66歳女。埼玉県。
 2015年12月20日,湯たんぽで右下腿外側に低温熱傷受傷。12月24日,〇〇病院形成外科を受診。クロマイP軟膏が処方され,。石鹸でゴシゴシ力を入れてよく洗うように指導されたが,痛みがひどく洗えなかった。30日に再受診し,悪化していると説明され,フィブラストスプレー®とオルセノン軟膏に変更。いずれ入院して皮膚移植になると説明された。帰宅後,ネットで低温熱傷について検索。
 2016年1月4日,当科受診。低温熱傷の治療例を供覧しつつ,今後どのように経過するかを説明。「穴あきポリ袋+紙おむつ」(勝手に鳥谷部先生のサイトにリンク)で創部を被覆
 1月15日に局所麻酔下に壊死組織を切除し,ヘモスタパッドで止血。翌日からは「穴あきポリ袋+紙おむつ」の被覆に戻した。

1月4日 1月8日 1月15日 デブリ後

1月22日:18日後 1月29日:25日後 2月5日:32日後

2月19日:46日後 3月4日:60日後


【アドレス:http://www.wound-treatment.jp/next/case/hikari/case/2067/index.htm】

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