1歳4ヶ月女。神奈川県。
 2015年11月19日,自宅でエスプレッソマシンから出たばかりのコーヒーを浴びてて,顔と胸に熱傷受傷。〇〇病院に救急搬送され,形成外科入院となる。ボディソープでゴシゴシ洗った後に,ゲーベンクリームを塗布したガーゼで被覆。医師からは「痕は必ず残るので諦めるように。今月中に皮膚移植を行います」と説明された。両親がネットで熱傷治療について調べ,湿潤治療をして欲しい,ゲーベンクリームは使わないで欲しいと訴えたが,形成外科医は「ゲーベンクリームをたっぷり塗ってガーゼで覆うのが正しい湿潤治療だ」と聞く耳持たずだった。この医者ではダメだと判断し,すぐに退院させて欲しいと申し出(主治医からは,感染症で子どもを殺すつもりかと散々脅され,嫌味を言われた),退院してすぐに当科受診。
 11月24日,当科受診。顔面と頚部はハイドロコロイド被覆材で,胸部はプラスモイストで治療。

11月24日 11月27日

12月4日


【アドレス:http://www.wound-treatment.jp/next/case/hikari/case/1990/index.htm】

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