48歳男。埼玉県
学生時代に野球をしていた頃から何度か左第1趾の爪が剥がれ,自分で処置して治した。2017年1月に爪の根元から膿が出てから,爪が浮いた状態となり治らない。
3月初めに当科受診。爪床が瘢痕化したため爪甲が爪床から浮いていると推察。抜爪後に瘢痕化した爪床を切除することで正常に近い爪床が再生する可能性がある,と説明し,「ダメ元でいいですから手術してみてください」とのことで3月15日に手術。
肉芽と瘢痕を切除し,ヘモスタパッドで被覆。翌日からはズイコウパッドで爪床を被覆。
なお,手術翌日から痛みはほとんどなく,普通に仕事もできた。
3月15日 | 抜爪直後 | 瘢痕切除 |
3月16日 | 3月23日 | 3月30日 | 4月6日 |
4月13日 29日後 |
4月27日 43日後 |
5月11日 57日後 |
6月1日 78日後 |
6月22日 99日後 |
7月13日 120日後 |
8月14日 152日後 |
11月4日 234日後 |
2018年1月5日 296日後 |
5月11日 422日後 |
【アドレス:http://www.wound-treatment.jp/next/case/hikari/case/2620/index.htm】
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