75歳女性。
 9月14日朝,沸騰したヤカンから吹き出した蒸気で右手に熱傷受傷。しばらく様子を見ていたが,痛みがひどいため,17日に当科を受診。
 右示指,中指,環指,小指背側のSDB。可及的に水疱膜を除去し,プラスモイスト(R)で被覆。

9月17日 水疱膜を切除 9月18日
9月19日 9月20日 9月24日


 この程度の熱傷では,翌日診察して異常がなく,処置方法を患者さんが理解すれば週2回程度で十分だが,この患者さんは「自分ではできない」との訴えがあり,連日受診してもらった。おかげで,毎日の変化を記録することができた。

【アドレス:http://www.wound-treatment.jp/next/case/hikari/case/487/index.htm】

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