【その他:上肢】
- 2歳6ヶ月M:手掌異物 創内に入っていた異物はハイドロコロイドで除去できる
- 2歳11ヶ月M★:肘からの採血後に潰瘍形成 受傷翌日に受診。323日後まで
- 4歳7ヶ月F:多指症 浮遊型多指症をスピール膏で治療
- 5歳3ヶ月F:手掌電撃傷 受傷直後に受診
- 5歳10ヶ月F★:クラゲ刺傷(上腕) 受傷18日後に受診。202日後まで。
- 11歳F:手背化学熱傷 理科の実験中に現役の過酸化水素水に接触。受傷5日後に受診
- 12歳F:過剰肉芽(肘) ステロイド軟膏+プラスモイストで治療
- 13歳M:冷却スプレー凍傷(前腕 小範囲) 受傷3日後に受診
- 14歳M:手指瘢痕拘縮形成術(Double Opposing Z)
- 20歳F:ヘナのボディ・ペインティング 痒みがあり受診。プラスモイストで痒みは治まった
- 21歳F★★:リストカット痕剥皮術後(前腕) 美容クリニックではメロリンガーゼ®、モイスキンパッド®で治療。4ヶ月後に当院受診。902日後、瘢痕は白くなり目立たない。
- 25歳F:リストカット痕のレーザー剥皮術後(前腕) 美容クリニックでは軟膏とガーゼで治療。3日後に受診
- 27歳F★:手指凍傷 美容皮膚科の看護師。脱毛用冷却ガスで受傷。312日後まで
- 28歳F★:リストカット痕切除術後(前腕) 美容クリニックでは「乾かさない治療」と説明して軟膏とガーゼで治療。10ヶ月後に受信。450日後まで
- 28歳F:レーザーによるイボ除去(前腕) 照射部位に瘡蓋ができて1週間立っても治らなかったが、医師は通院しなくていいと説明。受傷9日後に受診
- 29歳F:刺青除去後(肩~上腕) 大阪の郡田大宇先生の治療例。1年半かけて上皮化
- 29歳M:日光皮膚炎(前腕) 痛みで眠れず、受傷4日後に受診。フィルム材被覆で痛みは消退。
- 30歳F:手指熱傷後瘢痕拘縮 北欧在住。現地の病院では「瘢痕拘縮の治療はできない」と説明された。帰国して当院へ。Z形成などを行い、日常生活の不便はなくなった。
- 31歳F:ミラドライによる腋臭症治療後の3度熱傷 美容クリニックでは「よくあること」と軟膏を処方するだけで治療拒否
- 32歳M:粉瘤(肩) 手術法
- 32歳F:HIFUによる3度熱傷(上腕) 受傷36日後に受診
- 33歳F:獣皮様母斑(前腕) 切除して皮弁形成で閉創
- 35歳M:粉瘤(上腕) 手術法
- 38歳M:フッ化水素による化学熱傷(母指) 局麻下に抜爪
- 38歳F:フォトフェイシャルによるシミ取り後の皮膚炎(上腕~前腕) 受傷8日後に受診。
- 38歳M★:登山中に両手指凍傷 大学病院形成外科では切断が必要と説明。受傷22日後に受診。壊死部分は自然脱落させた
- 39歳M:クリーニングの溶剤による化学熱傷(前腕)
- 39歳M:爪周囲炎(示指) 皮内膿瘍の診断と治療
- 39歳F:ペイント式Tatooによる皮膚炎(前腕) 受傷15日後に受診
- 39歳M:ヘナのボディ・ペインティングによる皮膚炎(肩~上腕) 受傷9日後に受診
- 39歳F★:Cryolipolysis後の上腕熱傷 受傷2日後に受診。痕を残さずに完治
- 41歳F:動静脈瘻の潰瘍(母指球~母指)
- 41歳F:刺青除去後(指背側) レーザー治療のクリニックでは軟膏のみ処方。これでは治らないと考え、翌日に当院受診。
- 42歳M:手掌への植皮 41年後 知覚鈍麻あり。運動障害はない。
- 42歳F:フォトフェイシャルエステ(両側上肢) 軟膏が処方されたが痛みが強く、受傷から5日後に受診。
- 43歳M:手背の痒みと乾燥 ハイドロコロイド貼付
- 43歳M:手掌膿瘍 手掌膿瘍から糖尿病が発覚
- 43歳M:保冷剤による凍傷(前腕) 水疱形成。受傷3日後に受診
- 43歳M★:指尖部植皮後に指が使えなくなった 移植皮膚を除去後に湿潤治療で正常な指尖部再生。知覚も正常。
- 45歳F:肥厚性瘢痕(上腕) レーザー治療を5回受けたが全く効果なし。ケナコルト局注で症状は著明改善。
- 46歳F★:母指爪床瘢痕化 抜爪して瘢痕を切除。その後、湿潤治療をすることで爪甲再生。
- 46歳F:抗癌剤による皮膚炎(手背) ドセタキセル点滴直後に手背皮膚炎。病院では治療せず。発症から4ヶ月後に受診。ハイドロコロイド貼付で痛みは消失。
- 46歳F:漢方薬による薬疹(手背) 漢方薬内服を止めたら治癒。
- 46歳M:指尖部裂傷後瘢痕拘縮 有痛性瘢痕で受診。Z形成で症状は消失。指が使えるようになった。
- 47歳M★★:刺青レーザー治療後潰瘍(上腕) 受傷2週間後に受診。ドレニゾンテープ。497日後まで
- 48歳M:フッ化アンモニウムによる手の化学熱傷 受傷数日後に受診 救急室で直ちに抜爪し、グルコン酸カルシウム塗布。プラスモイストで治療
- 49歳M:爪囲炎 皮内膿瘍と皮下膿瘍の違い
- 49歳M:右手指凍傷 富士山登山で受傷。当院で凍傷治療を受けたことがあり、受傷7日後に受診。
- 49歳F:日光皮膚炎(前腕) 痛みで眠れずに受診。フィルム材被覆で痛みは消失。
- 50歳F:腋臭症治療後の皮膚潰瘍 ベイザー超音波治療。受傷14日後に受診。
- 51歳M★:環指凍傷 登山中に受傷。大学病院で切断されたが傷が治らず、登山仲間からの情報で受傷2ヶ月後に受診。186日後まで
- 52歳M:保冷剤による凍傷(肘頭部) スポーツ後に保冷剤で冷却。痛みがあり受傷翌日に受診
- 53歳F:瘢痕拘縮形成術(腋窩) 腋窩の熱傷後瘢痕拘縮。某大学病院形成外科で瘢痕拘縮形成術を受けたが運動障害は改善されず。Z形成術で肩関節ROMは正常に。
- 55歳F:電撃傷 変電所の点検作業中の事故。受傷直後に受診
- 55歳M:肘部滑液包炎 ペンローズドレーンの固定法
- 59歳F:強皮症による多数指壊死 多数指壊死の状態で受診。指の長さがないと生活できないとのことで指短縮を伴う治療を拒否。ズイコウパッドでゆっくりと自然融解させた。
- 60歳F:日光皮膚炎(上腕、頚部) 前医はステロイド軟膏と石鹸洗浄で治療したが、痛みが増強して眠れなくなり、受傷から8日後に受診。フィルム材貼布で痛みは消失。
- 60歳M:指尖部への皮膚移植後に指が使えなくなった(示指) 50年前に皮膚移植。移植皮膚の痛みが続き、冬になるとひび割れて出血するため示指を使わずに生活。移植皮膚を除去して指尖部を再生させる手術をしたら50年ぶりに指が使えるようになった。
- 61歳F:指肉芽腫 大学病院形成外科では悪性腫瘍を疑い生検。「悪性でも壊疽でもない」と説明されゲンタシン軟膏が処方された。いつまでも治らないため半年後に当院受診。1週間で完治。
- 61歳M:上腕脂肪腫 脂肪腫の簡単な手術法
- 61歳M:アジルバによる薬疹と皮膚びらん(手指多発水疱) 内服開始から2日後に水疱形成。発症8日後に受診
- 62歳F:上腕脂肪腫 手術方法
- 64歳F:ステント留置後の指壊死 糖尿病性腎不全でシャントが狭窄し、ステントを入れたら示指~小指がすべて壊死。前医は手首で切断と説明。
- 64歳F:腋窩Z形成 衣服引火。皮膚科に通院し石鹸洗浄で治療。その後、自費診療のクリニックに7ヶ月通院。高額を請求された。傷が治っていないため受診。
- 65歳F:母指膿瘍切開後 「整形外科医院⇒病院整形外科⇒皮膚科⇒当科」。末節骨背側から爪床が遊離しポケット形成。変形を残さずに治癒。
- 65歳M:手背蜂窩織炎後の全層皮膚壊死 受傷数日後に受診 前医での抗生剤投与で炎症は治まったが、高度主張が続いていたため発症から18日後に受診
- 72歳M★:エベレスト登山中の凍傷による手指多発壊死 超有名な富士山登山家。指を切断しない治療を求めて、受傷30日後に受診
- 72歳M:手指湿疹 ハイドロコロイド貼付で数日で完治
- 72歳F★:術後爪変形 大学病院整形外科でヘバーデン結節の手術。術後、爪甲が2分。発症から9ヶ月後に受信し手術。362日後まで
- 72歳F:上腕脂肪腫 長径7cm。10分弱で手術終了
- 73歳M:手掌異物 突然の母指球腫脹。外傷の記憶なし。切開排膿後、17日後に再発。木片が入っていた。
- 74歳M:熱傷瘢痕癌(手背) 70年前に熱傷受傷。50年前に大体から皮膚移植。3ヶ月前から腫瘤形成。生検で瘢痕ガンと判明。
- 76歳M:母指腹部有茎皮弁術後 大学病院で手術を受けたが、知覚がなく力も入らないため使い物にならない。
- 84歳M★:小指壊死 原因不明。自然脱落させた。
- 84歳F:湿布による皮膚炎(肩) 発症4日後に受診
- 95歳F:手背ガングリオン 1cm切開して2本のナイロン糸ドレーンを挿入。20日後まで観察し再発なし
- 97歳F:表皮剥離(前腕) テーピングで治療