23歳女。
2016年8月,右臀部にしこりができ,〇〇皮膚科を受診。粉瘤を診断され,抗生剤が処方され,1週間後に切開。数回通院して治癒したと説明された。10月初旬に再発し,10月6日,△△皮膚科を受診。当科を紹介された。
10月7日,当科受診。直ちに局所麻酔下に切開し,被膜を除去。明日から出張のため17日まで受診できないとのことで,「プラスモイストは毎日交換。シャワーを浴びる程度ならいい。もしもナイロン糸が抜けてしまったらプラスモイストだけ貼布」と説明。
17日に再受診したが,ハイドロコロイド被覆材は剥がれておらず,10日間張りっぱなしにもかかわらず,皮膚には特にトラブルは起きていなかった。
10月7日。初診時 | |
切開排膿。被膜も除去。その後,ハイドロコロイド被覆材貼布。 | |
ナイロン糸ドレナージ | |
ハイドロコロイド被覆材でサンドイッチ状に固定。この後,さらにハイドロコロイド被覆材で補強した。 | |
10月17日。剥がれていない! | |
10月17日。ドレーン抜去後。創はほぼ閉じていた。 |
【アドレス:http://www.wound-treatment.jp/next/case/hikari/case/2485/index.htm】