7歳女。
 2015年4月1日,テーブルの上のうどんを取ろうとして落とし,右下腿外側に熱傷受傷。都立〇〇病院形成外科を受診し,ゲンタシン軟膏とモイスキンパッドで治療。医師に「12日のバレエの発表会に間に合うでしょうか」と母親が質問したところ,「12日にならないとわからない。それまで右足は安静のために絶対に動かさないように。歩いてもいけない。痕が残るかどうかもまだわからない」と言われた。その説明に母親は不安になり,夜眠れなくなり不眠症になった。
 父親がネットで検索し,4月6日に当科を受診。「12日には絶対に間に合う。痕は絶対に残らない。毎日バレエの練習をしなさい。練習をサボると下手になるぞ」とアドバイス。プラスモイストで治療。帰宅後,母親は数日ぶりに爆睡したとのことだ。

4月6日 4月10日


【アドレス:http://www.wound-treatment.jp/next/case/hikari/case/1562/index.htm】

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