胃瘻部びらんの治療:プラスモイスト使用


 患者は80代の男性。寝たきりの患者さん。胃瘻造設を行ったが,胃瘻部に接触性皮膚炎を起こし,びらんを形成したため,当科紹介となった。

初診時(4月3日) プラスモイスト貼付 4月5日 4月17日


 プラスモイストには,以前紹介した高橋先生の工夫と同じように,真ん中に穴を開けて切れ込みを入れていて,これを挟み込んでいる。適度な給湿力があるため,このような胃瘻部のドレッシングとしては非常に有用と思われた。

 同様に,気管切開をした直後のドレッシングなどにも応用できそうである。

(2007/04/18)

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