74歳女。
以前から右第1趾の爪の変形があり,ぶつかると痛いので,平らな爪に戻せないかということで2020年6月27日に当院を受診。
爪床の瘢痕化による爪の肥厚変形であることを説明し,過去の同様症例の手術後の経過を供覧。すぐに手術して下さい,とのことで同日手術を行った。
6月27日 初診時の状態 |
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肥厚した爪甲が爪床から浮いていることがわかる。 | |
抜爪後の状態。爪床の遠位部が白く瘢痕化していた。 | |
瘢痕をすべて切除し,ヘモスタパッドで止血を兼ねて被覆する。 | |
6月30日(手術翌日) 被覆材をプラスモイストに変更。 |
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7月11日:15日後 | |
7月18日:22日後 | |
7月25日:29日後 これ以後は通院していない。 |
【アドレス:http://www.wound-treatment.jp/next/case/hikari/case/3523/index.htm】