損傷皮膚に対するハンドクリームの作用


 前回の実験(ガムテープを張っては剥がす,を繰り返す)で皮膚損傷を作ったが,その後は特に処置せずに就寝した。翌朝,まだヒリヒリしていたため,ここで実験を行った。

【Material and Method】
 前腕屈側の皮膚損傷部位を二つに分け,それぞれデュオアクティブET貼付,ハンドクリーム(ウレノア 尿素10%配合,コーセーコスメポート株式会社)を塗布し,45分後,20時間後に実体顕微鏡Dino-Lite Plusで観察した。倍率は60倍とした。

【結果】

損傷実験前の正常皮膚

貼付,塗布前の損傷皮膚 デュオアクティブ 45分後 ハンドクリーム 45分後

貼付,塗布前の損傷皮膚 デュオアクティブ 20時間後 ハンドクリーム 20時間後


【結論】
 尿素含有ハンドクリームには,損傷のある皮膚(=ヒビ,アカギレ,肌荒れ)の治療効果は認められなかったが,デュオアクティブETには治療効果が認められた。


 なお,余談であるが,撮影部位を決めるために皮膚に油性マジックでマークしたが,ハンドクリームで簡単に落とせることに気がついた。石鹸でいくら洗っても落ちない油性マジックなのに,ハンドクリームでは数十秒で落とせる。皮膚の皮脂もさぞかしよく落としているのだろう。

(2008/02/15)

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