44歳女。
2015年2月20日夜,電気ストーブの前で寝込んでしまい,翌朝,気がついたら右下腿外側に水疱ができていた。直ちに〇〇皮膚科医院を受診し,軟膏とガーゼで治療(薬の名前は不明)。治療の説明が全くなく,1週間後に受診するようにとだけ言われた。不安になり,ネットで調べて当科を受診。
2月25日,当科を受診。低温熱傷の病態と湿潤治療の原理について説明し,水疱膜を除去して「穴あきポリ袋+紙おむつ」(勝手に鳥谷部先生のサイトにリンク)で被覆。
以前から冷え症もひどかったとのことで,3月6日よりドルナー内服を開始。内服から5日で手足はポカポカしてきたため,その時点で内服は中止。以後,冷え症は再発していない。
2月25日 | 水疱膜除去後 | 2月27日 | 3月6日:9日後 | 3月12日:15日後 |
8月19日:22日後 | 3月26日:29日後 | 4月9日:43日後 | 4月9日:デブリ後 | 4月16日:50日後 |
4月27日:61日後 | 5月12日:76日後 | 2017年3月6日 740日後 |
【アドレス:http://www.wound-treatment.jp/next/case/hikari/case/1483/index.htm】