44歳男性。千葉県在住。
5月1日,千葉県内の〇〇病院肛門科で膿皮症の手術を受けた。手術は患部の切除のみで,皮膚移植は行わず自然に治すと説明された。治療はアズノール軟膏だったが,ガーゼ交換のたびに激痛があり,治療が恐怖で眠れなくなり,ネットで調べて湿潤治療を知り,同院から逃走。
5月7日,当科受診。左臀部に9×6センチの全層皮膚欠損を認めた。5月28日まではズイコウパッド ZUIKOPADで,それ以降はプラスモイストで治療した。ズイコウパッドの治療開始直後から痛みがなくなり,感激された。
5月7日 | 5月14日 | 5月21日 |
5月28日 | 6月4日 |
6月20日 | 7月9日 瘢痕拘縮,運動障害なし |
【アドレス:http://www.wound-treatment.jp/next/case/hikari/case/873/index.htm】