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2006/02/28
2006/02/27
- 24日(金)は広島県福山市の松永沼隈地医師会で講演でした。近隣の医師会から参加された先生や看護師さんが多数参加され,会場はぎゅうぎゅう詰め状態でした。質疑応答も非常に活発で,さまざまな質問を頂きました。お集まりいただき,ありがとうございました。
その後,懇親会があり,ここでも活発な意見交換がありました。
- 5月26日の佐久市立国保浅間病院での講演ですが,外部の方の参加も可能です。参加申し込み情報を追加しました。
- またもやしょうもない映画,《クラッシュポイント・ゼロ》について。映画会社の紹介文を読むと,面白そうだったんだけどなぁ・・・。
2006/02/24
- たまには本のことを真面目に書こう,というわけで,久しぶりに「読書日記」を更新。『人類はなぜ戦争を繰り返すのか』(大澤正道,日本文芸社パンドラ新書)。
「戦争は絶対悪」,「防衛戦争は正しい戦争だが,侵略戦争は許されない」,「民主主義を守るための正義の戦い」という言葉がいかに空しく,欺瞞に満ち,都合よく使われているかがよくわかる本である。
- 今日は昼まで外来診察をして,それから名古屋経由で広島に向かい,松永沼隈地医師会で講演です。広島県での講演は2年半ぶりです。
- 民主党自爆テロ,というか,勝手に自分で爆弾を爆発させて自分だけ吹っ飛んじゃいそうな雰囲気です。先週までは自民党小泉政権は「マンション強度偽造」,「ホリエモン逮捕と武部幹事長の責任問題」,「アメリカ産牛肉の杜撰なチェック体制」,と問題山積で,民主党からすればどこからツッコミを入れるかその順番だけが悩みの種,だったはずです。民主党はいわば高みの見物をするだけでよかったはずです。それがまたなんで,こんなミスをしちゃったんでしょうか。何も焦る必要はない状況なのに,一人で勝手に焦って意気込んで,その結果としての自爆ってのはみっともないのを通り越して,哀れささえ感じます。
2006/02/23
- 5月26日(金)に長野県の佐久市立国保浅間病院で講演することが決まりました。
- 国立病院機構別府医療センターの武内先生より『両手(低温)熱傷と思われた症例』という投稿をいただきました。点滴を入れるために手をお湯につけただけで熱傷が発症するとしたら怖いなぁ,とも思いますし,従来の熱傷治療がいかに患者さんに苦痛を与えていたかを改めて思い知らされる症例だと思います。
- 当サイトは一日あたり2500前後のアクセスで安定飛行(?)していますが,なぜか昨日は一日で3800を越すアクセスでした。何でいきなり,アクセス数が増えたのかは不明ですが,一人でも多くの人がこの治療について知っていただけるのであれば,とても嬉しいです。
2006/02/22
2006/02/21
- 「湿潤治療を行っている医師」に,熊本県天草郡五和町の市丸医院 市丸寿彦先生,そして広島県広島市の林外科医院 林 克実先生にも加わっていただきました。ありがとうございます。
- 6月の尾道市立市民病院での講演の詳細が決まりましたので,情報を追加しました。
- 昨日より,埼玉県のやました動物病院の山下先生が,外来見学にいらっしゃっています。
- 『人類はなぜ戦争を繰り返すのか』(大澤正道,日本文芸者パンドラ新書)を読む。太古からのさまざまな戦争の諸相を一つ一つ取り上げ,それがなぜ起こったのか,どのようにして終結したのかを解き明かす力作である。
たとえば,大東亜戦争は自衛戦争なのか,侵略戦争なのか。本書は,どちらでもあると言い切る。侵攻したほうは自衛のために仕方なかったというし,侵攻されたほうから言えば侵略された戦争だと捉える。立場が違うから当然である。立場が違うから戦争になったのだから当然である。立場も利害も一致していたら,そもそも戦争になりようがない。
そして,物事には必ず両面がある。太平洋戦争に日本を引きずり込んだのはアメリカだった。もちろん,自国の利益のためだ。だが,当時のアメリカ大統領は戦争に参戦しないことを公約にして当選した人物だった。だが彼の本音は参戦だった。そのためには,アメリカ国内に「戦争やむなし」という国民感情を掻き立てる必要があった。当初,ヨーロッパでの戦争への参戦を考えていて何度もドイツを挑発したが,ドイツはそれに乗ってこなかった。そこで矛先を太平洋に向けた。まんまとその挑発に乗ってきた国があった。かくして,真珠湾攻撃。唯一のアメリカの誤算は,被害が思ったより大きかったことだけだったらしい。
ちなみに,日本の参戦に脅威を感じたのはヒトラーだったらしい。アーリア人至上主義を唱える彼にとって,サルに等しい有色人種がアーリア人に打撃を与えた真珠湾攻撃は由々しき事態だった。
宗教戦争は「自分たちが絶対に正しい」と考える側が仕掛ける戦争だ。だから,その宗教を信じない連中は悪であり,その宗教を広める(=押し付ける)ことが絶対の正義であり,宗教を信じない連中を殺すことは彼らを天国に導く正しい行為となる。
経済戦争と宗教戦争の最大の違いは妥協点の有無である。19世紀までの戦争は基本的に前者だったが,20世紀に入り,宗教戦争が続くことになった。「民主主義が正しい」という宗教,「共産主義を広め,世界を平和にする」という宗教,そして「自由な世界を作る」という宗教である。つまり,第一次大戦,第二次大戦は,これらの宗教を信じる勢力が仕掛けた,宗教戦争だった。だから彼らは,それを信じない勢力を殲滅し地上から抹殺するために,おのれの神のために,妥協点のない戦争を戦った。
宗教戦争の特徴は「善か悪か」という善悪二元論で世界を切り分ける点にある。「世の中には他の神もいるんだよ」という立場は許されず,中立するものを「悪に加担する邪教」と切り捨てるのが特徴だ。
その結果,宗教戦争を仕掛けた側が勝ってしまった。勝った方は「だから自分たちの神が正しかっただろう」と考えた。神のために戦うことは正しいという立場が唯一の正義になった。そういう体制を作ってしまったのが戦勝国だ。
「宗教戦争は正義だ,宗教戦争に参加しないのは悪だ」という価値観は,さらなる宗教戦争を生み出した。それが20世紀後半からずっと続き,今日も続いている。神のための戦争だから,途中で妥協することは許されない。「世界に民主主義と自由をもたらすまで,テロとの戦いをやめるわけにはいかない」という信念の元に宗教戦争を一方的に仕掛けてくる宗教指導者がいるのは,そういうことなのだ。
2006/02/20
- 「湿潤治療を行っている医師」に,愛知県幡豆町の徳永外科内科 外科 徳永 裕先生,島根県雲南市の公立雲南総合病院 外科 大谷 順先生にもご参加いただきました。ありがとうございます。
- 先週の週末は怒濤のようでした。
まず金曜日,午前11時頃まで外来診察をし,その後,特急電車,長野新幹線,常磐線を乗り継いで水戸へ移動し,KKR水府病院で講演。300人近い方に来ていただき,周辺病院はおろか栃木県などからも参加された方がいらっしゃったそうです。ありがとうございました。講演終了後は8人ほどの先生方と懇親会でしたが,非常に多くの質問を頂き,楽しく話させていただきました。
そして翌朝,常磐線で上野まで行き,東京メトロで築地まで移動し,聖路加病院主催の第21回東京母性衛生学会で13:10より講演。医師の参加は数人のみで助産婦さんが多い場だったようです。講演内容は通常の「医師向けバージョン」で,しかも講演時間も十分にとれなかったため,十分にご理解いただけたかちょっと心配でした。事前の学会主催者側の説明では医師も多数参加するという話で,私もそのつもりで講演を引き受けたのですが,これはどういうことだったのでしょうか?
そしてその後,タクシーで移動し,日本臨床整形外科医会関東ブロック教育研修会で講演。こちらの方は多数の医師が参加され,非常に活発な質疑応答でした。整形外科は特に創感染に最も神経質な診療科ですが,それだけに,消毒と創感染の本質をついた質問が多く,私にとっても有意義でした。
- 上記に関連してですが,私は以前から明記してあるとおり,医師が多数参加しない場での講演は全てお断りしています。私が得るものが全くないからです。
以前は看護協会などでの講演も引き受けていましたが,「CVカテーテル刺入部の処置については説明があったが,気管切開部の処置はどうなるのですか?」的な,ノウハウのみを尋ねる質問ばかりだったからです。同様に懇親会でも,一方通行の質問と,一方通行の回答ばかりで,会話が成立しないのです。これでは,私が得る物が全くありません。
外来見学も看護師さんのみの見学を断っていますが,それも同じ理由です。
- アメリカ映画なのにインドが舞台で,ムカデが出てくるのに邦題が《ザ・テンタクルズ》というヘンテコ映画を紹介。ツッコミどころ満載どころか,ツッコミが入れられない部分がほとんどない,というナイスな映画です。
2006/02/17
- 『さらば消毒とガーゼ』の書評が週刊朝日 2006年2月17日号,看護学雑誌 2006年3月号,日本鍼灸マッサージ新聞 2006年2月10日号にも掲載されました。
- ウイルステロと銀行強盗と大地震が一緒に起きたらどうしよう,大変だ~,というノンストップ・アクション&パニック映画 《シェイクダウン》について。暇つぶしに見ている分にはアクションの連続で面白いんだけど,この3つが同時に起こるなんてなぁ・・・。
- 今日は午前中は仕事をして,12:00の電車に乗り,松本⇒長野⇒上野⇒水戸と移動し,KKR水府病院で講演です。そして土曜日の朝,東京に移動し,聖路加病院,日本臨床整形外科医会関東ブロック教育研修会で講演し,終了後にまた新幹線に乗って自宅へ。ちょっとハードな週末です。
2006/02/16
- 「しんぶん赤旗日曜版 2006年2月12日号」に拙書『さらば消毒とガーゼ』の書評が掲載されました。
- 「湿潤治療を行っている医師」に,熊本県玉名市の医療法人有世会 大野医院 大野靖一先生にもご参加いただきました。感謝いたします。
- つい最近,【NEC、香水瓶をモチーフにしたHDDメディアプレーヤー「VoToL」,3月に販売】というニュースがあった。ハードディスク内蔵の動画・音楽プレーヤーで,なかなか格好いい。ちょっと食指が動いてしまった。
私は週末ごとに新幹線や飛行機で移動しているため,この類のプレーヤーを数台保有している。現在はMPM-201(製造中止)でレンタルしたDVDをDivXファイルに変換してパソコンに保存し,Creative Zen VisionのHDDにコピーして新幹線や空港の待合室で見る,という使い方をしている。暇つぶしには最高である。
近頃,iPodに動画機能がついたこともあり,各メーカーは「今年こそ,動画が見られるポータブルマシンが売れるはず」といろいろな製品を投入しているらしいが,どうだろうか。今までこのタイプの製品がヒットしたためしはないからだ。音楽再生用のMP3プレーヤーは大ブレイクしたが,ポータブルAVプレーヤーにそんな日は来るのだろうか? 現状では来ないと思う。おそらくこれは隙間商品以上にはなれないだろう。
理由は音楽と画像はまるで違うからだ。音楽な「ながら聞き」ができるが,画像は「ながら視聴」できないのである。前者なら歩きながらでも運転しながらでも聞けるが,動画となるとそういかない。目も耳も使うため,移動しない状態でしか視聴できないのだ。
そうなると,これらの機器を手に入れ,お気に入りの画像データを入れたとしても,それを鑑賞できるのは非常に限られた状態でしかない。新幹線や列車の車中,空港や駅の待合室,行列に並んでいる最中,長い時間喫茶店で時間をつぶさなければいけない場合・・・などしか思いつかないのだ。他の状況では,手に持っていたとしてもそれで画像を見ようという気にはならないはずだ。また,「ちょっと空き時間ができたから映画を見よう」,という気は起こらないと思う。映画はぶつ切りで見ても面白くないからだ。どうしても,腰を据えて見る,ということになる。
そして,画像をどうやって入手するか,という問題も大きい。私の場合は,持ち歩いてまで見たいテレビ番組があまりないため,どうしても映画が主体となる。私は簡単にDVDがコピーできるMPM-201を持っているから問題ないが,通常はそうではないはずだ。もちろん,画像ファイルのダウンロードサービスもあるが,見たいものがその中にないから,役に立たないのである。つまり,自宅に見たいDVDがあってそれを外出先で見たい,という時に立ちはだかるのが,「市販DVDは簡単にコピーできない」という現実である。
となれば,なにもこの類のポータブルプレーヤーを購入する必要はなくなる。ポータブルDVDプレーヤー,あるいはノートパソコンで十分だ。
MP3プレーヤーがヒットしたのは当初,手持ちのCDをMP3ファイルに変換してプレーヤーに入れられることにあったと思う。手持ちの100枚のCDが小さなプレーヤーで持ち運べるのは非常に大きなメリットがあった。要するに,CDをMP3に簡単に変換できたことが勝因だったと思う。
だから,ポータブルAVプレーヤーがヒットするためにはまず,DVDが簡単にDivXなどに変換できることが前提じゃないだろうか。つまり,このタイプのプレーヤーの普及を妨げているのは,著作権でがんじがらめになっているDVDの売り方も一つの原因になっているような気がする。
2006/02/15
- 「湿潤治療を行っている医師」に,北海道桧山郡江差町の北海道立江差病院 外科 高島 健先生,伊東竜哉先生にも加わっていただきました。ありがとうございます。
- 「湿潤治療の講演を行っている医師」に那覇市立病院 小児外科の山里将仁先生を追加させていただきました。ありがとうございます。
- このリストに載った先生たちの講演も次第に増えてきているようです。講演の日時と場所を教えていただければ,このサイトに講演会の予定を掲示しようと思いますので,講師の先生方,よろしければご連絡いただけないでしょうか。
- 低予算で苦心の末に人情劇に傾きすぎたパニック映画という《アースブレイク》。“アースブレイク”という壮大すぎるタイトルが涙を誘います。
先日紹介した《異常犯罪捜査官》について,ちょっとだけ加筆。最後の部分です。
2006/02/14
- 6月23日(金)に広島県の尾道市立市民病院で講演することが決まりました。
- 「湿潤治療を行っている医師」に,熊本県苓北町の苓北病院 整形外科 松田 正先生にもご参加いただきました。ありがとうございます。
- 昨日から2日間の日程で,宇都宮共立診療所の北岡先生が見学に見えられています。
- そういえば,昔何かで読んだことがあるんだけど,オリンピック報道でよく「日本人選手は惜しくもメダルを逃すが,6位入賞で頑張った」というような記事を目にしますが,これはどうも日本だけの現象らしいです。日本以外の国(?)では「4位から8位までは入賞ね」という「入賞」という概念も制度(?)が存在しないからです。1位から3位まではメダル受賞者として褒め称えるけれど,4位以下は全て同じで単にメダルが取れなかった人,という扱いのようです。つまり,「メダルには届かないかもしれないけど,今回は入賞狙いです」という考えも存在しないらしいです。
「1位から3位までを勝者とし,それ以外は全て負け」という国際ルールを無視して,それに届かない選手を「入賞として評価」するローカルルールを勝手に作って,それがあたかも国際ルールであるかのように報道しているとしたら,やはりそれはおかしいと思います。
- 毎朝,5時に起きてこのホームページの更新をしたり,原稿を書いたりしています。いつもは,NHKのニュースを見ながら原稿を書いてきましたが,オリンピックが始まってからはNHKを見ていません。オリンピック競技ばかり流しているからです。昨日,どんなニュースがあったのか,あの事件はどうなったのかと思ってNHKをつけても,延々とスケート競技場の様子が写っているだけ。結局,民放各局のニュース番組を見ています。
2006/02/13
- 「湿潤治療を行っている医師」に,滋賀県木ノ本町の湖北総合病院 皮膚科 西藤由美先生,横浜市の横浜掖済会病院外科 外科 三浦靖彦先生にも加わっていただきました。ありがとうございます。
- さらに,西藤由美先生は「湿潤治療の講演ができる医師」の方にも加わっていただきました。重ねて感謝いたします。
- 先週金曜日(10日)は東京都牛込歯科医師会で講演。通常の勉強会より多い40人ほどが参加されたとのことで会場は満席で,講演後の質疑応答もとても活発でした。多くの方にご参加いただき,ありがとうございました。
講演後は「お約束」の宴会に突入。ここでもさまざまな質問を頂きました。そしてさらに2次会に突入。遅くまでおつき合いいただき,ありがとうございました。
- 作曲家マーラーの伝記映画《マーラー》について。映画監督が自分の映像に陶酔しまくりの映画です。マーラーについての知識がないと,何がなんだかわからない映画ですね。音楽は最高なんだけど・・・。
- そういえば,この週末の移動で見た映画が《魁!! クロマティ高校》。ご存知,野中英次原作のギャグ漫画を元にした映画です。クロマティとはもちろん,かつて読売ジャイアンツで大活躍した野球選手のウォーレン・クロマティ,その人。ちなみに彼は非常に敬虔なキリスト教信者で,しかも人格者として広く知られていますが,その彼が「俺の名前をこんな馬鹿な映画に使わないで欲しい」と抗議したのがこの映画です。
しかし私は,この中野さんの「クロマティ高校」は読んだことがありません(これ以外の彼の作品は結構読んでいるんだけど・・・)。そういう原作に対する知識なしに,どれくらい楽しめるかなと思って,DVDをレンタルしてみたわけですよ。
で,この映画(漫画)の超現実的設定は違和感なく楽しめました。「引き算ができれば入学できる」というお馬鹿不良ばかり集まった都立クロマティ高校に,なぜか優等生が入学して学校改革をするとか,フレディ・マーキュリーそっくりさんのフレディという高校生がいるとか,ゴリラが高校生だとか,ロボットが同級生だとか(名前が中沢新一ならぬ「メカ沢新一」だったりする),途中で宇宙船が登場して「猿の惑星」になっちゃうとか,そういう設定は「あり」です。許します。そこそこ,楽しめました。
問題は,ギャグがどれも小粒なこと。笑えるシーンはたくさんあるんだけど,それらが短く,こじんまりしているため,馬鹿馬鹿しさを通り越すほどの笑いにはなっていません。もともと4コマ漫画でしたっけ? 「一度見たら,もういいや」,という感じですね。多分,「原作を超えた面白さ」ではないんじゃないかな?
2006/02/10
- 「湿潤治療を行っている医師」に,北海道札幌市の三草会クラーク病院 整形外科 高橋大介先生,整形外科 北村三穂先生にもご参加いただきました。ありがとうございます。
- 久しぶりに治療症例についての真面目な更新。「前脛骨筋腱が露出して,保存的に閉鎖した症例」です。治療に使用したものはZNCのみです。
- 今日は昼まで通常通りに外来診察をして,その後,東京に移動し,牛込歯科医師会で講演です。
- そういえば,音楽CDなどのプラスティックケースがありますが,正式の開け方があるってご存知でしたか? 私,この歳になるまで知りませんでした。詳しくはこちらをごらん下さい。片手で開けたからって偉くなるわけじゃありませんが,とりあえず格好いいんで紹介しちゃいます。
2006/02/09
- 「湿潤治療を行っている医師」に,兵庫県西宮市のよねくらクリニック 外科・肛門科 米倉康博先生にも加わっていただきました。ありがとうございます。
- 上記のように,「創面に固着しない,吸収力がある,乾燥させない,薄い,柔軟」という未滅菌ロール状の製品の試験販売を,開発元の瑞光(株)より始めました。詳しくは掲示板過去ログの[901]のスレッドをお読み下さい。
2006/02/08
2006/02/07
- 「湿潤治療を行っている医師」に,大阪市北区の財団法人住友病院 皮膚科 谷口彰治先生も追加しました。これまで,大阪鉄道病院でこの治療を実践されていた先生ですが,このほど住友病院に移られたそうです。
- 昨日から今日にかけて,東京の獣医師の山本先生(Clinica Animal EL FARO),札幌の中村記念病院の及川先生と杉尾先生が見学にいらっしゃっています。
及川先生たちは病院からの見学命令を受けての見学だそうです。また,当院脳外科で行っているリハビリについても興味をもたれたようでした。
また山本先生は,私がまだピアノサイトを作っていた頃から治療に興味を持たれ,実践されていて,これまでも何度か講演会に参加されていましたが,ようやく一緒に酒を酌み交わす機会が得られました。感激です。
- 松本という土地は寒さはひどいけれど,雪はあまり(というか,ほとんど)降らない土地ですが,昨夜は深々と湿った雪が降り続き,結構な積雪となっています。
2006/02/06
- 「湿潤治療を行っている医師」に,長崎市の古市外科胃腸科医院 古市 哲先生にも加わっていただきました。ありがとうございます。
- 先週金曜日は宮城県古川市の古川市立病院で講演でした。中規模の病院(450床くらい)でありながら,いろいろ先進的な試みをしている病院です。会場は満員状態で後ろの方は立って聴かれていたようでした。いろいろな質問を頂きました。また,大学病院時代の同僚や大学病院で顔見知りの先生と久しぶりに再会できました。
その後,場所を移して10人ほどの先生方と会食。私の事情で1時間ほどで退席してしまった心残りでしたが,いろいろな話をさせていただきました。皆様,ありがとうございました。
- これまたツッコミどころ満載の映画《サーベルタイガー》を紹介。最後のサーベルタイガーの殺され方,余りにもあっけなさ過ぎます。これで死ぬんだったら,たいしたことないよね,と誰でも思ってしまうはずです。ここさえもうちょっと工夫していたら,「普通のB級映画」だったのに・・・。
- 週末にしか読めなかった大著『文明崩壊 上・下』(ジャレド・ダイアモンド,草思社)をついに読破。面白かったです。いずれ,感想をまとめようと思っています。
「幸福な家庭は互いに似通っているが,不幸な家庭とはそれぞれの事情で不幸である」というトルストイの言葉を借りれば,「成功した文明とは互いに似通っているが,廃墟・遺跡を残して消えた文明は,さまざまな条件の組み合わせで崩壊した」という感じでしょうか。
2006/02/03
- 「湿潤治療を行っている医師」に,静岡県磐田市のいわせ医院 岩瀬正紀先生にもご参加いただきました。ありがとうございます。
- 2月17日の水戸市の水府病院での講演ですが,会場が「水戸市医師会館」から「茨城県メディカルセンター」に変更となりました。市内の病院はもとより,県内,県外の病院からの参加申し込みが多く,当初の予想をはるかに超えたため,とのことでした。参加ご希望の方はご注意下さい。
- 冬の手荒れ,主婦手湿疹,頻回の手洗いによる手荒れ対策についての問い合わせが相変わらず多いです。これまで掲示板でも何度か登場したネタですが,問い合わせが多いのでもう一度おさらいです。
仕事の前に白色ワセリンかプラスチベースをたっぷりめに手に取り,塗り込むように両手に塗ります。十分に手になじんでから,乾いたペーパータオルなどでべたつきが気にならなくなるまでふき取ります。これで皮膚の亀裂や皺は油の膜で覆われるため,手洗いによる手荒れを防いでくれます。
重要なことは,水仕事をする前にこれをすることです。私の場合,外来が始まる前にするようにしています。患者さんを診察するたびに手洗いしていますが,これで大体昼頃まで大丈夫です。この「塗り込み→ふき取り」を必要に応じて一日に何度かするだけで,手荒れも治るし,手荒れ予防にもなります。
白色ワセリンやプラスチベースは無味無臭ですし,口内炎用の軟膏,眼軟膏の基剤として使われています。つまり,口の中や目に入っても安全ということです。手荒れや主婦手湿疹にお悩みの方,是非,試してみて下さい。
ちなみに,手荒れ用のクリーム,なんて代物もありますが,かえってひどくなりますので使ってはいけません。クリームは本来,「荒れた皮膚」には使っていけないものだからです。
- 今日は午前中に松本を出発して長野に向かい,長野新幹線,東北新幹線を乗り継いで宮城県古川市にある古川市立病院で講演です。ちなみに,今日からまた冬型の気圧配置に戻るとのことでした。
2006/02/02
- 3月3日の岩手県胆沢病院での講演ですが,外部からの参加も可能とのことなので,問い合わせ先情報を追加しました。
- 《異常犯罪捜査官 Blond: Eva Blond!》という映画を紹介。「異常犯罪」というよりは「設定が不自然で異常な」映画です。最初から最後まで,わけのわからないエピソードが満載の変な映画です。
B級映画といえば,記念碑的駄作,人知を超えたゲテモノ映画と一部マニアの間で絶大な人気を博している作品,ご存知ですか? その名も『死霊の盆踊り』。是非,これも見てみようっと。
2006/02/01