41歳男。神奈川県。
2016年昨年8月に糖尿病を指摘され,内服薬治療を開始。HbA1c 12.1だった。
10月ころから右第5趾に傷ができて治らないため,12月に〇〇クリニックを受診。抗生剤のみ処方され,様子を見るように説明された。全く改善しないため,2017年1月13日に再受診。レントゲンで骨が溶けているので指を切断しないと骨髄炎を起こしてしまうので,直ちに切断しましょう,と説明された。あまりに唐突な説明に不信感をいだき,ネットで検索。
1月16日,受診。右第5趾内側に数ミリの瘻孔を認め,深部に骨を触れたが,除去できそうになかったため,ハイドロコロイド被覆材を利用したナイロン糸ドレナージの方法を指導し,週に2回くらい入れ替えるように説明。
1月27日に再受診し,1センチ弱の骨片を鉗子で除去(麻酔は不要)。それ以後もドレナージを続け,2月16日に2センチ弱の骨片を除去。それ以後,瘻孔は自然に閉鎖した。
1月27日 | 2月8日 | 2月8日 |
2月16日 31日後 |
2月21日 36日後 |
3月1日 44日後 |
3月8日 51日後 |
【アドレス:http://www.wound-treatment.jp/next/case/hikari/case/2540/index.htm】