1歳10ヶ月女。
8月23日,母親の里帰り出産で新潟の実家にいて,テーブルの上に置いてあったコーヒーカップに手を伸ばして倒し,胸腹部に熱傷。〇〇大学病院に救急搬送され,数日間,同院皮膚科に通院。フィブラストとステロイド軟膏が処方された。フィブラストを噴霧すると患者が火がついたように痛がる様子を見て,医師は「これは痛い薬なのかなぁ?」と首を傾げていたが,噴霧は止めなかった。
治療についての説明が無いため母親が不信感をもち,ネットで調べて湿潤治療をしている倉島内科を受診(倉島先生はかなりの熱傷も治療でき,しかも,頻繁に相談メールを寄越してくれる熱心な先生です)。モイスキンパッドとワセリンの治療になり,治療で泣くことはなくなった。出産を終え,帰京したため当科を受診。きれいに上皮化していたため,自宅近くで熱傷治療をしているのぞみクリニックの坂口先生(外来に何度も見学に見えられている熱心な先生です)に紹介。
9月9日 |
【アドレス:http://www.wound-treatment.jp/next/case/hikari/case/1080/index.htm】