こういった時代を先取りしている新聞は安心して読めますね。
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2012年7月11日 11:20 AM
はじめまして。2児の子供を持つ看護師をしているものです。
私の子どもも手の甲に3度の火傷を負いました。患部はホワイトチョコをコーティングしたように真っ白に焼けてしました。もちろん総合病院での診断は「植皮しか道はない」でした。子どもが将来手が気持ち悪いといじめをうけたらどうしようと毎日泣きました。夏井先生をはじめ、たくさんの方から情報をいただき、湿潤療法を幸運にも受けることができました。
すると,植皮しか方法がなかったはずの皮膚が1か月で上皮化しました。
この安易な記事のせいで、同じ思いをしているお母さんが違う治療を信じてしまったらどうしようと涙がでてきました。植皮と同じ治療結果だったとしても(たぶん それはありません。)子供に何度もつらい思いをさせ、QOLを下げた治療を受けるようは比べものにならないくらい良かったと思っています。
すべてに該当していますね。ボトックス3カ所で20%オフって¨
- 虚偽、客観的事実であると証明できない事項(加工・修正した術前・術後の写真や、「絶対安全な手術を提供する」旨の記述、根拠のない「満足度○%」などの記述)(p3-p4参照)
- 他との比較で優良性を示そうする事項(「○○治療では、日本有数の実績を有する」や、「著名人が○○医師を推薦」などの記述)(p4-p5参照)
- 誇大な内容や、医療機関にとって都合のよい情報の過度な強調(「知事の許可取得」など当然の事項の強調や、医療機関に便益を与える体験談の強調など)(p5-p7参照)
- 早急な受診を過度にあおる表現や、費用の過度な強調(「キャンペーン中」「期間限定○%オフ」などの記述)(p7参照)
- 科学的根拠の乏しい情報に基づき、国民・患者の不安を過度にあおり、不当な誘導を行うもの(「○○の症状のある2人に1人が、○○のリスクあり」や「○○手術は効果が乏しくリスクが高いので、新しい○○手術がおすすめ」などの記述)(p7参照)―などがあげられている。ガイドライン案では、禁止される記述の例や考え方、禁止の根拠などを詳説している(p3-p8参照)。
朝日新聞の記事及びブログを興味深く拝見しました。
私は医師でも看護師でもありませんが、医療サービスを受ける消費者側の人間として(新聞・ブログで書かれている内容が真実であるならば)対策委員会を設置する暇があったら、厚生労働省なり日本熱傷学会なりがさっさと法的に禁止すべきだろう、という認識です。
学会の共通認識であるならば「ラップを使うと敗血症になる」程度の、代表理事声明くらい造作もない筈ですし、影響力も小さくないでしょう。
真に患者の側に立った行動であるならば、悠長に新聞で世論にアピールしている場合ではないと思うのですが…。
今回紙面を読む限り、ラップが「食品用」であるという点で問題なのか、それともラップの素材自体に問題があるのか、判然としませんでしたが、
結論としては「“正しい知識を持つ医師が医療用シートで”行われる湿潤療法においてのみ、治療効果のエビデンスがある」という見解であると理解いたしました。
通りすがりの火傷した道産子 より:
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2012年7月11日 7:12 AM
この事例は、どのような過程を経て敗血症になったのか記載されていませんのでラップと敗血症の因果関係が分かりません。また、従来の治療で敗血症が起きた事例は皆無なのでしょうか?従来の治療方法でも起きることなら、ラップを使ったことが悪なのではなく、敗血症になった要因は別にあると思うのです。
個人的には、一番の要因は医師にかかるべき怪我等を素人判断でかからなかったことが敗血症を引き起こした要因で、従来の治療法でもラップを使っても敗血症になっているような気がします。湿潤療法そのものが悪と読み手に誤解を与えかねない記事ですよね。
入院して火傷の治療をしていましたが、ガーゼが傷に張り付いたり、浸出液が漏れていても交換して貰えなかったこと、死んだ皮膚がパリッパリに乾燥して張り付いたことを思い出すと、本当に感染症を引き起こさなくてラッキーでした。その後、転院して湿潤療法を正しく指導してくれる病院にかかったので植皮することもなく、瘢痕拘縮がおこることなく治りました。やっぱり、適切な治療をしてくれる病院にかかることは大事ですよね。
ラップを巻いてそのまま日数を放置し、傷を洗うこともなければ、被覆材の交換もしていなかったなんて例を槍玉にあげているようなことはありませんよね?だとしてら、ガーゼを使おうが、絆創膏を使おうがって感じです。
ラップ療法が悪いのですか? 湿潤療法が悪いのですか? 認可された医療用シートならいいのですか? です。答えられないのでしょうね。
朝日新聞ご担当者様 表題の記事を拝見しました。疑問に思うことがありましたので、可能であれば質問に回答していただきたいと思います。さて、返信が来るかな?以上、ご多忙とは存じますがご回答いただきますと幸甚です。
- 今回の記事は熱傷学会側からの発表のみであり、「効果の一方」についての言及が少ないと思いました。このような治療法を記事にする場合には、双方に取材して両論併記で掲載されることが通常と思われますが、いかがでしょうか?今回の場合、ラップ療法以外での感染確率などの紹介があっても良いかと思います。
- 今回の記事掲載後、「札幌美容形成外科院長の日記」という7月7日付けブログに高校の同級生の石塚氏に連絡を取り、石塚氏経由で阿部氏から取材を受けた旨、また6月1日付けのブログに、「残念なことに…どこの新聞社もTV局も取り上げてくれませんでした。」との記載があります。この院長は日本熱傷学会側の医師であり、今回の記事掲載は利益相反行為になると考えますが、いかがでしょうか。
- また札幌美容形成外科院長の日記というブログに今回の記事が丸々掲載されていますが、これは引用許可があったと見なしてもよろしいでしょうか?無断引用は禁止されていたと思いますが、いかがでしょう。
「ラップ治療で敗血症なり感染例があることはきっちりと認識して正しい治療を行わないといけませんね。これは本当に大切なことだと思います。
しかし、ラップでの治療が公表されてから10年近く経ちますが、その間、熱傷学会推奨の治療を行い、敗血症などの感染例、死亡例はどれほどあったのでしょうか?この記事はそれが提示されておらず、極めて不公平です。まさか、この10年間でまったくゼロ件と言いませんよね?ぜひそちらのエビデンスもきっちり検証し公表していただきたいものです。
患者からしてみれば、ラップでの治療だろうが医療用被覆材での治療だろうが、より痛くなく、早く綺麗に、新しい傷を作ることなく、入院は出来るならせず、負担が軽く治癒させることができるなら、何だっていいんです。
エビデンスや教科書にない症例に出会った時、今までの治療法より安価・簡便な方法で、今までと同様(かそれ以上)の治療成績を実現できる治療法があるなら、それを使えるように働くのが患者のためでしょう。
それとも、熱傷学会は患者より、エビデンスや教科書を守る事のほうが大事ですか?」
「頭部から採取した皮膚を手背に植皮する手術を受けた。主治医(形成外科医)は絶対に頭が禿になることはないと断言したのに,しっかりと禿になった」という可哀想な患者さんのことを書きましたが,どうやらこの主治医はこの手術ミスを更なる手術で覆い隠そうとして,ご両親にとんでもない提案をしているそうです。
この医者は「頭皮からの皮膚移植」を両親に納得させるために「絶対」という言葉を何度も使ったそうです。その結果が,移植皮膚から毛髪が生え,皮膚採取部はハゲです。両親が執刀医に抗議したところ,「頭部が禿げたのは感染が起きたためです。不可抗力です」と開き直ったそうです。ご両親はこの説明に納得できず,他の医者の説明を聞きたいと受診されました。
- 移植した皮膚に家が生えてくることは絶対にない
- 頭部の皮膚を取った所がハゲになることも絶対にない
大学病院や熱傷センターでだけ仕事をしていると,世の中の熱傷患者はすべて重傷熱傷,広範囲熱傷だけと錯覚してしまうが,市中病院の外来に出てみるとわかるが,熱傷患者のほとんどは熱傷面積2%以下であり,10%を越える熱傷は非常に少ないのだ。
- そもそも熱傷患者の大半は小範囲熱傷であり,15%以上の熱傷は実際はそれほど多くない。
- 熱傷センターでもなく,大学病院でもなく,形成外科医が一人しかいない病院にそもそも広範囲熱傷は運ばれない。