1歳1ヶ月女。
生来,左前腕に扁平母斑があり,2018年12月15日に〇〇皮膚科クリニックでルビーレーザ治療。17日に再受診し,ハイドロコロイドを貼付され,1週間張りっぱなしにして絶対にはがさないように説明された。しかし,液漏れがひどかったため,23日に剥がしてみたら傷が深くなっていた。25日に受診すると,イソジンとソフラチュールで治療するように説明され,深い傷で直ちに移植が必要と説明された。母親は直ちにネット検索。
12月28日,当院受診。深い潰瘍だが,皮膚移植しなくても治ることを説明し,ズイコウパッドで治療。3ヶ月かけて上皮化が得られた。5月18日よりドレニゾンテープで飛行製版の治療を開始。
2018年12月28日 | 2019年1月7日 | 1月11日 | 1月16日 |
1月22日 25日後 |
1月26日 29日後 |
2月4日 38日後 |
2月13日 47日後 |
2月22日 56日後 |
3月1日 63日後 |
3月15日 77日後 |
3月29日 91日後 |
4月10日 103日後 |
5月18日 141日後 |
7月8日 192日後 |
9月4日 250日後 |
2019年7月以降の写真を見ると明らかだが,扁平母斑は再発し,レーザーは無効だったことがわかる(瘢痕上下の褐色の色素斑が扁平母斑)。結果的に言えば,母斑はそのままで瘢痕が付加されたことになる。
10月30日 306日後 |
2020年5月12日 501日後 |
12月11日 714日後 |
【アドレス:http://www.wound-treatment.jp/next/case/hikari/case/3132/index.htm】