外傷を調理用ラップで治療した例


 「傷は乾かすと治らない」という原理から,「傷が乾かないようにすると傷は治る」ということになり,そこから「調理用ラップで傷を覆って乾かないようにすると,傷が早く治るはず」という治療法に行き着くことは既に述べたとおりです。

 このサイトのファンの折戸さんという方から,「手の甲の傷をラップで治しました」という証拠写真が送られてきたので,彼の許可を得て公開することにしました。折戸さん,ありがとうございます。


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  1. 受傷直後の状態。何かに引っ掛けた傷かな? 大きさは5ミリ程度でしょう。
  2. 傷の上に調理用ラップ(サラ○ラップとかク○ラップとか・・・)を載せ
  3. 四隅を絆創膏で固定
  4. 3日後の状態。「ちょっと傷があるかな」という程度ですね。もちろん,痛みは全くなし。
  5. 5日後。これで完治。指摘されなければどこに傷があるかもわかりません。


 こういうのを見ていると,湿潤療法(うるおい療法,閉鎖療法)に無知な医者に治療されるより,湿潤療法(うるおい療法,閉鎖療法)を理解した素人が調理用ラップで治療した方が,はるかにきれいに,はるかに早く外傷治療ができていることがわかります。
 湿潤療法(うるおい療法,閉鎖療法)を理解している医者はまだまだ極めて少数ですが,医者の間にこういう知識が普及するまでまだ時間がかかりますので,それまではこうやって自分で治療しましょうね。

(2002/09/17)

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