9ヶ月男。埼玉県羽生市
2015年5月31日,母親が使っていたヘアアイロンを触り右手背に熱傷受傷。直ちに〇〇病院救急室を受診し軟膏で処置。翌日から△△皮膚科医院に通院し,エキザルベ軟膏®で治療。深いヤケドだと説明されたのみで質問しても答えてくれず,不安になった母親がスマホでネット検索し,当科を発見。
6月3日,当科受診。過去のヘアアイロンによる小児の手熱傷の経過を見せ,どのように治り,どのくらいの跡が残るかを説明し,プラスモイストで治療。
6月下旬には上皮化が得られたが,軽度肥厚性瘢痕を生じ,7月7日からドレニゾンテープ貼付を開始したが,自分で剥がしてしまい,夜間に眠っている時にだけ貼っている状態,とのこと。。
なお,母親が100円ショップで見つけた「椅子の脚カバー」が患児の手にピッタリサイズであることに気付き,これに「親指を通す穴」を開けてプラスモイストを固定していた。素晴らしいアイデアである。
6月3日 | 6月8日 | 6月15日 |
6月22日 | 椅子の脚カバー | 可愛い! |
7月7日:34日後 | 7月21日:48日後 | 8月4日:62日後 | 9月1日:90日後 |
2016年2月1日 243日後 |
4月26日 328日後 |
6月21日 384日後 |
6月21日 |
8月23日 447日後 |
10月25日 510日後 |
10月25日 | 2017年1月17日 594日後 |
6月27日 755日後 |
【アドレス:http://www.wound-treatment.jp/next/case/hikari/case/1684/index.htm】