• 【加糖ジュース、「飲めば飲むほど死亡リスク高まる」米研究で】
  
  　業界団体は「我々の業界の飲み物で使用されている砂糖は、他の食品に使用されている砂糖と同じものである」と反論しているようです。反論になっていません。質が同じでも量が違うだろ。
   
• 【ちょっと待て？ ベストな折りたたみスマホが出そうな予感…】
  
  　Xiaomiから，なんと三つ折り，しかも値段は他社製の半額？ これが本当なら絶対に衝動買い！
   
• 【コオロギ50匹分プロテインバー開発の裏側「食品工場で虫は”害虫”。日本では50工場以上断られました」】
  
  　問題は値段の高さだよね。2種類セットで980円にするんだったら，普通は同じ値段の食べ放題ランチを選ぶよね。
   
• 【韓国、今年から人口減少…「人口災難」に進入】
  
  　いずれ，世界の先進国は同じ道をたどるはず。先進国はいずれも子育てコストが高くなりすぎて，出産・子育てが生活のリスクになってしまうからです。
   
• 【白人至上主義者がDNA検査を受けたら、3分の2が白人以外の血を引いていたことが発覚】
  
  　東京に住んで3年目の自称江戸っ子，ってやつだな。
   

• 【大発見！ カンブリア紀の新たな化石群、中国　驚異的な保存状態、なんと半数以上が新種、バージェスや澄江に匹敵か】
  
  　昨日も紹介しましたが，更に詳細な解説記事です。それにしても，半数が新種というのはすごいです。
   
• 【太ったら減量ブートキャンプに強制送還。タイ警察の肥満対策】
  
  　食事は高タンパク食，とありますが，糖質も減らしたんでしょうね。
   
• 【最も不健康な国、ワースト20】
  
  　肥満問題はどこでも深刻です。
   
• 【1950年代には楽譜専用のタイプライターが存在した】
  
  　楽譜は書籍とは比べ物にならないくらい複雑なので，手書き浄書された譜面で出版されていましたが，「楽譜タイプライター」があったことは初めて知りました。この動きを見ていると，パソコンの楽譜作成ソフトが如何に凄いかがわかります。
   

• 【棒を一本入れるだけ！それだけでお酒を「樽熟成」できるんです！】
  
  　これ，面白そう。値段も安いのでポチっちゃいました。近日中に届くようです。。
  

  お酒を熟成 ギフト お花見 送料無料 ミズナラエイジングスティックス MIZUNARA AGING STICKS 2本セット フレーバー 焼酎 ウイスキー ブランデー ワイン 和柄 国産 オーク 価格：1850円（税込、送料別) (2019/3/25時点) 楽天で購入

   
• 【改元を利用した｢悪質便乗商法｣が続出する実態　皇室にあやかった商法に騙される高齢者たち】
  
  　あっ，そういえば，消費税増税という詐欺まがいも今年実施・・・。
   
• 【1年間の育児休業が職場に与えた影響が「破壊的」だったとしてビル＆メリンダ・ゲイツ財団が制度の見直しを決定】
  
  　先進国ほど「子どもを生んで育てる」ことを難しくなっています。つまり，少子化は西欧式現代文明の帰着なのかもしれません。
   
• 【ワクワク古代生物。カンブリア紀の化石層から新種の生物が発見される】
  
  　カンブリア紀の化石がなぜこれほど大量に残っているのかがきちんと解説されています。
   
• 【折りたたみスマホの次はブレスレット型が製品化？】
  
  　これは商品化されたらちょっと欲しいかも。
   

• 【モバイルバッテリーとmicroUSBケーブル】
  
  　スマホ時代になってから，モバイルバッテリーをいくつ買ったことでしょうか。机の中には5個くらいは転がっていると思いますが，日常的に持ち歩くのは「容量は大きくないけど薄型で軽量」タイプです。
  　そういうわけで，先日買ったのがこれ。何しろ1000円ちょっとで買えます。5000mAですが薄くて軽いです。そして，特にトラブルもなく2週間ほど使っています。
  　同時に「両方L字型USBケーブル」も購入しましたが，これがスグレモノでした。microUSB端子が表裏どちらでも使えるんですよ。自宅と職場の充電用SDBケーブルは全てこれに交換しようと思っています。それくらい便利です。
  
   
• 【印鑑廃止、業界団体の反発で見送り　これは「異常な光景」なのか？】
  
  　業界団体は，「印鑑は他人が押しても認められるので効率的」と説明。オイオイ，これってさ，印鑑は本人確認に使えない，という証明になってないか？
   
• 【糖質ゆる制限メシ「豆腐粥」の作り方】
  
• 【アメリカがヤバすぎる15の証拠を見てくれ】
  
  　こりゃ，デブ製造食だよなぁ。
   
• 【コオロギ100匹が練り込まれた『コオロギうどん』が爆誕 →「食べやすく」試行錯誤もその努力が台無しすぎるオマケをつけてしまう……】
  
• 【若さを保つカギは「人体の複雑性」にあるかもしれない】
  
  　こういう，生命の本質に切り込んでいくような記事は面白いです。
   
• 【ウイグル人の次は回民、習政権のムスリム虐殺は続く】
  
  　一般的には，これを民族浄化と呼びます。少数民族のいない中国実現に邁進している模様。
   

• 【松屋の新業態「ステーキ屋松」のステーキは200g1,000円ポッキリでサラダバー、スープバー付き】
  
  　ステーキ２００gで「いきなり」より２００円安く，ライス別，というのは糖質セイゲニストには嬉しいです。これでサラダバーに海藻サラダでもあったら最高なんだけどね。
   
• 【地球温暖化、目標達成に残された道はギャンブル】
  
  　最近の地球のあちこちで起きている異常気象，気候変動のニュースを見ていると，かなりヤバそうなことはわかっていましたが，ついに「まともな方法では解決不可能」という結論が出た模様です。
   
• 【地図から消えた湖、気候変動と開発で干上がった避暑地 チリ】
  
  　面積12km²といえば，「東京駅⇒市ヶ谷駅⇒渋谷駅⇒田町駅⇒東京駅」で囲まれる面積とほぼ同じくらいかな？
   
• 【「加圧で痩せる」根拠なし　シャツ広告で防止命令、消費者庁】
  
  　科学的根拠なし，でした。
   

• 【血を吸った蚊が死ぬようになる薬品「イベルメクチン」はマラリアを20％も減らす】
  
  　非常に面白い研究だと思いますが，ネックは「マラリア原虫を持っている蚊に誰かが一度刺されないといけない」というところにありそうです。
   
• 【55個食べても〝ご飯1杯分〟の糖質量！超低糖質スイーツのリッチな味わい】
  
• 【1週間で-2.5kg！ダイエットに期待大の痩せレシピ公開】
  
• 【英、今後２５年で深刻な水不足の可能性　環境当局が警告】
  
• 【ハルキゲニアなどカンブリア紀の生き物はなぜ変わった形をしているのか？】
  
  　ある環境下では極めて合理的で合目的的な形態だったんでしょうが，環境が変わってしまうとその形態を保ち続ける合理的理由がなくなってしまった，ということでしょう。
   
• 【“食用油のガブ飲み”で人気の動画配信者、配信直後に死亡 稼いだ額にも驚きと悲しみの声】
  
  　死んでもいいから有名になりたい，って思っていたら本当に死んじゃった・・・けど，それほど有名にもなっていなかった，というお話。
   
この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2019-03.htm#0322-2

• 　［3016例の治療例］を更新。
  
  • 39歳女：前腕熱傷
  • 1歳4ヶ月女：手指熱傷の1467日後
   
  この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2019-03.htm#0320-1

---

• 　9月19日（木），美多加堂クリエイティブクラブで糖質制限の講演をすることが決まりました。ちなみに，美多加堂はお菓子を中心とした卸業の企業です。
  この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2019-03.htm#0320-3

---

• 　ウィルス性のイボについて質問メールです。
  　水いぼ治療についてはHPの回答欄に御記載があったのですが、HPVによるいわゆる『いぼ』の最善の治療はどのようにお考えでしょうか。
  　最近は液体窒素などの治療が主流のようですが、痛みが強く、特にお子さんの治療で悩まれている方をよく見かけます。
  　HPVによるイボ（尋常性疣贅）ですが，これもスピール膏の治療が一番いいです。次のようにします。
  1. 疣贅の大きさにスピール膏を切って貼り，更に絆創膏で固定
  2. 1日1度張り替える。
  3. 5～6日目になると真っ白になるので，白い部分をハサミとピンセットで丁寧に切除。全く痛くなく切除できる。
  4. もしも深い部分に残っていたら，更にスピール膏を貼ってと数日後に再トライ。
  　逆に最悪なのが液体窒素治療。激痛でしかも疣贅は取れません。これは治療というより拷問でしょう。液体窒素治療の唯一のメリットは「医者が楽できること」くらいでしょう。
  　医者が楽して患者が拷問に合う治療，それが液体窒素法。
  この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2019-03.htm#0320-4

---

---

• 　いろいろな情報や小ネタ。
  • 【自由が丘駅が｢丘｣でなく｢谷｣にある駅名の謎】
    
    　記事も面白いけど，読者のコメントのほうがさらに勉強になります。
     
  • 【食事の変化が「f」「v」の発音を生んだ、研究　農耕が始まる→歯のかみ合わせが変わる→言語が変わる？】
    
    　食べ物で咬合が変化し，発音のしやすさが変化した，という仮説は非常に面白いです。
     
  • 【尻から油を出さずにバラムツを食べたい】
    
    　これぞ科学，という実験記事です。しかも，自分の体を張って実験しているし。
     
  • 【トランプ氏「今すぐ再開しろ」GM工場停止】
    
    　こりゃ，全米が泣くレベルだな。
     
  • 【なぜ英国はEU離脱でこんなにモメるのか　国民投票の混乱で、不信感に拍車】
    
    　重要政策の是非を国民感情に丸投げしちゃいかん，ということか。
     
  • 【ファミマでしか買えない！「太らない絶品スイーツ＆ラーメン」ライザップ監修の新作7選】
    
  この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2019-03.htm#0320-2

• 　［3015例の治療例］を更新。
  
  • 85歳女：医原性下腿難治性潰瘍
  • 4歳0ヶ月男：足底全層皮膚欠損の398日後
   
  この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2019-03.htm#0319-1

---

• 　「卵摂取の危険性についての記事」というメール。
  
  　ここ数日、タイムをはじめいろいろな媒体で取り上げられています。
  　週に3個で心疾患リスクが約20％弱増加、ということらしいです。
  　これはCNNのものですが、糖質制限の強い見方であり、MEC食でも大いに勧められている卵だけに気になります。個人的にも昨年心筋梗塞を発症しましたが、現在でも1日1～２個は確実に摂っていますので。
  　「心疾患のリスクを減らすために卵を食べないようにしたら，別のリスクが増加した」なんてことはないんでしょうか？ それに，心疾患のリスクを減らしたら人間は死ななくなるわけじゃないし。
  この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2019-03.htm#0319-3

---

• 　「高脂肪食の害の件」というメール。
  　こういうのもありますね。
  　何を食べたら良いのやら。
  　この記事も読みましたが，なんだかあやふやな実験ですね。この程度の実験で結論が出せるとは思いません。
  　この程度の記事を読んで「脂肪摂取は怖い」と思ったら脂肪摂取を止めればいいし，「この実験では何も言えないし，理論的に考えれば脂肪摂取を止める理由がない」と考えたら脂肪摂取を続ければいいのです。
  この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2019-03.htm#0319-4

---

• 　いろいろな情報や小ネタ。
  • 【英国の平均余命縮む、保険会社には恩恵も アルコール摂取量の多さや運動不足などが主因か】
    
    　これが英国だけの現象なのか，それとも先進国全般に起こる現象のさきがけなのか，非常に興味があります。
     
  • 【Androidの「戻る」ボタンが削除される？されない？　隠されるUI、拡大するデジタル・デバイド】
    
    　UIが洗練されると直感的操作ができなくなる，という現象は昔からありましたね。
     
  • 【世界でヴィーガン給食が増える可能性も 米国の小学校では始まる - ライブドアニュース】
    
    　イヤな渡世だな。
     
  この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2019-03.htm#0319-2

• 　［3014例の治療例］を更新。
  
  • 64歳女：足背熱傷
  • 1歳7ヶ月男：顔面・上肢熱傷の624日後
   
  この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2019-03.htm#0318-1

---

• 　「虐待のヤケドにラップ」についてのメールです。
  
  　私は「なつい式湿潤療法」が、外傷・熱傷の標準治療となることを長い間願っています。今回の虐待の一報を聞いた時は、真っ先に「ヤケドにラップで放置」と言うことが、どれほどの誤解を生みどれほどの非難を買うか・・・と心配し、悲しくなりました。しかし、最初にこれについてメールされた方、そして夏井先生が私とは逆のお考えでしたので、実は少し驚きました。
  
  　この事件は、私も前日ご意見を述べられた方と同様、被害者の女の子は「形だけの愛の無いラップをされて放置」だと思っています。想像でしかありませんが、親がこの子を病院に連れて行かなかったのは、自分を守るためでしょう。病院には連れて行けない。ではどうしたらいい？とネットで検索し、最も手軽で簡単な方法を選んだのではないでしょうか。また火傷で命を落とすと言うことを想像する力も、この親には不足していたのだと思います。発見された時、女の子は「意識が朦朧としていた」と言うことでしたね。この女の子が命を落としてしまう前に発見されたことは、本当に、本当に良かった。
  
  　私は折々に、知人の大学病院の皮膚科の先生に「なつい式湿潤療法」について話して来ました。これはなかなか勇気のいることでしたが、何もしなければ何も変わらない。この先生には、私の言葉に耳を傾けてくれる寛容さがありました。しかし、いわゆるラップによる治療を、否定はしなくても肯定もまたしませんでした。一般人の、恐らくTVの情報番組やネットによる知識で行ったラップを使った処置によって、症状を悪化させた患者を治療した経験があったからです。しかも、１例だけではありませんでした。その経験をうかがうと、残念なことでしたが、確かにこの先生の仰ることも理解出来ました。最も記憶に残っているのは、「汗疹にワセリンをたっぷり塗ってラップでぐるぐる巻きの患者さんがいた」と言うことです。
  
  　ネット情報の怖いところは、それを見て、読んで、”正しく活用来るかどうかはその人にかかっている”と言うことです。今回の女の子の場合も、母親は「やけどをしたらラップを巻けばいいとネットで調べた」と言っていました。これが、この母親の理解であり、「ラップで巻いたからあとは大丈夫」と放置してしまった。火傷の状態や女の子の様態の変化をしっかりと見極め、対応する能力がこの母親にはありませんでした。これは極端な例かも知れませんが、このようなことは、この母親だけに限ったことではないでしょう。ネット情報を利用する個々の能力によって、湿潤療法を行わない医師よりも、専門的な知識も経験も無いのにより良く治療出来てしまう一般人もいるでしょうし、「ラップを巻けばいい」と言う理解だけで、最終的には自分の手に負えなくなって病院に駆け込むはめになる人もいるでしょう。そして、こう言うこじれてしまった患者を治療する先生たちが、ラップを使う治療法にさらに懐疑的になるのを、私は咎める気にはなりません。
  
  　　いつも、いつもいつも私が理解に苦しむのは、
  

  「熱傷専門医も大学病院も熱傷学会も学会ガイドライン治療を今後も続け，湿潤治療を受け入れることは絶対にしません。それを認めてしまったら，専門家の専門知識を否定し，専門家である自分を自己否定するのと同じだからです。いわば，熱傷専門医としての誇りと尊厳をかけて熱傷学会推奨の軟膏ガーゼ治療を守り，湿潤治療を否定します。」
  「このあたりは，「糖尿病専門医だけが糖質制限を受け入れない」のと同じ構図です。糖質制限を認めてしまったら，糖尿病学会そのものが不要になり，糖尿病専門医も糖尿病治療薬を売っている製薬会社も無用の長物になります。だから，自分たちの生活を守るためには糖尿病業界を守り，糖質制限を否定するしかありません。いわば，生活を守るためには糖質制限は広まってもらっては困るのです。湿潤療法と熱傷専門医の関係はこれと同じです。」

   

  　と言う、医師の世界です。
  　医師にとっての「専門医」と言う肩書がどれ程のものか私にはわかりませんが、医師にとって、誇りや尊厳とはいったい何なのでしょう。日々進歩すると言われる医療の世界で「”今現在”最善最良だと思われる治療を施すことが出来ない」その理由が、「専門医としての誇り」「専門医としての尊厳」そして「自分たちの生活を守るため」とは・・・
  　本当にそれだけが理由であるならば、残念であり、かつ失礼ですが愚かしいと思います。
  　「専門医」とか「専門的治療」という言葉を「既得権」という言葉に置き換えるとわかりやすいと思います。既得権で商売している人や既得権で飯を食っている人は既得権を手放すことを拒否します。既得権を失うと飯が食えなくなるからです。
  この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2019-03.htm#

---

• 　「虐待のヤケドにラップ」についてのメールです。
  
  　「熱傷にラップ」＝ガーゼよりはまともな対処をした。とはとても受け取れないですね。
  　虐待する親は、虐待の対象が無くなると困るんです。児相に嘘をつき、児相を恫喝するのも、すべて対象を自分の下に連れ戻そうとする現れです
  　散々虐待して、死ぬ一歩手前まで行くと、死なれては虐待できなくなって困るので処置らしいことをする。
  　そんな中でたまたま目に着いたのがラップ治療だったのでしょう。
  
  　毎日のように流れる虐待の報道をこの親たちが見聞きしていないわけありません。
  　自分がしている行為が虐待だとわかっていても、それを止めることはない。
  　それが虐待なんだと思います。
  　ヤケドをした子供が少しでも早く良くならないかと思う親御さんの気持ちとは一線を画します。
  　彼らの「熱傷にラップ治療」を美談にしてほしくないです。
  　私は単に「こんな親でもヤケドはラップ，ということを知っていた」という事実を取り上げただけ。これは美談です，なんて一言も書いてないんだけど・・・。
  この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2019-03.htm#0318-4

---

• 　いろいろな情報や小ネタ。
  • 【84キロ→41キロに！ ご飯・麺OK、糖質オフ食材を使いこなすラクやせレシピ【作ってみた】】
    
    　【食いしん坊が43キロやせてリバウンドなし! まんぷく糖質オフごはん】
     
  • 【感染豚の死骸も売買…中国全土に蔓延する豚コレラの本当の憂鬱 政府は被害軽微を強調するが】
    
  • 【大阪王将には「糖質9割カット」のチャンポンがある / ダイエットに役立ちそうな予感♪】
    
  この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2019-03.htm#0318-2

• 　［3013例の治療例］を更新。
  
  • 9歳男：足趾熱傷
  • 1歳0ヶ月男：鼻部挫創の1051日後
   
  この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2019-03.htm#0316-1

---

• 　雑誌についてのメールです。
  
  　壮快 2019年5月号
  　福田世一先生が執筆しています
  
  この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2019-03.htm#0316-3

---

• 　「虐待のヤケドにラップ」についてのメールです。
  
  　テレビを見ないのでこのニュースをネットで調べました。3月6日の記事のリンクはエラーで見れませんでしたが、NHKのサイトであることは判りました。
  
  　いくつかの記事を知らべましたが、虐待と断定している記事が多いです。容疑者の供述どおりなら、シャワーから熱湯を出すには意図的にそうしなければ出ないとは思いますが、この手の虐待のニュースを聞くたびに思うのは、この親の食生活はどうなんだろうということです。
  　糖質制限が健康に良いことは事実ではありますが、あまり話題にならないのは心や精神にも糖質の害があるということです。
  　藤川徳美医師のブログには、さまざまな精神疾患も糖質制限、特にプロテインが特効薬で、第一選択肢であるそうですし、タンパク不足では思考が極端になり、怒りやすくなるそうです。
  　また、刑務所の食事から糖質を除くと、暴力事件が激減するという実験の記事を読んだ記憶があります。
  　以上のことから、まず虐待の背後には糖質過多の食生活があるのではと推測します。
  
  　さらに、「医者に行くな、その方が治る」なんておかしい。というのはそうあってほしいという気持で、それは十分理解できます。ところが、医療がビジネスであることは否定できず、医者にも生活があり、訴訟にならないために学会のガイドラインに従い、学会がその存在意義を失なうような自殺行為はしないというのも事実なら、残念ながら「医者に行くな、その方が治る」は言葉を変えれば「ドクターユアセルフ」となり、悲しいかな真実です。
  　医療がビジネスであるということは、科学的事実によって医療行為が選択されるのではなく、また新薬や新しい治療技術がそれに基づいて選択されるとは限らないということです。
  　熱傷学会は、消毒やガーゼ業界からの資金提供があり、糖尿病学会は、製薬企業からの資金提供があるのです。そもそも医学研究は製薬企業等の資金提供なしに行えないのが事実です。
  　それらの医療に寄生するビジネスが、医療費を税金から受け取るシステムが保険制度となっているのです。
  　残念ながら、現代医学の全般に「ビジネス」の悪魔が蔓延しているのです。それをパラダイムの悪魔と私は呼んでいます。
  この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2019-03.htm#0316-4

---

• 　「虐待のヤケドにラップ」についてのメールです。
  
  　「虐待のヤケドにラップ」についてのメールの方はあんなに短い文なのに読解力がないのでしょうか？
  　先生は「そこらの病院＝湿潤療法を行わない病院＝拷問に近い痛みと跡が残るか必要のない植皮をされてしまう病院」に行くくらいならと書いているのであって、何が何でも病院に行くなとは言ってないんですがね。
  
  > 夏井先生にかかっていたら、2～3日で痛みもなく治っていたのでしょうか？
  　でしょうね、痛みに関しては。ただし熱傷自体が２～３日で治るなんて先生がいつ言いましたかね？程度にもよりますが。普段先生のサイトを見ていればわかるはずなんですけど。
  
  　結局愛があろうがなかろうが、結果この子はアホな病院で拷問を受けることがなくそこだけは幸いだったということですよ。
  　その後はわかりません。多分従来の拷問治療ななっているのでしょうか。
  この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2019-03.htm#0316-5

---

• 　アメリカ在住の日本人が低温熱傷を受傷され，治療法についてメールのやり取りをしていますが，その方から「アメリカの熱傷治療の現実」を教えていただきました。
  　アメリカの皮膚科は、ニキビやアトピーなどを除いては、日本の皮膚科が扱うような項目を治療しません。
  　皮膚科イコール美容中心のクリニックというイメージだと思います。
  　その結果、火傷などの外傷の治療はファミリードクターの役目になり、専門的な知識は欠けているという状態かなとわたしは考えています。私も、受傷後５日目にファミリードクターのオフィスに向かったのですが、とにかくカバーはせず乾燥さすようにとの指示でした。それから、感染予防にantibioticのジェル（たしか、火傷には基本シルバーなんとか、、、とおっしゃってました）を出す、という感じです。私は断りました。
  　実は、日本では今は湿潤療法が主流で、先生がサイト内で紹介されている６０年代の論文の話もしたのですが、まったく相手にしてもらえませんでした。また、大学の同僚に湿潤療法というものを試していると話すと、なんと、そんな「民間医療」はやめたほうがいいといわれ、悲しくなりました。
  この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2019-03.htm#0316-6

---

• 　いろいろな情報や小ネタ。
  • 【文大統領批判で国家元首冒とく罪？韓国与野党が提訴合戦か】
    
    　大統領を辞めた途端に逮捕されるか自殺するかが韓国の伝統ですから，大統領を「北朝鮮の宣伝マン」呼ばわりしたくらいで何が問題になるのか，さっぱりわかりません。
    　まして，彼女の発言はアメリカのブルームバーグ通信の記事の引用なので，韓国与党が文句を言う相手は違うと思うよ。
     
  • 【モンゴルの深刻な大気汚染、家族もバラバラに】
    
    　これまでほとんど報道されてこなかったモンゴルの大気汚染ですが，何やら凄まじいことになっています。
     
  • 【天皇陛下の知られざるご研究――なぜタヌキたちは、皇居の中で暮らすのか】
    
    　以前紹介した『天皇はなぜ生物学を研究するのか』の世界ですね。
     
  この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2019-03.htm#0316-2

• 　［3012例の治療例］を更新。
  
  • 48歳女：下腹部～大腿熱傷
   
  この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2019-03.htm#0315-1

---

• 　「虐待のヤケドにラップ」についてのメールです。
  
  　ラップされて放置された幼児に対し、医者にかかるより数段マシとは聞きづてなりません。
  
  　私はラップで顔面の擦過傷をきれいに治した経験者ですが，おそらくこの子は、潤わない状態で形だけの愛の無いラップをされて放置状態で地獄の痛みに苦しんでいたと思います。
  　潤い治療も間違った方法では効果がないですから。
  　この子も夏井先生にかかっていたら、2～3日で痛みもなく治っていたのでしょうか？
  
  　「医者に行くな、その方が治る」なんておかしい。
  　医者の世界を変えてください。
  　私は事件で驚いたのは「こんなDQN親でも《ヤケドにはラップ》を知っていた」ということです。つまり，熱傷学会や熱傷専門医が「湿潤治療は間違いでゲーベンクリーム治療が正しい」と言っていても，市民レベルではラップの治療が広まっていることを意味します。少なくとも，このDQN親は知っていましたから。
  　また，「医者の世界を変えろ」と言っても，熱傷専門医とそれ以外の非専門医は湿潤療法に対して正反対の行動を取ります。
  　熱傷専門医も大学病院も熱傷学会も学会ガイドライン治療を今後も続け，湿潤治療を受け入れることは絶対にしません。それを認めてしまったら，専門家の専門知識を否定し，専門家である自分を自己否定するのと同じだからです。いわば，熱傷専門医としての誇りと尊厳をかけて熱傷学会推奨の軟膏ガーゼ治療を守り，湿潤治療を否定します。
  　医者で湿潤治療をするのは，熱傷学会と無関係の内科や小児科や整形外科の医者です。専門知識がなく過去の熱傷治療を知らないから湿潤療法を受け入れます。同様に，一般市民も湿潤治療を知ればそちらを選びます。
  　このあたりは，「糖尿病専門医だけが糖質制限を受け入れない」のと同じ構図です。糖質制限を認めてしまったら，糖尿病学会そのものが不要になり，糖尿病専門医も糖尿病治療薬を売っている製薬会社も無用の長物になります。だから，自分たちの生活を守るためには糖尿病業界を守り，糖質制限を否定するしかありません。いわば，生活を守るためには糖質制限は広まってもらっては困るのです。湿潤療法と熱傷専門医の関係はこれと同じです。
  この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2019-03.htm#

---

• 　いろいろな情報や小ネタ。
  • 【なぜインドの人々は「新しいトイレ」を使いたがらないのか？】
    
    　ここでもカースト制度がしゃしゃり出てくるのか。ろくなもんじゃないな，ヒンズー教って。
    この本の紹介でも書いたように，ヒンズー教は自然発生的宗教でなく，意図的に作られた宗教，つまり，アーリア人が先住民を支配するために作った宗教なんですね。そしてカースト制が作られたわけね。
     
  この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2019-03.htm#0315-2

• 　［3011例の治療例］を更新。
  
  • 55歳女：前腕熱傷
  • 1歳8ヶ月男：指尖部壊死の380日後
   
  この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2019-03.htm#0313-1

---

• 　いろいろな情報や小ネタ。
  • 【糖質オフしながらタンパク質摂取　ビターな焼きチョコタイプ】
    
  • 【人間の食べ物の味を覚えたクマは冬眠期間が短くなって老化が早まる可能性がある】
    
    　「人間の食べ物」＝「高糖質食」です。そして，高濃度の糖質は本来の地球環境にはない物質であり人工物です。
     
  • 【柵を越えてジャガーとセルフィー……攻撃され女性負傷　米動物園】
    
    　ジャガーにとってはいい迷惑だな。
     
  • 【中国の｢信用されざる者｣。飛行機や電車に乗れない人が数千万いる】
    
    　ある意味，世界最先端の国家だな。
     
  • 【毎日同じ食事にすることには「認知力の無駄遣い」を減らしてクリエイティビティを高める力があるかも】
    
    　私はもともと食べ物にあまり執着しないこともあり，いつも同じ食事でも気になりません。衣服も季節ごとにだいたい同じです。食事とか衣服などに時間が取られるのが惜しいんですよ。
     
  この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2019-03.htm#0313-2

• 　［3010例の治療例］を更新。
  
  • 47歳男；下腿3度熱傷
   
  この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2019-03.htm#0312-1

---

• 　こんなメールをいただきました。
  　2019年3月4日NHKニュース 国際特集 その肉 「培養肉」かも
  
  　生きている動物から採取した小さな細胞を、特殊な培養液に浸して、肉の塊になるまで増やして作る培養肉。やがて訪れる食糧不足の解決策になるのではと、いま世界各地で研究開発が進んでいます。2013年、培養肉で作られた世界初のハンバーガーの試食会が、ロンドンで開かれ、ハンバーガー１個分の肉を作るのに、当時は、3000万円以上かかっていました。それが、生産コストが劇的に下がり、いま商品化の一歩手前まで来ているというのです。
  
  　アメリカ・カリフォルニア州。培養肉のスタートアップ企業「ＪＵＳＴ」
  　Ｑ 「販売はいつごろ、値段はいくらくらいを目指しているのですか？」
  　ＣＥＯのジョシュ・テトリック「数か月後には販売するつもりだよ。最初はチキンナゲットだ」「最終的な目標は、ふつうの肉より、安く生産することだ」
  　安全で低価格な培養肉が普及すれば、糖質制限もやり易くなるのでは? 昆虫よりも受けは良いのでは?
  この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2019-03.htm#

---

• 　いろいろな情報や小ネタ。
  • 【第2回癌ケトン食研究会学術集会2019年3月10日（日）開催のお知らせ】
    
  • 【なぜストレスを感じると甘いものや炭水化物を食べたくなってしまうのか？】
    
    　糖質セイゲニストはストレスを感じても炭水化物も砂糖も欲しません。つまり，この記事の説明は成立しません。
    　糖質摂取は必須，ということを大前提にしている研究はすべて間違っているんじゃないだろうか。
     
  • 【「ハリウッドのセレブが恐竜の化石を買いあさるために古生物研究が進まない」と学者が規制を要求】
    
    　これも困った問題ですね。化石で商売するな，とは言えないし・・・。
     
  • 【「日本酒」だって糖質オフで楽しみたい！ワガママに答える「糖質オフ」日本酒飲み比べ座談会】
    
    　糖質オフの日本酒もいつの間にか増えてきたんですね。見つけたら買って飲んでみようっと。
     
  • 【保護者の意思に反して自らワクチン接種したアメリカの高校生が公聴会出席】
    
    　トンビが鷹を産んだようです。
     
  • 【破傷風で47日間ICUに入院した少年になおワクチン接種を拒否する両親】
    
    　トンビは死ぬまでトンビか。
     
  この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2019-03.htm#0312-2

2019/03/11

• 　本日の更新が遅れたのは，昨夜突然，パソコン（Surface Go）が立ち上がらなくなったからです。スマホでいろいろ調べてみましたが，何をしても立ち上がりません。
  　そういうわけで，今日の朝，病院に来てから病院に置きっぱなしにしているミニパソコン（GPD Pocket）でこの記事を書いています。
  　明日は通常通りの更新ができたらいいな，と思っています。
  この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2019-03.htm#

• 　［3009例の治療例］を更新。
  
  • 54歳女：指尖部切断
   
  この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2019-03.htm#0309-1

---

• 　ラオスで医療活動をなさっている先生からの質問です。
  
  　私は日本の田舎で9年間、内科をしていましたが、今はラオスのクリニックに勤めて3年目になります。
  　ラオスにいると、日本では見たことのないような汚染創、感染創を見る機会が多いです。
  　患者は、悪くなってからクリニックに来られるので、対応に苦慮します。さらに、フォローアップできないケースが多く、自分の治療が正しいのかどうか、いつまでも自信が持てません。
  　そのようなわけで、悩んだ挙句に勇気を出して先生に聞いてみることにしました。
  
  　特に多いのは熱傷、擦過傷や、バイク事故で皮が剥けたり掘れたりしたような傷（適切な表現がわからなくて申し訳ありません）で、大概の場合は白色肉芽（時に黒色肉芽も）を形成しています。しかし炎症所見はありません。
  　インターネットなどで調べた知識によれば、これはcritical colonizationという状態なのかなと思っています。
  　おそらくデブリが必要なのだろうと思い、局麻下にメスで肉芽を切り取っていますが、完全に取り除くのはなかなか難しいです。デブリ後はカルトスタットとテガダームでドレッシングしています。
  　その後のフォローでは、洗浄して、抗生物質入りクリーム（silver dermもしくはfusidic acid）を塗り、ウルゴツールUrgoturというメッシュ状のシートを被せた後に、ガーゼで覆っています。これをすることにより半湿潤療法のような状態なのかな、と思っています。
  　しかし取りきれていない肉芽が残ったり、新たに白色肉芽ができたりして、対応に困ります。何度も局麻してデブリをするのは気がひけますし、診療の忙しいときはそのような余裕もありません。
  　こちらにはハイドロコロイドが売っていないので、日本のドラッグストアで買ってきたハイドロコロイドを必要時に使っているのですが、感染創には使用禁忌と初めに習った印象が強くて、悪性肉芽のある傷に対しては使用をためらっています。
  　しかし肉芽の完全な機械的デブリは現実的には難しく、ハイドロコロイドを使うことによって肉芽が溶解することもあるそうなので、やはり使うべきなのかなあと思ったりしています。
  　このようなケースに対してどのような対応が良いのか、先生のご助言をいただければ幸甚です。
  　私の回答です。
  
  　治療の手順は次の通り

  1. 創を覆っている白色組織に針を刺してみる。2ミリくらい刺しても出血がなければ、それは「血流のない瘢痕組織」である。
  2. 出血があれば生きている組織なので、乾燥を防いでおけばやがて肉芽が上がってくる。
  3. 出血がなければ、局所麻酔下に長軸方向に全長切開するか、創の長軸方向と単軸方向に十字切開する（デブリードマンの目的はドレナージルートの確保なので）。瘢痕や壊死組織は全切除しなくてよい。
  4. あとはラップなどで乾燥を防ぐだけで、肉芽が上がってきて、同時に瘢痕組織は融解して自然に取れる。
  5. 治療を早く終えたければ、瘢痕組織がなくなった時点で植皮してもいいが、湿潤療法を続けていれば必ず上皮化する。
  6. 肉芽が創面を覆ってしまえばそこから感染が起こることはほとんどない。肉芽組織が細菌に対してバリアとして機能するから。

  
  　感染創の場合は「吸収力があって創面を乾かさない」もので覆うだけで大丈夫。抗菌剤外用薬は不要。

  • 穴開きポリ袋とか紙オムツ（鳥谷部先生のサイト）
  • ゴミ袋とペット用シート

  
  　なお、「クリーム」は合成界面活性剤で油の中に水溶性物質をミセル化させてできた物質です。
  　一方、人体を含め、細胞膜は脂質二重膜、つまり油の膜です。つまり，細胞膜の脂質はクリームに含まれる合成界面活性剤でミセル化され，破壊されます。
  　従って，傷口にクリームを塗るのは治療行為でなく破壊行為です。
  　クリームは不透明な外用薬なので見ればわかります。また，ロションも合成界面活性剤を含む外用薬です。
  　傷に塗って安全なのは半透明な油脂性基材の外用薬（例：ワセリン）のみです。
   
  この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2019-03.htm#0309-3

---

• 　いろいろな情報や小ネタ。
  • 【茨城が日本一で一番ダサい東京!?旅の達人が作った正直ガイドブック】
    
    　この本は面白そう。Kindle本があったら即買いなんだけどなぁ。
    　
     
  • 【あんびるやすこさんの絵本】
    
    　先日，絵本作家のあんびるやすこさんが受診されましたので，本の宣伝もしちゃいましょう。
     
  • 【アメリカで今、最も評判の悪いブランド ワースト10】
    
    　あのブランドもしっかりとランクインしています。
     
  • 【国産野菜たっぷり480gで麺はうれしい低糖質！リンガーハットがやってくれた!! #Omezaトーク】
    
    　そう言えば，しばらくリンガーハットに行ってないです。これは，行かずばなるまい。
     
  この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2019-03.htm#0309-2

• 　［3008例の治療例］を更新。
  
  • 29歳男：腋臭症手術術後皮膚壊死
   
  この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2019-03.htm#0308-1

---

• 　いろいろな情報や小ネタ。
  • 【某大学病院形成外科のアホ医者】
    
    　一昨日，顔面のケガの女性が受診されました。転倒して左口角部裂傷を受傷し，〇〇病院救急室で皮下縫合とテーピングで治療し，形成外科を受診するように説明され，紹介状を書いてもらったそうです。
    　そこで翌日，△△大学病院形成外科を受診。すると，診察にあたった医師は「テープを剥がすと縫合しなければならなくなるかもしれないので，テープはそのままにします。1週間後に受診し，そこで縫合が必要なら再縫合します」と説明し，創部は全く診察しなかったそうです。
    　このバカ医者の脳は，脳みそでなくオガクズでも詰まっているのでしょうか。こいつは本当に形成外科医なんでしょうか。というか，医者なんでしょうか。
    　裂傷をきれいに治すのが形成外科の仕事と考えるなら，さっさとテープを剥がして創部を観察し，必要であれば再縫合するだけ。別に大した手間ではありません。何しろ，1センチ足らずの裂創ですから。
    　それなのに「テープを剥がすと縫わないといけなくなるかもしれないから」という理由にもならない言い訳をして創部の診察も拒否。これをバカ医者と呼ばずして，他に呼び方がありますか？
    　ちなみに，美人女医だったそうです。
     
  • 【｢自動車を所有する時代｣が今、終わろうとしている】
    
    　20世紀初頭以来，産業界と史上を牽引してきた車産業がついに変容を始めたようです。単なる移動手段なのになぜこんなに金がかかるんだ，ということに皆が気が付き始めた模様です。
     
  • 【ファーウェイ、「良くない」という理由でGalaxy方式の折りたたみスマホデザインを破棄】
    
    　サムスンの液晶内折り方式だとどうしても3画面が必要になるため，重量がかさみ，スマホとして日常使いするのに向いていません。現時点では，液晶外折り方式は傷つきやすいという欠点以外は内折り方式に圧勝です。
     
  • 【ホホジロザメが生き長らえる理由は、半端ないDNA修復力】
    
    　こういう記事には必ず「ホホジロザメの遺伝子研究から人間の長寿化のヒントが得られるかも」というコメントが書かれますが，研究者は本気でそう考えているんでしょうか。多分，考えていないと思います。だって，魚類と哺乳類では基本的な部分が違いすぎますから。それがわからないようでは研究者失格です。
    　恐らく，ホホジロザメの長寿，癌ができないハダカデバネズミ，アホウドリの長寿の研究者は人の寿命になんて関心はないんだけど，マスコミから「これは人間の寿命を伸ばすことに役立つんですか？」と必ず質問されるため，テキトーに「いずれ，人間の寿命を延ばす研究に役立つかもしれません」ってコメントしているだけじゃないかと思います。
     
  • 【野菜しか食べない「ヴィーガン」の行き過ぎた振る舞いを肉食主義者で表した風刺動画が話題 】
    
    　よくもまぁ，こんな面白いことを考えついたなぁ。ヴィーガンの方々，怒りまくっているだろうなぁ。
    
    　・・・というわけで，ヒトという動物の食性をまとめると次のようになります。

    • 消化管の構造と機能から言えば，ヒトは「肉食主体の雑食動物」。ヒトの胃の消化酵素がタンパク質分解酵素のみであり，炭水化物分解酵素が存在しないことから，本来肉食であることは明らか。
    • 消化管内の共生常在菌でセルロース分解機能を持つものは少ないので，植物食だけでは健康的に生きていけない。
    • 植物にも蛋白質や脂質は含まれるが，人体を構成する蛋白質や脂質とは構造が違いすぎていて，植物食のみで人体を維持するためには大量の植物摂取が必要になり，非効率。
    • 現在流通している野菜や果物は品種改良により，糖質を大量に含むものが多く，健康に悪いものが多い。
    • 植物を食料とするのであれば，穀物（イネ科植物）ではなく豆類だろう。豆類は根粒菌と高度な共生関係を持つものが多く，窒素固定ができるため，原理的には窒素源として肥料を与えなくてもよい。しかも，大豆のように種実にタンパク質を多く含むものが多い。
    • 恒温動物（哺乳類，鳥類）は基礎代謝の7割を体温維持のために使っていて，食事から得たエネルギーの多くは体を大きくするためでなく体温を維持するために使われている。また，恒温動物は体温より温度の低い環境で生活していて，常に外部に熱を放出することで体温を一定に保っている。
      このため，恒温動物に餌を与えて大きくし，その肉を食べる，というシステムは極めて非効率。ヒトが食肉から得られる栄養よりはるかに多い栄養を与えないと彼らは育たない。
      恒温動物を育てる畜産業は必ず破綻する。
    • 変温動物（魚類，爬虫類，両生類，無脊椎動物）は摂取した栄養をロスなく成長に使っているため，コストパフォーマンスという点では桁違いに効率がいい。
      昆虫はヒトの排泄物や廃棄物も栄養源とできるため，ヒトと食料の競合が起こらない。未来のタンパク源の最右翼であるが，甲殻類アレルギーという問題は回避できないようだ。
      両生類は皮膚の構造が脆弱なため環境の変化に弱く，恒常的な食料源として育てるのは難しいかも。
      魚類では完全飼育ができているものがあるが，マグロやカツオなどのサバ科魚類は海水温より高い体温を維持することで高速遊泳を実現している「恒温動物」である。つまり飼育対象としては効率は良くない。
    • いずれにしても，ヒトという「平均体重50kgの恒温動物」が地表面に76億頭以上生息している事自体がそもそも無理である。
    • 20世紀後半までは，耕地拡大，品種改良，化学肥料，遺伝子組み換えの4本建てで穀物生産を増やすことで人口増加に対応できていたが，20世紀末ころより，品種改良を重ねても，化学肥料を改良しても穀物の反収は増加せず，逆に減少し始めている。人類史を影で支えてきた「穀物神話」が崩れ始めているようだ。
    • 温暖化で，いずれシベリアのツンドラ地帯が耕作地に変身すると思われるが，逆に，温帯地域の耕作地は穀物栽培に適さなくなるだろう。
    • 北アメリカ，中国，オーストラリアは地下水を灌漑に利用することで穀倉地帯に変身した。
      しかし，いずれの地域も地下水の水位減少に苦しんでいて，地下水が枯渇するのは時間の問題，との指摘が多い。
     
  • 【トランプ氏「日本が工場を移転」また暴露】
    
    　物を大量に作って売って儲ける時代じゃなくなっている訳で，これはアメリカも例外ではありません。まぁ，そういう難しい話が理解できる人じゃなさそうだけどね。
     
  この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2019-03.htm#0308-2

• 　［3007例の治療例］を更新。
  
  • 40歳女：手荒れ
   
  この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2019-03.htm#0306-1

---

• 　指不全切断症例についての相談メールです。
  
  　作業中に示指不全断裂。同日，他院で接着縫合を受けられました。
  　遠位部が黒色変化してきたために、断端形成を勧められました。ネットで治療法を探され、夏井先生のH.P.にたどり着かれ、当院受診されました。
  
  　そこで、質問です。
  　このピンの取り扱いに関して悩んでおります。これだけ黒色壊死ているので、骨折部も癒合しないのではないかと思っております。
  　よって、骨癒合は諦めて早めにピンを抜去し、プラスモイストで加療し、融解してきた部位のみ切除していった方が良いのか、または、骨癒合の可能性にかけてピンはこのままの方が良いのか。
  　どちらの方が良いのでしょうか。
  　私の回答です。
  
  　同様の症例

  • http://www.wound-treatment.jp/next/case/hikari/case/1912/index.htm
  • http://www.wound-treatment.jp/next/case/hikari/case/1380/index.htm
  • http://www.wound-treatment.jp/next/case/hikari/case/1023/index.htm

  　こういう症例では骨癒合が得られるかは断端の骨への血流を解剖学的に考えるとわかります。
  　通常，長管骨には近位部から骨膜経由で動脈が入ります。これがメインの血流であって，指節骨でも同じです。残りの血流は［軟部組織］⇒［骨膜］⇒［骨皮質］の経路で入ります。
  　指節骨の骨折では近位部は動脈がありますが，骨折遠位部に入る血流は軟部組織経由ですから，軟部組織が壊死していれば血流ゼロとなります（ちなみに，手根骨の舟状骨は動脈が1本しかないため，骨折の手術をしても骨癒合せずに偽関節になることがある）。
  　あとは，骨接合部の骨髄由来の血流がわずかにある程度ですが，これで遠位部の骨片が生きることは不可能（このあたりは，指のcomposite graftと同じ血流動態です）。
  
  　というわけで，皮膚・軟部組織が壊死していれば，遠位部への血流はゼロとなり，骨癒合は絶対に起こりません。だから，適当なところでワイヤーを抜いて経過を見るしかありません。壊死部分はいずれ一塊になって落ちます。
   
  この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2019-03.htm#0306-3

---

• 　「虐待のヤケドにラップ」というメールです。
  
  　痛ましい事件ではありますが、保護者が治療にラップを使っていたようです。
  　病院に連れて行かなかったのが問題になっているようですが、下手な治療をするよりはこれの方が良かったのかもしれません。
  　子どもをほっとくのは問題ですが。
  　　　　　⇒【重傷やけど幼児放置か母親ら逮捕】
  　確かに，そこらの病院に連れて行ってゲーベンクリーム^®やアクトシン軟膏^®，フィブラストスプレー^®を使われたら虐待に輪をかけた拷問ですから，むしろ病院に連れて行かずにラップのほうが数段マシだったかも。
  この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2019-03.htm#0306-4

---

• 　いろいろな情報や小ネタ。
  • 【音楽を聴くと創造力が損なわれるという研究結果】
    
    　私はほぼ毎日，1時間半くらいピアノを練習していますが，音楽を聞くことは全くありません。通勤の地下鉄の中でも音楽は聞かないし，帰宅後の自室でも音楽は流しません。思考をまとめたり文章を書くのに邪魔だからです。
     
  • 【iPhoneに致命傷を与える中国ファーウェイ「Mate X」の先進性】
    
    　アップルも折り畳みスマホを計画しているようですが，製品化されたことになると二番煎じ，三番煎じ確定。かと言って，折りたためないけど購買欲をそそる新機能付き iPhone というのも開発できそうにないし・・・。
     
  • 【その数400校！　中国で「ニセ大学」による入試詐欺が増えている理由】
    
    　もう，どっからツッコんでいいやら。
     
  • 【北朝鮮住民の間で米朝協議失敗の便りが急速に拡散】
    
    　悪事千里を走る・・・ってか。
     
  • 【ソウルの大気汚染、深刻化で交通量制限　初の５日連続】
    
    　PM2.5が中国から大量飛散してくるのに，韓国で交通規制しても意味なし。日本には言いたい放題言えるのに，中国には何一つ言えない文大統領。
     
  この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2019-03.htm#0306-2

• 　［3006例の治療例］を更新。
  
  • 72歳男：手指熱傷
   
  この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2019-03.htm#0305-1

---

• 　いろいろな情報や小ネタ。
  • 【意外と太りやすいおやつ5選、「和菓子＝ヘルシー」ではなかった】
    
  • 【「Excel」がカメラで撮った表をデジタルデータとしてインポート可能に】
    
    　これはすごく便利。すぐにでも使いたいです。
     
  • 【ああ、悲しい会社飯。アメリカ人がデスクで済ますしょんぼりな昼食のメニューを公開するよ】
    
    　ちなみに，休日の私の昼食は「ローソンのからあげクンと野菜ジュースだけ」か「セブンの唐揚げ棒とあらびきフランクと野菜ジュースだけ」ですから，外見的には似たようなもんだな。
     
  • 【NASAの宇宙生物学者が深海にある生命の起源を再現（米研究）】
    
    　地球に生命が誕生したのは40億年前ですが，生命が誕生したのは後にも先にはこの時だけです。地球上のあらゆる生命体（真正細菌，古細菌，真核生物）の遺伝子構造は基本的に同じですから，40億年前に誕生したただ一種類の生命体の遺伝子を引き継いでいることになり，それ以外の遺伝子を持つ生命体は地球上にいません。つまり，熱水噴出孔は地球に40億年間変わらずにあって熱水を吹き出し続けているのに，そこから新たな生命体（＝原生生物と異なった遺伝子構造を持つ生命体）は一度も誕生していません。熱水噴出孔に暮らす生物は全て，40億年前の最初の生命体の子孫だけです。
    　つまり，「熱水噴出孔の熱と圧力と有機物やアミノ酸だけでは生命体は作れない」という結論になります。熱水噴出孔は生命誕生の最後の仕上げをしただけで，それ以前のプロセスがないと生命は生まれなかったと考えられます。
    　宇宙生物学者はそのあたりについて全く考慮していません。
     
  • 【日ハム清宮が右手有鉤骨骨折】
    
    　医者になってからまだ数年という頃，陳旧性有鈎骨骨折の痛みを訴える患者（確か，社会人野球の選手だったと記憶しています）で遊離した有鉤骨の突起を切除した症例を見たことがあります。術後，痛みはなくなり，野球生活に復帰できましたが，半年くらい後にCTを撮ってみたところ，切除したはずの有鉤骨突起が見事に再生していたのです。
    　考えてみれば，有鉤骨は手根靭帯（だったかな？）の付着部ですから，靭帯に力が加わるようになると，その力に応じて付着部の形が変わり，最も合目的的な形である「有鉤骨突起」が再生したのかもしれません。
    　もちろん，N=1 の経験に過ぎませんが，なかなか興味深い経験でした。
     
  この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2019-03.htm#0305-2

• 　［3005例の治療例］を更新。
  
  • 1歳0ヶ月女：下腿熱傷
   
  この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2019-03.htm#0304-1

---

• 　治療についての相談メールです。
  
  　94歳の男性ですが、昨年8月に上腕内側を家具で打撲された際に表皮剥離されて来院されました。元来薄い表皮をされている方で以前からすぐに表皮剥離されていました。ラップ含め様々な被覆剤を試してもまったく上皮化しないため、フィブラストはじめとして亜鉛軟膏等々も併用しましたが6ヶ月経過した今もほとんど上皮化や傷の縮小がみられません。外用剤はステロイドだけはまだ使っていないので次回からステロイド＋プラスモイストで加療しようかと考えています。良きアドバイスがあればお願い致します。
  　私の回答です。
  
  　創面全体から出血が見られ，しかも肉芽の色が白っぽいので，この肉芽は健康な肉芽でなく血流不全の状態で形成された肉芽組織でしょう。
  　なぜ血流不全の肉芽が形成されているかと言えば，皮膚の血流そのものが低下しているからと考えられます。肉芽は毛細血管，線維芽細胞，貪食細胞などにより構成される組織ですが，正常な肉芽を作るためには十分な血流が必要です。肉芽面が白っぽいのは血流不足である証拠です。
  　通常は，肉芽が創面を覆い，その後，創周囲から上皮細胞が肉芽表面に遊走して上皮化しますが，病的肉芽は上皮細胞誘導能が低いか欠如していると思われます。病的肉芽が上皮化しないのはこのためでしょう。
  　白っぽい肉芽の下は血流の悪い瘢痕組織であることがほとんどです。瘢痕組織を全切除して健全な肉芽が上がるのを待つか，そのまま縫縮してしまうか，それとも現状のまま様子を見るかの三択だと思います。
  
  　なお，経過観察するのであれば，被覆材料はズイコウパッドにして（値段が桁違いに安い），パッドにたっぷりとワセリンを塗ると出血は抑えられます。
   
  この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2019-03.htm#0304-3

---

• 　滋賀県の岡田先生からのメールです。
  
  　先日、腎移植し現在「断糖拡めたい」と公演されている清水まさおきさんの講演会に呼ばれました。
  　その時撮影した清水まさおきさんの講演ビデオです。
  　透析から腎移植をしたあとに糖質制限にたどり着いた方です。
  　熱い熱い想いを語っています。御本人了解済みです。
  この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2019-03.htm#0304-4

---

• 　いろいろな情報や小ネタ。
  • 【酔っぱらいの歴史】
    
    　私の山感が「この本は絶対に面白い！」と囁いています。小麦（穀物）と酒の歴史って調べれば調べるほど面白いんですよ。とりあえず，購入ボタンをポチりました。
    
     
  • 【1本でたんぱく質7.3g！甘い味に飽きたプロテイン難民にもオススメの『スポちく』を【実食ガチ採点】】
    
  • 【業スー食品でしばし糖質オフ生活】
    
  • 【健康的な体づくりの強い味方！いろんな「低糖質＆グルテンフリー」な食べ物】
    
  • 【代用パスタで糖質の心配ナシ。おつまみにもピッタリだぞ！【スキレットで始める男メシ：第34回 明太しらたきパスタ】】
    
  • 【採血なしの血糖値自己測定 患者の負担を大きく軽減】
    
    　確かに，採血なしに血糖値がわかるのは大きな進歩だけど，それだったら「糖質制限＋血糖値測定不要」の方が簡単だし手間いらずですよね。糖質という「血糖を上昇させる毒」を食べているから血糖値を測定する羽目に陥っていることに，なぜ気が付かないの？ 糖質に支配される人生って何が楽しいの？
     
  • 【じつはバナナやビーツも。積極的に摂りたい炭水化物フード6】
    
    　典型的な糖質中毒者が書いたおバカ記事。要するに「悪者扱いされている覚醒剤ですが，実は悪くありません。たまには思いっきり覚せい剤を注射しましょう」と言っているのと同じ。
     
  • 【「反ワクチン」と呼ぶとわかりにくいから，こんなのどうかな？】
    
    　あるいは，「麻疹ウイルスを保護する会」とか「麻疹ウイルス愛好会」ですね。
     
  • 【「決裂の裏に日本の影」＝米朝会談で韓国野党代表】
    
    　韓国によると，安倍がトランプに「おい，トランプ。交渉決裂しろ」と命令し，トランプが「合点承知！」と交渉を決裂させたんだってよ。
    　そのうち，習近平も金正恩もプーチンもEUもOPECもバチカンも，実は安倍が裏で操っている，って言い出すんじゃないか？
     
  • 【セヴラック『夾竹桃の下で ～カタルーニャ海岸の謝肉祭の夕べ～』】
    
    　プロコの第7ソナタのフィナーレ，クルサノフ編曲『シェーラザード』全曲，Tchaikovsky/Feinberg『スケルツォ』と立て続けに難曲，大曲路線を突っ走ってきたので，別路線の曲も弾きたくなってきました。現在考えているのが，セヴラックの『夾竹桃の下で』です。曲はちょっと長いけど，難技巧曲ではないので大丈夫でしょう。
     
  この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2019-03.htm#0304-2

• 　［3004例の治療例］を更新。
  
  • 38歳女：前腕熱傷
   
  この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2019-03.htm#0302-1

---

• 　亜鉛についての質問メールです。
  
  　褥創など創傷が治りにくい時に亜鉛補充のためノベルジンという亜鉛欠乏に対する薬を使うことがあると聞いたことありまして、先生は使用経験はございますでしょうか。もしございましたら効果などについてご教授頂けたら幸いです。
  　私の回答です。
  
  　私は亜鉛については以前から懐疑的です。
  
  　創傷治癒遅延の特効薬として亜鉛が脚光を浴びるようになったのは，私の印象では2000年代始めの日本褥瘡学会です。この学会はもともと，アメリカ褥瘡学会の治療を導入することを目的に設立されました。そこで，「湿潤環境家での創傷治癒」理論は導入されたものの，本家同様，消毒薬や消毒薬含有軟膏の使用については肯定していました。このため，学会ガイドラインは通りに治療しても褥瘡はなかなか治りません。
  
  　その頃，アメリカ褥瘡学会あたりで「褥瘡には栄養管理が重要／亜鉛欠乏で創傷治癒が遅れる」という発表が相次ぎます。「正しい治療をしているのに褥瘡が治らないのは患者に原因があると考えるしかない」という理由からいろいろ調べらていくうちに，亜鉛欠乏が酒販と認定されたわけですね。この「栄養管理／亜鉛欠乏理論」はアメリカでも日本でも大流行し，学会を席巻します。
  
  　でもね，褥瘡の治癒が遅れているのは「治療が旧態依然なままで乾燥させる治療材料が普通に使われていた」から。
  　学会は「自分たちが提唱する治療が間違っているわけがない」と考えるから，「正しく治療しているのに治らないのは患者が悪いから」と考えるんですね。疑うべきは治療であるべきなのに，患者を疑っちゃった。そこで見つけたのが亜鉛です。
  
  　料理が不味くて客が来ないのに，「客が味音痴だからこの店の味がわからない。客が来ない原因は客の味音痴だ。味音痴の原因は亜鉛欠乏だ。客に亜鉛を投与すれば店は繁盛する」という理論ですね。
   
  この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2019-03.htm#0302-3

---

• 　「モノの所有　 糖質について：ウサギのコレステロールとヒトの糖質：何故無制限に吸収されるのか？」というメールです。
  
  【１．モノの所有について】
  　CD/DVDや書籍・楽譜などコピーできるもので、著作権が切れたもののコピーは恐ろしく安くなっています。15000頁の原本ならば100万円単位のものが数ドルとかです。
  【２．糖質について：】
  　『ウサギは草食動物ですから、動物性のコレステロールを食餌から得ることができません。』
  　『その為に体内（虫垂）でコレステロールを作っており、無制限に吸収します。』
  
  　それが、有名なウサギとコレステロールの実験結果が得られた理由です。
  　草食のウサギの体内には、自分が必要に応じて虫垂で作ったコレステロールしか無いから無制限に吸収するのでしょう。
  　　　ウサギ→ヒト
  　　　草食動物→肉食動物
  　　　動物性のコレステロール→植物性のブドウ糖
  　という図式が成立するのであれば、草食と肉食の違いとして分かり易いです。
  
  　『ヒトは肉食動物ですから、植物性のブドウ糖を食餌から得ることができません。』
  　『その為に体内（肝臓・小腸・腎臓）でブドウ糖を作っており、無制限に吸収します。』
  
  　牛は第三胃までにブドウ糖は吸収せず殆ど分解してしまう為に第四胃（人間の胃と同じで吸収能を持つ）にはブドウ糖がほぼ入らないというのが面白いですね。
  　牛の栄養学は面白そうです。
  この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2019-03.htm#

• 　［3003例の治療例］を更新。
  
  • 1歳3ヶ月男：前腕熱傷
   
  この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2019-03.htm#0301-1

---

• 　いろいろな情報や小ネタ。
  • 【音を加えたら弾きやすくなった曲】
    
    　以前，プロコフィエフの「第7ソナタのフィナーレ」の指使いの工夫を紹介しました。下の譜例の部分です。 　中間部で右手の連打が延々と続く部分で，右手を楽譜通りに演奏するのは私にはちょっと無理。そこで，上の譜例のように音を足しちゃいました。すると，[3] と [5] の同音連打となり，これに [1] が移動するだけとなるため，演奏は極めて容易になります。もちろん，和声的には全く問題なし。
    
    　そこで，最終ページにも手を出しました。両手の大跳躍が2ページに渡って連続するこの曲の最大に見せ場にして最大の難所です。 　問題は上の譜例2小節目の2拍目の「左手の嬰ハ」を外しやすいこと。外さないように注意すると（いわゆる「置きにいく」ってやつね），強いアクセントで弾けません。この曲は，主部で暴君の命令のように響く「2拍目の低音の嬰ハ」の傍若無人さが魅力なんですが，多分，「外すのを恐れずに暴君のようなアクセントを付けて弾く」ことが必要と思われます。そこで，いろんな指使いで弾いてみましたが，どれも私には合いません。
    　そこで，右手はそのままに，左手だけオクターブ和音にしてみました。すると，一気に迫力が増してメリハリが付きました。しかも，オクターブ和音にした方が断然弾きやすく，何より音を外すことがないので，思う存分強いアクセントを付けられます。
     
  • 【モノの所有が段々｢時代遅れ｣になっていく理由】
    
    　「複数の人間でモノをシェアする時代になりますよ」ってな文章なんですが，シェアしてもいいモノとできないモノがあるような気がします。
    　例えば，ビニール傘は雨が降れば必要，晴天では無用の長物です。だからシェア・サービスが成り立ちますが，雨が降ると全員が必要とするため傘が不足します。これがシェア・サービスの泣き所です。
    　本は図書館でシェアされていますが，ベストセラーや人気の本など少数の本に貸出が集中しやすく，すぐに読めなかったりします。
    　車も「走ればいいや」というユーザー間ならシェア可能，自分であれこれ手をかけてチューンナップするのが好きなら個人所有しか選択肢はありません。
    　参考書のように書き込みが必要な書籍はシェア不可能。同様に，練習用の楽譜のように指使いを書き込み，フレージングを書き込み，練習の注意事項を書き込んで初めて使い物になる楽譜はこれまたシェア不可能です。もちろん，閲覧するだけの書籍，楽譜ならシェア可能。
    　「あったら便利だけど，なくても困らない」ものはシェア可能かな。
     
  • 【NHKのシンプルな動物番組、“ワイプ使用”で非難殺到！ 大物芸人も訴える「ワイプ不要論」】
    
    　私も見ていましたが，『ダーウィンが来た』史上最悪の回でしたね。また同じようなことをするんだったら，もう見なくていいや。NHKの不払い運動しちゃうぞ。
     
  • 【がん研究者が心の底から「標準治療を選んで！」と訴える理由】
    
    　またまた変なことを書きますが，「ヒトの食物」を科学的に考えていくと，糖質制限が本来の食であり，糖質食は科学的根拠のない代替食，となります。このアナロジーが正しければ，「ガンの代替医療を求める患者」は「糖尿病・生活習慣病なのに糖質食を続ける患者」と同等ということになります。
    　またまた変なことを書くと，「標準治療より代替治療の死亡率が高く，標準治療のほうが長く生きられる」と言ったって，標準治療を受けたら100年も200年も生きられるわけじゃなくて，正しい標準治療を受けてガンが治ってもほとんどの人は平均寿命前後で「ガン以外の死因」で死にます。代替医療を選択した場合，死亡時期がちょっと（？）早まるだけ，という見方もできます。
    　いつも書いてますけど，「ガン撲滅」ができても人は別の死因で必ず死にます。ガンで死ななくなったら「ガン以外の死因」が増えます。ガンを撲滅したからと言って不老不死になるわけではないのです。
    　まして，先進国で代替医療を選んで早死にする人がどれほど増えようと，ヒトという「増殖の歯止めのない」生物の異常な増加率の高さの前では目くそ鼻くそ。代替医療が原因で先進国の人口が減るわけじゃないし。
    　「ガンで死ぬのは悪，ガン以外で死ぬのは善」という価値観を持つのは個人の勝手ですが，それを他人に押し付けるのは善意の押し売りです。
     
  • 【＜宮城沖地震＞実際の確率、より高いとみた方がよい／東北大名誉教授・長谷川昭氏に聞く】
    
    　大地震を2度経験していますが，震度6弱と震度6強が被害の分かれ目です。震度6弱では社会インフラ（電気・水道・ガスなど）の被害はほとんどありませんが，震度6強ではインフラ被害があり，地震後の生活が一気に不便になります。つまり，問題は震度6強より弱いか強いかだけです。
     
  • 【「人工肉」は世界を救うのか　注目のミートテック事情最前線】
    
    　人類史的に考えると［1万年前に農耕開始］⇒［その後にヤギの家畜化］⇒［鉄器の発明と大型ウシ科動物の家畜化により開梱と耕作が楽になり，耕地拡大］⇒［産業革命で農作業も機械化］⇒［大規模灌漑で巨大農地が出現］⇒［穀物の過剰生産］⇒［余った穀物が飼料となり畜産も拡大］⇒［肉の大量消費］⇒［食肉生産に大量の水とエネルギーが消費されていることが明らかに］⇒［畜産はもともと持続不可能型産業だった］⇒［さぁ，どうする？］
     
  • 【家呑み女子必見！糖質オフのつまみで安心感アップ】
    
    　「今どきの女子にとって糖質オフは常識ですよね」というスタンスの記事。
     
  • 【極端な糖質制限に警鐘！健康医療ジャーナリストが説く「食べる順番」の重要性】
    
    　「健康には食物繊維が重要」は正しい。「炭水化物には食物繊維を含むものがある」は一部正しい（食物繊維を含まない炭水化物はたくさんあるから）。そして，「食物繊維を取るためには炭水化物が必要」は完全な間違い。論旨のすり替えのテクが楽しめる記事です。
     
  • 【トランプ氏は「詐欺師の人種差別主義者」 元顧問弁護士が議会証言】
    
    　具体的な証拠を添えての爆弾証言です。もちろん，大統領はお得意のツイッターで証言者に対し罵詈雑言の個人攻撃を始めている模様。
    　ちなみに，大統領閣下は大統領選挙に出馬したのは「名前を売るため」であって，当選するとは夢にも思っていなかったし，当選したら大統領になってしまうことすら想定していなかったようです。
     
  • 【ハチの子やイナゴの佃煮ばかりが昆虫食品ではない】
    
    　
     
  • 【Blue Giant 7】
    
    　待望の第7巻が電子書籍でも配信が始まりました。
    　演奏シーンが圧倒的に素晴らしく，紙面から音が奔流のように迸っています。
    
     
  この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2019-03.htm#0301-2