます。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-06.htm#0625-06:00-14）

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2014/06/24

【06:00】

• 　［練馬光が丘病院での治療例］に3例追加。うち1例は上口唇挫創の1年後の状態です。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-06.htm#0624-06:00-1）

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• 　「糖質制限でじんましん？」という質問をいただきました。皆様はいかがですか？
  
  　減量目的で糖質制限をはじめて、3か月ほどたちまして、55ｋｇ→50ｋｇ台まで減量成功いたしました！本当にうれしく思います。
  　自分の体のためにも、これからも糖質制限を続けていくつもりなのですが、この1カ月は、朝なし、昼食は卵と少しのお肉、夜はお肉、魚、おからデザート、いうような食事で少しハードな糖質制限を行いました。それと同時期ぐらいから、毎晩のように蕁麻疹が出るようになってしまいました。
  　野菜を食べていないので、ビタミンC不足かな？と思い、サプリメントはたまに摂っていますが、それでも夜になると、蕁麻疹が出ます。
  　夜だけで数時間たったら引いていたのですが、今日は朝からかゆみに悩まされています。（病院に行こうかと思いましたが、薬を飲まされたりするのが嫌です。）
  
  　糖質制限や、高たんぱく、高脂質食、ケトン体などと蕁麻疹は関係があるのでしょうか？？　こういった質問は他にありましたでしょうか？？
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-06.htm#0624-06:00-3）

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• 　「人工甘味料依存」についてのメールです。
  
  　21日のご投稿『糖質制限原理主義に陥らないようにする』
  　このような『糖質ゼロ実践者・目指す者』に対する認識は、大変悲しく、非常に残念でなりません。
  
  　まず、『糖質制限』と『糖質ゼロ(数学的0ではない)』は『似て非なるもの』である事をきちんとご理解頂きたいです。また、『糖質摂取の弊害』を先ずは『多くの方に知って頂く事が大切』と考えるのは糖質ゼロ実践者でも同じことです。そして、糖質ゼロ実践者が『問題』としているのは、糖質制限者の多くの方々が、糖質制限と糖質ゼロの間には『大差が無い』と認識し、故に『糖質はある程度まで制限さえすればそれで良し』とする認識にあります。
  
  　『糖質制限』を広める事が重要な事は承知してますが、とにかく普及が第一優先、だから『糖質ゼロ』のみでしか救われない危機的状況にある方達は取りあえず後回し、切り捨てにしても良いという事でしょうか。下記の文章は江部先生のブログから抜粋させて頂きました。
  

  2014.4.19江部先生のブログより
  また、どのような食事療法でも合う合わないがあります。
  糖質制限食もその一つですので、合わないとご自分で判断されたら中止していただけば幸いです。

   

  　この文章、本当に必要ですか。
  　『糖質制限は万人に正しい』とされながら、なぜこのような断りを度々入れるのでしょうか。『糖質制限』では対応出来ないのならば『糖質ゼロを速やかに実践すべき』とアナウンスすればよいだけのことではないのでしょうか。『糖質制限』推進派の方々がそうしないのは『糖質制限』と『糖質ゼロ』が『全くの別物である』と言う理解がなされていない為に他ならないのではないかと考えます。もし、『糖質ゼロ』をすぐにでも必要とする方が『糖質ゼロ』を知る前に、『どのような食事療法でも合う合わないがある。合わないと判断したら中止してほしい』と言われたら果たしてその先救われることがあるのでしょうか。
  
  　釜池氏が『糖質制限』を容赦無く批判する理由の一つはここにあると私は考えます。『糖質ゼロ』さえ即刻実践すれば救われる人があると判っているのに、『糖質制限止り』で救われない人達が沢山いる。私だったらやりきれないと感じます。糖質制限派の方々が糖質ゼロに言及して頂けないのであれば、そのような方達を救う為には両者の違いをハッキリさせアナウンスする事が必須となります。それが釜池氏の『糖質制限』に対する厳しく批判的な指摘を強くさせているのではないのでしょうか。
  
  　糖質制限実践者の方々へお願いしたい事は、釜池豊秋氏の著書『糖質ゼロの食事術』(余裕があれば『糖質ゼロの健康法』も)を読んで『釜池氏の食事・エネルギー代謝理論』を正しく理解して頂くことです。何故ならば、それは糖質制限を続けたとえ現在は健康体と思われても、後々に訪れるかもしれない、負に向かう体調の変化を感じた時への『正しい対処法を知る備え』になるものだからです。
  
  　また糖質制限推進派の方々へお願いしたいのは、『糖質制限』とは全く違う『糖質ゼロと言う選択肢もある』と言う事実を、包み隠すことなく、合わせてアナウンスして頂きたいという事です。どうぞ黙殺なさらないで下さい。それとも、糖質ゼロを合わせてアナウンスすることは、糖質制限推進において何か不都合が生じるのでしょうか。
  　ご参考までに下記はごく最近の釜池豊秋氏のお考えです。

  　「江部式糖質制限」なら骨粗鬆症も動脈硬化も加速する危険性があります．その理由は、江部式では「ブドウ糖」から「ケトン体」への「エネルギー基質の転換」が起こらないからです．（むしろエネルギー代謝が「フシゼン」なまま、と言ったほうが良い）
  　ブドウ糖を主たるエネルギー源としたままで、ブドウ糖の元である「糖質（正しくはトーシツ）」の摂取を減らせば、アミノ酸からの糖新生を増やさざるを得ず、その結果、たんぱく質の不足が生じます．たんぱく質の不足が、筋肉量、骨量の減少を生みます．
  　血中脂質の処理能力が低下している（脂肪組織のLPL活性が低下）状態で、「ある量以上」の糖質を摂取すれば、摂取した脂質（中性脂肪）の処理は激減します．それが脂質異常症です．
  　糖質摂取を制限して（減らして）、かつ、摂取エネルギーを消費量に見合うだけ確保するには、脂質摂取の増加が必須です．
  　「糖質制限」では、脂質摂取量が増え、なおかつ、「ある量以上」の糖質を摂取します．脂質異常症が進行してもおかしくありません．

   

  　最後に、私は江部先生や糖質制限を批判・否定しているわけではありません。私自身は江部先生が日々ブログ等で糖質制限の普及に勤めて下さる事には感謝をしてるのです。私が糖質ゼロを知るきっかけとなったのは江部先生の地道な活動のお陰なのですから。
  　皆様どうぞ全ての情報を鵜呑みにすることなく、先生方の発信される情報を基に、ご自身で考え、最良の選択をなさって下さい。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-06.htm#0624-06:00-2）

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• 　「アレルギーは皮膚から？」というニュースについてのメールです。
  
  　昨日のの朝日新聞朝刊に『アレルギー　皮膚から』という記事が掲載されていました。内容は省きますが最後に　天谷雅行慶應義塾大学医学部教授の話として
  

  『ごしごし体を洗いすぎるのをやめ、首から下はわきと股だけせっけんを使えばいい』

   

  　とあり，人間の皮膚は軽く水で流すだけで汚れが落ちるようにできている。と結ばれています。私の知る限り大手マスコミにシャンプーレス・石鹸レスを肯定する記事が出たのは初めてではと思います。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-06.htm#0624-06:00-4）

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• 　こんなジャズトリオも聴いています。
  

  ①	Michel Bisceglia trio
  ②	Michele Franzini Trio
  ③	The Eric Byrd Trio

   
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-06.htm#0624-06:00-5）

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• 　これから出版される「糖質制限＠マンガ」と「糖質制限＠翻訳本」の内容チェックと解説・推薦文書きを同時にしています。締め切り時期がほぼ重なっているからです。特に，推薦文というのはこれまで書く機会がなかったため，文章のスタイルがなかなか決まらず，数パターン書いてそれから選ぶことになりそうです。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-06.htm#0624-06:00-6）

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2014/06/23

【13:30】

• 　今日は大分県から土肥先生が見学に見えられています。「若い患者さんというか，子どもの患者さんがすごく多くてびっくりしています。大分だと後期高齢者の患者さんだらけです」とのこと。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-06.htm#0623-13:30-1）

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【06:00】

• 　［練馬光が丘病院での治療例］に3例追加。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-06.htm#0623-06:00-1）

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• 　「プラスモイストP取り扱い薬局一覧」に，栃木県野木町のアイセイ薬局　野木店を追加しました。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-06.htm#）

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• 　10月9日（木）の夜，練馬区で講演することが決まりました。病院事務を通しての講演依頼のため，主催が何で，講演対象が誰かは不明ですが，とりあえず練馬区ということでOKしました。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-06.htm#0623-06:00-2）

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• 　【糖質制限：何食べてる？】に追加しました。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-06.htm#0623-06:00-3）

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• 　「人工甘味料依存」についてのメールです。
  
  　人工甘味料依存の話が出ていますが、私は人工甘味料を使ったスウィーツを食べつつ糖質制限をしていて、どんどん「甘いものが欲しい！」という欲求が減ってきているので人工甘味料自体に依存性があるとは思えなかったです。
  　それよりも、仕事で疲れたり、あまりにもムカついた時は食べたくなるので，やっぱりストレス度合が関係してると思いました。（あくまで自分は、ですが）
  
  　それと、２０年ほど前のことですが、従妹が東京でモデル事務所に所属していました。その頃「事務所から炭水化物は禁止って言われてるの」と言っておかずしか食べてなかったのでテレビで芸能人の方が糖質制限はどうかというディスカッションをするのを見ていて、私は「しらこいな～！（大阪弁で“しらじらしい”の意味です）」と思ってます。
  
  　糖質も、トランス脂肪酸も、他にもいろいろ「大事なこと」はいろいろと分かってはいるけれど、日本は「命 ＜ 経済」で情報をかなりコントロールしていると感じる日々です。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-06.htm#0623-06:00-5）

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• 　こんなメールをいただきました。
  
  　糖質制限ではありませんが，マスコミ報道の記事について鵜呑みにしてはというブログがあったのでご紹介します。
  　　　　　⇒【真実を探すブログ】
  　これらの記事を見て，いかが思われましたか？
  　こちらの記事についても，「鵜呑みにしない」事も必要かと私は思いました。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-06.htm#0623-06:00-6）

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• 　「人工甘味料依存」についてのメールです。
  
  　個人的にはダイエットコーラは毎日飲むとすぐに飽きてしまうジャンクな甘さですが、たまに暑い日などに飲むととても美味しいです。
  　糖質制限をしていない人が痩せ薬のようなものと勘違いして、ダイエットコーラなどのカローリーゼロ飲料やエリスリトールを多用していると、最初の投稿で紹介されたような問題が起こり得るのかもしれません。糖質制限のルールさえ守っていれば、食欲が増して摂取カロリーが増える点については特に問題はないはずです。
  　またスーパーモデル体型（＝痩せ過ぎ）であることが、通常の肥満体型よりも糖質/人工甘味料摂取よりも不健康なのは間違いないですし、「自然の甘みをとる方がよほど健康的」という自然信仰は危険です。正しく糖質制限を実践していればスーパーモデル体型の人は間違いなく太って健康的な体型に落ち着きます。
  
  　夏場にスポーツドリンクや清涼飲料水を毎日2～3L飲んでいると、1ヶ月ぐらいでペットボトル症候群（ソフトドリンク・ケトアシドーシス）になり死亡に至ることもあるのは良く知られていますが、スーパー糖質制限/糖質ゼロの人が1～2ヶ月間、カローリーゼロ飲料を毎日2～3L飲んでいても何か害が起こるのかどうか非常に興味があります。
  　糖質制限しているけれどカロリーゼロ飲料が好きでしょうがないという人の体験談や人体実験報告などがあれば結論が出せそうです。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-06.htm#0623-06:00-7）

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• 　「人工甘味料依存」についてのメールです。
  
  　論点がややズレている気がします。
  　紹介されたブログの「自然甘味で」というのは果物などを指すと私は理解しました。
  　要は、どうしても甘いものが欲しいときには、「苺とかの果物を召し上がったらどうですか。数グラムの糖質を摂ることになりますが、そのほうが健康的ですよ」ということです。脂質を足したかったら生クリームをかけるとか。簡単だし、満足感たっぷりです。したがって、「糖質ゼロ以外は認めない」という極論とは反対のことを提案していると思われます。
  
  　そういう意味で、江部先生の糖質制限3つのパターンは非常に理にかなっています。にも関わらず、実践している人によっては、わざわざ何十グラムもの人工甘味料を使って低糖質スィーツを作り、「一切れあたりの糖質、わずか○グラムに成功！」とか、優先順位がおかしい気がするんですが。まぁ、趣味でなさっていると思えば理解できます。
  
  　しかしながら、人工甘味料は、血糖値には影響しないといわれていますが、脳に影響します。
  　　　　　⇒【あおい歯科のブログ】
  　　　　　⇒【人工甘味料が脳内に影響を与え依存症に導く可能性言及した本】
  
  　この点において、人工甘味料にはグルテン（小麦タンパク）と同様の懸念要因が存在します。ただ、人工甘味料とグルテンを批判すると、せっかく「糖質制限食品」マーケットで活路を見出した食品産業と砂糖産業が打撃をうけるので、擁護したい方もおられるのかもしれません。
  　たとえそんな意図はなくとも、砂糖と人工甘味料の供給者は同じである場合が多いことは知っておいたほうが良いでしょう。
  　原料生産は途上国の農業分野や中小企業が多いですが、それを加工・販売しているのはアグリビジネス業界の多国籍企業です。彼らにしてみれば砂糖と人工甘味料のどっちでも売れればいいわけです。産業界の巨大なサプライ・チェーンを見すごすのは危険です。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-06.htm#0623-06:00-8）

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• 　こんなメールもいただきました。
  
  【中居正広のミになる図書館　中居正広の号外スクープ狙います　6月3日 動画】の44分頃からほんの数分ですが、炭水化物の害について医師と芸能人、健康ジャーナリストのやりとりがありました。まさか演技とは思えませんが、リアクションがいいです。さすが深夜枠の放送と言った所でしょうか？
  　何人かの医師が食べ過ぎは良くないと必死になっているのには笑いましたが、、、
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-06.htm#0623-06:00-9）

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• 　「糖質制限で血圧正常化」というメールです。
  
  　我が家では、約２年前から夜は主食抜きの糖質制限をしてきました。
  　私自身は朝も糖質をほとんど取りませんが、元々標準体重よりも軽く健診でも血圧・血液共に正常ラインなので自分の身体では数値で示せる変化はありません。
  　主人は、一度はダイエットにも成功し血液検査の数値も良くなっていったのですが、ストレスからまたお菓子に手が伸びてしまいました。そうなると、いくら夜に主食を食べなくても、あっという間にリバウンド。
  
  　ひと月ほど前に、どうしても腹をへこませたいと言うので、江部先生の本を渡して自分自身でも糖質制限について理解して貰う事にしました。するとようやく自分でも何を食べたら良いかが分かるようになったようで、私にすすめられる糖質制限から自分で考える糖質制限に代わっていきました。
  　すると、カロリー自体は以前より増えたのに3週間で－4キロ。そして、フラフラすると言うので血圧を測って貰ったら110/70位！　勿論降圧剤は中止。20代の頃からずっと高血圧だったのが50を過ぎて正常値に！　血液検査のデータも、きっと色んな薬が必要ない位下がってると思います。
  
  　一度リバウンドしてしまったのは、自分自身で理解してなかった事が大きな要因だと思います。今は自分でも以前より理解してくれてるので、もうリバウンドする事はないでしょう。
  　糖質制限をするなら、やはりその本質を自分自身で理解する事が一番だと痛感しました。
  
  　幸い、私がお料理とお菓子作りが趣味なので、おかずからスイーツまで、低糖質の美味しいものを作って楽しい糖質制限を続けて行きたいと思います。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-06.htm#0623-06:00-10）

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2014/06/21

【07:00】

• 　「人工甘味料依存」についてのメールです。
  
  　私も、昔からコーヒーや紅茶に砂糖入れませんでした。糖質制限している今は、甘いものを欲することはなく、牛乳でも甘いと感じるようになりました。甘味がいらない人間です。
  　しかし、この方の言われるように人工甘味料を、それほど忌避する必要はないと考えます。
  
  　【カロリーゼロなのに肥満になってしまう｜人工甘味料の秘密】　でスクラロースが血糖を上げるという結論になるのはおかしいです、
  

  ①	初回来院時には、水を飲んだ後にブドウ糖を摂取し血糖値を測ります。
  ②	2回目の来院時には、スクラロース入りの飲料を飲んだ後にブドウ糖を摂取し血糖値を測ります。

   

  　これで②のほうが血糖が上がっても、後に飲んだブドウ糖のせいでしょう。スクラロースを前投与した場合は前投与しない場合に比べてより血糖値が上がるということしか言えません。
  　後半も同様です。糖質制限せずに人工甘味料とれば余計に肥満するというだけの話じゃないでしょうか。後の2つの引用も、エリストールやダイエットコーラを飲んで空腹感を感じても糖質を摂らなければ済む話です。
  　人工甘味料で血糖値が上がらず、インスリンが分泌されるなら、低血糖で大きな問題になっているはずですが、そんなことはきいたことが、ありません。「それよりもメリハリをつけて甘いモノを食べたい時は自然甘味で」というところに砂糖業界の陰がちらついて見えるというのは穿ち過ぎでしょうか
  
  　もちろん、取り過ぎは良くないかもしれませんが、砂糖を断つことに役に立てばそう目くじらを立てるほどではないと思います。グルテンやオリーブオイルもいろいろ言われていますが、糖質の過剰摂取に比べれば100万倍マシだとおもいます。
  　糖質制限原理主義に陥らないようにすることが、糖質制限の普及に重要だと思います。細かいことは置いておいて、糖質を減らしませんかと
  
  　さらに、「低糖質・糖質オフ」スィーツの急増、いいんじゃないでしょうか。私達には必要がりませんが、これらのお陰で、糖質制限を始めるのに敷居が低くなりました。ローソンブランパンも、添加物がいっぱいとかの異論もありますが、これのお陰で、糖質制限が始めやすくなりました。
  　誰もが釜池先生のように、潜って魚をとり、山羊を自分で屠殺して食べるような生活ができるわけではありません。
  　私もこの方の意見に賛成です。とにかく最大の敵は糖質そのものであり，人類の大多数はその糖質を最重要な食物として摂取し，その結果，先進国でも発展途上国でも肥満と糖尿病が増え，平均寿命が伸びた国は成人病の巣窟です。とにかく，糖質は碌なもんじゃないです。
  　そういう人たちが，一日一度でも糖質を食べなくする，摂取量を少し減らすだけでも肥満などは改善し，成人病は少しずつ減るはずです。
  　だから，人工甘味料については砂糖と比較すべきであって，砂糖と人工甘味料の「肥満効果」を比較して後者が多少でもマシなら，砂糖レス生活への切り替えの方便として，人工甘味料を認めるというのは戦略上ありです。
  　そして何より，「糖質制限しているけど，人工甘味料を使っていたら元の体重に戻った」という人もいないようだ，という傍証もあります。
  
  　釜池先生の「糖質ゼロ」は理想としては美しいし理論的にも正しいですが，だからといって「糖質制限は生ぬるい。ゼロ以外は認めない」というのは間違っていると思うのです。なぜかというと，世の中の大多数の人は「3食のうちの1食でも糖質を食べない生活をする」と提案しただけで拒否反応を示すからです。実際，テレビのバラエティ番組で一般参加者に「一日一食くらいなら糖質を抜いてみるかな，という人は手を上げてください」と質問したら，手を上げたのは1～2割程度で，残りの8～9割は「3食主食を食べたい」と回答しています。こういう現実に対し，いきなり「糖質ゼロ以外は認めない」というのは，政略的に間違っています。その証拠に，糖質ゼロはごく一部の人にしか広まっていません。
  
  　世の中の常識と生活習慣を変えようと思ったら，まず現実的な戦略を立てるべきです。「ウソも方便」，「小異を捨てて大同団結」，「木ばかり見ずに森を見る」，「枝葉より幹」という作戦を立て，「庇を借りて母屋を乗っ取る」くらいの戦略が必要です。「将を倒すためには馬を射る」という作戦をたてたのに，「馬の胴体を狙う」派と「目を狙う」派で論争し，内部抗争をしていても将は倒せません。それこそ，敵将を利するだけです。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-06.htm#0621-06:00-1）

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• 　「人工甘味料依存」についてのメールです。
  
  　子どもを育てる中で私は、甘みを欲するのは人間の根源的な本能か？とまで思いました。離乳期に、さ湯を与えるのと、甘みのある果汁を与えるのとでは、吸いつきがちがうのです。もちろん甘みを好みました。夏井先生は赤ちゃんのときから、甘みを好まれなかったのかしら？
  
  　私は５０歳まで自分は甘いモノ好きだと思っていましたが、糖質制限を始めたらさほどの未練も困難もなく、スイーツ習慣はなくなりました。甘味摂取はただ単なる食生活習慣だったのだと思いました。
  　たまにスイーツを食べれば甘いなあと思うけど、別に執着するほどの魔力があるとも今は思えず。それに気づけたのは本当によかったです。投稿の方がおっしゃるように、糖質制限習慣があると甘味には敏感になりますね。
  　日本の果物は、マンゴーも桃もスイカも、糖度の高いほうが高級ということになってしまっているけれど、そういう価値観（？）が糖質依存者を生産していると思います。
  　本場本国のトロピカルフルーツは、思うほど甘くないです。(日本では二等品扱いになるくらいだと思う。)でも、自然な甘みで、十分おいしいです。日本の果物農家の高糖度追求の努力は消費者のニーズから来るとするなら、首を絞め合っているような気がします。
  
  　代替人工甘味料で高い甘さを求めるのは邪道で、ほの甘さに十分満足できる食生活に慣れたほうが、心安らかですよ、きっと。
  　「夏井先生は赤ちゃんのときから、甘みを好まれなかったのかしら？」という質問ですが，残念ながら乳児期の記憶はありません。そろそろ子供の頃の記憶も薄れ始めていますが，小学生の頃の記憶ではすでに甘いお菓子は嫌いでしたし，男子としては御飯の量も少なめでした。浪人下宿生活の時，私はお茶碗一杯なのに，同じ下宿の他の4人はどんぶり飯を何度もおかわりしていて，カルチャーショックを受けたことを今でも鮮烈に思い出します。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-06.htm#0621-06:00-2）

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• 　「人工甘味料依存」についてのメールです。
  
  　甘みに興味のない方には、人工甘味料をアルコールに置き換えれば、わかりやすいのかと思いました。
  　アルコールが飲めないことでダイエットがうまくいかない人たちが、糖質制限では蒸留酒はＯＫなので続けられる、でも飲みすぎれば、依存症や肝機能障害を起こす可能性があるかもしれないし、蒸留酒はアルコール度が高いものが多いので、食道がんにもなりやすいかもしれない。だからって、蒸留酒をやめて、日本酒やビールを少しだけ飲んだ方がいいのではないか、とはなりませんよね。大体少しでは満足できないはずだし。
  
  　女の人たちに糖質制限を勧めると、ネックになるのが甘味系です。工夫すれば、甘いものも食べられるとなれば、やってみようかなという人たちだっているかもしれない。だからみんなレシピを公開して、こうしたらやれるよ、と教えてくれているのです。
  　アメリカでの甘味料の扱いは日本とは違っていて、たとえば、小学校に清涼飲料水の自動販売機が置いてあったそうです（これを撤去するのも大騒ぎだったそうで）。水替わりにダイエット飲料を飲めば、毒になるに決まっています。
  　味の素だって上手に使えば、おいしいものができますし、今どきの市販されている惣菜にはほとんどすべてアミノ酸等の添加物が加えられています。ようは使い方なのではないでしょうか。
  　そういえば，以前読んだ本には「発展途上国では水道がないところはまだ多く，売っている水よりコカコーラのほうが安い。そのため，母親たちはコーラにミルクを溶かして赤ん坊に与えている」という記述があったことを思い出しました。コカコーラは世界中に自社製品を普及させるために，水より安い値段で売り，小さな頃からコーラ中毒者に仕立ててコーラから逃れられなくし，売りまくるという戦略をたてたんだとか。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-06.htm#0621-06:00-3）

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2014/06/20

【11:00】

• 　「島野雄実先生の発言」についてのメールです。
  
  　鳥野先生がまたまたダイエット番組企画にVTR出演されているのを拝見しました。今回は、ケトン臭が出るから、炭水化物ダイエットは危険というお話でした。
  　　　　　⇒【世界仰天ニュース　危険なダイエットSP （鳥野先生は41:00ころです。）】
  　糖尿病やその予備軍の人にとって、命の危険があるのに、体臭を気にする余裕があるのかと思いましたが、この番組自体が、若い女性の過激な減量に警告しているんですね。
  　糖質制限、炭水化物「ダイエット」という言葉がいろんな解釈・目的で使われているんだと思うんですが、
  

  ①	若い女性が美容目的で痩せたい場合。BMI20をきっているのに更に痩せようとしている
  ②	中高年のメタボ対策、健康・養生法　　－－夏井先生の対象としているところ
  ③	病気の患者さんの、療法食　　－－－　江部先生

   

  　そして、鳥野先生は、肥満外来の専門医として、完全に３の人たちを対象をしている立場の先生だと思うんですが、１の人たちへのメッセージを、２の人に向けて発信しているところに、妙な違和感があるんだなと、今回思い至りました。反対派の論客として、テレビ局側から重宝されているのだろうと思います。
  
  　この番組中に司会者の、SMAPの中居君が、ご自身も炭水化物ダイエットをしていると言ってましたね。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-06.htm#0620-11:00-1）

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【06:00】

• 　［練馬光が丘病院での治療例］に3例追加。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-06.htm#0619-06:00-1）

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• 　「外傷を湿潤治療している医師」，「熱傷を湿潤治療している医師」，「粉瘤の治療をしている医師」，「湿潤治療の講演をしている医師」，「糖質制限で糖尿病治療をしている医師」に，東京都足立区の友愛病院　内科／水野 雅登先生を追加しました。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-06.htm#0619-06:00-2）

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• 　「人工甘味料依存」というメールです。
  　広まりつつある糖質制限に便乗して、「低糖質・糖質オフ」スィーツの急増が最近目につきます。この新しいビジネスにまんまとのせられている人（とくに女性）が多いのではないでしょうか。
  　市販の糖質制限スィーツを避けて、手作りされているマメな方もおられますが、レシピを拝見すると、なんでもかんでもとりあえずラカ○カをふんだんに入れているあたり、味の素信仰の強かった一昔前の主婦層を髣髴とさせるものがあります。
  
  　「カロリーゼロだから」、「血糖値をあげないから」、という理由でしょうが、甘みは甘みです。お子さんがいらっしゃるならなおのこと、小さい頃から人工的な甘みに慣らせるのは良くないのでは？
  　「人工甘味料は砂糖よりはるかに強い、コカインを上回る依存性をもつ」という研究もあるようです。
  　　　　　⇒【カロリーゼロなのに肥満になってしまう｜人工甘味料の秘密】
  
  　これはラカ○カの主要成分エリスリトールでも同じです。
  　　　　　⇒【The Disadvantages of Erythritol】
  　この記事が指摘する「ハンガー・ファクター (Hunger Factor)」を軽視する消費者が多いようです。
  
  　どうしても甘いものが欲しいなら、このブログの筆者が書いておられるように、自然の甘みをとる方がよほど健康的だと思いますが。
  　　　　　⇒【スーパーモデルが人工甘味料入りのダイエットコーラを飲まない理由 】
  
  　ちゃんと糖質制限ができていたら、たまに果物を食べると、ものすごく甘く感じます。ひとくちで満足します。
  　また、ちまたに溢れる「手作り糖質制限スィーツ」のいくつかを、試しに人工甘味料を一切つかわずに作ってみましたが、充分美味しかったです。生クリームとかバターとかアーモンドパウダーとか、材料自体が持つ甘味がありますし。
  
  　「でも、もうちょっと甘くしたい」というかた、あるいは、しょっちゅう糖質制限スィーツを作らずにはいられないというかた、人工甘味料依存の傾向を疑ったほうがいいのではないでしょうか。
  　私は子供の頃から「甘いモノがほしい／食べたい」という欲求がほとんどなく，甘いお菓子と甘くないお菓子があれば甘くない方を選ぶ，という子どもでした。珈琲や紅茶を生まれてはじめて飲んだ時から，砂糖を入れて飲んだことがありません。だから，現在でも「糖質オフ缶酎ハイは甘過ぎて飲むのに一苦労」状態です。
  　そういうわけなので，「糖質制限を続けるには人工甘味料を上手に使いましょう」という感覚がまるで理解できなかったりします。甘味に対する欲求がないし，「甘い＝美味しい」という感覚に乏しいからです。
  　もしかすると，人間は大きく，甘みを欲する人間とそうでない人間に分けられたりするのかも・・・。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-06.htm#0620-06:00-3）

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2014/06/19

【06:00】

• 　［練馬光が丘病院での治療例］に3例追加。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-06.htm#0619-06:00-1）

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• 　「透析医学会で発表」についてのメールです。
  
  　昨日のご意見でのHbA1cでの件です。
  　勿論、透析患者の糖尿病にはグリコアルブミンを使う方が良いのですが、今回の患者さんたちは糖尿病専門医の時からHbA1cで比べられており、それでの引き続いての変化を知ってもらわないとやる気も起こり難いのと、もともと発表のためのデータ取りではなく他の患者さん達と同じように日常透析の為の定期検査上でのデータの為でした。
  　本年になり、HbA1cではなくGA（グリコアルブミン）を測定してその違いを患者さんに示して一層の糖質制限に向かうように指導しています。
  
  　GAの方が良いというご意見が出てくることは承知の上でした。
  　今後、他の施設でちゃんとした計画を立てて糖質制限食により結果を出して頂き立派な発表が出てくる事を願っています。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-06.htm#0619-06:00-2）

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• 　「糖尿病学会のスローガン」についてのメールです。
  
  　先生のHPの糖尿病学会の来年以降のスローガンが面白いので私たちも作ってみました。
  　では私たち糖質制限学会?のスローガンです。
  　「糖尿病からの生還！」　「さらば糖尿病！」　「糖尿病の思い出！」「あの頃君は糖尿病だった！」「糖尿病を忘れない！」かな
  
  　ちょっと年代がばれてしまいますね。ぜひ公募してみてください。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-06.htm#0619-06:00-3）

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• 　例の幕内代先生がまたまた愉快な本を出すようです。
  　　　　⇒【幕内秀夫の食生活日記】
  
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-06.htm#0619-06:00-4）

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• 　こんなメールをいただきました。
  
  　2012年11月17日に、女子栄養大学で江部康二氏の講演会がありました。その時の講演内容と、講演後の総合討論の内容です。
  　「本田座長」とは本田佳子教授で、「津田講師」とは帝塚山学院大学の津田謹輔教授です。
  　　　　　⇒【講演】
  　　　　　⇒【討論】
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-06.htm#0619-06:00-5）

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2014/06/18

【08:00】

• 　「透析医学会で発表」についてのメールです。
  
  　一寸、惜しい事があります。この発表で糖尿病透析患者さんの糖尿コントロールの評価にHbA1cを使っておられます。HbA1cは「1．透析自体の影響2．エリスロポエチン製剤の影響」で過小評価されます。この発表でも糖質制限前も後もHbA1cの値は良好です。グリコアルブミン(GA)を使って評価したらもっとすばらしい結果になった事(糖質制限前のGAは高値だったと思いますがそれが糖質制限により著明に減少したであろう事)が予測されます。
  　糖尿病透析患者さんの糖尿コントロールの評価にHbA1cは基本的に用いられません(参考値です)GAがその指標です。2012年から透析学会のガイドラインでもそう定められています。
  　それが、一寸残念でした。世界初を謳うなら「GA」を用いて欲しかったです。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-06.htm#0618-08:00-1）

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【06:00】

• 　［練馬光が丘病院での治療例］に3例追加。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-06.htm#0618-06:00-1）

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• 　9月27日（土）の午後に「豚皮揚げを食べる会 in 静岡」を開催することがきましました。参加募集開始は8月初旬を予定しています。
  
  　なお，今後の「豚皮揚げを食べる会」の予定と，開催手順についてこのページの左側カラムの下の方にまとめておきました。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-06.htm#0618-06:00-2）

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• 　「島野雄実先生の発言」についてのメールです。
  
  　昨日から話題に出ている島野雄実という方の炭水化物に関する見解。当時私も番組を見ていたのですが「え？」という感じで疑問に思っていました。
  　そこで発見したのですが、島野雄実という方の見解を紹介したページにもう一つ, 　炭水化物ダイエットはリバウンドするという見解を示した方の記事がありました。
  　　　　　⇒【炭水化物ダイエットはリバウンドが激しい！適量の炭水化物は摂るべき＝順天堂大学の小林弘幸教授】
  
  　小林弘幸という教授らしいのですが、上記の島野雄実という方と同様に炭水化物を抜くことでリバウンドし易い体質になると言っています。
  　このような見解が流布される背景には、お米の消費量の低下や炭水化物離れにストップをかけたいという意図もあるのでしょうか？
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-06.htm#0618-06:00-3）

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• 　「島野雄実先生の発言」の中の「リバウンドしやすい体質になる」という部分についての考察です。
  　糖質制限とリバウンドの関係をまとめると次のように要約できます。
  

  ▼	［糖質制限で痩せる］⇒［炭水化物食に戻る］⇒［リバウンドする］
  ▼	［糖質制限で痩せる］⇒［炭水化物食に戻らない］⇒［リバウンドしない］

   
  　上記の小林先生や島野先生は「人間は炭水化物を食べずにいられない。だから，糖質制限は長く続けられない。だから，糖質を再び摂取すると太る」と考えているわけです。だから，「リバウンドしやすい体質になる」と主張するのでしょう。
  
  　しかし，当サイトでおこなったアンケートによると「糖質制限にしたのに，その後，元の糖質食に戻った」人は，回答者の2％にすぎないのですよ。私自身，米もうどんもパンも蕎麦も2年半以上食べていないです。食べると眠くなるし下痢気味になるからです。
  　禁煙に成功するともうタバコを吸いたくなくなるのと同様，炭水化物＠嗜好品は，一旦，摂取を止めてそれに慣れてしまうと，「食べなくても良い食品／食べたくない食品」になってしまうのでしょう。
  
  　小林先生，島野先生は多分，「炭水化物は必須栄養素」と盲信しているので，摂取を止めることはできないと考えているのでしょうね。思慮の足りない浅はか人間の典型です。もうちょっと頭が良ければ「炭水化物は嗜好品じゃないか？」という可能性に気がつくはずですからね。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-06.htm#0618-06:00-5）

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• 　「糖尿病学会のスローガン」についてのメールです。
  
  　夏井先生糖尿病学会のスローガンですが本当にその方向に向かっています。
  　その証拠に今年の糖尿病学会のランチョンセミナーの弁当が、なんと1000Kcal超えだったそうです。糖質50％としても125gです。残念ながら今年の弁当の写真は見当たりませんでしたが、「糖尿病学会　弁当」で画像グッグッたら、面白いですよ。まさに「みんなで糖尿病になる学会」ですね。
  
  　ところでこんな戯言をFBに書き込みました。なんかインスリンってけなげって思いませんか。まさに過ぎたるは猶及ばざるが如しです。
  
  　インスリンには孤軍奮闘という言葉がピッタリ
  　インスリンは血糖が上がれば、追加分泌され
  

  ●	筋肉で糖の取り込み促進、グリコーゲンの合成促進
  ●	脂肪組織で糖の取り込み促進
  ●	肝臓でグリコーゲンの合成促進、糖新生の抑制

   

  　と総力を上げて、上昇した血糖値を下げるべく働いています。それほど、高血糖というのは、人体組織にとって危険なわけです。しかし、高血糖でない時にインスリンレベルが高くなれば、低血糖になります。生理的にはありえない状態です。体外からインスリンを入れるか、膵臓のβ細胞を刺激してインスリンを出ささない限りは。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-06.htm#0618-06:00-4）

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2014/06/17

【06:00】

• 　［練馬光が丘病院での治療例］に3例追加。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-06.htm#0617-06:00-1）

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• 　「ナイロン糸ドレナージ」についてのメールをいただきましたので，上記の最後に追加しました。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-06.htm#）

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• 　【糖質制限：何食べてる？】に追加しました。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-06.htm#0617-06:00-8）

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• 　田中泌尿器科（奈良県）の松原先生からの学会発表に関するメールをいただきました。素晴らしい発表だと思います。
  
  　早速ですが、当院のインスリンを打っていた2型糖尿病透析患者での糖質制限の有効性について，6月15日の59回日本透析医学会学術集会でポスターでの発表ですが致しましたので添付してお知らせ致します。
  　　　　　⇒【2型糖尿病透析患者での糖質制限の有効性について】
  
  　もともとが、発表のために始めていなくて糖質制限食を勧めて一応受け入れた方にしていただき日常透析と定期検査での結果ですが，糖質制限によりインスリン注射からの解放とHｂA1cやHDLコレステロール等が有意差を持って改善されているのは良く判って頂けるものと思います。
  　健康保険では自己インスリン注射をしなくなると、自己血糖測定チップも支給できなるので食事内容による血糖値の変動や上昇などがわかりにくくなり、食事内容も個々の患者さんに任せておりますので、どのくらいできているのかはたまにケトン体定量（βヒドロキシ酪酸値）でチェックしています。
  
  　始める前に一番懸念していた透析患者におけるリンのコントロールに関しても全く問題はありませんでした。勿論、血糖値上昇は顕著に抑えられ低血糖にはインスリン注射も止められるのでなりません。
  
  　当方での調べでは2型糖尿病透析患者における糖質制限での成果は他にはないようですので、世界初ではないでしょうか、、これを機に他の施設でも興味を持っていただき広がればと思っています。
  　糖質制限食をして頂く上での内容の説明、指導にはそれなりに熱意と根気はいりますが（それまでのカロリー制限食等の指導で真面目に取り組んでも成果がなくむしろ叱責されてきているので）患者さんにとってはインスリン注射からの解放とそれまでは制限をかけられていた蛋白質（肉、魚、卵など）を十分に食べられるようになったと喜んでさえ貰えています。
  　糖質制限食を開始すると即座に患者さん御自身で血糖値上昇が抑えれるのを実感します。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-06.htm#0617-06:00-11）

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• 　「SGLT2阻害薬で重篤副作用」というメールです。
  
  　先週の記事になりますが、糖尿病学会理事クラスで構成される「SGLT2阻害薬の適正使用に関する委員会」から緊急勧告が出されました。すでに江部先生のブログでも精神科医師A先生が紹介されておりますが念のため？お知らせします。印象としては思ったより重篤なものが多いと感じています。
  　　　　　⇒【MT　Pro　6/13記事】
  　　　　　⇒【原文（委員会勧告）】
  
  　以下のような副作用が報告されています。
  

  ◆	低血糖24例（うち重症4例）主に多剤併用による
  ◆	全身性皮疹・紅斑7例（うち重症6例）治験段階ではほとんど報告がなかった
  ◆	脳梗塞3例（うち重症2例）尿量が増えることによる脱水に起因？
  ◆	ケトアシドーシス1例（糖質制限実施患者）

   

  　SGLT2については賛否両論があり、特に糖質制限実行者にとっては何を今さら的な薬剤ですが、（そもそも60%の糖質が必須だと言っておきながら摂った糖質を捨てましょうという薬ですから…）糖尿病治療で脳梗塞が起きてしまうのなら、何のための治療だという話しですね。
  
  　ただ、私の主治医も体重が下がるし患者さんの治療動機になると言っております。実際に処方されている先生方のご意見が聞きたいです。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-06.htm#0617-06:00-6）

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• 　「糖質制限の流動食」についてのメールです。
  
  　うちの小学生の子供たちがおなかの調子の悪い時に食べて喜ぶのは、かき玉汁！これに限ります。おだしに塩、醤油、お酒、卵、しょうがのしぼり汁少々です。とろみ付け用の片栗粉が少しは入りますが、糖質として気になる分量ではないでしょう。
  
  　なお私は内科医ですが、夏季の熱中症になりかけの時などの塩分補給には、味噌汁の上澄みをいつも薦めています。外出先でもコンビニがあれば、インスタントみそ汁で対応可能、お湯ももらえますし。
  
  　ハイポトニック飲料の宣伝が始まってますが、糖質も含まれていて感心しませんし、お値段も高く、あらかじめ購入して準備しておくのはどうかな、と。薬局・薬店では、今の時期、山積みにしてありますけどもね。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-06.htm#0617-06:00-2）

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• 　「島野雄実先生の発言」についてのメールです。
  
  　「島野雄実先生の発言」に関する先生のご意見を拝見させて頂きました。全くその通りだと思いました。
  　そして、「ダイエット外来が成立する為の条件」と、「湿潤療法を否定する皮膚科形成外科外来が成立する為の条件」が非常に似ていると思いました。
  
  　「湿潤療法を否定する皮膚科形成外科外来が成立する為の条件
  

  ①	リピーター患者が多い。（毎日消毒に通院させられる）
  ②	「医療費のかかる植皮」「特別な処置（自費診療）をしなければ治らない」と、その病院での方法を指導している。
  ③	創部はゆっくりとしか治らない。
  ④	悪化したり感染しやすい為に、定期的に外来通院が必要。

   

  　「湿潤療法をしている外来」
  

  ①	多くの人が簡単に治り、悪化する事もない。毎日外来に通院する必要が少ない。
  ②	原理は簡単で単純なので、一度覚えてしまえば外来通院する必要はない。
  ③	（1歳半以下の手掌熱傷等の特殊例を除いて）植皮も、特別な処置も必要ない。
  ④	感動がある！

   

  　④が全てです。「湿潤療法」は、医師としてのやりがい、喜びを実感させて頂ける治療法です。
  　ふと考えたのですが，旧来の熱傷治療に対する湿潤治療，あるいはこれまでの幾多のダイエット法に対する糖質制限は，価格破壊みたいなものなんですよ。それまで1万円以上したカシミヤのセーターがいきなり1,980円になったとか，30万円くらいでないと買えなかったノートパソコンがネットブックになって一気に59,800円で買えるようになったのと同じです。
  　標準的熱傷治療をするのに必要だったさまざまな「専門知識」を一切不要にしたのが湿潤治療ですし，主食を食べないだけで10キロくらい簡単に痩せちゃうのが糖質制限です。まさに価格破壊です。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-06.htm#0617-06:00-3）

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• 　「島野雄実先生の発言」についてのメールです。
  
  　自分もダイエット外来島野雄実先生の発言見てました。突っ込みどころ満載で、終始ニヤニヤさせていただき楽しかったです。なかでも
  

  「分かりやすく言っちゃえば、果物というのは”野菜の砂糖漬け”だと思って下さい。（私の）患者さんにも言っているんですが。だから一気に朝、果物が入ると血糖がグーンと上がってしまう。その場で使いきる分は確かに代謝するんだけれども、（血糖が）上がり過ぎると残った分、使えない分が全部脂肪に変わっちゃう。」

   

  　のコメント。
  　全くそのとうりで非の打ち所がない。ただまあ、コメや小麦でも同じことが起きる事は知らないんでしょうね。でん粉が糖に変わるって、下手すると小学校の時に習ったような、、、、。
  
  　あと、この方18キロ減量されてるとか。
  

  （炭水化物ダイエットは）一時的には痩せるんですよ。

   

  　と発言されてますからこの方，糖質制限ダイエットやって18キロ減量してますね。それ以外ではありえない。御身で経験され、危機感を持ちネガキャンを始めたのでしょう。どうせすぐにバレるんですが、何かせずにはいられないんでしょうね。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-06.htm#0617-06:00-4）

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• 　「島野雄実先生の発言」についてのメールです。
  
  　私もこの番組をたまたま見たんですが、これまで糖質制限を正面から取り上げたどのTV番組でも、自明のことを言い切らないで、炭水化物派に配慮した作りになっているのは、スポンサーに、○○パンとか、□□製菓、外食チェーン、冷凍食品会社などなどがあるためです。
  　CMをカットされた状態でみたため、この番組のスポンサーは不明ですが、たまたま炭水化物を扱うスポンサーが付いてなかったとしても、別の番組では絶対に食品産業にお世話になっているはずなので、局全体で、糖質制限を良しとすることは、自粛しているはず。
  　逆に、糖質制限で商売している大手企業はまだないので、民法テレビで討論となったら、絶対に負けるでしょうね。だから、夏井先生が出演されたテレ朝はかなり頑張ったんだと思います。NHKやラジオなら、まだ自由度が高いかなと。
  
  　ただ、そうした番組を見ていて面白いのは、反対派の医師・栄養士が、あまりに勉強不足で、糖質制限への反論の論拠があいまい、古い情報や、思い込みでしかなく、本当なら突っ込むべき点もあるのに（アメリカの論文データなど）、そこが甘いなと思って、テレビで無学を晒してしまう方が、よっぽどご自分の立場を危うくするのにと、素人から見ても思います。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-06.htm#）

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• 　湿潤治療と糖質制限についての話をもうちょっと続けます。
  　湿潤治療と糖質制限ですが，前者は私にとって過去の解決済みの案件です。治療法としてはほぼ完成させたし，必要とする治療材料も開発し尽くしました。他の先生方と議論しなければ解決できない問題はほとんどなくなったし，困った症例に出くわすことも滅多になくなりました。
  　だから，湿潤治療をしている先生方と宴会したとしても，もう特別話すことは残っていませんし，湿潤治療研究会を立ち上げても「研究」する余地はほとんどありません。研究会を作っても2回か3回でネタ切れでしょう。
  　あとはせいぜい，過去の治療例をまとめて公開することと，「広く普及させる」ことですが，新しく湿潤治療を知る医者が増え，守旧派の先生方は死んで少なくなるだけですから，世代交代が進めば自然に普及していきます。それが私が生きているうちなのか，死んでからかという違いがあるだけで，それは本質的な問題ではありません。
  
  　一方，糖質制限についてはまだまだわかっていないことだらけです。糖質摂取がもたらしている健康被害の範囲がどのくらい広範なものなのかもわかっていないし，生物と食の問題はいくらでも研究する分野が残っています。経口摂取した脂質の行方だってまだまだわかっていないことだらけです。
  　最近ようやく，小麦そのものの有害性を正面から取り上げた本が国内外で相次いで出版されていますが，米やトウモロコシ，ソバや雑穀についてはまだほとんど研究されていません。「実は米に含まれる微量の蛋白質が〇〇病の原因」なんて可能性だってゼロではありません。
  
  　だから，湿潤治療をしている先生方と会合を開こうという発想は浮かびませんが，糖質制限をしている人たちと宴会を開く意味はあります。広範な分野にまたがる未解決問題について検討しようとするなら，より多くの業種の人と意見を交換して多方面から解決の糸口を探っていくしか方法がないからです。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-06.htm#0617-06:00-7）

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• 　「ワセリンアレルギー」について最初に質問された方からのメールです。
  
  　パッチテストから15日経過しました。
  　VB群としてレバー、ぬちまーすの塩水摂取は行っています。
  　ワセリン以外の皮脂吸収し易いオイルを塗布してみたいのですが、当人が中々治らない為何も塗りたくないと。(アロマアドバイザー取得しているので、危険性は考慮していますが^^;)　確かに治りも悪いのでそっとしてあげたい気もしますが、患部の乾燥状態が続き、このまま痕が残るかもと心配です。
  　ハイドロコロイドは、糊のせいか湿疹が出たので、紹介されたズイコウODTを試してみようかと思います。夏井先生の意見なので当人もやってみるかも…と期待してます。ただ、現状は痒みはなく写真の通りです。
  　オメガ3・亜麻仁油で身体の中から潤いを与えらればと摂取しています。ワセリンについての論文は、効果が書かれていてアレルギーのことには触れていませんでした。コメントの所にあったのでしょうか？翻訳サイトを使用しながらなのでコメント欄までは見れていません(・_・;
  　同じような体験をされた方の参考になればと思うので、今後も経過を見守って頂ければ幸いです。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-06.htm#0617-06:00-10）

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• 　「海外でのシャンプーレス」についてのメールです。
  
  　私も在パリなので投稿された方と同じ悩みを長らく持っていました！頭皮が慣れるまでがまんがまんと思っていろいろ試行錯誤しましたよ。
  
  　今はお湯のみ→仕上げにクエン酸水をかける(500 mlペットボトルに小さじ1杯の濃度)でさらさら髪をキープできるようになりました。以前は毎日洗ってましたが、頭皮がアダプトしたのか、2日に1回のほうが調子がいいくらいになってきました。
  
  　クエン酸水準備の手間がなくて済む様にと軟水になるシャワーヘッドを購入しましたが、効果は十分でなく、クエン酸水で仕上げないと石灰が残ってドライヤーのときの手や櫛に白いものが残るため、この工程は硬水地域では省くのが難しいのかもと感じています。
  　月に1回くらいアレッポ石鹸で洗うこともあります。(この場合も必ずクエン酸でしめる)
  
  　心がけていることは、湯船につかって頭皮からも十分汗を出すこと、朝晩メイソンピアソンの櫛(猪毛で頭皮の脂を自然に髪に移してくれるのでヘアーオイルいらずでつや髪に)で50－100回程度丁寧に頭皮をブラッシングすることです。普通にシャンプー使っていた時代より髪は健康でサラサラになって大満足してます。
  
  　硬水にめげずがんばってくださいね！！
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-06.htm#0617-06:00-12）

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2014/06/16

【10:00】

• 　「糖質制限の流動食」についてのメールです。
  
  　私は熱を出して食欲が無かった時に、冷やした茶碗蒸しや、卵豆腐をぐちゃぐちゃにかき混ぜて食べていました。冷たくてのど越しが良く味がおかずっっぽくて、デザート系より食が進みました。水分補給には、お味噌汁の汁だけがすごくおいしく感じられ、それらを食べられる量だけ摂ってひたすら寝ていたら今までになくスッキリ回復したので驚きました。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-06.htm#0616-10:00-1）

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【09:00】

• 　下記の「島野雄実先生の発言」ですが，これは「ダイエット外来」を開いている医師の発言，として読み取る必要があります。
  　ダイエット専門外来が成立するための条件を考えてみましょう。
  

  ●	リピーター患者が多い
  ●	「面倒くさいカロリー計算とか，特殊な運動とか，特別なサプリメントが必要でその病院でしか手に入らない」というようなダイエット法を患者に指導している
  ●	体重はゆっくりとしか減らない
  ●	リバウンドしやすく，リバウンドさせないためにも定期的に外来通院が必要

   
  　こういう条件を満たしている場合にはダイエット専門外来は商売として成立します。恐らく，この先生の外来もこういう感じでしょう。
  　では，糖質制限によるダイエット外来はどうでしょうか。
  

  ▼	多くの人が簡単に痩せられ，リバウンドもない。リピーター患者が少ない
  ▼	原理は簡単で単純なので，一度覚えてしまえば外来通院する必要はない
  ▼	運動もサプリメントも不要

   
  　これでは専門外来は成立しません。
  　逆に言えば，糖質制限はダイエット専門外来にとって最大の脅威になります。それまでこの先生が教えていたダイエット法は全て無意味であり，もっと簡単で確実に痩せられる方法ですから・・・。
  　だから，この先生は「糖質制限に意味は無い。糖質制限で痩せてもリバウンドする」と言い続ける必要が生じます。自分の外来の顧客を減らさないためです。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-06.htm#0616-09:00-1）

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【06:00】

• 　［練馬光が丘病院での治療例］に3例追加。最後の例は以前紹介した症例ですが，9ヶ月後の状態を追加しました。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-06.htm#0616-06:00-1）

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• 　『生命誕生　地球史から読み解く新しい生命像』のレビューを追加。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-06.htm#0616-06:00-4）

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• 　湿潤治療の講演用スライドをマイナーバージョンアップしました。最新版は6月14日作成のものです。ご覧になりたい方は本名，所属を明記してメールでご連絡下さい。
  　なお，以前ダウンロードしたことがある方は同じアドレスからダウンロードできますのでご利用下さい。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-06.htm#）

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• 　【糖質制限：何食べてる？】に追加しました。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-06.htm#0616-06:00-12）

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• 　瑞光メディカルから新商品のご案内をいただきました。
  
  　１６日（月）に新商品「ズイコウＯＤＴ包帯」を発売開始します。要はプラスモイストＴＯＰの糊無しバージョンです。 　ＯＤＴで問題となるムレ・カブレを防ぐトップドレッシング用の包帯で、サイズも大きく、包帯（雑貨類）ですので、めちゃ安価です。
  　　　　　⇒【ニュースリリース】
  　見本を見てから使い方を検討していこうと思いますが，ODTに使えるということは，軟膏なしの使い方も可能でしょう。プラスモイストのメッシュのみで包帯の形状をしているなら，先日の「ワセリンアレルギー」の方が痒い部分に包帯を巻くように覆ってみると掻痒感が軽減するかも・・・。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-06.htm#0616-06:00-8）

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• 　外来診察室で流しているマイナー・ジャズトリオの例。
  
  Keith Davis Trio
  Konrad Paszkudzki
  Marc Mangen Trio
   
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-06.htm#0616-06:00-2）

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• 　雑誌「ターザン」についてのメールです。
  
  　ターザン　6/28 号もおかしい記事ばかり！糖尿病の予防効果には疑問符も!!ですと!
  　糖質制限の良さを一冊丸ごと記事にしてたの 何があったのでしょうか?
  　ネガティブキャンペーンも続けてますね～!!
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-06.htm#0616-06:00-5）

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• 　こんなメールもいただきました。
  
  　昨日、ジョブチューン（2014年6月14日放送）を見まして、ちょっと驚きましたので、お知らせした次第です。
  　　　　　⇒【「炭水化物ダイエットは意味がない！」＝ダイエット外来専門医師の島野雄実】
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-06.htm#0616-06:00-6）

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• 　こんな相談メールをいただきました。
  　先週末から不覚にも感染性の胃腸炎になってしまい，流動食を余儀なくされ、極度の食欲不振と、思い付くあっさり系の流動食が『おかゆ』しかなく、仕方なく『おかゆ』を食しておりましたが、糖質制限食で良い流動食があればいいなぁと考えています。
  　何か良いあっさり系の糖質制限流動食をご存知ないですか？
  　呉汁（大豆を水に浸し磨り潰したペーストを味噌汁に入れたもの）とか，沖縄のゆし豆腐（おぼろ豆腐の味噌汁）とか，ヨーグルトくらいしか思いつきません。皆様のお知恵拝借！
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-06.htm#0616-06:00-7）

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• 　【秋田知事「人口減少の原因はコメ作り」　タブーに触れた発言の真意は…】
  　まさか秋田県知事がこんな発言をするとは！ 農業生産額の6割以上が米である秋田県で「稲作以外の産業がないから県の人口が減った」と発言するのは，うどん県の知事がうどんを批判，あるいは，粉モン府の知事が粉モン文化を批判するようなものです。
  　秋田県では秋田市自体が人口減少で消滅すると予想されていますから，稲作にこだわっていては「米が残って県が消え」ます。もうなりふり構っていられないという危機感でしょう。
  
  　ちなみに，この佐竹知事は佐竹北家の第21代当主で，佐竹北家は清和源氏の流れを引く佐竹家の分家に当たるそうです。「清和源氏って何？」という方はこの本が参考になります。この本によると，徳川家康は公文書には「日本国 源家康」と署名しているそうです。「征夷大将軍は源」だからですね。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-06.htm#0616-06:00-9）

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• 　「日本サッカー選手の食事」というメールです。
  
  　昨夕偶然ＴＶで、日本サッカー選手の栄養士が出ていました。ナント炭水化物を60％と言うメニューのコメントに思わず反応してしまいました。まあ～オリンピックの沙羅ちゃんと同じと感じました。矢張り後半動けない～凹
  　炭水化物60％では勝てません。多くの糖質OFF食のアスリート達の投稿には納得です。
  　私の知り合いのスポーツ・エアロビをしている女性（全国大会レベルらしい）は糖質ほぼゼロ生活をしていますが，糖質を食べていた頃よりスタミナ切れにならなくなったそうで，試合の合間にアーモンドを数粒食べるだけだそうです。「米の飯なんぞ食っていたら，スタミナが持たん！ 米の飯食うてるスポーツ選手はアホや」と関西弁でまくしたててくれます。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-06.htm#0616-06:00-10）

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• 　亜麻仁油についての補足メールです。
  
  　亜麻仁油の良いからと摂り過ぎは逆に良くないです。一日大さじ1～2杯です。ココナッツオイルも大さじ1杯～４杯です。いきなり４杯だとお腹が痛くなり下痢になる人もいます。
  　少しづつ慣れてから、私は乳製品にアレルギーなので、コーヒーやココアにはココナッツミルクです。真夏の猛暑には南国の食事かなと週末は冷蔵庫整理方々ココナッツカレーが最高です。
  　ココナッツオイルの中鎖脂肪酸は皮脂と同じと読んだことがあり、ケロイドに付けていたら半年治らなかったのに１週間で治ってしまいました。本には顔につけて良くなったとありますが、私はワセリンですが、シミの箇所に付けてますが～今の所変化無しです。
  　何方か試されて教えて頂けましたら有り難いです。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-06.htm#0616-06:00-11）

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• 　「うどん県」についてのメールです。
  
  　私が勤務する会社では、健康診断で血糖値・血圧・高脂血症など各項目で「要注意」の結果が下された方々が行なう食事制限は、やはり「カロリー（若しくは脂質）制限」です。
  　食欲旺盛な方々が多いのですが、昼食を毎日ラーメンにしていた方々ならば、うどんやそばに切り替える傾向がほとんどです。麺料理から別の麺料理へ移行している状態です。
  　うどんやそばなら、やはりヘルシーな印象が強いのでしょうか？ そのような方々は、他の２食でもうどん・そばを一生懸命食べています。
  　私のように、すっぱり麺料理を止める（というよりも３食主食抜き）というのはまだしも、例えば、「１食だけでも麺料理（あるいは主食）を抜いてみよう」という人は存在しません。
  　彼らは、知人（私以外の）で糖質制限を行なっている方からの見聞や、昨今のマスコミでの話題を情報として知っているので、糖質制限の事を知らないわけではありません。ただ、「糖質制限＝痩身」という印象がまだ根強い状態です。それに、「うどん・そば食は健康」という意識も根付いています。
  
  　私は、自身の糖質制限をマイペースで行ない続けていたい（横ヤリは入れられたくない）反面、彼らの健康管理の事にも何も口出しはしません。
  　ただ、もし私が太っていたり若しくは高血糖の状態であって、糖質制限後に痩せたり血糖値が低下したというのならば、周囲の方々の糖質制限への見方も変わっていた可能性は否定できません。（私は元々ヒョロヒョロ且つ血糖値も高くなく、糖質制限実施後も同様なので、ある意味何も説得力がありません）
  　これからも、ひっそりと糖質制限を行ない続けます。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-06.htm#0616-06:00-13）

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• 　先週土曜日（14日），いつもの「練馬と西東京で湿潤治療と糖質制限について語る医者の会」のメンバーと宴会でした。これはもともと，湿潤治療をしている医者が集まろうぜ，という会だったのですが，現在は糖質制限の医者の宴会です。さらに来週には「豚皮揚げを食べる会」もあります。こちらも糖質セイゲニストの集会です。
  　どうやら私は，湿潤治療のために宴会や会合を主催するのは苦手というかやりたくないのですが，糖質制限のためなら宴会も企画するし，先頭に立って旗を振っています。自分（＝湿潤治療）のために人集めをするのは嫌いだけど，他人（＝糖質制限＝江部先生）のために人集めをするのは大好きなようです。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-06.htm#0616-06:00-14）

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2014/06/14

【06:00】

• 　「プラスモイストP取り扱い薬局一覧」に，東大阪市のケンコウ薬局（⇒地図）を追加しました。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-06.htm#0614-06:00-1）

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• 　来年の日本糖尿病学会総会のスローガンを予想しました。今年が「糖尿病とともに生きる」でしたから，来年は「糖尿病は敵ではない」，そして再来年は「糖尿病と友だちになろう」，そしてその次は「糖尿病になって健康に」かな。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-06.htm#0614-06:00-2）

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• 　「世論調査のサンプル数」についてのメールです。
  
  　私の兄が視聴率調査会社に勤めているので聞いたことがありました。
  　視聴率は関東圏１５００万世帯に対し６００世帯のサンプル数です。関西圏、名古屋圏も同様に６００、他の地域例えば札幌や仙台、静岡などは２００だそうです。この辺は分母がわからないので良いのか悪いのかわかりません。ただしやはり一番分母が大きいのは関東圏でしょう。
  　かなり前にこれを検証する番組をなんと（視聴率は関係ないと言っている）ＮＨＫ特集（現スペシャル）で放送したことがあり、その中でも実験していました。その番組の中でも、このサンプル数でかなり信頼性ありとの結果になっていました。
  　ただ視聴率は見ているか見ていないかの単純なデータなので少しアンケートとは趣が違うと思います。
  　ここに詳しく載っています、ご参考までに。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-06.htm#0614-06:00-3）

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• 　「TIME magazineの最新号」についてのメールです。
  
  　ついにTIMEmagazine最新号に肥満や心臓病の原因は脂肪ではなく糖質であるという特集が組まれました。
  　脂肪犯人説は実は都合のいい事実だけを集め悪い事実（地中海地域の住民は油をたくさん摂取するが心臓病が少ない）を隠していたとの事。
  　アメリカではローファットブームであらゆる食品の脂肪がカットされその分糖質が添加されている。しかし心臓病患者は減らず肥満者は増えるばかり。
  　また糖質はインスリンを誘発し脂肪を溜め込み食欲を刺激する。
  
  　私のように英語学習者で健康に興味のある方はぜひ読んでみたらいかがでしょうか。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-06.htm#0614-06:00-4）

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• 　「昆虫食」についてのメールです。
  
  　ネットで面白い情報があったのでお知らせします。
  　４歳から昆虫食をしている慶大生。昆虫食伝道師だそうです。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-06.htm#0614-06:00-5）

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2014/06/13

【09:00】

• 　「うどん県」についてのメールです。
  
  　”うどん、そばなら大丈夫ですよね、、”と尋ねる患者さんは少なくありません。
  　その時、うどん一玉は角砂糖30個と同じだよと言ってこのファイルを見せると殆どの患者さんはビックリしますね。
  　　　　　⇒【糖尿病受療率が全国１位！ 香川県民を悩ます“うどん食べすぎ問題”とは？】
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-06.htm#613-09:00-1）

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【06:00】

• 　［練馬光が丘病院での治療例］に3例追加。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-06.htm#0613-06:00-1）

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• 　「外傷を湿潤治療している医師」，「熱傷を湿潤治療している医師」に，岩手県盛岡市のみやた整形外科医院／宮田守雄先生と，愛知県西尾市の山尾病院　整形外科／元山基浩先生を追加しました。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-06.htm#0613-06:00-3）

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• 　【糖質制限：何食べてる？】に追加しました。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-06.htm#0613-06:00-13）

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• 　アンケート結果もゆっくりと，しかし着実に数が増え，現在1,479人から回答を頂いております。ありがとうございます。回答内容はその都度，講演スライドに反映させています。
  　「世論調査のサンプル数は1,500でよい」という統計理論（？）からすると，もう世論調査並みの精度ということになります（もちろん，この数式が正しいとしての話ですが・・・）。
  　ちなみに，ここで紹介している数式は，ある雑誌のコラムに掲載されていたもので元が論文なのか教科書なのかは不明です。研究者や学生から「出典を教えて下さい」というメールをよくいただきますが，「すみません。よくわからないんですよ」と答えています。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-06.htm#0613-06:00-14）

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• 　「糖質制限のスライド：90分バージョン」をちょっとだけ更新しました。例のところにおいてあります。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-06.htm#0613-06:00-8）

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• 　「うどん県」についてのメールです。
  
  　驚きます、同じ国内の話で。
  　知ってる人は知ってる。理解できる人にはできる。デブも糖尿病もメタボも、リッチで美食で運動不足でなるのじゃない。無知と糖質摂取過剰のせいだ。
  　アメリカの子どものコーンフレークが、香川の子どものうどんになっているのではないの。香川県のお父さん、お母さん、行政の言うことを信じるのもたいがいに・・気づいてほしいです。メタボ予備になるほど糖質を摂らせたらダメです。
  　うどんも依存をつくるのでしょうか。そういう話、ママ友話で拡がらないかなあ。拡がってほしいです。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-06.htm#0613-06:00-2）

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• 　こんなメールをいただきました。
  
  　【人間の舌には甘味・酸味・塩味・苦味・旨味の他に第6の味覚があることが判明!!】
  
  　元論文は【Carbohydrate in the mouth enhances activation of brain circuitry involved in motor performance and sensory perception】
  　「糖質を食べると便が緩くなる」というのはもしかしたらこのセンサーが関与しているのかなぁ。
  　「炭水化物は栄養源である」という立場に立てば上記の解説記事のような解釈になりますが，「糖質は動物本来の食物ではない」という観点に立てば，また違った解釈になるはずです。どういう仮説が一番すっきりするか，思考実験中です。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-06.htm#0613-06:00-4）

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• 　ワセリンについての論文です。
  
  　【20 Beauty Uses of Vaseline - A Girl's Best Friend |My Thirty Spot】
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-06.htm#0613-06:00-5）

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• 　「糖質を食べると便が緩くなる」についてのメールです。
  
  　糖質で下痢といえば　乳糖不耐　や　果糖の吸収不全もあるのでは？
  　　　　　⇒【What Is Fructose Malabsorption?】
  　　　　　【Fructose malabsorption - Wikipedia, the free encyclopedia】
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-06.htm#0613-06:00-6）

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• 　「うどん県」についてのメールです。
  
  　香川県「うどんとともに生きる」ですね。終わりましたが、先の糖尿病学会のスローガンが「糖尿病とともに生きる」ですので、呼応していますか。
  　しっかりと呼応していますね。
  　それにしても，この糖尿病学会のスローガンの情けないこと！　糖尿病学会だったら「糖尿病を治す」というスローガンを掲げるべきでしょう。「糖尿病を治す」ではなく，「（糖尿病は治せないから）治らない糖尿病とともに生きる」というスローガンにしたんでしょうが，これって学会からすると敗北宣言ですよね。
  　というか，こんな超恥ずかしいスローガンを掲げて恥ずかしく思わない方が異常じゃないっすか。糖尿病を治療しても治らない現状に麻痺しちゃっているのか，糖尿病を糖尿病専門医が治せないということを恥ずかしく思う感覚を忘れてしまったのかよくわかりませんが，普通の学会ならこんなおバカなスローガンは少なくとも隠しておくくらいの思慮と恥じらいはあると思うよ。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-06.htm#0613-06:00-7）

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• 　amazonの2014年上半期ランキングで，拙書『炭水化物が人類を滅ぼす』は新書部門の4位に入っているそうです。新書大賞を受賞した『里山』よりちょっと上。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-06.htm#0613-06:00-9）

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• 　「外科周術期に糖質制限を」に関連するメールです。
  
  　療養型病院に勤務するNST看護師です。
  　当院と併設の老健で糖質制限を徐々に取り入れています。対象は主に糖尿病の方ですが，経管栄養で、カロリーを1000kcal以下に減らしても体重が増えていく方にも糖質制限をしています。高齢になられたり病状により運動量が低下すると、計算上の必要エネルギーでは多すぎる方がいらっしゃいます。
  
  　経管栄養の場合、高価な栄養剤は使用できないため、ネスレのアイソカル２Kを使います。
  

  糖質　48％
  蛋白質　12％
  脂質　38.7％

   

  　蛋白質が不足の場合は、プロテインを追加して経過を見ます。血糖のコントロールと、体重コントロールに有用だと実感しています。
  　お食事を経口摂取される方は、主食を減らし副食を増やして必要エネルギーを満たすように調整し経過を見ていきます。（糖尿病、体重増加傾向の方）
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-06.htm#0613-06:00-10）

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• 　【ネット上で無料で読める6000種類以上のウェブマンガの更新状況が確認できる「Web漫画アンテナ」】
  　ちなみに，私がいつもチェックしているのはcomocoの『失格人間ハイジ』，『弟子日記』，『白ポメ高圧マンガ』，『ひっこしマニア』，『かぴぐらし』かな。一色さんとカンナさん，最高！
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-06.htm#0613-06:00-11）

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• 　私の外来で流れているジャズをちょっとだけ紹介。
  
  Andzrej Jagodzinski
  Leszek Mozdzer
  Christoph Stiefel
   
  　前2者は「ショパン・ジャズ」。私の好みの演奏はAndzrej Jagodzinskiですが，Mozdzerによるマイナーなマズルカや「練習曲 Op.25-4」といった選曲で，このピアニストのセンスの良さがわかります。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-06.htm#0613-06:00-12）

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• 　【金持ちにもほどがある…ドバイで無造作に乗り捨てられているスーパーカーの写真いろいろ】
  　おまえら，ものを大切にしないとバチが当たるぞ！
  　というか，神様，こいつらにバチを当ててください。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-06.htm#0613-06:00-15）

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2014/06/12

【10:00】

• 　「うどん県」についてのメールです。
  
  　神奈川県の医師です。
  　香川県では、うどん＋おにぎり、うどん＋いなりずし、うどん＋ちらしずし、うどん＋天ぷらトッピング（かなり大きい）は既に当たり前な状況です。この上、うどんに合う日本酒ということであればトリプル（クアトロ？）炭水化物です。
  
  　以前、高松市保険センターの看護師さんから｢どうすれば香川県の糖尿病を減らせますか？香川県の米の消費量は全国でも低い方なのですが・・・やっぱり野菜不足が原因でしょうか？｣という質問を受けました。
  　もちろん｢小麦粉の消費量は全国トップクラスでしょう？うどんの食べ過ぎですよ｣と答えましたが、香川県は犯人を野菜不足と朝食を食べないこと、運動不足にしたいようです。どうしてもうどん県を守りたいようですね。
  
  　香川県の小学校4年生を対象とした（ウチの娘も採血されてしまいましたが）調査によると15％の児童がすでにメタボ予備軍ということです。
  　おそるべし讃岐うどん！！
  　「うどん守って県民守らず」，「うどんに死す」，「うどんに捧げし命」などキャッチコピーが浮かびます。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-06.htm#0612-10:00-1）

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• 　こんなメールをいただきました。
  
  　ところで「ディオバン」について思うところがあり、メールいたしました。
  　他の降圧剤よりも脳卒中を防ぐ効果が高いという触れ込みで１兆２千億円という巨額の売上があったようですが、この薬剤を使用して、重篤な副作用を起した患者がいるという話は聞きません。
  　先般、日本人間ドック学会が発表した健康診断の新基準から言っても、自分で考えた意見を発表している医師のコメントを読んでも、血圧を薬で下げることのメリットはまったく感じませんでした。無駄な医療費をかけ、製薬会社の利益のために必要ない薬を飲んでいた・・・だけのようです。
  
  　しかし、こと糖尿病となると話はまったく違います。同じように巨額の医療費がかかっていると思いますが「まじめに病院に通っている」のに、年々病状が悪化し、合併症に苦しみ、いずれ治らずにみなさんお亡くなりになります。
  　江部先生も6月9日のブログで言及されていますが、日本人の死因トップ10のうち、６つに糖尿病が大きく関わっていると考えられます。この状態を問題と思わず、従来の効果があるとは言えない治療を漫然と続けている専門医の罪は重いです。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-06.htm#0612-10:00-2）

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【06:00】

• 　［練馬光が丘病院での治療例］に3例追加。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-06.htm#0612-06:00-1）

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• 　現在発売中の「週刊Flash」6月24日号の特集『医学の常識に抗ったサムライ・ドクター100人』にちょっぴり登場しています。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-06.htm#0612-06:00-4）

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• 　昨日紹介した「町山智浩 映画『Fed Up』が描くアメリカの飢餓・肥満問題を語る」ですが，以下のサイトで書き起こされていて読めるようになっています。
  　　　　⇒【Miyearnzz Labo】
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-06.htm#0612-06:00-2）

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• 　「外科周術期に糖質制限を」についてのメールです。
  
  　私は慢性期病院に勤務する内科医で、特に急性期病院で人工呼吸器を装着され、離脱困難となった症例を診る機会が多くあります。
  　治療にあたって、以前は従来型の栄養管理（糖質60％程度、カロリーも必要であれば2000kcal前後）を行っており、それなりの改善は得ていました。
  
  　ただ、自分が糖質制限を実施し効果を実感して以降、この1，2年は糖質を控えた栄養管理を行っています。具体的には、プルモケアが院内採用でないため、糖質50％の栄養剤を1000～1500kcal使用し、必要に応じて、たんぱく質を追加しています。
  
  　入院前に糖尿病を指摘されていなくても、急性期病院から来た当初は、重篤な炎症や糖質負荷のため、インスリンを多量に（1日40単位～100単位）使用されている症例を多く認めます。それを、上記のような栄養管理を行って、徐々にインスリン投与を減らし、大抵はインスリン中止（内服も不要もしくは1剤程度）に出来ますし、アルブミンなどの栄養パラメーターも改善します。
  　すると、最初の1，2か月は肺炎などを起こしやすいですが、それ以降は状態が安定し、呼吸器の離脱やADL改善につなげられるようになっていると実感しています。
  
  　外科疾患だけでなく、肺炎や敗血症などの感染症、神経筋疾患でも、糖質制限を意識した全身管理は有用であると思います。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-06.htm#0612-06:00-3）

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• 　「海外でのシャンプーレス」についてのメールです。
  
  　当方、アルプスのふもとからちょっと行ったところの、超硬水地域に住んでいます。最初の頃はうまくいかず、パリの方が書かれていたのと全く同じ状態で、タオルドライ後は、メドゥーサ降臨！みたいになっていました
  
  　シャワーの温度を高くしたり、長くしたり、洗面器にお湯を張ったところにしばらく漬けてから洗ったり、いろいろ試してみましたが、特に打開策はありませんでした。そこで、外出する予定が無い日には湯シャンにし（メドゥーサ状態で我慢）、外出する日には、少量のシャンプーで洗うなどして、少しずつ頭皮を慣らしていきました。夏井先生だったか、夏井先生が紹介されていた方だったか忘れてしまいましたが、頭皮はシャンプーで洗われることに慣れているため、お湯だけにしろ、洗われることによって、→あ！頭皮の脂分が無くなったぞ、頑張って補充しなくちゃ！となり、自動的に脂分が出てくる、と書かれていましたが、まさしくそうだなぁと思いました。
  
  　そうやって続けているうちに、だんだんと頭皮の方も理解してくれたようで、ベタベタ感が少なくなり、櫛に付くあの白いカスも少なくなっていきました。現在、ロングヘア（髪の量はどちらかというと少なめ、パーマ、カラーリング無し）ですが、２日に１回の湯シャンで、普通にさらさらの髪でいます。もちろん、臭くないです。洗う前の準備（櫛でとかすなど）は無く、ちょっと低めの温度のシャワーをかけながら、指先で頭皮全体をマッサージした後、全体を軽く流し、終わりです。硬水だと難しいというのは確かだと思いますが、私はどうにか硬水の壁を乗り越えました。
  　参考になるかわかりませんが、パリの方を始め硬水地域にお住まいの方々に頑張ってほしいと思い、メールしました。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-06.htm#0612-06:00-5）

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• 　「ワセリンアレルギー」についてのメールです。
  
  　糖質制限直後でしたら、塩分不足にも気をつけた方が良いかもしれません。インスリン追加分泌は、多量の水分と同時にナトリウムも体内に引き込むので、糖質を摂らなければナトリウムは思う以上に排泄されてしまうようです。
  
  　私は糖質制限を開始した年の初夏に妙な疲労感と動悸があり、夏井先生のサイトで勉強させていただいていたこともあり、「もしや」と思って舐められるだけの塩を水無しで舐めてみたところ、ものの10分で動悸が治まりました。以降、調理に意識して塩を加えるようにしてから、このような事はおこりません。
  　とにかく私達は「塩分は控えるべきもの」と刷り込まれているので、「塩が不足してしまう事がある」というのがはじめは感覚としてわかりにくかったのです。
  
  　皮膚の炎症がどの程度「塩不足」と関係があるかはわかりませんが、以前このサイトで「あせもの原因は塩不足」について話題になっていた事も思い出し、メールさせていただきました。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-06.htm#0612-06:00-6）

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• 　「ワセリンアレルギー」についてのメールです。
  
  　私は必須脂肪酸、オメガ３アルファーリノレン酸の多い亜麻仁油で3ヶ月～半年で諸々アレルギー等、殆ど出なくなりました。同じ必須脂肪酸のオメガ６は摂りすぎでバランスが悪いと言う事です。
  　顔はワセリンです。過日も30歳の美人の優秀な女性と仕事で会い、私の顔がつやつやと、年令言ったらビックリされました。糖質制限とプラス効果とも感じています。
  
  　今はトロピカル オイルの、ココナッツオイルとパームオイルに嵌っています。捜していた中鎖脂肪酸がココナッツオイルに多いと、分かりました。しかも10年前に買った本に記載があったのですが、その時は気が付きませんでした。
  

  ★「危険な油が、病気を起こしてる」DR.J.フィネガン著
  ココナッツの本を読んで納得しました。中性脂肪は作らず、ケトン体になると、。
  ★「ココナッツ　オイル健康法」ブルース　ファイフ著
  亜麻仁油も摂取しています。特にリグナン（種子）入りは体内食物エストロゲンとあるそうです。体調は良くなりました。
  ★「亜麻仁油パワー」DR.D.ラデイン＆DR.C.フエリックス共著

   
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-06.htm#0612-06:00-9）

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• 　「子宮頚がんワクチン」についてのメールです。
  　ついに自称「大阪市大非常勤講師」として論文に名を連ねていたノバルティス社員が逮捕された。次は、「東京女子医大」として子宮頚がんワクチンの論文を書いたグラクソ・スミクライン社員の番だ。
  
  　信州大学は副反応の研究論文をまとめた
  　　　　　⇒【子宮頸がんワクチン、“副反応”症状で初の研究成果】
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-06.htm#0612-06:00-8）

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• 　【＜香川県＞うどんに合う酒、好評…今春、３社が売り出し】
  　うどん（＝小麦粉）と日本酒（＝米）の組み合わせって，ラーメン＋ライス，チャーハン＋ライス，うどん＋おにぎり，お好み焼き＋たこ焼き，スパゲティ＋ピザの組み合わせ同様，ダブル炭水化物です。
  　というわけで，香川県では「県民総デブ化・総糖尿病化計画」が着々と進行しているようです。この次は「うどんに合うおにぎり」，「うどんに合ういなりずし」あたりでしょうか。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-06.htm#0612-06:00-7）

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2014/06/11

【13:00】

• 　【Amazonで2014年上半期に一番売れたモノ各カテゴリー別全まとめリスト】
  　なんと，拙書『炭水化物が人類を滅ぼす』が科学書のトップになっています。マジっすか？
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-06.htm#0611-13:00-1）

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• 　こんなメールをいただきました。
  
  　昨日ＴＢＳラジオ「たまむすび」の中で，映画評論家・町山智浩さんが
  

  アメリカのお菓子はなぜあんなに甘いのか？
  なぜあんなに肥満が多いのか？

   

  　がわかるドキュメンタリーを紹介していました。
  　日本公開予定はないようですが町山さんの語りだけで充分興味深かったです。
  　来週の月曜までですがこちらで聴けます
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-06.htm#0611-13:00-2）

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• 　「糖質リスク」についてのメールです。
  
  　こんなのを見つけました
  　（食品セクターのESGリスク「糖質リスク」）日本総合研究所／ESGリサーチセンター
  　まあ一言で言えば、糖質過剰のリスクと糖質の多い食品を作っている企業のリスクを言っているのですが、そこまで進んでいる？
  　この研究所が出したレポートは多分これですね。非常に興味深い内容となっています。
  　　　　　⇒【食品セクターのESGリスク「糖質リスク」】
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-06.htm#0611-13:00-3）

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• 　「ワセリンアレルギー」についてのメールです。
  
  　糖質制限直後の皮膚の炎症となると、はやりビタミンＢ群の不足があると思います。サプリか、焼き海苔、レバー類、かつおぶし、にんにくなどを、集中的に摂られて、変化があるか見てください。
  
  　水に触ると悪化するなど、乾燥させた方が治りが早い湿疹があって、私の場合、ワセリン塗布では悪化した湿疹が、ホホバ、オリーブオイルでは良好でした。ただ、同時期に、健康な部位に同じワセリンを塗っても、特に異常はなかったので、本当にワセリンのアレルギーがある方なら、オイル類も駄目かもしれません。
  
  　ワセリンのアレルギーも、自分の汗にかぶれただけかもしれないので、冬に乾燥してきたら、健常な肌でもう一度パッチテストをされることをお勧めします。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-06.htm#）

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【09:00】

• 　「ワセリンアレルギー」についてのメールです。
  
  　先週、ワセリンアレルギーについて質問させて頂いた者です。夏井先生始め、解答して下さった皆様、有難うございました。その後の経過を報告させて下さい。
  
  　首は、その後放置し、完治とまではいきませんが、アンテベートは塗布終了とし、お湯でよく流す、日中はアイスノンで冷やす、汗が出たと感じたら濡れタオルで軽く抑え拭き繰り返しました。現在の様子です。アンテベート塗布で色素沈着したように見えます。
  　ワセリンのパッチテスト12日目の写真です。 　何もせず、お風呂上がりのみ発赤が増すのでアイスノンで冷却しております。
  　少し乾燥してるようなので皮脂に近いホホバオイルを塗ろうかと思いますが、これ以上の悪化が怖くて様子を見ています。潰瘍形成とまでは至ってないのでホッとしています。ワセリンの純度が高い物も教えて頂きましたが、同じく悪化が怖くて塗布出来ません。(元々パッチテストでこうなったので)
  　実はパッチテストの数日前より糖質制限を始めていました。中毒疹様のものが、肩～上肢にかけて、中枢から抹消へ広がっています。水を飲むことと糖質制限を続けることで排毒を期待していますが。だからパッチテストの後が中々治りにくいのかと考えております。
  
  　皮膚科を受診し、糖質制限を中止するよう指導されても進歩はないと考えてます。このまま放置するべきか、再度ご教授して頂けたら幸いです。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-06.htm#0611-09:00-1）

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• 　「外科周術期に糖質制限を」についてのメールです。
  
  　6/7の掲示で、終末期の経口摂取不良患者に糖質制限の輸液メニューを行っているという先生がいらっしゃったと思います。私も全く同感です。私はさらに、『輸液をしない（究極の糖質制限でしょうか）』という選択が最も終末期患者の苦痛が少なく、安らかに看取ることができると思います。賛否両論あると思いますが、シルバーケアという概念を提唱しています。
  　図々しいお願いではありますが、添付させて頂いた論文も先生のホームページに一度掲示頂けないでしょうか。
  　　　　　⇒【シルバーケア】
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-06.htm#0611-09:00-2）

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【06:00】

• 　［練馬光が丘病院での治療例］に3例追加。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-06.htm#0611-06:00-1）

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• 　11月29日（土）に「豚皮揚げを食べる会 in 神戸」を開催することが決まりました。
  
  　「おらが地元でも豚皮揚げの会を開きたい」という方はこちらをご参照ください。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-06.htm#0611-06:00-2）

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• 　【糖質制限：何食べてる？】に追加しました。ローソン，グッジョブ！！
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-06.htm#0611-06:00-7）

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• 　「海外でのシャンプーレス」についてのメールです。
  
  　アメリカ西海岸在住です。
  　水の質は、日本と変わらないくらいですが、塩素がない分、優しいです。しかしながら、8、9年前に湯シャンに挑戦したときは、最初の投稿の方と同じような結果で、挫折しました。
  　紆余曲折ありましたが、しばらくは、市販のカスティーユオイルソープ（液体）を、ローズマリーの葉を煮出した汁で薄めたもので洗髪していて、癖毛も落ち着いてました。ここ半年くらいは、ヘナ染めをするようになったので、週一で、ヘナか育毛ハーブミックスでパックしていて（洗髪はそれだけ）、余分な皮脂をかなり取るので、オイルを補給するようになりました。
  　バスソルト（エプソムソルト）をお使いだと、髪がもっさりすることがあります。
  
  　調理用の安いプラスティックのボールを、洗面器代わりに使ってます。バスタブが浅いタイプなら、お湯をはらないで、体はバスタブの外に膝を着いて、上半身を乗り出すように、バスタブの中にボールを置いて、洗髪しています。服は着たままです。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-06.htm#0611-06:00-3）

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• 　「特別食加算」についてのメールです。
  
  　プルモケアにつきましては事務に確認したところ糖尿病食で加算をつけているそうです。
  　保険者等に問い合わせたところ「呼吸器用の食品で糖尿病の加算を取るのはいかがなものか」という返事をもらっていたので請求していないかと思っていましたが、「絶対認めない」とは言われなかったので請求しているとのことです。
  　事実誤認でお騒がせして申し訳ありませんでした。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-06.htm#0611-06:00-4）

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• 　「文藝春秋7月号 p378」についてのメールです。
  
  　ベストセラーの「食わせ本」を疑え。なる記事に「炭水化物が人類を滅ぼす」が載ってます。
  　ネガティブ情報で申し訳ないです。でも、ベストセラーだ！と認められたということですね。
  　私の本の場合は「食わせ本」ではなく，「（炭水化物を）食わせない本」ですよね・・・って，ツッコんじゃいます。
  　とりあえず，文藝春秋社は「このヘンテコな本はベストセラーだ」と認定してくれたようです。謝謝 でございます。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-06.htm#0611-06:00-5）

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• 　「リバウンド」についてのメールです。
  
  　世の中の数多のダイエット本が体重３キロも減らせば成功。５キロも減った日には驚異の減量と大騒ぎする中、１0キロ台の減量は普通のことでありなんの苦労もいらない糖質制限は別次元の破壊力といっていいと思います。（ビフォア、アフター参照）
  
  　いわゆるダイエット業界にとって糖質制限は，知られては困る。まして、広まることはなんとしても阻止したいでしょうね。これが広がれば自分たちの存在意義がなくなります。
  　なお、この業界におけるリバウンドの定義とは元の体重に戻る，もしくはそれ以上増える事としてますので、１１キロの減量をされた方が３キロ増えてもリバウンドとは言えないような気がします。７キロ減ってそれを維持できてればそりゃーたいしたもんです。
  　「糖質制限界」に慣れてしまうと10kg，20kg減量するのは当たり前で，しかもその状態がずっと維持されるので，2kgとか3kg増えただけで「これは異常ではないか」と思ってしまいます。しかし，このメールにあるように，「糖質制限以外のダイエット業界」では3kg減っては大騒ぎし，2kg増えたくらいではリバウンドとは言いません。
  　というわけで，「糖質制限をしているのに，糖質制限前の体重に戻った」場合のみ，リバウンドと評価するのがいいかもしれません。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-06.htm#0611-06:00-6）

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2014/06/10

【10:30】

• 　「特別食加算」についてのメールです。
  
  　本日拝見したブログの特別食加算について、気になることがあったので、メールにてご連絡させて頂いております。
  

  「あえて言えば呼吸器用の特殊食なので糖尿病では特食加算が取れないくらいでしょうか」

   

  　ですが、特別食加算の適用は、製品（この例であればプルモケアやグルセルナ）に付随するものではなく、診断名+特別食の食事箋で適用になるので、糖尿病の診断名+糖尿病食の食事箋で食事内容（経管栄養の内容）は問われません。もともと、日本では、食品において、疾患と関連させてはいけないことになっているので、プルモケアやグルセルナにも適応疾患の記載はないはずです。
  　したがって、プルモケアを使用しても、糖尿病の診断名と食事箋でプルモケアの使用を栄養科に指示しても問題なく特別食加算が取れるはずです。
  
  　また、糖尿病でない場合も、ＣＯＰＤの患者さんの場合、ＣＯＰＤは特別食加算の適用はありませんが、たとえば貧血がある場合、貧血の診断と貧血食の特別食加算の取れる食事箋でプルモケアの使用を支持しても、特別食加算は取れるはずです（含有する鉄の量は問われません。銅欠乏の貧血かもしれないですし）。
  
  　以上は私が理解している特別食加算の適用ですが、他の医師，栄養士の方々のご意見も伺ってみたいと存じます。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-06.htm#0610-10:30-1）

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• 　［練馬光が丘病院での治療例］についてのメールです。
  
  　先生の治療例は教科書にすべき内容そのものです。
  　それも、見栄えが綺麗な症例のみでは無く、全て嘘が無くそのまま掲載して頂いている事が、私のような若輩の医師には、本当に勉強になります。
  　是非とも、これから湿潤療法を取り入れようとしている先生方、間違った湿潤療法の知識で湿潤療法に対して反対されておられる先生方には、特に見て頂きたいです。これ以上の教科書は御座いません。
  　これからも、本当に大変だとは思いますが、宜しくお願い致します。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-06.htm#0610-10:30-2）

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• 　「疥癬の治療用軟膏」についてのメールです。
  
  　新たな外用薬としてクラシエ製薬から『フェノトリンローション』が発売されるようです。
  　新発売の時期は不明ですのでメーカーにお問い合わせください。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-06.htm#0610-10:30-3）

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【06:00】

• 　［練馬光が丘病院での治療例］に3例追加。
  
  　そういえば，先日の「豚皮揚げを食べる会」で初顔合わせとなった郡田先生が「私も週に2例，治療例をブログに掲載していますが，それでも続けるのは大変です。でも，先生は毎日3例！ しかも週に5日！ しかも症例写真は角度も画角もきれいに揃っていてすごく見やすい。一体どうやったら，毎日3例追加を何ヶ月間も維持できるのですか？」と，ちょっと褒められました。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-06.htm#0610-06:00-1）

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• 　「外科周術期に糖質制限を」について，最初のメールを寄越していただいた門脇先生からの提案メールです。
  
  　先日外科周術期管理における糖質制限についての論文を掲載して頂いた、公立富岡総合病院 外科 門脇 晋と申します。今朝の先生のホームページで、大分の消化器外科の先生の投稿を拝見しました。同じような悩みを持っている外科医がおり、大変うれしく思います。
  　学会で発表しても（糖尿病や肥満解消なんて外科医には興味ないのかもしれませんが）反応が全くなく、いつも残念な気持ちでいました。
  　論文で書ききれていない自験例の現在までの経験を、糖質制限の関心のある外科医同士でシェアできればと思います。
  　というわけで，この問題に感心を持っていらっしゃる先生方で，門脇先生と直接メールのやり取りをしたいという方は，お手数ですが私に連絡いただけないでしょうか。私の方からメルアドを門脇先生に転送します。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-06.htm#0610-06:00-4）

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• 　「外科周術期に糖質制限を」についてのメールです。
  
  　内科医です（一応透析室長）。
  　門脇先生のご報告、素晴らしいと思います。
  　当院では極度の肥満患者に試験的に糖質制限を行って10kg以上の減量に成功したことがありました。
  　しかし、1年ほど前から透析患者さんだけを受け持つことになったことと，ご飯はどうしても食べたい、という患者さんばかりのため普通の食事で糖質制限食をお出しすることはありませんでした。
  
  　当院は療養型で入院透析に特化している関係で経管栄養の透析患者さんが多い上に糖尿病性腎症からの透析患者さんが大部分なこともあり、経管栄養は必要に応じて糖質制限のものを用いています。
  　グルセルナEXかプルモケアが糖質を抑えてある製品になりますが、水分負荷が少なくて済むプルモケアを用いています。3缶1125Kcalあたり糖質79.2gと他の製品の半分くらいで、インスリンが不要になったりしています。カリウムが若干多いようで、人によってはカリメート液を１～２包併用する必要があるほかは特に不都合は認めません。あえて言えば呼吸器用の特殊食なので糖尿病では特食加算が取れないくらいでしょうか。
  　できればさらに糖質が少ない経管栄養食が発売されることを望みます。
  
  　また、経管栄養まで至らないが経口摂取が減ってしまった患者さんには透析中に脂肪乳剤とアミノ酸製剤を点滴しています。20％イントラリポス250mlを前半3時間、アミパレン400mlを後半1時間で透析回路から注入しています。脂肪乳剤の量が多いと思われますが、透析前の採血では中性脂肪は正常から低めで推移しており、しっかり利用されているようです。
  
  　以前は脂肪乳剤の代わりに50％ブドウ糖200mlを使ったりしていましたが、インスリンを混注したり大変でした。実際ブドウ糖を使っていた頃より長期にわたって栄養状態が保て、アルブミンも上昇してくるので患者さんのためになっていると考えています。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-06.htm#0610-06:00-2）

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• 　「糖質を食べると便が緩くなる」についてのメールです。
  
  　「糖質を食べると便が緩くなる」についてですが、糖質を食べるとムカムカする、糖質制限すると逆流性食道炎が軽快するのと通じるものがあり、インクレチンが関与していると思います。
  　食事摂取によりGLP-１、GIPなどの消化管ホルモン（インクレチン）が分泌されます。糖質摂取により、これらの消化管ホルモンが分泌されることで、インスリン分泌が促進されるわけですが、特にGLP-1には胃内容物排出遅延などもあります。GLP-1アナログでは吐き気など、消化管に関連する副作用が多いです。
  　DPP4阻害薬の方はGLP-1アナログと作用機序が異なるので消化器系の副作用が少ないのだと思います。
  　　　　　⇒【GLP-1】
  　　　　　⇒【インクレチン】
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-06.htm#0610-06:00-3）

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• 　「糖質を食べると便が緩くなる」についてのメールです。
  
  　以前の更新記録に
  

  「胃の出口は微妙に空いた状態で蠕動運動しており、液状の物だけ上手く流すことが出来る。」

   

  　という仮説があったかと思います。
  　確かに炭水化物は消化に時間がかかりますが、少しでも糖質が含まれる消化液が腸に届くまでの時間が10分だとすると妥当なところではないでしょうか？
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-06.htm#0610-06:00-5）

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• 　「疥癬の治療用軟膏」についての質問をいただきました。私はこの方面の知識がないので，どなたか，ご教示いただけないでしょうか。「この薬はクリーム基剤だが，効き目はいいので短期間使うならメリットのほうが大きい」なんていうような情報が嬉しいです。
  
  　現在、院内の外用薬を整理し，有害軟膏やクリーム類を撤廃しております。
  
  　当院にも疥癬の患者さんが入院されることがありますが，この時の外用はどのようにしたら良いでしょうか。（今までですとオイラックスクリーム塗布でした）
  　内服はするとして（ストロメクトールや抗ヒスタミン剤）、痒いところに何か塗ってあげたくなる気がしてしまいます。
  　外用抗ヒスタミン剤ですとレスタミンが有名ですがこれもクリームのみ。他にベナパスタ軟膏というのを見つけましたが，PMDAで添付文書をみると脂肪酸エステルなどの乳化剤入りでした。
  　何かありましたらご教授いただきましたら幸甚です。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-06.htm#0610-06:00-6）

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• 　「スタンディングデスク」についてのメールです。
  
  　スタンディングデスク、私もやってみようと思い立ち、先生が肘の高さがいいと書かれていたのでそれを目安に場所を探したところ、クロゼットの上段がぴったりでした。
  　なので、中にあった衣装箱をすべて出して整理してからっぽにして、ワークスペースに改造してみました。まだ慣れませんが、でも確かに猫背や前首は治ります。有益な情報をありがとうございます！
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-06.htm#0610-06:00-7）

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• 　「海外でのシャンプーレス」についてのメールです。
  
  　私もコペンハーゲンとかヘルシンキに行ったときに石灰分の強い真っ白いシャワー水（水道の飲料水はここまで白くないので、トイレとか風呂用の水は別なんだと思います）で髪の毛がバキバキになりました。
  　私の場合は、石灰分の強いところに行くときは、髪を洗う回数を極限まで減らします。
  
  　そもそも北欧だけでなく、フランス人はとくに毎日シャワーを浴びたりしないですし、髪もほとんど洗いません。洗顔も、水道水が悪いので肌が傷むからということでフランスの女性はしないですよね、ほとんど。まめな人が、化粧水のようなものをコットンに含ませて顔を軽く拭くくらいです。
  　なので、シャンプーレスというよりも髪を洗う回数（シャワーや入浴回数も）を減らすとかの方向で検討されるのもありかと思います。郷に入れば郷に従え、式ならば。
  　なるほどなぁ。目から鱗が落ちました。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-06.htm#0610-06:00-9）

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• 　「海外でのシャンプーレス」についてのメールです。
  
  　イギリスの「中硬水」地域に住んでいます。
  　ここ５、６年程シャンプーは使っていませんが、シャンプーレスを始めた当初は、投稿された方の記述にあるのと同じような状態を経験しました。硬水ではシャンプーレスがやりづらいことは、いくつかの「湯シャン」ブログでも指摘されています。
  
  　対策として、シャワーフィルターを試されてはいかがでしょうか。そんなに高いものでもないです。（べらぼうに高いのもありますが）
  　Amazonなどの通販サイトで、「shower, dechlorinate」で検索するといろいろ出てきます。ただ、自宅のシャワーホースの規格やサイズに合わなかったり、人によって効果も違うので、念入り選択されたほうがいいです。
  　私はこれを使っていました。なんと日本人の設計らしいです。「でもなんかチャちい…」とダメもとで使いはじめましたが、意外にも効果抜群でした。
  
  　ただ、私は３年ぐらい前からは、フィルター等は何も使っていません。無くてもまったく問題なくなったからです。髪が慣れたのか、水質が変わったのか、どちらなのかは分かりません。
  　私はラッキーだったようですが、友人のなかには、半年ごとに違うタイプのフィルターに買い換え続けてシャンプーフィルター・ジプシーになってる人もいれば、あんまり気にせずフィルターなしで強引に湯シャンで押し通しているツワモノもいて、いろいろです。
  
  　あと、思い切ってショートカットにする、という手もあります。（私はそうしました。髪の改善のスピードが速いし、ラクですよ）
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-06.htm#0610-06:00-10）

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2014/06/09

【13:00】

• 　今日は都内某病院の鎌田先生が見学に見えられています。現在治療中の「指尖部切断⇒composite graft」症例の経過にびっくりされていました（・・・私もこの症例の経過にはびっくりしていますが）。もしかすると，指尖部損傷の治療がひっくり返るきっかけになるかもしれない症例です。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-06.htm#0609-13:00-1）

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【08:30】

• 　「糖質を食べると便が緩くなる」についてのメールです。
  
  　10分以内というほど即行ではないですが、30分以内くらいでしょうか。しかも、不快な腹痛を伴います。
  　糖質制限開始後2か月ほどは便秘に悩まされましたが、その後はいわゆるバナナ状でトイレ滞在時間も2－3分です。この状態になってから、糖質を食べると便が緩くなるようになりました。なので、てっきり腸内細菌叢の構成が変わったためと思っていましたが、夏井先生の仰る通り、ちょっと速攻すぎますよね。
  
  　糖質制限を続けると、体が糖質を「毒」として正しく認識して排除するのかな、と素人考えですが、このアップをみて思いました。腹痛が「悪い物食べた」感じの大変不快なものなので・・・。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-06.htm#0609-08:30-1）

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• 　書店で見かけたちょっと気になる本。
  
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-06.htm#0609-08:30-2）

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• 　「海外でのシャンプーレス」についての質問メールをいただきました。
  　お湯シャンプーをずっと続けていましたが、海外に越してからどうしてもお湯シャンプーでは頭皮や髪の毛が綺麗にならず、悩んでいます。この失敗に何か化学的な根拠があるのかどうかが知りたく、メールを差し上げた次第です。
  
  　4年前からフランスパリへ仕事の関係で移り住みましたが、水質の違いからなのかお湯シャンプーがどうしてもうまく行きません。髪の毛をお湯で濡らすと髪の毛一本一本に油の膜が張っている様にベタベタし指通りも悪く、ギシギシしています。
  　外国の家で洗い場がない為、体を洗う前に、湯船にお湯を張って中で仰向けになり髪をお湯に浸して、のぼせない様に頭皮マッサージを十数分～数十分間続けています。頭皮マッサージ中もお風呂上がりも髪全体がもったりしており、乾かすと更にボリュームが増して手の施しようがありません。しかし根元部分はベタベタしており洗髪したばかりなのにまるで1週間風呂に入っていない様なギトギトで髪が束になり、不潔に見える。シャンプー前や後でもブラシで梳かすとまるで石鹸カスのようなベタベタした白い埃の様なものがブラシの毛全体にくっ付く。手櫛でも指にベタベタしたものがくっ付き不快。
  　髪の毛は量が多く癖毛、胸下まで届く位のロングヘアです。
  
  　以前日本に住んでいた時は問題なくお湯シャンプーができていたのにとても悲しいですし、できればお湯シャンプーを続けたいのですが、人前に出る仕事なので不潔に思われる見た目ではいけないのでハーブシャンプーやたまに重曹水とクエン酸水でのシャンプーをしていますが、それでも日本でお湯シャンプーをしていた時ほどのすっきり感がありません。
  
  　現在住んでいる地区の水道水の成分を書いておきます。何か今の現状を打開する方法があれば教えてください。
  

  【パリ水道局の成分検査の結果】
  pH7.9、塩素0.1mg/l、鉄2.3μg/l、硝酸塩25mg/l、硫酸塩27.3mg/l、カルシウム100.3mg/l、重炭酸塩264mg/l、塩化物22.7mg/l、フッ化物0.2mg/l、カリウム02mg/l、マグネシウム06mg/l、ナトリウム8.6mg/l

   

  　ちなみに以前住んでいたところの近くの成分表はこちらです(水道局発表の地域の成分検査pdfです)
  　化学はさっぱりなのですが、やはり硬度などがお湯シャンプーをやりにくくしているのでしょうか…？
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-06.htm#0609-08:30-3）

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【06:00】

• 　［練馬光が丘病院での治療例］に3例追加。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-06.htm#0609-06:00-1）

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• 　【糖質制限：何食べてる？】に追加しました。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-06.htm#）

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• 　糖質制限の講演用スライドをマイナーバージョンアップしました。最新版は6月8日作成のものです。ご覧になりたい方は本名，所属を明記してメールでご連絡下さい。
  　なお，以前ダウンロードしたことがある方は同じアドレスからダウンロードできますのでご利用下さい。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-06.htm#0609-06:00-3）

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• 　「外科周術期に糖質制限を」についてのメールです。
  
  　消化器外科医としてがんばりつつ、湿潤治療・糖質制限をほそぼそとつづけております。
  　入職後に早速外科病棟職員向けに糖質制限の話をさせてもらい、数人の職員が糖質制限を実践してくれて、既に効果を見せているようです。とてもうれしい限りです。ただ、一番理解して欲しい医師の賛同を十分に得られないのが残念です。
  
  　昨日、外科周術期に糖質制限を取り入れた論文を拝見させていただき、とても感銘致しました。と同時に、私と同じ消化器外科医に同志が存在することを知って勇気をいただきました。
  　これからも与えられた職場で頑張っていきたいと思います。
  　いつかぜひ大分の地で豚皮揚げの会が開催されるのを心待ちにしております。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-06.htm#0609-06:00-4）

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• 　「リバウンド」についてのメールです。
  
  　体重のリバウンドが生じる人はもしかしたら腸内細菌が代わってしまったのかもしれません．私もリバウンドがあります．11kgやせたのが今，そこから3kg増えています．
  　ほとんど食事内容は変わっていません．むしろ以前より糖質は減っているかもしれません．青汁をのみを飲んで生きている方のように腸内細菌が変化したのでは無いかと思っています．
  　仮説ですが．．．
  
  　なお，それでも眠気も生じないし，体調も良いのでそれで構わないと思っています．
  　糖質制限ダイエットではなくて糖質制限治療だと私は思っています．血糖のアップダウンが生じなければ，血管(眼底写真を見てもわかります)や体調に好影響を与える，それが糖質制限だと思っています．
  　糖質をきっちりとコントロールして血糖のアップダウンが無くなっていればそれで良いのではと思い始めています．どうもダイエットに目が向けられがちですが．それは一寸違うよと．．．そう思っています．
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-06.htm#0609-06:00-5）

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• 　こんなメールをいただきました。
  
  　持続性カルシウム拮抗薬　ノルバスク?錠誤飲・取り違え予防のために“つたわるフォント”で製品名と用量を錠剤に両面印字 との報道がありました．
  　本当に見やすいです．こう言う一見ローテクのように見えてハイテクで患者さん(とくに老眼の方)に配慮するのって「偉い」と思いました．誤用，誤飲も減ると思います．
  　なお，ファイザーとはCOIはありません(笑)
  　それとは間逆なのがこちらの商品。
  　　　　　⇒【「子供が飲んで病院送りになってしまった洗剤がこれなんだ…」同情されていた写真】
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-06.htm#0609-06:00-6）

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• 　「ワセリンアレルギー」についてのメールです。
  
  　首の湿疹はとびひでしょうか？ 皮膚科医の診断に任せるのが一番かと思いますが、もし私が医者に行かずに自力で治すとしたら…
  　洋服のタグがちょうど当たって痛そうな場所に湿疹があるので、服との摩擦で湿疹がさらに悪化しないようにワセリンは塗らずにプラスモイストのみを貼って経過を見ると思います。
  
  　湿潤療法は適度な湿潤を保つのが基本ですが，とびひの場合は対処がちょっと違うかもという話を夏井先生のアーカイブで読みました。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-06.htm#0609-06:00-7）

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• 　「Grain Brain」についてのメールです。
  
  　グルテンはたいていの糖質制限パンに使われています。成分表示に「小麦タンパク」とあれば、それがグルテンです。血糖値には影響はないようですが、脳の中枢神経に作用します。
  
  　「Grain Brain 」の本を原語（英語）で読むのはやや難しいという声も耳にしますが、グルテンの害については、川本治療所の先生もブログで書いておられます。（ご本人も糖質制限をなさっています。）　たとえば、「パンだけはやめられない」という記事や「グルテンフリー食も危険」などです。ひじょうに簡潔かつ明瞭です。
  　一方、グルテンについての言及ではありませんが、かくちゃん先生も、「Grain Brain 」の著者Perlmutter医師と同様に、全粒粉もよくない、というお考えです。
  
  　とどのつまりが、夏井先生がすでにテレビや本で何度もご説明のように、炭水化物はおしなべてよくない、と言うにつきると思います。　何とかして逃げ道をみつけて炭水化物・糖質をとりたがるのは、セイゲニストも非セイゲニストも大差ないような気もします。それだけ糖質の誘惑って強いということなんでしょう。
  　川本診療所ブログの過去記事を拝見すると、多くのセイゲニストが許容しがちな、ふすまパンや全粒粉パンなどが及ぼしうる悪影響に驚愕します。
  　川本先生いわく、「ふすまや全粒粉などの、未精製な物質ほど多くの「つなぎ」＝グルテンが多く使われている」とのことです。
  　また、先生が引用されているWilliam Davis 医師による「小麦は食べるな」（原題 "Wheat Belly"）によると、「全粒粉のパンを食べる事は、砂糖の入った炭酸飲料やお菓子を食べるより血糖値が上昇する」という検証もあるようです。
  
  　心身の健康は、体重や血糖値だけの問題ではないので、各自が糖質制限メニューを再考する必要がありそうです。
  　海外では炭水化物や穀物の危険性を指摘する本の出版が増えていますが，イギリスでベストセラーになっている本があり，現在翻訳作業が進んでいます。それには
  

  ①	穀物食品はエネルギー密度が高く，栄養分は低い。全粒穀物食品も例外ではない。
  ②	全粒小麦にはフィチン酸園が含まれている。これはカルシウム，マグネシウム，亜鉛などの栄養素の吸収を妨げる。

   
  と指摘しています。さらに「炭水化物は食物ではなく「飼料」と表現した方がいい」とまで書いています。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-06.htm#0609-06:00-8）

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• 　こんなメールをいただきました。
  
  　アメリカで今年５月に公開されたドキュメンタリー映画 「Fed Up」の予告編です。
  　英語のキャッチコピーは、「（アメリカ合衆国）議会は、ピザは野菜だと言っている。 」
  　日本での公開が待たれます。
  　「アメリカの議会ではピザは野菜だ」そうですが，「欧米人の多くは米を野菜と考えている」んじゃなかったでしょうか。「寿司は野菜（＝米）と魚だからヘルシー」と勘違いしている人も多いんだろうなぁ。同様に，「ジャガイモは野菜だからフライドポテトも野菜」と考えている人も少なくないはず。
  　その根底にあるのは，「野菜は健康によい。健康のためには野菜を摂取すべき」という根拠なき思い込みがあるような気がします。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-06.htm#0609-06:00-9）

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• 　「ワセリンアレルギー」についてのメールです。
  
  　私は、皮膚がとても薄くて弱いのでワセリンを買う時に日本薬局方の物でなく、少し値段は高いですが大洋製薬のワセリンにしています。(薬局方の倍以上の値段だったと思いますが)
  　「酸処理を伴わない精製方法により不純物を除去してます」と書いてあったので、安心して顔にも塗れるのでは？と思ったので。
  　これにして正解でした。
  　アレルギーの出た方も、何種類か試してみてはどうでしょうか。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-06.htm#0609-06:00-10）

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• 　「糖質を食べると便が緩くなる」というメールをいただきました。皆様はいかがですか？
  
  　糖質制限を初めて、約1年が経ちました。
  　普段は米・麦・芋など炭水化物はほぼ摂らないようにしていますが、付き合いなど必要な場合は普通に食べています。大体月に2-3回の頻度です。
  　そこで気づいたのですが、ラーメンのようにまとまった量の炭水化物を食べた翌日、必ず便が緩くなるようになりました。下痢までは行っていませんが、お腹が張りやすく、普段より緩い便が出ます。もしかしたら、乳糖分解酵素を持っていない人が牛乳を飲むと下痢をするのと同様、糖質制限を続けた結果、体が炭水化物を受け付けづらくなったのかも知れません。
  　私も糖質をある量（例：コロもの厚いカツを一人前とか）を超えて一度に摂取すると，覿面にお腹が緩くなります。しかも，食べてから10分も経たないうちに腸が反応します。
  　問題はこの「10分以内」という時間です。10分ではカツのコロモ（＝小麦粉）はまだ胃袋の中で，まだ何の変化もしていないはずです。それなのになぜ私の腸は反応してしまうのでしょうか？
  　「舌粘膜か口蓋粘膜に炭水化物センサーでもあって，それが脳みそに直結し，それから腸管に何かの指令が出ている」，としか思えない反応の速さですし，これ以外に説明できないような気がしますが，いかがでしょうか。それとも，別のメカニズムが作用しているのでしょうか。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-06.htm#0609-06:00-11）

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2014/06/07

【07:30】

• 　「ワセリンアレルギー」についてのメールです。
  
  　首に湿疹、連続しないで、飛び飛びに周辺へ拡散しながら悪化していくとこが興味深いです。（こういう言い方は当人たいへん失礼ですが）
  　ワタシの仲間にも、生まれついてのアトピーではなく、ちょっとした湿疹ができて皮膚科受診。ステロイド処方…塗布…ひどい悪化…。ひとによっては、全身に広がった。という仲間もいます。
  　ステロイド絶対悪。とは思いませんが、十分にリスクを知った上で、気をつけて使うべきクスリですね。
  
  　ワタシの経験から、
  

  1. 何も塗らないで放っておく
  2. シャンプー、石けんやめる
  3. 汗かいたら、濡れタオルでポンポン（拭かない、こすらない）
  4. 爪を深爪ぐらいに切る
  5. 首を動かし、血流よくする

   

  　で、改善した例が多いです。
  　首の後ろ側の湿疹。スマホ使いで、首まわりの血流が滞ってることが原因かもしれませんね。
  　患者さん、早くよくなるといいですね。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-06.htm#0607-08:00-1）

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• 　「ワセリンアレルギー」についてのメールです。
  
  　自分とよく似ているのでご報告まで。
  　日本薬局方白色ワセリンはもちろん、このワセリンが基剤の軟膏も、私は使えません。プロぺトはどうだろうと、主治医(化学物質過敏症の)に出してもらったこともありますが、似たようなものでした。
  　今のところ、日興リカ製の「サンホワイト」だけが使えます。私のように、一般的な薬品にも反応してしまう者には必需品ですが、保健は効きません。
  　そのサンホワイトでも、夏場は熱がこもり痒くてしょうがないです。
  
  　先生のページで、ざっくりと『ワセリン』と表現されることが疑問でしたので、お知らせまで。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-06.htm#0606-08:00-2）

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• 　「リバウンド」についてのメールです。
  
  　リバウンドについてお話が出ておりましたので、私の健診データから体重等の推移を表にしました。糖質制限食を続けている限りはリバウンド（糖質制限開始前の状態）する事はないと思っております。
  　いくつか補足をします。
  

  1. 糖質制限は2010年7月から開始
  2. 糖尿病薬ではメトグルコ1500mg、グラクティブ50mg服用中
  3. 体重は87kg→75kgへ減少しそのまま2年半ほど変化しなかった（ただしBMIは22～23だが、まだまだおなか周りに皮下脂肪たっぷり）
  4. しかしこの3月からメトグルコ、グラクティブをやめて時々普通食にするなど人体実験をした際3kg程度体重が増加した（HbA1cも6.0→6.9に変化した）
  5. 上記2剤を飲んでいないと正常血糖を維持できないと判断し再度服薬開始
  6. 糖質制限再開も体重が戻らず（リバウンドというほど元に戻ったわけではありませんが、もう少し減らしたい）

   

  　その他
  

  1. 血圧　収縮期で約20下がった
  2. 血清脂質は以前は上限を軽く振りきっていたが、糖質制限後は下限値を下回る事が多い（例：TG　糖質制限開始直前　850→　直近　65　、LDL　150→60　等）
  3. エパデールは糖質制限開始1年半後に1800mg服用を始め現在も継続しているが体重に影響はなかった
  4. 脂肪肝の所見は消失した

   

  　ご参考になれば幸いです。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-06.htm#0606-08:00-3）

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• 　「リバウンド」についてのメールです。
  
  　糖質制限丁度２年たちました。
  　約７キロ減　61→54㎏　55歳　男性　今年2月頃よりビタミンＢが良いとこちらに書き込みあったので、アサヒ　スーパービール酵母Ｚ　ディアナチュラビタミンＢ群、　ＮＯ　ＦＬＵＳＨ　ＮＩＡＣＩＮ、　ハイシーを毎日適量とっていたところ体調は良くなってそれは良いのですが食欲出過ぎ　て（朝からインスタントラーメンたべたくなるくらいでした。）
  　２kｇもどりました。ですので最近１か月は毎日は摂っていませんが体重も２ｋｇもどったままです。ビタミンは２－３日毎に減らして様子を見ています。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-06.htm#0606-08:00-4）

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• 　「外科周術期に糖質制限を」についてのメールです。
  
  　先日HPに掲載された「外科周術期に糖質制限を応用した症例報告」を拝見いたしました。糖尿病患者に限らず、これからの外科の周術期管理（経口のみならず補液）において、糖質制限の理論が適応されるべきと思います。
  　私は外科医ですが、特に胃切除後の食事内容に関しては、主食を含めた糖質制限食が必要ではないかと常々思っています。カロリー神話に基づく栄養管理、病院食を少しずつ根本から考え直していかなければならないのではと思っています。
  　ちなみに私は、経口摂取不能の「終末期がん患者」に対しては、補液は極力少なくし、グルコースは原則として投与しておりません。アミノ酸、脂肪製剤のみの内容です。低血糖になることもなく、病状安定し予後が伸びているような気がします。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-06.htm#0606-08:00-5）

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2014/06/06

【08:30】

• 　8月30日（土）に「豚皮揚げを食べる会 in 奈良」を開催することが決まりました。参加者募集開始は7月初旬の予定ですので，少々お待ちください。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-06.htm#0606-08:30-1）

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• 　「リバウンド」についてのメールです。
  
  　糖質制限を成功した後の体重増に限らないことですが、血糖→ケトン体移行中にも見られるビタミンB群不足があるように思います。
  　B1が、糖質の代謝に必要だそうなので、白米を食べるときには一緒にB1を含む食材も摂られるように注意されたらいいと思います。特に、玄米はそれ自体にB1を持ち、GABA、食物繊維もあるので、どうしてもお米が欲しい場合は、２、３日水に浸け発芽させた玄米がよろしいかと。
  　　　　　⇒【3大栄養素を脂肪に変えずに使い切るには、ビタミンB1、B2、B6が不可欠です】
  
  　もう１つ重要なのは、体脂肪の蓄積とは別に、炎症による浮腫みも人によってはあると思います。細胞レベルの炎症をおこすメカニズムは、
  

  ①	Toll様受容体（TLR）による病原体感知。 特に TLR-4は、飽和脂肪酸に反応しやすい。
  ②	活性酸素
  ③	炎症性エイコサノイド
  ④	サイトカイン

   

  　以上から、炎症の発生を抑える食事法は
  

  ◆	もっとも有効な方法は、細胞膜内のアルキドン酸レベルを下げること。これにより、ルイコトリエンの生成が抑制される。 糖質はほどほどに、オメガ６脂肪酸（リノール酸）の摂取を極力控える。
  ◆	次に同じくらい有効なのは、オメガ３オイルを摂取すること。アルキドン酸レベルを下げると同時に、EPAレベルを上げる。更に、抗炎症性のPPAR-Yを活性化し、活性酸素の生成を抑制し、TLR-4と飽和脂肪酸が結合するのを防ぐ。
  ◆	３番目に、ポリフェノールの摂取。これは、植物の色素。それらは、活性酸素の発生を抑制する強力な抗酸化物質である。更に、NF-KBの活性化も阻害する。
  ◆	最後に、飽和脂肪酸の摂取を控える。なぜなら、飽和脂肪酸は細胞膜内のTLR-4受容体を活性化するので。

   
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-06.htm#0606-08:30-2）

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【06:00】

• 　［練馬光が丘病院での治療例］に3例追加。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-06.htm#0606-06:00-1）

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• 　「リバウンド」についてのメールです。
  
  　糖質を取ると太る人は、スーパー糖質制限にしないとリバウンドするような気がします。
  　私は10年ほど前に、低GIダイエットとか主食を豆腐に置き換えるダイエットなどで痩せましたが、痩せた後、必ず元に戻りました。1年間で10kg以上痩せても、その後何年かかけてじわじわと肥えていくのです。その時は、1日1食だけ白米を食べたりする、いわゆるプチとかスタンダード糖質制限でした。
  　スーパー糖質制限にしてからは太る恐怖からは解放されました。もともと果物が嫌いなのと甘いものに興味がないせいか、義理でんぷん食いはあっても、砂糖果糖の摂取も渇望もなしです。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-06.htm#）

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• 　「リバウンド」についてのメールです。
  
  　糖質セイゲニストのハゲ親父です。
  　ここ三年ほどの私の食事は、朝＝ブラックコーヒーだけ、昼＝ゆで卵２個＋アイスクリーム（糖質約５５ｇ）、夜＝いろいろ（糖質はあっても数グラム程度）＋焼酎大量^^;です。
  　体重は最も少い時で－14kgと大幅に減少しましたが、それから徐々に増量に転じ、現在はそれより＋3㎏で推移しており、一番痩せていた時に買ったズボンが苦しくなっております。血液データに変化はありませんが、食事は全く変えていないのに、増量という現象にちょっとだけ納得いかない感があります。
  
  　しかしこれは「リバウンド」かというと、そうではないとしか考えられません。食事は変えていないのですから。また、おそらくこれが自分が生活していく上での妥当な体重なのだと思うしかありません。
  　江部先生の経験でも、糖質制限をすると体重はその人に適した値に落ち着くと語られています。
  　食事を糖質制限から糖質中心に変えたら、それは増量するでしょうし、それは「リバウンド」と言って良いでしょう。言葉の意味として「リバウンド」とは、糖質制限を解除したことによる体重増ということになろうかと思います。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-06.htm#0606-06:00-3）

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• 　「ワセリンアレルギー」についての質問メールです。
  　私は看護師ですが大変勉強になり、また、看護師界のやり方に疑問を抱きながら、湿潤療法・糖質制限を個人で取り入れさせて頂いております。
  　今回メールさせて頂いたのは、ワセリンアレルギーについてです。
  
  　身内が市販のワセリンで皮膚が荒れたので、アレルギーを疑って自宅でパッチテストをしてみた所(塗ったのは一晩、その後洗浄)、48時間ほどたって赤く膨隆したような湿疹になりました。テスト7日目の状態がこの写真です。 　やはり、市販のワセリンに含まれる不純物で起こしたと考えられるのでしょうか？
  　まず、首に湿疹があり、ワセリン塗布してプラスモイストを貼付したところ、悪化したので近医の皮膚科に行きました。悪化前後の写真です。 　皮膚科ではアンテベートを処方され、ガーゼを当てナイロンテープでとめる処置でした。浸出液もあった為すぐにガーゼを外し、アンテベートのみ塗布しました。翌日の写真です。 　翌日、更に悪化した写真です。 　冷却とアンテベート塗布で1週間後は悪化前の状態に戻っています。市販のワセリンでアレルギーが出てしまい、また、家の近くに湿潤療法に理解のある皮膚科がないので、このまま放っておけばよいのかご教授頂きたいです。
  　というわけで，皆様のお知恵拝借！
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-06.htm#0606-06:00-4）

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• 　「日本医事新報」についてのメールです。
  　糖尿病学会のcontroversy, TOPで扱ってます
  　　　　　⇒【日本医事新報2014-5-31】
  
  　同社は、Dr山田の最新所を刊行しました
  　　　　　⇒『緩やかな糖質制限ハンドブック』
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-06.htm#0606-06:00-6）

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• 　【栄養失調の子供が“追い付けない”理由】
  　「腸管内は腸内常在菌にとっての唯一の生態系である」ということを知っていれば，これは当たり前の研究結果と言えます。栄養失調の子どもの腸内細菌の種類が正常に戻らないのは，生後数年間，栄養失調状態に置かれると腸管内の環境が正常児童のそれとは全く異なってしまうためでしょう。つまり，「栄養失調状態の腸管」という環境でも生きられる細菌のみが細菌叢を作り，それは「栄養が不足していない腸管」の細菌叢とは全く異なっているはずです。
  　これは，私がよく例えに出す「降雨量の多い温帯の森は広葉樹で覆われ，降雨量の少ない乾燥地には多肉植物が生える」のと同じです。
  　記事の中の「下痢のあとの腸内細菌調査」も同じで，広葉樹林の一部を切り倒して更地にしても，また広葉樹林が再生しますが，乾燥地で多肉植物を引っこ抜いても，生えてくるのは広葉樹でなく多肉植物です。ちなみに，人間の虫垂は「腸内細菌の保存庫」として機能し，下痢により一時的に細菌が減少した大腸に虫垂で保存されている常在菌が進出し，それが増えることで元の細菌叢に戻ります。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-06.htm#0606-06:00-5）

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2014/06/05

【11:00】

• 　「リバウンド」についてのメールです。
  
  　私もリバウンド、経験しております。それも15か月の間に数回です！
  　初めの半年で9㎏一気に減量しましたが、月経前の糖質への渇望もあり、維持を目指してスーパーからスタンダードに移行を開始しました。当時はまだパッケージの読みがあまかったりして、結果的に糖質摂り過ぎ状態になり、4㎏ほどリバウンドしました。
  　これではいかん、とスーパーに戻して－9㎏を目安に制限に励み、解消しました。「食品別糖質量ハンドブック」が役立ちました。
  　1年経過した時点で、栄養療法の本を読み、ビタミンB群の不足が気になったのでB群に特化したサプリを摂り始めましたら、1週間ほどでスルスルと－11㎏まで減量しました（糖質制限開始時比較）。
  　月経周期で±2㎏ほど動くので、今は開始時比較－11㎏から－9㎏程度で安定しています。NZ在住なので、こちらのサプリを摂っています。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-06.htm#0605-11:00-1）

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【08:30】

• 　「リバウンド」についてのメールです。
  
  　私にはリバウンドそものがありませでした。
  　私はエセ糖質制限で、たま～～に糖質を多くとるときがあります。単純に、糖質とりすぎると体重に増えるだけで、真面目に糖質を制限してるとすぐに戻ります。
  　また、最近、多少とっても、あまり増えなくなった気がます。（初めて２年半ぐらい）
  
  　そもそも、リバウンドというか、糖質を食べたくなる時期？て事なんじゃないでしょうか？　どちらかというと精神的な依存の問題に思えます。
  　「リバウンド」についてはいずれアンケートを取ってみようと思います。今，アンケートの文面を考えているところです。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-06.htm#0605-08:30-1）

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• 　「リバウンド」についてのメールです。
  
  　私は、糖質制限をして一気に6㎏痩せましたが、1年後くらいから徐々にリバウンドして2㎏位戻りました。
  　そのころ、「かくちゃん先生」ブログ【新しい糖尿病治療～さらば糖質と過剰インスリン～】に、EPAに心筋梗塞や、鬱や認知症の予防効果があると書いてあったので、試にロトリガ（EPA＋DHA）を飲み始めたら、また痩せ始めました。
  　現在は糖質制限開始時と比べると1０㎏痩せています。ロトリガを飲み始めてから６㎏痩せたことになります。
  　私一例だけなので参考にならないかもしれませんが、EPAは、もともとイワシの油なので、副作用もほとんどなく、サプリメントとしても売っていますので、試してみてはいかがでしょうか？
  
  　ちなみに私のダイエットの全経過をブログに載せているのでご参照ください。
  　　　　　⇒【にしぼり整形外科　院長ブログ】
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-06.htm#0605-08:30-4）

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• 　5月31日の「豚皮を食べる会 in 大阪」の会場に［ソフトバンクの犬の顔が描いてある弁当箱］の忘れ物があったようです。お心当たりの方は私にご連絡ください。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-06.htm#）

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• 　私の外来で流しているマイナー・ジャズトリオ（・・・の一部）
  
  1. Paolo Alderighi
  2. Tim Richards Trio
  3. Vinnie Ruggieri
  4. Nikolaj Bentzon
  5. Re-Trick
  6. Tardo Hammer
   
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-06.htm#0605-08:30-3）

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【06:00】

• 　［練馬光が丘病院での治療例］に3例追加。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-06.htm#0605-06:00-1）

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• 　【糖質制限：何食べてる？】に追加しました。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-06.htm#0605-06:00-8）

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• 　最近のニュースに関するメールです。
  
  　「界面活性剤」を塗り皮膚を弱い状態にしたマウスでの実験です
  　　　　　⇒【食物アレルギー抑制、スキンケアにも注意を　兵庫医科大チームが発症メカニズム解明】
  　適量経口で摂取する重要性，界面活性剤を使わないスキンケアの重要性など，しくみが基礎研究でも裏付けられてきています。
  
  　それにしても「解明」という表現を気軽に使いすぎだと思います。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-06.htm#0605-06:00-2）

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• 　7月12日（土）に「朝日カルチャーセンター 名古屋」で糖質制限の講演を行いますが，そのあとに「食事会」を企画しました，というメールをいただきました。
  　名古屋での夏井先生の講演の後、金泉にて 【夏井先生との食事会】に参加ご希望の方は、前日の７月11日までに金泉へ申し込みをして頂きたいです。
  　　　　　⇒【韓国料理レストラン　金泉】，TEL/FAX （0561）84-6110
  

  ①	日時　：　７月１２日（土）講演会後、１８：００頃～を予定
  ②	食事会の参加費：おひとり￥４，５００－ お料理は金泉の糖質制限コース＆飲み放題となっています。
  ③	朝日カルチャーセンターでの講演に参加されない方でも食事会への参加は可能です。

   
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-06.htm#0605-06:00-3）

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• 　「AGA(男性型脱毛症）」についてのメールです。
  
  　小生はスキンヘッドであります。
  　なぜこうしたかは端折りますが、今日はスキンヘッドの効用について少々しゃべらせてください。
  

  ①	散髪しなくていい、すなわち床屋に行く時間と料金はなし、特に時間は金に換えられまへんがな…
  ②	ねぐせがつかない…あたりまえ？
  ③	すぐ乾く、タオルもちょっとでいい
  ④	ＡＧＡでもわからない…ほとんどね
  ⑤	白髪もわからない、染めるよりずっと経済的
  ⑥	夏は涼しい
  ⑦	冬は暖かい…不思議でしょうが帽子をかぶれば、あ～ら不思議、上着１枚分以上も暖かく感じますよ、いやホント
  ⑧	フケが出ない…シェーバーでやると、角質層（フケの元、というかフケそのもの）も剃っているようです
  ⑨	雨が降り出したらすぐ判る…メリットなのか？？

   

  　他にもいろいろありますが、これくらいに。
  　確かに「どうしたの？その頭？」といわれがちでしたが、すぐに慣れますね。困るわけでもないし。
  
  　ちょっとしたヨタ話、失礼いたしました。
  　何事も，やってみなければわからない，やってみて初めて分かることがある，ということでしょうね。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-06.htm#0605-06:00-4）

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• 　「外科周術期に糖質制限」というメールをいただきました。
  
  　江部先生に許可を得て、外科周術期に糖質制限を応用した症例報告をまとめました。
  　最近先生のホームページで、食道癌？患者さんの、手術前の糖質制限の是非について取り上げられていたことを思い出しました。PDFファイルを添付します。何かの参考になれば幸いです。
  　　　　　⇒【糖質制限　胆摘】，【糖質制限　S状結腸癌】
  
  　私見ですが、点滴や経腸栄養で過剰に糖分を投与（+インスリン注射）しない患者さんの方が、血糖値の乱降下が少ないためか、経過がいい（患者さんが元気という意味で）と感じています。入院中ですので、何かあってもすぐに対応できるというメリットもあります。手術を行う全ての科の先生方にも是非応用して頂きたいと思います。
  　糖質制限の外科周術 期への応用の是非は、やはり外科医が研究・開拓していかなければならないと思います。新しい知見がありましたら、またご報告致します。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-06.htm#0605-06:00-5）

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• 　「糖質制限とリバウンド」についてのメールをいただきました。
  
  　今年の２月に「炭水化物が人類を滅ぼす」を読んだ54歳男です。
  　合理的な解説に納得　ご本の通りに精進した結果，現在-10㎏を達成しました。お陰様で血液検査の数値も軒並み改善しました。13年前　禁煙本を読んで成功した以来の感動です。ありがとうございました。
  
  　しかし、最近リバウンド期がきているようです。気合いと根性以外に乗り越える知恵はないでしょうか？
  　よろしければご教示ください
  　私自身はリバウンドなしに2年半経過していますので，なんとも答えようがありません。そこで糖質セイゲニストに質問です。
  

  ①	リバウンドを経験したことがある／ない
  ②	リバウンド後はリバウンド状態から脱出できた／できない
  ③	どうやってリバウンド状態から脱出できましたか？
  ④	その他，リバウンドについて

   
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-06.htm#0605-06:00-6）

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• 　「The Big Fat Surprise」という本の紹介メールです。
  
  　ここへ来て、どんどんとこのような本が出版される傾向にありますね。何が引き金になっているのかはよく知りませんが。
  　　　　　⇒【The Economistによる本の紹介】
  
  　脂肪は悪者扱いされてきたが、実は、という内容らしく、副題は、"Why Butter, Meat and Cheese Belong in a Healthy Diet."
  　渡辺信幸先生のMEC食を連想させます。100ページにもわたる注釈や引用があるような本ですが、ページをめくるのがもどかしい本でもあるようです。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-06.htm#0605-06:00-7）

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2014/06/04

【14:50】

• 　「豚皮揚げを食べる会 in 名古屋」ですが，予定した定員になりましたので，参加募集を打ち切りとさせていただきます。多数応募いただき，ありがとうございました。

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【11:00】

• 　「豚皮揚げを食べる会 in 名古屋」ですが，残り17人です。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-06.htm#0604-11:00-1）

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【09:00】

• 　「Grain Brain」についてのメールです。
  
  　Grain Brainの著者以外の医師による研究報告です。やはりグルテンには問題があるとしています。
  
  　セリアック病およびグルテン過敏症の患者を主な対象としたものですが、その症状がゆるい場合は、本人も医師も「不定愁訴」として片付けがちで、長年にわたって問題に気がつかない人も多いようです。　困ったことに、歳をとってからグルテンフリーにしても改善は難しく、脳の疾患や認知症への影響が大きいと考えられます。
  　集中力にかける、頭痛または頭がすっきりしない、ボーっとしたり、簡単な用事をし忘れることが多い、疲れやすい、といった症状が頻繁にあるようであれば、食品にふくまれている「かくれ炭水化物」や、添加物としてふくまれているグルテンの有無を疑ってみたほうがいいかもしれません。別に病院に行かなくても、糖質制限している方ならまずは自分でチェックできると思います。
  
  　グルテンは、小麦、大麦、ライ麦に多く含まれ、大部分のシリアルや、餃子の皮、揚げ物の衣にも入っています。また、小麦からグルテンだけを抽出した「小麦グルテン」はパンのつなぎに使われ、まことしやかに「糖質制限サポート食材」として販売されているので注意が必要です。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-06.htm#0604-09:00-1）

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• 　「豚皮揚げを食べる会 in 名古屋」ですが，残り22枠です。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-06.htm#0604-09:00-2）

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【08:30】

• 　「豚皮揚げを食べる会 in 名古屋」ですが，残り23枠です。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-06.htm#0604-08:30-1）

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【06:00】

• 　［練馬光が丘病院での治療例］に3例追加。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-06.htm#0604-06:00-1）

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• 　7月19日（土）14:00から「豚皮揚げを食べる会 in 名古屋（揚げたての豚皮揚げとお互いに持ち寄った糖質オフのおつまみやお酒を飲食しながら，糖質制限について語り合う会です）」を開催します。定員は30名です。参加ご希望の方はメールでご連絡ください。また，同行者がいる場合はその人数も明記してください。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-06.htm#0604-06:00-2）

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• 　【糖質制限：何食べてる？】に追加しました。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-06.htm#0604-06:00-3）

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• 　5月31日の「豚皮を食べる会」参加者からのメールです。
  
  　先日の「豚皮揚げを食べる会 in Osaka」はとても楽しく、また糖質制限をを始めて４ヶ月の私にはとても勉強になりました。素敵な機会を頂き、とても感謝しております。
  
  　当日は、まず、初めて夏井先生にお逢いできた感激。それを上回りましたのは、スタイル良さとお肌の美しさへの感動です。
  　論より証拠！（論も大事ですが！）　一目瞭然とは、何よりも説得力と思いました。
  
  　そして、豚皮揚げがとてもとても美味しかったです。揚げたても、醒めてもイケますし、何よりいくら食べてもいいというのが、幸せでした。
  　更に、テーブルに並んだもの全てが、糖質への心配のないものというのも、常日頃、食べ物に○×△を出している身としましては、嬉しい限りでした。
  
  　また、悩んでおりました「月経前になると甘いもの（敵）をとりたくなって仕方がない」件につきましても、糖質制限歴の長い同性の方に、対処法を教えて頂き本当に有難かったです。
  　具体的には、甘いもので糖質の少ない物をあらかじめ用意しておくとのご意見が多かったです。抑えるというのは、やはり難しいのかも。また、糖質制限歴の長い方は甘いものが欲しいと感じなくなる方もいらっしゃり、励みになりました！
  
  　あまりに素敵な時間で早々と過ぎ去ってしました。まだまだ感謝も感動も尽きませんが、長くなりましたので失礼いたします。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-06.htm#0604-06:00-4）

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• 　「豚皮揚げを食べる会を〇〇県でも開いて欲しい」という連絡を頂いておりますが，手順は次のようになります。

  ①	林さん＠ポークおじさんに連絡を取り，林さんが行ける範囲かどうかを確認する。
  ②	私の予定が入っていない週末（土曜か日曜）を見つける。私に連絡して，その日でいいか確認する。
  ③	林さんに連絡して，彼が参加可能なに日時であることを確認する。
  ④	「キッチン付きレンタルスペース」のような「30人前後が入れて調理器具が揃っていて，安く借りられる」会場を探す。
  ⑤	以上が決まったら私に再度メール。会の告知や参加者募集は私が行います。
  ⑥	どんな会かというと，「室内で行うバーベキューだけど，肉を焼くのでなく豚皮を揚げて食べる宴会」みたいなものです。

   
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-06.htm#0604-06:00-5）

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• 　「AGA(男性型脱毛症）」についてのメールです。
  
  　方、日本にはめったに帰らず、テレビの番組も、現地のも日本のも含めてほとんど見ないので（ゆえにテレビを持っていないので）、「文化」の概念に疎いのかもかも知れませんが、先生の、「日本で暮らしたい人はどうしても「日本人のハゲに対する目」から逃れられない」という記述に、日本で暮らすのは、外国生活とは違った意味で大変なのだという思いを新たにしました。
  
  　個人的には、「日本人だからかなあ．．．」と思われた先述の方におおむね共感しますが、これも外国生活者的な考え方なのかも知れません。（投稿された方が海外在住経験者なのか、あるいは旅行を通してそう感じられた、洞察力に卓越された方なのか、いずれかは定かでないので、それはさておき。）
  
  　でも、日本の読者のかたでも同様の意見をおもちのところを拝見すると、たとえ置かれた環境は変わらずとも、生き方・考え方は変えられる、ということもできるのではないでしょうか。簡単ではないことは承知のうえですが。
  
  　ハゲを気にする男性のお気持ちもわかりますが、そうならば、シミや皺を気にして化粧品がやめられない女性にたいしても、「日本で暮らす以上は見栄えを気にする他人の目から逃れられない（から、化粧もやむえない）」ということになります。たとえそれが長期にわたって徐々に肌に悪影響を及ぼすのは明らかであるにも関わらず。
  　最終的には、「どういう内面をそなえた人間になりたいか」、「どういう生き方をしたいか」という個人の決断にかかってくると思います。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-06.htm#0604-06:00-6）

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• 　「AGA(男性型脱毛症）」についてのメールです。
  
  　このところの男性ハゲの話題の流れが、自分の中でしっくりこないので、心の整理がてらメールさせて頂きます。
  
  　私は五十代前半男性。生来頭髪が少なく、体毛はふさふさ。二十代後半には前額部が広くなりはじめ、三十代半ばで頭頂部まで不毛の大地が広がりました。それからは坊主刈りを経て、今は一日おきにカミソリで剃っています。スキンヘッドですね。
  　そんな感じではありますが、頭髪によって自分の気分が左右されることはありませんでした。血族内にハゲはおらず、久しぶりに会う親族からは頭を見るなり「あら～。。。」と言われて続けてきましたが、それがどうした的な感じです。
  
  　今回、男性ハゲが「差別」とか「攻撃」とか「マイノリティ」とか、そんな社会的な言語で語られていることがたいへんに意外でした。
  　世の中には美容整形をしたり、それを繰り返す人がいますが、その人の美醜感覚は他人の関知するところではありません。ブスと言われるから整形して美人になって見返してやった。で、まあ結構なことなんですね。（男性ハゲが治療可能な病気ではなく体質であるとの前提で）「ハゲと言われる、思われることが嫌だからプロペシア」も、ありですね。
  　私にとって、男性ハゲの治療（？）も、美容整形と同じ次元にしか思えないのです。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-06.htm#0604-06:00-7）

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• 　「AGA(男性型脱毛症）」についてのメールです。
  
  　文化や社会をふくめる環境がヒトを作るというのは確かですが、同時に、人間は社会や文化を変える意志力を持った存在です。また、文化は時代とともに変わります。外的要因のせいにしている限り、既成概念の変化や改善はありません。
  　日本人でもハゲているのをさして気にしない男性もいれば、欧米でも気にする男性はいます。こちら、イギリスの代表的な男性雑誌の記事です。
  
  　まぁ、ファッション雑誌は男性向け女性向けを問わず、すべからく毒にも薬にもなりませんが、「外見重視のいまの世の中」という指摘、また、「各自が自分にあった解決策をみつけるべき」という示唆は、もっともな意見であろうと思われます。
  　注意していただきたいのは、この記事の2ページ（末尾のNext Pageをクリックすると見れます）に、Propeciaの言及もあり、「プロペシアは両刃の刃」と表現されています。すでにプロペシアをお使いで、医師による事前説明がなかったのあれば必読でしょう。（そんなことかまわん、て言うのなら結構ですが。女性でも、「肌に悪いかもしれないけど、でも化粧しないで外に出るなんて考えられないっ」て言うかた、わりといますし。　これもまた、国をとわず、先進諸国では一定の割合で見うけられる共通の傾向のようです。）
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-06.htm#0604-06:00-8）

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• 　「爪甲の緑膿菌感染」についてのメールです。
  
  　そのかたの緑膿菌感染がどの部位であるかでしょう。
  　爪の緑膿菌は、形成外科していても、たまにみかけます。表面的なものは、つけ爪のかたでもみられるからです。
  　爪白癬があるようですから、爪剥離した下に生じているのか、上で生じているのかでしょう。表面であれば、放置でよいかもしれませんが、爪剥離した部分であれば、白癬の治療が必要にもなってくるかと思います。
  　白癬もあるようであれば、皮膚科の先生と相談していただくことがよいと思います。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-06.htm#0604-06:00-9）

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• 　「AGA(男性型脱毛症）」についてのメールです。
  
  　AGAのことがでていますが、根本的な疑問かもしれませんが、問題を提起された方は、何のために治療をされているのでしょうか。
  　AGAは本人が気にして希望されて治療する美容的な範疇の治療と思います。治療するのかどうかは、本人さんの希望と思いますし、保険適応外でも治療するかと思います。
  　最初に発言された方が治療なぜしているのか、という点がちょっとわかりませんし、論点がずれてもいるように思います。なにのために、治療をされますか？という点においては、患者さんごとにお返事は変わるでしょう。
  
  　保険適応外でも、進行を抑制する治療だとしても、治療を希望される方は居ますし、そのように説明を受けることで治療されない方もいらっしゃいます。
  　価値観はいろいろと思います。患者さんの悩みもいろいろと思います。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-06.htm#0604-06:00-10）

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2014/06/03

【06:00】

• 　［練馬光が丘病院での治療例］に3例追加。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-06.htm#0603-06:00-1）

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• 　「AGA(男性型脱毛症）」についてのメールです。
  
  　先般の私のＡＧＡの提起に対して、度々のご見識には深謝致します。
  　今回のＡＧＡの問題提起に関しては、先生のご見識は俯瞰したものを感じさせられました。（糖質制限に対しての、鋭い刃のような？見識とはまた違う）
  
  　本人の努力や才覚でどうにもならない問題に、解決を強いるのはあまりにも酷な話です。
  　それに比べれば、糖質過剰摂取で起こる様々な問題は糖質制限で解決できるので、こちらのほうがまだ易しい（優しい）と思いました。
  　ありがとうございました。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-06.htm#0603-06:00-7）

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• 　「AGA(男性型脱毛症）」についてのメールです。
  
  　プロペシアを中断した時に、ポストフィナステリド症候群という重い後遺症を残すことがあるようです。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-06.htm#0603-06:00-2）

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• 　「AGA(男性型脱毛症）」についてのメールです。
  
  　日本人だからかなあ．．．と思ってしまいました。
  　少し前に、Ｋ化粧品で白斑ができた被害がニュースになりました。不良製品を市場に出したメーカーがいちばん悪いです。でも、美白なんか気にしない人には起きなかった被害だと思うと、フクザツな気持ちでした。(夫の会社はＴ自動車系列で、米国・アジアに駐在した知人多数で、私的にも独身のときから、渡航経験多数回です。)
  　米国だと、褐色系の肌の女性は、美白ファンデーションは無意味。でも、何もしなくても肌の美しい人が多い。白色系の女性では、そばかすだってチャームポイントと好意的。白色美人女優系の女性は、メイクのたまもの。いろんな人がいるものだ。私の顔のシミは、ちょっと気になるけど、「鏡を見ない」方法で解決してます。シミがあるからと言う人とは、友だちにならなくていいです。顔のことを心配してくれるのは、化粧品のセールスさんだけでしょう。
  
  　上から目線的な違和感って？
  　「ハゲが気になる」「ハゲの薬を飲んでいる」って聞かされたら、励ましや感想は、「気にしすぎないで。薬には副作用もあるんだから、飲まないほうが健康かも」になると思うのです。ほとんどの人は、ハゲを痛ましい不治の病とはたぶん思っていないからです。
  　「ハゲが気になる」「ハゲの薬を飲んでいる」って言わなければ、誰もそのことを話題にしないし、誰かの髪をいつも気にするほどみんなヒマでも、関心ごとでもないと思います。
  
  　世間とウチとはまた別です。
  　夫婦げんかで、「××××、ハゲ。」「○○○○、デブ。」って会話になるならば、そのコミュニケーション力(人間関係)のほうを先に改善したほうがいいのではないかと、老婆心ですが。差別発言連発の不毛な会話を子どもに聞かせ、学習させることになってしまいますよ。
  
  　「確固たる自分」なんか持たなくていいです。精進しなくてもいいです。気にしなければいいのになーって、はたの私は思うのですが。。。ハラスメント発言は、言うほうの人格の問題なのだから。
  
  　海外に出かけてみてはどうでしょう？ 日本の狭―い常識がどれだけキュークツで誠実でヘンで素晴らしいか、体感できますよ。
  　ドアのない車が走る。びっくりなデブでも明るく陽気な人たち。おつりをちょろまかされても(日本人は金持ちだから)あたりまえ。「あなたは採血が下手。他のナースに替えて」と言える。
  　カオスワールドが実感できたら、ハゲの立ち位置もご自分の中で変わってしまうかも。
  　そういえば、いつもはそんなこと言うはずのない友人なのに、英語では店員にバンバン苦情を言ってました。(店員も負けずに言い返す海外の話。また、日本とは比べ物にならないほどテキトーなマーケット)
  
  　フォローになってなかったら、すみません。決して内服治療を否定するものではありません。
  　「海外に出てみれば考えが変わる」というのは正論ですが，「海外から帰ってくればそこはやはり日本」というのも事実です。海外に移住してしまえば「ハゲ問題」は解決するかもしれませんが，日本で暮らしたい人はどうしても「日本人のハゲに対する目」から逃れられないのです。
  　「美白化粧品事件」は，日本が「色白は七難隠す」という文化（＝価値観）だからです。なぜサウジアラビアやドイツで美白化粧品が売れないのかといえば，そこは日本ではないからです。
  
  　日本人の伝統的な生き方は「人様の目を気にして，周りに合わせて生きる」です。この生き方を決めたのが稲作（水稲）です。この記事にもあるように，小麦文化と稲作文化では生き方も考え方も異なります。
  　稲作，特に水稲は一斉作業が原則です。田に水を引き入れて水田にするのも，田植えも，稲刈りも一斉作業です。なぜ一斉作業が必要かといえば，「水は常に重力に従って低い方に流れる粘性の小さな液体」だからです。
  　水は放っておけば低いところに流れます。そして，一旦低いところ溜まった水を高いところに移動するには多大なエネルギーが必要です。だから，村のすべての田に水を引き入れるためには，田ごとの微妙な高低差を計算して水路を作り，ある日一斉に水を流す必要があります。そして，その後も水位の調節は続きます。水を使う以上，水の物理特性に従って生きるしかなく，それは必然的に「周りに合わせて生きる」生き方を生みます。ちなみに私見では，春のお花見は「田植え前の総決起集会」，盆踊りは「稲刈り前の総決起集会」みたいなものではないかと思います。
  
  　この「人様の目を気にする／周りに合わせる」日本人の基本的性向は，弥生時代に始まり戦国時代に完成した「本州全土で稲作を」計画（？）が生み出したものであり，日本社会の規範を作っています（何しろ，江戸時代日本人の8割は農民，すなわち米農家でしたからね）。
  　人口密度の割に驚くほど犯罪が少ないのも，満員電車が驚くほど静謐なのも，何か（例：美白化粧品）が突然大流行するのも，この基本的性向があるためではないかと思います。一方，この基本的性向の負の側面が「少数派を差別する」という傾向です。だから日本では，若年のハゲは差別的視線に晒されます。いくら「ハゲを気にしなくていいと思うよ。欧米ではハゲは普通だよ。欧米ではハゲは差別されないよ」と言われても，それは日本社会では意味を持ちません。「周りの目を気にする」は日本人の脳みそに深くインプットされているからです。
  　従って，「小麦文化圏の欧米ではこうだ」というアドバイスは「稲作文化圏」ではあまり有効ではありません。
  　「日本人も中国人やアメリカ人やイタリア人のように考えましょう」というのは土台無理な話です。中国文化が中国人を作り，アメリカ文化がアメリカ人を作り，イタリア文化がイタリア人を作るように，日本文化は日本人の考え方を作っています。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-06.htm#0603-06:00-3）

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• 　「コルセットライフと糖質制限」というメールをいただきました。
  
  　コルセット(体型補正用)(not腰痛用)を、お迎えしてからまだまだ３週間程度なのですが、コルセットライフにおける糖質制限について感想を報告させて頂きたくメールします。
  　「肋骨矯正による悪影響が～」「極端に細いウエストは美しくない～」「ファッションの歴史に逆行している～」「何処のコルセットが～」等の良し悪しに関してはテーマ違いということで割愛させて下さい。
  
  　まず入手後１週間程度の時期ですが、アンダーバスト≦ウエストなポッチャリ体型か、あるいはクビレの傾斜角度が大きいもの(を、最初のコルセットには選ばないと思いますが…)でもない限り、腹部の圧迫感よりも先に肋骨が悲鳴を上げます。その分腹部には「ゆとり」が残されているため空腹感も感じますし、繊維質や糖質を含む食事もそれなりに入ります。
  　昼食を外食にしてトンカツ(120g)→千切りキャベツ→麦入りご飯の順で食べたのですが、トンカツだけの時点ならもう一枚食べれそうなくらいの余裕があり、キャベツを食べ終わった時点で若干の満腹感を感じるものの少しの余裕がありました。ご飯はそもそも食べたくないので二口目くらいで残したい気分になり、(旦那様に怒られて)お茶碗半杯満たないくらいでギブアップしました。
  
  　2週間目くらいからコルセットに体が慣れて(もとい、肋骨が矯正されて)きて漸く腹部の圧迫感も感じるようになりました。この状態だと「常に満腹感がある」ような感覚で、糖質制限のおかげか満足感もあるので、とにかく食欲が湧きません。朝にコルセットを締めたら、労働の程度にも依るかもしれませんがヨーグルトやチーズを食べるか食べないか程度で夕食まで持ちます。逆に、意識して食べるようにしないと食べなさすぎで栄養失調になるんじゃないかと不安になる程度の食欲になります。
  　繊維質・糖質が入ると途端満腹感を感じるようになるあたり、糖質制限との相性はかなり良いです。
  
  　「食べ方順ダイエット」や「MEC食」の方なら糖質制限が進むのではないでしょうか。「食べること、やめました(森 美智代)」を再現すべく断食される方にもこういった腹部の締めつけは有効かと思います。が、そのためのコルセットを購入するくらいならサラシでも巻いているほうが経済的かと。
  　また、ウエストシェイパー(ニッパーとも)の類の時は食後ある程度時間を置いてから「吐きたくなるほどの満腹感」を感じるのが、コルセットの場合「閾値を超えると即満腹」だったので、この違いは少々面白く感じます。
  
  　14世紀の体型補正下着(ボディースーツのようなもの)から発展したコルセットは19世紀に「水泳用」「乗馬用」「睡眠用」などと多様化し、当時のファッション誌にコルセットが掲載されていたり「労働者階級の女性もコルセットを～」という資料まであったりするそうです。
  　コルセットによる健康被害が唱われる一方で、80代まで(コルセット着用は継続で)健康的に生きていたり、子供を4~5人生んだ女性が居た等、「健康的なコルセットライフ」を実証した彼女たちがどんな生活をしていたのか不思議でならないのですが、そういった歴史を紐解く資料には未だ出会えていません。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-06.htm#0603-06:00-4）

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• 　「爪甲の緑膿菌感染」という質問メールです。
  
  　爪甲の緑膿菌感染のことで伺いたいのですが、爪白癬の緑色版です。患者さんは数年前に肋膜炎で結核の治療で入院された経過があります。その入院時の日和見感染？
  　改善させるいい方法ありますか？　爪白癬は多くの人に見かけるのですが、緑膿爪はあまり見かけないので。よろしくお願いします。
  　私はこういう爪は見たことがありませんので，答えようがありません。というか，爪甲に緑膿菌が感染するって初めて知りました。どなたか，回答をお願いします。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-06.htm#0603-06:00-5）

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• 　「皮膚掻痒症」についての質問メールをいただきました。
  
  　訪問診療のクリニックを開業したばかりですが、患者さんはご老人が多く、いろいろな皮膚のトラブルを抱えています。たいていは白色ワセリンを始めとした、湿潤療法で処置し、良好な経過をたどりっています。
  
  　しかし本日診察した方は一筋縄ではいかなそうでした。
  　勤務医時代から外来でfollwしている方で、以前より皮膚掻痒症の診断で、
  

  アレグラ60㎎　2錠　分2
  プロマックD75㎎　2錠　分2（皮膚の全般的なトラブルに効果があるとの話がある）
  白色ワセリン　１日数回塗布

   

  　を処方していました。
  　しかし今回、「一日中皮膚がかゆくて、特に夜がひどい」ということで往診の依頼を受けました。診ると全身の皮膚が乾燥しており、ぼろぼろと皮膚が向けている状態でした。
  　私は入浴法に問題があるのではないかと疑い、「石鹸レス」や「垢すりレス」を指導しました。ところが本人は「以前から石鹸も垢すりも使っていない」というのです。
  　さらに「白色ワセリンを塗ると余計にかゆくなる」と訴え、「以前皮膚科でもらったアンテベート軟膏（ステロイド：ベリーストロング）とヒルドイドソフトの合剤がよく効いたので処方してほしい」との希望がありました。
  　私はステロイドもヒルドイドも使いたくなかったのですが、やむを得ず外用薬としてロコイド軟膏（ステロイド：ミディアム）のみを処方し、アレグラをアレロックに変更しました。
  
  　こういう症例はどのように対応すればよいのか、お知恵を拝借したいです。ロコイド軟膏の処方やアレロックへの変更でよかったのでしょうか？
  　ちなみに血液データは肝・胆道・腎などをはじめ大きな異常はありません。
  　患者（＝客）が［アンテベート＋ヒルドイド］を希望しているのであれば，シレッとしてそれを処方しちゃう，というのもありじゃないでしょうか。患者さんが「この軟膏が効くんだよね」と思っているなら，プラシーボ効果も期待できるし・・・。それで患者さんが笑顔になるなら，敢えて「これは違うよなぁ」という薬を処方するのも方便です。別に毒を処方するわけじゃないんだし。
  　たとえば，「うちの天ぷらは塩だけでお召し上がりください」という天ぷら屋さんがあって，客が「私はどうしても塩でなく天つゆで食べたい」と注文した時，「まぁ，味は好みですからね」とにこやかに天つゆを出すか，「オレの店で天つゆだと！ テメエのような味音痴の馬鹿に食わせる天ぷらなんぞねぇよ！ おとといきやがれ！」と追い出すかの違いです。
  
  　それと，長期間，様々な薬剤を皮膚に塗って生きてきた患者さんの皮膚は，理論通りの反応を示してくれないことが多いです。理論通りに考えればヒルドイドで乾燥して痒みが採れないはずなのに，理論（＝科学）に反してワセリンで痒みが増強し，ヒルドイドで痒みがとれたりします。合成界面活性剤の使用をやめると逆に痒みがひどくなる人もいます。だから私は，「数を集めれば標準偏差からはみ出る人も増えるものだなぁ」程度に考えています。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-06.htm#0603-06:00-6）

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• 　「Grain Brain」についての情報です。
  
  　Grain Brainをようやく読み終わって、頭の中を整理しているところです。
  
  　最大の関心事は、グルテンがどのように脳の機能や認知症に影響を与えるかだと思いますが、グルテン過敏は、グルテンの構成物質グリアジンに対する抗体が原因とのこと。この抗体ができると、免疫細胞のとある遺伝子が活性されて、炎症性サイトカインが発動し、脳を攻撃するんだそうです。もうひとつの問題は、この抗体が脳にある小麦グリアシンによく似たたんぱく質と結びついてしまうこと。
  　　　⇒これがβアミロイドなんでしょうか。
  
  　グルテンだけでなく、すべての穀物も食さない方がいいとしているのは、グルテン、糖、炎症亢進性食品、そして環境毒が組み合わさった時に、体内で最悪な状況を起こしている、特に脳がターゲットになる。
  　＊この部分を説明した記事をネット寄稿していました。
  　　　　　⇒【Gluten Sensitivity and the Impact on the Brain 】
  

  　頭痛、ADHD、自閉症、うつ、統合失調症も、グルテン過敏が原因の場合が多い。原因不明の脳の疾患には、グルテン除去食を実践すると、ほぼ治るそうです。
  
  　脳の機能活性には、コレステロールが大事で、自殺や事故まで、コレステロール不足が原因だと。心臓と脳の活動には、血糖よりケトン体のほうが25％効率が良い。
  　食事以外には、適度な運動と、睡眠、規則正しい生活が、脳の健康には非常に重要だそうです。
  
  　ネット上で勧めているサプリとは別に、食事療法実施時は、ビタミンB郡の幾つかをサプリを摂取するよう指導しています。血液検査をして、ホモシステイン数値を見て判断するようにとのこと。
  
  　グルテン過敏症でなくても、すべての人が、グルテンを排除した方が良い、と言ってます。

   

  　特に印象に残った面白い記述があったのですが、グルテン過敏になるかどうかは、遺伝と、母親の胎内環境及び出産法によって決まるらしく、生まれた時に、自然分娩か帝王切開かで、その後の人生で、統合失調症に罹る確率が大きく違うそうです。腸内細菌を母親から受け継ぐのに、自然分娩か、母乳/粉ミルクで、個人が体内にもつ細菌叢に違いが生じる。帝王切開などで、それを貰えなかった子は、後にアトピーや原因不明の病気に罹りやすいのかも。
  　また最近、健康な人の糞便を移殖する治療法がありますね。他人の腸内細菌をもらって、口から入れ込み十二指腸に置いて、手っ取り早く自分の腸内環境を改善する方法です。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-06.htm#0603-06:00-8）

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• 　5月31日の「豚皮を食べる会」参加者からのメールです。
  
  　先週末は、豚皮揚げの会、有難うございました。
  　会では、多方面に亘り、いろいろな方とお話でき本当に楽しかったです。
  　また、あんなに長時間飲んだにも係わらず、全く疲れなかったのは不思議です。職業柄、社内外の立食パーティーに参加する機会が多くあるのですが、いつもなら１時間もすれば疲れて、椅子を探してしまいます。
  　話題が多くて時間が経つのが早かったのと、糖質制限効果でしょうね。
  　林さんも夏井先生が仰ってた通りの実直で、素晴らしい方でした。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-06.htm#0603-06:00-9）

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2014/06/02

【08:30】

• 　「豚皮揚げを食べる会」についてのたがしゅう先生からのメールです。
  
  　先日の「豚皮揚げを食べる会 in Osaka」，大変楽しかったです．豚皮揚げの食感と味が，良い意味で予想を裏切ってくれて，お土産まで頂き大満足でした．
  　また，たくさんの糖質セイゲニストの皆さんが持ってこられていた差し入れもいろいろなパターンがあって面白かったですし，様々な職種の方々とも交流させて頂いて，おかげさまで充実した一日となりました．
  　また次のチャンスがあれば是非とも参加させて頂きたいと思います．
  　なお僭越ながら私の拙ブログの方でも感想を書かせて頂いておりますので，よろしければご覧ください．
  　あと面白いのが，糖質セイゲニストばかりの会合って，2時間経っても3時間経っても，皆がパワフルに飲み続け，しゃべり続けていて，疲れて座り込む人がほとんどないことです。糖質制限すると疲れにくくなることは皆さん実感するところですが，こういう宴会を見ていてもわかります。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-06.htm#0602-08:30-1）

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【06:00】

• 　［練馬光が丘病院での治療例］に3例追加。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-06.htm#0602-06:00-1）

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• 　【糖質制限：何食べてる？】に追加しました。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-06.htm#0602-06:00-2）

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• 　9月20日（土）に福岡県保険医協会で糖質制限についての講演を行うことが決まりました。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-06.htm#0602-06:00-3）

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• 　「書評」コーナーのデザインを一新。改良か改悪かちょっと微妙ですが，とりあえず「私はこうしたかった」という形式に書き変えました。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-06.htm#0602-06:00-9）

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• 　糖質制限の講演用スライドをマイナーバージョンアップし，「60分バージョン」，「90分バージョン」の二本立てにしました。最新版は6月2日作成のものです。ご覧になりたい方は本名，所属を明記してメールでご連絡下さい。
  　なお，以前ダウンロードしたことがある方は同じアドレスからダウンロードできますのでご利用下さい。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-06.htm#0602-06:00-12）

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• 　「口内炎」についてのメールです。
  　ためしてガッテンのうがいに関しては、こちらのサイトの中に詳しく記載されております。
  　番組内では3時間以上持続すると書いてありましたが、実際に同じ方法で口腔内細菌の変化を調べた報告がこちらになります。
  　この報告ですと、イソジンガーグルのうがいでも、3時間後には口腔内細菌の量は元に戻っており、口内炎予 防の効果を持続させるには2～3時間ごとのうがいが必要ということになり、ちょっとナンセンスかと思います。
  
  　ただ、私自身、学生実習で1週間NICUに入っていたときがあり、その時に毎日頻回(入室毎)のイソジンうがいをしていたらその間だけは口内炎ができなかったということはありました。
  　当時はうがいの効果かな？と思っていましたが、今思うと、うがい→風邪の予防→体調管理の充実→口内炎の予防、だったのかなぁ、と考えています。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-06.htm#0602-06:00-4）

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• 　「腸内環境」についてのメールです。
  　腸内環境の話題が出ていましたが、ちょうど自分も大腸内視鏡検査を受ける機会があったため、検査を受けてみました。結果は、全く問題なく自分で言うのもなんですが、きれいな腸だったと思います。
  

  38才、男性
  排便時出血があったため検査
  糖質制限は夏井先生が始められた月の翌月よりスーパー糖質制限（ほぼ肉食がメイン）
  

   

  　結果は、痔の出血という結果に。江部先生がおっしゃっているように、問題なのは糖質プラス脂質であり，肉食が腸内環境を悪くするわけではないと思われます。
  　食事は、肉をメインに卵と少しの野菜、チーズです。
  　ポリープがよくできる人に話を聞くと、みんな便秘がちで、後は遺伝と糖質をかかさず摂取が共通していました。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-06.htm#0602-06:00-6）

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• 　5月31日に紹介した「下腿潰瘍についての質問」メールを再録します。
  　治療に難渋しております。
  　　　　73歳男性
  　　　　#1.脳梗塞後遺症(H24年発症、左片麻痺)
  　　　　#2.下腿静脈瘤 　の患者です。
  
  　右下肢静脈瘤に対して、2012年1月、下腿上1/3から大腿部にかけて、ストリッピング、2013年8月6日に硬化療法を行われた患者です。足関節付近の潰瘍が悪化し、形成外科でアンテベート、アクトシンを塗布されつづけて、創が閉鎖しない状況でした。
  　当方は脳梗塞後遺症で通院困難のため、訪問診療にて対応していました。静脈瘤、皮膚潰瘍は本人の強い希望(生活保護であるため、本人、病院までタクシーで行ってそこでご飯を食べたりいろいろしていたもので、どうしても病院に行きたいという、ちょっとオイオイという感じの理由でした)で、病院に依頼せざるを得ない状況でした。
  　方針がありえない(アンテベート、アクトシン)ため、当方で診たい思いもありましたが、なかなか同意されませんでした。
  
  　本年2月になり、なんとか本人を説得して、当方にて湿潤療法を行いました。基本的にオムツ+穴あきゴミ袋で、壊死組織があれば適宜デブリドマンやワセリンを塗布し、自己融解させていました。4月ごろまで非常に順調な経過で、そろそろ完全に上皮化して、ゴールデンウイークぐらいには治療終了かなと思っていましたが、突然、潰瘍が悪化、線状のものを含めていくつか潰瘍が出現、悪化しています。
  　原因がいまひとつ、はっきりせず、先生のご意見をお伺いできれば幸いです。なぜ、線状に潰瘍ができるかも、いまひとつ理解できません。かゆみを伴い、掻破しているのではないかとも思うのですが、本人はしていないといい、かつ周囲の掻破痕が見当たりません。
  　　　　　⇒【Google drive】
  　経過写真を見ましたが，どういう病態で潰瘍が再発したのか，ちょっと考えつきません。このような下腿潰瘍の経験をお持ちの方はいらっしゃいますか？
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-06.htm#0602-06:00-5）

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• 　「SU剤による低血糖」についてのメールをいただきました。
  
  　糖質制限について講演することになり，SU剤による低血糖について以下のように考えましたが，こういう考え方でよろしいのでしょうか。他の先生方のご意見をお聞かせいただけましたら幸いです。
  
  ●SU剤の作用
  

  膵臓のβ細胞を刺激し、インスリンを分泌する。

   

  ●インスリンの作用
  

  骨格筋におけるグルコース、アミノ酸、カリウムの取り込み促進とタンパク質合成の促進、肝臓における糖新生の抑制、グリコーゲンの合成促進・分解抑制、脂肪組織における糖の取り込みと利用促進、脂肪の合成促進・分解抑制

   

  　SU剤内服中は血糖値が高くなくてもインスリンレベルが高く、グリコーゲンの合成促進・分解抑制され、さらに糖新生の抑制されているため、血糖値を維持できない。・・・A)
  
  　更にSU剤は　カルニチンパルミトイルトランスフェラーゼを阻害し、飢餓状態（糖質を摂取しない場合）に、脳をエネルギーとなるケトン体の産生を阻害する。・・・・B)
  
  　A）B)故にSU剤内服中は血糖値が60mg／dlくらいで、脳にダメージを負うような低血糖に陥る。
  　ちなみに72時間絶食した場合の血糖値は70mg／dlほどと報告されている。これは筋肉のアミノ酸から糖新生が起こった結果であると考えられる。
  　また、新生児の低血糖は30mg／dl以下であるとされている。これは新生児の血中ケトン値が2000μmol/l と非常に高く、脳のエネルギー源をケトン体によっているため、30mg／dl台でも脳に障害が起こらないと考えられる。
  
  　このことから、SU剤内服中に糖質制限は行ってはならない。また、生理学的に糖質制限と変わらないSGLT2阻害剤との併用も危険であると考えられる。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-06.htm#0602-06:00-10）

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• 　一昨日，大阪で「豚皮揚げを食べる会」を開催し，30人弱の糖質セイゲニストが集合し，食べまくり，飲みまくり，語りまくりました。その感想メールです。
  　本当に楽しい時間をありがとうございました。
  　関西にも糖質制限の仲間が大勢居る事を知り励まされました。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-06.htm#0602-06:00-8）

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• 　「AGA(男性型脱毛症）」についてのメールです。
  
  　先日ＡＧＡの事で投稿させて頂きました。本サイトの趣旨である、糖質制限や湿潤療法とはまったく関係ないのですが、ＡＧＡを題材として医学的見識を提示された夏井先生には深謝致します。また、本サイトに参加されている多くの糖質セイゲニストの方々のご意見も参考になりました。この場を借りて、皆様に御礼申し上げます。
  
  　様々なご意見や見識が出ましたが、それらに関して少し返答させてください。
  
  

  ①　ハゲは治らない病気．．．！？って、病気なんですか？

   

  Ａ：２０代の頃はあまりにも多髪で、その時はハゲを病気だと認識していませんでした。しかし、当事者（ハゲ）の立場になってからは、病気だと思うようになりました。
  

  ②	●別になくてもよいものは、いっそ切り捨てたほうが、楽じゃないですか？ そのほうが、いさぎよくてかっこいいですし　　、心身ともに健康にもなりそうな気もしますが ●「ハゲなんか、気にしない」って治し方もありますよ。髪がフサフサかどうかなんて、本人以外気にしませんよ。

   

  　Ａ：ありがとうございます。私の周りにも、そのような励ましの言葉を掛けて下さる方々は存在します。「ＡＧＡの薬なんかやめちゃいなよ」と。
  　しかし、その方々はハゲていません（その割に、ヘアスタイルだけは気にするという）。なんだか、金持ちが貧乏人に対して「金だけが全てじゃないよ」と言っているのと同じ感覚を抱きます。「上から目線」的な違和感ですね。（ご意見された方が、ハゲているか否か、または性別も存じませんが）
  

  ③　奥さまか彼女さんに「ハゲのあなたも、カッコイイ」と言ってもらってください。

   

  　Ａ：残念ながら、世間はそこまで暖かくはありません。
  　お互いの関係性が良好ならば、そこまでの寛容性もあるでしょう。しかし、その関係性が少しでも悪化すると、相手の弱点（マイナスポイント）を攻撃します。相手が薄毛ならば、そこが攻撃対象になります。
  　結局「何だかんだ言っても、ハゲはマイナスポイントじゃん」と思わずにはいられません。
  

  ④　経年変化とか、年相応とか、自分の名誉の歴史、って思えばいいのにと思うのですが。

   

  　Ａ：人間そこまで強くありません。
  　確かに、「確固たる自分」が持つ事ができれば問題はなく、むしろ「そのように精進すべき」というご意見ももっともだと　　は思います。
  　しかし、常時そのような精神状態を誰もが保っていられるのでしょうか？　そんなに自分に自信がある人ばかりがいるしょうか？
  　逆に、「プロペシアという逃げ道もある」という考え方もアリだと思います。
  

  ⑤　夏井先生の見識
  　　　●差別は多数派が少数派を異常とみなす事から発生する。
  　　　●明確に分けられない疾患を病気とカテゴライズする。

   

  　この解説が一番納得いきます。この二つが重なったときに、元々存在しなかったはずの「病気」や「問題」が誕生します。
  
  　①～⑤まで総合的に考えると、ハゲは元々存在していなかったはずの「問題」だったのかもしれませんが、悲しい事に少なくとも現在の日本においては「弱者側」に追いやられている事実は否定できません。弱者側は、劣等感を常に抱えて生きています。
  　劣等感は多数派（強者）からは分かりづらいかもしれませんが、どこかではけ口を作らないと滞留した劣等感はヘドロとなります。腐敗したヘドロは。様々な「問題」を引き起こします。
  　そのヘドロを放出する手段として、「プロペシアの使用くらい許されないのかよ」と思うのは私だけでしょうか？
  　またまた一般論を展開すると，前回「ハゲ，デブ，ちび」とちょっと刺激的な言葉を使いましたが，この３つは全く異なっています。
  　「ハゲ，ちび」は本人の努力で修正できない状態，「デブ」は本人の努力次第で改善する状態です（一部の遺伝的肥満は除く）。本人の努力や工夫でどうしようもできない「ハゲ，ちび」を笑いものにしたり差別の対象にするというのは，人間としてしてはいけない行為だと思うし，他人への配慮が不足していると思います。同時に，「ハゲ，ちび」と他人に言われた方は辛いだろうなぁ，と思います。「デブ」と違って「ハゲ，ちび」は本人の努力でどうにかできない問題だからです。
  
  　同様に，「貧乏」という言葉の意味合いも社会構造によって意味合いが変化します。
  　かつての高度成長期（昭和30年代～40年代）のように「社会の伸びしろ」が十分にあった時代では，「貧乏」は本人の努力次第で貧乏でなくなることができました（たとえ「金持ち」とまではいかなくても）。実際，「総中流時代」と呼ばれる「国民の殆どが貧乏でない」時代も到来しました。だから，高度成長期には「お前は貧乏だ」というのは貶し言葉として存在していいのかもしれません。努力次第で「貧乏でなくなる」ことが不可能ではないからです。
  　しかし，社会が成熟し，経済の伸びしろがなくなってくると，経済的に二分化・三分化に近い状態になります。貧乏な状態から脱出できない人が出てきます。これが「貧困化問題」の本質でしょう。そういう時代では「貧乏」というのは相手に投げかけてはいけない言葉になります。
  （この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2014-06.htm#0602-06:00-11）

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