39歳男性。
2月22日,泥酔状態で駅の階段から転落して右下腿裂傷受傷。当院救急外来で縫合し,29日に抜糸した。数日間は異常はなかったが,2月3日に長距離を歩いた後に傷が開いているのに気がつき,当科を受診した。
当科では湿潤治療について説明し,多少時間はかかるが再縫合しなくても傷が治ることを説明し,プラスモイスト(R)で創面を被覆した。
2月5日 | 2月13日 | 2月26日 | 5月13日 |
2月26日に「通院も大変なので後は自分で治します」ということで通院終了となった。しかし,それから3ヶ月後,「きれいに治ったので一度見せに行って写真を撮ってもらわなければ」と思いつき,わざわざ受診してくださったそうだ。ありがたい話である。
【アドレス:http://www.wound-treatment.jp/next/case/hikari/case/228/index.htm】