82歳男
2015年8月9日,知人宅で飼い犬に右中指を噛まれた。直ちに近くの〇〇医院を受診し,破傷風トキソイド注射と抗生剤処方を受けた。創部は消毒して抗生剤入り軟膏とガーゼで被覆。
帰宅後,次第に痛みが強くなり,指が腫れて動かせなくなった。翌日,当科を受診。
咬創を中心とした高度の発赤と腫脹,強い圧痛を認めた。局所麻酔後に咬創の下に膿が溜まっていることを確認し,ナイロン糸ドレナージを行い,プラスモイストで被覆。翌日には痛みはなくなり,発赤も消退したため,ドレナージ終了とした。
8月11日 | ドレナージ | 8月12日 |
【アドレス:http://www.wound-treatment.jp/next/case/hikari/case/1819/index.htm】