54歳男。
1971年8月(5歳),交通事故で左下腿開放骨折を受傷し,治療を受けた。1974年(8歳),同部位を骨折して創外固定で治療。1978年,偽関節と言われ,創外固定を受けた。2000年にも創外固定。以後は都内の〇〇病院整形外科に通院。2005年,慢性骨髄炎と説明されて脛骨表面を削って局所皮弁が行われた。2007年,左下腿の別の部位を骨折し創外固定。2012年,創外固定の部位からリンパ液漏出が続き,傷が治らない。2013年,同院形成外科と皮膚科を紹介されて受診。亜鉛華軟膏が処方されたが治らず。以後,傷が治らない。2020年2月にカサブタが剥がれて骨が露出したため,ネットで病院を検索。
2020年3月21日,当院を受診。骨露出は骨髄炎ではないこと,長期間骨露出をしている症例でも感染が起こらないことを説明。プラスモイスト ハイドロコロイド包帯 アドバンスで創部を被覆した。
2020年3月21日 |
3月21日 | 4月18日 28日後 |
5月16日 56日後 |
6月27日 98日後 |
10月31日 224日後 |
【アドレス:http://www.wound-treatment.jp/next/case/hikari/case/3446/index.htm】