ちょっと嬉しいメールを頂きました。
先月(11/24)お電話で11ヶ月の息子の手のヤケドで相談し,川崎協同病院の和田先生をご紹介いただいたものです。
大学病院では,皮膚の移植の可能性や後遺症の話など,後ろ向きな内容のみの説明で,治療方法も様子見てからとの事で,親としては不安しかありませんでした。
しかし,協同病院の和田先生に「治ります」「後遺症も大丈夫でしょう」というお言葉を頂き本当に嬉しく思えた事と,実際に治療していく中で本当にみるみる良くなっていく事に感動しました。こんなにも早く良くなっていくとは思ってもいなかったので,本当にほっとしています。
本当に,この治療法と出会うことができて良かったです。
川崎協同病院外科の和田浄史先生,グッジョブ!!
現在の医学の常識では,「治る」という言葉は医者が絶対に口にしてはいけない禁句です。治らなかったら訴えられる・・・と医療者側が思い込んでいるからです。訴えられないために医者は患者に,「治らない。合併症が起こる。死ぬこともある」と最悪の場合の病状から説明します。その結果,患者と家族は絶望の淵に叩き込まれます。治療初日から「治らない。合併症が起こる」と説明されるわけですから当然です。
それがどれほど残酷な言葉なのか,医者は無頓着です。自分が訴えられなければ,患者が絶望しようと知ったことではないのです。だから平然と「あなたのヤケドが治るかどうかは不明です。治っても合併症が起きます。手術が必要です」と,患者にあっけらかんと死刑宣告します。
私はヤケドでもケガの患者でも,初診時に「4〜5日で治るよ」とか「3週間前後で治るよ」と説明します。希望を持ってもらうためです。そして,安心してもらってから「もしかしたら途中で熱が上がったりすることがあるけど,その時は抗生物質を飲めば治るからね。もしも途中で,もうちょっと治療にかかりそうな時は,そのとき説明するからね」と説明します。