54歳男。プロのキーボード奏者。
 2016年10月7日,自宅の飼い猫に右示指を噛まれたが,演奏旅行中だったため病院は受診できず,9日に名古屋の〇〇病院を受診。セフゾンとゲンタシン軟膏が処方された。腫れと痛みで示指が動かせなくなった。
 同じ職場の同僚(フルート奏者)が当科受診を薦めた。
 10月11日,当科を受診。局所麻酔下ナイロン糸ドレナージを行った。10月12日には痛みは全くなくなり,指も普通に動かせるようになった。翌日から演奏旅行でしばらく受診できないとのことで,14日にドレーンを抜いてプラスモイストで覆うように指導。

10月11日。初診時の状態。
局所麻酔下に傷の方向を確認し,ハイドロコロイド被覆材を貼布。
ナイロン糸ドレナージハイドロコロイド被覆材でサンドイッチ状に固定。
10月12日。水道で洗う。
10月12日。洗っても剥がれない。
10月17日


【アドレス:http://www.wound-treatment.jp/next/case/hikari/case/2481/index.htm】

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