36歳男。埼玉県越谷市
 2015年2月3日,湯たんぽで右下腿に低温熱傷受傷。5日くらい様子を見ていたが,真っ黒になったため,〇〇皮膚科を受診して,壊死組織の切開をしてもらい,軟膏が処方された。仕事が忙しくその後は通院していないが,なかなか治らないため,2月16日,△△皮膚科を受診,ゲーベンクリームが処方され,「1ヶ月くらいゲーベンを塗り続け,それでも治らない場合は皮膚移植になる」と説明を受けた。ゲーベンを塗った直後から激しい痛みを覚え,歩くのも難しくなったため,何かおかしいと直感し,ネットで調べて当科を受診。
 2月17日,当科受診。右下腿外側に直径2.5センチの壊死組織を伴う全層皮膚欠損を認めた。「穴あきポリ袋+紙おむつ」(勝手に鳥谷部先生のサイトにリンク)の作り方,使い方を指導。2月23日に再受診し,「普通に歩けるし,治療のやり方もよく分かった。あとは自分で治します」とのことで通院終了。

2月17日 2月23日


【アドレス:http://www.wound-treatment.jp/next/case/hikari/case/1464/index.htm】

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