80歳男
2017年5月5日,バス乗車時にステップを踏み外して左下腿を強打。〇〇病院を受診し,XPで骨折はないと説明されて帰宅。帰宅後に痛みがひどくなり,練馬光が丘病院に救急搬送され,直ちに入院となった。5月8日,コンパートメント症候群を疑い,整形外科で手術したが血腫だった。術後も痛みは続き,自力歩行ができなかった。皮膚が壊死したため,5月12日に当科紹介となった。
直ちに壊死した皮膚を切除し,大量の血腫を除去。創面はズイコウパッドで被覆。直後から足が軽くなり,痛みが消失した。歩けるようになったため退院を希望。5月17日,歩いて退院。以後,外来通院。治療法はズイコウパッドのみで薬剤は一切使用せず。また,現在までの半年以上の経過で発熱などの感染症状は一度もなかった。
2017年10月以降は,練馬の大泉学園から一人で地下鉄を幾つか乗り継いで門前仲町のクリニックまで徒歩で通院。
5月12日 | 5月15日 | 歩いて退院 | 5月18日 |
5月23日 11日後 |
5月30日 18日後 |
6月6日 25日後 |
6月16日 35日後 |
6月27日 46日後 |
7月11日 69日後 |
7月21日 70日後 |
8月1日 81日後 |
8月29日 109日後 |
10月2日 143日後 |
11月20日 192日後 |
12月15日 217日後 |
2018年1月19日 252日後 |
2月17日 281日後 |
3月19日 311日後 |
5月12日 365日後 |
【アドレス:http://www.wound-treatment.jp/next/case/hikari/case/2677/index.htm】
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