21歳女
2017年5月18日,自宅の柴犬に右手を噛まれ,直ちに〇〇病院救急外来を受診。担当医は「傷が小さいので特に治療はしなくていい」と判断し,内服抗生剤を処方と破傷風トキソイド注射のみ行った。
帰宅後,痛みがひどくなり,翌日には痛みで右手の指が動かせなくなったため,当科を受診。局所麻酔下に探ると,傷は1センチ以上の深さで膿が溜まっていた。ハイドロコロイド被覆材を固定に使用したナイロン糸ドレナージを行った。翌日には痛みは消失し,普通に右手が使えるようになった。ドレナージは3日間続けた。
初診時の状態。 腫脹と発赤を認める |
ドレナージ |
【アドレス:http://www.wound-treatment.jp/next/case/hikari/case/2681/index.htm】
【なついキズとやけどのクリニック】
【新しい創傷治療】