「湿潤療法/ラップ療法について批判的な論文」についてのメールです。
湿潤療法2010 日皮会誌 2191ページの記事に関してですが、9月12日掲載コメントの方と同様、私も、何度どう読んでも批判文献とは思えません。それどころか、とても公平・冷静に分析し、大変分かりやすく書かれた文献であり、今後も湿潤療法を続けていくうえで、とても参考になる優れた文献だと思えました。
問題の、中段、
壊死組織のデブリードマンは不要と訴え、さらに外用剤の使用を完全に否定する極端な一派があり、日本褥瘡学会などでは議論を呼んだ
これに関しては、「デブリが要らないって言ってた極端な人達がいたよ。」と、論文の中でその事実を述べていただけだと解釈しました。
また、さらに読み進んで、次のページの右側中段、
条件がよければ壊死組織の外科的デブリードマンは施行せずとも、感染を起こさずに炎症期から増殖期へと向かっていくことも多い
とあり、これに関していうのなら、これも事実だと思います。
私の職場は医師は週一回の回診だけです。ですからデブリをお願いするのはよほどひどい状態の時だけです。
褥瘡は、残念ながらしょっちゅう出来ています。ですが、少しくらいであれば壊死組織があってもデブリせずにラップ療法などでほとんど綺麗に治っています。
この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-09.htm#0914-06:00-4
「湿潤療法/ラップ療法について批判的な論文」についてのメールです。
あれからさらに読み返し、書かれている全てが優れていて100%納得出来るかと言えばそうでもないなあとも思えました。
人それぞれ色んな考え方や意見があり、また受け取り方もそれぞれです。ですから100%納得出来なかったり受け取り方が色々であったりするのは自然な事だと思います。
何事も、肯定意見ばかりでは進歩がないように思います。
反対意見もあるからこそ、それに対しての意見を考え、納得させる答えを用意し、色んな事が見えてくるのだと思います。
夏井先生のこのサイトでは、時々 色んな方が色んなテーマで議論を交わしてますね!
ただ見ている私達読者も、色んな角度からそれらをとらえたり深く考えたり。
ケンカごしに誰かを責めるようなコメントは別として、冷静に意見を交わす事も出来る夏井先生のサイト、私は大好きです(*^-^*)
だから毎日読ませていただいてます(^^)
この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-09.htm#0914-06:00-5
「湿潤療法/ラップ療法について批判的な論文」についてのメールです。
「ラップ療法・湿潤療法批判」の文献3本を読んだのですが、私には批判文献とは感じられませんでした。
三本とも要約すると「ラップ療法、湿潤療法は正しい治療法だけどデブリが必要なときはしっかりしないとダメ。そこだけは勘違いせずにラップ療法、湿潤療法をしましょう。」と感じられました。読む人によって感じ方が違うのか、私はラップ療法、湿潤療法を擁護している文献に感じました。
実際去年褥瘡学会に初めて参加したのですが、そこで湿潤療法・ラップ療法を否定するような発言は私は全く聞きませんでした。(もちろんすべてのセッションに出ているわけではありませんが・・・)
いくつかラップ療法より自分たちの方法のほうが良いというのはありましたが、それもラップ療法の効果を認めているからこその発言に思われました。褥瘡学会や褥瘡を勉強している人で、湿潤療法を表だって批判する人はほとんどいないなと感じたのが、私の正直な感想です。
ただ、今回の3本の文献の一本目にも書かれていましたが過去ラップ療法が始まったころには、ごく一部にデブリも必要ないと主張するラップ療法推進派の人がいたこと(本当に少しだけです)、また現在もラップ療法は感染創などのデブリが必要な創でもデブリはいらないと勘違いしている人は事実で、それが原因でラップ療法・湿潤療法が失敗し否定されるのは非常に残念。
この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-09.htm#0912-06:00-4
「湿潤療法/ラップ療法について批判的な論文」についてのメールです。
「湿潤療法に批判的な論文」ですが、湿潤療法2010 日皮会誌 2191ページ 本法におけるラップ療法の登場 の欄中段に「壊死組織のデブリードマンは不要と訴え、」とあります。なんでこの先生は、こんな嘘を書かれるのでしょうか?
夏井先生のHPには、「局所麻酔下でデブリードマン」する必要性に関して、多く書かれているではないですか。
そして、それに関する大量の症例写真を、無料でいつでもだれでも見る事が出来ます。この先生は、全くお勉強されておられないのでしょうか。
この論文の症例の全ては、デブリしていない事による感染であり、湿潤療法が悪いという症例では無いと思います。
この先生には、正しい湿潤療法をご経験されてから、偏りのない目で「湿潤療法」の是非をご判断して頂きたいと思いました。
読んでいて腹が立ってきたので、ぐちってしまいました。
この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-09.htm#0911-06:00-5
こんなメールも。
この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new_2015-09.htm#0910-06:00-7