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2007/06/29
- 病院が変わったこともあり,講演スライドに手を加えました。内容もちょっと変えてあります(6月28日バージョン)。ご覧になりたい方は本名,所属を明記してメールでご連絡下さい。
以前,ダウンロードしたことがある方は,同じアドレスからダウンロードできますので,御利用下さい。
- 拷問のように面白くない75分間,「映画館を出るならいまだ,これ以上見ないほうがいい」という警告文,そして目を覆わんばかりの凄惨な5分間が続き,ラスト5分に圧倒的な感動がある映画,《カノン SEUL CONTRE TOUS》について。
2007/06/28
- 先月末よりいろいろ紆余曲折がありましたが,来月より茨城県石岡市の石岡第一病院に勤務することになりました。これまでの病院に比べれば小規模の病院ですが,「消毒しない,乾燥させない傷の治療」を病院全体で支持していただけるということで,就職を決めました。
少なくとも,「深い傷は消毒をするように」と命令されることはなさそうです。
なお,外来診療開始は7月9日頃からになります。
2007/06/27
2007/06/26
- 時間とは何なのか,なぜ時間は過去から未来へと一方向にしか流れないのか,という極めて根源的,哲学的な問いに対し,物理学側から徹底的に追及した壮麗な書,『時間はどこで生まれるのか』(橋元淳一郎,集英社新書)について。そして,時間の存在を突き詰めたとき,そこに「生命と時間」の関連性が浮かび上がってきて,不思議なことに,先ごろ紹介した『生物と無生物のあいだ』と呼応する結論に達しています。
生命とは何か,時間とは何か,という全く異なる根源的な質問にそれぞれ生物学,物理学からアプローチしたはずの2冊の本が同じ結論に達しているというのは感動的です。
2007/06/25
- 先週土曜日(23日)は兵庫県県北の朝来市医師会学術講演会で講演でした。この会始まって以来という80人近い参加者で会場は超満員状態,多くの質問をいただきました。
講演会終了後はタクシーで姫路に移動し(1時間ちょっとかかりました),そこで夕食。そして翌日,姫路から名古屋経由で松本に戻りました。木曜日からずっと,新幹線,特急電車,タクシーにばかり乗っていたような感じです。
- 「外傷を湿潤治療している医師」に,静岡県磐田市の磐田市立総合病院 外科・救急 宇野彰晋先生にも加わっていただきました。ありがとうございます。
- トム・ハンクス主演の感動作,《ターミナル》について。
2007/06/23
- 昨日は磐田市・磐周医師会合同学術講演会で講演でした。100人を予定した会場には悪天候にもかかわらず,140人を越える方々が詰め掛け,会場は満員状態でした。質疑応答も長々と続き,その後の懇親会でもひっきりなしにご質問をいただきました。多くの方に来ていただき,ありがとうございます。
今日はこれから兵庫県に移動し,午後から講演です。
2007/06/22
- 昨日(21日)は大阪市立総合医療センター 糖尿病勉強会で講演でした。100人が入れる会場でえしたが,講演開始30分前ですでに150人を超えてしまい,講演開始時には200人を超す方が詰め掛けていました。そこで急遽,講演会場の隣の部屋に講演のモニター画像を流すようにしていただき,10分遅れで講演開始。
講演後の質疑応答も沢山いただき,その後の立食形式の情報交換会でも食事を取る暇がないほど休みなくいろいろな質問をいただきました。多数の方にご参加いただき,ありがとうございました。
その後,座長の先生たちと遅い夕食。しょうもないことを話しているうちにお開きとなりました。
というわけで,これから静岡に向かい,夕方から磐田で講演です。
2007/06/21
2007/06/20
2007/06/19
- 来年1月19日(土)に愛媛県松山市で開催される第3回 四国創傷治癒フォーラムで講演することが決まりました。
- 先週からずっと,送別会が続いています。さすがに私も,ちょっと疲れ気味です。
2007/06/18
- 先週土曜日(16日)は第7回 大阪糖尿病患者教育担当者研修会で講演でした。多数の方においでいただき,ありがとうございました。
- 8月17日(金)に熊本県保険医協会で講演することが決まりました。久しぶりの熊本県です。
- 「外傷を湿潤治療している医師」に,神奈川県川崎市の石心会 川崎幸病院 外科 高橋保正先生にも加わっていただきました。ありがとうございます。
- タイ王国の山奥に住む少数民族,サガイ族がサッカーをするという映画《アフロサッカー Sagai United》について。《少林サッカー》ほど荒唐無稽な面白さはありません。作り方次第でいくらでも面白くできたはずなんだけど・・・。
- さて,超小型パソコン,富士通のFMV-U8240を二日間使ってみた感想です。
まずキーボードの問題。この面積に主要なキーボードを全て詰め込み,さらに14ミリのキーピッチを保たせるたために独立したカーソルキーを配置できなかったのでしょうが,カーソルキーのように使用頻度の高いキーが[ALT]キーを押しながらでないと使えない,というのはさすがに辛いです。キー配列には慣れるのは苦でない私ですが,これはちょっと困っています。これなら,キーピッチを13ミリにしてマシンの横幅を1センチ大きくし,そのことで独立したカーソルキーを確保すべきだったと思います。
あと,長音記号が独立していないのもかなり辛いです。たとえば,「キーボード」という単語を入力するのがちょっと面倒くさいです。これは早急に改善して欲しいです。
2007/06/15
- 「外傷を湿潤治療している医師」に,新潟県長岡市の長岡赤十字病院 皮膚科 辻本友高先生にも御参加いただきました。ありがとうございます。
- 超小型パソコン大好き人間ですが,またも買ってしまいました。富士通のFMV-U8240で,昨日ゲットし,ちょっと触ってみました。
サイズはsigmarionⅢ(長年の私の愛機)とほぼ同じで,横幅がちょっと小さく,奥行きがちょっとあるくらい。液晶も見やすいです。キーボードの配置にちょっと癖があり,おまけに同封されていた説明書に全く説明がないため,「アンダーバーはどうやって入力するんだ? 長音記号は? TABは?」と少々混乱しましたが,それさえわかってしまえばあとは慣れの問題と思われます。キーボードサイズは問題なくタッチタイピングができます。
USB, SDカード,コンパクトフラッシュが使えるので,データのやり取りには問題ありませんし,無線LANも搭載可能。結構使えますね。
また,「法人用」として販売されていますが,病院名を入れれば個人でも購入できました。
2007/06/13
2007/06/12
2007/06/11
2007/06/08
- 久しぶりに医学記事,「熱傷創感染をどう考えるか」という三部作(・・・多分)の第1章,「自動車がない時代には自動車事故はなかった」です。
- 「外傷を湿潤治療している医師」に,北海道沙流郡日高町の富川駅前クリニック 五十嵐雅哉先生にも加わっていただきました。ありがとうございます。
- ずっと「温水のみでシャンプーなしの洗髪」を続けています。依然として不都合は何も起きていませんし,痒みもフケも脱毛も減りました。
そこでふと考えたのですが,人間の皮膚からは分泌されているものに,界面活性剤でないと落とせないアブラ汚れはあるのかという疑問です。水(温水)で洗い流せないものが皮膚から分泌されているのでしょうか。
というのも,現在でもシャンプーなんて全くしない人たちは世界中に沢山いるし,人間がシャンプーを恒常的に使うようになったのは,せいぜい,この100年くらいと思われるからです(・・・もしかしたら,もうちょっと古いかもしれないけど)。もしかしたら,シャンプーができてから「シャンプーでないと落とせないアブラ汚れ」という概念が生まれたんではないかと・・・。
もちろん,料理をしていたら棚の上からサラダ油が落ちてきて頭からかぶったとか,灯油を頭からかけられたとか,整髪料と間違えてラー油を頭に降りかけたとか,そういう状況ではシャンプーの出番でしょうが・・・。
とはいっても,シャンプーなし洗髪にも欠点があります。シャンプー(石鹸)の香りがないために,いまいち,爽やかさに欠けることです。これは「洗剤なしの洗濯」でも同じで,洗剤なしでも大部分の汚れは落ちますが,石鹸の香りが衣類に残らないため,「なんとなく物足りない」という感じになり,つい,通常量の1/4ほどの洗剤を入れてしまったりします。
どうも人間のDNAには石鹸の香りが組み込まれているみたいで,「石鹸(シャンプー)の香りがする」⇒「清潔」と無条件に感じてしまうようです。
ということで,シャンプーの香りスプレーがあればそれで問題解決かもしれません。
2007/06/07
- 『環境問題はなぜウソがまかり通るのか』(武田邦彦,洋泉社ペーパーバックス)は面白いですよ。以前紹介した『リサイクル幻想』の作者の本である。最初の方だけちょっと拾い読みすると,詳細なデータを元に次のようなことを書かれていました。
- ペットボトルのリサイクルが始まってから,ペットボトルの消費量が4倍に増えたが,再利用されたペットボトルの量ほとんど増えていない。
- 分別回収されたペットボトルは再利用にまわされていない。回収した業者が廃棄している。ここに利権が絡んでいる。
- ゴミ分別回収が始まってからゴミが増えた。
- 家電リサイクル方で回収された家電のほとんどはそのまま廃棄され,本当にリサイクルされているのは回収されたものの1%に過ぎない。
- スーパーのレジ袋は,以前は利用価値がなくて廃棄されてきた石油の成分を利用して作ったもので,石油全体に占める量は微々たる物。だから,レジ袋を100%なくしても,石油使用量には影響がないし,地球に優しいわけでもない。
- 日本に輸入されている石油のほとんどは燃料として使われている。包装用プラスティックに使われているものは微々たる量である。
- ペットボトルの完全回収,完全リサイクルをするより,車の量を1/1000減らした方が,はるかに環境負荷が少なくなる。つまり,車の量をちょっと減らすだけで,リサイクルしなくてもよくなる。
- 「ドイツはリサイクル生活の先進国」というのはウソ。国民一人当たりの資源消費量を比較すると,ドイツは日本の倍近く消費している。つまり,積極的にリサイクルするようになると,資源消費量が増えてしまう。リサイクルするためにより多い石油が必要になるからだ。リサイクルせずに燃やしたほうが環境負荷が少ない。
- 京都議定書を完全に実行したとしても,二酸化炭素増加を0.7%減らせるだけ。
- 石油が枯渇したとき,人類は地球を温暖化させる手段を失う。それ以外に「人類による地球温暖化」を防ぐ手段はない。
そのほかにも,ダイオキシンには実は毒性がなかったとか,環境ホルモン騒ぎっていったい何だったんだとか,目からウロコがボロボロ落ちます。
2007/06/06
- 「外傷を湿潤治療している医師」に,東京都世田谷区のいとう整形外科 伊藤邦成,伊藤理枝子先生にも御参加いただきました。ありがとうございます。
- 素材的には面白いんだけど,肝心のコンピュータに関する知識がデタラメのためにお笑い映画になってしまった駄作コメディー映画,《シモーヌ》について。
2007/06/05
2007/06/04
- 6月3日は大阪でのO2 Conferanceで講演でした。大阪大学,大阪市立大学の整形外科の会合ですが,多くの方に来ていただきました。また,懇親会でもひっきりなしのたくさんの質問をいただきました。ありがとうございます。
- 「外傷を湿潤治療している医師」に,茨城県笠間市の茨城県立中央病院 ・がんセンター 放射線科 塩山靖和先生にも加わっていただきました。ありがとうございます。
- 佐渡市の佐和田病院の鶴岡先生の個人サイト,スプリントの秘密 「走る・跳ぶ・投げる・蹴る・打つ」能力にリンクしました。
2007/06/02
- 雑誌「日経メディカルCadetto」2007年1号に取材記事『創傷・熱傷・褥瘡における湿潤療法の大きなメリット』が掲載されました。35歳以下の医師をターゲットにした雑誌です。
2007/06/01