64歳女
 2019年6月29日,コンロの火が袖口に燃え移って右即胸部〜上腕に熱傷受傷。〇〇病院に救急搬送され,以後,同院皮膚科で治療。石鹸洗浄と軟膏ガーゼで治療。激痛だったがヤケドの治療はこういうものと諦めていた。8月,同院形成外科で右腋窩部〜側胸部に皮膚移植が行われたが,右手が上がらなくなった。瘢痕拘縮形成術が必要と説明されているが手術を拒否。友人のすすめで11月に「熱傷は私費診療でないときれいに治らない」と宣伝している△△医院を受診。以後,7ヶ月間,毎日通院しているが,さらに3年間は毎日通院が必要と説明されたため,300万円以上かかることがわかり,とても払えないことに気がついた。ネットで熱傷治療について検索。
 2020年6月17日受診。一部上皮化していない部分があり,プラスモイスト ハイドロコロイド包帯 アドバンスで治療。6月23日に上皮化したが,右肩が挙上できないため,瘢痕拘縮形成術の手術症例について説明し,手術に同意。7月27日に手術を行った。8月5日,十分に挙上できるようになり,生活上の不自由はなくなった。

6月17日

7月27日

8月5日


【アドレス:http://www.wound-treatment.jp/next/case/hikari/case/3530/index.htm】

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