68歳女。糖尿病で5年前から内服薬治療中。
2015年12月18日,ヤカンをひっくり返して両足にヤケド。〇〇病院に救急搬送され,形成外科入院となった。入院初日,主治医から「深いヤケドなので手術になります。年内獣に手術します」と説明された。毎日ボディーソープで激しく洗浄され,軟膏ガーゼの治療だったが,痛みがひどく治療が始まると思うと憂鬱で病院から逃げ出したくなる。娘さんがネットで「痛くない ヤケド治療」と検索して湿潤治療を発見。強引に退院を申し出た。
12月28日,当科受診。受診時は痛みで歩行困難な状態だったが,ワセリンを塗布したプラスモイストで覆ったところ,痛みがなくなって歩けるようになった。
12月28日 | 1月4日:7日後 | 1月14日:17日後 |
1月21日:24日後 | 1月28日:31日後 | 2月3日:37日後 |
2月10日:44日後 | 2月25日:59日後 | 3月10日:73日後 |
【アドレス:http://www.wound-treatment.jp/next/case/hikari/case/2095/index.htm】