小平市で湿潤治療をしている西野整形外科の河合先生からのメール。
 最近のびっくりする症例をご紹介させて頂きます。
先日他医から逃げてきた、前腕から手指の広範囲の2度の熱傷の患者さん。ワセリンを処方され自己でのガーゼ貼付の指導。疑問に思い、ネットで検索し当院受診し、ラップとプラスモイストの併用で、約2ヶ月弱で上皮化しました。もちろん拘縮はありません。患者さんから喜ばれております。
 
顔面の皮膚欠損創で救急病院受診した子どもの患者さんです。砂がついていたので局麻後ブラッシングで砂を落としてもらったそうです。ここまでは非常によかったのですが、その後軟膏を付けて乾燥させるように(?)言われたそうです。翌日同病院形成外科を受診し、ガーゼを貼られて終わり。その後当院受診し、デュオアクティブを貼って数日で終了となり、お母さんはきれいに治っていることにびっくりしていました。
 
湯たんぽで低温熱傷した女子高校生患者さん。A皮膚科を受診し、軟膏ガーゼで1週経過、変化がないので湿潤療法(?)を施行。しかし自宅での包交についての指導がなく、入浴してガーゼを当てていた。その後10日ほどたって、入浴して濡らしたことをとがめられ、上皮化しないので形成外科を紹介され、手術予定となった。術式は皮弁か植皮と言われた。熱傷後2ヶ月以上たってからセカンドオピニオンをもとめ当院受診。親御さんに湿潤療法について説明をしましたが、当日は懐疑的でありました。私が「自分の娘なら湿潤療法で治療します」と話したところ、術者である形成外科医は「自分の娘なら手術します」と言ったそうです。これにはびっくりしましたが、プラスモイストによる湿潤療法を開始し、約1ヶ月で上皮化完成しました。色素沈着は残存しております。きちんとした湿潤療法に至るまでの期間が長いほど色素沈着が濃いように思います。
 
 河合先生,グッジョブ!!

 それにしても,最後に登場(?)した形成外科の先生の娘さん,早めに親子の縁を切ったほうがいいですね。でないと,父親=手術バカ医者にしなくてもいい手術をされちゃいますよ。
 いずれにしても,
  • 患者はヤケドで手術されたくない。手術でない治療がいい。
  • 形成外科医は何が何でも手術したい。何でも手術で治したい。手術をしなくて治る例も手術で治したい!
 
という構図が見えてきますね。つまり,需要と供給の不一致です。

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 患者の立場から熱傷の湿潤治療の普及に尽力いただている【火傷の治療日記】の管理人からこんなメールをいただきました。いつもありがとうございます。
 昨日の更新履歴に、大阪のこおりたひろ整形形成外科クリニックの郡田先生の記事が掲載されていましたが、先日、その郡田先生の治療を受けた方のブログが有りますので紹介したいと思います。

 「Yuri fi-il masra7」と言うベリーダンスをされている女性のブログですが、最初はお決まりの消毒+ガーゼ治療を受け、以前テレビで見た湿潤療法を思い出し、リストの病院に転院したものの、大阪にはとても多いサギ湿潤療法医師による消毒+ガーゼを治療を受け、3度目の転院で郡田医師による正しい湿潤療法を受けて無事上皮化されました。
 
 最後のページの私のコメントへの返事です。
「これからも火傷で苦しんでいる方のために、2106Racingさんの活動に私の経験が役に立つ事を願います。」
 
と有りますが、最初にガーゼの痛い治療を受けた後で湿潤療法で簡単に治して頂致経験者は皆、不思議と同じ気持ちになります。
 郡田先生,グッジョブ!!

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 滋賀県で熱傷治療をしているおかだ小児科医院の岡田先生から熱傷症例の投稿をいただきました。
 先日エアコンの風があたっても痛いという成人の熱傷経過です。このかたとm3で公開されている仲沢先生が移植した60歳女性とドッチが重症でしょう。医原性III度熱傷であるとは絶対に認めないでしょうね。
 当院の事務員が仲沢先生の例を見て「なにこのホラー」って正直な感想を述べました。

 この患者さんにブログの公開の許可を求めたところ以下の様な返事でした。
岡田先生、ブログ拝見しました。もちろん、公開して頂いても大丈夫ですよ!!!
逆に嬉しいです。

今回、私はとても貴重な体験をしました。我が子にとっても今後生きていく上で、良い勉強になったのではないかと思います。
湿潤療法がこの世の中に、早く、深く、浸透していく事を願っています。
 
 いつも書くことですが,「怪我をしてよかった。ヤケドをしてよかった」と言ってくれるのは世界広しと言えども,湿潤治療の体験者とこのサイトの読者くらいでしょうね。

 それにしても,仲沢先生の治療例は,素人には「ホラーみたいな治療」と映るようですよ。仲沢先生は今後,外来や病棟に,この「ホラー写真」を掲示して,患者さんに「このホラー写真みたいになりますが手術しましょう」と説明すべきじゃないかと思います。それがインフォームド・コンセントの常識です。

 この「ホラー写真」ですが,素人の曇りなき目で見れば「ホラー写真」,形成外科医の曇った目で見ると「きれいに治った見事な治療例」となります。仲沢先生にお子さんやお孫さんがいらっしゃるかどうかは不明ですが,お子さんやお孫さんがヤケドした時に,このホラー写真みたいな治療をするんでしょうね。仲沢先生のお子さんやお孫さんが不憫でなりません。

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 いつもの[火傷の治療日記]の管理人,鶴田さんからのメールです。
 先日私のブログに、6月20日にやかんの熱湯で大腿部に広範囲な熱傷を負った方からのコメントが有りました。

 この方は最初の4日間は従来のガーゼ治療を受けていましたが、余りの痛さに疑問をもち、ネットで調べて湿潤療法を知り、夏井先生のサイトや私のブログを見て確信して、さいたま市の東大宮整形外科内科を受診され、何とそれから6日後に上皮化されました。

 私の湿潤療法を勧めるブログを読んだ事で、迷わず湿潤療法を受ける事になったことから、この方も今後、他の同じ様な火傷をされた方に正しい火傷治療を広めるべく、火傷日記というブログを立てられた事の報告とお礼のコメントを頂いた訳です。とても素晴らしい治療経過でしたので是非紹介して頂きたいです。

 これがそのブログです。⇒[火傷日記]
 治療経過が詳細に書かれた素晴らしいブログです。
 富井先生も看護師さんも,治療に手馴れていて,しかも説明が丁寧だったことがよくわかります。東大宮整形外科内科の富井重明先生,グッジョブ!!

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  •  子供さんのヤケドに関してメールをいただきました。手背のV度熱傷ですが,植皮なしに機能障害も起こさずに治っています。「ぜひ,治療経過を公開して下さい」とのことですので,ちょっと長文ですが引用させて頂きます。
     先月5月21日にメールをしました、北海道の〇〇ともうします。
     5月14日に、1歳4か月の子供の左手の甲にアイロンで3度の火傷を負わせてしまい、当初は熱傷7日目までは▼▼市立病院形成外科で、フィブラストとバラマイシン、エスアイエイドの治療を続けていました。そこで、夏井先生に相談し、熱傷8日目から、旭川の大西病院、高橋美有生先生のもとに受診させていただきました。

     当初の形成外科の先生からは、皮膚移植が必要だと思う。皮膚を作るのは皮膚でしかない。このままでは指が伸びてこなかったり手が固まったりすると言われ、診察室で頭が真っ白になってしまいました。見せるや否や、「うわぁこれはひどいな・・・」と言われ、急に席を立たれたかと思うと2人の研修医の方を連れてきて見学されていました。
     私も、出産前まで看護師として務めていたので、研修医と一緒に働いていたのである程度理解できますが、子供の火傷はここまでも重症なんだと、失望感でいっぱいでした。

     mixiという、コミュニティサイトと通して、夏井先生のもとに県外から3時間半かけて通い、湿潤療法でお子さんの熱傷治療をされ、無事移植手術をせずに治癒したという方や 、夏井先生に良い先生を紹介していただいた方などたくさんの方から情報をいただき、私も夏井先生にメールをして、先生からの迅速なご返信のおかげで、旭川大西病院の高橋先生のもとに受診することができました。
     高橋先生は、お子様もいるようでひとつひとつの説明も母親としての立場にも立っていてくれるように私にゆっくりと説明してくださり、「ゆっくり考えてみて、そんなに急いで決めなきゃいけないことじゃないからね」等、最初の先生とは全然違うものでした。自宅での処置方法でわからないことがあり、病院に問い合わせ、看護師の方を通して確認したときも、折り返し先生から直接電話があり対応していただけたことにはとても驚きました。話しやすい雰囲気を作ってくださり 、機械的な説明はまったくなくとても素晴らしい先生でした。

     プラスモイストにワセリンを塗布し包帯保護をし、患部周囲全体ににぷつぷつと発疹があらわれ、それに対してはキンダーベートを処方していただき、今日で3週間になりました。(熱傷後1か月、湿潤療法開始後22日目)
     本日受診でしたが、高橋先生もびっくりされるほど経過は良好です。ほんの1〜2ミリ範囲上皮化していない部分以外は、上皮化しました。まずは皮膚移植をさけて、湿潤療法で上皮化できた本当に良かったと心から思っています。
    5月17日 5月22日

    5月26日 5月31日

    6月5日 6月12日
     さらに追加メールです。
     余談にはなりますが、急性期の病院に勤めていたころ、一つの病院は、入院患者さんの褥瘡も、夏井先生の提唱する治療とはもしかしたら違うのかもしれませんが、水道水で洗浄し、湿潤環境を作って治療するとういう方針でした(とくに難しい薬や軟膏もほとんど使用せず)が、ターミナルの栄養状態の悪い患者さんでも、すごく良くなったり、持ち込み褥瘡も、ここに入院するとみるみる良くなっていって いました。新人から務めたので、褥瘡は体交をこまめにすると治るんだと思っていました。
     しかし、次に務めた病院では、褥瘡委員会ももちろんあり、最新のドレッシング材や難しい薬?やら、とにかくいろいろなものを使っていましたが、誰ひとり大した改善もみられませんでした。デブリも良くおこなっていました。当時は、なんで前の病院の患者さんは、他院から持ち込みの長年の褥瘡ですらよくなったのに、ここの病院の患者さんはよくならないんだろう?程度にしか思っていず、体交など看護介入に差があるのかな・・・などと思っていました。

     でも、今回この治療を出会って、湿潤療法の素晴らしさを知りました。褥瘡にもこの浸出液はすごい力を発揮していると うことなんですね。
     「褥瘡委員会がない病院はどんどん褥瘡が良くなり,褥瘡委員会が一生懸命治療しているところはちっとも良くならない」というのがいいですね。つまり,後者の病院では「褥瘡委員会が褥瘡治療の阻害因子である」という診断ができます。
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     <火傷の治療日記>の管理者の方からのメールです。以前から,湿潤治療の熱心な伝道師として活動なさっています。
     まずは「人生楽しまなくっちゃね!」のブログテーマ「低温火傷」です。
     このブログの女性は、1年前に湯たんぽで低温火傷を負って従来のガーゼとクリーム軟膏を1ヶ月間受けた後、横浜の某大学病院を受診された時にすぐに植皮するしかないと言われた事を記事にされました。しかし、それを読んだ私のコメントで湿潤療法を知り、リストにある横浜市の河合医院に転院され、河合康夫医師の治療で4カ月後に上皮化されましたが、治癒までの経過を写真付きで克明に記録されています。

     次は、「笑う門には福来たる♪」のブログテーマ「低温火傷」です。
     この元看護師さんの女性は1月中旬に温風ヒーターで低温火傷を負いましたが、以前湿潤療法を習って知っていたので、先生のサイトを参考に自分でキズパワーパッドで処置を続けました。しかし、低温火傷ではお決まりの、2週間後に痛みが発生したのでとても心配になり、近所の皮膚科を受診した所、これもお決まりの消毒とガーゼの治療を受けて帰ってきてブログに記事にして見えました
     しかし、その記事を読んだ私のコメントで、その治療が間違っている事を確信し、最近リストに追加された文京区の山村クリニックを見つけて転院され、山村進医師の治療で4月7日に無事上皮化されました。
     河合先生,山村先生,グッジョブ!

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     ちょっと嬉しいメールをいただきました。
     先月末,1歳の我が子が顔面に火傷を負いましたが,湿潤療法でとてもきれいに治すことができました。
     火傷を負った当初は,救急で診てもらった大学病院にて治療を受けていましたが,治療方法や事務的対応に不安を感じ,ネットで検索したところ,夏井先生のHP「新しい創傷治療」に行きつきました。
     そこで,湿潤療法を行っている病院一覧から柿田医院を受診し,治療していただいたところ,今現在は,赤みが残っている程度で,驚くほどきれいに治すことができました!
     子供の火傷の治療経過は,
    柿田医院のサイトにも載せていただきました。
     柿田先生は関東地方で一番早く湿潤治療を取り入れてくれた先生で,私が最も信頼している医師です。柿田先生,グッジョブ!!

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     熊本市の桜十字病院の吉村芳弘先生からのちょっと嬉しいメール。
    今日は年始に子供さんの火傷で当院に知人からの紹介で来られた方のブログ「HARUー陽」の紹介です。

     11ヶ月のお子さんが12月31日にポットの蒸気で左手IV〜V指を やけどし、近くの大病院の皮膚科を受診。その後は開業の皮膚科を受診されています。消毒と軟膏で受診のたびの処置が痛々しかったのと、「2週間後の傷を見ないと、キレイになるかどうかわからない」という担当医の言葉に不信感をたれ、知人の紹介で1月6日に当院を受診。
     べっとりとついた軟膏を洗い流すと、綺麗なII度熱傷(SDB)でした。湿潤療法で綺麗になるであろうことを写真を見せながら説明し、プラスモモイストでの処置に変更しました。具体的な説明と、実際に子供が「全然痛がらない」ので、初診時からとても安心されました。1月20日の受診時には綺麗に上皮化が完成し、紫外線対策を指導して終診としました。「綺麗になったらまた診せにきますね」と笑顔でお母さんが帰っていかれたのが印象的でした。
     その方のブログのリンクを記します。1月6日から20日にその記事があります。
     また、嬉しいことに、本日このお母さんの紹介で別の11ヶ月の男の子が右手前腕のII度熱傷で受診されました。他の皮膚科での処置は前述通り。同じような説明と処置でとても安心されました。
     「治るか治らないかわからない。どの程度の跡が残るかもわからない」と言われるより,「あと2週間で治るよ。多分,半年もすればどこをヤケドしたかもわからなくなるよ」と言われたほうが安心するに決まっているし,治療に頑張ろうという気にもなります。「いつ頃治るかもわかりませんし,痕がどうなるかもわかりませんが,頑張って通院して下さい」と言われたって,頑張りようがありませんよね。
     吉村先生,グッジョブ!

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     先ほど,静岡県から2歳の熱傷患者さんが受診されました。カナダ在住の方で,帰国している時に熱傷を受傷され,当初は近くの皮膚科・形成外科で治療を受けていたものの,ネットで湿潤治療のことを知り,静岡徳洲会病院を受診されたそうです。カナダに帰国される前に一度診て欲しいということで遠路はるばる受診されたそうですが,もうすでにきれいに瘢痕も残さずに上皮化し,あと2週間ほどで「どこをヤケドしたの?」状態になりそうです。
     患者さんのお母さんは,「
    静岡徳州会病院の高坂先生,すごく優しくて処置も丁寧で感激してしまいました」と高坂先生に感謝していました。
     高坂先生,グッジョブ!

     ちなみにカナダへの日本のおみやげとしてプラスモイストTOPを買って帰国されるそうです。

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     奈良県から,ちょっと嬉しいメール。
     奈良県在住の〇〇と申します。
     10月に8ヶ月の子供に沸騰したお味噌汁で両足に火傷をおわせてしまい、救急車で近くの大学病院へ運ばれました。もう地獄絵図のようで、泣き叫ぶ我が子を抱きながら自分を責めることしかできませんでした。
     そのときの診断では、まだ深さなどはわからないが、2度から3度で、もしかしたら植皮が必要かもと言われました。アズノールを塗りたくって、シートのようなガーゼを巻き、最後は包帯という処置でした。
     (その後)だんだんと深さもわかってきたようで、自力で上皮するか微妙なところで、今すぐでなくても植皮が必要だと言われました。また、大学病院という性質上か、毎日先生は代わるし、言っていることも統一されていないし、先生の中には、火傷をさせてしまった母親の苦しい心の中に土足で踏み込んでくるような暴言をはく先生もおられ、不信感ばかりが募っていました。

     前からなんとなくテレビなどで耳にしていた、ラップ療法(湿潤療法という名前はネットの中で初めて知りました)というものはどうなんだろう??と思い、ネットで色々と調べているうちに先生のサイトに巡り合いました。そして、奈良県で唯一サイトにのっていた、
    マミ皮膚科の岡田先生を頼って、火傷から8日目に初めて受診させていただきました。そして,湿潤療法による治療がはじまりました。なにがなんでも痛い治療だけはもう受けさせたくない!!その思いだけでした。
     それから数日は、今までの大学病院での治療の痛さを身体が覚えていて、先生が触れる前から大泣きしてましたが、その後は泣くこともなく診察室で笑顔を見せるようになり、病院を変えて本当に良かったと思いました。
     病院へ行く回数も1週間に一度になり、今では足の火傷ではなく、アトピーの方をメインに見ていただくまでに回復しました。
     想像していたより早く上皮し、ようやく私の肩の荷が下りたような気がします。
     サイトを通して、岡田先生とも出会わせていただきありがたかったと思っております。
     本当にありがとうございました。
     マミ皮膚科の岡田先生,グッジョブ!!

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     いつも有用な情報を寄せてくれる「火傷の治療日記」の管理者の方から,またまたちょっといい話。
     さっそくですが、またまた素晴らしいブログを見つけましたので報告させて頂きます。
     広島在住のお母さんのブログ「☆HAPPY  MAMA LIFE☆」のテーマ「☆やけど治療☆」ですが、1歳4カ月の娘さんの火傷で最初に行った救急ではワセリンとラップでの素晴らしい処置を受けましたが、次に行った皮膚科で良く無いと言われている消毒をされた事に不安になり、ネットで調べて夏井先生のサイトで湿潤療法を知り、広島市の「伊藤内科医院」を受診され、伊藤欣朗医師の治療で無事綺麗に上皮化されています。
     また伊藤内科医院のサイトにもこのお子さんの症例が一番下に紹介されています。
     私がこのブログを夏井先生に紹介しても良いか尋ねた所、「どなたかのお役に立てるようならば」と快諾を頂きましたのでここに報告致します。
     伊藤内科医院の伊藤先生,グッジョブ!! そして,お子さんのヤケドの治療で独力で情報を集めて最善の治療を選ばれたお母さんも素晴らしいです。

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     次のようなメールをいただきました。高野正一先生,グッジョブ!
     息子転んで,すねをコンクリートでえぐってしまいました。
     その時,どこの病院にかかろうかと考えた時,このサイトから,自宅から最寄りの,静岡市清水区の高野整形外科を知り,受診しました。私は,万が一の時の為に,プラスモイストを購入してありましたので,初期処置をしての受診でした。
     高野医師からは,初期処置が間違ってなかったと言ってもらい,その後の経過見込みの話や,家庭での処置等についてうかがい,夏井先生がなさっている治療を地元で受けられているという実感を持つことができました。
     このサイトで,地元の素晴らしい医師を紹介してくださり,ありがとうございます。

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     先月24日の07:20付けでこのコーナーに書いた熱傷患者さんですが,小児科の福田先生の治療できれいに治り,通院終了となったそうです。福田先生,グッジョブ!
     入院先の病院では手術の話しまで出て湿潤療法で治す火傷ではない。と言われ焦りと不安で一杯でしたが,福田先生に見ていただいたら全然軽い火傷やわ!と言って頂き安心して治療をお願いする事が出来ました。
    とのことでした。よかった,よかった。「湿潤治療で治す火傷ではない」という医者の言葉がチャンチャラおかしいです。ヘソがホットコーヒーを沸かしております。
     「大学病院,総合病院,熱傷センターで治らない熱傷を,小児科クリニックで治す」時代になりつつある,というだけのことですね。

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     6月9日のこのコーナーで,札幌宮の森記念病院の真崎先生の治療を受けた方からのメールを紹介しましたが,その真崎先生から[是非,私の写真を公開して,間違った治療をしている医者を撲滅するのに使ってください,と患者さんから連絡が来ました]と経過写真が送られてきましたので,公開させていただきます。見事な治りっぷり,治しっぷりです。
    3月29日 3月29日 4月5日 4月18日

    5月2日 5月23日 6月8日
     真崎先生からのメールです。
     この症例は2010年9月に受傷され,それから週5〜6回,近医皮膚科に通院,[消毒する・乾かす・濡らさない治療]を約6か月間受けていました。軟膏類はさまざまなものが使われたようですがおそらくはゲーベン・アクトシンと思われます。創部の培養でMRSAが検出されたとのことで,ますます消毒が強化され,点滴もされたようです。壊死組織のデブリードマンも数回受けたとのことです。

     当科初診は2011年3月29日で,初診時はガーゼがあてられ何らかの軟膏を塗られていたようですが軟膏はすっかり乾き,創部にガーゼが固着していました。
     処置としては初診時に黄色壊死組織に少しだけ鑷子で切れ目を入れたくらいで,あとはプラスモイスト±白色ワセリンで週1回通院してもらいました。皮膚科通院時は入浴を長らく禁止されていましたが,もちろん入浴可として,傷に何もあてずにしっかり入浴してもらい,よく洗ってそれからプラスモイストをあてるように指導しました。写真の如く順調に治っていき初診から2か月と2週ほどで上皮化が得られました。

     患者のTさんは[プラスモイストはコストの請求はできないのですよね? 自分でネットの通販で買いましたのでそれを使います]と,こちらがプラスモイストについて説明するより先にご自分でプラスモイストのことを調べ購入してくれていました。すばらしい方です。
     こちらは週1回見させてもらっただけで,実際に治したのは私でなく患者のTさんです。Tさんグッジョブ! です。

     それにしても6か月もの間,ひたすら治療とは言えない処置を続けた前医の罪は重いと思います。これほど治療効果のないものを漫然と続け,ただ患者さんに苦痛を与えてお金をとって詐欺同然ですね。

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     昨日も他県から患者さんが受診されました。患者さんの話す経過を纏めると次のようになります。
     今年9月24日,階段から転倒して両下腿に怪我。近くのクリニックで治療を受けていましたが,その後,感染を起こしたとしてST医科大学に救急車で転院となり,緊急手術を受けました。しかし,縫合した傷が開いて感染し,その治療のためにゲーベンクリームを使用。ところが,傷がどんどん深くなり,皮膚移植が必要と形成外科医より説明を受けました。とりあえず退院しましたが,その後,ユーパスタを処方され,それを使ったところさらに傷は悪化して大きくなりました。
     皮膚移植は受けたくないという一心でネットで治療について調べ,湿潤治療を知り,自宅から10分ほどの
    双葉クリニックで湿潤治療をしていることを知り,直ちに受診。その結果,同院の治療で劇的に改善し,傷は半分の大きさになりました。
     双葉クリニックの小野田先生,グッジョブ!!
     それにしても,「湿潤治療でこんなに良くなったので一度見てください」ということで遠くから受診された患者さんに,感謝感激です。

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     ちょっと嬉しいメールを頂きました。
     先月(11/24)お電話で11ヶ月の息子の手のヤケドで相談し,川崎協同病院の和田先生をご紹介いただいたものです。  大学病院では,皮膚の移植の可能性や後遺症の話など,後ろ向きな内容のみの説明で,治療方法も様子見てからとの事で,親としては不安しかありませんでした。
     しかし,協同病院の和田先生に「治ります」「後遺症も大丈夫でしょう」というお言葉を頂き本当に嬉しく思えた事と,実際に治療していく中で本当にみるみる良くなっていく事に感動しました。こんなにも早く良くなっていくとは思ってもいなかったので,本当にほっとしています。
     本当に,この治療法と出会うことができて良かったです。
     川崎協同病院外科の和田浄史先生,グッジョブ!!

     現在の医学の常識では,「治る」という言葉は医者が絶対に口にしてはいけない禁句です。治らなかったら訴えられる・・・と医療者側が思い込んでいるからです。訴えられないために医者は患者に,「治らない。合併症が起こる。死ぬこともある」と最悪の場合の病状から説明します。その結果,患者と家族は絶望の淵に叩き込まれます。治療初日から「治らない。合併症が起こる」と説明されるわけですから当然です。
     それがどれほど残酷な言葉なのか,医者は無頓着です。自分が訴えられなければ,患者が絶望しようと知ったことではないのです。だから平然と「あなたのヤケドが治るかどうかは不明です。治っても合併症が起きます。手術が必要です」と,患者にあっけらかんと死刑宣告します。

     私はヤケドでもケガの患者でも,初診時に「4〜5日で治るよ」とか「3週間前後で治るよ」と説明します。希望を持ってもらうためです。そして,安心してもらってから「もしかしたら途中で熱が上がったりすることがあるけど,その時は抗生物質を飲めば治るからね。もしも途中で,もうちょっと治療にかかりそうな時は,そのとき説明するからね」と説明します。

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     1歳の熱傷患者さん(顔面,頚部,胸部,腹部熱傷)のご両親から嬉しいメールを頂きましたので,ちょっと紹介させていただきます。
     総合病院形成外科で「皮膚移植しないと治らない深いヤケドだ」と診断され,メールで相談した患者の家族です。その後,紹介いただいた横浜のみうらクリニックで治療をうけました。顔は全く痕が残らない状態になり,体の部分はまだ色が付いていますが,これも時間の問題で,絶対に痕が目立たなくなると確信できる状態になりました。
     ヤケドを診断した総合病院の医師に半笑いで「移植かもねー」と言われた時には目の前が真っ暗になり,絶望以外なかったです。
     ただ子どものために必死だったので,一人の医師の判断を鵜呑みにしてはいけないと思い,ネットで検索してよかったです。形成外科医の言うとおり移植をしていたら子どもの人生は狂っていたことでしょう。移植痕が子どもの人生にどういった影響をおよぼすかまでは医者は全く関係ないから,軽く言っていたのだと思います。
     みうらクリニックでは,三浦先生はもちろん看護師さん,受付の方皆様に親切に対応していただき,しっかり治療をしていただきました。すぐに転院をして本当に良かったです。
     みうらクリニックの三浦勝先生,そしてスタッフの皆さん,グッジョブ!

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     「わたくし,お母さんやってます」というブログを作っていらっしゃる方から,またまた,嬉しいメールを頂きました。
     息子さんが熱湯でヤケドし,名古屋市内の某病院(熱傷治療で超有名なあの病院!)形成外科を受診し,エキザルベ・ガーゼで治療を受け,「あとは自分でやっときなさい。次の診察は1週間後」と説明を受け,困り果ててインターネットで調べて湿潤治療について知り,名古屋記念病院の武内有城先生のもとを受診したら呆気なく治ってしまった,ということです。前の病院ではガーゼを剥がす激痛でのたうちまわっていたのに,武内先生の治療は全然痛くなく,とても優しく親切で,お人柄もとても素晴らしく,感動してしまいました,とのことでした。
     武内有城先生,グッジョブ!!

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     昨日もまた,ちょっと嬉しいメールを頂きました。
     指のケガの件で相談した〇〇です。早速,岐阜外科の澤田先生に見ていただき,とても安心できました。
     これからも頼りにできる先生に出会えて本当に良かったです。
     澤田先生,グッジョブ!

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     以前,息子さんの指尖部切断で相談を受けた方から嬉しいメールを頂きました。
     約1年前,息子の右手指の切断相談した〇〇です。
     ケガをした直後に駆け込んだ病院では強引にイソジン消毒をがっちりされ,多量に出血していたため強引に縫合され,息子は叫び続けました。あまりの処置だったので別の総合病院に行くとまたもやイソジン消毒で絶叫!
     紹介を受けた宇都宮の五味渕整形外科に連絡をとってみたところ,快く引き受けていただき,プラスモイストで治療を始めました。痛がる様子もなくなり,3ヶ月でとてもきれいに治りました。治り方を見て五味渕先生も感動されていました。本当によかったです。
     五味渕先生,グッジョブ!

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     たびたび紹介しているブログ「火傷の治療日記」の管理人の方から,
     いつものように,Yahoo! の知恵袋の質問に対し,湿潤治療をしている病院を受診するようアドバイスしました。岡山県の方ということで岡山市民病院を受診され,木浪先生の外来を受診されたようですが,深かった部分も速やかに治り,先生の説明も丁寧で安心して治療を受けられたようです
    というメールを頂きました。本当によかったですね。木浪先生,グッジョブ!

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    < たびたび紹介しているブログ「火傷の治療日記」の管理人の方から,<チーのニコニコの木>のカテゴリー「火傷治療記録」で湿潤治療について取り上げていますよ,と連絡をいただきました。
     当サイトを参考に受診した藤沢市のアイ整形外科クリニック加藤博文先生の治療が素晴らしかったと患部の写真を添えて紹介されています。加藤先生,グッジョブ!/p>

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     宮城県の山本医院山本政秀先生からも嬉しいメールを頂きました。
     以前,子供さんが仙台市立病院で熱傷治療を受けているという親御さんから「皮膚移植をしないと治らない,命も危ない,と説明を受けました。本当に皮膚移植をしないとダメなのでしょうか?」というメールをいただき,山本先生を紹介しました。主治医には「この状態で退院すると敗血症で死んでしまう。どうなってもしらないぞ」と脅されたそうですが,意を決して強行退院し,山本医院に向かったそうです。その結果,外来通院で2週間ほどであっけなく治ってしまったそうです。
     と,ここまではよくある経過ですが,通院終了から数カ月後,突然その親御さんから山本先生に「こんなにきれいになりました。感激しています。どうぞ,この写真を使ってください」というメールが届いたそうです。仕事の関係ですでに宮城県を離れているのに,わざわざ写真を撮って送ってくれたそうです。これぞ,最高の勲章でしょうね。山本先生,グッジョブ!

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     「火傷の治療日記」というブログで熱傷の湿潤治療について日々布教活動をしてくださっている鶴田さんから時々連絡をいただきますが,昨日ちょっと嬉しいメールを頂きました。「Yahooの知恵袋で湿潤治療病院リストを紹介しましたが,中部労災病院の加藤先生大分の大久保内科外科医院の大久保先生を受診された方(患者さん)から,とても親切で丁寧に説明してもらい,あっという間に治ってしまいましたと連絡を頂きました」という内容です。こういうメールを頂くのは本当に嬉しいです。
     私も時々,「紹介された病院に行ったら,本当に素晴らしい対応でした」と返事をいただくことがありますので,これからこういう先生方をこのコーナーで積極的に紹介していこうと思います。

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