23歳女。
2019年9月16日,中野駅のホームが混雑していて,後ろから押されてホームと電車の間に右足が入って右下腿前面を強打。傷がなく腫れているだけなので様子を見ていたが,1週間後に痛みが突然出現したため,〇〇病院整形外科を受診。CTで血液が溜まっていると言われ,抗生剤のみ処方された。数日後,皮膚が黒くなって壊死したため再受診したが,同院外科を紹介され,壊死組織を切除。ブロメライン,プロスタンディン軟膏が処方され,外来通院で処置。数日前,フィブラストスプレー®が処方され,これで治らなければ皮膚移植をすると説明された。
実家の母親がネットを調べて,今はガーゼは使わないのが常識だと教えてくれ,当院を受診するようアドバイス。
10月28日に当院を受診。下腿打撲後の血腫形成が皮膚壊死を起こすメカニズムを説明。創部はズイコウパッドで被覆。
10月28日 | 11月6日 9日後 |
11月22日 25日後 |
12月13日 46日後 |
2020年1月10日 76日後 |
1月31日 95日後 |
2月21日 116日後 |
3月25日 149日後 |
3月30日 154日後 |
4月11日 166日後 |
2021年3月13日 502日後 |
【アドレス:http://www.wound-treatment.jp/next/case/hikari/case/3331/index.htm】