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2011/05/31

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2011/05/09

【08:00】
【もう所持金なくなる…被災者,義援金「早く」】
 私は医学部の学生の時にも宮城沖地震で被災しました。あの時も今回もそうですが,被災生活ではお金がどんどん出ていきます。生活の基盤が全てなくなったため,ちょっとしたことをしようと思っても全てお金がかかります。mricの投稿でも「「寄せ書きの応援メッセージも,コンサートもいらないから,ともかくお金がほしいです。全部流されてしまって,お金がないと何もできないんです。皆,言わないけれども,本当はお金がほしいんです」という被害者の本音が報告されていましたが,まさにその通りでしょう。
 義援金はかなり集まっていますが,個々の被災者にまだ届いていません。
【06:30】
 「糖尿病性足趾骨髄炎の治療例」を追加。中節骨が融解し基節骨の大半が腐骨になっていますが,それでも何事もなく治っています。普通なら指切断でしょうね。
 このような症例を幾つも経験すると,「骨髄炎ってほんとうに怖い感染なの? 実は大したことがない局所感染じゃないの?」という思いが頭をよぎります。
 「熱傷を湿潤治療している医師」に,新潟県柏崎市の内山整形外科/内山 徹先生にも加わっていただきました。ありがとうございます。
【すばらしいと絶賛されていた3つの楽器をいっぺんに演奏する美女】
 中国雑技団みたいな演奏ですがお見事!
 9日朝のNHK「まちかど情報室」で紹介されていたのはこれかな? 室内でトレーニングしながら充電できます。

2011/05/08

【07:40】
 例の「ユッケ食中毒」事件ですが, と言う事実から考えると,結構昔から食肉の表面に付着していた細菌だろうという気がします(肉の内部に入ると酸素がないから分裂できない)。それなのに,これまで韓国でも日本でもユッケで食中毒が起きていなかったというのは,肉表面のトリミングをしっかりする,という「業界内の常識的作業」が極めて有効であり,そもそも病原性大腸菌自体が牛腸管内で多くなかったからだったからでしょう。
 しかし,儲けを経営(=儲け)を第一に考えるとトリミングで捨てる分のお肉がもったいない。そこで試しにトリミングを止めてみたけど何も起きなかったのではないでしょうか(何しろ,病原性大腸菌は腸管常在菌では超マイナーな存在なので,滅多に付着しないはず)。そして,この焼肉チェーン店ではそれに味をしめてトリミングをやめちゃった(どうやら,このチェーン店のマニュアルには「トリミング」という作業自体が記載されていなかった模様)
 ところが,何らかの原因で牛の腸管内で病原性大腸菌が増えなければいけないような事態になり,普段より病原性大腸菌の付着量が増えてしまい,トリミングを止めたチェーン店を狙い撃ちしたように食中毒患者が大量発生・・・というシナリオじゃないでしょうか。
【07:15】
 7月9日(土)の守口市医師会での講演の詳細が決まりました。
【中部電 異例の要請に苦悩 浜岡原発停止】
 まだ傷が治ってなくて出血も続いている患者を放っておいて,まだ怪我もしていなければ病気にもなっていない人をとっ捕まえて「病気をしないように横になって安静にしましょう。怪我をしないようにギプスを巻きましょう」と言っているわけですよ・・・政府は・・・。そんなことよりまず,出血して困っている患者を助けるべきじゃないかと思いますが,主治医は目の前の出血している患者を見て見ぬふりです。
 そりゃあ,誰だって病気になるし,今日,怪我をするかもしれません。「あなたは病気になり,やがて死にます」というのを「予測」というなら,それこそ100%当たります。問題は,「なぜ今,この時期に,この人だけに安静を強制するのか?」です。その説明がないから誰も納得できません。
 ちなみに,東南海地方で大地震が来る,来る,かならず来る,と言われてはや40年。その間,他の地域では大地震が起きましたが東南海地方では大した地震は起きていません。「地震が起こる。必ず起こる・・・いつかはわからないけど」といえば地震予知の専門家になれるのだったら,誰だって専門家になれます。

 もちろん,「今年秋までに東南海地方で震度7の大地震+大津波が発生したが,浜岡原発をその前に停止させていたので大丈夫だった」という可能性もゼロではありませんが・・・。

2011/05/06

【11:15】
 先日取材のあったテレビ東京「チェンジメーカー 変革者たち」の放送日が決まりました。
【06:30】
 カンボジアでKEN CLINICを開業なさっている奥澤先生からのメールです。
 現地日本人が最もよく読むフリーペーパーマガジンの医療コラムで湿潤療法を紹介したのに加え,実際に外傷患者に治療を施して,そのあまりのきれいさに驚かれて,カンボジア在住の日本人の間では,湿潤療法はかなり有名になっております。(中略)
 (しかし)こちらにいる欧米人の医師でさえも「キズは乾かした方がよい」と言います。(中略)
 (治療を)啓蒙していくのは日本以上に大変ですが,必ずいつか普及させてみせます。
 このメールから判るのは,欧米人医師の外傷治療の知識の古さです。欧米の医師のほとんどはいまだに「傷は消毒して乾かす」のが最善の治療だとという「19世紀の傷の治療の論理」を正しいと信じ込んでいるようです。つまり,傷の治療に関して,欧米に留学する意味はないようです・・・古い医学を確認するためなら別ですけどね。
 大型犬サイズのモンスターが暴れ回るモンスター・パニック映画,《U.M.A.ライジング》を紹介。内容盛りだくさんのツマラナイ映画でございました。
 よく,「リンクしてもよろしいでしょうか?」というメールを頂きます。それに対する私の答えはいつも同じです。
 ホームページをインターネットで公開している以上,リンクされることも無断引用されることも当たり前だと思っています。公開しているのにリンクしてはいけない,と考えるほうがおかしいです。リンクされたくなければネットで公開しなければいいと思います。
 科学の真理に著作権は存在しません。そして,このホームページの内容は科学の真理だと自負しています。だから,無断引用しようとリンクしようと問題ありませんし,私に断る必要もありません。むしろ,私が知らないところで引用されまくっている,というのが理想です。

 「そもそも,皮膚移植術ってどういう手術なの?」という疑問に答えるシリーズを準備中です。なぜ皮膚を移植しなければいけないのか,皮膚を移植するというのはどういう事なのか,移植した皮膚はなぜ生着するのか,メリットとデメリットは何か・・・ということについて,多面的に考察していく予定です。第1回目は来週月曜日の予定です。
【最長1時間! 働く女子が「メイクにかける時間と重視ポイント」】
 そういえば,化粧上手の知人女性(40代後半)は,「お化粧って結局,自分の顔をキャンバスに絵を描いて,理想の顔を作ることなのよ」と話していたのを思い出します。「でも,肌が荒れてきません?」と聞くと,「だから余計にお化粧が必要になるの。考えてみたら悪循環なんだけど,もうこの悪循環から抜け出せないのよ」ということでした。「もしもタイムマシンがあって10代の自分に会えたら,お化粧についてどうアドバイスしますか?」とさらに尋ねたら,「もちろん,絶対に化粧なんてするな,あとで苦労するわよ,って言いますね」だそうです。
 この連休中に読破した本。『フェルメールの光とラ・トゥールの焔 ─「闇」の西洋絵画史』 (小学館101ビジュアル新書)『血みどろの西洋史―狂気の一〇〇〇年』 (KAWADE夢新書)です。どちらも面白かったです。
 前者は「ヨーロッパ絵画は全体に薄暗いものが多いが,それはなぜなのだろうか?」という疑問から始まり,どのようにして闇が描かれ,光を描く技法がどのように発展していったかが語られています。何より,図版が全てカラーで美しいです。
 後者は,魔女狩り,十字軍,異端派キリスト教宗派の弾圧の歴史を描いています。そして,魔女狩りには魔女狩りを正当とする論理が,異端派キリスト教を弾圧するのを正当とする論理があり,それぞれに「こうすることが正しい」とする時代背景,社会情勢があったことがわかります。人類は愚かだったから魔女狩りに奔走したわけでなく,必要にかられて魔女狩りをし,正しいこととして魔女狩りを受け入れていたのです。

2011/05/04

【08:35】
 アメリカの栄光のアポロ計画のドキュメンタリー映画,《ザ・ムーン》を紹介。1969年のアポロ11号の月着陸などを,実際の宇宙パイロットの証言と当時の映像で再現していきます。
 それにしても,今から40年以上前に人類が月に降り立っていたというのが,なんだか信じられません。1972年を最後に人類は月に行っていないのですから。
 雑誌「ニューズウィーク日本版」5月4/11日号の特集,「元気が出る映画 "100 Movies to Watch Now"が面白いです。取り上げられた100のうちこれまで見たのは2割から3割くらいでしょうか。まだまだ,見るべき作品が残っているようで嬉しくなります。
 あ〜あ,また歳をとっちまったぜ! それにしても,もう50代半ばだと言うのに,全然落ち着きがありません。というか,同年代の患者さんが私より大人に見えます。

2011/05/03

【07:00】
 落雷パニック映画なんですが,落雷を操るのはモンスターだとしてしまったために収集が付かなくなってしまったのが,この《ライトニング・ストライク》です。映像的に凝っている部分が多い分,内容のひどさが目立ってしまったようです。
 そういえば,明日5月4日は「みどりの日」です。私の誕生日を祝して内閣府が休日に指定してくれました・・・という嘘を毎年書いております。

2011/05/02

【11:40】
 10代の女性から4月中旬に次のような相談メールを頂きました。
今年1月に湯たんぽでふくらはぎに低温火傷しました。近くの外科医院を受診し,「これは深くない低温火傷ですぐに治るよ」と説明を受けましたが,3ヶ月間通院しているのに治りません。毎日通院しては消毒してユーパスタという軟膏で治療を受けています。どうしたらいいでしょうか?
 それに対し,湿潤治療について説明したところ,2週間ぶりに返事を頂きました。
あれから通院しているお医者さんに電話して聞いたら「ユーパスタは直接傷に塗る薬だから大丈夫だ!」と言われ,その答えを聞いて通院するのを止め,自分でワセリン+ラップで処置してみました。そうした,10日ほどで治っちゃいました。
3ヶ月間毎日,ユーパスタぬって通院してたのが馬鹿みたいです。自分が無知だったのがいけないのかもしれませんが医療費も時間も返してほしいくらいです。
 何はともあれ,治ってよかったですね。ちなみにこういう場合,「ユーパスタは治療薬だ」と信じ込んでいる医者自身とユーパスタが治癒の阻害因子だったことがわかります。「ユーパスタは傷に塗る薬だから大丈夫」という医者の答えを聞いて,この医者じゃ駄目だ,と判断した10代女性はこの「ユーパスタ医者」より正しい知識と的確な判断力を持っていたわけで,頼もしい限りです。
 それにしても,患者に「この医者,駄目だわ」ってダメ出しされる医者ってどうよ。
【08:00】
【富山の2日前,福井でも男児死亡…焼肉店ユッケ食中毒】
 先日紹介した『大腸菌ー進化のカギを握るミクロな生命体』によると,病原性大腸菌(O-157 H7株)は牛などの動物を宿主とする大腸菌で,宿主には全く無害な共生体です。人間に致死性の病原性を持つのは,O-157にとって人間が正しい宿主ではないからです(このあたりは,他の病原菌についても言えます)。また,O-157は動物宿主を助けるために毒素を持っていて,この大腸菌を持っている羊はそうでない羊より発がん性ウイルスに感染しにくいというデータが出ています。さらに,O-157のゲノム分析によると,この細菌が誕生したのは今から1000年前と「非常に若い細菌」で,畜産業の繁栄がこの細菌の生存を助けたんだとか。
 いずれにしても,家畜にとっては有益な共生細菌の一つなので,この細菌が消えることはないと思われますので,人間側が気をつけるしか対策はありません。
【長期微量被曝はどれくらい危険か】
 極めて正確,妥当な解説記事シリーズです。とにかく,放射能に関してあまりに非科学的・感情的な報道が多すぎます。それにしても「空気中の放射性粉塵に対し,3つ折りのトイレットペーパーを口に当てることで91%が除去できる」というのは初めて知りました。すごいぞ,トイレットペーパー!
【07:00】
 朝,テレビを見ていたら「東北大学(宮城県仙台市にあり,今回の震災の被災地である)は1ヶ月遅れの5月6日(金)に入学式」をいうニュースが流れた。このニュースを聞いて私は逆に「えっ,東北大学で入学式があるの?」とビックリした。なぜかというと,私は東北大学に1978年に入学し1984年に卒業したが,入学式も卒業式もなかったからである。当時は「大学なんだから入学式でもないんだろうな。他の大学もそうなんだろうな」程度に思っていたが,実は入学式がないのは東北大学だけだったんですね。
 ちなみに,ネットで調べてみると「東北大学では1969年頃から1990年頃までは入学式はなかった」そうです。
 そういえば,東北大学って校歌もなかったような気がする。これも普通だと思っていたが,実は普通じゃなかったりして・・・。
【06:30】
 先日,ちょっと紹介した本,『古語の謎―書き替えられる読みと意味 』について本格的にレビュー。この本は面白いです。
 次の次の次に読んでみようかな,と思って買ったのが『Art 2 フェルメールの光とラ・トゥールの焔 ─「闇」の西洋絵画史』(宮下規久朗,小学館101ビジュアル新書)です。最近,西洋美術の本を連続的に読んでいますが,理由は単に私が西洋美術についてよく知らず,知らない分野の本を読むのが好き,というだけのことです。
 昨日はアパートが揺れるほどの風が吹き,おまけに震度3程度の余震が何度もあったため,風で揺れているんだか余震なんだかどっちだよ・・・状態でした。
 手術で予想外の事態に直面した時,手術の術者は何をしなければいけないだろうか。例えば,予想もしていない臓器に浸潤していたとか,術前に分からなかった腹膜播種がありそうだ,とかいう場合だ。もちろん,選択肢はいくつかある。拡大手術をするのか,予定通りの手術でそれ以上の侵襲を避けるか,そこで手術を中断して撤退するかだ。しかし,どれを選んでも100点満点の回答はあり得ない。下手をすれば負け戦だ。
 そういう条件下でも術者は進むべき方向を決めなければいけない。術者である以上,手術を始めてしまった以上,どんな形であれ手術を終わらせなければいけないからだ(例:開腹したからには絶対に閉腹だけはしないといけない)。それが術者の仕事だ。
 組織のリーダーはこれと同じだと思う。リーダーの仕事は進むべき方向を決めることであり,その決定の全責任を追うことだ。自分が全責任を負うからこの方向に進もう,とリーダーが決断し,その上で部下に「今すべき仕事」を命じる。逆に,今後どうするかを決められない術者と,今しなくていいこと(例:フォーレカテを入れ替えろ/抗生剤を点滴しろ/レントゲンを撮れ)を思いついて命令・指示する術者では困るのである。
 なぜか,ここ1ヶ月半の状況を見ていて,こんなことを思ってしまった。別に他意はない。