2017/01/31
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［練馬光が丘病院での治療例］を更新。
この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2017-01.htm#0131-1 -
「豚皮揚げを食べる会 in 志木市」参加者からのメールです。
土曜日は楽しい会を開いていいただいてありがとうございました。
いつも通り、写真にちょびっとだけコメントを加えた簡素な記事ですが、豚皮会の様子をブログにアップしました。夫婦で参加しました。糖質制限歴６ヶ月のビギナーです。はじめての参加でしたが、夏井先生に気配りしていただき、すぐに話の輪に入ることが出来ました。皆さん気さくで糖質制限の話題で盛り上がりました。林さんの豚皮揚げ、揚げたてが本当に美味しかったです。
参加者についての感想ですが、 女性の参加者が予想以上に多く華やかだったのと、 男性参加者が夏井先生を筆頭にみんなスリムで本当にびっくりでし た。私も10キロ痩せてスリムですが目立ちません(笑)
毎日ブログを拝見している、 たがしゅう先生にお会いできたのも収穫でした。気さく、 素朴なお人柄で益々ファンになりました。
二次会も大いに盛り上がり心地よく酔えました。
最後に幹事、世話役をしてくださった皆さんに感謝しています。 また参加したい、楽しい会でした。ありがとうございました！この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2017-01.htm#0131-2 -
日経の記事についてのメール。
お世話になっています。
日経「脂肪燃やす体質へ低糖食」記事を添付します。この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2017-01.htm#0131-3 -
【東京のタクシー初乗り運賃410円へ タクシー会社では準備進む】
410円と言えば「チェーン居酒屋の生ビール一杯，ホッピーセット，ハイボール一杯，焼鳥2～3本，枝豆，鶏唐揚げ・・・」と同じです。これまでの初乗り運賃（760円）が「ローストビーフ，チーズ盛り合わせ，ビーフシチュー，ワインバルでのワイン一杯，焼き鳥8本セット・・・」だったことを考えると，ずいぶん安くなったことが実感できます。
これなら，「雨も降っているし，ハイボール一杯飲んだつもりでタクシーに乗っちゃおうかな？」という気分になりますね。この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2017-01.htm#0131-4 -
【肥満税 インドで導入を議論】
インドはベジタリアン大国ですが，ベジタリアンの食事は必然的に糖質過多になります。肥満の原因の一つは「ベジタリアンという不自然な食事」ではないかと・・・。この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2017-01.htm#0131-5 -
【食べ過ぎ注意！ 糖分をたっぷり含む、意外な10の食材】
この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2017-01.htm#0131-7
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【米入国禁止 空港の混乱、トランプ氏「航空会社のシステム障害が原因」とツイート（産経新聞）】
「常に自分は正しい。トラブルが起きたのは自分以外に原因がある」と主張する大統領。反省とか自制とか沈思とか熟慮という言葉が最も似合わない男です。この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2017-01.htm#0131-6
2017/01/30
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［練馬光が丘病院での治療例］を更新。
この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2017-01.htm#0130-1 -
「豚皮揚げを食べる会 in 志木市」参加者からのメールです。
初めて、参加させて頂きました。
昨日は、楽しいひとときを過ごさせていただき、ありがとうございました。
先生の温厚な表情、そして、飾らない人柄を、じかに見て、人間の器の大きさが伺いしれました。数人の方と、糖質制限の話をして、糖質制限に対して、新たな気持ちを持ちました。
このような機会を与えていただき、感謝感激です。次回の志木での会にも参加させていただきたいと思います。昨日は子連れでお世話になり、ありがとうございました。
二回目の参加でしたが、今回は残念ながらお子様連れの参加者は少なめ。でも、メチャクチャに走り回るわが子をたくさんの方々が面倒見てくださり、感謝でした。また、特に幹事さんにはいつも子供の準備までしてくださりほんとうに感謝です。
今回は話題の子供の糖質制限についてお話できればと思っていたのですが、やはり数名の方に伺うと皆さん苦労もあるご様子。でも三島塾にお子様を通わせていらっしゃる方から、励ましのお言葉をいただくこともできてとても嬉しかったです。
自分一人で糖質制限をすることにはあまり苦労もないのですが、家族までとなると理解を得ることはなかなか難しいものです。特に子供は学校、保育園、友達付き合いで糖質まみれになって帰って来ますので、糖質中毒からはなかなか抜け出せず。アレルギー体質の我が子達もお菓子をたくさん食べた翌日に症状が悪化することがわかっていても、目の前に美味しい物があれば食べてしまうものです。そして、夕方に低血糖で糖質を求めて発狂する子供達の姿をみた祖父母から子供に糖質制限なんかさせるなと叱られ親子喧嘩になる日々。かなり疲れます。やはり受験やスポーツなどの明確な目標がないと子供自身が糖質制限を納得するのは難しいように思えます。
少しずつ世の中で子供の糖質制限に理解が得られるようになることを祈るばかりです。
それでも、昨日はみなさんの持ち寄られた素晴らしいお料理からたくさんのヒントをいただきました。ますます低糖質な美味しいものを作れるよう頑張ろうとモチベーションアップして帰宅した次第です。
また懲りずに子連れで参加させて頂きます！ぜひまた皆さんの子供の糖質制限成功への知恵をお借りしたいと思います。
夏井先生、いつも素晴らしい場を提供してくだりほんとうにありがとうございます。そしていつも気配りナンバーワンですね。感謝です。この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2017-01.htm#0130-4 -
【カレーライスを低糖質に！「カリーフラワーライス」ならヘルシー＆時短で簡単】
この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2017-01.htm#0130-2
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【トウモロコシだけを食べ続けたハムスターが発狂し、共食いが始まる】
「穀物を食べる野生動物はげっ歯類（＝ネズミ）と小型鳥類（＝スズメなど）だけ」と言われていますが，この連中は穀物（＝主成分はβデンプン）をどうやって消化しているのでしょうか。βデンプンを直接分解できるのは細菌だけだからです。腸管内にβデンプン分解菌を住まわせているのでしょうか？
このあたりについていろいろ調べているのですが，正解が見つかりません。この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2017-01.htm#0130-3 -
生物の雌雄の体型差・体格差についてさまざま考えていますが，ちょっと思いついたことを列記します。
- 霊長類で，雌雄で圧倒的体格差があるのはゴリラ。これは，一頭のオスが多数のメスを支配する「ハーレム型社会」に特有の現象で，同様の体格差はトドやライオンにも見られる。ハーレム型社会では，体躯の大きなオスの方が生殖に有利になるため。
- それ以外の霊長類は，外見上の雌雄の差は非常に小さいか，ほとんどない。これらの霊長類では，発情期にメスの性皮が肥大したり，オスの顔の一部が変化する（例：マンドリルの頬部）ことで，「外見上の雌雄の違い」が明らかになる。
- 野生の哺乳類の多くは，外見上の雌雄の差はほとんどないようだ。ということは，発情期以外の彼らは異性を異性として認識していないのではないか。
- これらの動物で，発情期に異性を異性として認識するためには何らかの識別信号が必要になる。それが性器周辺から分泌される分泌物やそれが発する臭気，肥大した性皮なのではないか。
- 昆虫の多くは，幼虫時代は雌雄の違いはないのに，成虫になると雌雄が外見上大きく異ることが多い（カブトムシなどの甲虫，鱗翅目の一部など）。また，直翅目（キリギリスなど）や半翅目（セミなど）では，成虫になると雌雄で行動の違いが生じてくる。
- これは，昆虫では「成虫期」＝「繁殖相手を見つける時期」であり，いわば「発情期」であると考えると説明できる。昆虫の成虫は発情期だから，異性に外見でアピールしないといけないのかも。逆に，幼虫期は発情期ではないので，性差は必要ない。
- 魚類では，通常は外見上の性差はほとんどないが，繁殖期になると雌雄の体型の差が生じたり，雌雄の色調の違いが生じるようだ（これが婚姻色）。これも，「普段の生活では異性を意識する必要はないが，繁殖期のみ，異性の個体を識別しないといけない」と考えると説明できそうだ。
- 鳥類も幼鳥期には雌雄の違いはほとんどないが，成鳥になると雌雄で全く違う外見になることが珍しくない。これも「成鳥＝生殖可能」と考えると理解できる。繁殖と無縁な幼鳥期にセックスアピールしても無意味だが，繁殖期である成長期にセックスアピールはもっとも重要だ。
- 大胆予想すると，
- 個体密度が低い生物では，異性に対するアピールは「フェロモン（臭気），音声」がメインとなる。
- 個体密度が高い生物では，視覚にアピールしたほうが有利になる。
- 初期人類は「集団内のすべての成人メスと全ての成人オスは常にエッチする」ことで集団の団結を維持していた。このため，全ての個体に平等に性交の機会があり，ゴリラのように「体の大きなオスほど生殖に有利」という状況は生まれなかった。
- ハーレム型の社会では，オスは巨大な体躯を維持しなければいけなくなるが，これは個体の生存に有利にならないと思う。巨大な体躯の維持には大量のエネルギーが必要だからだ。熱力学的に考えると，ハーレム型の生物は無駄が多く，種の維持には不利になりそう。
この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2017-01.htm#0130-5 -
最近の雑誌。
この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2017-01.htm#0130-6
2017/01/29
2017/01/28
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「発芽蒸し大豆」についてのメールです。
「発芽蒸し大豆」のことで、わたくしも、大豆主食で、もう、２年になります。
わたくしは、納豆に発酵させています。
１２時間程度のお水の浸漬ののち、普通のアルミ鍋で、５～６時間程度煮ます。
そして、煮汁を捨ててから、タネ納豆を混ぜます。
ランチパックに入れて、アルミホイルでふたをします。
段ボール箱で、アンカで加温し、発泡スチロールの空き箱で保温して、温度を管理して発酵させております。
ウチでは、５０℃になってからで１２時間程度の保温で上手くいっております。
タネ納豆は、おかめ納豆を買ってきて使っています。
黒豆も、入れています、美味しいです。
なお、大豆は、２９．５ｋｇの、「雪の華」をお勧めいたします。この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2017-01.htm#0128-1 -
【ダイエッターに朗報！ 松屋が「ライスを豆腐に変更できる」サービスを開始していた!! ただし店舗限定】
松屋って一度も入ったことがないけど，これが食べられるなら行ってみてもいいかな？この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2017-01.htm#0128-2 -
【Google翻訳アプリの新機能「リアルタイム カメラ翻訳」を使いまくってみた】
マジですごいです。この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2017-01.htm#0128-3
2017/01/27
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［練馬光が丘病院での治療例］を更新。
【追加症例】
この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2017-01.htm#0127-1 -
「発芽蒸し大豆」についてのメールです。
スーパー糖質制限歴３年。すっかり生まれ変わったように健康になった６４歳の男です。主食は大豆です。「だいずデイズ」社が販売する「スーパー発芽大豆」は味も良く、自作の「発芽蒸し大豆」と共に利用してきました。ところが、たまたま商品に入っていた「だいずデイズ通信第９号」（２０１７年１月発刊）なる文書を見ると、とんでもない文章がありました。いわく「糖質は私達にとって必須の栄養素です。ゼロにすることはできません。炭水化物抜きダイエットが流行ったこともありますが、もともと日本人の腸はお米を消化吸収するのにふさわしい腸内細菌が豊富にいます」。
早速本社に電話して抗議しました。「私はスーパー発芽大豆の愛用者で、友人知人多数にも貴社製品を勧めて来た者だが、こんな根拠なきデマを印刷物で配布するというのは、そんな貴社応援団に唾を吐き小便を掛けるような侮辱ですよ」。対応した女性は絶句。長く待たされたうえで、鈴木と名乗る男性が電話を替わりました。私の「糖質は必須ではなく、ゼロにできる。イヌイットは糖質ゼロで健康そのものだったではないですか」という指摘に、「そうですね」と、誤りを認めました。しかし、来月号での訂正を求めると「ご意見は参考にはするが、訂正はしない」と言い張るのです。私は「貴社の会社としての社会的責任が問われている事ですよ」と指摘しましたが、頑なです。糖質制限を「主義者」として実践し、その社会的普及を己の義務と信じる私としては、「だいずデイズ」の商品はもう買わないことに決めました。
さて、そうなると、自作「発芽蒸し大豆」の技術的深化が問われると腕を組みました。そこで本ホームページの読者の皆さんに、情報提供を呼び掛けたくなりました。現在の手順は
- 大豆を２４時間水に漬け、「芽がピンクになって少し盛り上がる程度」にする、
- 金属のザルに移し、圧力鍋で加圧時間１７分間（鍋によって違う）蒸す、
- 小分けして冷凍する
です。もっと上手な手順をご存知の方、ご教示ください。（なお、美味しい良い大豆の入手先も知りたいのですが）。この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2017-01.htm#0127-2
2017/01/26
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［練馬光が丘病院での治療例］を更新。
【追加症例】
この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2017-01.htm#0126-1 -
【安倍首相は漢字読めない？ 答弁で「云々」を「でんでん」】
そう言えば昔，「未曾有」を「みぞうゆう」って読んだ首相もいたっけ。オリンピック関連のあの人です。
そう言えば，「踏襲」を「ふしゅう」と読んだ首相もいたっけ。現在，副総理兼財務大臣兼金融担当大臣をなさっているあの人です。この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2017-01.htm#0126-2 -
【マジか！ジャムの中身は半分が砂糖だという事実が明らかに！】
ジャム作りの動画を見ていると，マジでビビります。
ジャムは要するに保存食であって，冷蔵技術がない時代にいかに食品を腐敗させずに保存するかを求めて開発された食品です。体にいいかどうかなんて一切考慮せずに，ただただ保存期間を伸ばすために作ったものです。砂糖がいくら入っていようと塩がいくら含まれていようと，長期保存さえできればそれで目的達成。そういう中で，たまたま「栄養も豊富で長期保存できる食品」はありますが，大半は「体に良くないけど，長期保存はできる食品」です。この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2017-01.htm#0126-3 -
【移民嫌いのトランプ大統領、まじでホワイトハウスのスペイン語サイトを閉鎖】
ちなみに，トランプ大統領のお祖父様はドイツ系移民のこういう人でした。この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2017-01.htm#0126-5 -
【ＴＰＰ離脱に米農業団体が反発、輸出の先行きを懸念】
国内の産業がどのように成り立っているかについて知識のない人を大統領に選んでしまった模様。アメリカがTPPから離脱してのんびりと二国間貿易協定ですったもんだしているうちに，どっかの国がごっそりと漁夫の利を得るかも・・・。この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2017-01.htm#0126-6 -
【トランプ政権が環境関連の政府機関にかん口令 意見封じ込めか】
「ものいえば 唇寒し ワシントン」。この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2017-01.htm#0126-7
2017/01/25
2017/01/24
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［練馬光が丘病院での治療例］を更新。
この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2017-01.htm#0124-1 -
【トランプ「アメリカ製を買え！アメリカ人を雇え！」→イヴァンカ「・・・」】
【路上販売の赤いトランプ帽は外国製、就任式参加者に衝撃広がる】
馬脚という日本語はこういう時に使うんだっけ？この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2017-01.htm#0124-3 -
【話題の「麺なしラーメン」あの店ならダイエッターも腹ペコも満足】
この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2017-01.htm#0124-2
2017/01/23
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［練馬光が丘病院での治療例］を更新。
この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2017-01.htm#0123-1 -
「スポーツと糖質制限」についてのメールです。
アスリートの糖質に関しては、普段の食事はともかく、本番（たとえばマラソン真っ最中のドリンク）では、効率的なエネルギーとして糖質（むしろ普段より多め）は有用と考えます。普段糖質制限をしていて、運動時や消耗時などに糖質を摂るのは間違いではないというか推奨すべきだと思います。たとえば糖質を危険な薬物と考えても、普段糖質制限をしていれば、全く問題のない合法的ドーピングですよね。この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2017-01.htm#0123-3 -
「炭水化物は上質すぎるエネルギー源」投稿者からのメールです。
病人食のご回答ありがとうございます。
糖質制限の正しさは信じていますが、食欲のない人間に肉をたくさん食えというのは無理があるし、消耗性の病態に対して短期的なエネルギーとして糖質を容易に利用できるのは現代人のメリットだと考えて質問させていただきました。またアスリートの普段の食餌は別として、激しい運動時には適量の糖質は必要であろうという考えにも至りました。毒も薬になるなんて言葉もあるので、糖質も使い方やタイミングによっては有用なものであるという言い方をすればアンチセイゲニストも受け入れやすくなるかもしれませんね。
前から感じていたのですが、先生とメールで（今回はサイト上ですが）やりとりするときは緊張しますが頭がスッキリします。
緊張する理由は、質問を丸投げするアホだと先生に思われたくないから、そこで足りない頭ででも考えた一応の結論を自分の見解として表明し、ご批評を待つのが質問者の礼儀というか、義務だと思っているからです。でなければ対案を出さずに質問攻撃ばかりのどこかの野党と一緒ですから。 またその方が回答していただく先生にも、こいつはどこまで分かってるか分かってないかの判断がつき、質問に対する回答が絞りやすくなると思っています。時々自分の期待する回答が得られずに逆切れする人がいるようですが、なにを聞きたいかはっきりしない質問に問題があることもあるように思います。
スッキリする理由としては先生のご回答が科学的でありながら文学的にも簡潔だからです。例えば私の「上質すぎるエネルギー源」という言葉を社会的・環境的要因も含めて「便利すぎるエネルギー源」とより受け入れられやすい言葉で言い換えてくださったりするので、非常に腑に落ちるのです。自分のサイトに書いたことや患者さんへの説明が大丈夫か確認したいときに勝手ながらまた頼らせていただきます。この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2017-01.htm#0123-4 -
【＜トランプ大統領＞見えぬ米経済成長…雇用回復、戦略描けず】
これを病院に例えるとこんな具合になります。
その地域には大きな病院が一つだけあって，地域の住民は何かあればその病院を受診していました。しかし，住民の数が増えてきて，同時にその地域にもいろいろな病院ができました。特定の臓器や疾患に対応した高い専門性をうたう病院，低価格医療を提供する病院，救急に力を入れる病院，老健施設の病院などです。そのため，元からあった大病院の患者数は減りましたが，周辺の病院に紹介したり紹介されたりして，経営は特に問題があるわけではありません。
しかし，新院長が就任していきなり「この病院を偉大にする。偉大な病院を取り戻す。周辺の病院に奪われた患者を取り戻す。周辺の病院との間に壁を作り，患者のやり取りを停止する」と言い出したわけです。それを聞いて，「この院長ならなんとかしてくれるかもしれない」と考えた職員もいますが，大半の職員は「具体的にどうするつもり？ この病院には専門性の高い外来はないし，特殊外来もない。救急に力を入れようにも医者の数も看護師も足りない。周辺の病院と力を合わせて治療するのが現代の地域医療なのに・・・」とため息をついている・・・と。この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2017-01.htm#0123-5 -
「日本人と糖尿病」というメール。
こんな記事がありました。元の本があるようですが（しかもBLUE BACKS）,なんかおかしくないでしょうか。
一部を引用してみます。
さらに奥田氏は「日本における近年の糖尿病の増加は、カロリーの総摂取量に占める炭水化物の割合が減り、脂肪の摂取が相対的に増えたことと、運動不足にある」と指摘する。
「もともと日本人を含む東アジア人は(臓器にブドウ糖を取り込むために必要な)インスリンの分泌量が欧米白人の半分から4分の1しかない。
そのため日本人は炭水化物の摂取が減ると、ブドウ糖を十分確保できません。膵臓はブドウ糖を確保するため、インスリンの分泌を高めようと頑張りますが、次第に疲労し、結果インスリンが作れなくなり、それほど肥満でなくても糖尿病になってしまうのです。
これは欧米人にはない現象です。日本人が糖尿病を予防するためには、内臓脂肪を減らし、炭水化物をきちんと摂り、膵臓の機能を守ることが重要なのです」乏しい知識を絞ると以下のような疑問がわいてきます。皆様はどう思われますか。
- アジア人と白人のインスリン分泌量には大差がないはず
- 膵臓の疲弊を防ぐためにはインスリンの補給を外部から注射などで補えばよいのでしょうか（従来の治療？）
- その結果内臓などへ取り込まれたブドウ糖が過剰になった場合どうなるのでしょうか（脂肪のはずでは？）
- インスリン抵抗性をどう説明するのか（インスリンと糖の双方があっても糖が細胞に取り込まれないのがインスリン抵抗性と理解していますが？）
- 内臓脂肪は運動でしか減らないのでしょうか。糖質制限では減らない？
- 脂肪摂取増加と糖尿病の増加との関係は？
この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2017-01.htm#0123-6 -
いろいろな記事。
- 【夏まで半年！今はじめたい糖質OFFダイエットのコツ】
- 【揚げ物好きはうつ病になりやすい？ 】
私は揚げ物好きなんだけど・・・ - 【研究結果「肥満児はいじめられやすい」】
- 【-40kgに成功したプロが語る。失敗に終わったダイエット3つ】
この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2017-01.htm#0123-2
2017/01/21
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「カロリー制限、やっぱり長寿に効果あり」についてのメールです。
「栄養素（炭水化物・蛋白質・脂質）」の内訳でしょうか？
⇒【Table 2: Diet composition at each location.】この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2017-01.htm#0121-1 -
【糖質63％オフ！まったり濃厚さが想像を超えた「低糖質ショコラテリーヌ」新登場】
この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2017-01.htm#0121-2
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「炭水化物は上質すぎるエネルギー源」の追伸メールです。
あとは高熱で食欲がない病人や下痢の人がどういう栄養をとるべきか、皆さんのご意見が伺えればなと思います。私の考えは書いた通り、一時的に効率の良い栄養として液状の糖質を与えるのはありかなということです。薬剤についても言えることですが，副作用について知っていて投薬していればいいのですが，副作用があることを知らずに処方している医者がいたら，非常に危険です。
糖質も同じで，効果と副作用を知った上で「短期的エネルギー源だけど，副作用が現れない量」を摂取させるのはありだと思います。怖いのは，糖質の副作用（通常は長期的に発症する遅発性副作用）を全く知らずに「美味しいから」という理由で食べている人たち。この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2017-01.htm#0121-3 -
「スポーツと糖質制限」についてのメールです。
酒好きで、好き勝手な生活を続けてましたら、心房細動、痛風、狭心症、肝機能障害、高脂血症、高血圧、花粉症、と、病気のデパート状態になり、医者に出された薬を言われるがままに最長のもので12年以上飲み続けた結果、4年前に足の裏の感覚がなくなってしまいました。
それから健康法の迷走が始まり、玄米菜食一日一食では体を激しく動かした後のハンガーノックに苦しみ、2年半前に糖質制限を知って早速実施して本日に至ります。
薬の服用は2年半前に全てやめましたが、玄米菜食一日一食で減量できたのもあり心房細動と痛風以外の症状はほぼ正常に戻りましたが、薬なしでの痛風だけはまだ克服できていません。
しかし、年明けから足の裏の感覚も戻りつつあり、糖質制限なしには現在の私は有りえず、先生には本当に感謝しかありません。
ここからが本題です。
日本男子マラソン界の低迷は目を覆わんばかりの一方、少し前にはなりますが、女子マラソンにおいては、高橋尚子、野口みずきというメダリストがいます。高橋尚子と野口みずきの共通点は高地トレーニングです。
最近海外の研究で持久系スポーツ選手に糖質制限を行わせてケト対応（断糖肉食のフェイスブックのグループで使われている造語で、私も気に入って使っています）が出来るようになると、体脂肪をエネルギーを変換できる能力がケト対応できていない選手と比較して約2倍の差が出る様になるとの報告もあるようです。
エネルギーを出す能力に2倍の違いがあると、自動車に例えれば排気量が2倍の相手と戦う事になり、根性論などを持ち出してもとても勝ち目が無いのは明白です。
私は、最新の持久系スポーツ、トップ選手のエネルギー代謝理論はケト対応だと確信しています。
さて、高地トレーニングは、心肺能力や酸素を取り入れる力が強化される反面、高地では疲労回復に時間がかかったりして、調整が困難であるとされています。
女子マラソンのメダリスト2人が生まれた機序を昨夜急に思いつきましたので以下に考察します。
- 高地トレーニングでうまく調整ができ、酸素を取り入れる力が大きくアップした。
- その状態で低地に戻り更に練習を重ねると、酸素を取り入れる力が大きいので血中酸素濃度が上昇した。
- マラソンのように極限まで体を酷使する状況で血中酸素濃度が上がったので、その酸素をエネルギー転換に使えるように体が適応すると、ミトコンドリア系の活性がぐっと上がった。
- ミトコンドリア系の活性が上がる事＝ケト対応なので、ケト対応できている他国の上位選手と同等の条件で競いあえるようになった。
- そこから先は日本人特有の根性論などを重ね合わせれば、メダリストという結果が出た。
以上ですが、いかがでしたでしょうか。
日本の長距離陸上界でも早くカーボローディングなどをやめて、ケト対応してもらいたいものです。箱根マラソンの三連覇の青山学院は、ひそかにケト対応トレーニングをしているのではないかなどと勘ぐってしまう今日この頃です。この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2017-01.htm#0121-4 -
【5300年前のミイラ「アイスマン」、最後の食事は「ベーコン」か】
アイスマンの研究，まだまだ続いています。この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2017-01.htm#0121-5 -
「読売新聞の発言小町」についてのメール。
読売新聞の発言小町で（間違った）糖質制限のトピックスが立っています。
内容はおいといて（突っ込んでもしょうがないレベル・・）
斜め読みをして、世間は、いまだカロリー、糖質、脂質の概念は変わってないんだなーーと思いました。
「糖質をとらない体に悪い」と書いている人が多いのにビックリです。
証拠見せてみろよと言いたくなりますね。この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2017-01.htm#0121-6
2017/01/20
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［練馬光が丘病院での治療例］を更新。
この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2017-01.htm#0120-1 -
【｢食べ続けると痩せる肉｣の知られざる正体 牧草飼育牛と穀物飼育牛の違いと体への効果】
この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2017-01.htm#0120-2
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「スポーツと糖質制限」についてのメールです。
柳田選手を取り上げた記事の食事内容が「低糖質」だけれども同時に「低脂質」と見ているか、「いやそこそこ脂質も摂っているよ」と見るか、から始まったものだと私は認識しております。
その後で「ダルビッシュの苦言は正しいか。ソフト柳田の鶏肉＆ゆで卵8個トレの是非」の記事が出て、ローカーボに否定的なトレーナーに解説をさせることで「木に竹を接ぐ」内容となり、ダルビッシュ選手の意図をまげてしまったのではないでしょうか。
結局、糖質制限に批判的な方が独自の解釈を加えたために「火を煽る」状態になり、論点がずれたように見えます。
ダルビッシュ選手が師事されている方の1人は山本義徳さんで、山本さんはそうとう早い時期からローカーボに理解のある方だと認識しています。
今のブログとは違う「ランボー、クレー、モーツァルトあるいは不思議の環」というブログの2013.8.24の時点で
- ケトーシスは身体に悪い、という医者がいたら、それは無学である。
- 脳のエネルギーはブドウ糖だけである、という栄養士がいたら、それは無知である。
- ローカーボだと筋肉が落ちやすい、というトレーナーがいたら、それは無能である。
と書いておられます。また、山本さんのブログでは「糖新生」と「ケトーシス」との関係についても触れられていたので、もう一度熟読したいと思います。
アスリートのローカーボも、心拍数、有酸素運動主体の競技、無酸素運動主体の競技、種目別、年齢別、経験年数(練習時期)等々の体系付けができるとよいなぁと切に願います。
このあたりは実働しているアスリートの方、トレーナー、医師のコラボというか協働が必要なのかもしれません。この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2017-01.htm#0120-3 -
「炭水化物は上質すぎるエネルギー源」というメールです。
糖質制限についての考え方ですが私は「炭水化物＝悪者」というよりは「炭水化物は上質すぎるエネルギー源」という言い方を推したいと思います。糖質（糖類＋加熱デンプン）は「便利過ぎるエネルギー源」なんですよ。値段は安いし，摂取方法も簡単だし・・・。あまりにも手軽過ぎるし味も良いので，誰も手放そうと思わなかったのです。
もちろん自分自身が80㎏から運動もせず6㎏減量した経験もあり（そのあとピタッと変わりませんが）、火付け役の江部先生や夏井先生のご主張には全面的に同意しております。
中でも私が患者さんに力説している理屈は以下の2点です。
- 人類が糖質を十分に摂取できるようになったのは農耕文明の発達以降であり、遺伝的に体のしくみが多量の糖質を処理できるようにはなっていない。
- 必須アミノ酸や必須脂肪酸はあるが、血液中のブドウ糖は体内で作れるので必須糖質というものはない。
現代の栄養学で炭水化物摂取の推奨比率は、コメや麦などの炭水化物を多量に摂取できる前提で考えられたもので、本当に人類の体にあっているかどうかの検証はできていないはずです。
でもこれまでお世話になった糖質が悪者扱いされているのはちょっと可哀そうな気もします。知人や患者さんにあまり強く糖質制限を勧めると、胡散臭いと思われるのか、かえってかたくなに拒否されたりすることもあります。そこで最近私は「炭水化物＝悪者」ではなく「炭水化物＝上質すぎるエネルギー源」という言い方をしています。
本来の人間のからだはタンパク質・脂質主体の食事からブドウ糖をつくって血糖値を上げるというプロセスに慣れていたわけですが、農耕の発達により体が処理しきれないほどの良質なエネルギーが容易かつ過剰に摂取できる時代になり血糖が上がりすぎることによるトラブルが起こっているもので、ディーゼルエンジン車にハイオクガソリンを入れるようなものです（ちょっとちがうかも）と説明しています。。
最近の糖尿病薬で血液中の余分な糖分を尿中に出す働きのものがあり一定の評価を得ていますが、この薬を考えた人や処方している医師は血液中の余分な糖分はいけないものと考えているはずです。糖質制限派の医師も余分な糖分が体に良くないものと考えていますので、考え方の根幹は一緒です。ならばその糖分を最初から余分にとらなければ薬も必要なくなるという考え方が成り立つと思います。
私も炭水化物は今でも嫌いではありませんし、昔の人もたまには甘い木の実なんかも食べていたはずなので完全に糖質をゼロにするまでの必要性は感じていません。健康な人がたまの楽しみにご馳走としてちょこっと食べる分には構わないと考えます。
結局あんまり炭水化物を食べるなという主旨なのですが、農耕の歴史≒文明の歴史ですから悪者呼ばわりよりはリスペクトしたいのです。先生も「炭水化物が人類を滅ぼす」で感謝の意は表明されておられますよね。これを確認するため本を探したものの見つからず電子書籍版を買いました。（それにしても実物の書籍は買わなくなりました。電子書籍で困るのはバッテリー切れと先生のサインが貰えなくなることぐらいですかね。）
ついでに病人の食餌のことですが、まだ議論が尽くされていないと思います。ご批判覚悟で書きますが炭水化物を上質なエネルギーと考えた場合、体力の弱った病人に短期的に糖分を摂取してもらう分には有用ではないかと思っていますがいかがでしょう。米や麺が消化に悪いというご意見も承知しておりますが、果汁やスポーツドリンク・ゆるめのお粥など液体として摂取するのはあながち大きな間違いではないと考えています。
ヒトも動物も「食べていいものかダメなものか」の判断基準は一つだけです。「酸っぱいものと苦いものは食べちゃダメ！」という基準で，前者は腐敗したもの，後者は毒性物質であることを示しています。そして，この基準に引っかからないもの（＝酸っぱくもなく苦くもない）については「食べ物」として判断します。加熱デンプンは「酸っぱくもないし苦くもない」ため，食物と判断するしかないし，実際にヒトは現在でも加熱デンプンを食物として認識しています。
しかし，「酸っぱくもないし苦くもなければ食べ物としてよい」という判断基準は，自然界にもとから存在する物質について正しいのですが，加熱デンプンのように「自然界に本来存在しない物質（自然界のβデンプンがひとりでにαデンプンに変化することは絶対にない）」に対しても適応できる・・・かどうかは，実は保証されていなかったのです。
もちろん，自然界には糖類（ショ糖，ブドウ糖，果糖など）が存在し，これらは「酸っぱくもないし苦くもない」ものですが，本来の自然界には糖類は極めて少量しか存在しなかったので，糖類が問題を起こすことはなかった思われます（糖類は植物の貯蔵物質だが，主流派ではない）。
ところが，βデンプンは自然界に大量に存在します。植物の貯蔵物質として最も普遍的物質だからです。その結果，穀物やイモ類のβデンプンは加熱することで大量の食物に生まれ変わったわけです。
しかし，「食べられる物」と「食べて体にいい物」は同義ではなかったのです。ヒトも動物も「食べられる毒」を見分ける能力は持っていなかったのです。この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2017-01.htm#0120-4 -
「スポーツと糖質制限」についてのメールです。
件のトレーナーさん、調べ直したようで「アミノ酸からの肝臓における一日の糖新生の「理論的最大値」は、24時間で135g」と上限を引き上げました。質問者の私には一言もなく（笑）。
このアミノ酸利用の135gに、脂肪酸と分離したグリセリンを利用した糖新生や、腎臓での糖新生も多くは無さそうですがありますので、「糖新生」自体の上限は（理論上でも）もう少し上になりそうです。
もちろんダルビッシュ投手も山本さんも、丼飯を食べさせる野球部の栄養師や、五輪選手に試合前に糖分ばかり摂らせる方々よりかは断然「糖質制限」寄りだと思います。
⇒【燕・由規、ビール断ってキレ増す！ダルから“食トレ”「百歩譲ってウイスキー」】
今シーズンのご活躍を期待したいと思います。この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2017-01.htm#0120-5
2017/01/19
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［練馬光が丘病院での治療例］を更新。
この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2017-01.htm#0119-1 -
「ビールで血糖値は上がらない？」についてのメールです。
２型糖尿病の医師です。ビールで血糖は上がるかの実験を行いましたので報告します。
ビールはアサヒスーパードライ500ml（糖質15g）
血糖測定には持続血糖測定器（ FreeStyle リブレ Pro ）を使用しています。
詳細（機器のテキストデータ出力より。）飲みはじめは 18:18 です。時刻 血糖値 18:17 97 18:32 119 18:47 159 19:02 169 19:17 151 19:32 136 19:47 120 20:02 105 20:17 100 20:32 99 20:47 92 21:02 83 21:17 80 21:32 80
１時間以下でスパイクになったあと、２時間半くらいで血糖が最初より下がったのは発見でした。
残念ながら 21:32 にセンサーの期限が来てしまい、完全な波形がみれませんでした。
またいつか実験し直したいと思います。
ついでに過去実験したデータを公開しておきます。（FreeStyle Libre 使用)
それぞれの結果について自分なりの解釈はありますが、皆様の考察を妨げぬように事実のみを置いておきます。この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2017-01.htm#0119-2 -
「ダルビッシュと体脂肪率」についてのメールです。
柳田選手とダルビッシュ選手の件はとても興味深く見ています。「オリンピック級のトップアスリート8人に30日間超低炭水化物食を摂取させたが，筋力，運動能力に影響はなかった」というデータが出ています（Ketogenic diet does not affect strength performance in elite artistic gymnasts. J Int Soc Sports Nutr. 2012 Jul 26;9(1):34. doi: 10.1186/1550-2783-9-34.）。たがしゅう先生も紹介していましたね。
私が思ったのは次の２点です。
- ダルビッシュ選手の言いたいことは、低糖質と低脂質を同時並行するのは、アスリートとしてのパフォーマンスに影響があるんじゃないか、ということなのでは。
- 記事を通しての感想や評論が多いので、事実と解釈が入り混じっている。
その記事には「朝はたまごの白身のみ」食べることが記されています。つまり、低糖質と同時に低脂質も取り入れてし まっていると解釈されたように見えます。
それと柳田選手の食事がアスリートとして、またキャンプ前のこの時期に適したものかについては、選手としての実感から懸念を示されたものだと思います。
「柳田選手の食事に懸念」という記事も、ダルビッシュ選手の懸念の紹介よりも、「ダルビッシュの苦言」をつかみにして桑原さんというトレーナーの方の解釈が紹介されています。
ここは夏井先生のおっしゃる「事実」と「解釈」の腑分けが必要に思いました。
糖新生に関する反論(１日80ｇ以上できる)が出ましたが、内容を読むと「筋肉中のたんぱく質」が利用されると記載されております。←ここだけ読んだら「筋肉はや っぱり痩せるんだ」との解釈もできます。
その後のダルビッシュ選手のツイートを見ても師事を仰いでいる方と「低脂質」について触れていますので、「低糖質」と「低脂質」の組合せを「問題」と見ているのだなと思いました。
今回のこの件に関して私が知りたいことは、- 体脂肪率12％以下だとよくないという論文なり調査の出典
- ローカーボも（低脂質も）８週間以内にしないとよくないという根拠
- 低糖質+低脂質下だとアスリートはケトン体をエネルギーとして使いづらい(パフォーマンスに影響がある)のか
「子どもの糖質制限」は、年末に出た書籍でまた一歩理解が進んだ と思いますが、スポーツ選手のローカーボは種目の経験年数や種類によって取り入れ方も違いそうなので、百家争鳴の状態になると思います。
それでも「ローカーボは生活の基本事項」という意識が徐々に高まるとよいなぁ、と願っています。この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2017-01.htm#0119-3 -
「シャンプーレス」についてのメールです。
私は生来、皮脂の少ない体質で、毎日シャンプーを使っての洗髪が本当に必要か？と疑問に思っていました。
髪質も細く猫っ毛で最近は抜け毛も気になっていました。
3か月程前から思い切って『湯シャン』に切り替えてみたら、驚くほど抜け毛が減ってビックリしています。べたつく事も全く無く、むしろハリとコシで髪の毛がふっくらしています。
顔も、クレンジングオイルをやめて、朝の洗顔はぬるま湯で洗うだけにして薄くワセリン塗布。凄く調子が良いです。世の中、必死になって『古い角質をピーリング』だの、『毛穴の奥の奥の汚れまでゴッソリ落とす』だの言われていますが、踊らされてはダメですね～
我が家には高校3年生の息子がいますが、オデコには化膿を伴ったニキビが花盛りでした。「泡立てた洗顔石鹸で小まめに洗う」とゆう従来のニキビ対策をしていましたが、一向に良くなりません。
冬は頭皮が痒くフケもでるので、可哀想でした。
思い切って息子にも『湯シャン』に切り替え、洗顔もぬるま湯で洗うだけにしろ！とすすめました。
小さい頃からみていると、おそらく息子は『オイリーだけど乾燥肌』タイプではないかと。最初の2週間は頭も顔もべた付いてくじけそうでしたが、2か月程経った現在オデコにニキビは無くなりました（バンザイ）。髪の毛もサラッサラです（ヤッター）。
人により多少適応時間に差はあると思いますが『湯シャン』最高！必要以上に脂を洗い流してはダメですね。
とっても嬉しい体験でしたのでメールさせていただきました。この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2017-01.htm#0119-4 -
「耳掃除は必要か？」というメール。
先日のニュースで「まじでやめよう耳掃除。米医学会が声を枯らして警告」の記事を思い出しました。
記事の中に「大体の人は耳掃除は不要。必要な体質の人は正しい手入れに個人差があるため、医師に相談すること」とありました。
耳垢も身体の垢と同じで、必要なものということでしょうか。
私はついつい暇な時に、耳垢をほじって(掃除？)しまいます。
夏井先生に習い、「石鹸&シャンプー&歯磨き液レス」を始めて２年。抜け毛は減り、あぶら症だった皮膚は治りました(感謝)
せっかく進化の過程で得た物を「ゆき過ぎた清潔」で失ってるのかもしれませんね。この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2017-01.htm#0119-5 -
「糖質制限への理解度」というメール。
近頃は批判よりも、糖質制限をあたかも肯定しているような記事を見ることの方が多くなったという印象です。
ただ、なんといいますか、徹底したどうしようもない無知な糖質制限批判記事は笑えるのに対し，自分は理解しているぞ！という前提で、糖質制限？？の内容を解説されると....。ちょっと反応に困ります。
こんな感じです。
⇒【糖質制限ダイエット中にカレーはOK？食べ方や効果を解説】
現在の“糖質制限実行者”の大多数は多分理解できてないかもな～と感じています。
例えば大人の糖質制限OKで子どもの糖質制限には猛反対な方々とか。この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2017-01.htm#0119-6 -
【カロリー制限、やっぱり長寿に効果あり 「論争に一つの終止符が打たれた」】
「食べ物」を「カロリー」に換算することに意味があるのでしょうか。これは，次のように考えるとわかります。- 「食べ物」を「燃やして発生する熱量」に換算
- 「食べ物」を「栄養素（炭水化物・蛋白質・脂質）」に換算
- 「食べ物」を「含有する分子」に換算
- 「食べ物」を「含有する原子」に換算
- 「食べ物」を「含有する素粒子」に換算
- 「食べ物」を「色調」に換算
- 「食べ物」を「質量」に換算
- 「食べ物」を「臭気」に換算
「食べ物」を「質量・色調・臭気・原子・熱量」で分類するのはナンセンスです。生物学的に考えると，意味があるのは【「食べ物」を「栄養素（炭水化物・蛋白質・脂質）」で換算】だけです。
「長生きのために制限すべきはカロリー」ではなく，「長生きのために制限すべきはどの栄養素か」で研究すべきでしょう。「カロリー制限が寿命に影響」しているのは，「過食」は体に悪いからでしょう。この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2017-01.htm#0119-7
2017/01/18
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［練馬光が丘病院での治療例］を更新。
この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2017-01.htm#0118-1 -
「ダルビッシュと体脂肪率」についてのメールです。
体脂肪率とは少し話が変わりますが、紹介されていた記事に載っていたダルビッシュ投手の「筋肉を削る」というコメントについて調べてみたところ、どうやら彼は「糖新生」のことを気にしていることがわかりました。不勉強なトレーナーに指導されると残念で中途半端な知識しか得られない，ということのようです。
ダルビッシュ投手のトレーニングを指導されている方が「糖新生から得られる糖は1日80gが上限」と考えているようです。
まっっっったく納得できなかったので（笑）、調べてみると「糖新生から得られる糖は1日80gが上限」としているサイトが数多くありましたが、これはSubstrate Metabolism in Surgeryという論文に掲載されたある図（添付参照）を見たどなたかが勘違いして唱えたことのようだと推測できました。
糖質セイゲニストには特段目新しい情報はないと思いますが、あとは下記記事をご覧いただけますと幸いです。この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2017-01.htm#0118-2 -
「手島先生の意見」について，かもと整形外科医院の嘉本先生からのメールです。
てしま先生のメールに同感です。
“たぶん、HPの医師リストに名乗りは上げていなくても、密かに湿潤治療を～～～医師はきっと多いのだろうと思います。恐る恐るでも手を挙げる医師が増えてくれればいいのにな”はい、自分自身も夏井先生の斯様なるご尊顔の頃から湿潤療法を始めていましたが、リストに載せていただくようにお願いするには、恐る恐る結構時間がかかりました。
当初はプラスモイストやヘモスタ、ズイコーパッドの様な優れた被覆材はなく，高価なハイドロサイトを切り分けて用いたり、ラップを使ったドレッシングでは浸出液が溢れだし患者さんからは感染しているじゃないか！と怒られたり試行錯誤の日々でした。
でも一番の問題は指尖損傷や低温熱傷などのさまざまの治療過程において、一般の診療所では症例も少なく自信を持って創傷治癒の“見立て”が立てられないことにありました。
しかし、症例の写真をメールに添付して夏井先生にご相談すると、即返事を頂き、少しずつながら治療に自信が持てるようになりました。
ある困難な症例に対して夏井先生に言われたことは
“もしこの怪我を治すことが出来たら患者には幸福を、嘉本には今までにない自信が持てるようになるぞ！“とアドバイスしていただきました。そして時間（一年は）はかかりましたが、なんとか治癒に至ることが出来ました。
今では、自信を持ってこの程度の創傷はいついつまでに、良くなる。あるいは、この傷は絶対治らないが（骨膜の部分が閉じない例など）悪くはならないといったような、見立てをもって説明が出来るようになりました。
しかし普段外来をやっているだけでは、圧倒的に症例は増えずなかなか自信を持つことは出来ません。そこでお勧めするのは、やはり夏井先生の外来見学、そして日々更新される多くの症例写真を頭にたたきこむことであろうと思います。この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2017-01.htm#0118-3 -
【世界最軽量777gの13.3型ノートPCに企業向け6型Win 10タブも!! 富士通が新PC群を発表】
13.3インチで777gという驚異のノートパソコン登場！ ちなみに，これまで世界最軽量の座を維持してきたNECはこれより軽い13.3インチマシンを計画中とのこと。
とは言っても，バッテリー駆動時間が公称8時間ということは，実質は5時間程度でしょうから，一日フルに使うのは無理そう。これだったら，上位機種の「913gだけどバッテリー17時間」の方が実用的かも。
いずれにしても，ノートパソコンで軽さは正義です。この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2017-01.htm#0118-4 -
「シャンプーレスについての記事」というメール。
比較的まとまっています。私は10年近くシャンプーレス生活です。フケはなくなったし，痒みもないし，抜け毛は減ったし，枕カバーの加齢臭もなくなりました。逆に，シャンプーすると頭が臭くなり，抜け毛が増えます。
⇒【｢ノーシャンプー｣生活は頭皮や髪に効くのか 立ちはだかる2つのカベ】この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2017-01.htm#0118-5 -
【何とかせにゃ】
西原理恵子の漫画には「白サイバラ」と「黒サイバラ」がありますが，これは典型的な白サイバラ。この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2017-01.htm#0118-6 -
【HTML形式でプレゼン用のスライドが簡単に作成できる「WebSlides」】
HTMLが書ける人なら楽勝で使えるツールです。使ったことがないタグの勉強にもなるしね。この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2017-01.htm#0118-8 -
【就任目前支持率は40％＝近年の大統領で最低】
「選挙戦の時はウケ狙いで過激発言をしているだけ。大統領に就任したら，大統領らしい思慮深い行動をするはず」と信じて投票した人々が，「こいつはもしかしたら，大統領になってもアホ発言を続けるつもり？ もしかしたら最悪の男に投票しちゃったかも・・・」と我に返り始めたようです。この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2017-01.htm#0118-9
2017/01/17
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［練馬光が丘病院での治療例］を更新。
この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2017-01.htm#0117-1 -
「プラスモイストP取り扱い薬局：神奈川県」に，横浜市旭区のハックドラッグ鶴ヶ峰薬局を追加しました。
この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2017-01.htm#0117-3
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「麺抜きのお蕎麦屋さん」情報です。
うちの近所の蕎麦屋さんで、麺を細切り大根に変えてだしてくれるところがあります。
タンメンなんかも麺抜きで野菜増し可能です。メニューには載っていませんが，店主はお客様のリクエストには可能な限り対応しますと言っております。
いわゆる町のソバ屋ですが、メニューも豊富です。この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2017-01.htm#0117-2 -
てしまクリニックの手島先生からの報告メール。
先生のHPの「湿潤治療関連の医師リスト」に大変お世話になったのでお礼のメールをお送りしたくなりました。
昨年末に鹿児島の自宅で下腿に低温熱傷を負い、近所の皮膚科で「ゲーベン＋フィブラストスプレー＋ガーゼ」の治療を受けていた女性が、年明けに当院を受診されました。
なんでも、ふるさと祭り＠東京ドームへの出店のため怪我を押して上京したものの、急に患部が痛くなり、仕事に差し障るため、ドーム近くだった当院を見つけて受診してくださったとのこと。
なので、湿潤治療を知っていて受診されたわけではなく「たまたま」の出会いでした。
わたしが診察したのは初診から4日目までの計3回ですが、治療方法が変わったとたん、それまで停滞していたやけどの様子が改善してきて、患者さんも驚き喜んでくださいました。
とは言え下腿の低温熱傷、治癒までにはまだ時間がかかります。初めての湿潤治療で生じるトラブルで心配になることも今後ありうると思い、鹿児島のご自宅から通院可能な病院を探しました。たまたま、鹿児島市内の片平整形外科なら行ける距離だとわかり、紹介状を作成した次第です。患者さんもほっとされていました。
実は、片平先生に患者さんを紹介するのはこれで二度目なので、わたしも安心して紹介できました。
ことの顛末は、患者さんの了承を得てブログに掲載させていただきました。
それにしても、広い鹿児島県内、熱傷の湿潤治療を行っている医師として掲載されているのはわずか3件！
こんなに少ないのか、と正直驚きました。
たぶん、HPの医師リストに名乗りは上げていなくても、密かに湿潤治療をし、その効果を実感している医師はきっと多いのだろうと思います。
名前を出すことによるリスク（私はさほど感じたことはありません）も、無いではないのかもしれませんが，迷える患者さんのために、恐る恐るでも手を挙げる医師が増えてくれればいいのにな、と改めて思いました。この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2017-01.htm#0117-4 -
「ダルビッシュと体脂肪率」というメールです。
「ダルビッシュも糖質制限」というメールを紹介されていましたが、ダルビッシュ投手は「体脂肪を減らしすぎると色々な弊害が出るという統計があるので絶対に（体脂肪率）12（％）以下には持っていかないようにして」いるそうです。この記事を読むと，ダルビッシュさんは「炭水化物を摂らないのはエネルギー源を入れないということ」と考えているようですが・・・。
数字の根拠を直接訪ねてみたのですが、敢え無くスルーされてしまいました（笑）。
スポーツでのパフォーマンスを考えた際には、種目によってはある程度の体重があった方が有利に働くことはあるかと思いますが、「体脂肪率の維持」というのは私自身聞いたことが無く、同様の質問をしている方もいました。
また私の呟きに対して同意を示してくれている方も何名かいらっしゃいましたが、ダルビッシュ投手はどなたにも回答されていないようです。
「体脂肪が減る事」自体は糖質制限の本質ではないと思いますが、先生のサイトをご覧の方々のお知恵を拝借できればと思いメールさせていただきました。この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2017-01.htm#0117-6 -
【東海道新幹線なぜ雪で遅れる？ 減速運転のワケ 背景に「先駆者」の悩み】
いろいろ言い訳を書いていますが，根本原因は「関ヶ原を通る」からです。
本来の東海道は，名古屋からは海路で桑名まで行き，そして鈴鹿に入る「ほぼ直線ルート」でした。東海道新幹線も名古屋から鈴鹿まで陸路にすれば最短距離になり，しかも関が原を通らないので雪で止まることもありませんので，現在のルートより遥かに合理的です（なぜ，不合理な路線になったかは，知っている人は知っていると思いますが・・・）。
そういうわけで，リニア新幹線に巨額を投じるよりは，東海道新幹線を「本来の東海道」を通る路線を作ったほうが，やるかに安上がりで，しかも東京-大阪の時間短縮になり，おまけに雪にも強くなります。この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2017-01.htm#0117-7 -
【世界人口の半分36億人分の総資産と同額の富、8人の富豪に集中】
「金は天下の回り物」というのは過去の話。お金の巡回路は加速度的に狭くなっています。「お金の巡回路」は「天下」が決めたものでなく，「人」が決めたものだからです。つまり，「お金の巡回路を決めた人々」にしかお金は集まらないようになっています。
トランプに投票したのはアメリカの「巡回路から外れた人々」でした。トランプが「巡回路を変更してくれる」と信じたからです。しかし，トランプは「巡回路に入っている一人」であり，巡回路は変えません。この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2017-01.htm#0117-5
2017/01/16
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［練馬光が丘病院での治療例］を更新。
この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2017-01.htm#0116-1 -
「ダルビッシュも糖質制限」というメール。
【ダルビッシュ米国到着報告、「少しでも日本のスポーツ界の成長に貢献できたら」】
新たに「ローカーボダイエット」に取り組むことも宣言した。ローカーボ(ローカーボハイドレート)は緩やかな糖質制限の意味で使われる言葉で、右腕は今後もSNS上で情報発信を続けていくいう。この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2017-01.htm#0116-2 -
【ソフトバンク柳田、鶏地獄ボディーで「体調はすごくいい」グアム自主トレ打ち上げ】
柳田選手も徹底的に糖質制限した模様。この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2017-01.htm#0116-4 -
「武田のアクトス」についてのメール。
糖尿病に良く使用され、糖質制限を支持する医師も比較的良く使用しているアクトスpioglitazoneに関して、FDAは、「武田のアクトスは膀胱癌のリスク上昇に関連する可能性があると結論した」と発表しました。
⇒【医薬品安全性情報 Vol.15 No.01（2017/01/12） 国立医薬品食品衛生研究所 安全情報部】
【米FDA（U. S. Food and Drug Administration）】
2型糖尿病治療薬pioglitazone：膀胱癌のリスク上昇に関連する可能性があるとFDAの再レビューで結論
◇要 約
FDAは，再レビューの結果，2型糖尿病治療薬のpioglitazone（販売名：［‘Actos’］，［‘Actoplus Met’］，［‘Actoplus Met XR’］，［‘Duetact’］，［‘Oseni’］）は，膀胱癌のリスク上昇に関連する可能性があると結論した。
Pioglitazone含有製品の製品情報には既にこのリスクに関する警告が記載されているが，新たにレビューした研究について追記するための製品情報改訂をFDAは承認した。この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2017-01.htm#0116-3 -
この前，「東京ジンギスカン 池袋店」の「生ラムジンギスカン 食べ放題・飲み放題（90分）」を食べましたが，コスパ良すぎ！ ラム肉も美味しかったし，飲み放題にホッピーセットがあるのも嬉しかったです。また，行きたいな。
ここで「初対面同士の宴会」を催すのも面白いけど，多分，お互いに話をする暇なく（何しろ90分だから），黙々と肉を焼いて食べることになりそう（何しろ90分だから）。でも，ゆっくりと話せる二次会とセットにすればいいか。この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2017-01.htm#0116-5 -
異例ずくめだったトランプ初会見。自分への反論を一切許さない傲岸不遜・傍若無人な態度を見て吐き気がしてきました。あと4年間，この男の下卑た声を聞き続けなければいけないかと思うと悲しくなります。
この記者会見を見たあと，オバマさんの最後の演説は賢人の言葉でしたね。 やはり，帝王学というのは必要なんじゃないだろうか。この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2017-01.htm#0116-6 -
ちょっと面白そうな本。
この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2017-01.htm#0116-7
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「安保徹先生，急死」というメール。
安保徹先生の突然の死に驚いています。マスコミに全く報道されないことは謎です。
江部先生も夏井先生も身辺警護のほどを切に願います。この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2017-01.htm#0116-8 -
ちょっと嬉しい報告。
昨年クリスマスに母の顔面の基底細胞癌切除術後の相談メールさせていただきました〇〇です。
昨年クリスマスプレゼントのお返事を頂き、迷いが吹っ切れて創表面をプラスモイストを貼るだけで2週間過ごし、正月明けに術前診察に一緒に臨みました。
主治医の先生が本人の皮膚移植しない意向と、創表面が想像以上に治っているのに驚いていらしたようで、皮膚移植を強く勧められることなく、あと１０日もすれば治るでしょうということになり,皮膚移植しないで済みました。母も私も大変喜んでいます。
夏井先生と膨大な参考logあるHPのおかげです。心より感謝申し上げます。
年末年始、年明け受診までに上皮化進ませ移植拒否したい一心で、ずっとHPを拝読して学習させていただきました。TOPページの検索がとても便利で助かりました。
湿潤療法は素晴らしいです！細胞と体の持つ再生能力に驚いたのは、私だけでなく、介護ヘルパーの方達もでした。この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2017-01.htm#0116-9
2017/01/14
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雑誌情報メール。
栄養と料理 2017年2月号
石田 均・香川靖雄「食事の中でなぜ炭水化物が重要なのか」
この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2017-01.htm#0114-1 -
「豚皮揚げを食べる会 in 静岡県湖西市」ですが，あと10名ほど追加募集します。
- 日 時：2月18日（土）14：00～18:00
- 場 所：JR東海道線 鷲津駅近くの某所
- 会 費：2,000円
- 参加申し込み：夏井まで
- メールタイトルは「豚皮揚げを食べる会 in 湖西市」として下さい。このタイトルでないメールは後回しになります。
- 必ずフルネームでお申し込み下さい（参加者名簿を作成するのに必要なため）。フルネームのないメールは後回しになります。
- 同行者がいらっしゃる場合は，同行者の氏名（わかればメルアドも）も添えて申し込んでください。
- 応募された方には会場などを記した確認メールを出していますが，申し込んだのにメールが届かない，という方は再度ご連絡下さい。
この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2017-01.htm#0112-8 -
糖質制限についてのメール。
先生の著作「炭水化物は人類を滅ぼす」を一読してこれまで疑問に思い、これと言った解答に巡り合えず解けずに悶々としていた問題に解答を頂いた爽快感は忘れる事が出来ません。
今から３０年程前、高校生の頃。私達デブな者同士でにわかにダイエットブームが起こりました。当時流行っていたダイエット方法を試した友人達とは少しばかり違うダイエットを選択した私が唯一１年以上継続しリバウンドも全くせず２８kgものダイエットに成功したのは、ご飯やパンや麺類の摂取をいつもの半分それ以下にするだけで他は何も我慢しない事だったのです。今では当たり前の糖質制限でのダイエットですが、当時は何故そんなに継続出来て痩せたのか不思議がられ、何故痩せたのか私自身もわかりませんでした。
そしていろんな人に薦めましたが、誰ひとり糖質制限ダイエットをする人はいませんでした。
このダイエットを始めた時に不思議だったのは、ダイエットに体が慣れて来るとまるで憑き物が落ちたみたい大好きだったクッキーやケーキやパンを食べなくても平気になった事でした。
これも糖質依存から抜けたと言う事ですが、当時は何故だかわかりませんでした。 その後、縁有って栄養士の専門学校の門を叩きました。栄養学や生理学の基礎の基礎を勉強していて思った疑問に「脂肪・タンパク質の燃焼カロリーは９Kcalで炭水化物が４Kcalなのは何故か？どこから導かれてどうしてこう決まったのか？」「これだけ栄養管理をしているのに何故糖尿病が無くならず、治らず、更に悪くなるのか？」この疑問に答えられる教授陣も講師陣も専門学校内にはいませんでした。
栄養士としての勉強する中でどんどん膨らんで行く疑問と不信感で一杯になってしまい、情けないのですが途中で専門学校を去りました。
この時の答えも「炭水化物は人類を滅ぼす」でしっかり頂きました。 先生の「炭水化物は人類を滅ぼす」を読んで、長い間疑問に思っていた事が一読でスカッと解決して理解出来た事に、いつかお礼を言いたいとと思っていました。次作、今から期待しております。この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2017-01.htm#0114-2 -
【「糖質制限」が子供を救う、三島学著、楽天ブックス1位、売れ行き好調。】
すごいなぁ，トップじゃないですか。もちろん，もっと売れていい素晴らしい本です。
この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2017-01.htm#0114-3
2017/01/13
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［練馬光が丘病院での治療例］を更新。
この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2017-01.htm#0113-1 -
「ベートーヴェンの晩年のエピソード」についてのメールです。
「死の床にあるベートーヴェン」について、夏井先生が読んだと記憶されている本ですが、結論から申し上げますと五味康祐の『天の聲－西方の音－』の『ベートーヴェン「弦楽四重奏曲 作品131」』ではないでしょうか。そして、このベートーヴェンのエピソードは『ベートーヴェン訪問』M.ヒュルリマン編 酒田健一訳 白水社をもとに若干編集された文章のようです。この五味康祐の本で間違いないと思います。数十年ぶりに読み返せました。まだまだ記憶力は確かなようですが，「古いことは思い出せるのに，新しいことは覚えられない」だけかもしれません。
「アデライーデ 息遣い 目 理解」で検索すると【さて、さて、これが『ベートーヴェン訪問』ですぅ】というページが見つかり，五味康祐の『天の聲－西方の音－』の『ベートーヴェン「弦楽四重奏曲 作品131」』の項に引用されていたから。
五味康祐の著書の、当該部分を全文引用する。というくだりの後
ルードウィッヒ・クラモリーニなるテノール歌手は又、こんな回想を述べている―《私は晩年のベートーヴェンにいちどだけ交渉をもった。…(中略 (メール投稿者による))…ついに私は勇気を出して、リートの中のリートともいうべきベートーヴェンの素晴らしい”アデライーデ”を真の感激にひたりながら歌った。ベートーヴェンは私をベッドのそば近く招き寄せ、親しみをこめて私の手を握って「よく歌ってくれた。私は君の息づかいを見て、きみが正しく歌っているのを知った。きみの目つきを読んで君がよく理解して歌っているのを知った。ありがとう」私はこの偉大な人の口からこのような批評を受けたことに狂喜し、あふれる涙をぬぐった。》（酒田健一氏訳より）とのことです。
> 酒田健一氏訳の原文は、もう少し長いのだが、うまく端折って、まとめている。ともありますから、編集が入っているのでしょう。
ともかく、先生の記憶力は素晴らしいと思いました！この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2017-01.htm#0113-2 -
【センター試験の週末、全国的に雪か この冬一番の寒気】
センター試験が1月14～15日で，そこに狙いすましたかのように今シーズン最強の冬将軍と大雪が到来！ このままだと，かなりの混乱がありそうです。
これまで数回書きましたが，この時期にセンター試験をするというのは狂気の沙汰です。理由は，日本は世界にもまれな「4月新学期」というシステムを採用しているからです（3月入学はアルゼンチンと韓国，4月入学は日本のみ，5月入学はタイのみ）。4月入学にするためには1月中旬にセンター試験をしなければならず，二次試験は2～3月になります。しかし，この時期は大雪で交通網が麻痺する危険性の高い時期であり，同時に，インフルエンザとノロウイルスの大流行期です（これらに罹患したら一週間は勉強どころではないでしょう）。要するに，人生を左右しかねない試験をするのに最悪の時期です。
その点，世界の殆どの国が採用している「9月新学期」なら，センター試験は6月中旬，二次試験は7～8月となり，自然災害ではせいぜい梅雨末期の大雨と台風があるくらいで交通網が広範囲でダウンする確率は低く，大規模で重篤な感染症の流行も少なく（せいぜい，夏風邪と食中毒と熱中症があるくらいでしょうか？），少なくとも受験生は，1～2月よりは体調を崩しにくいと思われます。
「入学式は桜とセットという伝統を守るべき」と主張する人もいるようですが，北日本を除くと入学式の頃には桜は散っていて，ほとんどの地域では「入学式と桜」はイメージでしかありません。何より，そういう古臭いイメージを守るために極寒の時期に受験させるのは本末転倒です。
ちなみに，日本も明治維新直後は世界に倣って9月入学だったようです。しかし，明治19年から政府会計年度の始まりが4月になり，その頃，軍隊への入隊届も4月になったため，学校の入学もなし崩し的に9月から4月に変化したそうです。
明治政府は当初，旧暦1月を会計年度の始めにしていましたが，税収不足が続き，ついに明治18年度の酒造税を明治17年度に繰り入れるという荒業でなんとかしのぎます。もちろん，これは禁じ手なんですが，公務員への給料が支払えなくなると，国家体制の基礎部分が崩壊しかねず，「これだったら徳川の時代のほうが良かったよ。明治政府，要らないや」という声が高まります。だから，背に腹は代えられずに無い袖を振っちゃったわけですね。国家のお財布がそこまで逼迫していたわけです。
でもそれは「来年入ってくる予定の税金を使っちゃえ！」というのと同じですから（「来年のお年玉で貰う予定の3万円を今使っちゃえ」というのと同じですから），結局はその不足分をどっかから補填するしかなくなります。その時，「会計年度を4月開始にすれば（当時は7月が会計年度開始），計算上はなんとか帳尻が合わせられそうだ」というのに気がついた人がいて，明治19年から4月を会計年度開始にしたんだとか。
というわけで，日本の「4月入学」は桜とか春とかとは全く関係なく，明治初期の税収不足と国家財政の混乱が原因だったのです。こういう事情がわかると，4月入学にこだわるのがなんだかバカバカしく思えてきます。この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2017-01.htm#0113-3 -
【今後30年で食卓に並んでいるであろう未来の食材8種】
トップを飾るのはやはり昆虫。実際に食べてみるとわかりますが，味はエビとほぼ同じです。この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2017-01.htm#0113-4
2017/01/12
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［練馬光が丘病院での治療例］を更新。
この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2017-01.htm#0112-1 -
【CES 2017で見つけた変態端末「GraalPhone」のやんちゃっぷり】
これは絶対に欲しい！ デジタルガジェット好きの魂を揺さぶるやんちゃぶり！この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2017-01.htm#112-2 -
【Eインク腕時計「FES Wacth」新型はカメレオンのように変化し、紙のように薄い】
このEインクで，これまでにないデジタルガジェットがいろいろ作れそう。想像するだけで楽しいです。この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2017-01.htm#0112-3
2017/01/11
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［練馬光が丘病院での治療例］を更新。
この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2017-01.htm#0121-1 -
8月19日（土）に「豚皮揚げを食べる会 in 大阪市」を開催することが決まりました。
この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2017-01.htm#0111-2
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私は一応，科学書の書き手の端くれである。科学系のモノカキとして，目標としているのは「読み手が100人いても解釈は一通りしかない」文章を書くことだ。100人が100通りに解釈できる文章でなく，100人が同じに解釈する文章だ。流麗な文章でも華麗な文体でなくてもいいから，誰が読んでも同じ意味を受け取ってもらえる文章が，最高最善の科学系の文章だと考えている。
同時に，「何度も読み返さなくても，一度読んだだけで内容がスルスル理解できる文章」を書けるようになりたい。繰り返し読まないと真意が伝わらない文章は，理解を妨げる部分を含む悪文なのだ。読み手が行間や紙背を読まないと理解できない文章や，読み手が想像力を駆使しないと理解できない文章は，科学系文章としては二流なのだ。書き手は理解しているのにそれが読み手に伝わらないとすれば，書き手が「文章というプレゼン能力」を十分に備えていないからだ。そうなる理由は，自分の書いた文章を第三者の目で読み返していないからだ。
そしてこれは，患者さんへの説明でも同じだ。一つの説明で，100人の患者さんが同じ内容として受け取れるのが理想だと思う。この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2017-01.htm#0111-3 -
上記の文章を書いていて，「理解」という語句を入力した瞬間に不意に思い出したことがあります。誰か（五味康祐 or 吉田秀和？）の本に書かれていた最晩年のベートーヴェンのエピソードです。数十年前に読んだだけなので内容はうろ覚えですが，こんな感じでした。
死の床にあるベートーヴェンを一人の若きテノール歌手（幼いころに一度だけベートーヴェンと会ったことがある）が訪れ，ベートーヴェンを尊敬していると伝える。そんな彼に，ベートーヴェンは「何か歌ってくれ」と所望する。
シントラー（ベートーヴェンの秘書）のピアノ伴奏で歌おうとするが，尊敬する大作曲家を前に緊張のあまり歌えない。するとベートーヴェンは笑いながら「残念だけど，私には君の声は聞こえないんだ。ただ，君が歌っているところが見たい。お願いだから歌ってくれ」と会話用のノートに書き記す（ご存知のようにベートーヴェンは聴力を失っていたため，会話は筆談で行っていた）。
それを見たテノール歌手は勇気をふるい，ベートーヴェンの『アデライーデ』を歌う。歌い終わった歌手を手招きで呼び寄せたベートーヴェンは，「君の息遣いを見れば君が正確に歌っていることがわかる。君の目を見ていれば君がこの曲を深く理解していることがわかる。ありがとう」と伝えた。感涙モノの神エピソードです。よくぞこの文章を数十年ぶりに思い出せたな，と自分を褒めてやりたいです。この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2017-01.htm#0111-4 -
【ツイッター過熱…トランプ氏・ストリープさんファン】
何でもかんでもTwitterで書き込んじゃう国家元首ってなんだか危ないなぁ。そのうち，外交機密とか国防機密までTwitterでバラすんじゃないだろうか。この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2017-01.htm#0111-5
2017/01/10
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［練馬光が丘病院での治療例］を更新。
【追加症例】
この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2017-01.htm#0110-1 -
7月8日（土）に「豚皮揚げを食べる会 in 松本市」を開催することが決まりました。
この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2017-01.htm#0110-4
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「コレステロール= 魔物」仮説，というメールです。
糖質制限(高タンパク高脂肪)食をやっていると、コレステロールが高めになる人が出てきて、世間の常識(本当は産学官複合体がでっち上げた大嘘)は低い方が良いとされていますから気になります。
医薬ビジランスセンターの浜六郎理事長が、薬のチェックTIP No69（2017年1月）に【Editorial 悪夢から目覚める時――「コレステロール= 魔物」仮説】という記事を書かれ、現状をまとめておられますから、参照されることをお勧めします(この記事は無料公開です)。
また、「今月のハイライト」には、2016年6～10月の5か月間連続で雑誌BMJ Openで最もよく読まれた論文として、浜六郎氏と日本脂質栄養学会のコレステロール論争の主役の3人の学者(奥山治美、浜崎智仁、大櫛陽一の各氏)などによる共著論文が紹介されています。
高齢者ではLDL-コレステロールと死亡率は無関係か逆相関：システマティックレビュー
Lack of an association or an inverse association between low-density-lipoprotein cholesterol and mortality in the elderly: a systematic review:Ravnskov U, Hamazaki T, Ogushi Y, Okuyama H, Hama R et al. BMJ Open 2016;6:e010401
要旨の結果の部分 (この部分は薬のチェックTIP No69（2017年1月）の本文p.12より抜粋)
合計68,094人の高齢者を扱った30コホートを含む19件のコホート研究が検出された。28コホートで総死亡率が報告され、9コホートで心血管死亡率が報告されていた。
総死亡率を扱ったコホート全体の92%の人口に相当する16コホートで、総死亡率はLDL-コレステロール値との間に逆相関が認められ、うち14コホートでは統計学的に有意であった。他のコホートでは関連は認められなかった。
心血管死亡については、2コホートにおいて、LDL-コレステロール値が最低四分位に属する人の心血管死亡率が最も高く、統計学的に有意であった（つまり逆相関）。7コホートでは関連が認められなかった。若年者を含む集団では、遺伝性疾患の家族性高コレステロール血症の人がコレステロール高値側に多数含まれており、これが交絡因子として作用して、心疾患や死亡率をコレステロール高値側で上げていることを日本脂質栄養学会はコレステロール論争で指摘しています。家族性高コレステロール血症の人は早死にすることが多いので、60歳以上の集団では、この交絡因子は消滅して、心疾患や死亡率に影響しなくなり、BMJ Openの論文に示されるような結果になります。
つまり、遺伝性疾患の家族性高コレステロール血症ではない普通の人では、コレステロール高値はむしろ長寿の要因であり、コレステロール低値側では感染症や癌が増えて死亡率が増大するというのが真実であることを日本脂質栄養学会のコレステロール論争は明らかにしています。
補足: 家族性高コレステロール血症の特徴
浜六郎理事長は、『悪夢から目覚める時――「コレステロール= 魔物」仮説』で次のように述べられています:
家族性高コレステロール血症（FH）の人が心筋梗塞になりやすいのは、コレステロールが高いためではなく、TNF-αなど炎症性サイトカインを高誘導し炎症を起こしやすい遺伝素因を有するためだと判明している。この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2017-01.htm#0110-2 -
久しぶりに秋葉原のヨドバシカメラ7階の有隣堂書店に行来ましたが，売り場面積が以前の半分以下になっていてちょっとびっくり。以前は、フロアのほとんどが書店だったのに・・・。ちなみに，新書のコーナーも本当に狭くって，並んでいるのも新刊ばかりでした。科学書や歴史書も大幅縮小されていました。
店頭で本が売れてないんでしょうね。
かく言う私ももっぱら、「書店で見つけた本をアマゾンでポチる」だけでして，最後に書店で本を買ったのはいつだっけ，という感じです。この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2017-01.htm#0110-3 -
【釣って食べよう！ つりぼりカフェの揚げたて天麩羅】
場所は練馬駅から徒歩5分くらい。これは面白そう！ 病院からの帰りに寄ってけるな。この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2017-01.htm#0110-5 -
最近出た本と雑誌。
この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2017-01.htm# -
【ご利益】
ついに，NHK大河ドラマ『おんな城主 直虎』の余波がChimaさんにまで到達した模様！ よかった，よかった。この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2017-01.htm#0110-7 -
【ラーメンから麺が消えた！野菜や豆腐などで代替？】
この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2017-01.htm#0110-9
2017/01/08
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「ラーキャベ情報」，「糖質制限が子供を救う」普及作戦，というメール。
ここのお店ではラーメンの麺をキャベツに、かつ２００円も安くなるそうです。
もう一つ、「糖質制限が子供を救う」普及拡大についてです。
このサイトをご覧の方が、各々地元の図書館で「閲覧請求」を提出する、というのはいかがでしょう。すでに購入済みの方もできます。私のいる地域（東京２３区）では、その図書館に無いと他区の図書館で探して取り寄せる、まったく見つからないときには購入する、という対応をしています。全国の図書館が取り寄せればそれなりの部数になります。また書架に置かれれば、その存在が広く可視化します。借りるだけでなく、購入する人も出てくると思います。また、こういう動きを一般の書店も見て、実店舗での扱いを始めるかもしれません。この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2017-01.htm#
2017/01/07
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「ビールで血糖値は上がらない？」についてのメールです。
ビールと血糖値の関係、自分も実験してみました。
実は私、昨年9月に「ビールだけだと血糖値はどれくらい上がるか ？」を自分で試してみました。
カンボジアで最も人気のあるAngkor Beer（アンコールビール）1缶330mlを空腹時に2分以内 に飲み干して測定。30分後と60分後を示します。
⇒1.xlsx
60分後にはもう低下傾向だったので、それ以降は測定しませんで した。他には何も口にしていません。小腸に到達する時間が短かったので 、15分後くらいがピークだったかな？と考え、 それっきり測っていませんでした。
昨年末の記事を見て、「これはおもしろい！」と80才になる母（ 糖質制限歴3年。持病特になし。お酒大好き。）が自ら実験台を買 って出ました。
ビールはいずれもこちらで売られているものでLEOはタイからの 輸入もの。Tigerはシンガポールのものですが、カンボジアで 作られているものです。アサヒもキリンもこちら仕様なのか1缶330mlです。アルコー ルはいずれも5%。炭水化物は表記がないので明確ではありません が、普通のラガータイプなので、1缶あたり9.9~11. 8gと考えます。
この実験結果から導き出される結論は「 ビールを飲めば血糖値は上がる。でも1缶ならOK！」 ということでしょう（ いっしょに食べるものの糖質も考慮しなければなりませんが）。
私も夏井先生同様、「ビールは、最初の1杯は糖質に数えない」 と自分に言い聞かせ、患者さんにもそのように指導しています。これでさらに説明がしやすくなりました。
余談ですが、カンボジアは世界で二番目にビールが安い国で（一番はベトナム）、アンコールビール1缶0.7ドル（82円）です。日本のビールは1.7ドル（199円）、コカコーラ1缶0.5ドル（58.5円）です。この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2017-01.htm#0107-2 -
「ローカーボ大作戦」の小林さんから「ローカーボ日めくり」を頂きました。理論的には10年でも100年でも1万年でも使える日めくりカレンダーです。
この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2017-01.htm#0107-3
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ここ数日間，熱傷の小児患者の受け入れ先について〇〇先生と連絡を取り合っています。現在入院中の病院では「深いヤケドで植皮しなければいけない」と説明されているそうです。その患者さんがどうなったか，というメールです。
手の植皮が必要と言っていた病院は退院しました。△△病院の◇◇先生に診てもらったところ，全く植皮は不要状態だったそうです。あと数日で治りそうな熱傷ですね。こういう「あと数日で治る熱傷」に植皮をする医者を「熱傷専門医」と呼びます。
入院も必要なく，通院で充分診れる状態だと連絡がありました。いったい、何をもって植皮というのか。。。
植皮と言われた手の写真を添付します。ばかばかしいです。
なぜ，こんな浅い熱傷に植皮をしようとするのか。それは彼らが熱傷専門医であり，熱傷治療ガイドライン・熱傷治療の教科書に従って治療をするからです。熱傷治療の教科書には「受傷後2週間で治癒しない熱傷は皮膚移植をすべきである／皮膚移植をしないと治らない」と書かれていますす。教科書にそう書いてある以上，それに従うのが熱傷専門医です。このあたりは，糖尿病患者に大量の米を食べさせて血糖を上げ，インスリン注射で上がった血糖を下げる糖尿病専門医と全く同じ構図です。
どちらの専門医も，自分は正しい判断をし，正しい治療をしていると信じています。治療ガイドラインや専門学会は正しいと信じているからです。
どちらの専門医も，患者の状態を良くしようとして皮膚移植をしたり，米を食べさせているのです。悪意から皮膚移植をしているわけではありません。
というわけで，こういう専門医からは逃げ出すのが最善の一手となります。この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2017-01.htm#0107-4 -
「イロハ順」についてのメールです。
フルート吹き（アマチュア）です。音楽系サイトでもないのに，こういう地味かつ専門的な話題で投稿が続くところが，いかにもこのサイトらしいですね。
> そういう意味では、フルートがC管で楽譜もin Cのト音記号なので最もシンプルです。
> その代わりフルート奏者は、それしか読めない人が多いことでしょう。私の場合は、小さい頃からオルガンを習っていたためか、例えばバッハの無伴奏チェロ組曲はト音記号で書き直されたフルート版でなくても原譜（ヘ音記号）で譜読みに苦労はありません。
一方、アルトフルート（Ｇ管の移調楽器）を吹く場合は急に指が怪しくなり冷汗タラタラです。ト音記号で書いてあるので譜面に指を一致させれば何の面倒も無い筈なんですが、ついつい実音に引きずられます。オルガン教室で身に付いた「固定ド音感」が邪魔になっているのかもしれません。
和声でも固定ド的な音を示すコードネームよりもI、V、IVなどのように機能を示す記法の方が合理的だと思います。
楽器と調性についてちょっと補足しますが，間違っている部分があったらご指摘をお願いします。
ピアノは基本的に，どんな調性の曲でも演奏できます。1オクターブの音を12に等分するという音楽的暴挙に出たからです（これを平均律と言います）。平均律は「調性ごとに響き方が違う」という欠点はありますが，「いろいろな調性を自在に行き来する曲を作りたい」という作曲家にとっては一番使いやすい楽器です。
もちろん，ピアノで演奏しやすい調性（変イ長調，変ニ長調）と演奏しにくい調性（ハ長調，ト長調）はありますが，その難易度の差は大きくありません。つまり，調性の壁が最も低い楽器がピアノです。
このため，バッハの『平均律曲集』のように，24の調性を1つずつ使った24曲からなる曲集が早い時期から作られています。
一方，弦楽器，例えばバイオリンはイ長調，ニ長調は演奏しやすく，変ト長調とか嬰ヘ長調は演奏しにくいようです。これは，開放弦の響きがニ長調が弾きやすいような調弦になっているからです（だから，ニ長調系，イ長調系のバイオリン協奏曲やバイオリン曲が多い）。もちろん，その後，演奏技術が向上したため，基本的にはどんな調性でも演奏できます。
ちなみに，パガニーニの『24のカプリース』を調性で見ると，使われている調性は13のみです（ハ長調2曲，イ短調3曲，ホ短調2曲，ニ長調1曲，ロ短調1曲，イ長調1曲，ホ長調3曲，ヘ長調1曲，ト短調3曲，変ロ長調1曲，ハ短調1曲，変ホ長調5曲，変イ長調1曲）。
これがモーツァルト以前の時代の管楽器になると，楽器としての機能が非常に低かったため（なんと，半音が出せなかった），演奏できる調性の幅がすごく狭かったのです。そこで，「○長調用のクラリネット」と「△長調用のクラリネット」などを複数用意して，曲の途中で調性が変わるたびに持ち替えていたわけです。
この方式のメリットは，「○長調用のクラリネット」と「△長調用のクラリネット」は物理的に管の長さが違うだけなので，同じ指使いで○長調と△長調が演奏できることです。
その後，管楽器の製造方法が進歩し（金属で管楽器を作ったり金属部品が加わった），高性能のバルブを備えるようになると自由自在に半音が出せるようになっていきます。そして，後期ロマン派のように頻繁に転調を繰り返すオーケストラ曲が主流になってくると楽器の持ち替えでは対応できなくなり，演奏テクニックで転調に対応するようになったようです。この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2017-01.htm#0107-5
2017/01/06
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［練馬光が丘病院での治療例］を更新。
【追加症例】
この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2017-01.htm#0106-1 -
「少食生活」というメール。
最近では、1日2食や1食だけの人も増えてきているようですが・・・。「1日3食」が一般的ですよね。
しかし、江戸時代では、1日2食が普通でした。
それが急に1日3食になり，現代では、それが「当たり前」となっています。
なぜ、1日3食が当たり前になったのか？
結構有名な話なのでご存じかもしれませんが，あの偉人と言われる発明家「エジソン」が1日3食を強く勧めていたことが、大きく影響したとされています（笑）。
彼は、当時「オーブントースター」を発明。
そして発売した後に、売上を上げるためにマスコミを介して
「1日2食だと人は不健康になる。3食にすべきだ。」ともっともらしく提唱。そのおかげで、トースターはバカ売れしたそうです（笑）。
1日2食がいいのか3食がいいのかどちらが正解かは分かりませんが、私は最近「1日2食もしくは1食」で生活しています。
その方が調子がいいんですね。
適度な空腹感があると、頭が冴えるし健康状態も何だか良い感じです（笑）。
少食生活もなかなかイイものですのでぜひ一度試して見て下さいね。この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2017-01.htm#0106-2 -
「高アミロース米の血糖変動」というメールです。
この度高アミロース米で血糖を調べましたのでご報告致します。
「とおせんぼ」というアミロース３３％の玄米１５０ｇ（炊き上げ後の重さ）と，スーパーで売っている１５０ｇパックの比較です。
高アミロース米の方がグルコーススパイクが高く、意外な結果でした。なお0分が食直後の時間です。
被験者は私の妻で、スタンダート糖質制限をしている健康人です。アミロースはアミロペクチンに比べて糖質が分離しやすく血糖値が上がりにくいはずなんですが、どういうわけでしょうか。
他にも計測した方がおりましたら教えていただけると助かります。
excelデータを添付します。sheet1は粗データです。sheet2は経過時間を見やすくするために若干修正しました。
sheet２のグラフをjpeg化したものも添付します。この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2017-01.htm#0106-3
2017/01/05
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［練馬光が丘病院での治療例］を更新。
この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2017-01.htm#0105-1 -
「糖質制限が子供を救う」についてのメールです。
この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2017-01.htm#0105-7 -
「年末年始の熱傷」についての医師からのメール。
年末年始は困ります。
実は1月2日、3日、ヤケドの患者さんがあり、治療しました。
どちらも、消毒+ガーゼで痛くて。。。といういつものパターンです。困った事です。
前医は、どちらも大病院です。きちんとした「キズ治療」を確立したいです。あまり皆さん、「キズ治療」に興味が無いのですね。だから勉強しない。。
「キズは安静にしていた方が治りやすいので、神様は‘痛み’という信号を作って、なるべく動かさないようにさせています。痛いと動かしませんから…。」
↓
「フィブラストスプレー：札幌美容外科」
という、札幌の先生もいます。痛いと血管が収縮して、キズの治りが悪くなると思いますが。。これでは、痛い方が良いみたいです。この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2017-01.htm#0105-2 -
「イロハ順」についてのメールです。
私はピアノ少しとトロンボーンをやっていたのでト音記号もヘ音記号もハ音記号も読めます。
更にはハ音記号はアルト記号・テナー記号の区別もあり古典～ロマン派の時代の曲では1st トロンボーンがアルト記号、2ndがテナー記号、3rdがヘ音記号で書かれ，それぞれアルトトロンボーン、テナートロンボーン、バストロンボーンを使用することも意味しています。
それらは大きさや構造が異なるトロンボーンです。
ちなみにトロンボニストは純正調の和音を奏でることに並々ならぬ執着心を持ちます。
トロンボーンは実音楽器ですので、それぞれの譜面はin Cになります。
また、遊びで他の楽器の楽譜をそのまま読んでアンサンブルなどやっていたためE♭、F、B♭も初見でいけますし、頑張ればA、Dあたりも読めます。in E♭の譜面はアルト記号と、in B♭の譜面はテナー記号と同様に読めるのです。
複雑になってしまったので経験のない方には全く意味不明な内容だと思います。
一見面倒なシステムですが、トランペットやクラリネットなどはその調性専用の楽器に持ち替えるため、譜面と指が一致するという利点があります。
その点、トロンボーンの場合は管の調性と譜面が一致していないため、譜面によって読み替えなければなりません。
そういう意味では、フルートがC管で楽譜もin Cのト音記号なので最もシンプルです。その代わりフルート奏者は、それしか読めない人が多いことでしょう。
話かわって
昨夜、居酒屋のメニューに「レーズンバターブレッド」なるものがあり、字面が妙に美味しそうに見えてしまいました。
そのころ女子四人組が現れ当然のようにそれを注文していました。
スイーツ＝女子のような概念が作られ、着々と乳がん子宮がんなんかが進行するのだろうなぁ，なんて思いながら私はワインとローストビーフとチーズを頼みましたけどね。この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2017-01.htm#0105-3 -
【枢機卿「欧州のイスラム化悪くない」】
まさに正論。この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2017-01.htm#0105-4 -
【なぜ「ノアの方舟」「モーセの奇跡」がポーチに？ トンガリ造形作家・乙幡啓子氏（前）】
私は，乙幡（おつはた）さんの大ファンで，「魚型ペンケース」は何種類も持っているし，目の前でサインを書いてもらったサイン本も持っています。このポーチ2種もセンスがいいなぁ。買っちゃおうかな。この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2017-01.htm#0105-5
2017/01/04
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［練馬光が丘病院での治療例］を更新。
この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2017-01.htm#0104-1 -
「糖質制限が子供を救う」についてのメールです。
お互い還暦ですね。私も人生の無駄遣いをせずに生きたいですが、しがらみも多くなかなかです。
「チャイルドヘルス 2016年 11 月号 子どもの栄養の最新情報」 に「10 子どもでも糖質制限は意味があるの？～生活習慣病予防健診と栄養指導～」…橋本友美先生著という記事が載っています。
それに対して、糖質制限実践者であり、子どもたちの糖質過剰摂取の是正を指導して、いい感触を持っているものとしてブログで意見を述べました。
ところで昨日の 小児科の先生の投稿 膵アミラーゼはいい啓示をいただきました。「おかゆから始めない離乳食」をなんとか書きたいと思っています。
ぜひ意見交換がしたいと思います。この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2017-01.htm#0104-2 -
「糖質制限が子供を救う」についてのメールです。
「糖質制限」が子供を救う、早速拝読いたしました。
成績向上を願う受験生や教育熱心なお母様がたにとって、また、発達障害のレッテルを貼られお悩みの親御さんにとって、とても魅力的で夢や希望を与えてくれる、そんな内容になっています。
自分の高校生のときに、こんな先生と出会っていたら・・・と考えても仕方ないのですが、そんな悔恨の念を禁じ得なくさせるような、サクセスストーリー満載です。
成績が伸び悩んでいるお子様には、まずは糖質制限をすすめてあげたいと思わせてくれます。貴重な情報に感謝です。
この本が売れてくれば、「糖質制限」込みの学習塾が増えてくる可能性がありますよね。あるいは、勇気ある校長先生が、学校単位で「糖質制限」に取り組むとか。そして、そこでの進学実績を上げていくことになれば、お母様がたの目の色が変わります。結果、「糖質制限」学習塾や「糖質制限」学校の需要が爆発的に増え、「糖質制限」が一気に世の中に広まる、そんな可能性があるように思えて、すごくワクワクしてきました。受験に対するお母様がたの意識は、恐いくらいすごいですから。
学習塾の経営者のかた、今がビジネスのビッグチャンスですよ。
小児科医としても、意味不明なワクチンを打ったり、抗生剤を次から次へと処方したりするより、こどもの心身の健やかな成長に協力できるような仕事がしたいとつくづく思います。
学習塾が「糖質制限」指南役として小児科医と提携する、そんな時代が来るかもしれません。というか、やってみたいですね、是非。この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2017-01.htm#0104-3 -
「ビールで血糖値は上がらない？」についてのメールです。
色々ビールを飲んでは血糖値を調べて見ました。私が山田悟先生にダメ出しするのは，自分の体でちょっと実験してみればわかること（例：山田先生が推奨する「ロカボ食品」で血糖値は上昇する）を，自分の体で検証せずに，過去の文献から答えを出している点にあります。
商品名 糖質量 0分値 30分値 60分値 90分値 120分値 プレミアムエビス 1L ３０g ７３ １３７ １５８ １６７ １４６ 淡麗グリーンラベル糖質７０％オフ １L ５～１１g ９１ １０４ ８９ ９２ サントリー金麦糖質７５％オフ １L ５～８g ９７ ９６ １０２ ８３ ８０ アサヒスタイルフリー糖質０ １L 食物繊維０～１g ９７ ８７ ８６ Takara缶焼酎ハイボールドライ糖質０ １L １０３ ９１ ９２ 氷結ストロング０シチリアレモン １L 炭水化物１～１２g ７５ ９１ ９４ ９４ サントリーオールフリー ノンアルコール糖質０ １L 食物繊維０～１g ９１ １０４ ８４ ９１ ９２
次にトクホの効果について商品名 糖質量 0分値 30分値 60分値 90分値 120分値 ケンタッキーフライドチキンX３ キャベツ＆マヨネーズ ９０ １０２ １１１ １３３ １１２ ケンタッキーフライドチキンX３ キャベツ＆マヨネーズ トクホ「アサヒプラス」３５０cc 炭水化物６g：糖質1.4g・糖類０・食物繊維4.6g ９２ １０２ １４３ １４１ １４１
ついでに色々調べて見ました商品名 糖質量 0分値 30分値 60分値 90分値 120分値 コカコーラゼロシュガー１L ９５ ７７ ８１ インスタントコーヒー１L（笑） ８９ ８４ ９０ ９４ ８２ カロリーコントロールアイス バニラソフト（ただしコーンは残す） ８６ ９４ ８８ ８８
以上、自分の冬休みは血糖測定の日々でしたw
明日（４日）から仕事です。
以前の記事、医療ジャーナリストが書いた、「ビールの利用可能炭水化物はほぼゼロ」は、間違いと思われますね。
ジャーナリストの質問を受けての（山田悟）先生の答えも、オーストラリアの研究とかを引き合いに出したりとかじゃなく、７５％オフや糖質０ならというハッキリした言えばよかったのかな？
最初の質問、「つまり、ビールは血糖値を上げない」に対しての答えが、「はい。その通りだと考えられます。」はどうなんでしょう。
ここにもメディアリテラシーが必要なのか？この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2017-01.htm#0104-8 -
「イロハ順」についてのメールです。
年金事務所はいまだにイロハ順、居酒屋のイロハ順の下足箱は使いづらいと書かれたのを見て、何か身の回りで似たようなことがあったぞ・・・と思っていました。私はピアノ弾きなので，ト音記号とヘ音記号は日本語のように読めます。ただ，ハ音記号は苦手。それ以上に苦手なのは，A管とかF管とかB管があるクラリネットやホルン，トランペットなどの移調楽器のパート譜です（楽譜に書かれている音と，実際に楽器から出る音が異なる）。
その頃何か思い出せなかったのが、冬休み中に子供の音楽を見てて、思い出しました。
ト音記号、ヘ音記号、ハ音記号。
「ドレミファソラシド」を当時「ハニホヘトイロハ」ってやったからしょうがないんでしょうけど。
英語表記にして「CDEFGABC」。
「アーの音ちょうだい」と言われ「ラ」を出してるのが当時は当たり前でなんの違和感もなかったですけど、今思えば不思議な世界ですね。
決まりだから、しょうがないですけど。
ト音記号の楽譜は読めますが、いまだにヘ音記号とハ音記号の楽譜は読めません。
ちなみに，オーケストラ曲のピアノソロ用編曲に熱中していた時期（中学2年から3年ころかな？）には，ハ音記号も移調楽器も入り乱れているオーケストラ用のフルスコアを譜面台に置いて，いきなりピアノで弾いていましたから，やはり「慣れ」の問題なんでしょうね。
ちなみに，日本語の音名（ハニホヘトイロハ）でも，ドイツ語の音名（CDEFGAHC）でも，「ド」ではなく「ラ」が始まりになっています。
なんでこうなったかというと，イタリアの音楽家，グィード・ダレッツォ（991～1050）が聖歌を編纂する際に，聖歌で歌われる一番低い音を基準にしてABCDEFGHと音に名前をつけたからです。実際，当時の旋法では，現在の「長調」に相当する「明るい感じの旋法」はほとんどなく，ラ（A）を起点とする暗い響きの旋法（現在のイ短調）が主流だったようです（ちなみに，当時の旋法では「シ」の音はなかったらしい）。
その後，新型楽器であるオルガンが普及するに連れ，長調の音楽が主流になり，イ短調の平行調であるハ長調が基準（ハ長調とその属調だと白鍵だけで弾けるが，イ短調では黒鍵が必要になり弾きにくい）になったようです。その結果，現在の音階は「C」，つまり「ハ」から始まるようになったんだとか。この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2017-01.htm#0104-4 -
【東京都庁のレストランで飲み放題!? そのメニューを取材してみた】
新宿駅近辺でこの値段はリーズナブル！ しかも，都庁なら光が丘から大江戸線乗換なしに行けちゃう！ これは行かずばなるまい！この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2017-01.htm#0104-5 -
この漫画の第3巻はすごい！ 戊辰戦争で破壊された会津と，その後の会津で暮らす人々の矜持に涙！
この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2017-01.htm#0104-7 -
【「マグマが臨界寸前か？」伊ナポリの超巨大火山に噴火の兆し】
1ヶ月ほど前から注目しているのがこの火山。世界には数万年～数十万年の周期で大噴火を繰り返している火山がいくつもありますが，このカンパニアン・イグニンブライトの3万7000年前の大噴火はネアンデルタール人絶滅の直接の引き金になったと考えられています。この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2017-01.htm#0104-9
2017/01/02
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ケトン体の特集号です。なぜか，amazonでは在庫切れのようです。
この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2017-01.htm#0102-1 -
「糖質制限が子供を救う」のamazonでの扱いについてのメールです。
アマゾンの本の取り扱いの件で、少し申し述べておきたいと思いました。ちなみに，こんな本を書かれている方です。
と言いますのも、わたくしは、アマゾンでも、出版社とは、別口で委託販売をしております事から、その事情を、説明したいと思いました。
あんまり部数が売れない本は、出版社も、取次さん（アマゾンは日販さんだと聞いています）も、担当の方が、なかなか、目が行かないものです。
つまり、扱いが、低調になります。ロングテールの、端っこの方だと、そういうことで、私の書籍もそんなクチです。
そこで、自分でアマゾンに委託販売の窓口を開いています。
アマゾンでは、要するに、担当の方や、取次さん（アマゾンは日販さんだと聞いています）、のお方が、手配して下さいますわけですが、地方出版の発行だと、そこが、本当に目が行かない所なのですね。
わたくしの書籍は、日販さんや、東販さんや、太陽社さんにも、流通していてはいますが、ロングテールの端っこですから、そのように、自己責任でアマゾンに別口で委託販売をしております。
この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2017-01.htm#0102-2 -
【健康で美しい一年に…「ファロ資生堂」から糖質40g以下のイタリアンコースが登場】
40gも入っている，といったらいいのか，40gしか入っていないと評価すべきか・・・。この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2017-01.htm#0102-3 -
【老化はもうすぐ「治療できる病気」になる】
一種の不老不死に関する研究みたいなんだけど，これって地球環境に猛烈な負荷をかけるよな。この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2017-01.htm#0102-4 -
年末年始はひたすら，本の原稿書きばかりしていました。
大晦日は秋田の実家近く温泉付きホテルで母親と年越しし，元日の昼に秋田を出発して東京に戻りましたが，片道4時間の新幹線の車中でもスマホでずっと原稿書き。暇つぶし用にとタブレットに入れておいたデジタル漫画や雑誌は結局，読まなかった（読めなかった）です。
スマホはパソコンに比べると入力速度は比較にならないほど遅いですが，それでも1時間一心不乱に日本語を打ち続ければ1時間分の文章が書けるし，2時間なら2時間分の文章が，4時間続ければ4時間分の文章になります。
まぁ，当たり前の事だけどね。この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2017-01.htm#0102-5 -
久しぶりに秋田新幹線に乗ったんだけど，東北・秋田・山形新幹線と，東海道新幹線の車窓風景って全く違いますよね。東北・秋田・山形新幹線では人家が全くない部分が多いのに対し，東海道新幹線はだいたいどこかに人家が見えるんですよ。
まぁ，当たり前といえば当たり前なんだけど・・。この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2017-01.htm#0102-6
2017/01/01
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明けましておめでとうございます。
この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2017-01.htm#0101-1 -
【「糖質制限」が子供を救う】 三島学/著 江部康二/監修についてのメールです。
「糖質制限」が子供を救う、早速購入しました。情報ありがとうございます。読み終えたら、クリニックにも置いて、お母さま方の目に触れるようにしておきます。ちなみに，この本は自費出版としては破格の売れ行きのようですが，なにせ自費出版ですので初期費用がかなりかかっていて，初期費用分もまだまだ回収できない状態，とのことです。
いち小児科医の立場で書かせていただきます。
わたし自身は、本を書くほどの知識も経験もありませんが、日常診療において、ことあるごに積極的に「糖質制限」をするようお母さま方に勧めています。
ついでに言いますと、「界面活性剤を使用しないでください」というのもかなり勧めています。基本的には、理論的に納得したうえで、自分の体でその効果を実感しているからというのが根拠であります。
さて、「糖質制限」については、次のような場面で、よく勧めています・- 離乳食開始後の原因不明の便秘や下痢
- 胃腸炎回復後の食事再開するとき（嘔吐の激しい急性期については、糖質依存者が急に糖質を絶つのは危険に感じるため勧めない）
- アレルギー性疾患の食事療法（薬での終わりなき対症療法に不満を感じているお母さま方）
- 肥満（とくに、「そんなに食べていないのに太ってしまうんです」というお母さま方）
- 健診で神経発達に異常を感じられた場合
- 明らかな自閉傾向や多動傾向
たいていの方は、いまひとつの反応で、「そんなこと言っても、みんな食べているし、ダメってことはないんでは？」的な感想を持っているように思います。
この点については、世の中の「糖質制限」に対する認知度が上がらないとなかなか難しいかもしれませんが、乳児健診の時間を利用し、「糖質制限」の赤ちゃんをコツコツと増やしていこうと考えています。ケトン体依存度の大きい赤ちゃんのときから始める方が、安全でスムーズだと思いますので。
また、自分なりの「糖質制限」を勧める根拠を固めるためにも、データ収集をしています。
まず、ひとつは血清膵アミラーゼですが、乳児期はとても低く、でんぷんを完全分解するのは難しいのではないかと思います。つまり、でんぷんを食べても、過剰な食物繊維と同じ効果で、下痢になったり便秘になったりするのかもと考えます。にんじんなんかも、いくら細かくきざんでもそのまま出てきますよね。これって、紙きれを食べているのと同じように思います。それでも、「栄養は吸収されていますから大丈夫ですよ」という保健士さんとかもいるらしいですが、本当でしょうか。
参考までに言いますと、膵アミラーゼは3歳くらいで大人と同じレベルになり、その後は個人差の範囲で変動するだけです。
さらに付け足しますと、トリプシンやリパーゼは、乳児期の方がやや高めくらいです。しかも、両者の相関関係は、極めて高い正の相関があります（相関係数にして０．８強です）。これは、赤ちゃんにとって、タンパク質・脂質の重要性を物語っているし、タンパク質・脂質が同等に大切なのかとも想像します。
もうひとつは、さまざまな年齢・状態における「ケトン体値」です。血液検査の機会があるたびに、ケトン体値を測定しています。
とにかく、顕著に高くなるのは、胃腸炎パターンですね。点滴を要するようなぐったりする胃腸炎は、ケトン体値が２０００から５０００くらいになっています。
吐くことはないけど、熱が続いて全く食欲がないんですというこどもでは、１０００前後です。熱が続いていても、ある程度食欲があるこどもは、100以下が多いです。血型やアレルギー検査での測定では、ほぼ100以下。平均では2桁前半でしょうか。10から20しかないこどもも珍しくないです。
年令的には、乳児期は高い傾向ではあります。ただし、自分が思っていたほどではありませんでした。最小月齢で1か月の発熱で調べていますが、ケトン体値は２５４でした。経口哺乳量は落ちていない状態での値です。母体の糖質摂取量が多いと、赤ちゃんのケトン体産生を低下させてしまう恐れがありそうに感じています。ただ、それでも赤ちゃんは、経口摂取ができなくなると、一気にケトン体値が跳ね上がる適応力は高い印象です。
参考までですが、小児科ではよくケトン体が尿中にでていると、脱水のサインだと言って、点滴をするように教育指導されてきた印象がありますが、ケトン体値と脱水の指標として有用な血清尿素窒素とは関係ないようですよ。脱水は大したことないのに、ケトン体値がすごく高いということがよくありますから。
最後におまけですが、炎症体質の指標とされるアラキドン酸（AA）とエイコサペンタエン酸（EPA）の比も測定してみました。理想はAA/EPA＝１から３らしいのですが、平均は8ほどでした。理想の範囲に収まっているこどもは数人レベルでした。AAはインスリンの影響で産生増加するらしいので、ここでも糖質の影響があるのかもしれません。あるいは、今のこどもは魚をあまり食べないからでしょうか。
以上、あくまでいち小児科医の見解です。何かの参考にしていただければ幸いです。
お年玉がちょっと余っている皆様は是非，ご購入をお願いいたします。
それにしても，amazonでの取り扱い方がちょっと謎，というか，かなり変。
この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2017-01.htm#0101-3 -
今年こそは本を出します（・・・多分・・・頑張れば・・・いずれそのうち）。
ちなみに，今年5月に還暦を迎えますが，私の父親世代の還暦者が自然に醸し出していた「貫禄」とか「重み」がまるでない「軽い還暦人間」にしかなれそうにありません。
というわけで，「赤いチャンチャンコ」でなく「ワインレッドのレザーベスト」をオーダーメイドしようかな・・・っと考えている今日このごろです。
この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2017-01.htm#0101-2 -
「医者の魂の値段」というメール。
東京大学医学部出身の和田秀樹医師が、【医者が薬を使いたくなる「キックバック」システム】という記事を書かれています。
この記事の要旨は、「馬に人参」ならぬ「医者に万札」で、大学の医者の鼻面に万札を1～2枚ぶらさげてやれば、医薬品の害反応が消えてなくなるカラクリがあるというものです。
どうやら、ゲーベンなどの害反応が抹殺されたのは、このようなカラクリによるものと推察されます。
しかし、あきれ果てたことに、こんな医者たちの魂の値段は、ずい分と安いもののようです。
我々が求めるのは、マハトマ、つまり「偉大なる魂」の持ち主の医者ですが、現実にはマハトマはほんの少数のようです。この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2017-01.htm#0101-4 -
「ビールで血糖値は上がらない？」についてのメールです。
実験した結果をご連絡いたします。
前回食事後10時間以上たった空腹時に実験開始。
缶ビール350ml、糖質11.2g、アルコール5.5%を摂取
飲酒前血糖値 117mg、一時間後 135mg、18mg上がりました。
通常私は糖質1gで血糖値が3mg上がるのですが、今回は1.6mg。
たぶんアルコールの糖新生抑制作用で、血糖値上昇が抑制されたものと思われます。
前回ハイボール実験した時は、逆に一時間後で11mg下がりましたから。
結論：ビールの糖質はやっぱ血糖値を上げる！
ビールだけ飲んでつまみ食べられないのはつらい～(^^;この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2017-01.htm#0101-5 -
【糖質が少なくてもアルコールは血糖値に影響を及ぼす？糖質の多いお酒と少ないお酒とは】
この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2017-01.htm#0101-6
