67歳女。母親(群馬県)の介護で自宅(東京)と群馬の間を度々行き来している。
2017年2月28日,実家で左小指を包丁で切った。病院は受診できなかったため,とりあえず止血しようと輪ゴムで強く締めて止血した。3月2日,東京に戻って自宅近くの〇〇皮膚科医院を受診し縫合処置。6日,皮膚が壊死していると言われ,△△病院皮膚科を紹介されて同日受診。7日に入院となり,高圧酸素療法が行われ,14日に退院。「治療はうまく行かなかった」と説明され,退院時にユーパスタが処方された。22日に受診し,切断術が必要と言われ,すぐに入院が必要と説明された。知人が当科受診をアドバイス。
3月27日,当科を受診。壊死しているがすぐに切断する必要はなく,自然に脱落するのを待っても大丈夫,と説明。ズイコウパッドで被覆。
「局所麻酔をして壊死した骨の部分で切断したほうが,早く治るよ」と提案したが,「注射は嫌いなのでいいです」とのこと。何かあったら受診してもらうこととした。
4月3日 7日後 |
4月10日 14日後 |
4月17日 21日後 |
4月24日 28日後 |
5月1日 35日後 |
5月11日 45日後 |
5月25日 59日後 |
6月8日 73日後 |
6月29日 94日後 |
【アドレス:http://www.wound-treatment.jp/next/case/hikari/case/2596/index.htm】
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