23歳男性。香川県在住。
 10月28日,調理中に揚げ物をしていて何かが爆発し,顔と右手にヤケドした。直ちに近くの皮膚科を受診し,翌日から別の皮膚科クリニックに通院。ソフラチュールでの治療だったが,以前から湿潤治療について知っていたため湿潤治療をしてほしいと希望したが,「湿潤治療ではこれは治せない。深いヤケドなので傷跡が残る」と説明されたため,ネットで調べて香川県から東京に向かった。11月6日に受診。
 当科では同程度の熱傷の経過写真を見せて「これは浅いヤケドで傷跡は絶対に残らない」と説明し,ハイドロコロイド被覆材で治療。香川県内の湿潤治療をしているクリニックに紹介した。


【アドレス:http://www.wound-treatment.jp/next/case/hikari/case/623/index.htm】

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