1歳2ヶ月女。千葉県西部在住。
2015年4月5日,テーブルの上の熱湯の入ったコップに手を伸ばして倒し,胸腹部に熱傷受傷。〇〇大学付属△△センターに救急搬送され形成外科入院となった。フィブラストスプレー®とワセリン,メロリンガーゼ®で治療。
4月14日,午前中に退院。退院時,「深いヤケドなのでいずれ皮膚移植が必要になる」と説明された。入院中から両親はネットで熱傷治療について調べ,退院時に当科へのセカンドオピニオンの紹介状を書いてもらい,同日午後に当科受診。
受診時,入院中に主治医から治療の説明が全く無かったこと,今後の見通しについて質問しても答えてくれなかったこと,今後どのように治るのか質問しても回答がなかったことなど,不満爆発! 当科ではそれらに対し丁寧に回答。結局,診察終了までに50分かかった。当科ではプラスモイストで治療。
軽度の肥厚性瘢痕を生じ,7月13日からドレニゾンテープによる治療を開始したが,嫌がって自分で剥がしてしまう,とのこと。
4月14日 | 4月17日 | 4月23日 |
4月30日 | 5月12日 | 5月18日 |
5月28日:44日後 | 7月13日:90日後 | 9月24日:163日後 |
2016年4月8日:360日後 | 6月3日:416日後 ドレニゾンを剥がさなくなった |
8月29日:503日後 |
11月18日:584日後 | 2017年2月16日:674日後 | 10月4日:904日後 |
2018年4月2日 1084日後 |
【アドレス:http://www.wound-treatment.jp/next/case/hikari/case/1578/index.htm】