38歳男。
2019年8月下旬,仕事中に鍋の熱湯で左下腿に熱傷。しばらく様子を見ていたが,いつまでも治らないため,11月に〇〇クリニックを受診。フィブラストスプレー®とゲーベンクリーム®が処方された。3月中旬,皮膚移植が必要と説明されたが,知人が当院の治療を教えてくれた。
3月27日,当院を受診。病歴からゲーベンクリームによる医原性難治性潰瘍と考え,ズイコウパッドで治療開始したが,2ヶ月間,潰瘍のサイズに変化なし。6月5日に受診した際,潰瘍周囲の皮膚の色素沈着が著明になり,静脈鬱滞性潰瘍と考え,下肢静脈瘤の治療を行っているクリニックに紹介。7月初め,下肢静脈瘤による潰瘍であり弾性ストッキングで経過を見ている旨の返事が帰ってきた。
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3月27日 | 4月7日 | 6月5日 |
【アドレス:http://www.wound-treatment.jp/next/case/hikari/case/3457/index.htm】