《スカーレット・ヨハンソンの百点満点大作戦 The Perfect Score》 (2003年,アメリカ)


 ちょっと前に紹介したフェルメールの名画を元にした映画,《真珠の耳飾の少女》で清楚な少女役を見事に演じたスカーレット・ヨハンソン。今では「美乳女優ナンバーワン」とか「もっともセクシーなハリウッドセレブ」に選ばれるほどの,はみ乳妖艶系美女お姉さんに成長しておりますが,まだそこまで行ってない頃のヨハンソンの映画で《真珠の耳飾の少女》の翌年に撮影されています。という事は,19歳ころでしょう。現在のような超美人じゃないけど若さピチピチのはじけるような表情,しかも将来の巨乳お姉さんに成長することを十分に予測させるお姿,しかももったいなくも,見事なパンチラシーンを惜しげもなく見せちゃうというサービスもあります。また,《マトリックス》そのままパクリじゃん,という彼女の派手なワイヤーアクションシーンも一箇所あり,映画はたいした内容じゃないけど,彼女のファンにとってははずせない一作と思われます。


 それにしても,この邦題のセンスの古さ,目を覆っちゃいますね。「スパイ大作戦」など,「○○大作戦」は昔の映画,テレビ映画の定番中の定番タイトルでしたが,さすがに21世紀になると辛いですね。原題の《The Perfect Score》そのままか,カタカナにしただけの方がよかった気がします。

 しかもこの映画,ヨハンソンが主人公じゃないんですよ。主人公は別の男の子で,確か,あの傑作映画《セルラー》で走り回っていたお兄ちゃんじゃなかったでしょうか。《セルラー》は日本では劇場未公開のはずですから,この《The Perfect Score》のDVDを売ろうとしたとき,「若い兄ちゃん,姉ちゃんしか出ていない映画か。唯一,そこそこ有名なのはスカーレット・ヨハンソンだけだから,こいつの名前をつければいいって」ってなことから,このベタなタイトルになったものと思われます。


 映画の内容ですが,アメリカの高校生は大学進学適正テスト(SAT)という全国一斉テストを受けるらしいです。現在の日本で言えばセンター試験みたいなものですが,そのときのテストの成績で受験できる大学がガチガチに決まってしまい,下手をすると一生その数字がついて回るらしいです。唯一の救いは年に6回だったか7回の受験機会があることですが,それにしても厳しいわけです。
 そしてある高校では,普段は成績優秀なのに一発勝負に弱い優等生とか,バスケットボールの花形選手だけど成績が悪い奴とか,頭はいいのにマリファナばかり吸っている奴とかいう連中が6人集まり,何とかいい成績を取りたいよなぁ,取れないと困るんだよなぁ・・・ってんで,力をあわせて試験問題作成機関に忍び込んで問題用紙を入手しようとする,というストーリーです。その6人の一人がヨハンソンちゃんです。

 アメリカのテレビ映画によくある「青春謳歌・恋満開」映画でして,恋あり,友情あり,スリルあり,冒険ありと,可もなく不可もなくてちょっと古いよね,という内容ですが,そこそこ楽しめます。時間つぶしにはいいんじゃないでしょうか。

 何より,ヨハンソンがかわいいです。あどけない表情とぽっちゃり唇は,ヨハンソンのファンにはたまらないものがあるかもしれません。


 ううむ困ったな,これ以上書くことがないよ,この映画。

(2008/05/06)

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