73歳男。
 2016年5月30日,交通事故による気胸で当院外科で右側胸部からドレーン挿入。6月4日退院したが,退院時には特に異常はなかった。6月8日,創部から滲出液が出ているため当院ERを受診。
 6月9日,当科受診。1.5センチの瘻孔(ポケット)になっていたためナイロン糸ドレナージを行い,ズイコウパッドで被覆。ナイロン糸は絆創膏で固定。
 翌日も受診してもらったが,絆創膏が浮いていてナイロン糸が抜けかかっていたため,ハイドロコロイド被覆材を皮膚に貼付し,その上で絆創膏固定する方式を考案。固定力は十分あり,3日後でも同じ状態だった。1週間,ドレナージを続けた。

6月9日 絆創膏で固定

6月10日 ハイドロコロイド被覆材 絆創膏固定

6月24日


【アドレス:http://www.wound-treatment.jp/next/case/hikari/case/2369/index.htm】

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