43歳男。熊谷市在住。
 2015年5月26日,仕事中に裁断機で右示指DIP関節部で切断(屈筋腱のみでつながっている状態だったようだ)。〇〇病院形成外科に救急搬送され,緊急手術(再接着術)。その後,同科入院。6月8日まで入院。全て壊死したため切断短縮手術が必要と医師から説明されたが,入院中に『炭水化物が人類を滅ぼす』を読み,スマホで検索して湿潤治療を知った。退院後,創部の乾燥を防ぐためにラップで覆っていた。
 6月18日,当科受診。プラスモイストで創部を被覆し,壊死組織の自己融解を待つことにした。壊死組織は8月中旬に全てなくなった。その後,8月下旬に指尖部の突出している骨を骨鉗子で切除。

6月18日    

6月30日
12日後
 

7月9日
21日後
 

7月30日
42日後
 

8月18日
61日後
 

8月31日
74日後
 

9月28日
102日後

10月28日
132日後

11月25日
160日後
 

12月18日
183日後
 

1月13日
209日後
背側 側正中


【アドレス:http://www.wound-treatment.jp/next/case/hikari/case/1912/index.htm】

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