84歳男。
 1997年にに弁置換術を受けたが,手術瘢痕にケロイドを生じた。
 2015年11月下旬,ケロイド部分に痛みがあり,その後,膿が出てきたため,当院心臓外科を受診。当科紹介となった。12月7日,受診。
 ケロイド上端に潰瘍があり排膿。深さは3センチほど。ナイロン糸ドレナージを行い,ズイコウパッドで被覆。12月9日,創内から白い角化物が自然に排出された。以後はズイコウパッドの被覆のみを行い,瘻孔は自然に浅くなり,自然に上皮化した。
 2016年8月からドレニゾンテープ開始。
 11月中旬に痛みと腫脹があり,11月21日に受診して切開排膿。12月19日に上皮化。2017年1月初めにに再度出血。1月18日に上皮化。
 2017年4月27日,痒みに対しドレニゾンテープ再開。

12月7日 創部拡大 ドレナージ

12月9日 12月11日 12月18日 12月25日

2016年8月18日
255日後
2017年5月11日
521日後
7月10日
581日後


【アドレス:http://www.wound-treatment.jp/next/case/hikari/case/2037/index.htm】

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