2021/05/31
厚生労働省の審査報告書ですが、まるで戦後の教科書です。
幸楽苑の期間限定メニューです(味噌味のたっぷり野菜のロカボスープ、640円)。いつもは普通のラーメンを注文して、麺を60%糖質オフのロカボ麺(+100円)に変更してもらうのですが、本日この商品を発見しました。麺の代わりに入っているのはモヤシやキャベツ、玉ねぎ、キクラゲなどの野菜です。丼の中にみっちり入っており、お腹いっぱいになります。スープをアツアツで汗かきまくりでした。
期間限定じゃなくてレギュラーメニューに加えて欲しいと強く思いました。中華そばや坦々麺味、とんこつ味などのバリエーションもあると良いですね(幸楽苑の関係者の方に読んで頂きたいです)。
2021/05/30
2021/05/29
【拡散希望】ワクチンは不要に。新型コロナウイルス100%防御に成功! 長崎大学発表
2021/05/28
芝浦スリーワンクリニックの望月です。
皮弁の写真です。
30代 女性です。左小指先端切断。切断された指と元の指を縫合して、お腹の中に埋めています。
参考になれば幸いです。
あ、もちろん、指は外に出して湿潤治療を行いました。
皮弁が最悪なのは手を動かせないことです。この方も7日間、手を固定していたので長い事肩の痛みが残ってしまいました。上肢の挙上が不自由になってしまいました。
一ヶ月くらいで元に戻りましたが、。
たった。7日ですが肩を動かさないでおくと肩の運動障害が生じるのですね。
2021/05/27
スーパーセイゲニスト8年目です。
糖質摂取時代に、あんこが大好きだったことを懐かしく思い出し、それでも卒業できた話を投稿します。
こちらのサイト読者で「糖質制限をやってみたいけれど、自分はスイーツ(白米、パン、ラーメン)が好き過ぎて、できない」と思っている方も、やってみれば出来るものですよ。
"No Anko, No Life"
あんこが大好きでした。断然、粒あん派。唯一の例外は、赤福のみ。
糖質制限を始める前は「ケーキよりはマシだから」と思っていました。食事代わりに大福や和菓子を食べることが、日常でした。
「海外旅行から帰ったら、何を食べたい?」と訊かれたら、迷わず「あんこ」と答えていました。
関東在住で、京都へ行ったときに甘味処をハシゴするのが楽しみでした。
「かさぎ屋」の、亀山を愛していました。美しき大粒小豆をご覧ください。注文すると「かなり量が多いけれど、いいですか」と確認されます。
【京都甘味めぐり】清水二寧坂の大正時代創業の老舗!画家・竹久夢二も愛した名店「かさぎ屋」
タイムスリップしたかのような雰囲気のあるお店です。
京都を訪れた際には、清水寺から歩いて、かさぎ屋 ⇒ 茶寮都路里の抹茶パフェ ⇒ 祇園小石をハシゴするほど、あんこ&抹茶甘味を愛していました。最後の締めは、京都駅で阿闍梨餅を自分土産に買って帰ります。
宇治金時も大好きで「それなら宇治で食べよう!」と、中村藤吉本店に行ったこともあります。
そして、お伊勢参りも好きなのです。
特別な参拝はしないものの、数年に1度のペースでお伊勢参りをしたあとに、赤福本店で赤福を食べることが楽しみでした。夏季限定の赤福氷も、冬季限定の赤福ぜんざいも、時期を狙って食べに行きました。
次々と店の名前が出てくるほど、あんこ好きだったのですが、驚くべきことに、いまは全く唆られません。これを書くために検索した写真を見ても、涎が出ることはありません。
「大好きだったなぁ。よく食べたなぁ」と、楽しんでいた頃の気分がよみがえるけれども、食欲は刺激されません。
楽しかった、いい思い出のひとつとして、過去のことになったようです。
糖質制限を開始後も、京都、伊勢に行きましたが、もう抹茶甘味も赤福も食べません。おかげ横丁が好きで立ち寄りますが、赤福本店を素通りできます。
「ストイックだ」と言われることがありますが、糖質制限は好きでやっていることで、自然にあんこから卒業できました。
何しろ、糖質制限で人生が変わったので、やめる理由がないのです。ご興味のある方は、「これで人生が変わりました」2020年1月10日付の投稿をご覧ください。糖質摂取の満足感を、はるかに越えた生活を送るようになりました。
すべてのセイゲニストが「完全に」糖質をやめる「べき」とは言いません。それぞれの、暮らしやすいバランスで付き合えばいいのだと思います。もしも「○○が好き過ぎるから、できない」と考えているのならば、私もこれほどのあんこ中毒から卒業を果たしたので「やれば出来るものですよ」と、伝えたいのです。
ちなみに、健康第一主義を貫いているわけではありません。毎日、晩酌しています。何しろ、セイゲニストには二日酔いがないので、毎夜、楽しく呑んでいます。
救急指定病院の医師は、『治療法としては指の先端を短くして(つまりは切断をして)つなげるか、切断をしないのであればお腹の中に指を入れて指の肉が上がってくるのを待つ』と言っていました。
まず、「指の先端を短くして(つまりは切断をして)つなげる」というのがよく分かりません。
これは、「壊死組織を除去して植皮する」ということでしょうか?
また、「お腹の中に指を入れて指の肉が上がってくるのを待つ」というのがさっぱり分かりません。
“怪我した指を腹部に挿入して治療”というキーワードでググってみたのですが、私が見た限りにおいてはそんなの有りませんでした。一体どの様な治療方法なのでしょう?
ところで、メールをされた方は幸い夏井式湿潤療法に辿り着くことが出来て、快方に向かわれていると思われますが、仮に標準治療がなされた場合、どの様な結末を迎えていたのでしょうか?
2021/05/26
2021/05/25
神奈川県厚木市のAOI七沢リハビリテーションセンター病院整形外科の石渡義和医師に「なつい式湿潤療法」で治療を受けて指の怪我が治りましたので、ぶしつけではございますが感謝と喜びとともにご報告致します!
<けが・治療の経過>
- 2020年11月28日にキャンプで薪割をしており、鉈で左手人差し指の先端を爪も含めて削ってしまいました。
キャンプ場近くの開業の整形外科では外来受診を断られ、救急指定病院で処置をしてもらいました。レントゲンを撮り、治療法としては指の先端を短くして(つまりは切断をして)つなげるか、切断をしないのであればお腹の中に指を入れて指の肉が上がってくるのを待つ(この治療法はその医師はおこなったことがない)とのことでした。
その場では、強い消毒と痛み止めと紹介状をもらいました。「後日改めて整形外科を受診し少なくとも毎日の消毒が必要だ」と説諭されました。
自分としては、切断も毎日の消毒に通院するということは仕事を休まなければならず、出張も控えており、眠れぬ夜を過ごし頭を抱えてしまいました。知人に相談したところ、「湿潤療法」で鳥に食いちぎられた指を治した経験があり、それならば切断などしなくて済むではないかと教えてもらえました。そこからは、「湿潤療法」を検索、夏井先生のこのHPにたどり着き、自宅から通える厚木市七沢リハの石渡先生につながることができました。
- 11月30日:AOI七沢リハビリテーションセンター病院整形外科の石渡義和医師を受診。指の先端の切断はおろか、水道水で傷口をよく洗い傷口にはワセリンだけ付け、湿潤療法用のパッドと包帯で固定という、あっけないほどの治療でした。自宅での手当の方法を伝授していただき、毎日の通院も必要もなく「これで仕事に行ける」と胸をなでおろしました。とは言っても、初診時の医師の「切断」という言葉は強烈で、「自分で行う『なつい式』はこれで正しいのか」という不安に対しても、石渡先生が「病院に来なくてもメールで相談して良い」と言って下さったので、写真メールでたびたび助言をいただいていました。
- 自分の不安から1週間ごとの通院は年内は続けましたが、「なつい式」での治療のために自分の傷に合うパッド探し、「なつい式」を勉強するためにDVDを観たりして過ごしていました。その間の傷の経過を、今回写真で送らせていただきました。
- 最後の写真は2021年5月21日のものですが、少し指の先端が細く、爪も元通りではありませんが、見た目にはけがをしたことはほぼわからないくらいに治りました。まだ少し、指先が敏感で使いにくい感じはありますが、時間経過を待ちたいと思います。
2020-12-3 2020-12-10 2020-12-17 2021-01-20 2021-05-21
いつも先生のブログを楽しませていただいている成れの果て産業医です。
メインの創傷治療はもちろんですが、政治から音楽、食にいたるまで本当に多岐にわたる薀蓄と言いたい放題、唯我独尊状態?に惹かれています。
今回の19歳女性、人工関節露出の症例を拝読、とくに
金属が常に見えているのは気持ちが悪いかもしれないが,この人工関節はあなたを骨肉腫から救ってくれた恩人であり,病気とともに戦った戦友だ。戦友と一緒に暮らす人生ってちょっと格好いいぜ。インフォームドコンセントとしてはちょっともったいないこのセリフが最高です。
そしてたったひと月の診療の間に、彼女の心のベクトルを180度変えてしまうとは、まさに夏井マジック。
これが共感的態度で接するということなのだと今更ながら学習した次第です。
いずれにせよ、それまで絶望の淵にあった彼女がロックを口ずさみながら、笑顔でドライブを楽しんでいる姿が目に浮かび、自分のことのようにうれしくなり感涙しました。
2021/05/24
2021/05/23
開業獣医師です
ワクチン接種の際の量的な話から始まった話が,いつの間にやら「細胞の数」でもりあがっちゃいましたねw
私も「株量/Kg]とか「株量/Head」とか書いちゃって,自分でもよくわかってないのに失礼しました
ただ、思うに、ワクチンで抗体価をあげるってことを普通に考えると,B細胞とかT細胞の活性をドンダケ高めるってことなんじゃないのかなって
じゃぁそいつらの活性を高めるにはドンダケの物が必要?みたいな・・・なのかな?
基礎研究には全く程遠いんで臨床医が口を挟むところではないかもですね
免疫に関しての基礎研究をやってらっしゃる方(TVであれこれ言ってる方を除く)がこのサイトににいらしゃったら、ご意見をお聞きしたいですね
2021/05/22
細かいことで恐縮ですが、本日引用された記事「東京都医師会、オリンピック開催中止を求める書簡を提出! 海外でもニュースに」の東京都医師会は東京保険医協会の誤りだと思われます。
意見書の文中に「一方、日本は7月になるとスポーツをするのには危険を伴う猛暑日が増えます。熱中症患者が多数発生することは必至であり、医療機関はそれらの患者をCOVID-19との鑑別がつくまで、一人一人を隔離して診察する必要があります。しかし対応する医療機関の医師・看護師は既に疲弊しており、手当てするための施設にも人材にも全く余裕がありません。」とありますが、本当にどうするつもりなんでしょうか。
2021/05/21
「脂肪細胞の数は生涯一定である」 という定説は確かにありますが、 近年では必ずしもそうではないとする見解が 認められているようです。
「脂肪細胞の増殖 」
定説が生まれた背景にはおそらく「成人後は多くの人の身体のサイズは大きく変化しない」という観測事実が影響していると推察されますが、ご存知のように肥満と呼ばれる人達は成人後であっても身体のサイズを大きくします。
1個の脂肪細胞が肥大化できる能力には限界があり、どうやら脂肪細胞の肥大化だけでは物理的にBMI28程度までしか説明できないようです。
一方で、「一度増殖した脂肪細胞の数は減らない」ということも言えそうです。というのも肥満者が糖質制限を実践すると経験的に「20歳の頃の体重まで戻る」と言われていますが、一部超肥満状態の人が糖質制限をきちんと実践し続けていたとしても、なかなか20歳の頃までは体重が下がりらないという事実があります。
この事実は「一部の人では成人後も脂肪細胞が分裂・増殖しうる」ということと、「一度増殖した脂肪細胞の数は減らない」ということの2つの情報を与えてくれているように私は思います。
なぜ一部の人だけそのようなことが起こるのかに関してはおそらく「先天的なインスリンに対する感受性の差」だと考えています。成人後も脂肪細胞が増えていた人がいくら食べても太らない状態になったという話は一例も聞いたことがないからです。
ちなみにインスリン抵抗性を改善する薬として知られているチアゾリジン誘導体の作用機序に「未分化脂肪細胞の分化を促して小型の脂肪細胞の数を増やす」というものがあります。
まだ脂肪を溜め込める余地を作らせることでインスリンを効きやすくさせているわけですね。
これも成人後に脂肪細胞が増殖しうること、そしてその増殖能には個人差があることを示す傍証だと思います。
「2型糖尿病発症におけるPPARγ遺伝子の役割」
先日のワクチン投与量の議論について、一瞬納得していたのですが、
>「ワクチンは体重当たりの量でなく犬の細胞数に働きかける。これが正しいとすると、ヒトのオスとメスでワクチンの量を変えるのは細胞の数が違うからってことになると思うのですが、そんなことはないですよね?? ドクターシミズが反論されているので、蛇足とは思いましたが。。。
>細胞数は体重に関わらず同じなので、
>1頭当たりの量は同じ量を注射する」みたいなことが書かれていました。
2021/05/20
体重とワクチン投与量の回答の中で疑問に思うことがありました。
>犬のワクチンも40kg近くの犬も、4kgの犬も同量を注射します。これが本当なら、40kgの犬の細胞の大きさは4kgの犬の細胞の大きさの10倍だということになります。
>同じ犬種でも、子犬も成犬も同量です。
>これも不思議に思ったことがあり、調べたことがありました。その時読んだ本には、
>「ワクチンは体重当たりの量でなく犬の細胞数に働きかける。
>細胞数は体重に関わらず同じなので、
>1頭当たりの量は同じ量を注射する」みたいなことが書かれていました。
肥満では脂肪の細胞が大きくなるとは思いますが、そうではないのであれば、細胞の大きさはそこまで違わないのではないかと思いますが?
私は体の大きさの違いは細胞数の違いも大きな要素で、成長期に成長因子などにより細胞分裂率が増加するほど高身長になると思います。
子犬の細胞が大きくなって成犬になるのではなく、人間と同様に細胞数が増加して成犬になると思います。
ちなみに人間のインフルエンザワクチンは赤ちゃんと成人では量が異なりますが、半分の量ですから、体重当たりというほどの量の違いではありません。
体は小さくても抗原量が一定量は必要ということでしょうか?それとも大人と小児の疫応答の違いでしょうか?
日本人の副反応の多さはやはり体重が関係していると感じていますが、実際のところはどうなのでしょうか?
2021/05/19
2021/05/18
ワクチンについての疑問です。なぜ体のでかい人も小さい人でも同じ量のワクチンを接種するのだろうか?ということ。
治験が実施されたアメリカは言わずと知れた肥満大国:肥満率(BMI30以上)が40%、男性の平均体重で約90㎏。これを接種量の基準にすれば私なら体重60㎏弱なのでワクチンは3分の2の量で、私の母親なら45㎏なので半分の量で済むはずです。単純計算で一瓶当たり8回から11回は可能のようにも考えられます。← 素人の浅はかな考えですが。
それで、なぜ新型コロナワクチンの接種量が性別や体重を基準にして決まってないのか?女性に副反応が多く出ていいるのもこれが原因?(摂取量が体重に対して多い。)かもなどとも考えてしまいます。
厚生労働省のコロナワクチンのサイトを見ても出ていないようなのですが、どのように考えたらいいのでしょうか。(高齢者枠に所属?していますがワクチンは当分の間は打たないつもりです。)
伸び縮みするコンパクトなウェストポーチを使っていますが,本体の生地が伸び縮みする様になっている為、生地そのものが柔らかく,ちょっと重いもの、かさばるものを入れると少々不安定になります。
先日ダイソーで200円のウェストポーチを見つけ,生地がしっかりしているタイプと柔らかいタイプを買いました。
柔らかい生地のタイプ(ボタニカル柄)の2分割してある仕切りを取り払って,仕切りの無い大きいウェストポーチとして使っています。
先生がお使いの生地がしっかりしているタイプも作りが同じで,真ん中の仕切りはただ縫い付けてあるだけなので,簡単に仕切りは取れます。
もし失敗しても200円だし、2分割に戻すのも縫えばいいので,仕切りを取ればスマホも入るのではないでしょうか。
書き忘れがあったので付け足しです。
ダイソーのウェストポーチは伸び縮みする生地に合ったサイズの縫い針では無い様なので,仕切りの縫い糸を取った後、縫い針の跡が生地に残るもしくは,縫い針の跡で生地に穴が開いてしまうかもしれません。
縫い針の穴がすぐに大きくなる事はありませんが,そこはダイソーの商品という事で、んー仕方がないかなぁです。
2021/05/17
《我が子よ,休むためには,
眠らねばなりませぬ,
何も考えず,
感じず,
夢も見ず・・・》
《・・・では母上よ,休むためには,
死なねばなりませぬ。》
Manuel Machardo : Ars Moriendi
もしかしたら,ヒトの脳には「最初に記憶した情報を修正したくない/修正を拒否したい」というクセみたいなものがあるのかもしれません。医者になった最初期に「傷は消毒」と記憶してしまった医者が「消毒しない治療」に拒否感をいただくのと同じ現象でしょう。そして多分,その根底にあるのは[2:8の法則]。
- 間違った情報が最初に流布すると間違った情報を根拠とする「習慣」が社会に定着してしまう。
- 最初の「間違った情報」が否定され,「正しい情報」が提示されても,多くの人は最初の「間違った情報」しか覚えていない。
2021/05/16
2021/05/15
コロナウィルスの実際の死亡者数は1,100人ではないかという主張の動画がありましたのでご紹介します。
短い動画ですが非常に説得力があると思いました。
2021/05/14
2021/05/13
2021/05/12
2021/05/11
最近、サイトを見ていて、変な同調や全体主義に近いものを感じてます。日本の風土病かも知れませんが。
夏井先生なら、こう考えてくれるだろう、的な。極論すると、右翼であって欲しいとか、左翼であって欲しい、という感覚です。特にワクチンに関して。私は(たぶん)打ちませんが、未来の私でさえもわかりません。自分の信条の方があっさり変わるかも知れません。ましてや、夏井先生が打とうが打つまいが、どちらでも良いのです(笑)。ただ、医師としての意見なので、その辺の人よりも大いに参考になります。
日本は幸いにして、隣国と違い、思想や信条に自由がある(はず)なので、私はぶっちゃけどちらでも良いのですが。
なんか、お疲れ様です。
2021/05/10
私は細菌培養検査陽性イコール感染ではないと、特に先生から深く教えて頂いた気がします。
PCR検査陽性イコール感染ではないとも同様に思うのですが、世の医師は細菌検査陽性イコール感染だと、表皮や腸内の常在菌拾って無症状でも、感染していると思っているのがマジョリティなんですかね?
ずっと、政府が二類のまま放置しているとは言え、医師の対応もおかしいと思うのですが、先生はどうお考えですか?
- 中世までは「病気」=「呪い/悪魔の仕業/悪い空気のせい etc.etc...」
- 近代に入り科学が発達。それに伴い,医学にも科学の考えが広がっていく。
- 細菌の発見
- 19世紀なかばにパスツールは「すべての病気は細菌が原因」と発表し,病原菌という言葉で病気を説明。これは肺などの本来無菌の臓器で起こる炎症(=当時は病気と細菌感染は同義)をうまく説明でき,医学の定説となっていく。
- 同じ頃,消毒薬(石炭酸)が外傷治療に使われるようになり,創感染は激減。
- 19世紀後半,皮膚表面にも細菌がいることが発見されたが,当時の常識は「細菌=病原菌」であり,皮膚から発見された細菌も病原菌と考えた。そのため,創感染を防ぐためには皮膚の細菌を全滅させなければいけない,と考えられ,強力な消毒薬が次々開発されては使用された。しかし,皮膚は無菌にできず,創感染も減らなかった。
- 20世紀初頭,色素が殺菌作用を持つことが注目され,サルファ剤が開発され,第一次大戦のケガを負った兵士の治療に使われた。サルファ剤の使用で溶連菌による創感染は激減し,破傷風患者も激減した(サルファ剤自体は破傷風菌には無効だが,破傷風発症のためには,創内に溶連菌などの好気性菌が存在して酸素を消費し尽くして無酸素状態にしてくれないと破傷風菌は芽胞状態から目覚められない)
- その後,ペニシリンが発見されて医療現場で使われるようになり,多くの細菌性感染症が「治療可能な病気」となった。トビヒ(伝染性膿痂疹)などの皮膚細菌感染症も治療できるようになった。
- 20世紀なかば以降,嫌気性培養の技術が開発され,腸管内から膨大な数の嫌気性菌が分離されたが,当初それらは「病原菌」と考えられた。
- 19世紀の終わり頃,地衣類が藻類と細菌の共生体であることが発見されたが,発見者が女性であったためもあり,70年以上,無視され続けた。20世紀なかば以降,細胞内のミトコンドリアや葉緑体が「真核細胞内の細菌の共生」であることが発見され,このような細菌との共生関係は自然界の基本である,という考えが生物学の中で定着していく。
- その後しばらくして,医学でも「腸内常在菌/口腔内常在菌/皮膚常在菌」などが発見されるが,「細菌=病原菌」という考えが根強かったため,「常在菌の日和見感染」とか,「虫歯菌は口腔常在菌」とか,「アトピーの悪化に皮膚常在菌が関与している」という考えが現在でも常識化している。
- 感染症学は肺や腎臓,肝臓などの「本来無菌の臓器」を研究対象に発展した。これらの臓器で細菌が発見されるとそれは間違いなく「病気の原因」であり,「細菌=病原菌」という考えは正しい。
一方,皮膚や腸管粘膜は細菌との共生関係がないと健康を保てない臓器であり,その意味で,無菌臓器相手に発達した「感染症」の概念はそもそも当てはまらないはずだが,それに気がつく感染症の専門家はいなかったため,「無菌臓器の細菌感染」の考えが「皮膚や腸管の炎症」に拡張されてしまい,細菌感染でないものも全て細菌感染と考えられてしまった。- これが最悪の形を取ったのが熱傷と褥瘡。熱傷創/褥瘡は生物学的に見れば「水分,タンパク質を豊富に含んだ浸出液で覆われた肉芽創」であり,細菌の生息に絶好の環境である。一方,細菌は「水分と栄養素さえあれば地球のあらゆる環境で生きていける」生物である。
この2つの事実から,熱傷創と褥瘡は無菌状態を保つことはできず,常在菌叢が直ちに形成される。だが,それらの細菌のほとんどは人体に無害な細菌であり,肉芽が健康な状態であれば感染を起こすことはない。- 「医学の細菌学/感染症学」は「生物学の細菌学」の常識を知らずに発展してしまったため,世界中の医学はガラパゴス化していく(つまり,ガラパゴス化は日本医学に特有の現象ではない)。
- 「細菌=病原菌」である以上,細菌が原因であると考えられた疾患には(たとえその考えが間違っていたとしても)抗生剤が投与されることになった。
「本来無菌でない臓器の傷」を調べれば必ず細菌が検出されるが(常在菌だから常在しているのは当たり前),それらは「ガラパゴス医学」では感染起炎菌とみなされ,抗生剤が投与された。しかし,常在菌である以上,抗生剤投与をやめればまた元の細菌叢に戻るが,それを見て「ガラパゴス医者」は感染の再燃としてさらに強力な抗生剤を投与する。かくして,世界中の病室を耐性菌が跋扈することになる。ガラパゴス医者は抗生剤投与を止められないため(細菌が検出されている以上,抗生剤を投与しないという選択肢はありえないから),より強力な抗生剤を求め,ついにはバンコマイシン耐性菌まで生み出した。- 少なからぬ現代の医者は「細菌もウイルスもいないのが本来の自然環境」と考えているように見える。そういう医学教育を受けて医者になったからだ。生物学の基礎を学べばそれが妄想であることがわかるが,医学ではその妄想こそが正統と見做されていて,それに疑問を持つ医者はほとんどいない。
2021/05/09
2021/05/08
獣医師です。
連休明けの報道見て思ったのですが、連休中ワクチン接種は止まっていたのですよね?
あれだけ医師会は「危機だ!危機だ!早くワクチン接種を!もはやワクチンしか無い!」と言っているのに、連休はがっつりと休んだのですね。
普段接種している医師に出ろというのではなく、医師会所属の方が連休中交代で1日出動でも十分だと思います。
自分たちは接種したから、どこか広い芝生に遊びに行ったとか?
まさかそれはないと思いますが、家でぶらぶらしていたのなら接種に協力すればよかったのに、と思いました。
もちろん行政の側が人材出さなければできませんが、危機的状況(そうは思いませんが)ならばするべきだし、そういうお金ならだれも文句言わないでしょうに。
ユリコさんもそこに強権発動すれば、少しは株が上がったのにと思いました。
2021/05/07
私のアイシングの知識(主に25年以上前のスポーツ系の雑誌の情報)はですが、冬眠状態になるため、回復も遅れるのではないかと長年思っていました。
- 低温で神経を麻痺させて痛みを緩和する
- 血流などを抑えて、破壊された組織から漏れだした体液が、周辺の正常な組織を圧迫するのを抑制する事により、炎症が広がるのを防ぐ(圧迫や組織破壊などにより周辺組織も酸欠になるため、低温で冬眠状態にして酸素の消費量を抑える事により組織を温存する)
要するに冷やすのが全面的にダメなのではなく、ダメージが広がるのを抑える事と回復が抑制されてしまう事のトレードオフではないでしょうか。
素人考えですが。
富山県の開業獣医師です。
当地においては何年も前より、期間限定で、路面電車の貸切ビアホール化が実現してますw
利用したことはないですが・・・・・・
2021/05/06
という2つを同時進行させる必要があり,それには「十分な血流量」が必要となります。十分な血流量を保持するためには,血管を拡張させるか,心拍出量を増やすしかないはずです。この時,アイシングしてしまうと血管が収縮し,その結果として修復は遅れるはずです。
- 破壊された細胞を局所でオートファジーで分解するか,血流に乗せて肝臓で分解して再利用する
- 損傷された細胞・組織の修復に必要な部品(=蛋白質と脂質)を外部から患部に送り込む
2021/05/05
2021/05/04
2021/05/03
養護教諭です。
さて、4月28日に、文部科学省から「学校における新型コロナウイルス感染症に関する衛生管理マニュアル~「学校の新しい生活様式」~(2021.4.28 Ver.6)が発表されました。
以前からまめに更新され、各都道府県知事や国のトップと違って、データーの根拠を示しての指示となっています。ただ全部で82ページもあるので一部抜粋しました。文部科学省はデーターを基に、なんとか学校教育を止めないようにと努力し、新しい知見が加わるたびにガイドラインを更新しています(今回は接触感染の確率は低いというCDCの発表を受けてかもしれません)。
- 学校内での感染の拡大があった場合でも、地域での感染拡大につながった事例は現在(令和3年4月 15日時点)まで確認されていません。
- 10 人以上の感染者が確認された事例を分析すると、高等学校での割合が高くなっており、感染の場面は部活動が関係している事例が多く見られます。部活動終了後に、生徒同士で食事をすることを控えるよう特に指導を徹底してください。
- 10 歳未満及び 10 代では、罹患率が他の年代と比べ低くなっており、15 歳未満の罹患率が最も高い季節性インフルエンザとは、感染しやすい層の傾向が大きく異なる状況と考えられます
- 変異株は、大人と比較して特に子供が感染しやすいという証拠は現時点で得られていません。また、変異株が子供により重い症状を引き起こす可能性を示す証拠もこれまでに得られていません。現段階では、15 歳未満で明らかな感染拡大の傾向は見られていません。
- どんなに感染症対策を行っても、感染リスクをゼロにすることはできないという事実を前提として、感染者が確認された場合には、迅速かつ的確に対処することができるよう、学校における保健管理体制を築いていくことが重要です。
- 手指用の消毒液は、流水での手洗いができない際に、補助的に用いられるものですので、基本的には流水と石けんでの手洗いを指導します。
- 学校生活の中で消毒によりウイルスをすべて死滅させることは困難です。このため、一時的な消毒の効果を期待するよりも、清掃により清潔な空間を保ち、健康的な生活により児童生徒等の抵抗力を高め手洗いを徹底することの方が重要です。
- 机、椅子についても、特別な消毒作業は必要ありません。大勢がよく手を触れる箇所(ドアノブ、手すり、スイッチなど)は机、椅子と同じく、清掃活動において、家庭用洗剤等を用いた拭き掃除を行うことでこれに代替することも可能ですが、児童生徒等の手洗いが適切に行われている場合には、これらの作業を省略することも可能です。
- 身体全体の抵抗力を高めるため、「十分な睡眠」、「適度な運動」及び「バランスの取れた食事」を心がけるよう指導します。
- 気候上可能な限り、常時換気に努めます。廊下側と窓側を対角に開けることにより、効率的に換気することができます。なお、窓を開ける幅は 10 cmから 20 cm程度を目安とします
- 十分な身体的距離が確保できる場合は、マスクの着用は必要ありません。
気温・湿度や暑さ指数(WBGT)24が高い日には、マスクを外してください。
体育の授業においては、マスクの着用は必要ありません。
それに比べて「比較的若い世代でも重症化することも報告されている。重症化して長引くケースも報告されている。」と根拠も示さないひとことで、経済を止めまくっている経済再生担当大臣・・・
そもそも国は文科省のように、経済を回すための感染症対応マニュアルを作っているのでしょうか???
縦割り行政というのはわかっていますが、この落差にがっかりしますね
2021/05/02
2021/05/01