2015/10/31
【06:00】
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「加工肉に発がん物質」についてのメールです。
赤肉・加工肉のがんリスクについて：国立がん研究センター
大腸がんの発生に関して、日本人の平均的な摂取の範囲であれば赤肉や加工肉がリスクに与える影響は無いか、あっても、小さい
赤肉はたんぱく質やビタミンB、鉄、亜鉛など私たちの健康維持にとって有用な成分もたくさん含んでいるこの記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-10.htm#1031-06:00-1 -
「掻きむしる小児」についての質問をいただきました。なにか良いアイデアはありますか？
2才4ヶ月の小児。
下腿に掻きむしり化膿した創の治療に来院されました。
リンデロンVG軟膏 ワセリン プラスモイストで改善してますが、あちこち掻きむしり新たな瘡を作ります。
ひどいアトピーでもない様ですが、【掻きむしり】に対してどうすれば良いのでしょうか？この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-10.htm#1031-06:00-2 -
【「ポテチ税」導入！ 世界の肥満問題はここまできている】
この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-10.htm#1031-06:00-3
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【肉を避ける必要はなし、発がん性報告でWHOが声明】
大山鳴動して鼠一匹・・・ってか。この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-10.htm#1031-06:00-4 -
「沖縄料理店」についてのメール。
沖縄料理 専門店 ではないのですが，沖縄食材を使った料理がオススメのお店というのもあります。スポーツバー？の形態でもあるし、地元の常連客がメインなので沖縄料理を出すお店としてはちょっと変わってるかもしれません。私があの記事を書いたのは「美味しい沖縄料理のお店を教えてほしい」ではなく，「沖縄料理のお店のお酒メニューはなぜ画一的なのか？」という疑問を持ったからです。
行ったことは無いですが、沖縄のスポーツバーとかに行ったらこんな感じ・・なのかも・・・
カクテルもかなり豊富ですし（私は焼酎お湯割りばかりですが）・・料理も沖縄料理屋には普通メニューに載ってないようなものも。更に、沖縄そばを使った料理のバリエーションも豊富（時期によって変わります）沖縄そばは、ときどき私も食べちゃいますけど・・
川崎市麻生区の生田くんだりまで、先生がそうそういらっしゃる事は無いとは思いますがご紹介まで・・この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-10.htm#1031-06:00-5
2015/10/30
【06:00】
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［練馬光が丘病院での治療例］を更新。
この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-10.htm#1030-06:00-1
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糖質制限関連情報。「米の牙城」の秋田でも変化が。
11月7日、秋田で山田悟Dｒの講演会がありますこの記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-10.htm#1030-06:00-2 -
京都逓信病院の安藤先生からのメール。
郵研社・逓信医学雑誌からの執筆依頼論文、特集：各種逓信病院の取り組みとして、「これからの正しい創傷治療ー湿潤療法の取り組みー」がこの度、逓信医学67：185-196、2015に掲載されましたので、ご報告いたします。その節はお世話になりました。
当院のホームページに掲載しました。尚、PDF fileを添付いたします。この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-10.htm#1030-06:00-3 -
「湯シャン」情報です。
湯シャンをしばらく前に試してみましたが、あまりうまく行きませんでした。どうも髪がごわごわする、さらには痒みが残って、あまり個人的には合わないのかと思っていました（マンガはまだ読んでいません）。
そこで試してみたのが、塩です。
まずざっと頭にお湯をかけ、あらかじめ作っておいた塩水を頭皮に付けます。使い切ったシャンプー容器を使っていますが、基本は水なので流れるのが速く、まんべんなく付けるのには慣れが必要かと思います。
その後、指の腹で頭皮をマッサージした後、シャワーで流します。
試行後約2週間になりますが、ごわつきも痒みもほとんどないと感じています。
塩には粗塩（にがり成分を含むもの）を使い、水180mlに20ｇの割合で溶かします。
これの良いところは、洗顔やボディーシャンプーとしても使えることです。この場合お湯で顔/体をざっと流したのち、塩水を手のひらにとってなじませ、お湯で流します。
さらには皮膚の荒れたところに塗っても痒みを防ぐことができる気がしています。この場合には荒れて痒みがある部分に塗るだけで洗い流しません。傷などがあってしみる場合には濃度を低くするのが良いと思います。
自分の汗を洗い流して、人工の汗を塗るような不思議な気はしますが、効果はありそうです。
何しろコストはほとんどかからないので興味のある方は試してみてください。この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-10.htm#1030-06:00-4 -
「ヌードルメーカー」に関連した情報です。
この粉は、ヌードルメーカーを持っていなくても手打ち麺に使うことができます。また、麺以外にも、これを使ってスイーツや餃子を作ったりしています。天ぷらの衣にも使っています。
◆ 【キッチンおおざっぱ】 ◆ 【Cookpad】 専用マシンが売れているのかどうかは正直わかりませんが、この専用粉はいろいろに使える粉なので、廃盤になりませんように！と愛用しているメンバーはいつも祈ってます(笑)この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-10.htm#1030-06:00-5 -
「豚皮揚げ」の情報です。
仙台のスーパーで、「豚皮揚げ」なる商品をみつけましたのでお知らせいたします。
全国展開している精肉店のお惣菜コーナーで「サクサク豚皮揚げ」をみつけました！早速購入して食べてみたところ、見た目・味・食感とも「ポークおじさんの豚皮揚げ」そのものでした。もしかして、ポークおじさんの豚皮揚げなんでしょうか？
わが家には「ポークおじさんの豚皮揚げ」のストックがあるのですが、揚げるのが面倒な時は是非購入したいと思います。コンビニで、常時購入出来るようになったら申し分ありませんね。この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-10.htm#1030-06:00-6 -
【意志の弱さとは無関係。我々は常に脳と腸内細菌に巻き込まれており、腸内細菌が勝つとジャンクフードに抗えなくなる】
最近，こういう腸内細菌絡みの研究が流行中！この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-10.htm#1030-06:00-7 -
【生命の存在する地球に似た惑星、これから続々誕生との新説】
系外惑星の研究者たちの間では，地球と同じような環境（＝液体の水が存在する表面温度が保たれている）の惑星を探すのが大流行中ですが，これは「現在の地球の環境に適応した生物が住める環境」というだけのことで，地球生命史的に考えると全く意味が無いことは明らかです。こういう研究をする天文学者は，生命というものがまるで分かっていません。
現在の地球に生息している生命体は，40数億年前に誕生した生命体から分化したもので，その後の地球環境の激変に適応したものが生き残り，その末裔で現在の地球環境に適応したものといえます。しかも，地中上での生命誕生はただ一度しか起きていません（その証拠に，あらゆる生命体の遺伝子の基本構造は共通していて，それ以外の遺伝子構造はなく，共通祖先から分かれたことがわかる）。
そして，現在の地表の環境（＝H2Oが液体として存在できる状態）は「地球進化史」の必然の結果かというと，どうもそうではなく，むしろ偶然の産物です。
地球は46億年前，微惑星の衝突により誕生し，最初はマグマティックオーシャンが覆う灼熱の火の玉状態。そして数億年かけて宇宙空間への熱の放出があり，表面温度が下がっていきます。太古の地球大気は「高CO2＆高水蒸気」で液体の水は存在せず，表面温度が下がって初めて水蒸気は液体化して地球で最初の「海」が形成されます。
しかし，当時の地球には「大気中のCO2を低下させるメカニズム」が備わっておらず，そのままでは「CO2と水蒸気」という温室効果ガス効果により高温状態が続き，現在の金星のような状態になったと考えられています。つまり，この時に何かが起こらなければ，現在の地球は「ハビタブルゾーンにあるが液体の水はほとんど存在しない惑星」になっていたはず。
このような不安定な地球環境を背景に誕生したのが「最初の生命体」と考えられます。逆に言えば，このような特殊環境でなければ生命は誕生できなかったのです。現在の地球では，太古の地球のような「新たな生命体の誕生」は確認されていませんが，それは，現在の地球環境が「生命誕生に適さない環境」だからでしょう。ルネサンス芸術がルネサンス期にしか生まれなかったように，生命誕生は地球進化史のごく初期の特殊条件下でしか起こり得なかった奇跡的な出来事だったのです。つまり，「生命誕生に適した環境」は地球進化史のごく短期間にしか存在しなかったのです。
話を地球大気進化史に戻すと，30数億年以降の地球の大気は一貫して「CO2減少」しています。これは地球がCO2を減少させるメカニズムを獲得したからです（だから，現在の地球の大気は，地球史上最もCO2が低い時期です）。それは，「大気⇔海水⇔地殻⇔マントル」の炭素循環が始まったことであり，その原動力はシアノバクテリアによる光合成と，マントル対流です。
30数億年前，地球に奇跡の細菌，シアノバクテリアが誕生します。地球史上初の「酸素発生型光合成細菌」です。このちっぽけな細菌がその後の地球環境を変え，地球の歴史を変えました。
シアノバクテリアは活発にCO2を材料に光合成を行って自身の生存に必要な有機物を作り，その結果，CO2はシアノバクテリア内部に取り込まれたことになり，次第に減少していきます。
やがて，シアノバクテリアは大量発生しては環境が悪化して大量死滅する，というサイクルを何度も繰り返し，その死骸は海底に降り積もり，マントル対流によるプレートテクトニクスで移動し，一部は地球内部に取り込まれて地熱の作用で有機物に姿を変え，蓄積していきます。
そして，やがて火山活動が始まり，CO2は火山ガスとして大気に戻ります。これが炭素循環です。
つまり，現在の地球がハビタブルゾーン（＝しつこいようだけど，液体の水が存在できる条件）にあるのは，植物（＝光合成を行う葉緑体はシアノバクテリアの末裔）による炭素固定（＝光合成）に端を発する炭素循環があるからです。
逆に言えば，地球にシアノバクテリアが誕生しなければ，炭素循環は存在せず，地球大気は現在の金星と同じままだったはず。当然，その後の地球は「現在の生命体」が生きられない環境になったでしょう。
だから，現在の地球環境だけを論じても意味はありません。地球の現在の姿は惑星進化史の必然の結果とは程遠いからです。「初期の微惑星衝突による惑星誕生⇒マグマティックオーシャン」まではあらゆる惑星で共通している現象と思われますが，その後の生命誕生，シアノバクテリア誕生は極めて特殊な環境で一回きりしか起こらなかった特異な現象と思われます。
なぜなら，この本でも説明されているように，生命誕生とは「エントロピーの低い状態から，エントロピーの高い物質を生み出す」ことが必要で，それには高いエネルギーを集中的に投与する必要があったからです。それが地球で可能だった時期はピンポイントで分かっています。40～38億年前の隕石の後期重爆撃が，できたばかりの海に降り注いだ時です。
この時期，現在よりも太陽に近い位置にあった海王星が移動を始め，このためエッジワース・カイパーベルト天体が弾き飛ばされる形で太陽系中心部に向けて大量に落下したことがほぼ確実視されています。これが後期重爆撃が起きた原因です。
そして，地球の海で高分子の有機物が造られては海底に蓄積し，ほぼ同じ時期に始まったマントル対流で移動して地球深部に移動し，圧力と熱によりさらに複雑な物質に進化し，これが生命の源になったと考えられています。
ということは，地球における生命誕生は「海王星の移動とそれに伴う後期重爆撃」「地球で海が誕生」「地球でマントル対流がはじまる」という3つの巨大イベントが全く同時期に重なって初めて実現したことになります。3つのどれか一つでも欠けたら生命は誕生していません。
というわけで，天文学者たちの「現在の地球生命が暮らせる惑星には，生命体がいるはずだ」という議論は全くの的外れだと考えます。現在の惑星の状態でなく，その惑星に生命が誕生した条件がかつて備わっていたかどうかが最大の問題だからです。この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-10.htm#1030-06:00-8 -
【「一人っ子政策」完全廃止＝独自の産児制限、36年で終止符―中国】
なぜ人間は増えるのでしょうか。それは，地球上のあらゆる生命体が「個体数を遺伝子レベルで制御できないから」であり，「あらゆる生命体は個体数を増やすことしかできないから」です。
先史時代から現代までの人口の推移を見てみると，「人口増加を抑制するリミッター」は子育てのしやすさだったことがわかります。子育て（特に新生児期から乳児期まで）が困難な時期（＝狩猟採集遊動生活）では人口は増えず，子育てが楽になった時期（＝狩猟採集定住生活）になると人口が増え始め，子育てがさらに楽になった時代（＝産業革命期）には人口増加率は一気に加速しています。現在の日本が人口減少しているのは，子育てが困難な時期だからでしょう。この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-10.htm#1030-06:00-9
2015/10/29
【06:00】
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［練馬光が丘病院での治療例］を更新。
この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-10.htm#1029-06:00-1
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「宴会が憂鬱」についてのメールです。
お勧めの本があります。『ハーバード流宴会術』児玉教仁 著。大和書房。
宴会を主催し、楽しませる側にまわると楽しいよ！ということが書いてあります。気の進まない取引先の立食パーティーには二人で行った方が良いなど。参考にしてください。
書籍版 Kindle版 この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-10.htm#1029-06:00-2 -
「カプースチン『練習曲集Op.40』：挑戦記」のその後ですが，Op.40-3「トッカータ」が何とか弾けるようになりました。暗譜演奏までは程遠い状態ですが，グダグダながら人前で聞かせられるかな・・・という感じです。
となると，次に挑む曲も「できるだけ難しい曲」の方がやりがいがある訳で，いろいろ悩んだ結果，カプースチンの「ソナタ第1番 フィナーレ」にロックオン！ この曲，最高に超格好いいんだよ。ざっと譜読みした感じでは，弾けない曲じゃないな，という感じ。どうせ苦労するなら，このくらい激難しい曲に挑戦するほうが面白いもんね。
というわけで，世界中にどれだけ「カプースチンに挑戦している還暦間近の素人ピアノ馬鹿」がいるか不明ですが，とりあえず現時点では「カプースチンの練習曲を弾きこなす最高齢の素人」というギネス記録への登録を考えているところです。この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-10.htm#1029-06:00-3
2015/10/28
【06:00】
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［練馬光が丘病院での治療例］を更新。
この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-10.htm#1028-06:00-1
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【ヘルシーで美味しい！糖質オフ＆グルテンフリーな食生活のすすめ】
こんな記事がさらに一般的になったら，そのうち「日本人でご飯や麺類，糖質を食べているのは，糖尿病専門医の栄養指導を受けている糖尿病患者だけ」という事態になるんじゃないだろうか。この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-10.htm#1028-06:00-3 -
【肉を食べると危険！大腸がんリスク増との研究結果】
［低繊維、高たんぱく、高動物性脂肪］vs［高繊維で低たんぱく質］を比較しただけでは意味がないと思うけど。［高繊維で高タンパク］も比較すべき。この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-10.htm#1028-06:00-3 -
雑誌「医学のあゆみ」についてのメール。
この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-10.htm#1028-06:00-4 -
【公開討論会「菜食vs肉食」＆「靴vs裸足」…東京・五反田で開催】
この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-10.htm#1028-06:00-5
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フィリップスの「ヌードルメーカー」についての情報メール。
電気店でルードルメーカーなる製品を見つけました。低糖質のミックス粉も売られていて家庭で低糖質麺を作って楽しむことができるようです。
この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-10.htm#1028-06:00-6 -
「加工肉に発がん物質」というメール。
【IARC Monographs evaluat econsumption of red meat and processed meat】発がん物質を含む食材として有名なのがキャベツで，発がん物質を含まないキャベツは作れないんじゃなかったでしょうか。同様の野菜は他にもあったと記憶しています。
上記の発表以来、結構な騒ぎになっているように思えます。
例えばCNNの記事では、肉を控える地中海式の食事が勧められています。
他にも似たような記事があちこち（TIME、NYTなど）に出ています。
発表自体に、理由は明確には書かれていませんが、一日当たり50gの加工肉を食べると大/直腸がんになる確率が18%アップし、それは消費量とともに増加するようです。加工肉のみならず、普通の肉でも発がんの可能性があるようです。他にも膵臓がんや前立腺がんの危険性もあるとか。
個人的にもこのところの昼食には、ゆで卵2個（マヨネーズで）とカルパス（ドライソーセージ。まさに加工肉です。約50g弱）及び若干のチーズを食べているので大いに気になるところです。
しかし、です。
地中海式で勧められている野菜（や果物）には結構な硝酸塩が含まれていて、唾液と混ざることで亜硝酸塩になり、それが魚などのアミンと混ざって、胃の中で強い発がん性のあるニトロソアミンになると聞いたことがあります。
特に野菜をよく食べる日本人は、欧米人の2倍の硝酸塩を体内に持っているとか。
もし今回の発表の加工肉発がん性がその中に含まれる亜硝酸Na（発色剤）などによるものを前提としているならば、ひょっとして加工肉より多い硝酸塩を持っている野菜を食べることはどんなものでしょう。何を食べれば、ということになりますが、皆さまはいかがお考えでしょうか。この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-10.htm#1028-06:00-7 -
【鎧塚氏、妻の病で“低糖質”の重要性実感「糖質制限は一番の課題」 】
この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-10.htm#1028-06:00-8
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【「マンガで分かる肉体改造」新刊、シャンプーや石鹸使わない髪・肌ケア紹介】
書籍版 Kindle版 この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-10.htm#1028-06:00-9 -
沖縄料理のお店ってよくみかけますよね。私の自宅から徒歩5分圏内だけでも3つありますし，新宿駅近くなら選ぶのが大変なくらいあるようです。
こういうお店でいつも不満に思うのは，お酒の種類が他の居酒屋に比べて少ないこと。「ビールはオリオンビール，泡盛各種，焼酎数種，あとは泡盛を使ったカクテルとハイボールだけ」なんてところが多いような気がします。しかも，申し合わせたようにお酒が安くないんだよね。例えば，私の自宅から一番近い沖縄料理店では，ビールもハイボールも高くて（その近くにある焼き鳥屋さんの1.5倍以上のお値段！）しかも量は少ないときてます。すると，私のような呑兵衛は常にお酒を最優先に考えますから，「このお店で高い酒を呑むくらいなら，ゴーヤチャンプルも出すチェーン店の居酒屋でホッピーセットかグラスワインを飲んだほうが安いよ」という判断をするわけです。
この地域に私のように考える呑兵衛が多いためかどうかは不明ですが，この沖縄料理のお店はいつ前を通りかかっても中はガラガラです。一方，焼き鳥屋さん（普通に美味しくて，サイドメニューも充実していて，お酒の種類が多くて値段も安い）はいつ行っても客で満員。まぁ，当たり前ですけどね。
それにしても，沖縄料理店のお酒の品揃えはなぜ似通っているのでしょうか（少なくとも私の自宅近くの3店はお酒のメニューと値段は互いにコピーしたかのようにそっくり！）。なぜ客が少ないのか，客が来ない原因がお酒の品揃えにあるのかも・・・と，なぜ考えないのか不思議です。この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-10.htm#1028-06:00-2
2015/10/27
【06:00】
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［練馬光が丘病院での治療例］を更新。
この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-10.htm#1027-06:00-1
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「熱傷治療とステロイド軟膏」についてのメールです。
小児科医です。
熱傷の時は黄色ブドウ球菌が優位になるので、その黄色ブドウ球菌の毒素による皮疹ではないでしょうか。深い熱傷の幼児が発熱すると、ほぼ全例で全身の紅斑を認めます。調べたことはありませんが、そう理解していました。
昔々の大学時代、訳のわからない皮疹を皮膚科に紹介すると、ほとんど全て中毒疹の診断が下り、経過観察と成りました。小児科では、なんだか分からないブツブツにお目にかかることは日常茶飯事で、ウイルス性発疹症にせよ、薬疹にせよ、体の中から起こったことに皮膚が反応しているのが中毒疹、と漠然と理解していました。なので、外からステロイドを塗ることに、何の意味があるのかわかりません。痒みがあれば別でしょうが、所謂中毒疹は、原疾患の治癒とともに改善します。
痒いとひっ掻くので、とびひのような新たな問題を引き起こしますので、対策が必要とは思いますが、どうせ何もしなくとも治るものなら、何もしないという選択肢を、勇気を持って出していくべきではないでしょうか。
皮膚科を受診されて、塗り薬を出さないなんて、沽券にかかわるのでしょうか？夜間休日当番に行って、鼻水もないのに、抗ヒスタミン薬を処方されるのと、大差ないように思います。この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-10.htm#1027-06:00-3 -
そういえば，江部師匠から新著を頂いたのを忘れていました。遅ればせながら，宣伝しときます。
書籍版 Kindle版 この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-10.htm#1027-06:00-4 -
先月の「湿潤治療／ラップ療法について批判的論文」という話題について，「褥瘡のラップ療法」の鳥谷部師匠からのメール。
久しぶりに夏井宗匠（創傷）のサイトをのぞいてみましたら、久々にラップ療法の話題を見かけたので、ちょっと書いてみました。土浦協同病院皮膚科の盛山吉弘センセは，陰でコソコソと批判するのは得意ですが，「そんなに言うなら正々堂々と議論しようぜ」と持ちかけると，最初は威勢がいいのに，議論の場が近づくと手のひらを返して逃げ出す御人なのです。まさに，敵前逃亡の見本！
◆ 湿潤療法2010日皮会誌
◆ 褥創学会2012盛山
◆ 褥創学会2014ガス壊疽いつもの盛山吉弘先生と宮地良樹先生ですね。今回は、群馬大石川治教授の名前は出ていませんね。
参考までに、これら『褥瘡の専門家』のレベルがわかるエビデンスをいくつか指摘しておきます。上の3論文が、『論文』の名に値するか各自ご判断ください。
① ラップ療法は、鳥谷部が発案した、褥瘡の処置法です。外傷、熱傷の処置ではありません。2000年の日本医師会雑誌の論文を読んでください。 ② 2000年の論文には、壊死組織を除去した、感染のない褥瘡にラップ療法をするよう、明記しております。ラップ療法を批判する『教授』の皆様は、論文の読み方をご存じないようです。 ③ ラップ療法を批判する方々のところでは、本 当に褥瘡が治っているのかなあ、と疑問に思ってしまいます。
武闘派の盛山吉弘先生には、褥瘡に関する著書が、一冊もございません！！（アマゾンで調べました）。この方は、名医との評判なのですが、褥瘡学会ではラップ療法を批判するのに忙しいのか、ご自身で褥瘡を治したお話はされません。
宮地先生は、さすが京都大教授だけあって、監修された褥瘡の本がたくさんあります。この本の中で、『手術しないで治った深い褥瘡（Ⅲ度）の数を数えてみました。なんと、1冊の中にせいぜい１、２例、0例も普通ですね。
2004年以前の著書では、軒並みゼロです。群馬大学教授御一門の方の著書は、最新刊を見てもゼロ、ゼロです。
そのほかの『褥瘡学会で指導的な立場の』先生方のお書きになった本を調べても、0,1,2ぐらいですね。ちなみに、私の『これでわかった褥瘡のラップ療法』では、32例の治癒経過を紹介しております。恩田先生もご著書のなかで、20例以上を紹介しています。
褥瘡の教科書約20冊について調べて、先日の褥瘡学会で発表したら、質問、反論とも皆無。会場にしらけた空気が漂ったような感がありました。
2011年11月にテレビ東京から「医療討論バラエティ番組を企画していて，ヤケドの治療についての湿潤治療の是非を問う討論を考えています」と連絡が入り，私はすぐに「出演します！」と回答。
問題は，湿潤治療反対派として出演してくれる医者が誰もいないのです。テレビ局から関東地方のほとんどの大学病院形成外科の教授に出演依頼をかけてもらいましたが，誰ひとりとして出演に応じてくれません。いみじくも某大学教授がプロデューサーに「今時，湿潤治療は間違っている，なんて言ったら笑いものだ。ましてや討論の相手があの先生では公開の場で笑いものにされてボコボコにされるのが関の山だ。出演するようなバカはいないと思う」とおっしゃられたそうです。
そんな時，「私が湿潤治療反対派です。テレビに出ます」と敢然として応じてくれたのがわれらが土浦協同病院皮膚科の盛山吉弘センセ！ 私は，「これでようやく，こいつを公開処刑，ボコボコに叩きのめしてやる日が来た」と小躍りし，収録の日を指折り数えて待っていたわけですよ。盛山吉弘センセも出演の準備をしていたようです。
ところが収録のわずか3日前，いきなり「都合が悪くなったので出演できません」という断りの電話がテレビ局に！！ この敵前逃亡に，テレビ局側は大慌て！ 他のテーマ同様，討論方式で番組を進めるように準備していたのに，収録直前になって対戦者が勝手に舞台から降りちゃった。急遽，プロデューサーと連絡を取り合い，私が治療についてプレゼンし，MCの加藤浩次さん（だったと思う）がいろいろ質問する，ということで何とか収録し，後日放送されました。
ボコボコに公開処刑される可能性極めて高し，と誰かから教えてもらったのかもしれないけど，人間としてはさ，人様やテレビ局に迷惑をかけちゃいけないと思うよ。
そういえば，この前，あるテレビ局の人と話をする機会がありましたが，もう「糖質制限は是か非か」という討論番組はないだろうとのことでした。科学的に糖質制限が正しいことは明らかだし，実際に糖質制限をして痩せたり体調が良くなっているマスコミ業界人も増えているし，雑誌等でも「糖質制限・炭水化物オフはもう常識ですが」的な扱いなので，今更「是か非か」という切り口では番組にはならないし，第一，討論の相手が見つからないだろう，ということでした。
実際，数年前に「糖質制限をして大丈夫？」的なテレビのバラエティ番組に出演しましたが，ここでも「糖質制限反対派」で出演してくれる先生がなかなか見つからず，大変だったそうです（ちなみに，日本糖尿病学会のお偉方にすべて出演依頼をかけましたが，全員が出演拒否！）。この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-10.htm#1027-06:00-5 -
先日取り上げた『日本史の謎は「地形」で解ける』関連のメール。
この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-10.htm#1027-06:00-6 -
「アベンヌクリーム」についてのメールです。
化粧品には、「かゆみ」「赤み」を同時に抑えるので、即効性がある。なんて、効能効果をうたえないはずです。
文書にもそんなこと書いてないから、フランスでは治療に使っている、個人で効果があったと言っている人がいる、という見聞なのでは？
歯の浮くような夢のような話は半分で聞いて、
「この××という成分は、肌に直接つけて皮脂が破壊される心配はないのですか」なんて、せっかくの勉強会に質問できたらいいです。でもそれをすると場の雰囲気を壊すのは必至。
主催するほうは、そんなこと言う人にはわざわざ勉強会に来てもらわなくていいことでしょう。この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-10.htm#1027-06:00-7 -
以前紹介した「ダクトテープで尋常性疣贅の治療ができる」という話題についての情報です（以前のスレッドは2013年10月にあります）
老健施設医です。
じつは、９月２７日、先生の津市でのご講演を会場で拝聴いたしておりました。お話の中でも、瑞光の製品群について価格設定のお話を直接うかがうことができ、よくわかりました。勤務している老健では、プラスモイストVとTOPをよく使っております。ヘモスタパッドは、使用頻度は多くないのですが、止血の必要なときに助かっております。
今回は、こちら「新しい創傷治療」で拝見した、尋常性疣贅のダクトテープによる治療法がうまくいったので報告いたします。
７９歳女性入所者の前腕伸側に直径 5 mm 高さ 1 mmほどの尋常性疣贅ができ、痒いとの訴えがありました。自然に治るものも多いのでと説明して、様子をみておりましたが、２ヶ月後、痒くて気になるとの訴えがあったので、ダクトテープの治療法を説明しました。治療法に同意してもらったので、アサヒペンのパワーテープを 2 cm 角にちぎって３０枚くらいお渡しし、それらを適宜使って患部に６日間貼ってもらい、そのあと１日はテープを剥いで皮膚を洗って休めるという７日のサイクルを繰り返してもらいました。
貼付１週後、イボが周りから浮いてきているように感じるとのこと、貼付２週後は、イボの側面が周りの皮膚から離れて、周りの皮膚を圧迫するとイボは上下に動くが、根元は皮膚についたままの状態、貼付２４日後にはイボの天辺ドームの部分がテープにくっついて剥がれました。まだ根元は皮膚についていたので、そのままテープ貼付を続け、３３日目にやっとイボが全部外れました。取れた跡を見ると、鑿で木材を円錐形にうがったようで、出血もなく、底（円錐では頂点）に赤く真皮が透けて見えました。その翌日は、円錐形の穴は埋まって表皮に覆われ、4日後には、角質が覆って表面は周りと連続して一つの面になり、しかし、イボの跡は薄い褐色に着色して、まだ周りとは違う状態となりました。イボの取り残しはないようで、いずれ周りと区別できないようになると思っております。
以上、ダクトテープ法を教えてくださった先生のブログ記事に御礼申し上げます。この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-10.htm#1027-06:00-8
2015/10/26
【06:00】
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［練馬光が丘病院での治療例］を更新。
この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-10.htm#1026-06:00-1
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「宴会が憂鬱」についてのメールです。
この質問では、質問者が何を求めておられるのか、何を問題とされているのか、飲み会の場でどういう状態でいるのか、わかりません。そういう段階で何かアドバイスしても、多くの場合的はずれとなります。
私、現在コーチングの修行中の者です。コーチングでは、最初からアドバイスをしたりはせず、いろいろ質問をしていきます。
その中から、クライアント本人に気づいてもらうわけです。
本当は質問し、答えてもらい、またそれに質問し、と進めるわけですが、それはできないので、とりあえず、今思い付いた質問を並べてみました。これだけでは乱暴すぎて、コーチングとは言えませんが。
最後に、「会話は難しいが聞き上手という方向は目指してみたい」と思われた場合用に、付録を書いてみました（これも今思いつきで書いたものです）。
質問者の方へ。
よろしければ、少しお時間を取って、真剣に考えてみていただいたら、何か出てくるかも知れません。いずれの質問も、できるだけたくさんの回答を考えてみてください。また、いずれも抽象的な回答ではなく、できるだけ具体的に答えてみてください。
◆ 飲み会で楽しい時もありましたか？ （あったとしたら）それはどういう時ですか？ ◆ 理想の状態として、どんな状態だったら「楽しい」と思えますか？ ◆ 飲み会の何が、どういう時が一番嫌ですか？ どうしたらそれを避けられると思いますか？ ◆ 誰と話す、何の話題を話すのだったら比較的楽しいですか？ どうしたらそれを得られますか？ ◆ 誰との会話、どういう話題が嫌ですか？ それを避けるにはどうしたらいいと思いますか？ ◆ 会社の飲み会以外の飲み会で、楽しいと思うことはありますか？ 会社の飲み会と何が違うのでしょう。 ◆ 飲み会以外の場での会話はどんな状態ですか？ 飲み会と何が違うのでしょう。 ◆ 下戸の何が問題なのでしょうか？ どうしたらその問題を解決できるでしょうか。 ◆ というか、「飲めないこと」は本当に問題なのでしょうか。 ◆ 他に、他の人とあまりしゃべらない人はいますか？ その人のところへ行って話しかけるのはありですか？ ◆ 「がんばって話をし」ないといけませんか？ 相手の話を聞いてるだけじゃダメですか？ 「聞き上手になる」のはどうでしょう？ ◆ もし飲み会に参加しないと、どういうことが起こりますか？ ◆ 飲み会に参加することで、何が得られますか？ ◆ 飲み会に参加することのメリット・デメリット、行かないことのメリット・デメリットを上げてください。 ◆ 「ぽつんと一人でいる時」にできることを、できるだけたくさん挙げてください。 ◆ 飲み会を楽しく過ごすために何か工夫や努力したことはありますか？ またはこれからできることはありますか？ ◆ ここまで回答してみて、何か感じたこと、考えたこと、気づいたことはありますか？ ◆ 今後どうしたらいいか、思い付いたことはありますか？ ◆ それをやってみると、どうなると思いますか？ ◆ その中で、何か一つ、やってみようと思ったことはありますか？ どんな些細なことでもいいです。
《付録》
聞き上手：
◆基本 相手の話に関心を持つ。それを相槌や頷き等で表現する。（相手は楽しく話せる） ◆入門 テンションを相手の状態に合わせる。楽しい話は同じくらい楽しそうに、暗い話はこちらも多少トーンを落として聞く。（相手が「聞いてもらった」感を持つ） ◆初級 適宜、適切な合いの手や同意の言葉、賛嘆や驚嘆の言葉等を入れる。（相手が「理解してもらった感」を持つ） ◆中級 感想や、それを聞いて思ったこと、自分もこうだったとかいう話を挟む。（受け身の状態だけでなくなり、キャッチボールの状態になる）
◆上級 相手の話をしっかり聞きつつ、自分の話も聞いてもらう。（「聞いている状態」から「会話」になる） ◆最上級 適宜質問をしながら、相手から、真の問題の発見や問題解決や前向きな考えや新たな気づきなどを引き出す。（「コーチング」の域に達する） この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-10.htm#1026-06:00-2 -
「アベンヌクリーム」についてのメールです。
最近、アベンヌクリームについてメーカーさんの勉強会があり、気になる点があったのでメールさせていただきました。サンプルor現品は１１月に入手する予定です、油性マジック実験をやって報告したいと思います。
アベンヌの温泉水は、フランス等では「治療」として認められていて、温泉専門のお医者さんもいるらしいです。アトピーなどの治療に実際に使用されているそうです。アベンヌウォーターに関しては別にいうことは無いのですが、ここで問題の商品の「アベンヌトリクセラクリーム」です。
もう真っ白なクリーム基剤で、見た目から完全にアウトでした。パラペンフリー、無添加、らしいのですが、界面活性剤は見事に入っていますね。そこまではよくある話なのですが、メーカーさんいわく
アトピーの治療に使われている 通常、「保湿」をして、「かゆみ」「あかみ」を結果的に抑えて治すが，アベンヌトリクセラクリームは 「保湿」「かゆみ」「赤み」を同時に抑えるので、即効性があるとのことでした。
そんなことがありえるのでしょうか？成分的に真逆のことをしそうですが・・ それを覆す程に温泉水はすごいのでしょうか？
ちなみに皮膚科医？の間では有名な商品らしいのですが先生はご存知でしょうか？ 成分と商品のURLを記載致します。よろしければ話題で取り上げてやって下さい。
温泉水、サフラワー油、ミネラルオイル、グリセリン、ヤシ油、ポリソル ベート６０、月見草油、ステアリン酸ソルビタン、セチルエステルズ、ジメチコン、ダイズエキス、ペンチルラムノシド、グリシン、BHT、カル ボマー、水、水酸化Na、安息香酸、クロルフェネシン、EDTA－２Na、フェノキシエタノール
無香 料 ／ 無着色 ／ アルコール（エタノール）フリー ／ パラベンフリー ／ 弱酸性 ／ アレルギーテスト・パッチテスト・ノンコメドジェニックテスト済み
※ すべての方にアレルギーや皮ふ刺激がおきない、また、ニキビができないわけではありません。やっぱり完全にアウトですよね・・この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-10.htm#1026-06:00-3 -
「糖質制限：何を食べてるの？」に［夕食3種］を追加しました。同じ方からの投稿です。
この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-10.htm#1026-06:00-4
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小野田寛郎さんの食生活についての情報です。
先日、「小野田寛郎の終わらない戦い」戸井十月 新潮社 という本を読んでいたら、下記記述を見つけましたので、ご報告まで。
ルバング島の環境
主な産業は米、ココナツ、ニンニク、ピーナツなどの栽培で多くの農家が農作業のための水牛を、大地主は食肉牛を自然放牧している。山岳部を被う亜熱帯林にはパパイヤ、マンゴ、バナナなどの果物が自生し地下水が豊富で澄んだ渓流も多い。ルバング島での小野田さんの食事
体力を維持するための主な栄養源は牛肉だった。大地主が放牧している牛を撃ち殺し、後肢の内側を切って血抜きし、解体する。一頭の解体に二人がかりで１時間。２、３日は焼き肉を腹一杯たべ、残りは半燻製の保存食にした。今でいう ビーフジャーキーである。小野田さんが捜索にやって来た鈴木紀夫氏に言った言葉
俺は、今５２歳だが、まだ３７、８歳の体だと思っている。人間というのは健康であるかぎり、生きてぇもんだ。帰国して、小野田さんの検査結果
血圧 １１０－７６（原文ママ 最高、最低と思います） 脈拍６４ 体温３６．７度
呼吸正常 内臓特に異常なし ビタミン欠乏症なし 体重４８．５キロ
体重だけは、ルバング島上陸時より１２キロ減っていた。
小野田さんが活動の場であったジャングルで穀物を栽培するのは不可能なので、穀物を盗んで食べていたことは考えられます。その点、どれぐらいの穀物を食べておられてかご本人確認が必要だと思いますが（お亡くなりになりましたが）、大量ではないと推測します。
少なくとも「定住し、穀物を栽培するのでなく、敵に発見されないようジャングルを移動し主に牛肉を食料としていた」という点は明確ですので、「定住し、農耕を開始するまでの人類の食生活を近代人が実際に長期間行うと、どういう結果になるか」という貴重な報告と感じました。
最後の「体重が１２キロ減っていた」という記述は、過酷な環境で体が衰えたという文脈よりも，糖質を制限し、タンパク質を主食にした結果と読みかえたいところです。
蛇足
帰国されてから、日本を飛び出してブラジルのマットグロッソ州で牧場を始められて成功されます。マットグロッソ州は先生が文章の師匠と仰がれている開高健の「オーパ」の舞台です。
書籍版 Kindle版 この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-10.htm#1026-06:00-5 -
「熱傷治療とステロイド軟膏」についての質問メールをいただきました。
Question中毒疹については，どなたかご教示いただければありがたいです。
1） 前医で治療歴のある患者さんが、当院にネット検索して来院されますが、少なからず前医にて（特に皮膚科）、ステロイド軟膏塗布を受けていますが、そのステロイド軟膏塗布の目的は何なのでしょうか？ 消炎・鎮痛とか・・・。 2） 先日、3歳女児の上腕～前腕熱傷（Ⅱ度）処置6日目頃に、創周囲の一部に膿皮疹様皮疹と、体幹に淡い紅斑、丘疹が広範囲に出現しました。皮膚科にコンサルトしましたところ、中毒疹疑いとの返答でした。熱傷という局所のストレスによる反応疹ではないかと。だから、当初より比較的強いステロイド軟膏を使用した方が良いとのことでした。 発疹は、投薬なしで全て数日内に消失しました。
本症例は、前医（総合病院皮膚科）で熱傷創にデルモベート軟膏塗布を受けていました。当院では熱傷処置はもちろん湿潤療法（ワセリン塗布＋プラスモイスト～穴あきパッド使用）を施行、局所の皮疹は汗疹、膿痂疹かと思いました。今回、体幹の皮疹に関して心配なので皮膚科にコンサルトしたわけであります。熱傷反応（創傷局所の反応）による中毒疹とは？ 初期のステロイド治療の必要性等に関して教えて頂ければありがたいです。
ステロイド軟膏に限らず，医者が薬剤を投与している場合，次のような理由で投与しているんじゃないかと思います。
A) 薬効・効果が科学的に証明され，なおかつ，使っている医者自身もその効果を臨床の場で体感している。 B) 効いているか効いていないか，正直微妙な薬だと思っているが，医学界で広く使われているので自分も使っている。 C) なかば惰性，習慣で投与している。「この病気・外傷にはこの薬」と脊髄反射的に薬の名前を入力している。 D) 薬を出さないと納得しない患者なので，効果は微妙だと思っているが，患者がそれで満足するので処方している。 E) 実際に使っていて効いている気がしないが，それに代わる薬がない（あるいは知らない）ので処方している。 私は常々，ステロイド軟膏を「疑惑の目」で見ているのでアレですが，少なくとも「熱傷治療にステロイド」は B), C), E) あたりではないかと・・・。
あと，「肥厚性瘢痕・ケロイドの治療・予防にリザベン」が医学界の常識（？）ですが，これは B), C), D), E) の理由で使われていると確信しています。比較実験が原理的に行えない薬（同じ患者の肥厚性瘢痕を「リザベンを投与した瘢痕」と「投与しない瘢痕」が分けられないのだから当たり前！）なので A) は絶対にありえません。この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-10.htm#1026-06:00-6 -
「クワシオコワと腸内細菌」についてのメールです。
夏井先生と同様に尊敬してやまぬ福岡伸一先生の記述です
⇒【クワシオコワと腸内細菌】
タンパク質が欠乏しているにもかかわらず、炭水化物の摂取が続くと体内の動的平衡が乱れ、肝臓が勘違いして脂肪を蓄えてしまうのだ。肝臓が肥大するからお腹が膨れるこの記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-10.htm#1026-06:00-7 -
【チーズに麻薬と同じ常習性があると判明：米大学調査】
確かにチーズには高濃度のカゼインが含まれているようですから，それが分解されてカソモルフィンに変化し，この物質がBBBを通過できれば報酬中枢を刺激するというのは有り得ることでしょう。
しかし，「中毒性があるから問題だ」と考えるのは短絡的。「中毒性がある毒物」と「中毒性がある身体に良いもの」があり，両者は全く別だからです。この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-10.htm#1026-06:00-8 -
【糖質制限ダイエットの救世主「糖質0g麺 」は冷凍すると食感が変化してイケる？】
この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-10.htm#1026-06:00-9
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【ケチャップ1杯に4グラムも！砂糖が隠れている意外な食べ物7選】
この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-10.htm#
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先日取り上げた『日本史の謎は「地形」で解ける』についての感想メール。
表記図書の紹介と批判？に触発されて、この著者の本を数冊読んでみた感想です。内容が薄い、思いつきの羅列・・・。そういう感想を抱く方はおられるかもしれませんが、私は非常に面白く読みました。
古風な分け方ですが、ものごとの論じ方には総論と各論があります。この著者は、総論の人です。
ですから、各論に求められる事実の積み重ねや論理の緻密さを求めても、手応えはないわけです。
事実に基づきつつ、ある時点の出来事を100年1000年の単位で捉え論じるためには、ものごとを大きく俯瞰し、ある時には微細なデータに降りてゆく柔軟さが必要です。総論を展開するためには、そのようなことができる「資質」と「人生経験」が必要で、そんじょそこらの人にはできない芸当かと思います。
各論の視点で評価したり、細部のデータを求める人にとっては、穴だらけでしょう。しかし、歴史を作ってきた人の挙動を決定づけていたのは、性格や思いや人間関係ではなく、実は、地形・気象・水利・道路・鉄道といったインフラだった。こういう視点が得られただけでも、お値段以上の価値があります。
また、私的感覚では、この方の文章は、言葉の選択や論理の進め方において軽さはなく、安く読み飛ばす性質のものではありませんでした。
良書を御紹介いただき、感謝いたします。書籍版 Kindle版 この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-10.htm#1026-06:00-11 -
10月16日に新宿で開いた「初対面同士の宴会」に参加された方からのメールです。
新宿スペイン料理店での「初対面で宴会」、二次会も含めて、あっというまで、初対面のはずなのに、なんだかリラックスできる会合で、とても心地よくすごせました。
持参した愛読書に夏井先生のすてきなサインも頂戴して、質問や提案もできて、充実した時間でした。
ピアノ、写真、糖質制限、湯シャン、生物進化、糖質のなかでもラスボス級の「○○○」、病室の子どもたちの様子など、ふだん話せない話題が次々と飛び出し、そして、「やればできる子」を目指す楽しさを感じました。この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-10.htm#1026-06:00-12
2015/10/24
【06:00】
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こんなメールをいただきました。
千島学説はご存じでしょうか？
1) 血液（赤血球）は身体の組織に変化する。（赤血球分化説） 2) 赤血球は骨髄で造られるのではなく、消化された食べ物が腸の絨毛で変化したものである。血液は食べ物からできる。（腸管造血説・赤血球起源説） 3) 栄養不足の時や、大量出血のあと、また病気などのときには、身体の組織から血球に逆戻りというかたちが見られる。血液は骨髄から造られるという定説は、これを見誤ったもの。（赤血球と組織の可逆分化説） 4) ガン細胞は赤血球が変化してできる。からだが病気の状態のとき、悪化した赤血球が集まり解け合ってガン細胞に変わっていく。また炎症も、赤血球がからだのその部分に集まって変化して生じたものである。肉腫や他の腫瘍も同じである。（ガン細胞の血球由来説・炎症その他病的組織の血球由来説） 5) 負傷が治ってゆく現象も、その部分に赤血球が集まって、からだに再生と修復をするからである。（創傷治癒と再生組織と血球分化説） 6) バクテリアは親がいなくとも、有機物の腐敗、その他の状態でその有機物を母体として自然に発生する。（バクテリア自然発生説） 7) 毛細血管の先端は開いていて、赤血球はそこから組織のすき間へ自由にでることができる。（毛細血管の開放説） 8) からだの組織（細胞）は分裂によってのみ大きくなるというのは正しくない。細胞は細胞でないもの（赤血球）から新しく生まれ、からだは大きくなり、またその大きさを保つ。（細胞新生説） 9) バクテリアから人間にいたるまですべての生物は、「親和力または愛」という精神的なものをもつ。 10) 生殖細胞（精子・卵子）は、からだの組織と別のものでなく、からだの組織の一つである赤血球が変化したものである。（生殖細胞の体細胞由来説） 11) 生物が生まれてから一生の間に、その環境によってはぐくまれたかたちや性質は、子に遺伝する。（獲得性遺伝の肯定説） 12) 生物が進化してきたもっとも大切な要因は、環境に適合した強いものが生き残ったのではなく、同じ種類の生物の助け合い、または違った生物との助け合いという、共生現象によるものである。（進化要因における共生説） 13) 生命は時々刻々として変化してやまない。その変化の働きは、生命や自然がその本質にゆがみをもっているからである。（生命弁証法・科学的方法論） 湿潤療法の再生もこれらからも説明出来ますね
バクテリアの自然発生説も面白いです
STAP細胞も千島学説の焼き直しともいえます
この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-10.htm#1023-06:00-2 -
【子供のアレルギーを防ぐには、生後6カ月までに食べさせた方がいい？：米研究】
この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-10.htm#1024-06:00-3
2015/10/23
【06:00】
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［練馬光が丘病院での治療例］を更新。
この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-10.htm#1023-06:00-1
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「蚊に刺された後に皮疹が」について最初に質問された方からのメールです。
引き続き、貴サイトの読者の方からレスポンスを頂き、大変感謝しております。
この度のお知らせは、都市伝説的なものの、共通している症状も多く、考えさせられます。ただ、一度皮膚科を受診しているので、ライム病ではない事だけは分かっています。遺伝子操作本家の国住まいなんで、安いビールの飲み過ぎでしょかねえ。。本人的には免疫力の低下にしときたい、です。私情入れてる場合じゃないですが。
毎回更新を楽しみにしております。
いつも新しい情報をご提供頂きありがとうございます。この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-10.htm#1023-06:00-2 -
「湿潤治療：神奈川県」に横浜市都筑区の港北ハートクリニック内視鏡センター／福島正嗣先生を追加しました。
この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-10.htm#1023-06:00-3
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先日取り上げた『日本史の謎は「地形」で解ける』についての感想メール。
面白かったのですが、やや記述が簡単というか軽い感じがするのが残念です。この本は欠点はたくさんあります。同じ記述が何度も登場すること，アイデアの掘り下げが甘いこと，「ギザの3大ピラミッド」の数学的証明がないこと・・・などです。
是非に有無を言わせず唸らせてほしいとは個人的な感想です。
特にピラミッド建設の謎についてはその感が深いです。アイディアは興味深いものですがギザのピラミッド（さらにスフィンクス）についてはやはり疑問が残ります。あそこまで巨大である必要があったのか、光線の反射と三つの位置関係（壁面角度も含んで）に詳しく踏み込んで欲しかったのと、複雑な内部構造（一度大ピラミッドに入ったことがあります）の理由ですね。これらが明らかにされる時が来るのでしょうか。
本を書く側からすると，恐らくこれは著者の責任というより編集者のミス，編集方針の甘さではないかと思います。「同じ表現が何度も使われています」というのをチェックするのは著者ではなく編集者がチェックすべきことです。また，「ピラミッド＝鏡面」の部分についても，編集者が「文章だけでなく図が入らないとわかりにくい」とアドバイスすべきです。
そういう意味では，本書は「お手軽に読める新書」なんですよ。多分，出版社もそういうレベルしか要求していないのでしょう。
ただ，そういう本なのに，中身に盛り込まれたアイデアが桁違いに面白い。「ピラミッドの内部構造の謎」はこのアイデアを元に他の研究者がさらにアイデアを膨らませれ，新たな理論を考え出せばいいのです。重要なのは最初のアイデアを出すことであり，そのアイデアを出した人がすべての謎解きをする必要はありません。この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-10.htm#1023-06:00-4 -
こんな質問をいただきました。
私は30代男性会社員です。皆様，いかがでしょうか。
飲み会が好きな方にとってはこれから忘年会など多くなり楽しみなシーズンになります。
一方で私は大変憂鬱なシーズンになります。飲み会が好きではないのです。
好きではない理由は
◆ お酒が全く飲めない。下戸。食べることは楽しんでいます。 ◆ 飲めないにりに楽しもうと頑張って喋ろうとするが無理してる感がありどっと疲れる。時間の経過とともにポツンと一人になるのが好きではない。 会社の飲み会ということもあり欠席することは考えていません。豚唐揚げの会などで初対面の方とも楽しんでらっしゃる先生のようにとは言いませんが、参加するなら楽しみたいのです。どういった振る舞い、気持ちの持ちようで楽しめるようになるでしょうか。この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-10.htm#1023-06:00-5
2015/10/22
【06:00】
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［練馬光が丘病院での治療例］を更新。
この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-10.htm#1022-06:00-1
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10月16日に新宿で開いた「初対面同士の宴会」に参加された方からのメールです。
先週末はおもしろくてめずらしい会を開催していただきありがとうございました。ご馳走さまでした。
ふだん全く接点の無いような方達とお話しできてすっごくすっごく楽しかったです◎
勝手に同窓会みたいな気分になってたくさん飲んじゃいました笑この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-10.htm#1022-06:00-2 -
「カプースチン『練習曲集Op.40』：挑戦記」に「第3番 トッカータ」の指使いを追加。もう少しで全曲を通して弾けそう・・・すごくゆっくりだけど。
この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-10.htm#1022-06:00-3
2015/10/21
【06:00】
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［練馬光が丘病院での治療例］を更新。
この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-10.htm#1021-06:00-1
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「傷を自力で治しました」メールです。
「いたーーーい！」久しぶりに次男(中2)がケガしたので、「あ、消毒しないで、そのままでこれ貼っといて」
市販のキズパワーパッドを貼りました。えー？消毒しないの？ うん、自然治癒で。
床に自分で置いたダブルクリップの上に膝をついたとかで、かなりえぐれていて、ベロンとなっていました。その部分はもとの様に戻して、パッドを貼ったそうです。
二日経って、本人忘れていましたが、「あれ？治ってんじゃん！すげえ。」
完治はしてないと思いますが、本当に、消毒した場合とは比べものになりません。この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-10.htm#1021-06:00-2 -
【バターはいい奴。乳製品や肉類など脂肪分の高い食事が早死の原因にはならないという研究結果（カナダ研究）】
最近，このような研究が相次いで発表されていますね。この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-10.htm#1021-06:00-3 -
【通貨急落のザンビア、大統領が国民総動員し「神頼み」】
笑えない話なんだけど，笑うしかない話。この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-10.htm#1021-06:00-4 -
【朝の定番のシリアルも？朝食にはあまり適さない食べ物のまとめ】
「血糖値を上げない食べ物を身体に良くない。糖質摂取は避けるべき」という情報は，もはや説明抜きで使われる時代になったようです。この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-10.htm#1021-06:00-5 -
【手分けをすると確実に盛り上がる】
さすがはDaily Portal Z，というセンスの良さが光る記事。
今度，二次会の会場を決めていない宴会があったら，「斉藤くんはすぐに食べログで二次会向きのお店をチェックしてくれ。齋藤さんはぐるナビをチェックだ。斎藤は客引きのお兄ちゃんからうまく情報を聞き出してくれ。齊藤はそこらをフラフラ歩いている酔っぱらいおっさんから情報を集めて欲しい。斎籐くんは焼き鳥チェーン店を見つけたら4人入れるかすぐに聞け。全員，わかったな。よし，行け！」・・・ってな遊びをしようかな。絶対に盛り上がるぞ。
あるいは，普通の宴会で，「渡辺，お前は店員を呼び出すボタンを押せ。渡邉は追加のハイボールを飲む人の人数を調べろ。渡邊はグラスワインを追加する人の人数確認だ。赤か白か必ず確認しろよ。渡部は唐揚げとお新香盛り合わせをいくつ頼むか自分で判断していい。渡辺がボタンを押したら全員行動開始だ！」ってな指令を出しちゃうかな。うわぁ，面白そう！この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-10.htm#1021-06:00-6 -
「新宿駅近くの個室居酒屋」を探しています。「このお店は感じが良くてオススメ」ということろがありましたらご教示下さい。
この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-10.htm#1020-06:00-2
2015/10/20
【06:00】
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［練馬光が丘病院での治療例］を更新。塵も積もればなんとやらで,これで1,500例になりました。
1日3例，週5日で100週間更新を続ければ1,500になるのは当たり前ですけどね。この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-10.htm#1020-06:00-1 -
「カプースチン『練習曲集Op.40』：挑戦記」に「第3番 トッカータ」の最初の2ページの指使いを追加。一般には全8曲の中で最も弾きやすいと言われている曲ですが，十分過ぎるほど難しいです。
この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-10.htm#1020-06:00-7
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「蚊に刺された後に皮疹が」についてのメールです。
「モルジェロンズ病」というのが似た症状のようです。少し調べましたが正式な病名なのかもよくわかりません。私はこの名前を今回初めて知りました。
こんな記事もありました。
ケムトレイルが原因、アグロバクテリウム属細菌の感染症・・・いまいち都市伝説の域を出ない情報ばかりです。しかし2000年頃からアメリカを中心に同じような症例が増えている事だけは事実なようです。奇妙ですね。
一方、同時に感染していることが多く鑑別診断で重要らしい「ライム病」は、ニューヨークの風土病としてよく知られる人獣共通感染症です。
抗体検査での診断や病原体分離が可能で、マダニがベクターとなります。質問者様を刺したのは蚊だけだったのでしょうか。
皮膚、関節、神経系に慢性炎症を起こすこともあるようです。質問者様はまずライム病の診断、治療数の多い医療機関を受診されてはいかがでしょうか。何か手掛かりがあるかもしれません。この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-10.htm#1020-06:00-3 -
「糖質制限：何を食べてるの？」に［低糖質チョコレート］を追加しました。
この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-10.htm#1020-06:00-5
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【「食糧輸入大国」中国の脅威】
中国が本格的に食料輸入国化したら，世界の穀物需給バランスは確実に崩れるでしょうね。現在は需給バランスを崩すほどの輸入量ではありませんが，中国農業は淡水汚染，環境汚染，地下水枯渇，化学肥料の使い過ぎ，殺虫剤などの使い過ぎなど，恐らく現在の中国政府には解決不能であろう難問山積ですから，今後年を追うごとに，食糧輸入量は増えていくはず。
一方，世界の穀物生産量と反収（＝耕地単位面積あたりの収穫量）は21世紀初頭をピークに緩やかに減少しています。温暖化が進めば高緯度地域が耕作可能地域になり，新たな穀倉地帯になるでしょうが，低緯度地域から中緯度地域にかけては乾燥化が進み，結果的に耕地面積はそれほど増えないと予想されています。そして何より，穀物生産を支えている地下水の枯渇が目前に迫っているようです。
人類史を俯瞰すると，［約1万2000年前の定住化が人口増加をもたらす］⇒［増えた人口を穀物栽培で支える］⇒［産業革命によりさらに人口増加］⇒［新たな耕地拡大で穀物増産］⇒［20世紀半ば以降のさらなる人口爆発］⇒［緑の革命で穀物増産］・・・というイタチごっこが続いていたことがわかります。重要な事は，常に「人口増加」が先行し，「食糧増産」が後追いしていたという事実です。このため，定住生活開始以後，狩猟採集時代にはなかった飢餓と飢饉が日常化するようになります。
問題は，現時点において「穀物生産を現在より増やす」方法が見つかっていないことです。つまり，これまでは「穀物栽培という打ち出の小槌」を振れば「ドラえもんの四次元ポケット」のように何とかしてくれたのに，もうそれは使えないらしいのです。「穀物におんぶに抱っこ」で発展してきた人類文明は，もう，おんぶも抱っこもして貰えそうにありません。無限の能力を持つかに見えた穀物という植物が，実は能力は有限だったのです。
現時点で確実に言えることは，今後100億人近くまで増えるであろう世界人口を支える食糧は穀物以外に存在しないが，穀物は100億を支える食糧としての能力を持っていない，ということです。この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-10.htm#1020-06:00-6
2015/10/19
【06:00】
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［練馬光が丘病院での治療例］を更新。
この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-10.htm#1019-06:00-1
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先週金曜日に「初対面同士の宴会」というのを開催しました。私と幹事，そして全く知らない人が6名という顔ぶれでしたが，結構面白かったです。参加者からのメールです。
「初対面で宴会」とても楽しかったです。
終電までには十分時間があると思っていたのですが、終電の１本前でした(^o^;) 久しぶりに夜の繁華街を歩きました。
夏井先生の優しい笑顔が、緊張と不安を和らげてくださいました。どんな会話をしていても、ポンポンと的確な言葉が出てくる頭の回転の速さは素晴らしいなあと思いました。
先生が生き生きと楽しそうに話していらっしゃるのを拝見していると、そばにいるだけで、先生のパワフルなエネルギーが伝染してくるみたいでした。
そして、人との繋がりを大切にされる姿勢に感動しました。私も見習わなくてはと思いました。
上條さんにも終始お気遣いいただき、大変ありがたかったです。
ブログにも取り上げました。昨日の「初対面で宴会」、始めはかなり不安でしたが、ものすごく楽しいひと時を過ごさせて頂きました。このような機会を頂き、本当にありがとうございました。この方（HNはTKDLaさん）はYouTubeに多数のピアノ演奏をアップされています。私は足元にも及ばないくらいうまいです。ちなみに，11月21日の「豚皮揚げを食べる会 in 静岡」にも参加される予定です。
カプースチンで語れる方は周りに中々おらず、非常に濃密な話をお聞きすることができて良かったです。
◆ 【Nikolai Kapustin Sonata Fantasia 1.Vivace 】 ◆ 【Nikolai Kapustin "Paraphrase On A Theme By P.Dvoyrin", Op.108 】 ◆ 【Nikolai Kapustin / 10 Inventions, Op.73-9 】 この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-10.htm#1019-06:00-3 -
【豆腐 ＋ チョコ＝『豆腐生チョコ』という超簡単レシピに挑戦 → まさかの失敗……と思いきや信じられないくらいウマい生チョコが出来た】
・・・ということは，糖質オフチックなチョコでも作れるってことでしょうか。
この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-10.htm# -
【マリー秋沢のカンタン糖質オフレシピ】
この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-10.htm#1019-06:00-4
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こんなメールも頂きました。
私の飲み友達と話していて、彼女は９月のある日通勤途中に転倒し、膝にかなり深い擦過傷ができたそうです。
骨の異常も気になったので、近くの医院を受診し、骨は大丈夫だったそうですが、普通の治療を受け、ひざを曲げられない状態になったそうです。
治療に疑問を持ち、自身でネット検索し、湿潤治療を調べて、何と通院を止め、家でラップとワセリンの自己治療に切り替えたそうです。始めてだったので、どれほどの頻度で交換すべきか、交換のとき水洗いもするのかなど、試行錯誤しつつ治療を続けたそうですが、見せてもらったところ、ほとんど気づかないほどきれいに直っていました。
私事ですが私も糖質制限１年４ヶ月。もともと１７０センチ、５７キロ代で、糖質制限には無縁と考えていました。
酒飲みで、毎朝胃もたれと共に目覚めていました。酒を我慢するか、胃もたれを我慢するか。胃もたれ我慢で、今まで(６６歳です)過ごしてきました。
が、糖質制限２，３日で、劇的に目覚めが爽快なのです。
ただ痛風があり、年に一度ほど軽い発作がでます。久しぶりに近所で診てもらったところ、尿酸値９．２。早速薬を処方されましたが、飲み始めた直後から、左右の足が「おもしろいほど腫れる」状態が半月ほど続きました。
これも疑問を持ち、ここでも紹介されている、大阪の「こおりたひろ」クリニックに、少し遠いですが行きました。結果尿酸値４．３。
「下げすぎです。薬を飲んではいけません」と言われ、今は止めています。先生自身糖質制限を実践され、もちろん湿潤治療もされています。
もう患者が医院を選ぶ時代、湿潤療法をされない医院は閑古鳥・・・が、目の前に来ているのかもしれません。
あと糖質制限は痩せているから不要、ではなく、万人に共通の健康法であることを確信しています。この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-10.htm#1019-06:00-5 -
大して期待しなかったけど，読んだらすごく面白かったのが『日本史の謎は「地形」で解ける』という新書。日本史の様々な謎を地形と地理から読み解くという新しい視点から書かれた本ですが，とにかく抜群の面白さと論証のスリリングさはすごいです。
次のような謎に挑戦していきますが，その論証過程は良質なミステリーに匹敵します。とりわけ，明治後半の上水道の普及と同時に平均寿命が短くなり，大正10年を境に日本人の平均寿命が伸びたいう「35年後のV字回復の謎」に迫る第3章は圧倒的であり感動的です。医療関係者必読の章です。
◆ なぜ日本は欧米列国の植民地にならなかったのか ◆ 日本人の平均寿命をV字回復させたのは誰か ◆ なぜ家康は「利根川」を東に曲げたか ◆ 信長が天下統一目前までいけた本当の理由とは何か ◆ 日本の将棋はなぜ「持駒」を使えるようになったか ◆ なぜ日本の国旗は「太陽」の図柄になったか そして，更に凄いのが番外編として収録されている「ピラミッドはなぜ建設されたか」です。この謎については現在は「不作の年の雇用対策用に無駄な公共事業として行った」という説が有利ですが，それに対して著者は「無駄な事業を1000年間も続けた，というのは無理がある。人間は無意味なことを続けたりしない。意味があったからこそピラミッドを作ったのだ」と反論し，これまた物凄い結論を論理的に導き出します。そうか，この目的のために古代エジプト人は辛い労働を続けられたのか。これなら納得できます。
書籍版 Kindle版 この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-10.htm#1019-06:00-6 -
【コーヒーからヘロインまでドラッグまみれのアメリカ100年史】
同時にアメリカでは大量の糖質食を摂取するわけですから，報酬中枢は休みなくドーパミンを放出していたことがわかります。この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-10.htm#1019-06:00-7 -
【ローカーボ大作戦】
糖質制限について様々な企画を計画しています。10月31日には西早稲田で【[発達障害]を[ローカーボ食]で改善♪大作戦】という講習会も企画されています。この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-10.htm#1019-06:00-8
2015/10/16
【06:00】
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［練馬光が丘病院での治療例］を更新。
この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-10.htm#1016-06:00-1
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「糖質制限：何を食べてるの？」に［主食はおからパウンドケーキ］を追加しました。
この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-10.htm#1016-06:00-3
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先日アップした「有名すぎる文学作品を大体10ページくらいの漫画で読む。」についてのメールです。
自分は小説の類がまったく読めない人間です。それで今回の書評の題をみて期待してさっそく読み始めました。私が読んだのは漱石や太宰の作品ではありません。彼らの作品を短く要約した漫画です。つまり，ワグナーの楽劇「神々の黄昏」を10分に縮めたアニメを見たのと同じ。それでワグナーがわかるわけがありません。
最初に告白しますと太宰治「人間失格」への低評価が自分的に残念でした。これは後で理由を述べます。
それとは別にまずお知らせしたいことがあります。一ヶ月ほど前、ポッドキャストでTBSラジオ「東京ポッド許可局」で学者芸人として有名なサンキュータツオさん（オフィス北野所属の芸人でかつ一ツ橋大学で非常勤講師）が話していたことがなるほどと目からうろこだったので、概要を書きます。
サンキュータツオさんは日本語の専門家で早稲田で学ばれたそうですが、恩師のフランス文学者（名前を忘れてしまいました）が講義で「あらすじで済むならわざわざ小説にする必要はない」とおっしゃったそうです。
そこでサンキューさんはさらに芥川龍之介と谷崎潤一郎の論争にもふれていて、谷崎は小説に筋が大事と主張し、芥川は小説の筋なんてどうでもいい、大事なのはどれだけ新しい表現をその中に盛り込めるかということらしいです。だから芥川の小説には昔の古い単純な説話から題をとったものが多いそうです。要は題はテキトーになんでも良いということだったらしいです。
僕も中高生の頃無理して永井荷風や伊藤左千夫や吉行淳之介とかいろいろ読みましたが、「だから何なんだ。時間の無駄だった」と思うことが多くて、評論や歴史小説や科学読み物が好きだったのですが、上記のサンキューさんの話を聞いて、楽しむべきポイントがずれていたということがわかりました。すなわち表現がもたらす心理的な効果（これを詩的というのでしょうか？）を味わうのことが、筋やテーマを重視しない純文学（芸術）的な小説の楽しみかたなんだなと思いました。それを知ってもなおそれらの小説が好きになれるとは思いませんが。やはり自分は小説よりも物語がすきなのだと実感しました。
次に太宰治の「人間失格」ですが、これが好きという人には芸人の太田光、最近芥川賞をとった又吉直樹などがいますが、太田は高校時代友人が一人もいない、又吉は周囲から少し変わっていると思われていたそうです。僕も太宰が好きですが、一つおもったのはこの人たちはミラーニューロンが形成不全なために周りに同調できない発達障害的要素があるのではないのでしょうか。そしてそこがこの小説が好きか嫌いかが分かれるポイントのひとつなのではないでしょうか。
人間失格の主人公はイケメンで頭も良くてひょうきん者でクラスでは人気。実家は金持ちと社会的にすべてを手にしているにもかかわらずどんどん堕落してゆき最後は廃人にまでなってしまいますが、本人は白痴の人間がにやけてボーっとしているようにその転落の過程をどこか人事のようにみています。どうにかしなければまずいという切迫感がないのです。
それは他者と同調しともに生きるという感覚の欠如からきているように思いました。
哲学の他者性ってどうやっても薄皮一枚でたどりつけない並行宇宙みたいなものかと勝手に思っていますが、人間失格の主人交の場合は世間の大多数からみればさらに離れていて存在を認識することすらできない並行宇宙ということになるのでしょうか？素人が勝手なことをいってすみません。
このように太宰の「人間失格」は人を選ぶと思います。この作品にこれほどまでに引き込まれる人がいるのは、無人島に漂流して何年かたったあとに別の漂流者が島に流れ着いて話し相手ができたという感覚があるからなのではないかとおもいます。孤独感が癒されるのです。
この漫画の作者は，出版社側からの「過去の名作を10ページにまとめて下さい」というムチャな提案に対し，それはムチャだと思いながらも果敢に挑戦し，この労作が完成したわけです。作者があとがきに「初めて読んだ作品も多かった」とありますから，大変な作業だったと思います。
ということは，この漫画を読んで原作を評価するのは最初から不可能だし，太宰や漱石を知ろうとして読むのもお門違い。作者もそれを求めてはいないでしょう。こういう作品は，原作を知らない人が読んでどれほど面白いかで評価すべきであり，いわば原作とは独立した作品として鑑賞・評価すべきだと考えます。だから私もそうしました。
それから，こういう「過去の名作を短くしてみました」作品を，「本を書く側」の立場で読むと，制作の舞台裏が見えてきてこれがまた面白いのですよ。
このような作品は，オーケストラ曲のピアノソロ用編曲に似ています。例えば，ベートーヴェンの第9交響曲の「歓喜の歌」のピアノソロ用編曲は有名無名合わせると膨大な数にのぼりますが，その大半は弾くに堪えないお子様用編曲／初心者でも弾けます編曲です。原曲のフルオーケストラと合唱が入り乱れる重層的な音の世界を2本の腕と10本の指だけで再現できるわけがないと，最初から諦めている編曲者が「こんなんでいいでしょう」と作った様子がアリアリと見えてきます。だから，ピアノ曲としても超つまらないものになります。
ところが，天才リストが全身全霊を込めて「歓喜の歌」を編曲すると，トンデモナイ傑作が生まれたのです。オーケストラ曲ではないけどピアノ曲としてアリ，という堂々たるピアノ曲です。天才がマジになるとここまですごい，という見本です。
ここで，リスト編曲と他の有象無象編曲を比較する論文を書く場合，ベートーヴェンの原曲の良し悪しに触れる必要はなく，ピアノ編曲をピアノ曲として評価すればいいことになります。この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-10.htm#1016-06:00-2 -
【「どうしてそこまでデブになれる、アメリカ人！」360キロの男“ダイエット入院中”にピザを注文し、病院から追放!!】
糖質中毒者の見本。多分，本人はピザや炭酸飲料に中毒性があることを知らずに，無邪気に「これ美味しいんだよね」と食べ続けたんでしょうね。そして，自分で移動しなくてもピザ屋さんが配達してくれるから，動けなくても困らないし・・・。この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-10.htm#1016-06:00-4
2015/10/15
【06:00】
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［練馬光が丘病院での治療例］を更新。
この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-10.htm#1015-06:00-1
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「糖質制限：何を食べてるの？」に［小松菜と干しエビと黒ごまの和物など］を追加しました。
この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-10.htm#1015-06:00-2
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「ノーベル賞の選考方法」についてのメールです。
春樹さんは芥川賞も直木賞も関係ないですが、文壇の大先生たちにも春樹さんの文学が大好きな人はたくさんいて、本人のことはよく知らないし文壇の仲間でもないけど、作品は素晴らしいですよと言って推薦してくれる人は必ずいるのではないかと思うのですが。前回書いたように，ノーベル賞文学賞の受賞候補者を選ぶ際，ノーベル文学賞選考委員はまず最初に世界各国のペンクラブ・作家協会など「公的機関」に連絡し，それらの公的機関が推薦者を決めてノーベル文学賞選考委員に推薦し，選考委員はその被推薦者の中から受賞者を決める，という手順を踏んでいるようです。
つまり，個人が個人を表彰するのではなく，ノーベル賞選考委員会という「組織」が，「組織に所属する個人」を「組織に推薦してもらって表彰する」のがノーベル賞です。
ここで思考実験してみます。
ペンクラブのメンバーの作家と，メンバーでない作家がいた場合，ペンクラブという「組織」はどちらを推薦するでしょうか。
常識的に考えれば，ペンクラブという「組織」が推薦するのは後者ではなく前者です。ペンクラブの個々の会員には後者を押す人はいても，それはペンクラブの総意にはなりにくいからです。
なぜかというと，ペンクラブという組織にとってどちらがメリットがあるかという判断が働くからです。後者を推薦する声が上がっても，「ペンクラブの中にいくらでも優れた作家がいるのに，ペンクラブ外の作家を推薦するのは，ペンクラブとしていかがなものか」というような反対意見が出るはずです。
何より，ペンクラブがペンクラブ外部の人間を推薦してしまったら，「なーんだ。ペンクラブに所属していなくてもいいんだ」となり，脱会する人が相次ぎ，ペンクラブという組織は崩壊します。だから，ペンクラブを維持するためには「ペンクラブ内部の作家」を推薦するのが最善の選択，唯一の選択となります。
「組織」は本来，何らかの目的のために設立されますが，そこで働く職員が増えてくると，「組織」の存続が「組織の目的」に加わります。そしてやがて，「組織の維持・存続」が「目的そのもの」に置き換わります。この点において，ペンクラブもノーベル賞選考委員という組織も同じです。この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-10.htm#1015-06:00-3 -
【リンゴ1個に23gも！ヘルシー食材に含まれている仰天の砂糖量】
この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-10.htm#1015-06:00-4
2015/10/14
【06:00】
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［練馬光が丘病院での治療例］を更新。
この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-10.htm#1014-06:00-1
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「湿潤治療：佐賀県」，「熱傷湿潤治療：佐賀県」，「粉瘤治療：佐賀県」に，佐賀市の小栁記念病院 外科／牧 孝将先生を追加しました。
この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-10.htm#1014-06:00-3
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「糖質制限：何を食べてるの？」に［ゆで豚でスープ］を追加しました。
この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-10.htm#1014-06:00-2
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「糖質制限と歯科疾患」についてのメールです。
CNNの記事からです。
古代ローマ人（ポンペイの犠牲者のCTスキャンによる）の歯は丈夫で健康的だったようです。
つまりは、砂糖がなく、果物とか野菜を食べていた（今でいう地中海式ダイエットに類似の食事だった）からと考えられているそうです。
砂糖が普及するようになると虫歯なども増え、エリザベス一世は歯が悪いので有名だったとか。
上記の記事のリンク先に、砂糖中毒をいかに止めるかの記事がありますが、砂糖の大量摂取は体重増加、血圧増加、コレステロール増加のみならず、糖尿病、がんや心臓病の原因になるとあり、砂糖の害もだいぶ一般的に認識されてきたようです。
それでも目安の推奨値は、女性でテーブルスプーン６杯分、男性で９杯分だとか。この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-10.htm#1014-06:00-4 -
「蚊に刺された後に皮疹が」についてのメールです。
私は、しつこい水疱に悩まされていて、でも、最近友人のすすめで疲れにいいと、みどりむし…ユーグレナ を飲み始めましたところ、完治まではいきませんが、かなり改善されてきました。
もっと多く飲めばもっとよくなりそうですが、財政難のため、そうもいかず。ボーナスが出たらと思っています。
この湿疹は、主に手指にできていて、エタノール入り化粧水を使っていた時には おさえられていました。消毒してた？のでしょうか…。？？？
ミドリムシの効果は他に様々で、まさかこの湿疹に効果があるとは思っていなかったので驚きでした。
なんのお役にもたてないかもしれないと知りつつ、かゆい湿疹の辛さを知っているだけに黙っていられずにメールしてしまい、申し訳ありません。
読んでいただき、ありがとうございました。
私がのんでいる ミドリムシは バイオザイム というものです。
この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-10.htm#1014-06:00-5 -
【マンモスを絶滅させたのは人間か？ 気候変動か？】
私はマンモス絶滅の原因は人間ではないと確信しています。証拠は，初期人類の人口密度の希薄さです。
今からおよそ1万2000年前に定住生活が，そして1万年前に農耕文明が始まりますが，それ以前の狩猟採集・遊動生活のヒトの人口密度は 0.1人／1km2 前後で，最大でも 1.0人／1km2 前後であったことがほぼ確実視されているからです。山手線が囲む面積が64km2ですから，山手線の内側に6～60人程度となります。この人数で山の手線の内側に生息している全てのマンモスを殺すのは物理的にも生物学的にも不可能でしょう。現代人が大型ライフルを振り回して象を撃ち殺すのと訳が違いますから・・・。
また，先史時代の初期人類は十数人の血縁的集団（バンド）で移動生活をしていましたが，一人が1日500gの肉と脂肪を食べていたと仮定しても，バンド全体では1日5kgで十分，という計算になります。一方，マンモスの体重は（最大で）10～20トンであり，体重の半分が肉と脂肪だとしても，十数人のバンドの1,000日分の食料になります。これは，肉の貯蔵技術を持たない初期人類にはあまりにも多すぎるし，肉の大半は食べる前に腐ってしまったはず。となると，マンモスのような超大型獣ではなく，体重10キロ以下の小型獣を1日に1頭仕留めたほうがはるかに楽だし効率的です。
ホモ・サピエンスが初めてマンモスに出会ったのは最終氷期（7万年～1万年前）のまっただ中です。
25万年ほど前にアフリカに出現したホモサピエンスはしばらくアフリカ大陸にとどまっていましたが，10万年前に初めてアフリカ大陸を抜けだしてエジプト半島に進出し（2回の「出アフリカ」があったことが分かっています），次第に世界中に生息域を拡大していき，最終氷期直前には世界中に分布し，総人口は100万人ほどになったと推定されています。
そこに最終氷期が襲い，さらに7万3000年前の「トバ大噴火」が追い打ちをかけます（トバ山は現在のインドネシアのスマトラ北部。7万3000年前に史上最大の大噴火を起こした）。この巨大噴火により，地球の平均気温が3～6℃低下し，急激な寒冷化は6～10年間続いたことが分かっています。
そしてこの時，ホモ・サピエンスは激減し，生き残ったのはアフリカにとどまっていた1,000～1万人程度となり，それ以外の地域は壊滅状態だったと考えられています（ヒトの遺伝子解析から）。つまり，この時期のホモ・サピエンスは「種の保存」ギリギリの個体数まで追い詰められ（絶滅危惧種の個体数がだいたいこのくらい），7万3000年前に絶滅していても不思議なかったと考える研究者もいます。
しかし，ホモ・サピエンスはしぶとく生き残りました。ここで大きな役割を果たしたのが「衣服の発明」。ホモ・サピエンスが服を着るようになったのは「今から7万2000年前」とピンポイントで分かっています。アタマジラミ（ヒトの頭髪にしか寄生しない）からコロモジラミ（ヒトの衣服にしか寄生しない）が分離したのが今から7万2000年前と正確にわかっているからです（シラミの遺伝子解析から）。つまり，それ以前のホモ・サピエンスは，「恒常的に衣服を身にまとう」ことはなかったようです。
ホモ・サピエンスがトバ大噴火以前の人口に戻るのに1000年以上を要したことも明らかになっています。そしてその後，氷河期の世界各地に進出する事になりますが，それを後押ししたのは5万年前の「針と糸」の発明。これで「重ね着」が可能になり，衣服による保温効果は格段に進歩し，寒冷期にもかかわらず生息域を広げられたようです。マンモスに出会ったのもこの時期でしょう。
一方，マンモスは最終氷期，すなわち，針葉樹林の寒冷・乾燥した環境に適応放散した動物で，当時は地中海沿岸まで針葉樹林であり，低緯度地域からもマンモスの化石が発見されるのはこのためです。
しかし，5万年以上続いた最終氷期は1万2千年前ころから終わりを告げ，気候は次第に温暖・湿潤（氷床に閉じ込められた水が液体化・気体化したため）になっていきます。その結果，針葉樹林は広葉樹林に置き換わり，針葉樹林は高緯度地帯でしか生きられなくなります。寒冷・乾燥気候に適応したマンモスは北上するしかなくなり，マンモスの生息範囲は次第に狭められ，個体数は自然に減少します。
マンモスが絶滅したのは今から5000～4000年前と言われています。すでに最終氷期が終わっている時代であり，低緯度～中緯度地域のホモ・サピエンスはすでに安定した農耕生活に入っていました。高緯度地域のホモ・サピエンスも定住生活に入り，人口が増えていますが，それでもマンモスは狩猟対象ではなかったと思われます。この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-10.htm#1014-06:00-6
2015/10/13
【06:00】
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［練馬光が丘病院での治療例］を更新。
この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-10.htm#1013-06:00-1
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『有名すぎる文学作品を大体10ページくらいの漫画で読む』のレビューを追加。
この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-10.htm#1013-06:00-2
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「紀文の糖質0g麺」のその後です。
先日、紀文の糖質ゼロ麺の取り扱いをやめた生協に抗議したものです。本日ひっそりと復活していました！ 言ってみるもんですね。草の根セイゲニストよ、頑張ろう！！
えらいぞ生協！！ ますます贔屓にしちゃうぞ！ さすがに丸麺までは無理だったようですが、サイトの読者に仕入れ担当の人がいたら、よろしくお願いしますね。この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-10.htm#1008-06:00-9 -
ここ数年，ノーベル賞の発表時期になると「今年こそ村上春樹さんが文学賞を受賞！」という期待の声が高まり，結局，「今年もダメだったが，来年こそ受賞でしょう」で終わっている。しかし，村上さんは本当にノーベル文学賞の候補者にあがっているのだろうか。
ノーベル文学賞の選考過程についてはこの記事が最も詳しいようだ。これによると
選考方法は毎年同じ。まず、数百通の推薦依頼を世界のペンクラブ、作家協会、大学、受賞者などに送り、推薦された２００～３００人のリストを年初にまとめる。事務局の手を借りて４月までには１５人に減らす。５月には５人の候補者に絞りアカデミーの春の最終会合に提出する。アカデミーは独自の判断で名前を入れ替える権限もある。となっている。つまり，文学的に権威があると考えられている公的機関（ペンクラブ，作家協会，大学）と権威があると考えられている作家（過去のノーベル賞受賞者）から推薦された作家の作品だけを対象にしているわけだ。
考えてみると，これしか選考方法はないだろう。最も権威がある世界規模の賞となると，世界のどこからも文句が出ない受賞者を選ばなくてはならず，そのためには世界的権威として認められている公的機関に推薦してもらった中から選ぶのが最も無難だからだ。第一，選考委員は世界中の言語に精通しているわけでないので，世界中で出版された作品から選ぶことはそもそも最初から不可能なのだ。だから，公的機関と前受賞者に「候補者選考丸投げ」をするわけだ。
逆に言えば，「多くの言語に翻訳され世界中で販売されている／世界中に熱狂的読者がいる／世界で最も売れている本の作者である」というのは選考基準ですらないのである。
これは何もノーベル賞に限った話ではなく，公的機関が授与する他の賞も同様で，公的に高く評価されている機関が推薦する候補者から受賞者を選ぶしか方法がないと思われる。
となると，村上春樹さんがノーベル文学賞の候補者になるためには，日本のペンクラブか作家協会に所属しているか，過去のノーベル文学賞受賞者と仲良しであることが最低条件となる。しかし，村上さんについてネットで調べてみても，この条件には当てはまっていないようだ。
ということは，ノーベル文学賞選考委員が選考方法を変えない限り，彼はノーベル文学賞を取れないのではないかと想像される（もちろん，一人の日本人としてはこの想像が間違っていることを祈るばかりだが）。
では，ノーベル自然科学3賞（物理学賞，化学賞，生理学・医学）の選考方法はどうなっているかというと，この記事が参考になる。
自然科学の3賞は，スウェーデン王立科学アカデミー（物理学，化学）と，カロリンスカ研究所（生理学・医学）内のノーベル賞委員会によって決められる。選考は，9月に翌年の候補者の推薦依頼状を，委員会が選ぶ推薦人に発送する作業からスタート。依頼人以外からの推薦や自薦は一切不可能で，過去のノーベル賞受賞だけが終身推薦資格を持つことができる。やはりここでも，「候補者の推薦依頼状を，委員会が選ぶ推薦人に発送する」ことから選考が始まるようだ。この「委員会が選ぶ推薦人」がどういう人物・団体なのかは記事に書かれていないが，上記のように考えると「国際的な学会，著名な学会，有名大学，著名研究機関」あたりと考えるのが妥当だろうし，これらの機関からの推薦者から選ぶのが最も無難だろう。ということは，ノーベル賞自然科学3賞候補者となるための最低条件とは「学会などに所属しているか，公的研究機関に所属していること」と推察される。
「オレはこの研究でノーベル賞（あるいは別の賞）を取りたい！」と考えている研究者は，きちんと学会に所属するか，著名研究機関に就職しておいた方がよさそうである。
これをさらに敷衍すると，「組織が個人の業績を評価して表彰する場合，組織が小さいほど選考者個人の意思が反映されるが，組織が大きくなるほど無難な選考に逃げるようになり，評価作業を他機関に丸投げする方式が採用される」と一般化できるかもしれない。この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-10.htm#013-06:00-4 -
先日，見学に来られた都内の某幼稚園の副園長先生から聞いた話を思い出したので，忘れないうちに書き留めておこうと思う。
その幼稚園では漢字教育をしているそうで，個人の持ち物（バッグなど）を入れる棚，胸につける名札，教室の名前などは全て漢字で書き，ひらがなは極力使っていないという。理由は単純明快で「漢字の方が子供が覚えやすいから。ひらがなは覚えにくいから」。つまり「さくら」とひらがなで書くより「桜」と表記したほうが圧倒的に覚えやすく間違えにくいからだそうだ。
なぜかというと，漢字は画数が多くて色々な形をしているため形で覚えやすく，他の漢字と区別がつけやすく間違いにくいのだ。
逆に，ひらがなは画数が少なく似た形の文字が多い（例：［い］と［り］，［め］と［ぬ］など）ため，全てのひらがなを正確に覚えないと正確に読めないし，表音文字のため，1字ずつ読んでつなげて音として脳内で変換し，自分が知っている単語の発音と照らし合わせて正解を導き出す，という何とも複雑な作業が必要となる。そういう作業の末，［いす］は［椅子］で［りす］は［栗鼠］，［めし］は［飯］で［ぬし］は［主］と判断しているわけだ。それに比べたら［飯］と［主］という漢字を画像として処理した方がはるかに簡単なことがわかる。
大人はつい，「漢字は複雑で覚えにくい。ひらがなは簡単で覚えやすい」と考えてしまい，子供には最初にひらがな，その後に漢字を教えるが，これはどうやら「大人特有の先入観」なのかもしれない。この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-10.htm#1013-06:00-5 -
【ヒトが糖質を摂取する以前のミュータンス菌の挙動と役割について １】
静岡県のグリーンデンタルクリニックの長谷川先生のブログ。この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-10.htm#1013-06:00-6
2015/10/11
【06:00】
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「蚊に刺された後に皮疹が」についてのメールです。
蚊に刺された方は、おそらく蚊アレルギーの症状が出たのでは。と思われます。もし、その症状ならばEBウイルスが原因だそうです。EBウイルスで検索されると、いろいろと記事が出てきます。
下記のサイトにわかりやすく載っていました。
記事によれば「ペニシリン系抗菌薬を使用してしまうと、赤い発疹を起こします。」とのことです。この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-10.htm#1011-06:00-2 -
【「締めにラーメン」はもうおしまい！ 今日から始めたい、老けない食習慣】
経済誌でも普通に取り上げられるようになりましたね。この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-10.htm#1011-06:00-3 -
【糖質オフの強い味方！ 原材料は5種類の大豆のみの押大豆シリアルで美容習慣を。】
ちょっと食べてみたいかも。
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価格：389円（税込、送料別）この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-10.htm# -
今日は朝10時半に東京駅を出発し，午後富山で講演し，午後6時富山発の新幹線で東京に戻る予定です。北陸新幹線のおかげで，富山は日帰り圏内ですね。以前は富山といえば一泊旅行での講演だったのになぁ。
この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-10.htm#1011-06:00-5
2015/10/10
【06:00】
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来年2月28日（日）に福岡県柔道整復師会で湿潤治療の公演をすることが決まりました。
この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-10.htm#
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このような質問メールをいただきました。どなたか，ご教示をお願いします。
以前太ももに熱湯をかぶってやけどをした時、先生のサイトで自己治療して上皮化するまで快復し、大変お世話になりました。あの時は本当に救われました。
そんな私ですが、現在も懲りずに医療費激高大国アメリカに在住しております。
この度は本メールに添付したイラスト（雑な絵ですいません）の正体が知りたく、メール致しました。
私は長年アトピーを患っております。大人になり、そんなに出なくなりましたが、この３年、仕事のストレスや飲みすぎ等で肌熱が下がらず、あちこちあざだらけに見えるほど悪化していました。それでも、これまで知っている症状が悪くなっただけなので、長年お世話になっている漢方のお医者さんの飲み薬や、かゆみ止めの薬で対処していました。
ところが今年、暑い日の夜に蚊に刺されたことがきっかけで、数日間じんましんのようなかゆみに襲われ、手の甲や背中に細かい水泡ができ、その後そこが赤くはれ上がってきました。
掻くと、肌の下に細い白い糸のようなものが行き交い、さらに掻いていると、そこからイラストのブツがかさぶたのように出てくるようになりました。大きいのもちいさいのも同じ形をしています。
糸状のものも、表皮に出てきた瞬間、乾いて繊維のような状態になります。糸がちょっと皮膚から顔を出したものを、爪切りで引っこ抜いたりすると、その糸がまたしゃーっと伸びて別のところから顔を出したりします。不気味なことこの上ないです。
疥癬か、しらみか？！それとも伝染病？とかなり焦り、いつも行くお医者さんとは違う、専門の皮膚科へ拾い集めたブツとともに行くと、私の症状はひどいアレルギーで、アトピーの一種であり、これは細胞の殻だから害虫ではなく、誰にもうつさないと言われて、その点ではほっとしました。いつも行くお医者さんでもScalp cellだと言われました
ただ、かゆみがじんましんのようなので(気温差に特に敏感です）以前日本の実家（ど田舎です）でよく季節の変わり目にアレルギー症状を起こした際、よく点滴や注射を打ってもらってはすぐ引いた記憶があり、なんとなくその感じに似てるなとは素人考えで思っております。
皮膚科のお医者さんには、症状と、ステロイドが使えないと伝えると、Elidelという塗り薬を処方してもらいましたが、これがとてもきつい薬で、体はよけい熱くなるし、かゆいし痛いしで、一日でギブアップしました。
今のところ、中国漢方の体の熱を取る薬と、あまりにかゆいときはクラリチンを飲んだりしてますが、なんか決定打でない気がしています。イラストのブツ、おそろしいのが、頭にできた掻き壊しや、鼻くそ、鼻の頭の角栓も大小同じ形をしていることです。掻き壊しの汁がかたまって、下着に引っかかってたのですが、透明な琥珀色で、それも見事にイラストと似たような形をしていました。
前置きがとても長くなり恐縮ですが、先生がこれをごらんになったことがあるのかお伺いしたいのと、読者の皆様で、ああ、それ知ってるよ! 私もなったよ！という方のお声が聞ければとてもありがたいです。ググってみても、寄生虫にやられた人の体験談ばかりヒットするので困っています。
アトピーや肌トラブル、じんましんとは長いつきあいなのですが、こんな変なのは初めてでおびえております。
おかしな質問で誠に恐れ入りますが、ご意見頂ければ幸いです。どうぞよろしくお願い申し上げます。
この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-10.htm#1010-06:00-1 -
「熱傷患者の救命処置」についてのメールです。
八つ当たり行為、論理の破綻についてはほかのかたが書いてくださっているのでここでは繰り返しません。
世の中、言葉も大事だけど大切なのは行動だと思います。信念は、言葉でなく行動で示すのが、最も説得力があるし、それが信念の強さを裏付けることになるかと思います。
そんなに自殺の正当性を主張されたいなら、おなじく火傷をされた同志と合意の上、集団自殺に踏み切ったらよろしい。残念だけど、とめることはできません。
そうはされず、40歳にもなって遠くから石を投げるように言葉を述べるだけということは、このかた、本当はそこまで自殺したいとは思っていないのではと思われます。行動に移す勇気までは持ち合わせていない。ということは、本当は生きたいと思っていることの裏返しでもある。その生きたい(「思うように」生きたいというべきか)という想いが、現在八つ当たりの形で出てしまっているのかもしれません。一生このまま八つ当たりし続けるかそうでないか、それもご本人が決めることだと思います。どちらを選択するにしても自由ですが、ほかの人を巻き込まないこと、これだけは是非お願いしたいものです。
私もB型肝炎治療の一環としてインターフェロン投与したころは、鬱状態がひどく、何度も何度も自殺が頭をよぎりました。それでも自殺しなかったのは、もっともっと大変な想いをされても一生懸命前向きに生きている人たちのこともまた、頭をよぎったからです。今では、あのとき踏みとどまってよかった、と心から言えます。この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-10.htm#1010-06:00-3 -
「熱傷患者の救命処置」についてのメールです。
「 あなただって、火傷患者の救命行為を行っているのでしょう？」救急隊が「これは救命処置が必要な熱傷患者だ」と判断すると患者は自動的に大学病院の救急救命センター，熱傷センターのある地域の中核病院などに送られることになり，私が過去15年間に勤務してきた「医者一人か二人の地方病院形成外科」に搬送されることは絶対にありえません。
おそらく夏井先生は熱傷患者の救命行為を行ってません。頼まれればやってくれるかもしれませんがね！
なぜならば、そういった重度熱傷患者を救急隊員が救急車で先生のところに連れてこないから。
死にそうな重度の患者が来ても対応ができるのか？という問いにそういった返答がありました。
批判をするならもう少し相手の研究をしてからにしたほうが良いかと
そして，大学病院などに搬送された熱傷患者は救命処置が取られ，その一環として「早期の皮膚移植」が行われます。患者さんの意識が戻るのは皮膚移植が終了した後だったりします。
その結果，患者さんは皮膚移植のあまりの醜さと運動障害に驚き，ネットで熱傷治療について検索し，ようやく私の外来を受診します。しかしこの時点では，私にできることは何一つありません。皮膚移植前であればいくらでも助けられますが，皮膚移植後では手も足も出ません。この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-10.htm# -
【これで「糖質制限」!?女子会ランチで歓声が上がるホテル最上階の”極上”糖質制限フレンチ】
いくら糖質制限メニューといえども「5,500円のランチ」という時点で，私の人生とは無縁な別世界ですね。
ちなみに私なら，飲み放題で3,500円コースのこのお店か，飲み放題付き5,500円のこっちのお店あたりで宴会しますね。この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-10.htm#1010-06:00-5 -
では，昨日の宿題の私なりの解答。
◆ 喫煙がさまざまな健康被害（肺癌や肺気腫など）をおこすことは疫学的，生物学的に証明されている ◆ しかし，全ての喫煙者が健康を害している訳ではない ◆ 「長年，喫煙しているが元気な80代の会」には「長年，喫煙しているが元気な80代」が出席する。「長年，喫煙していて既に死亡した人／喫煙による病気で寝たきりの人」は絶対に出席できない。絶対数でいえば後者の方が多い。 ◆ しかし，「長年，喫煙しているが元気な80代の会」だけ見ていると，出席者は健康な人だけなので，「喫煙は健康によい」という印象を受ける。 ◆ 「運動を全くしてこなかったのに元気な80代の会」，「暴飲暴食好きで元気な80代の会」，「野菜嫌いなのに元気な80代の会」，「甘いモノが大好きな元気な80代の会」・・・しか知らなければ，運動は健康によくない，暴飲暴食は健康の元，野菜は食べない方がいい，甘いモノは健康増進の元，という結論を導き出してしまう。 ◆ 統計を無視して目の前のものしか見ないと，間違った結論を導き出す。 この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-10.htm#1010-06:00-6
2015/10/09
【06:00】
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［練馬光が丘病院での治療例］を更新。
この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-10.htm#
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「熱傷患者の救命処置」についてのメールです。
ご本人が子供の頃に広範熱傷を体験されたこと、それが元になってのことかも知れませんが、ロジックとして成立しておらず、人様に見せられた文章ではありません。ただの八つ当たりかと思います。
「救命することがクソ」「死ぬ権利もあたえるべき」という言葉から推測するに、重度の熱傷患者は治療せずに死なせろ、という主張になるでしょうが、
◆ 医者としては見捨てることが許されていない ◆ ( たとえ容姿が変わってでも ) 生きたいかは本人が決める事であり、医者に判断させることでない。 ◆ 死にたいのなら治療が落ち着いた段階で自分の責任でされれば良いのであって、医者の手を煩わせるものではない。 医者に責任を問えるとすれば、
◆ 患者に十分な情報を提供しているか ◆ 患者の意志を尊重できているか ◆ 複数の選択肢がある中で ( 患者の意志に沿って ) ベストと判断できる治療を行っているか の部分であって、夏井先生が植皮を問題にしているのはここの部分に抵触するからでしょう。話がそもそも違います。
とばっちりで大変かとは思いますが、サイトの更新日々楽しみにしています。この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-10.htm#1009-06:00-2 -
こんな質問をいただきました。皆様，いかがでしょうか。
某喫茶店で飲んだ「ロイヤルミルクティー」（牛乳が半分くらい）にはまりそれでイギリス紅茶関連の本を読んでいました。（出口保 「イギリスの優雅な生活」など）この謎解きは簡単。平均寿命です。
イギリスでは朝、昼前、アフタヌーンティなど日に何度もお茶を飲むようですが、その際、ビスケットやお菓子もたくさんついていたりするようです。
高糖質なお菓子のオンパレード。その割にはイギリスは糖尿病大国？とは聞かないのですが、、、
ググってみてもイマイチわかりかねています。どなたかご存知の方おられますか？
英国でアフタヌーン・ティーの習慣が完成したのは19世紀初頭です。一方，イングランドの平均寿命は1726～51年で35歳，1801～26年で41歳，1820年の英連邦で40歳，1900年の英連邦で50歳です。つまり，成人病である糖尿病発症前に死亡する人が多ければ，糖尿病患者は発生しません。
では，当時の英国で何が増えたかというと虫歯です。エリザベス1世は大の砂糖好きでしたが，若くして全ての歯が黒くなっていたため，肖像画は全て口を閉じた状態で描かれています。
同様の現象は秋田県にも見られます。昭和40年ころまでの秋田県の平均的食事といえば「塩辛い漬物でどんぶり飯を何杯も食べる」でしたが，当時は40代で脳卒中で倒れる人が多く，日本一の短命県でした。現在の秋田県の平均寿命は他の県並みに伸びていますが，逆に糖尿病と肥満率が非常に多く，人口あたりの糖尿病患者はうどん県に次いで全国5位です。糖尿病になる前に脳卒中で死んでいた時代から，糖尿病になってから死ぬ時代に変化したのでしょうね。この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-10.htm#1009-06:00-3 -
上記の質問をされた方のもう一つの質問。こちらについてはいかがでしょうか。
７０～８０代がメインの会合でお茶とケーキがでました。これの謎解きも超簡単でしょう。初級練習問題かな？ 喫煙者が全員肺がんになるわけでないのと同じ。
私は食べませんでしたが（どうして食べないの？と不思議がられました。）かなりな高糖質ですが、ペロリと平らげておられました。
皆さん、ぼけずにまたは大病もなく（ガンなど）お元気です。
糖質は特に今まで意識もされてないと思います。なんだかそれで（糖質たっぷりでも）お元気にやっておられるならうらやましいと思いました。
もともと強い体質（膵臓などが？）なのでしょうか？ 特に運動もされていないようですし、筋肉もないやせ気味の体型ですが、、、
どう解釈したらいいのでしょうか？この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-10.htm#1009-06:00-4 -
「水いぼ治療にイソジン？」についてのメールです。
小児科医です。前回も書きましたが，私は「水いぼはスピール膏」がベストだと思っています。水いぼ1個毎に水疱のサイズに切ったスピール膏を貼り，剥がれないように絆創膏で固定し，これを毎日交換するだけ。大体4日くらいでスピール膏と一緒に剥がれますが，完全無痛です。その後はハイドロコロイドを貼って毎日交換すれば，数日で上皮化し痕も比較的目立ちません。とにかく，治療に伴う疼痛がないのがいいです。
イソジン液で、水イボの治療をしています。(放置が一番多いですけど。)
以前は硝酸銀の溶解液を作ってもらい、外来で処置していましたが、手間がかかるのと、意外に上手くとれないことが多くて、今は止めてしまいました。
効果は、効く人もいるけど、効かない人もいるといったところです。時間はかかります。一ヶ月くらいです。毎日風呂上がりに、水いぼの上にだけつくように、細い綿棒で1つずつ、つけてもらいます。
機序は、おそらくイソジンによる炎症を起こして、脱落させるのではないでしょうか。跡は残るようです。(いずれ消える？)
水イボが完全に治癒する時は、周りの皮膚に湿疹ができて、その後、一気に消えることが多いので、そういう炎症反応を惹起させるのかなと思っていました。当然、ウイルスを殺すとか、そういうのではないと思います。
まあ、面倒だけど、痛くはないし、治療していますという面目も立つわけです。確実にということでしたら、やはり、機械的にとるか、化学的に焼くしかないのではないでしょうか。この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-10.htm#1009-06:00-5 -
静岡県の麻酔科の先生が「自力で熱傷を治しました」と報告してくれました。
先日、自宅でチーズケーキ（もちろん糖質制限チーズケーキ！）を焼いていたときに、不注意にも加熱されたオーブンの天板に触れてしまいました。プラスモイストＰの買い置きがあったことを思い出し、自分で処置しました。
以下、「練馬光が丘病院の治療例」風にご報告します。
なお、右前腕内側肘部に近いところが受傷部位ですので、写真は左手（私は右利き）でスマホで撮影でしたので、ピントがあまいところがあります。申し訳ありません。
46歳男性、麻酔科医。
2015年9月12日夜、自宅でチーズケーキ（もちろん糖質制限ケーキ）を焼いていて、加熱されたオーブンの天板の角が、右前腕内側中枢側部（肘に近い）に触れてしまい熱傷受傷。痛みが強く、受傷約1時間には水泡形成していた。直ちに自身で水泡膜を除去（左手でちぎり取った！）。プラスモイストＰの買い置きがあったことを思い出し、お風呂で洗った（もちろん石鹸レス）後に被覆した。プラスモイストで被覆後は痛みはほとんどなくなった。
1日1回、入浴後にプラスモイストを自身で貼り換えた。
7日後、上皮化はされており、もう被覆は必要ないように思われたが、角質化が不十分で乾燥に弱そうに見えたので、以後はプロペト塗布とした。
経過中、消毒などは一切行っていない。
9月12日：
受傷約1時間後
（水胞膜除去）9月12日：
受傷約1時間後
（拡大）9月12日：
プラスモイストで被覆9月13日：
1日後
9月15日：
3日後9月19日：
7日後9月19日：
7日後
（プロペト塗布）10月2日：
20日後この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-10.htm#1009-06:00-6 -
【豪雨後の片づけで「破傷風」に…浸水時の感染に注意!】
破傷風菌を含むクロストリジウム属についてはここでまとめていますが，必須アミノ酸を自前で合成できるクロストリジウムは病原性を持たず，生存に必要な必須アミノ酸を自前で合成できないクロストリジウムは強力な破壊力を持つ病原菌にならざるを得なかったようです。
また，破傷風菌は羊などの腸内常在菌であり，腸内にいる時は病原性を発揮しませんが，これは恐らく，腸内では他の常在菌が作るアミノ酸を利用できるため，無理に暴れる必要がないのでしょう。
さらに，この本によると，破傷風患者が増えたのは，第一次大戦以降で武器による傷が深くなったことが原因のようです。さらに，破傷風菌が単独で傷に入っても破傷風は発症せず，レンサ球菌などの好気性菌も一緒に入って酸素を消費し，無酸素状態になったところで破傷風菌が増殖，という機序が必要なようです。この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-10.htm#1009-06:00-7 -
「熱傷患者の救命処置」についてのメールです。
熱傷受傷者です。よちよち歩きの頃に受傷しました（記憶はありません）。顔ではなく広範囲でもありませんが、常に人目に容易につく部位の熱傷です。皮膚移植をしていませんので、赤剥けた色調の、固い瘢痕が残っています。拘縮はほとんどありませんが、若干感じます。
投稿者のバックグラウンドが不明ですのではっきりしませんが、夏井先生に限らず目の前に瀕死の人がいれば、どうにかして救命をはかろうとするのが医師の本能だと思います。その後、容貌の劣化、ＱＯＬの低下、様々な後遺症が想定されたとしてもそれが医師でしょう。昨夜ＰＣに向かい思考を巡らしながら、私が最終的にたどり着いた結論はこの方のご意見とほぼ同じです。４０歳の熱傷患者さんのバックグラウンドや、今現在のこの方の心情を知り得ない状態では、これ以上のことを想像で言うことは出来ないと思うからです。
熱傷に限らず命を救うことが、医師の職務です。
傷のとらえ方は、当事者それぞれで全く違ったりします。例えばそれが同じ部位・同じ範囲・同じ色や形の熱傷による傷跡であったとしても、熱傷受傷後の周囲の環境や当事者自身の生まれ持った性質によって、そのとらえ方は大きく違ったものに成り得るのです。
私自身のことをお話すれば、私の傷跡は、これまでの私の人生に大きく影響を与えることはありませんでしたし、これからもそうであると思います。もの心ついた時には、その傷があったのです。ですから、それが私には俗に言う「普通の体」であり、不都合も不自由も感じませんでした。はたから見たら、私の傷跡は憐れむべきものであり、私は親の不注意によって熱傷を負ったかわいそうな子、だったのかも知れません。現に、私が「普通の子と違う」、この傷跡が「普通ではない醜いものなのかも知れない」と感じるきっかけになったのは、そんな、優しいに違いない方たちからの言葉によってでした。小さい時には、それは大人でした。小・中学生の頃には、それに加えて同じ年頃の子だったりもしま した。私の場合は、その方たちのどの言葉にも違和感を覚えました。「かわいそうに、結婚できないね。」と言われたこともあります。ちょうど思春期の頃でした。
私は女性です。酷い言葉ではないでしょうか？多くの心優しい方には、思春期の女の子に向けるには残酷な言葉に聞こえるでしょう？でも私には、それほど深刻な言葉ではありませんでした。言われた私が思ったことは「どうして結婚出来ないの？」と言うことです。「この熱傷の傷跡のため？」私には思いもよらない発想だったのです。そしてこう思うのです「傷跡を醜いと思わない人と結婚すれば良い」。
私の傷跡は、ある人には結婚出来ない要素になる程醜いものであり、私にとっては、誰かが指摘しなければその存在さえ空気のようなもの。またある人には、他人に気付かれたくない程度のものであり、またある人には、生きていくのも辛いほどの傷跡に成り得る。
私はこれまで、私の熱傷による傷跡に対するさまざまな反応を見て来ました。多くの方々は、私の傷跡につて触れることはしません。優しいのでしょう。もちろん「どうしたの？」と言葉にする方々もいます。その多くは子供たちです。しかしこの子供たちの多くも、小学校２・３年生くらいになれば、やはり視線を向けてジッと見たりしてしまうけれど、「どうしたの？」とは聞かなくなります。子供ながらに「触れてはいけない」と思うのでしょう。もちろん、中学生・高校生になっても、もちろん大人でも、「どうしたの？」と聞く方はいます、稀ですが。
私には「どうしたの？」とたずねる方の方が、実は気を使わなかったりします。目を奪われてしまうのに「言葉にしてはいけない」と耐える子供たちには、「気を使わせてごめんなさい」と、こちらが申し訳なく思えたりもするのです。
そして、私にとって最も心地良いのは、「どうしたの？」と真っ直ぐに問う、幼い子供たちの反応です。幼い子供たちは、私の傷跡を見つけるとほとんどが、じっと傷跡を見た後に私の顔を見て「どうしたの？」と聞くのです。私はこう答えます、「痛い痛いだよ」。「ふ～ん」と言って終わる子や、傷跡を触って「痛い？」と改めて聞く子もいます。そんな子には、「もう痛くないよ」と答えます。すると真剣だった顔がパッと明るくなったり、にっこり微笑んだりして、小さな彼らの興味は終わります。彼らの第一の興味は、目の前にある「見たことのないもの」に対してであり、次の興味はそれが「痛い」か「痛くない」のか、と言うことなのでしょう。彼らには、それが「醜い」か「美しい」か、と言 った類の価値観がまだ無いか、それ程重要ではないものなのだと私は思います。やがて彼らが成長する過程で、様々な環境やご両親をはじめとする周りの人々や、外的な要素によって形成されていくものなのでしょう。
私にとっては、周囲と自分が、外見や思考に関して同じではないことがあっても特に苦痛ではありません。生まれ持ったのが、そう言う性質なのでしょう。私とは違う性質で私と同じ熱傷を受傷した方は、傷跡に対して私とは違った思いを持ち、違った経験をし、あるいは自ら命を絶ってしまう方も、いらっしゃるかも知れません。その傷の重さは、大きかろうが小さかろうが、それを背負う当事者にしかわからないもの。
そして、４０歳の熱傷患者さんがおっしゃるように、一度、ある程度焼けてしまった皮膚はやはり元通りに戻らないのが現実です。
願うことは、誰も、特に小さな子供たちが熱傷を受傷することがありませんように、と言うこと。
救われた命が、出来ることなら「生きてて良かった」と思う人生を送れますように。この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-10.htm#1009-06:00-8 -
「飲酒と糖質制限」という興味深い考察メール。
糖質制限で壁にぶち当たっている自分と、夏井先生、江部先生との大きな違いは、アルコールの摂取（量、頻度）ではないか？ との思いから、糖質制限とアルコールについて調べていたところ、下記の記事を見つけました。
「恐怖のアルコール その１ （酢を昼間から飲んでいた酒豪のクラスメートの謎がようやく解けた）」
〈前略〉
アルコールを飲み続けると、脳の神経細胞はアルコールの代謝産物である酢酸ばかりをエネルギー源として利用するように変化してしまうという論文が出たのである。
（「ヘビードリンカーの脳は酢酸を取り込んでどんどん利用している」 「Increased brain uptake and oxidation of acetate in heavy drinkers」 ）
〈後略〉なんとも恐い話ではありますが、酢酸？と聞いて最初に思い浮かぶのは、ケトン体生成時のアセト酢酸。もしやケトン体のエネルギー代謝と同じ流れなのでは？と思い調べてみましたところ、次の記事を見つけました。
「食事とスタミナ」
〈前略〉
肝臓は、ケトン体と同様に、酢酸を生成し、血液中に放出する。絶食時などのように、β-酸化が亢進（筋肉ではATP生成が、行われ、肝臓では、糖新生が行われる）し、ケトン体が生成されるような状況では、ミトコンドリア内では、β-酸化により、遊離CoAが、アシル-CoAやアセチル-CoAになる。遊離CoAが不足すると、β-酸化の速度が低下してしまう（肝臓では、糖新生が遅滞してしまう）ので、アセチル-CoAヒドロラーゼ（ACH）により、アセチル-CoAが、遊離CoAと酢酸とに、加水分解される。
このように、肝臓で、ケトン体が大量に生成されるような状況では、同時に、酢酸も生成される。酢酸は、脂肪酸のβ-酸化以外に、アルコール代謝でも、生成される。肝臓で生成された酢酸は、肝臓から、血液中を、末梢組織（骨格筋、心筋、腎臓）に輸送され、アセチル-CoA合成酵素により、アセチル-CoAに合成され、代謝燃料として、用いられる。
酢酸は、ケトン体同様に、末梢組織で、アセチル-CoAとなり、TCA回路で代謝され、TCA回路で代謝され、二酸化炭素と水に分解される。
酢酸自体には、アセトアルデヒドのような毒性はないが、ケトン体と同様に、血液を酸性化させる（アシドーシスにさせる）。
〈後略〉ビンゴでした。
というこで、思うに、酒飲みは（酒豪であればあるほど）脳が酢酸利用モードに入っているため、糖質制限開始時もケトン体利用モードに移行し易い（いや、既になっているから何の苦もない？）のではないでしょうか？
自分は普段は晩酌せず、たまの飲み会でも軽く酔う程度です。
かつ甘党なのもあって、糖質制限開始時は比較的苦労した方なのかなと。
そして今は、酢の利いたものが割りと好きになったようにも思えます（でもお酢を飲みたいとは思いませんが…）。
糖尿病患者の糖質制限において、糖新生を抑制する（適量の）アルコールは、寧ろ摂取すべきではないか？との思いも強くなってきました。
糖新生が亢進し暁現象に悩まされていることもありますし、これからは少量（ビール350ml程度）を毎晩晩酌してみようと思います。
ところで、既に積極的にアルコールを摂取されているといううお方はおりますでしょうか？この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-10.htm#1009-06:00-9
2015/10/08
【06:00】
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［練馬光が丘病院での治療例］を更新。
この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-10.htm#
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「水いぼ治療にイソジン？」という質問をいただきました。みなさまはどう考えますか？
ちなみに私は水いぼはスピール膏で治療しています。水いぼの治療に使うのでイソジン軟膏を使いたい、との話を聞いたのですが、これ効くのでしょうか？
私自身調べたところ
◆ 硝酸銀で焼く ◆ 液体窒素で破壊する ◆ リドカインシールを貼ってからピンセットで物理的に破壊 ◆ ヨクイニンを飲んで気長に待つ ◆ 何もしない ☆ イソジン（もしくは竹酢液）を塗って紫雲膏を塗る ヨウ素自体は皮膚から吸収されるようですし、ウイルスにも効果があるようです。
疑問点としては
◆ 皮膚からの吸収だとしても、アナフィラキシーは起こるのではないか ◆ そもそも１００％皮膚の中にいると思われるウイルスは殺せるのか ◆ ヨウ素がその水いぼウイルスに有効なのか 本当に有効なのであれば、保険適用されても良いとおもうのですが・・（ゲーベン君のように保険適用されたから正しいというわけでは全く一切ないで すが。）
皮膚科の領分でしょうし、先生に聞くのもはばかられるのですが、もしご教示いただければ大変幸いでございます。この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-10.htm# -
「熱傷患者の救命処置」についてのメールです。
そのような方には、この単純な言葉を差し上げたいと思います。
「自分はこう考える。でも他人が同じとは限らない」この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-10.htm#1008-06:00-2 -
「熱傷患者の救命処置」についてのメールです。
なんだかやるせないというか、責任転嫁したい気持ちもわからないでもないですが、ご自身の不満や思いを他人にぶつけるそのぶつけ方や方向が間違っていると思いました。
本当に苦しんでらっしゃるのかもしれませんが。
あと、やはりご自身でHPを立ち上げていない、という点で、単に当たり散らしているだけなのでは、という印象も受けた次第です。この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-10.htm#1008-06:00-3 -
「熱傷患者の救命処置」についてのメールです。
救急医です．
熱傷患者さんからのメールの記事を読みました．とりあえず行間からはこの方が熱傷（及び植皮術）の後遺症で瘢痕が残り，機能的・審美的に困っているということが読み取れます．happyな気分ではなさそうです．冷静に物事を考えることも難しそうです．まずはカウンセラーによる傾聴や，第三者的な視点で自分自身を捉えてみるよう導いて頂く必要があるのではないでしょうか．
前向きに生き方を考えたり，熱傷の治療や救命するか否かについて議論したり，医療で機能・審美的側面に介入したりする時期はその後が適切かと．この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-10.htm#1008-06:00-4 -
「熱傷患者の救命処置」についてのメールです。
救急救命士です。
彼の好きにすればいいと思います。彼がどう思おうと、何と言おうと勝手です。
ただし、必死で生きたい人もいます。元の生活に戻れるように必死でリハビリに励む方もいます。医療者も必死で支えています。そんな方の気持ちを汲むことができず、冷笑的で答えの出ない文句。
彼も苦しんでいるのかも知れませんが、夏井先生に絡むのはお門違いです。
辛いなら辛いと正直に言う方が彼は救われると思います。この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-10.htm#1008-06:00-5 -
「熱傷患者の救命処置」についてのメールです。
獣医師です。
この方の熱傷についてはどの程度で、今までどのような苦しみがあったのかわかりませんが、このように書くからには想像を絶する苦難があったのでしょう。
ただその怒りの矛先を夏井先生に持ってくるのがわかりません。
湿潤療法は少しでも早く苦痛を取り除き、痕も残らないように、いうなれば患者さんに優しい治療です。
それを提唱し実践している先生は救世主のはずです。今まで植皮しかないと言われた方々を何人救って来たのか。
今日の症例にもあった３歳の女の子。もし初めから夏井先生にかかっていればあのようにならずに済んだでしょう。この先思春期を迎え、恋の季節になった時を考えるとこの子苦悩は察するに余りあります。娘を持つ身として他人事ではありません。
だからこそもっと広く湿潤療法を知らしめればこうした悲劇が少なくなるということに気づかないのでしょうか。
確かに私は安楽死が人道上必要とは思いますが、それは法律論なので夏井先生に矛先を向けても仕方ないこと。
それよりも夏井先生の診察を受けて暗かった顔が帰る時には笑顔になったという症例がたくさん紹介されているのに、他の旧態依然とした治療で不幸になった症例をなぜ先生が謝らなければならないのか。
そういうクレームは熱傷学会へでも持ち込んでください。
もしかしたら自分の火傷の時に湿潤療法に出会えなかったことへの悔しさかもしれません（ご本人の責任ではありませんが）。お気の毒ですとしか言いようがありません。この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-10.htm#1008-06:00-6 -
「熱傷患者の救命処置」についてのメールです。
投稿者のバックグラウンドが不明ですのではっきりしませんが、夏井先生に限らず目の前に瀕死の人がいれば、どうにかして救命をはかろうとするのが医師の本能だと思います。
その後、容貌の劣化、ＱＯＬの低下、様々な後遺症が想定されたとしてもそれが医師でしょう。この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-10.htm#1008-06:00-8 -
「熱傷患者の救命処置」についてのメールです。
整形外科医です。
この方は全身にひどいやけどを負ってしまい、そのせいで今までたくさんつらいこと悲しいことがあり、医師を逆恨みするようになったのでしょう。
医師には本人が望む望まないにかかわらず患者を助ける義務があります。自殺に失敗して運ばれてきた患者さんも助けます。
夏井先生に因縁をつける暇があったら、国会議員になって、「全身の○％以上のやけどをした人は救命してはいけない」という法律を作ったらいいと思います。
まあでも、今回のメールはアクセス数がダントツに多い夏井先生のウェブサイトを利用して、自分の主張を世間に知ってほしいという思いで書いたのかもしれませんね。
湿潤療法ならば植皮による熱傷治療よりは傷跡はきれいに治ります。湿潤療法を広げることでこの方のようなつらい思いしている人を少しでも減らしていくことが、私たちにできることなのではないでしょうか。この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-10.htm#1008-06:00-10 -
「熱傷患者の救命処置」についてのメールです。
この方（仮にAさん）の述べていることについて、どう考えるのか。
それは賛否両論千差万別で、論議の集約点はありません。なぜなら、Aさんのメールには、ご本人の信念しか述べられていないからです。
熱傷治療についての事実とそれに基づく見解については、議論のしようがあります。しかし、Aさん御自身の体験とそれに基づく信念については、誰も肯定も否定もできないものです。もし、話し合えば、国会で見るように、信念の相違だけが露わになる形にしかなりません。
夏井先生はAさんとは他人の関係ですから、万が一答えるとすれば、「そのご意見はAさんの治療をなさった医師に向けるべきものです。」としか言いようがありません。この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-10.htm#1008-06:00-11 -
「紀文の糖質0g麺」についてのメールです。
多くの糖質セイゲニストの心の支え、紀文の糖質ゼロ麺ですが、この夏はあちこちで取り扱われるようになり、入手しやすくなって喜んでおりました。ところが季節商品と考えられているフシがあり、夏の終了とともに姿を消したところもチラホラ…
実は最寄りの生協もそうだったため、先日抗議に向かいました。そうしたら「取り扱いは生協全体で決めるので、この場では何とも…」と言うことで、「お客様の声」を記入してくださいと言われました。夏の間、生協全店でゼロ麺を取り扱っていたとは思いませんでしたが…
もちろんさらさらと一筆啓上奉り、「季節商品ではなく鍋の〆などにもいいぞ、糖尿病の患者は血糖を上げないから重宝しているんだぞ、ついでに丸麺も扱ってくれるとうれしいぞ」としたためておきました。
生協全体で取り扱いを決めるってことは、全国の糖質セイゲニストが近くの生協で投書すれば、丸麺や常温保存タイプも全国で取り扱ってもらえるようになるかも…
草の根セイゲニストも声をあげよう!という呼びかけでした。この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-10.htm#1008-06:00-9 -
【運動中に水だけを大量に飲むと脳が膨張し死に至る危険性が…実際に起きた症例を公開】
以前書いたように，今年の夏も「炎天下の3時間連続歩行」を何度も行いましたが，大量に汗をかくこともなければ，喉が渇いて水が飲みたくなることもありませんでした。また，糖質制限をしていると以前に比べ，水を飲むことは減っています。飲みたいという欲求がほとんどないからです。
これから類推すると，運動中に喉が渇いて水を大量に飲むのは当膝摂取者に特有の症状である，という可能性が浮かび上がります。この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-10.htm#1008-06:00-12 -
【「Surface Book」と「Surface Pro 4」はどちらを選べばいい？】
この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-10.htm#1008-06:00-13
2015/10/07
【06:00】
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［練馬光が丘病院での治療例］を更新。
この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-10.htm#
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「医者が熱傷患者の救命措置をするのはおかしい。患者が苦しむだけだ」という40歳の熱傷患者さん（小児期に広範熱傷で植皮術を受けている）からの「熱傷治療をしている夏井は謝罪しろ」というメール。みなさまはどう思われますか？
植皮の話ではないんですよ。
熱傷患者を救命することこそ、クソなんですよ。（笑）
もう、全身火傷を負った時点で、どの程度、痕が残るか、大体、分かるでしょう？ つまり、あなたの言葉を借りるならば、熱傷で救命されてしまうと、それを元通りにする手段はないのですよ。
だから、熱傷患者を救命するのは最悪の行為である。だから、本人の意思を無視して救命するのならば、その後に死ぬ権利も与えるべきである。海外で安楽死できるなら、それもよしです。
私はこの主張を「火傷の広場」でずっと書き続けてきました。
自身のホームページ 開設には至っていませんが、これらのことを世間に伝えるべきではあるでしょう。
黙っている人が多いですが、火傷体験者は納得はしていないと思います。もちろん、自殺された方も大勢います。
あなただって、火傷患者の救命行為を行っているのでしょう？
罪悪感はないのですか？この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-10.htm#1007-06:00-5 -
「大村智先生，ノーベル賞！」について望月先生からのメール。
今年の4月、大村智先生にお目にかかる機会がありました。
そのとき、絶対にノーベル賞を受賞すると確信しました。それを周囲の方に話をしていましたが、誰も大村先生の事を知らず。。
でも昨日で、それも解消です。この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-10.htm#1006-06:00-2 -
【「子犬を見せてくれなかったから」米国で11歳の少年が8歳の少女を射殺】
こういう事件が起こると，銃規制反対のロビー団体は必ず，「8歳の少女も銃を持っていればこんな悲劇は起こらなかったはずだ。銃で武装しないから撃ち殺されたのだ」ってな意見を出すんだよね。この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-10.htm#1007-06:00-3
2015/10/06
【06:00】
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［練馬光が丘病院での治療例］を更新。
この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-10.htm#
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祝ノーベル賞！
この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-10.htm#1006-06:00-9 -
滋賀県の岡田先生からの「ポークおじさんグッジョブ！！」というメール。
Glut1異常症（）といいう難病の患者の会が先日大阪でありました。
Glut1異常症はケトン食が必須であり、なかなか食材が見つからないと聞き、もしやと思い我らがポークおじさん（）に連絡をとったところ、治療食として必要不可欠な成分分析もきちっとされており、患者会に無償で、豚皮を提供していただきました。参加された方も大変喜んでおられるということでした。
改めてポークおじさんGJ！ とエールを送りたいと思います。この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-10.htm# -
【甘党も納得？味はそのままで資質や糖分が半分以下のチョコレートの開発に成功】
糖質セイゲニストからみたら何とも中途半端なチョコレートですが，チョコレート業界も少しずつ変化しつつあるのかもしれません。この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-10.htm#1006-06:00-4 -
【実りの秋は暴走注意。リスが、ハトが、動物たちが発酵した果実で酔っ払っちまっただー】
エチルアルコール（エタノール）はヒトも動物も酩酊させる物質（この動画がそれを雄弁に物語っている）で，ヒトの主要な嗜好品となっています。動物もアルコール依存症になるようなので，エタノールはあらゆる哺乳類に同様に作用するようです。
嗜好品になりうる条件とは
●血液脳関門を通過できる
●側坐核の報酬中枢に作用する
●ドーパミンを放出させるの3条件を満たしていればいいようです。そして，依存症と呼ぶしかない現象はミツバチでも見つかっていて，どうやらこれは無脊椎動物・脊椎動物全てに存在する共通反応のようです。つまり，この嗜好品に対する反応は，最も原始的な「神経細胞を備えた多細胞生物」の段階で決まっていたとしか考えられません。なぜこんな，不合理な反応をするのかはまだ謎です。
血糖値上昇もエタノールやコカイン同様，報酬中枢に作用してドーパミンを放出させるので「糖質＝嗜好品」となります。恐らく，先史時代のヒトが最初に覚えた嗜好品は麦芽に含まれる麦芽糖でしょうし，その次に覚えたのが加熱したデンプン。その次が古代エジプトで作られたビール，という感じでしょう。すべて穀物由来であるという点で共通であり，穀物とヒトの因縁の深さを感じさせます。この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-10.htm#1006-06:00-5
2015/10/05
【06:00】
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［練馬光が丘病院での治療例］を更新。
この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-10.htm#
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こんなメールをいただきました。皆様，いかがでしょうか。
炭水化物抜きは週に2日が良いという記事を見つけました。私は「1日○グラムの糖質まではOK」とか「週に○日だけ糖質オフ」というのは面倒なんですよ（前者は食物中の糖質量を覚えないといけないし，後者は「今日は○曜日だから食べていい日か」と事故管理しないといけない）。
⇒【4ヶ月間で平均4キロ減！"炭水化物抜きダイエット"を成功させる鍵は、ゆる～く行うコトだった】
そんな面倒なことをするより，「コメ・小麦・トウモロコシ・砂糖は全て食べちゃダメ！ それ以外は全てOK！」とクリアカットに決め，「揚げ物が好きならコロモ（＝小麦粉）くらいはいいけど，食べ過ぎないようにね」とした方が楽だし面倒がありません。この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-10.htm#1005-06:00-2
2015/10/03
【06:00】
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カプースチンの『練習曲 Op.40-8』がヨタヨタながらも何とか弾けるようになったので，ジャズつながりということで，以前購入して放置していたファジル・サイ編曲の『トルコ行進曲ジャズ』を遊び半分で弾いてみたら，ほとんど初見で弾けるじゃないですか。ちょっと真面目にやってみるかと思い，指使いを工夫したりしたら，10分くらいでそこそこ弾けるようになりました。カプースチンの練習曲で両手が同等に鍛えられた結果，この程度の曲は片手間で弾けるようになった模様です。
それと，モーツァルトの『トルコ行進曲』は小学生の頃に初めて弾いた曲ですが，その当時から中間部の嬰ヘ短調の右手のパッセージが苦手でした。楽譜に書かれている指使いの通りに練習しているのですが，何だかすごく弾きにくくて，両手がバラバラになっちゃうの。今回のファジル・サイ編曲でもこの部分は原曲通りなので，小学生時代から50年以上経ってもやはりきちんと弾けないのです（そりゃぁ，当たり前だって）。
ちょっと悔しいので，昔覚えた指使いを全て無視して，弾きやすい指使いをゼロから工夫してみたら，あっけなく速いテンポで粒を揃えて弾けるようになりました。そうか，小学生時代の私が下手なんじゃなくて，楽譜に書かれていた指使いが私に合わなかっただけの事だったのか。
小学生時代の私に「楽譜に書かれている指使いなんて無視していいんだ。重要なのは音を出すことであって，指使い通りに弾くことじゃないんだ。目的は音，音を出す手段が指使い。指使いを守ることが目的じゃないんだ」と教えてやりたいです。
この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-10.htm#1003-06:00-1 -
【「銃乱射が日常化」＝米大統領、怒りあらわ】
「全てのアメリカ人は，他人を銃で撃ち殺す権利を持っている」ってのが彼の国の常識らしい。この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-10.htm#1003-06:00-2
2025/10/02
【06:00】
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［練馬光が丘病院での治療例］を更新。
この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-10.htm#
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上記「豚皮揚げを食べる会 in 静岡」の幹事をして頂いている長谷川先生からのメール。
拙ブログにも告知させていただきました。
⇒【豚皮を揚げて食べる会in静岡！】
…実は、先生や江部先生、たがしゅう先生ほか自分のお考えを情報発信なさっておられる皆さんを見習い、9/2からブログを始め、１ヶ月経ちました。糖質制限と歯科医療の話題を中心に続けていけたら、と考えております。こちらも、ご指導等ございましたらよろしくお願いいたします。
先日糖尿病の患者さん（空腹時血糖値180mg/dL）の患者さんが治療におみえになり、（歯医者の分際で）歯科疾患と糖質の関係、糖尿病と糖質制限についてお話をしました。すごく関心を持っていただいたので、江部先生の著書「主食をやめると健康になる」をお貸ししたところ、ご自分なりに（低血糖に注意しつつ）糖質制限を実践されたそうです。３食ともご飯を1/3に減らした、とのことでした。結果、半月くらいで血糖値は120mg/dLになり、体重も落ち始め、体調がすこぶる良くなったとたいへん喜ばれました。この結果に担当医も相当驚かれていたそうです。
歯科医師として歯科医療の臨床の中で糖質制限に取り組んでいくことに自信が持てた出来事でした。この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-10.htm#1002-06:00-4 -
【朴大統領「南北統一近し」発言の背景】
「初代が作り，2代目で傾き，3代目で潰す」をそのまんま，地でなぞっているかのような三代目の若旦那。この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-10.htm#1002-06:00-2 -
【中国製毒飲料が原因か!? 毎日コーラだけを飲み続けた5歳児、乳歯14本が抜け落ち「まるで老人」に】
記事中の「中国ブランドのコーラは（中略）糖分も世界的ブランドのものよりもさらに高い」という一節に，つい反応してしまいました。あのコカコーラの糖分より多いとなると，どれだけの砂糖が含まれているのでしょうか。この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-10.htm#1002-06:00-3 -
【日本初のポッチャリ系メンズ誌が創刊 その名も「Mr.Babe」 デブじゃないよ、ベイブだよ】
そうか，これからはポッチャリ系がモテるのか。太らなきゃ！この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-10.htm#1002-06:00-5
2015/10/01
【06:00】
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［練馬光が丘病院での治療例］を更新。
この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-10.htm#
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12月12日（土）に「豚皮揚げを食べる会 in 東京」，来年1月30日（土）に「豚皮揚げを食べる会 in 埼玉」を開催する予定です。
この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-10.htm#001-06:00-3
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今年3月，三軒茶屋で「初対面同士が集まる宴会」という風変わりな宴会を企画しましたが，それに参加された笹川さんがこのような本を上梓されましたので紹介します。最初の方を読んでみましたが，面白いです。
この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-10.htm#1001-06:00-4 -
人工細胞についての情報メール。
この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-10.htm#1001-06:00-5 -
糖質制限関連の情報です。
サッカー日本代表の香川真司選手が所属するドイツ・ブンデスリーガの強豪ドルトムントが今シーズンから就任した監督の意向でパスタや糖分たっぷりのソースを控えているようです。
「メニューの多くは糖分と油分が控えめで、食物繊維が豊富な全粒穀物や細胞の機能性を高めるオメガ３脂肪酸が含まれている。」とのことなので、「糖質制限食」とは言えないまでも、糖質の摂取量はかなり減っていることが考えられます。
先日先生のサイトでも紹介されたジョコビッチ選手のグルテンフリーに引き続き、サッカー界でも糖質制限による減量という流れが作られるかもしれません。
現地ベテラン記者が香川真司を密着レポート
⇒「多くの選手が減量に成功。好調の一因にシェフ交代も!?」
引用開始
ユルゲン・クロップ前監督が率いていた頃、午前練習後の食事はデリバリーサービスで済ませることが多かった。料理を作っていたのはイタリア人のトニ・ペースで、ソースがたっぷりかかったパスタが看板メニューだった。
だがトゥヘルが監督に就任するや否や、ペースは契約を打ち切られた。あまりに突然の通達に彼は激怒し、「私のパスタソースでドルトムントは３度マイスターになれたし、チャンピオンズ・リーグでも優勝したのに」と唇を噛んだ。
こうして、小麦粉が主成分のパスタと糖分がたっぷり含まれたソースは過去のものとなった。この“食事改革”は功を奏し、多くの選手が減量に成功している。マッツ・フンメルスは「４キロは体重が減 った」と語っているし、イルカイ・ギュンドアンもかなりスマートになった。香川もおそらくそうで、プレーが非常に軽やかになった印象を受けるのだ。ちなみに先シーズンのドルトムントはリーグ戦７位と不調で、今シーズンは７試合で５勝２分けの２位と絶好調です。この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-10.htm#1001-06:00-6 -
技術の成熟についてのメールです。
本日はVWの不正に絡んだ記事についてコメントさせて頂きます。
確かに内燃機関は枯れた技術という見方もできますが、一方でマツダ独自の革新的な技術にも見られるように、低公害化技術はまだまだやれることがあるのではないかとも思うのです。マツダの場合、ディーゼルではそれまでタブーとされていた低圧縮比の実現で低公害化に成功しました。それまでガーゼ＋消毒が当たり前だった業界のやり方に対する湿潤治療にも通じるところがあると思うのですが如何でしょう。
それと電気というのはクリーンに見えますが、原発事故の例を見るまでもなく必ずしも地球レベルでクリーンということはありませんし、ソーラーパネルにしても将来的にガリウムヒ素やシリコンなど廃棄物として処理する際に問題となる物質が使われています。電気自動車の場合はバッテリーの廃棄問題もこれから出てきます。
今の内燃機関がすべて電気自動車に置き換わったら、充電に使う電気はどうやって調達するのかも私には疑問ですし、テスラがマセラティのような高級車路線で売り込んでいるところを見ても、本気で普及させようと考えてはいないのではないでしょうか。この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-10.htm#1001-06:00-7