46歳女。神奈川県東部。
 2017年昨年9月11日,左下腿を蚊に刺され,数日後に下腿が腫れたため,〇〇皮膚科医院を受診。蜂窩織炎と診断され,抗生剤と軟膏が処方された。その後,通院を続け。11月下旬に痂皮で傷が覆われた状態になり,通院終了となった。12月10日,患部が腫れて膿が出てきて,全身にトビヒ(膿痂疹)ができたため,同医院を再受診。抗生剤とゲーベンクリーム®が処方された。次第に傷が深くなっていくため不安になり,△△皮膚科を受診し,亜鉛華軟膏が処方された。2018年1月5日からプロスタンディン軟膏に変更。それでも治らないため,ネットで調べて自己判断でラップを当てておいたら,傷がどんどん浅くなり,痛みもなくなった。2月15日,治ったことを確認してもらおうと△△医院を再受診したが,医師から「皮膚移植しなければ治らない。素人目には閉じているようにみえるだろうが,中に皮膚が残っていて,それを切除しないと足全体が腐ってしまい,足を切断することになる」と説明された。
 自分では治っているつもりだったため,この説明に納得できず,ネットで検索。
 2月16日,当院受診。「△△医院の説明は全てウソで,あなたの判断が正しい。これはほぼ治っている状態なので心配いらない」と説明。ハイドロコロイド被覆材で創部を被覆する方法を指導した。

2月16日


【アドレス:http://www.wound-treatment.jp/next/case/hikari/case/2877/index.htm】
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