イボに対するダクトテープですが、言い出しっぺの私から、当院のやりかたを参考までに。
① いぼに対してどのくらいの大きさで張るのか
液体窒素を当ててイボが白くなる範囲より一回りか二回り程度広く貼ります。液体窒素を併用しない人は、見た目でイボより二回り程度広く貼ります。
② どのくらいの頻度で張り替えるのか
剥がれたら貼り直しますが、剥がれなければ、次の来院時まで貼りっぱなしです。発汗が多い人は剥がれやすいので諦めます。
③ 患者さんに自宅で治療してもらう場合は、パワーテープ1巻を患者さんに買ってもらうのか、それとも、必要な分だけを切って渡すのか
商品の紹介をして、補修などにも使えるので購入を勧めますが、当院で渡した分でまかなえることが多く、購入する人はあまりいません。
④ 必要な分だけを渡す場合、テープ同士がくっつかないように何か工夫をしているのか
当初はプラスモイストが入っていた銀の袋の裏面に貼っていましたが、イボの患者さんが多くなったので、貼付の写真のように最近はクリアファイルを切って使用しています。一枚のクリアファイルで6つできます。
⑤ 通院はどのくらいの頻度でしてもらうのか
1-2週間ごとが多いですが、3-4週間のこともあります。液体窒素と併用せずに、ダクトテープだけで治る人もたまにいます。
液体窒素と併用の人は、液体窒素をあてて一日経過後、水疱にならなければ貼ってもらっています。かぶれた人も中止にします。